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   Books on Cassette の売れ筋最新ランキング   [2008年10月16日 10時50分]
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くちコミ情報
ここでもスターリンは大活躍
 1936年から38年にかけてスペインで熾烈な内戦が勃発した。発端は急進的な左翼的政策を強行する政府に対し、当時モロッコにいた保守的なフランコ将軍が叛旗を翻す、という図式。政府軍(共和国軍)にはソ連をはじめ、世界中から左翼組織や民主主義的な組織、さらにはヘミングウェイやロバート・キャパなどの文化人が加勢する。かたやフランコ軍にはヒトラーやムッソリーニが肩入れし、あたかも民主主義対ファシズムの代理戦争の様相を呈するのだが・・・。  当時無名のオーウェル青年は、当初は兵士になるつもりなど全然なくて、原稿のネタを仕入れるくらいのつもりでスペイン入りする。ところが現地に着くと、「義勇軍に入隊してファシストを打倒しよう」という空気が漲っていて、彼も即座にPOUMというアナーキスト系の義勇軍に入隊し、最前線に赴く。そして戦闘の傍らこのルポを書き続けるが、彼の視線はあくまでも冷静かつ辛辣で、同じ英国の作家で「ガリヴァー旅行記」の作者、ジョナサン・スウィフトを想わせる。  本書の最もユニークな視点は、共和国側の敗北の原因が、支援国ソ連のデタラメさにあったことを怒りをこめて告発していること。しかも本書には記載されていないが、戦乱のドサクサに紛れてスターリンの命令により、スペインから数トンの金塊がソ連に盗み出されたという(第二次大戦後フランコが取り返した)。恐るべしスターリン、あっぱれスターリン、スペインを助けるフリをして実はこれだもんな。火事場ドロをしてもスケールが違うぜ(笑)。ただし本書は、当時純粋に世の中を良くしようという意志の下に結成された、さまざまな左翼組織(主にアナーキストの組織、もちろんソ連共産党は含まれない)が存在したことを教えてもくれる。しかし、このような組織は今となっては世界中のどこにも存在しない。現代の荒んだ自然環境に適応できない野生動物のやうに、完全に絶滅してしまった。何はともあれ共和国=善で、フランコ=悪、というアカ系の人々の欺瞞的歴史観は、すでに70年前に本書によって粉砕されている。本書や他のオーウェルの著作を読んで、反共にならなきゃウソだ。必読です!
反ファシズムの感性
ジョージオーウェルがスペイン内乱に反ファシスト(=反フランコ将軍)として共和国国際義勇軍に参加した話です。 ジョージオーウェルは実際に現場で生活して取材するスタンスをとっています。この作品もその例にたがわず自ら志願兵となって最前線で戦闘に参加しています。内容は日常的な塹壕生活や休日の様子を描いています。過去の話になってしまった私達にとっては具体的で、当時の感覚を知る上ではとても分かりやすいです。ルポルタージュとしても貴重な資料でしょう。 第二次世界大戦前夜になるスペイン内戦が、イタリアとドイツのファシズムの介入に対してオーウェルやヘミングウェイがイギリスやアメリカからファシズム阻止に立ち上がって銃を取ったリアルな体験を再現してくれています。 どうしても我々日本人にとってスペイン内戦は見逃しがちです。単に、ドイツと協力してアメリカと戦争をしたことから見かねないのですが、アメリカ人やイギリス人がファシズムに対して当時どのような感じを持っていたか、この本で分かります。そして、そのファシズムの末端には、日本も繋がっていたというところまで認識しますと、世界の中で日本もどのように見られていたかも類推できますよね。
大義と現実と
体験や立場によって、スペイン内戦の評価は大きく変わる。オーウェルが参加したPOUM(マルクス主義統一党)か、国際旅団化、CNT=FAIか。「革命」が目的なのか反ファッショ人民人民戦線=民主主義擁護が目的なのか。本書のオーウェルの観察も、本人が強調しているように事態の一端を描いているに過ぎない。しかしその率直で謙虚な観察記録が、スペイン内戦の(いまや評判の悪い)集団化のなかの共同性の豊かさを見事に描き出している。オーウェルが描くように、前線はどちらがわにとっても、本当に惨めな状況だっただろう。しかし、そのなかには、ほんの一時とはいえ、上下関係がなく、互いに分かち合う、「ラテン的気質の」文化が存在していた。 「大義」を語るのは簡単である。大義の後ろにどんな状態があるか、あったかを、多くの「革命的」ルポルタージュは率直に語らない。多くの人々の希望と絶望をいまにいたっても背負い続けるスペイン内戦、それはさまざまな立場から評価することができよう。だが、謙虚な筆致で、何度も修正をほどこしながら革命下の社会的現実を浮き彫りにしようとする本書の観察記録は、どのような立場であれ、謙虚に受け入れるべきだとおもう。
内戦、革命、人間
スペイン内戦勃発約半年後にスペインに渡り、共和国政府側に民兵として参加したジョージ・オーウェルのルポ。 戦争、内戦、共産党による粛清といった大きな背景から、周りの自然、人々の身なり、食事、配給といった日常のディーテイルまでが赤裸々に語られます。 p こんな激動の時期(筆者自身が被弾します)でも、彼独特の人間を見る目、人間のdecencyへの espectにははっとします。 オーウェルの著作数あれど、まずはお勧めです。 この時代・テーマが好きな方には、ケン・ローチの「大地と自由」もお勧めします。


