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   Mystery & Thrillers の売れ筋最新ランキング   [2008年07月05日 12時43分]
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カスタマーレビュー数:5

くちコミ情報
名作・・・
・・・なのでしょう。ある修道院でおきる連続殺人事件を元にキリスト教の諸概念を知ることができる推理小説。キリスト教の知識が不十分な私には、他言語という理由もあるのでしょうが、あまり興奮する展開ではありませんでした。犯行動機の理解も不十分だし、真相を探る調査官の性格付けも共感をもてるモノではなかったので、作品にのめり込めませんでした。
序文と黙示録の位置づけ
序文を読んで、果たして序文自体が著者の意図的なフィクションなのか? それとも事実なのか?ということからミステリーに引き込まれるでしょう。 ソ連のプラハ侵攻直前のプラハに滞在していたエコは、中世のドイツの 修道院に居た修道僧の書いたといわれるラテン語原本をある人に渡されます。 そして、あまりの興味深さについにイタリア語訳を始めます。しかし、ソ連軍が プラハに侵攻し、その人と連れ立ってオーストリアに逃れたエコはその人と またその人が所持していたラテン語原本とはぐれてしまいます。それ以降、 エコは原本が他所にないかと探求します。一時は原本自体が偽物だったのではと 疑いを持ったこともあったが、それにしては引用が他の中世の本にも見られる。 ついにエコはイタリア語訳をもとにして出版を決意した、というような序文です。 序文をとばして読むと興味が半減します。序文から読むことをお薦めします。 ところで、殺され方が黙示録を連想させるということですが、黙示録とは新訳聖書に しかないそうですね。ちくま学術双書にロレンスの黙示録論が福田有恒さんの訳で 出ています。新教徒であるロレンスは黙示録を非難しているのですが、カソリックと プロテスタントの争点でもありえる点かも知れません。時期的に宗教改革の直前で あったことにも、暗示的なものがあると思います。なお、ヨハネはキリストの使徒の ヨハネとは別人のヨハネだというのもロレンスの説です。それはそうでしょう。 新訳聖書でいきなり出てきたのだったら。(ユダという名前も検索してみると、裏切ったユダだけではないユダが聖書には出てきます。私のようにキリスト教に詳しくないかたは 検索しながらー脱線しながらー知識を増やしながら、楽しみながら読んでいくと面白い と思います。) 内容自体には言及すると楽しみがなくなりますので止めときますが、導入としては ショーン・コネリー主演の映画があります。
Intelligent!
Easie fo people with ackg ound knowledge to ead and unde stand the novel. Howeve , even without those knowledge, the novel itself has much to teach. People who have ead Dan B own's novels ut have not yet picked up this classic, this would e the next one to ead.
シブイ!
14世紀のイタリアの修道院に殺人事件の調査を目的に主役の修道士が派遣されますが、その前で7日間に亘り連続殺人事件が起こります。閉ざされた世界、外部からの解決者の派遣、連続殺人事件・・・と、まるで金田一先生をも髣髴とさせるオーソドックスな設定ですが、本作の特徴は「キリスト教と異端」をテーマに、「暗号の解読」も交えて話しが進むという点です。ロングセラーとなっている『天使と悪魔』や『ダ・ヴィンチ・コード』がすぐ頭に浮かびますが、本作は1983年発表のベストセラーです。 p キリスト教の歴史を巧みに織り込みつつ、主人公とコンビを組む見習い修道士が悩みながらも一人前に成長していく過程も丁寧に描いており、キレイなおねぇちゃんとかがさしたる意味もなく颯爽と登場するD.ブラウンの作品群に比べれば地味で派手さもありませんが、好感が持てます。本作から見ればD.ブラウンが如何に手際よく、スタイリッシュに作品を仕上げているか~裏を返せば、受け狙い?~が分ります。 (ルックスは、ただのおじさんのD.ブラウンよりも、かなりイケテます!) p 『天使~』等では主人公が象徴学を専門とするイケメン教授でしたが(実は作者の奥さんが美術の専門家で、知恵袋?)