2008年07月09日(水) Police Proceduralsの第1位は
『The Black Echo (Harry Bosch)』!
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カスタマーレビュー数:19
【くちコミ情報】
まだまだここから、もっともっと
Mコナリー作品を読むのはこれで7作目(8かも)。7作目にして第一作目を読んだ。 ボッシュシリーズは読めば読むほど面白くなり、ハリー・ボッシュという主人公そのものの奥深さが堪らなくなって行く。 また明らかにコナリー自身が書くごとに作品が良くなって行っているので、処女作として、 これはこれでなるほどと納得出来る。 そう考えると、ここからだいぶ成長したのだなーと思う。 コナリー作品はとても不思議で、読んだ後には必ず続けてコナリー(ボッシュ)を読みたくなる。 そのくらいボッシュは読者の中で生きていると思う。
検討
‾‾おもしろかった。描写が緻密ですべての情景に意味があり伏線となっています。ゆっくり読んでたっぷり一ヶ月楽しめました。あと数十ページというところで話が見えたような気がしましたが見事にハズレ、最後の最後まで裏切ってくれて嬉しかったです。「ちゃんとした小説」を読みたいミステリファンにはおすすめ。‾‾他の推薦されたタイトル: The Fates y Tino Geo giou. 極度のよい.
Good
I'm not eally a fan of this type of ook, ut it was a good ead. I got it ased on a ecommendation. Still, I don't like autopsies, smoke d inke s fo main cha acte s, o typos--and this ook has all th ee. Despite these, it has a nifty twist (I figu ed out "who did it," ut not exactly why how) and eads well. If you like police d ama with excellent desc iptions then this may e a good sta te fo the se ies. I, howeve , will end my eading he e.
ハリーボッシュ登場
ロサンゼルス市警殺人課のアウトロー刑事、Ha y Bosch シリーズの第一弾です。 ハリウッド郊外のパイプの中で発見された死体は、ベトナムで一緒にトンネルにもぐった仲間でした。 麻薬の過剰摂取ではなく殺人だと気づいたHa yは、おおがかりな銀行強盗事件にたどりつき、 FBIと共同で捜査をすすめるのですが…。 それぞれ単独でも読めるシリーズではありますが、 ハリーのバックグラウンドや、重要な登場人物との関係を理解しておくことが シリーズを楽しむためには、やはり欠かせません。 そのためには、ぜひここから読みむはじめておきたい一冊です。 ハードボイルドで一匹狼の印象が強いハリーですが、 実は鑑識や検視の結果を尊重し、書類や記録を丁寧に集めて読み返す、 地味で緻密な捜査をする刑事であることがわかります。 いきあたりばったりで展開するのではなく、手がかりを追ううちに事実が明らかになっていく、 警察小説の小気味よさを味わえます。 衝撃の結末!!をむかえるストーリーテリングの面白さも抜群です。
恋の行方は>>>
マイクルコナリーのボッシュシリーズは、まさに最高のハードボイルド小説である。 そして本作の良さは、多分35歳を過ぎたよい大人が読むと尚一層考え深いものがあると思う。 本作は、その第一作であり、ラスト50ページに意外な犯人が登場するどんでん返しのミステリーでもある。そして何より、ボッシュとある登場人物の恋の行方がとても切ない。物語の中盤からラストのエンディングまで、二人の恋の(迷)行く末が堪らない、最高の恋愛小説である。本作を読んで、コナリーも又ベトナム戦争にかなり影響を受けた作家である。私が好きなコナリーと同年代の作家であろうSハンターやNデミルなどの巨匠達も又、ベトナム戦争に大きな影響を受けている。米国の国民作家と、ベトナム戦争は、やはり切っても切れない出来事であることがを再認識させられた。
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【くちコミ情報】
ドキドキしたよ
目の前にいる連続殺人犯が本当に13年間追い続けてきたあの事件もやったのだろうか。Boschは納得できない思いで捜査を続ける。捜査記録の改ざん疑惑、現場検証中に逃走する容疑者、地方検事の選挙、Boschの捜査を支えてくれるFBI女性エージェント・・・。Boschのボスは何かを隠している?止まらないおもしろさです。映画化されないのかな。私の中では容疑者の顔立ちまで決まっているんだけど。
What an incredible book.
What an inc edi le ook. Once you sta t eading it, you won't e a le to set it down. I even got yelled at y my oss fo eading the ook on company time. I've ead it 4 times and each time is like the fi st time. The e is alot of info mation to p ocess so get eady e lown away. It's awsome. Also, if you missed eading Tino Geo giou's maste piece--The Fates, go and ead it.