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カスタマーレビュー数:59

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30歳にして80歳の病気にかかるというのが、どんなことか。本書はそれを明るく、すばらしい文章でつづった、ごく個人的な記録である。
人生はすばらしい。でもときには、我慢しなくちゃならないイヤなこともある。―― マイケル・J・フォックス
1998年9月、マイケル・J・フォックスはパーキンソン病(退行性の神経疾患)との診断を受けたことを公表して、世間を驚愕させた。実はこの病気と、ひそかに7年間も闘っていたのだという。この発表に対し、世界中から驚くほどの反響があった。しかし幸いにも世間が彼を哀れみだしたころには、彼はすでにこの病気を受け入れ、自分を哀れむのをやめていた。今、フォックスは、過去18年間に多くの演技に費やした情熱とユーモア、エネルギーをもって、自身の人生とキャリア、そしてパーキンソン病の治療法を発見するためのキャンペーンについて語りはじめた。
独特のアイロニー、そして常識に縛られないユーモアを交えながら、フォックスは、カナダ西部の小さな町で育った子ども時代から、映画とテレビの世界で瞬く間に世界のセレブレティとなった経緯をつづる。しかし最も重要なのは、妻、家族、友人の揺るぎないサポートによって彼が病気と闘った過去10年間の記述だ。フォックスは、パーキンソン病が自分に何をもたらしたかを語る。すばらしい人生と仕事に感謝するチャンスが与えられたこと。そして、治療法を探すための手助けをし、人々に広くこの病気について知ってもらう機会を得たこと。そう、彼は実に幸運な男なのだ。

マイケル・J・フォックス基金
マイケル・J・フォックスの本の利益は、パーキンソン病の治療法の早期発見を目的とする、「マイケル・J・フォックス パーキンソン病リサーチ基金」に寄付される。当基金では、パーキンソン病の研究を奨励し、この病とともに生きる多くの人々のための治療研究開発費を調達することを積極的に行っている。当基金のWebサイト、MichaelJFox.org.では、パーキンソン病に関する、以下のような最新情報を公開している。

  • パーキンソン病についての詳しい説明
  • 治療法発見のために、あなたができること
  • 一般の認識を高めるために、国内各地のテレビ局やケーブルテレビで放送された政府広報
  • パーキンソン病についてのイベントや会議の予定
  • 研究開発についての最新情報
(Book Description, Amazon.com)
--このレビューは、同タイトルのハードカバーのレビューから転載されています。