、こちらは作者自身が記号学のホンモノの教授さんで、本作をデビューとするフィクション作品だけでなく、本業での立派な専門書も著しているようです。巻末には創作ノートがついており、文学論も垣間見られます。(無理矢理ですが、小説家である以前に日本を代表する文学者であった漱石も『文学論』を著していましたね。) p 原作はイタリア語で英訳されていますが、日本語の英語に対する距離よりも近いからでしょうか、よくある変なまだるっこしさは感じられません。尚、ペーパーバックを読まれる方には、Vintage版等ではなく活字のキレイなHa vest Books版をお薦めします。
異端か、否か?深刻な宗教論争
映画「薔薇の名前」の原作。元の話は記号学者であるイーコが1968年にチェコがロシアに侵入される以前から読んでいたというラテン原書に及ぶもので、中世後期のキリスト教事情に明るくないとちょっとわかりづらいかも。


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奥が深い
あと7日で引退が決まっている刑事Some set。そして彼の新しいパートナーMills。この二人が猟奇殺人事件を担当することになった。 キリスト教の教えには7つの大罪がある。事件はその大罪の一つ一つに則って実行され始めた。 犯人の目星もつき、あとは逮捕するだけと言う時に、5番目の大罪に則った犯行が実行された。現場の調査を終え、所轄署に二人が戻った時、何とその犯人が自ら現れた。そして簡単に逮捕される。 囚われの身となった犯人を前に、残る二つの大罪EnvyとW athに則った犯行を予感するSome set。しかし、刑務所に囚われていてどうやって実行できるのか? 犯人の弁護士が二人の刑事に「あと二つの犠牲者を隠してある。それがどこかをあなたたち二人の刑事に今日の6時に告げるだろう」と伝えた。二人の刑事と犯人だけを乗せた車は、やがて犯人の指示する砂漠のある場所で止まった。まもなく彼らの前に現れた白いバン。その運転手は犯人からこの「箱」を指定の時刻にここへ運ぶように言われただけだった。いったい何の目的で?そして箱の中身は? Some setはナイフで箱をこじ開け中身を確認した。中身を見たSome setは絶句し倒れそうになるのを堪え、そして涙まで浮かべている・・・。 相方のMillsは犯人に銃口を向けたままSome setの方に近づいてくる。 犯人はMillsに語りかける。「今朝、あんたの家にお邪魔した。あんたは居なかったが、可愛い奥さんが居た・・・。俺はあんたたちの家庭が羨ましかった。思い出に奥さんの頭を頂いた・・・そう・・・おれの罪はEnvyなんだよ。・・・」 箱の中身は!?Millsは抑えられない怒りがこみ上げてきた。それを見た犯人は「そうだ、もっと怒れ、W athになるんだ!」とMillsにけしかけ「俺を殺せ」と平然と言うのだった。 なんと残りの二つの大罪、EnvyとW athをここで完了させようと言うのが犯人の狙いだったとは・・・。 犯人に銃口を向けたMillsの手が怒りに震える。犯人の言うがままになるのだろうか!?
映画のダイジェスト版ですね
以前映画を観ていたので内容は知っていたので、 映画のダイジェスト版て感じでささっと読めました。



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もうディーヴァーはいいや
相変わらずのどんでん返しは良いんだけど、何度も「いや、実はXXだから無事だったのだ」みたいな パターンに逃げるのはどーだろ。 そういう雑さが目立つようになってきたなぁ。どんでん返しも、「誤導」がちょっとロコツだし。 もちろん面白くないわけではないんだけど…「ボーンコレクター」みたいに呼吸するのを忘れるほど 面白いってわけではないな。 もうディーヴァーはハードカバーで読まなくてもいいな。
これぞライムシリーズ!
前2作「The Empty Chai 」と「The Stone Monkey」は番外編的なイメージを受けて、ちょっと心寂しく感じたが、今回は正統派ライムシリーズといった感じで心底楽しめた! 前2作では一人よがりな印象を受けたライムとアメリアの関係も、今回はサラリと描かれていたし、カラの存在もうまくストーリーに絡み合い、爽やかな後読感だった。ディーバーが書きたくてたまらず書いたと自分で語っていただけの事はあると思う。 また、読まれる私は極度のよいの提案する---The Fates y Tino Geo giou.