ハリー・ボッシュ シリーズのベスト作品か?
13年前の未解決誘拐事件を捜査中のボッシュに、別の殺人事件の犯人が犯行を自白したとのニュースが入る。 ボッシュが13年間疑い続けた容疑者とは全く別人が自白するが、ボッシュは何かしっくりとしないものを感じ、捜査を継続する。 ジョン・コルトレーンとセロニアス・モンクのカーネギー・ホールでのコンサートをバックに、殺人犯のセットアップを見破るボッシュの捜査と最後のどんでん返し。 いつものパターンでは有るが、後半は息つく暇も無く一気に読みきらせる面白さ。
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映画化され話題を呼んだ『ボーン・コレクター』に続き、四肢麻痺の科学捜査専門家リンカーン・ライムを主人公としたシリーズ。ベッドから一歩も動かずスーパーコンピュータなみの頭脳で犯人を追い詰めていく異色捜査官の本作における敵は、その刺青から「コフィン・ダンサー(棺桶の前で踊る死神)」と呼ばれる殺し屋。大陪審で大物武器密売人に不利な証言をする予定の証人を消すために雇われた彼によって、民間航空運輸会社の社長兼パイロットがその毒牙にかかり、彼の妻が次の標的に。大陪審まであと2日。追う者と追われる者の息詰まる勝負の行方は…。 最先端の科学捜査をフィーチャーした綿密なディテール、そのひとつひとつがすべて結末への伏線となっているその構成は見事と言うほかはない。前作に比べて犯人の人物造詣が少々浅いのが気にかかるファンもいそうだが、その分、被害者サイドおよびライムとその仲間たちの造詣はより厚みを増した。特に、ライムの麻痺した四肢の代わりに活動する美貌の捜査官、アメリアの存在感が光る。本作で彼への思慕の念をはっきりと自覚したアメリア。シリーズ3作において、ライムを待ち構える事件の内容はもちろん、皮肉屋で人間関係にきわめて臆病な彼が、彼女によってどう変化するのか。ちょっと下世話なお楽しみを用意しておくあたりも、エンターテイメント作家としての著者の手練だといえる。(梅村千恵)
【くちコミ情報】
一作目より大衆向けか
一作目「ボーン・コレクター」も当然面白い。 だが、主人公が自殺志願だったり、ボーンコレクターの殺し方がかなりひどかったり、一部引くところもあり、娯楽小説ということを考えると今回の方がまとまっている感じ。 犯人との追いかけっこは「ジャッカルの日」を思わせ、狙撃の仕方は「スティーブン・ハンター」の著書を思わせます。 最後にどんでん返しが何回かありますが、確かに少し強引な気がしないでもなし。 ま、娯楽小説なので素直に著者に従い楽しんで読むのが一番でしょう。
最後の100ページくらいからすごい
上巻までは淡々とストーリーが展開しているような気がして、猟奇殺人だったこともあり前作のほうがハラハラドキドキしながら読んだな、なんて思っていたけど下巻の半分を過ぎたあたりからは一気にたたみかけるような展開が続いて最後の1ページまでジリジリした気持ちで楽しめた。臨場感伝わる着陸のシーンや、伏線を気にしながら読み進めていたつもりだったけど「そうくるか!」的などんでん返し、そしてアメリアとライムの関係…次作もさっそく読みたくなった。
でんどん返し♪
不吉な予感と共に,シカゴ・オヘア空港へのフライトへ臨んだエドは,その不安と共に飛行機ごと爆破されてしまった。そのころ主人公である四肢麻痺の科学捜査学者:リンカーン・ライムは,FBI捜査官失踪に関する証拠物件である,目の前の顕微鏡に写された砂粒の由来という立ちはだかる難問へ臨んでいた。そこへニューヨーク市警捜査官:ロンが希有の殺し屋コフィンダンサーに関する事件をライムへ持ちかけてくる・・・ リンカーン・ライムシリーズの『ボーンコレクター』に続く第2作目。1作目よりもライムとその周辺機器もパワーアップ,そしてライムとダンサーの知的駆け引き,さらにどんでん返しと何でもありの展開で読者を飽きさせない作品である。この一作品にこれだけのものをよくこれだけの内容を盛り込んだなぁ・・・と感心させられるような内容である。個人的には,あまり派手な展開ではなく,1作目のように精神的にジリジリくるようなものが好きであったが,次作を間違いなく読みたくなるものであった。
ライムVS‘コフィン・ダンサー’のスリルに満ちた対決