※マイケル・J・フォックスのインタビューを読む、メッセージを聴く


くちコミ情報
構成のすばらしさに脱帽でした!
2003年、書店に平積みされていたこの本を手に取り、内容も確認せずに、レジに並びました。 中身を確認しなかったのは、マイケル・J・フォックスという名がタイトルの下にあったから。バック・トゥ・ザ・フューチャー以降、彼の映画はずっと観ていましたが、その頃は彼の映画はあっても声だけ(スチュアート・リトル)だったので、彼の情報に餓えていたのかも知れません。 バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3 公開後の頃から、既に自覚症状があったということが冒頭に書かれてあり、とてもショックを受けました。でも、読み進むにつれ、彼が負けてないことを知り安堵しました。 本の最後に、長い謝辞があります。彼がいかに多くの人に日々感謝しながら暮らしているか、いかに多くの人が彼を愛しているかが伝わってきます。私はこの謝辞に涙してしまいました。 はたして、わたしにはこんなにありがとうを言う人がいるだろうか。。。 一番お伝えしたいことは、この本の構成の素晴らしさです。 "義兄のマイケル・ポランが師として編集者として役をかってでてくれた"とありましたが、それは役者として一流である彼がこれまで学んだ表現力がベースになっているのだと感じます。 私小説として読みごたえのある1冊です。
カッコインテグラ
マイケル・J・フォックスは私にとってヒーローだった。 この本を読み終えて真っ先に感じたことは スクリーンやテレビに出なくても 彼は私にとって これからもヒーローでありつづけるだろう。 パーキンソン病という病にかかりながらも 7年もの間、それを公表しないでカメラの前に立ち続けた。 病気と知れたら、仕事がなくなる、変な目でみられる そういった不安もあったのだが それ以上に 観客が笑ってくれなくなるのではないかと考えたという。 薬を飲み続けながら 戦い続けたその姿勢は だれよりも何よりも かっこいいことだと思う。 彼の誠実な人柄や 将来を切り開くための哲学は スクリーンの中で観た姿と重なる感じがした。 絶望に打ちひしがれる時もあっただろうし 絶頂からどん底に堕ちる ステレオタイプなムービースターの悲劇を選ぶ一歩手前の所まで彼は歩みをすすめた。 が 彼の謙虚な部分の心と 家族の愛がそれを引き止めた。 それどころか「幸運な男」と感じられるほど 人間の器を大きく成長させる事が出来たという。 彼がなぜ 一線を退いてもなお たくさんの人々に注目され 愛され続けるのかが文章全体から読み取れる。 ファンなら是非、 そして 弱っている人は 手に取ってもらって 勇気や幸福を分けてもらってください。
切ない・・・
私からの年代にして見れば、『バックトゥーザフィーチャー』は映画を 観る楽しみを教えてくれた存在でもある。そんな彼がパーキンソン病を わずらってしまったなんて…初めて聞いた時にはかなりショックだった。 そんな彼の思いをつづったこの作品は、日本がアイドル扱いをした彼とは 違う一人の男性としての生き様に感服する思いです。彼は自分の運命を 自分の立場を素直に受け入れている。だからこそ「ラッキーマン」なの だと彼は言う。 p とても切なくなった。誰か治してあげてよ!と叫びたい気持ちにもなった。 でも彼はこれから私に映画を観る楽しみを越え、生きる楽しみを教えて くれるのでしょう。そう思えてならない。
闘病記ではなく、彼自身のハッピーでポジティブな自叙伝!
遂に読み終えました。 パーキンソン病で左の小指がぴくぴくしたりしているだけでなく、他の仕事(パーキンソン病の為の自身の財団の仕事など)もこなしながら彼はゴーストライターなしにこの本を生まれてはじめて執筆したそうです。 p それにしても・・・。 p ポジティブでユーモアに富んで、単なる痛々しく苦しい闘病記と思って読むと大間違いです。彼の自叙伝と思って読んだ方が正解でしょう。 p 彼は自分のことをラッキーマンと言っているが、彼自信がラッキーマンになるだけの人柄だからだと思いました。 p 私はこの本があまりに面白すぎて読み始めてから終わるまで片時も手放す事ができませんでした!!! 3泊4日の沖縄旅行へ行くときでさえも、飛行機の中、ホテルの就寝前、バスの移動中。時間さえあればひたすら読んでました。 p 彼は毎日祈りをささげているそうです。 p 『神様、自分では変えられないことを受け入れる平静さと、 自分に変えられることは変える勇気と、 そしてそのちがいがわかるだけの知恵をお与えください。』と・・・。 p この言葉に彼の人柄が表れていると思います。
全てをさらけ出す勇気
マイケル.J.フォックスは80~90年代の一大スターとして、その名を轟かせた俳優だ。特に「バック・トゥ・ザ・フューチャー」での活躍が記憶に残っている。そんな彼が一番脂の乗った時期に、不幸にもパーキンソン病に罹患し、ゆっくりとそして確実に症状を呈していく様を、ショービズ界での成功で得た名声の代償とばかりに、立場が逆転していく日常を《サラリ》と語ってくれる。この《サラリ》感が、自分自身に悟りを得た彼ならではのユーモアとして、不思議なくらいほのぼのと伝わってくる。もちろん、発病直後の心の葛藤には言葉もないほど壮絶であり、妻や子供を中心とした周辺の人々のハートウォーミングな接し方が、徐々に彼の心を開放する様は圧巻だ。途中、死への過程を意識し、エリザベス・キューブラー・ロス博士の「死の5段階説」を引用するあたり、彼らしい受け取り方で逆に好感を持てた。私も祖母を同じ病気で失った経緯があり、当時の経験を紐解きながら読み進んだが、ただ暗くなるのではなく、すべてを「受容」する大切さを教えてくれる杞憂な本だった。