イリュージョンってすごい!?
 ご存じ、究極の“安楽いす探偵”リンカーン・ライムシリーズ第5弾です。  今度の敵は、不可能を可能にする魔術師、というかイリュージョニストです。  前作ストーン・モンキーのがっかり感を挽回できるかと思ったのですが…。  手錠を抜けたり、鍵を開けたり、誰にもみられずに進入したり、今回も手強い相手なのですが、 その理不尽さも「マジシャンならできます」の一言で片づいてしまうのが何とも…。  組み敷いた相手が、すぐに抜け出して人形にすりかわることに抑えている当人が気づかないなんてありえない!!!と思ったのは私だけでしょうか。 (ちなみのこのくだりは、本筋とは関係ありませんのでご容赦を)。  また、前作あたりから、証拠分析により犯人を解明していく比重がだんだん軽くなり、 むしろ犯人を特定したり追いつめたりするのが、ライムではなくてサブキャラ(今回はマジシャン見習いのカラ)になってきているのも、少々寂しいかな。  ボーン・コレクターのときは衝撃的だった証拠分析も、テレビのCSIをシリーズを見ると、色あせて感じられます。  05年のこのミスの2位なんですけれど…ね。  それから関係ないけど、文中でデビット・カッパーフィールドとかシルク・ド・ソレイユとかと並んで「もっとも有名な女性イリュージュニスト」として プリンセス・テンコーがあげられていたのを読むとあらためて彼女はグローバル・スタンダードに値するんだなあと思いました。
ライム危機一髪!
リンカーン・ライムシリーズの5作目。ペースダウンしてしまったThe Empty Chai , The Stone Monkey を経て、やっと読者を夢中にさせた1・2作目のような本領を取り戻した。今回の敵は一筋縄ではいかない、手品とイリュージョンを駆使したConju e 。さすがのライムチームも煙に巻かれ、若い見習い手品師Ka aのアドバイスを得て、犯人探しに奔走する。 ライムよりも先に犯人を突き止めるのも、シリーズを読んでいる時の楽しみの一つなのだが、今回はライムが教えてくれるまで別の人物を疑っていて、嬉しい間違いだった。昇進試験にのぞむアメリアの命運が気になったり、閃光と共に消える、捕まえたらやすやす逃げる犯人の鮮やかな手管に驚いたりで、ずっと前に見たデビッド・カッパーフィールド、ロイ&ジークフリードのイリュージョンのワクワク感を思い出した。読後も清々しく、久しぶりに満足出来たライム本だった。
最強の敵‘魔術師’。変幻自在のプロットの妙
<リンカーン・ライム>シリーズ第5弾。 ’04年、「このミステリーがすごい!」海外編第2位、「週刊文春ミステリーベスト10」海外部門第3位。 本書は、ディーヴァーが前作『石の猿』執筆中に着想したという、シリーズ最長にして最高の自信作である。 今回の強大な敵は、密室状況の犯行現場から忽然と姿を消す、その名も‘魔術師—イリュージョニスト—’。今までライムが対してきた犯罪者のなかでも、シリーズ2作目の‘コフィン・ダンサー’に勝るとも劣らない難敵ではないかと思う。 大胆不敵なイリュージョンのトリックを駆使して恐るべき犯行を重ねてゆく‘魔術師’。 事件解明のため、ライムら捜査陣は見習いイリュージョニストのカーラに協力を要請して捜査のスタッフに加え、イリュージョンの手ほどきを受ける。しかし、‘魔術師’は指揮を執るライムの自宅の寝室に易々と侵入してしまう。危うし、リンカーン・ライム。 本書の面白さは、すっかりお馴染みとなった科学の最先端を行くライムの鑑識捜査+<ライム>チームの機動力を生かした捜査と‘魔術師’のイリュージョン(変装、早変わり、ピッキング・侵入、脱出、読心術、腹話術、動物使い、手品、ミスディレクション・・・)のトリックとが、しのぎを削る展開である。 しかも‘魔術師’はなかなか真の動機を覗かせず、章が変わるたびに次から次へと畳みかけてくるトリックと、二重三重それ以上の“どんでん返し”、そして物語の緊迫感はシリーズ中屈指といえる。 本書で読者は、見事にディーヴァーの、それこそイリュージョンのようなミステリーの術中にはまり、「こちらと思えばあちら、あちらと思えば今度はそちら」とばかりに変幻自在のプロットで手玉に取られること請け合いである。