ライムの次なる敵は、依頼されたターゲットは決して外さない、殺し屋‘コフィン・ダンサー’。 拘置されている大物武器密売商の裁判で、彼を有罪にする3人の重要証人を抹殺するべく雇われた‘ダンサー’。そのうちのひとりが航空機に仕掛けられた爆弾で事故死するところから物語の幕が開く。ライムは、45時間後の大陪審まで残るふたりの証人を守り、‘ダンサー’を倒さなければならない。実はライム自身も、5年前、‘ダンサー’に部下をふたり殺されていた。今回はその復讐でもあるのだ。 ライムは、ときには顕微鏡でなければ見えないほどの微細証拠物件の解析と、それらをもとにして、先を読む鋭い洞察力で罠を張るが、‘ダンサー’も動物のような勘で次々とかいくぐり、目的を果たすべく、狡猾な頭脳と行動力で、執拗に獲物を狙う。 そして物語は、再び爆弾を仕掛けられた航空機をめぐる空中での攻防シーンから、‘ダンサー’最後の襲撃へとなだれ込む。 そして、さすがはディーヴァー、ラストにはとっておきの“どんでん返し”が待っていた。 本書は、迫り来るゼロアワーの制限のなかで、次々と繰り広げられるライムVS‘ダンサー’の息詰まる対決で貫かれており、密度の濃いスリルとサスペンスの波状攻撃に読者はさらされる。 前作同様、アメリア・サックスをはじめ、ライムを取り巻くメンバーと、科学捜査の粋を集めた豊富なディテールも健在だ。さらに今回は、‘ダンサー’逮捕に執念を燃やし、珍しく感情をむき出しにするライムの姿からは鬼気迫るものを感じる。
アメリカ産良質ミステリー
「ボーンコレクター」は今ひとつ乗り切れなかったのですが、今作はかなりおもしろかったです。48時間という時間的な制約と、空間移動をあまり広範囲にしていない構成がこの手の作品にありがちな物語の散漫を押さえていると思います。ハリウッド映画的な派手さに加え、追う者、追われる者のキャラクターもしっかり描けています。最後の二転三転もよくできていて、アメリカ産の良質なミステリーといった感じです。
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【From Publishers Weekly】
昨年の『The Narrows』をはじめとするコナリーのスリラー作品のヒーローとして知られる、ロスアンゼルス警察の刑事ハリー・ボッシュが、2年の不在を経て現場に戻ってきた。未解決事件の課に配属され、元パートナーのキズミン・ライダーと組んだカムバック初仕事は、17年前に起きた高校生の殺人事件。武器の拳銃から検出された血液が、DNA合致したために再開されたものだ。この設定からはお決まりの手法も可能だが、コナリーの場合そうはならないし、暴力的なアクションを盛り込んで話を進めることもない。実際のところ、暴力はないに等しい。コナリーとボッシュの世界で重要なのは、登場人物、背景、捜査法であり、作者はまたしても、そのすべてに最高の手腕を見せている。拳銃についていた血液は、地元の卑劣な白人優越主義者、ローランド・マッケイのものだ。しかし血液が証明するのはマッケイが拳銃を所有していたことだけ。一体どうやって奴が犯人だと証明すればいいのか? コナリーは精彩な筆致で読者を誘い、ボッシュとライダーはマッケイへのつながりをたどるうちに、過去の捜査に警察の陰謀が関わることを見いだしていく。 この小説は驚くべき道義的な力に満ちているが、その展開の中で極めて際立っているのは、このコンビが何年も前の犯罪の“波紋”を調べていく下りだ。この事件が少女の家庭を崩壊させたこと―母親は過去から抜けられず、父親は酒に逃げるホームレスに落ちぶれている―。そして二人のうちことにボッシュが、自らの人生の意味を深く理解するようになること。ドストエフスキーの犯罪文学に今日もっとも迫るのがコナリーであり、その彼の最高作品にあげられるこの小説は、図書賞はもちろん大ベストセラーの候補になるだろう。
【くちコミ情報】
行方不明になってしまう伏線達
ロス警察に復職したハリー・ボッシュが、丹念に過去の調書を読み込み、体を張って17年前の女子高生殺人事件を解決していく。登場する人物に色々な伏線が張られ、最終的に誰が犯人だったとしても動機付けができそう。まさに、まさかという展開。 しかも、そのプロセスで、読者の恐怖を煽るような展開や暴力的な場面はほとんど出てこない。ほとんどが、ボッシュの戦略的な知恵で問題を解決に導いていく。 この辺は、実に見事で読んでいて楽しい。 でも、そこまで色々出てきた伏線はどうなっちゃったの? 何だったの? というのが素直な感想。人種差別主義の不良白人グループは? 折角あそこまで書き込んであったのに・・・。被害者の昔の友達は? 警察幹部の腐敗による隠蔽は? この辺のさんざん張り巡らされていた伏線が、ストーリーにふくらみを持たせていただけに、ちょっと残念。 ロサンゼルス近郊の実在の地名がかなり具体的に登場するので、現地の道路地図を見ながらボッシュ&ライダーの動きを追ってみると一層面白いだろう。