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EQの提唱者、ダニエル・ゴールマンの世界的ベストセラー『Primal Leadership』の邦訳。アメリカでは初版で10万部を突破したというビッグタイトルで、3800人の企業幹部への調査結果をもとに、成功者たちがいかにして人の「感情」を利用し、組織を勝利に導いたのか、興味深い議論が展開されている。

すっかり浸透したためか、あるいは興味の対象とされなかったのか、EQの概念はIQほど話題にのぼらない。だが、本書にもあるように、「ビジネスの世界は感情抜きの知性を重視したがる」が、本来「人間の感情は知性よりも強い」のであり、マネジャーにとってEQ(感じる知性)を習得することはきわめて重要である。EQの高いCEOの方がそうでないCEOよりも業績を上げている、という調査結果も紹介されており、リーダーシップにおけるEQの重要性を再認識することができる。

リーダーには知性や明晰な思考力といった要素も必要だが、「こうした基礎力がなければ、そもそもリーダーにはなれない」のであり、リーダーになった後、業績を上げるには、人間の感情を理解する能力や、意思決定の際に必要となる直観力を養う必要がある。人間の感情を理解し、優れたリーダーになるには、本書で述べられている6種類のリーダーシップ・スタイルを理解するのが近道である。これらのリーダーシップ・スタイルは、自分がどれかに属する、といったものではなく、「レパートリーが多いほど優秀なリーダー」であり、また時期や場面によっても有効性が異なるようだ。

著者によると、「EQリーダーシップ」は学習によって身につけることが可能である。前提としての「自己管理」をはじめ、「社会認識」「人間関係の管理」など、リーダーになる、あるいは育てるためのポイントが明らかにされている点は興味深い。広告業界の伝説の人物、オグルヴィをはじめとする、さまざまなリーダーたちのケースも併せて楽しみたい。(土井英司)