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物足りないサスペンス
 John G ishamものは、英語が平易で電車内の読書にちょうどいいため良く読むが、これは全然楽しめなかった。大学の中年教授(アル中気味)が若くて美人の教え子と関係をもっている、という状況がステレオタイプで気に入らなかった事もあるが・・・。John G ishamものは、彼の個人的趣味が反映されているのか、「中年男と若くて美人」の組み合わせが多くて白ける。  さて話の内容だが、プロットに無理がありすぎるし、法廷シーンもないため、アメリカの法曹界を垣間みる楽しみも無い。同じように法廷シーンが無いながらも、個人的にはThe Pa tne  の方が遥かにおもしろかった。莫大な金を横領した悪徳弁護士があらゆる駆け引きを駆使する様は良くも悪くも「交渉社会アメリカ」を垣間みる事ができ、非常に面白い。The Pelican B ief を読んで面白かったと思う方は、是非ともThe Pa tne  を読まれる事をお勧めする。こちらのほうが、John G isham 的な面白さが堪能できると思う。
Who killed the justices?
Da y shaw happened to know who killed the justices. It caused so many t ou les mo e including the mu de of he loving p ofesso . She was in g eat dange to e dead o alive. You can not stop eading until you will see the end.
荒唐無稽
グリシャムの英語は簡単で読みやすいが、物語に説得力がない。 THE FIRMもひどいけど、ちょっと受け入れがたいほど荒唐無稽。
The Pelican Brief
映画には登場しない“黒幕”Matiiceの圧倒的な力に対し、初めは逃げるばかりだったDa yが、G ayの力を借りて、少しずつ、事件を解き明かしていく後半が痛快。前半の恐怖=黒から、後半の光明=カリブの海の色へ変わっていくDa yの心情が描かれていて、良い作品と思います。事件解明の鍵を握る弁護士を知っている、Law Schoolの学生に巡り合ってしまう所が、若干“偶然過ぎる”気がしましたが、Da yのために許してあげましょう。
分かりやすい推理サスペンス
出だしは法廷物?と思わせる雰囲気も出してはいるものの、これはすっきりとまとまった推理サスペンスでした。登場人物がたくさん出てきますが、ほとんどがストーリーとは関係のないチョイ役で終わってしまうため、話の展開は単純で分かりやすく、英語も他のグリシャム作品と同様に英検準1級程度。最後の方は一気にまとめており、人によっては物足りなさを感じるかも。 主人公の聡明、美貌かつ足のきれいな女子大生をJ.ロバーツがどう演じているのか、ビデオが楽しみ。



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『The Blue Nowhere』は、あなたのコンピュータへの感じ方を、永遠に変えてしまうだろう。『The Empty Chair』、『The Bone Collector』(邦題『ボーン・コレクター』)などのベストセラー作家、ジェフリー・ディーヴァーが、今度はサイバースペースのラビリンスに乗り出した。そこは、安全が手をすりぬけ、見せかけのものが裏切る世界。ハッカーがボタンに触れた瞬間に、最強の者でさえも、富、精神、生命を失いうる。

コードネーム、フェイトというサディスティックなハッカーが、シリコンバレーに狙いを定めたとき、その犠牲者たちは自分の身に何が起こるかなど、想像だにしていなかった。フェイトは彼らのコンピュータに侵入し、生活を乗っ取り、そして身も凍るような正確さで、彼らを死に誘う。フェイトにとって、殺人はやりがいのあるハッキングのようなもの。うまくいくたびに、また挑戦したくなる。毎回、より高度な方法で、より大きなターゲットをねらって。