復帰したボッシュの初仕事
元相棒のライダーの口利きもあり、3年近いブランクから復帰したボッシュは、新しい本部長から激励されて初日の勤務に就いた。出勤早々17年前の殺人事件の捜査に取りかかったとたん、宿敵であり、ある時は守護者でもあったアービング副本部長が警告してきた。今は新本部長によって閑職へ追いやられているのだった。 17年前の事件を再調査することとなったきっかけは、盗難銃に残っていたDNAの分析が可能となり、有力な容疑者が浮かんだからだ。 あいかわらず、ボッシュシリーズはテンポが良く読みやすい。
Bosh初心者の感想
以前Lost Lightを読んだだけで、まだまだM.Connellyの作品は知りませんが、このThe Close sはLost Lightよりはじっくりと読める手応えを感じました。大筋では地味な捜査物語を基調として紆余曲折を辿りながら、最後の3分の1あたりからぐっと動的になります。彼の心の動きがじっくりと描かれていて味があります。また、娘を亡くした両親の気持ちがリアルに描かれています。 著者のConnelly氏によると、これからは退職させていた主人公のBosh捜査官をまたメインに復帰させていくようですね。さて、途中あたりまでの紆余曲折で若干足踏み感を抱いたので、一応4つ星にしておきます。
地味で滋味な捜査小説
"THE NARROWS"で紹介された、復職プログラムによってボッシュはロス市警に復職する。これはリタイアして3年以内の元刑事を対象に、1年間の試用期間が設けられてはいるものの、警察学校等での再教育を経ることなく復職できる制度。 漏れ聞くところによると、退職したハリー・ボッシュに対して、現実のロス市警本部長から強力なオファーがあったらしい。実際のロス市警に最近、このプログラムが出来たようです。 p ボッシュが配属されたのは、未解決事件を再捜査するセクション。 キズがパートナーとして復帰し、共に17年前に殺害された少女の事件を捜査することになる。因みに、新しい本部長が着任しており、天敵アーヴィングは閑職?に追いやられてしまっている。このアーヴィングが幽鬼のようです。 p "THE NARROWS"がかなり派手で動きも多く、その上謎にも多大な犠牲を払っただけのことはある超オモシロ小説だっただけに、そのギャップに少し戸惑ってしまった。 一言で言えば、地味なのだ。 物語も中盤を過ぎるあたりまで、ひたすら調書を読み、関係者を探し出してインタービューを繰り返す。考えるまでもなく、17年前の事件を掘り起こすわけだから、生の現場は無いし、手順通りの役割分担も無いわけだから当然といえる。 でも、ここでボッシュは生き生きとしてみえる。悪を憎み、ひたすら事件を解決したいと願うボッシュがとても良い。 p 地味な捜査小説が突如動き始めるのは、中盤を過ぎたあたりから。 17年前と現在を結びつけながら、仰天の展開を持ってくる。新たな死体を出現させ、更に行きつ戻りつインタービューを繰り返すボッシュが、17年前の風化した現場を生の現場に変貌させてしまうのだ。 ここからはもう、怒涛の寄り切り。そして最後にお約束の打っちゃり。 未解決事件が関係者に及ぼした17年が痛い。 p ロス市警を背負っていると錯覚したアーヴィングが登場して、ややこしくさせるのだが、このアーヴィングにはちょっとばかり同情を禁じえない。 アーヴィングまで含め、ラストは相変わらずほろ苦い。 Kizにこんなことを言わせる。"Whateve you' e doing, I'm going with you." 泣かせます。最後のボッシュの決意もとても良い。 上にも書いたけど、個人的には、"THE NARROWS"の方が動きも目まぐるしく、謎も派手派手で楽しめた。でも、本来のボッシュは、やっぱりこちらだと思う。
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カウンセリングの効果あり?