くちコミ情報
EQリーダーシップとは・・
IQと比較してEQが騒がれたころに出版された一冊、 頭がいいのにリーダーに向かない人なんかは本書のEQ的な部分が不足しているのかなーと感じました、 EQとは何かという説明から入ってくれているので親切です、読み手を選ばせないつくりになっています、 また6つのリーダースタイルと区分してそれぞれの特徴や長所・短所なんかも紹介されておりわかりやすくおもしろかったです、 CEO病の項目で「ほんとうのことを聞かされていない、と思うことがよくあるんだ」という箇所があり現代版裸の王様というやつですね、お偉いさんになると耳の痛い話をそばでしっかりしてくれる人の存在も必要になってくるのでしょう。 十五年後のじぶんは?というコラムがあり、なんとなく考えにふけりました、どーなってるんでしょうね(笑)逆にいままでをいろいろおもいかえしたり、出来事を整理したりするのに役に立ちました。 内なる声を聞くという箇所は7つの習慣の第8の習慣にその記述があり時期的にこちらが先なので「おーこんなところに!」という発見がありました、 最後にこういったEQ的スキルは後天的に身につけることができるという説明に読者の背中を押してくれている気がします、 内容が身につくまでまだまだ読み返したい一冊。
損はないです
リーダーの特性を分解すると・・・。 【ビジョン型】 ⇒共通の目標に向かって人々を動かす 【コーチ型】 ⇒個々人の希望を組織の目標に結びつける 【関係重視型】 ⇒人々を互いに結びつけてハーモニーを作る 【民主型】 ⇒提案を歓迎し参加を通じてコミットメントを得る 【ペースセッター型】 ⇒難度が高く、やりがいのある目標の達成を目指す 【強制型】 ⇒緊急時に明確な方向性を示すことで恐怖を鎮める があり、延々とこの6つのタイプについて語ってます。 この4つをうまい具合に使いこなすことができるのが、 イケイケなりーだぁである。な〜んてかかれてました。
好まれるリーダー像は時代とともに変化する?
~ この本は日本語初版が2002年、英語がそのちょっと前か。出版された当時に話題になり購入したが、最近(2005)改めて読み直したところ、好まれるリーダー像は時代とともに変化するのかな?、とちょっと感じてしまった。しかし、一方でそれは絶対的に必要なリーダー像が変化している訳ではなく、その時代時代でスポットを浴びる人物像がかわっているだけの様な気~~もする。まあ’振れ’の問題だとは思うが。  残念ながらこの手の本では、長らく研究を重ねていたビジネススクール教授が最後の一花で放ったフレーズに世間が騒ぐ傾向がある、ように私は感じる。しかし、その視点(この場合はEQという切り口)は、いずれも創造性をかき立て斬新である事は否定できない。~
大脳生理と組織行動のコラボレーション
本書は、話題を巻き起こした新たな知性観念「EQ」を提唱したダニエル・ゴールドマン氏によるリーダーシップ論である。多くの方が既に読まれたであろうこの一冊は、おおよそ、個々の従業員を重視していかざるを得ない今後の企業リーダーにとって新しい視座や知見を提供するものだ。ティーチング、コーチング、コンサルティングなど、普及しつつあるコミュニケーションスキルの整理にも有用な視座を与えるものとなる。 p  本書では、組織行動論の立場はもとより、感情と知覚を持つ生物としての人間に立ち返り、大脳生理学、認知心理学にまで立ち入って論を進める。コッターに代表されるリーダーシップ論のグルの多くが提唱する組織行動論的な行動様式も、実際には自らの生理的な側面や内面を深く見詰め直してみないと、自身の問題点、課題を認識するには至れない。この点、本書は生理的な側面まで立ち入り、個人の行動の根源を深く探求されており、自己を振るかえる知見を提供する。  また、その行動特性についても、リーダーシップを6つに類型化し、フレームワークを提供するので、自らの行動を振り返る契機を提供する。すなわち、「ビジョン型」、「コーチ型」、「関係重視型」、「民主型」、「ペースセッター型」、「強制型」の6つである。それぞれについて、短所・長所、機能する場面等を明示しているので、自身のスタイルを振り返りながら、どんなスタイルを獲得していくべきかを再考するに足る。  加えて、本書では、自己省察、学習を非常に重視している。自己の感情、自分の長所や限界、自分の価値観や動機について、自分自身が深い理解を得るために、自己省察を勧める。 p  人間の内面に深く立ち入って論を展開する氏のリーダーシップ論は、実際、その理想として提示される領域に届くためには相当の努力と時間を要するだろう。しかし、人間の行動がその内面に端を発して採られる以上、この領域を再考しない限り根源的な対処策は得られない。そんな気づきを与えてくれる。
「感情」の能力も大事。
組織のまともなリーダーになるためには、知能だけではなく「感情」の能力も大事。「感情」の能力とは、皆に動機付け、やる気を引き出したり、ビジョンを提示するなどして共有の目標を設定すること。単に機械的に合理的であるということは、リーダーシップの一つの側面でしかないということをゆっくりと何度も説明を繰り返しながら気付かせてくれる。本書を読み終えることには、人間の「感情」の面を含めて考えることがより合理的だと納得するにいたるだろう。全体的によい本だとは思うが、後半が冗長で少し飽きるのが難点。