事態に窮したカリフォルニア州警察コンピュータ犯罪部長は、部の猛反対を押し切って、ハッキング行為で服役していたワイアット・ジレットを釈放し、捜査に協力させる。ハッカー特有の熱心さで、ジレットはとりつかれたようにフェイトのコンピュータウィルスの出所をつきとめようとする。これに対しフェイトは、州警察コンピュータ犯罪部の実力者を殺すという大きな反撃に出て、捜査は必死の様相を増す。

ジレットと組まされたのは、法廷調査に詳しい殺人事件のベテラン、フランク・ビショップ刑事。2人は共通点がなく、ウマが合わない。しかし狙いは天才的な冷血の殺人鬼であり、その殺人ゲームはいまやピークを迎えようとしている。2人は、互いの才能のすべてを結集して敵を止めなければならない。

ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーである前2作に続き、本作でもディーヴァーの「はらはらさせるサスペンスの名手」(ピープル誌)ぶりは存分に発揮されている。『The Blue Nowhere』は、コンピュータ時代に生まれた、驚愕のサスペンスストーリーである。


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ここまで引き込まれるとは…!
これまで、ハッカーものやコンピュータ犯罪ものは カタカナ用語ばかりで敬遠してきたのですが、 好きな作家さんの作品だったので、何気なくページを開いていたら、 いつの間にか引き込まれている自分がいました。 パソコン犯罪の恐怖、冷酷な犯人の残虐性、 そしてネットの奥深くに巣食う戦慄の真実…。 伏線に伏線が張られ、最後まで全く飽きさせません。 難しそうな専門用語を知らない者でも内容が理解できるよう、 実に上手く書かれています。 こんな恐ろしいことが現実に起こりうる時代になったのかと 背筋が寒くなると同時に、ミステリーの醍醐味を存分に 味わうことができた希有な作品でした。
小説として面白い。コンピュータの文化も覗ける。
いやあ良く調べてある。 まさか推理小説でクラッカーとハッカーの違いをここまで問題にするのを読めるとは思わなかった。 Kをつかうクラッカーのつづりもニヤリ。 そうそう、昔、開発部隊に入ったときにメインフレームコンピュータが乱雑に配置された巨大マシンルームで「赤い緊急停止スイッチにはなにがあっても触るな」とまず言われたっけ。懐かしい。 凄いのはそれらの文化を単に羅列しているのではなくて、一つつの事柄が小説としてきちんと機能する配置になっている事。 そしてその小説はすばらしく面白い。 傑作。神技です。
読み出したらとまらない、ジェットコースター・サスペンス
ハラハラ・ドキドキの連続で読み出したらとまらない。なにしろスリルとサスペンスあふれる物語、いわゆる‘スリラー’ エンターテインメントの第一人者、ジェフリー・ディーヴァーの手による小説である。彼のモットーは「続きに夢中になった読者に電車を乗り過ごさせて、仕事に遅刻させたい」というものだから。 本書のテーマは、ここ最近<ウィニー>による情報流失が話題にもなっているコンピューター・ネットの世界である。 今回の敵は、‘フェイト’と名乗る、現実の世界とネット上の世界の区別がつかなくなり、常軌を逸した殺人を繰り返すコンピューターの天才ハッカーである。彼は自ら生み出した<トラップドア>と称する技術により、堅固なセキュリティーも易々と打ち破って、個人や組織のコンピューターに侵入し、プライバシーや機密事項をハッキングする。そしてそれらの情報をもとに相手に疑いを抱かせない人物に完全に成りすまし(文中では「社会工学」とよんでいる)、連続殺人鬼として神出鬼没に暗躍するのである。 捜査当局は‘フェイト’に匹敵する能力を持ち、現在刑務所に服役中のジレットを一時釈放し、彼の技術を利用することで事件の解決を図る。かくして天才ハッカー同士の知力を尽くした闘いが始まる・・・。 ジレットは、何度も ‘フェイト’を追い詰めるのだが、あと一歩というところで逃げられる。どんでん返しとサスペンスの連続で読者は息をつく暇がない。まさにジェットコースターノベルである。 また本書は、全編に渡ってコンピューター・ネットのラビリンスが詳細かつ専門的に展開されている。いつもながらディーヴァーの綿密な取材力とストーリーテリングには脱帽である。 フィクションではあるものの、私はネットにつながるコンピューターさえあれば、この物語にあるようにどんな犯罪でも、いや犯罪に限らず何でもいともたやすくできてしまう、その将来性、可能性そして万能性に空恐ろしいものを感じた。