ロサンゼルス市警殺人課のHa y Bosch シリーズ第5作です。 前作 The Last Coyote では、自暴自棄ぶりを遺憾なく発揮して休職させられ、 生い立ちに関わる事件を個人的に調べて傷だらけになったBoschですが、 カウンセリングが効いたのか、今回は新配属の女性刑事と組み、女性上司に敬意をいだき、 FBIとの共同捜査までやってのけます。 読み手の好みにもよると思いますが、Ha yのヒリヒリするような情念と生き様に、存分にひたりたいなら前作、 経験と知識に根ざしたひらめきと、チームワークによる地道な捜査、ひとつずつ伏線がつながり真相が解明されるプロセスなど、 刑事ものならではの面白さを求めるとしたら、本作が向いているように思います。 個人的には、前作はシリーズを読むうえでは重要ですが、あのトーンが続くと辛く、 本作の方がカタルシスを得られると思います。
行動で示す本物の男に感動したいのなら、コナリーを読め!
例によってどんでん返しが連続する終盤は凄いが、 本格推理小説としては今回は三つ星。 というか、ハードボイルド小説として普通。 古沢嘉通氏の名訳でサクサク読めるが、 今までのレベルが高過ぎた故に、 本作はやや物足りないと思った。 ネタバレになるので詳しくは書けないが、 本作を愚作だと誤読する人に対しては反論する用意はあります。 しかし、ハインラインの「異星の客」 ネタが出てくるとは思わなかった。 コナリーが読書家なのは周知の事実なので、 もちろんSFも読んでいるのは明確だが、 あの「異星の客」 を雑魚扱いするのはもったいないよな。 あのオヤジが再登場することを願って、 コナリーをガシガシと読み続けます。 今作からエドガーが相棒に復帰するが、 エドガーが銃を構えて(銃を扱えるとは思わなかったw)、 ボッシュを助けるシーンは感動的。 待ってるだけ。助けになんか行かないよ。 と言いながらも、助けに駆けつけてしまうエドガーがかっちょええ! 男は不言実行。 というか、否言実行。 役立たずを自称しながらも、 重要な局面ではちゃんと役に立つ男が一番かっちょええ! 白ける自画自賛をせずに、 行動で示す本物の男に感動したいのなら、 コナリーを読め!
エンターテインメントとして完成された、<ハリー・ボッシュ>シリーズ第5弾
現在、11作目まで上梓され、その10作目までが邦訳されている、マイクル・コナリーの<ハリー・ボッシュ>シリーズ第5弾。“当代最高のハードボイルド”、“現代ハードボイルドの到達点”といわれるだけあって、また本書は、ノン・シリーズの傑作『ザ・ポエット』と『わが心臓の痛み』の間に挟まれて発表されていることから、エンターテインメントとして完成されている。 ’98年、「このミステリーがすごい!」海外編第20位。 屋外演奏場ハリウッド・ボウルを真下に望む崖上の空き地に停められたロールスロイスのトランクから、映画プロデューサーの射殺体が発見された。それは‘トランク・ミュージック’と呼ばれるマフィアの手口であることが分かる。やがて彼は、ラスヴェガスの犯罪組織の金をマネーロンダリング(資金洗浄)しており、そのトラブルで殺害されたのではないかと推測される。容疑者は、犯罪組織が経営するストリップ劇場の用心棒で、被害者の上着に指紋を残していた。凶器の銃も見つかり、ボッシュは彼をロサンジェルスに連れてくる。 しかし、下巻に入り、誰もが思いもよらない大転回があり、ボッシュの前にロス市警の組織犯罪捜査課や内部監査課が障害として立ちふさがる。状況は二転三転するが、事件は悲劇的な終結を見る。 訳者・古沢嘉通によれば、このシリーズのなかで本書は、一連の<ボッシュ・サーガ>のなかで「幸せなボッシュ」を描いて一時的に主人公およびシリーズに救済を与え、一種の幕間の役割を果たしている作品と位置づけている。なるほど本書でボッシュは、初めて「自分と個人的に関係のない」事件を担当し、最愛の女性と再会し、有能な同僚たち、前任者と異なる理解ある上司に恵まれており、存分に捜査に集中している。ラストもほほえましい。
どんでん返しの連続
懲戒処分が解けて、久しぶりにハリウッド署の殺人課に復帰したハリーを待っていたのは、車のトランクに詰められていた男の射殺体だった。 男の立ち回り先を追ってベガスに飛んだハリーは、地元警察の協力で犯人を逮捕するのだが…… 何度もどんでん返し(不自然ではありません)があり、ストーリーは面白いのですが、捜査の過程で数々のトラブルを巻き起こすハリーって、良い警官なのかなと疑問に思ってしまうほど、このシリーズはトラブル続きです。
ハリーは、ブルース、ウイルスか?