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NPR(ナショナル・パブリック・ラジオ)のニュース番組「Weekend All Things Considered」との共同企画。現代アメリカ文学の第一人者の選による、NPRの人気番組に寄せられた話をまとめた短篇集。日常のできごとがいかに人の心を打つかを教えてくれる。

ポール・オースターとNPRの「Weekend All Things Considered」がナショナル・ストーリー・プロジェクトを始めたときの反響はすさまじいものだった。月に一度の番組は好評を博し、応募作品は驚異的な数を記録した。誰にでも何か語ることがある、ということらしかった。

『I Thought My Father Was God』は、その中から180人の人たちの、実際にあった話をまとめた傑作集だ。それぞれの話は、性別も年齢も、バックグラウンドも、歩んできた人生も異なる人々の身の上に起こったできごとである。しかも、それぞれに42の州の特徴がよく出ている。作品の多くは、日常生活の中の意外なできごとを、簡潔に生き生きと描きだしている。また、暮らしの中の1つのできごとに焦点を絞っているものがほとんどだ。年に1度行われるクー・クラックス・クランのパレードで、メンバーの1人の愛犬が歩道から飛び出し、町中の人の注目が集まるなか、飼い主のマスクをはずしてしまった話のように愉快な話もあれば、オレゴン州ポートランドで、白いニワトリが意図に基づくかのごとく道路を歩き、ポーチの階段をぴょんと上がってドアをノックして、すました顔で家の中に入っていく様子を目撃した女性の話のように、不思議な話もある。

思わず笑ってしまうような失敗談や、胸が痛くなるような事件、死にそうな目にあった話、奇跡的な出会い、信じられないような皮肉な事件、何かを予感した話、悲痛な話、夢の話など、この本に収録されている話は設定も時代も題材も驚くほど幅広く、めったに見ることのできないようなアメリカ人の心の奥底をのぞかせてくれる。


