2008年07月07日(月) Crime & Criminalsの第1位は
『The Innocent Man: Murder and Injustice in a Small Town』!
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【くちコミ情報】
本当のことだから辛くなる・・・
さすがグリシャムの筆力。緻密な調査に基づいたこのノンフィクションにはどんどん引き込まれる。無実を叫んでも叫んでも信じてもらえない、自分を見たこともない人がウソの証言をする、希望の光が見えない・・・こんな連続で、読む方はロンと同じフラストレーションを感じ、息苦しくなってしまう。これがノンフィクションでなければ、グリシャムは少しは変化をつけて、明るい気持ちになれる要素も盛り込んでくれたのかもしれないが、ここでは息抜きがなくて、リアリティの重さに辛い気持ちになってしまった。冤罪について深く考えさせるよい作品。裁判員に指名されたときに自分は責任を持って判断することができるだろうかということも考えさせられた。
Difficult to put down
I picked up The Innocent Man y John G isham, I had not expected it to e much mo e than a semi-inte esting ead. Howeve , with eve y page tu n, I ecame mo e and mo e attached, and actually found it ve y difficult to put the ook down. Since eading this ook, I have highly ecommended it to all my f iends. It's a g ipping tale a out evenge, love and f iendship filled with excitement, mu d3 and st uggles. I'd also ecommend eading Tino Geo giou's estselling novel--The Fates--if you haven't yet!!
真実は小説より奇なり
オクラホマの小さな町で起きたレイプ殺人事件をベースしたノンフィクション。リーガルサスペンスではなく本当に発生した事件を小説風に仕立てたものであり、タイトル通り無実の人間が罪を着せられ冤罪となるもの。グリシャムらしく非常に緻密にストリーが展開しており、小説としても十分読み応えのある内容になっているが、これが小説ではなく、現実に起きた事と思うと非常に辛く悲しいものにもなる。 この様な内容の小説では、白人対黒人の対立の中で冤罪が生まれていくストリーになりがちであるが、これは白人に対する白人による冤罪の構図となっており、人種差別的な観点はなく、真に犯罪捜査の問題などが直接的に描かれている。1980年代の時代でもまだこの様な冤罪を生む様な土壌があるのかと思うと空恐ろしくもなる。 ノンフィクションではあるが、グリシャムの代表作の一つになる読み応えのあるものと思います。ぜひ多くの人に読んでもらいたい。
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【くちコミ情報】
Opinion
W itten as an expe iment in lending fiction, non-fiction, and jou nalism, T uman Capote succeeds in c eating a new gen e, known now as c eative non-fiction, with In Cold Blood. His na ative ho ifies, yet compels the eade to expe ience the 1959 eal-life, savage mu de of fou mem e s of the Clutte family y Pe y Smith and Dick Hickock in the u al Kansas community of Holcom . While the new movie that is out has c eated a sti , that sti will p o a ly move ove to othe Capote o Capote- elated wo ks: I also highly ecommend-Gio gio Kostantinos'maste ful th ille -THE QUEST-
実話をもとにしているからリアル!
初めて読んだカポーティーは「ティファニーで朝食を」だった。だからカポーティーはスタイリッシュな作品ばかり書くのかと思い込んでしまった。次に読んだ「クリスマスの思い出」は物悲しく感動的で私のカポーティーに対するイメージは少し変化した。そして3度目に出会ったこの作品。今まで読んだどの作品とも違う「冷血」は私のカポーティーに対するイメージを完全に覆した。現在青少年による犯罪の低年齢化や犯罪の残虐性がさかんに叫ばれているが、50年前カンザス州のある田舎町でこんなに酷い事件が実際にあったという事実に驚いた。それも犯人の少年二人がとりわけ人より不幸な幼少時代を過ごしたとは思えないところに愕然とした。つまり現代特有と思われる事件でもいつの時代でもどの場所でも起こりうるということ。作品の中では事件とその後の犯人の行動・気持ちの移り変わり等が詳細に記載されている。後半部では特にカポーティーは片方の犯人に焦点を当て書いている。人の心の奥深くまで見ることが出来るカポーティーだからこそこの作品が書けたのだと思います。
これはすごい!こんな文が書ける人って・・・。
実際に起こった殺人事件のルポルタージュ。 加害者側と被害者側、そして彼らの関係者へのインタビューから構成されています。 しかし読んでみると、ルポというよりはかなり物語的・小説的な雰囲気なので、ルポやノンフィクションが苦手でも、十分な読み応えを感じられると思います。 p 淡々としているのに臨場感があり、読み手の感情を妙に書き立てる筆致といい、会話体で綴りながらも完結にまとめられた、インタビュー部分の構成といい、かなり好きです。 要所要所に入った風景描写も、まるで目の前にその景色が見えるようで素晴らしい。 初カポーティでしたが、他の本も読んで見たいと思わせる内容でした。 p 読んでいて楽しいとか楽しくないとか、そういう次元を通り越した読み応えを感じさせる本。 まさに読むべき一冊でしょう。
緊張感を共に書き上げる様は圧巻!