コンピュータのプロにも読みごたえあります
私がディーバーのことを知るきっかけになった本です。 ハッカーの話ということで、何気なく買ったのですが、これがめっちゃめちゃおもしろくて、この一冊ですっかりディーバーファンになってしまいました。 p お話はインターネット犯罪を題材にしたもので、天才ハッカー同士の対決とドンデン返しの連続です。 p 仕事柄コンピュータ関係を題材にした小説をつい読んでしまうのですが、初めて期待を裏切らないものに出会いました。いや、むしろ期待をはるかに上回る面白さでした。 p 逆にコンピュータやインターネットのこと何も知らないと、面白さが減ってしまうんじゃないかな、なんて心配になってしまいました。 p 『青い虚空』とい邦題で翻訳本も出ていますが、カッコいい邦題ですよね。
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シリーズ中最高の出来だと思います。本作と前作『レッド・ドラゴン』はこのジャンルの最高レベルにあるのではないでしょうか。 しかし、翻訳はひどいものです。そのままカタカナでもいいものを無理やり日本語に訳したところがあるかと思えば、「授業」とすべきところが「クラス」になっていたりなど…ほとんど中学生レベルですね。また、人名や商品名、ブランド名などの固有名詞の表記もメチャクチャで、読みにくくてしょうがない。翻訳者の独りよがりでここまで文章を壊されたら原作者もかわいそうですね。 改訳を心の底から望みます。
トーマスハリス最高傑作!
かつて10数年前に劇場で本作の映画版を見て感激し、その後も何度か視聴したが今回初めて原作を読んだ。(買ってから読まないで本棚に10数年放置・・・・) 「レッドドラゴン」「ハンニバル」と比較して、本作が最高傑作だと思う。クラリスとレクターの駆け引きもさる事ながら、「倉庫で死体を見つける場面」や「レクター博士逃亡シーン」「クラリスと殺人犯との死闘」などは、まるで自分がその場にいるごとくの恐怖を感じた。映画ではよく理解できなかった細部の疑問も本作にて消化。大変満足しました。
レクター博士全開
ハンニバル・レクター・シリーズの二作目です とらわれの身であったレクター博士がついに脱走します 主人公はFBIのスターリングです ついに連続殺人事件を解決します 映画ではジョディイ・フォスターが演じていました 話の内容があまりにもおどろおどろしいので続編に出演することを固辞しました 話の前半は冗長ですが後半からはなかなか読ませてくれます 作者のトマス・ハリスは進化しています
出されている意見のレベルが
ネットが普及して以降の、一般の方にはあまり気が付かれていない現象は、かなり低レベルの意見が、もっともらしくあっちこっちに平気で登場していることだ。それはそれらの意見のレベルをチェックする人間が、どこにもいないからだ。活字雑誌の場合には、プロの編集者という者が必ず存在し、そういうことが起きないよう目を配っていた。文章や作品評価に一定の見識をもつプロの存在というものは、そういう意味で重要なものなのだ。ここに頻出している、「翻訳が低レベル」「文章が古い」などの評価は、それらの典型である。かなりの読書を重ねていない者のこういう意見は、その意見のほうが見当ちがいである場合もあると、知っておいたほうがよい。この本の文章は、原文も翻訳も、とても上質である。それがほんとうのところだ。
読みにくい
他の方の言う通り、翻訳がダメダメです。しかし、内容が良いので☆3つ。
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