くちコミ情報
I Thought My Father was God
・渋い本です。昔の思い出などが短編でつづられてます。 ・個人的な思い出が多いのではじめはどうかなと思うのですが、だんだん引き込まれてしまいました。 ・全米からの葉書を採用しており、小さい頃○○で、何十年後には○○だったとかいう話が多いかも。 p ・おばあちゃんに嫌いな豆をお金上げるから食べろといわれて、吐きそうになりながらいやいや食べて、その後、お母さんにお金のために食べられるなら愛情のためなら当然食べられるでしょといわれて一言も言い返せなかったなどのエピソードが延々と続きます。
もうちょっとがんばってみようかな。
この本は、もうちょっとがんばってみようかな・…と思わせてくれる一冊です。「奇跡」なんて言うとちょっと陳腐に聞こえるかもしれないけれど、奇跡ってこういうことを言うのかなぁと実感してしまう、一冊です。一つ一つがとても短いお話になっているので、なんとなくブルーな気分になったり、イライラした気分になったりした時には、好きなお話を選んで読んでみると、ちょっと気持ちが楽になりますよ。


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Biscuitシリーズがお気に入りで、これも読みました。 相変わらずとてもかわいい。アヒルの赤ちゃんも キュートです。 文字数は140.言葉がわからなくても絵で表現されている ので、小さなお子様にもオススメです。
子供の超お気に入りです
プレゼントで頂いたのですが,うちの1歳10ヶ月の娘はすぐに気に入ってしまい,毎晩これでもか,というほど読まされます。子犬のビスケットが迷子のアヒルちゃんをおうち(池)に送り届けてお友達になる,というストーリーです。話は単純ですが,非常にわかりやすく,何より挿絵がとてもキュートなのでうちの子もはまっているのかもしれません。「My Fi st I Can Read Book」というだけあって,とても簡単な英語ですので(各ページ2~3行)英語初めてのお子さんに(英語苦手だったお母さんにも)オススメです。


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チップスことチッピング先生はブルックフィールド校に半世紀以上もの長きに渡って奉職してきた。老境を迎え引退したチップスだが、過ぎし日の思い出は今も心の中に生き生きと活きている。生徒たちの名前、顔、さまざまなエピソード…。思い出は「時」に磨かれ、すべて懐かしく美しい。ややもすれば過度に感傷的になりがちなところを、時折挟み込まれるチップス得意の「ジョーク」がスパイスの役を果たしている。 秋の夜長に紅茶など飲みながら、できれば炉辺で読みたい作品。分量的にも短く、さほど難解な表現もないので、英語原書の初心者にもちょうどよい作品ではないだろうか。


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楽しい♪
テープ付きのものを購入しました。正解でした。最初から自分で読み聞かせようとするには自信がありませんが、テープで何度も流していたから耳に残り、読み聞かせが楽にできました(感情を込めて読み聞かせできるようになりました)。あまりに簡単でCD付きにしなくても良かったなと思う本もありますが、これはテープ付きがおススメです。ただ、キャンペーン中だったのでテープの方を購入したのですが、同じくらいのお値段だから買うならCDですよね。うちはテープの物語の朗読部分だけを重ねてダビングし、 peat機能で何度も流して耳に残しました。
子供の英語学習に最適!
一ページ一ページ子供にわかりやすく作られています。英語の苦手な保護者の方も簡単な英語なので子供と一緒に楽しめると思います。 色使いもはっきりしているので創造性や感受性を養えると思います。 私は子供に英語を教えている仕事をしていますが時々子供たちに読み聞かせをしています。
子どもに大ウケです!
絵本の絵の面白さはもちろん、カセットの朗読が感情表現たっぷりで非常に愉快です。ウチの3歳の子にはちょっと難しい言葉とかも出てくるのですが、絵と音声の力で内容がよくわかるようで「フロッギー、忘れてばっかりね~」とケラケラ笑っています。何度も出てくる“Frrroogy!”“Wha-a-a-a-a-t?”のやりとりが最高に楽しいらしく、文字さえ面白いのか指差して笑いがおさまらない様子です。歌も入っていて子どもは気にいって、すぐ覚えてしまいました。親子で飽きることなく楽しめる絵本です。
歌うように
3歳~5歳の英語教材に使っています。 軽快なリズムと朗読の声が楽しいので、子供たちはすぐにフレーズを覚え、テープの声と一緒に読むようになりました。お話の後にクイズがありますので、それを活用するのもいいと思います。私の場合は、テープの質問が子供たちには少し早いので、物語が終わったところでテープを切り、私が代わりに質問しています。 p 肝心な内容ですが、靴下、靴、帽子、洋服などの脱ぎ着の表現・音が何度も繰り返されるので、いいトレーニングになります。物語の中に出てきた単語や表現を、お教室の中でできるだけ使うようにすれば尚いいですね。
Froggy Gets Dressed
とてもかわいいカエル絵とお話で、単純な話しの展開なのですがそれがなんともほのぼのしていて笑えてしまいます!3歳10ヶ月になる息子に私のたどたどしい英語の朗読でも、絵と言葉のくり返し(これが子供のツボみたいです)がおもしろいのか大ウケでした。年齢に関係なく楽しめると思います。