カンサス州の平和な田舎町を震撼させた一家惨殺事件・・・実話を元に、南部の暗さを知り尽くしたカポーティーの鋭く淡々としたドキュメンタリー・スタイルが一際光る。文豪ならではの素晴らしい仕上り。
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2001年9月11日、いわゆる「米国同時多発テロ」勃発。その直後から、著者は多くのインタビューを通じて、事件への見解を発信し続けた。これをまとめたのが本書である。 著者ノーム・チョムスキーはアメリカを代表する言語学者だが、社会運動家としても知られる。そのまなざしは自国の惨禍にあってなお研ぎ澄まされ、鋭く本質を見据えている。同時テロに関してしばしば行われる観念的な分析を退け、これは「文明の衝突」などではなく、反グローバリゼーションとも何ら関連ないとする。また、アフガニスタンへの攻撃に対しては、「罪のない民衆をほしいままに殺戮するのはテロであり、テロに対する戦争ではない」と容赦ない批判を向けている。なかでも驚かされるのは、ニカラグアやスーダンへの非人道的な破壊活動などあまたの例を挙げ、「アメリカこそテロ国家の親玉」と喝破していることだろう。アメリカ人でなくとも衝撃を受けずにはいられないが、これは厳然たる事実に基づいた指摘なのである。 だが、いたずらに自国を非難することが著者の本意ではない。事実を直視し、平和のために市民ひとりひとりが何をなすべきか真摯に示唆しようとする。そうして語られるなかには、「テロの背後に潜むものを調べ」「不満を理解し」「法のルールに従い犯人を処罰する」など、自明の理と呼べるものも数多い。だが、世界が理性を失っていくなかで恐れず道理を口にすることが知性であり、勇気なのだ。知こそ、平和へ向かう唯一の出発点なのかもしれない。(大滝浩太郎)
【くちコミ情報】
理想的な・・・
学校のレポートで読んでみた。およそ150ページ位になるかな?質問に対しチョムスキーが答えをする形となった本だ。1ページに2個位の質問と答え。著者が多くのインタビューを通じて、事件への見解を発信し続けてきたものをまとめたのこの本でチョムスキーはアメリカの善導的テロ国という話を使いながら、「実はテロを一番多く起こしていて、全てのテロを善導する国はアメリカだ」ということをずっと申し立てる。一般的に分かっているチョムスキーの主張がそのままずっと列挙される点は気に入らなかったが、近代世界情勢に対するチョムスキーの考えが分かるようになった良い本だった。チョムスキーが自国を本当に心配するからこそこんな話ができるのではないかと思った。しかし、チョムスキーが願うことは理想的なものだという気がした。 でも、理想的なものを望むことは人間である以上、皆の共通点ではないか・・・・。
是非とも読んで欲しい本
「9.11」はチョムスキーの著作のなかでは最も広く読まれたものである。米国での発行部数は20万を超え、カナダやイギリスでもベストセラーになった。チョムスキーの話は具体的で、その内容には戦慄を覚えるほどだ。例えば、1980年代の米国はベネズエラを攻撃し数万という人々を殺した。ベネズエラの提訴により国際司法裁判所で「有罪」になっても「判決を侮りとともに斥け」攻撃をエスカレートさせた。1998年にはスーダン最大の医薬品工場を破壊し、スーダンの医療に壊滅的な打撃を与えた。そして現在でも、パレスチナ人を弾圧するイスラエルや、クルド人を弾圧するトルコに多額の援助をおこなっている。チョムスキーは断言する。「アメリカこそテロ国家の親玉」である、と。一体どれほどの日本人がこういったアメリカの姿を知っているのだろうか? 一人でも多くの人達がこの本を読んでくれることを切に願う。 p ところで「9.11」以降、日本でもチョムスキーの知名度が俄に高まるとともに、彼に対する流言飛語の類も輸入されてきた。「ポルポトによるカンボジア虐殺を擁護した」というのがその典型だが、これは事実ではない。チョムスキーが批判したのは、カンボジアについての報道には不正確なものが多いことと、米英が援助していたインドネシアによる東ティモール虐殺はカンボジア虐殺に比べると米国での報道量が極めて少ないということである、そもそも、チョムスキーはアメリカが69年から73年までカンボジアに侵略したことを批判していたのであって、ポルポト政権を擁護していたのではないのである。
翻訳が大変残念
今更重ねて言うべきでない事なのかも知れませんが、翻訳がちょっと酷すぎるのではないか、と思います。ものすごく急いで訳されたのでしょうから、仕方がないことなのかも知れませんが、大手の出版社からそれなりの体裁で売り物として出されたものとは思いにくいクオリティの翻訳だという印象は個人的には否めませんでした。具体的にはおそらく代名詞を訳者もわからないまま漠然と「彼ら」などと訳している部分が数多く見られること(論点が曖昧になるし、私程度の読者では誰が誰かわからなくなって非常に読み辛い)、日本語としてセンテンスになっていないところが多いこと、時々どこからどこまでが引用なのか曖昧に訳されている点などでしょうか。もちろん、ほぼリアルタイムでチョムスキーの思想を日本語で伝えた意義はあると思います。日本語になることで、より多くの読者がこの本を手に取ったと思います。それは大変な功績だと思います。しかし、読者はちょっとこの翻訳に問題があることをふまえて読むべきだと思います。 p 悪いことばかり書いてしまいましたが、原著から時間をあけずに翻訳をなさった訳者のヴァイタリティーには皮肉ではなく敬意を表します。また、翻訳の不味さを念頭に置いても、内容は興味深く素晴らしい本だと思います。その意味では、必読書と言えますし、私自身もっと早く手に取るべきだったと思っています。色々な意味で勉強になりましたし、結論としては買って良かったと思っています。