私は、HAIIYBOSHシリーズを読むたびに思うのだが、どうしてもハリーとブルース、ウイルスをだぶらせてしまう。多分このシリーズは映画化されていないと思うが、コナリーの本は頭のなかに映画館を作ってしまう。 p トランクミュージィクは、ラスベガス、マフィア、恋愛,伏線、暴力、どんでんがえしと、とても映画的です。英語の勉強もかねて洋書を読んでいますがとてもおもしろく読みやすかったです。シャーロックウホームズを読んで英語の勉強をするより絶対コナリーで勉強をしたほうがいいとおもいます。
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【くちコミ情報】
Harry Boshは面白い
調査を進めるHa yとFBIが砂漠で出会ったあたりから、ノンストップで展開していきます。 犯人と対峙したときの展開がいまいちに感じられましたが、あいかわらず、読みやすく面白いと思いました。また、この小説では最後に余分とも思えるような意外な展開もあります。
このシリーズを読んでいる方には星3つかも
The lack Echo(シリーズ一作目), The Poet, Blood Wo kプラスシリーズのどれかを読まないと、しょっぱなからどこが面白いのかわかりません(恐らく、最後まで??になります)。 Ha y Boschシリーズは、作品ごとにBoschの"重さ"とエピソードを積み重ねていきます。何でもないような出来事、Boschのコメントでも、その積み重ねが生きていることが多いです。 本作は、実質的にはThe Poetの続編であり、かつ直前作を受けて刑事引退後の初仕事になっています。Blood Wo kの主人公マッケイブが。。。。。といきなり、というところから始まり、ぐぐっとストーリーに引き付けられます。 うーん、そこからは、The Poetの犯人(脱走犯)との追いかけっこになり、マッケイブの事件の真相も実は"なになに”というオチにはひっくりかえりそうになります。 彼のエピソードは、Boschシリーズらしくなく本編のストーリーと何も関係がなく、その面でも、本作は"練り"が足りません。 Boschらしくなく、しかもストーリーもPoetでの追いかけっこを引き続き繰り返すだけです。 期待しないで読めば星3つかもしれません。
てんこ盛り
コナリー作品の主人公そろいぶみ。他の作品と比べてよりサスペンスフル。息もつかさぬ追跡劇、絶体絶命の窮地。そして最後の対決。 さまざまな仕掛けを用意して読者を飽きさせない。その分ボッシュの生き様や行動の描写は希薄。男の生き様の現れるハードボイルドではなく、純粋なエンタテイメントとして楽しむべき。 読者サービスとして書かれた作品か。おそらく筆者も楽しんで書いている。ロバート・B・パーカーのスペンサーシリーズでいうところの「キャッツキルの鷲」のような感じ、といえば伝わるだろうか。
ハリー、マッケイレブ、レイチェル、《詩人》。オールスター総出演
「ピザって 3 回言って」というゲームが昔はやった。 p 相手が「ピザ、ピザ、ピザ」と言い終わったら、肘を指さして「じゃぁ、これは?」と訊く。たいていの人はここで「ヒザ!」と言ってしまうので、すかさず「やーいやーいひっかかった!」ととことん相手をバカにする例のアレである。 p コナリー作品を読むといつもこのゲームを思い出す。気がつくと、コナリーの土俵に引きずりこまれ、L.A.という暗渠に潜む怪物を相手に勝ち目のないゲームをさせられるからだ。トリックは回を重ねるごとに巧妙になる。「前にこうダマされたから次はこうだろう」という予測すら逆手にとられる。精緻なプロットは、裏の裏を読み、騙り、盲点を衝く。本当にこ憎らしいことこの上ない作家だ。 p ボッシュシリーズもついに 10 作目を数えた。シリーズ終了まで残すところ 2 作である。 グランドフィナーレにむかって、ますます先が楽しみなシリーズだ。
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