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くちコミ情報
ベスト!
僕はビジネスマンの対決というか競争というか戦いが p 好きなので、ジェフリー・アーチャーの中で p これがベストだと思っています。 p やったりやられたりのシーソーゲームが、またたまりません! p 最後までどうなるんだ!と手に汗握ってはらはらしまくり。 p アーチャーのベストにまちがいなし。
原題は『The Fourth Estate 』です。
まず、この本の原題は『The Fou th Estate』、「第四の権力」です。 ひどく下品でつまらない邦題がついてしまっていることで損をしてしまっていますが、いい本です。 他のレビューにあるように、『ケインとアベル』のような一種の哀感はありませんが、物語を綴る両雄の対決はより手の込んだ複雑かつ熾烈なものとなっており、読者を飽きさせません。
見出しの書き方・喧嘩の仕方
 あの力作「Kane&A el」や「As the c ow flies」と前編は酷似。しかし本書の主役メデイア王TとAは、「K&A」や「As the ・・」に比べてワンマンぶりがよほど強く、それらで見られた益者三友、損者三友とのやりとりの妙といったものが少なく、興ざめ気味で中編は中だるみ。後編の、全国紙争奪を巡る二人による権謀術数の直接対決に、物語は鼎の沸くが如しとなる。 p  ”出し抜く”という言葉が相応しい策略の応酬また応酬。企業家の闘いとはこういうものか。両者度胸の塊で、繰り出す無数の luff だけは読み応え抜群。この二人には愛着も畏敬の念も感じ難いが、それでもやはり最後まで読者を放さないのは、いつもの通り賢い女性達の存在があるからだ。 p  英語は全体に読み易いが、格調高い英文は少ない。742項はしんどいが、二人の飽くことない野望に最後まで引っ張られたという読後感。各章の題や本文の至る所に見られる、同時代の新聞見出しには、言葉が持つ威力を改めて見せつけられた。
時代背景も面白いですよ
 タウンゼントとアームストロング。男2人の似て異なるような人生も興味深いですが、ナチスによるユダヤ人迫害、戦後ドイツの統治状況、メディア企業の合併・買収、破産寸前企業の再生等、物語を通じて様々な場面が背景として用いられており、いろいろなことを考えさせられました。私は、中でも、新聞社の報道姿勢に関する会話の中にあった、”An opinion is f ee, ut the fact is sac ed”という言葉が、昨今の報道の状況を鑑みるに、新鮮に感じられました。  J.アーチャーの実力が遺憾なく発揮されている作品だと思いますので、まだ読まれたことのない方には是非お勧めの1冊です。
アーチャー得意のサクセスストーリー
ケインとアベルのメディア買収版である。 限りない競争の末に待っている結末は、彼の小説特有の人生の皮肉が漂う。 実在の人物がモデルになっていることは本編のいたるところから感じられるが、どこからが、虚構でどこまでが事実なのか、そのさじ加減は、いつもながらのうまさを感じる。