ここまで書くあなたは凄いね。
NYの911追悼セレモニーをTVで見て、この本の事を思い出し、読んでみた。 ここまではっきり言いきれる彼には敬意を表するけどチョムスキーさんご自分のセキュリティとかちゃんとしているの、なんて余計な心配をするくらいだ。 p アメリカの良心、懐の深い国、自由の国。確かに戦後日本はアメリカを手本にしながら発展してきた。ハリウッド映画が悪人として描いてきたテロリスト。確かにテロは許し難い行為であるが、何故それが起こったのか、それを一言で説明出来ない複雑な長い歴史があるのは皆が知るところだが、どっちもどっち、という言い方はしたくない。 p ひとつだけ言える事、そこでいつも犠牲になるのは軍事力、利権、パワーゲームとは無縁の普通の生活をしている普通の人々である、という事が許せない。いつもどこかの国で肉親を失った人が泣いている映像がTVに流れるたびに私はそう思う。 ハリウッドがCGで作った映画どおりのテロを起こされてしまった国にそう言いたい。
911を通してアメリカが見える
生まれた場所で「命の重さ」に違いはあるんだなあ・・・ 9.11の1年後の世界各地の追悼行事をテレビで見て そんなことを思いました。 p アフガニスタンでアメリカの空爆で死んだ子供はたぶん追悼されてませんし、 食料援助が止まって冬を越せずに死んだ難民の方もそうでしょう。 結婚式を誤爆された死んでいった村人も p おそらく「我々」は追悼していないでしょう。 p でもアフガニスタンの村人も、 富士銀行の方々もみんなこれから人生があったんですよね。 チョムスキーは、そんな世界の現実を、命の重さの不平等さを 「9.11」を通して語っています。 彼はどのようなテロをも肯定していません。 彼がこの本で語っているのは 9.11を口実に超大国の国家的テロリズムが p 正当化されようとしている現実であり、今まで正当化されてきた事実です。 p この本で彼が語っていることは目新しいことではありません。 すでにいろいろな著作で彼が述べていることです。 日本に住んでいるからこそ 9.11から1年を過ぎたからこそ彼の主張が理解されるような気がします。 必読の一冊です。 p 「アメリカが本当に望んでいること」も読むとなお良いでしょう。 p ☆一つ減点の理由は翻訳がこなれていないこと。 こんな時に原著で読めない自分の英語力の無さに泣けてきます。
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【くちコミ情報】
Interesting enough
A fun ook to ead in some sense. The auto iog aphy of an ex-gang mem e f om LA, the ook is p etty down on a) gang life, ) ace elations (though a ette te m must exist) and c) the US powe st uctu e. I suppose that all his o se vations a e accu ate and that his conclusions a e co ect. The ook is nice that way. I also liked the style, which is in no way heavy, ut athe a little psychedelic, may e somehow eflecting the autho 's having g own up a ound that e a, listening to Malo and Santana. The only p o lems I had with the ook came f om the same sou ce: I found it sometimes a little sensational and, in te ms of p ose, g asping fo effects. When things wo ked out, powe ful; when not, it was a little it g otesque. But thats a elatively small complaint.
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リスクと責任
映画を観た後にこの本を読みましたが、単に、”リスクをおかしてでも報道を続ける勇敢な女性ジャーナリストの物語”として終わっていた映画とは違い、この本はその背後にあるものをもっと深く掘り下げています。ジャーナリストの死に新聞社はどこまで責任があるのか、また新聞社にほとんどいることがなく、周囲の忠告も聞き入れず、ギャングの世界に潜入し、フリーランスのように活動をしていたヴェロニカの死にも新聞社は責任を追うべきなのか、もしそうだとしたら責任の重さはどれほどなのか、といったようなことです。ヴェロニカの弟ジミーのインタビューなどもたくさん載っていて、この本を読むと、単に悲劇の主人公ではなかったヴェロニカという人物をもっとはっきりと、そして彼女とダブリンのアンダーワールドの関係をより詳しく知ることが出来ます。
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