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   Ethnic & National の売れ筋最新ランキング   [2008年07月07日 10時10分]
2008年07月07日(月) Ethnic & Nationalの第1位は 『The Audacity of Hope: Thoughts on Reclaiming the American Dream』!
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Barack Obama(著)  
¥ 1,687(税込)
¥ 1,695(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:317位  
カスタマーレビュー数:3

Book Description
2004年7月、バラク・オバマが民主党大会を感動させたスピーチは、政党の枠を超えアメリカ人にむけられていた。そのなかのひとつのフレーズが聞いている者の心に残った。歴史上、ひとつの国として認められるための、これまでの争いや苦労は、常に未来に対する根気強い楽観主義、オバマ上院議員のいうところの「勇敢なる希望」に導かれてきた。この本のなかでオバマ上院議員は、これまでとは違う品質の政治を呼びかける。党派がひどく偏った政治にこりごりだという人、連邦議会や選挙遊説で見られる「絶え間ない軍のぶつかり合い」を理由に遠のいてしまった人のための政治。「民主主義のありえそうにない試み」の中心で、真実、包括生、高潔な精神に基づいた政治。

オバマは、最善の意志を持った政治家でさえ鎮圧してしまう力――敗北への恐れ、永遠に続く資金集めの必要性、メディアの影響力――を探る。また、オバマは驚くほどの親密さと自虐的なユーモアで、上院議員としての生活に慣れていき、公務と家族との時間のふたつの要求のバランスをうまく取ろうとし、そしてより深く宗教に傾倒していく自分の姿を描いている。

本書の核心は、どうやって自分の領域の外へ出て、明確な問題に取り組んでいくか、というオバマ上院議員の考え方である。著者は、アメリカの家庭における経済への不安の増加、国内で発生する人種や宗教間の緊張関係、そして、テロや世界的流行病など、国境を越えて近づいてくる脅威について検討する。そして、民主主義における信念の役割――どこで必要となり、どこからは介入できないのか――という問題に取り組んでいる。著者の語る家族、友人、上院議員、そして大統領の話の根底にあるのは、つながりに対する強い探求心である。それが、本質的に前途有望な政治的コンセンサスの基礎になる。上院議員であり弁護士、教授であり父親、クリスチャンであり無神論者、そしてなによりも歴史と人間性を勉強する者として、オバマ上院議員は変形する権力についての1冊を書いた。憲法のもととなった根本的な思想に立ち返ることでのみ、アメリカ国民は壊れてしまった政治的成長を修復し、危険なことに多くの一般的アメリカ人の興味の対象からはずれてしまった、正常に機能する政府を復活させることはできない、と著者は語る。アメリカ国民は待っているのだ、とオバマは言う。「共和党と民主党が彼らに追いつくのを」


くちコミ情報
かなりのボリュームでした
著者がアイアコッカの最新書(Whe e Have All the Leade s gone?) に注目の大統領候補と紹介されていたこと、本書がアメリカでベストセラーであったこと、著者の名前が最近の新聞(日本の)にも出ていたことから、あまり政治家の本には興味なかったのですが、気になり読んでみました。 アメリカの社会はヘルスケア、教育、格差など日本と同じような問題を抱えている一方、これらに加え、戦争、人種、宗教などの問題も加わり、問題をより複雑にしています。このような問題について、著者の考えが、360ページにも及び書かれています。 著者の生い立ちや、家族、政治活動を通じた経験などの話を通して著者の考えが語られています。多分、アメリカ人にとっては、とても分かりやすい内容なのだと思われます。 と言いつつも、ノンネイティブでアメリカ社会にも精通しない私にとっては、気軽に原書で読むという感じではなく、かなり苦戦しました。
2004年の基調演説の展開
あのものすごいスピーチに少しは触れているだろうと思って読み始めたら、少しどころか、スピーチの内容すべての具体的な展開(ケリーとエドワードを称える部分は除いて)だったので、読んで大いに満足した。 この本は苦悩するアメリカをこれからどうやって良くするかについて、読者に考えてもらうための材料を提供し、併せてアメリカの諸問題についてオバマさん自身の考えを大枠で書いたものである。この本は(1)オバマさんの主にイリノイ州での体験や見聞; (2)アメリカ全体についてのオバマさんの現状認識; (3)現状認識を裏付ける各種統計値; そして(4)軽いアメリカ政治史の以上4つから成り立っている。オバマさんは、勤勉で、忍耐強く、上昇志向を持つアメリカ人は多様さの中に合意点を見出せるという自身の信念をこの本で何度も繰り返している。 文章は構成も書き方も分かりやすい。各章は「ある日のオバマさん」で始まり、本題へスムーズに以降し、章の終わりで「ある日のオバマさん」に戻ってくる。小難しい言い方は全く見られない。語句はimpasseやp otegeといったものも出てくるが、これはオバマさんの教養がこの言葉を選ばせたのだろう。また、AFL-CIOや401(k)のような名称が説明なしで幾つか出てくるが、読み進めれば何のことか見当が付くように書かれている。 この本は当たり前の事を思い出させてくれる。1つは政治が権力者の鶴の一声で動くような単純なものではなく、複雑なものだという点である。もう1つは政治家に、知識と同様、高度の判断力が要求される点である。ジョージ・W・ブッシュについても、オバマさんは決して悪党ではないとこの本に書いている。(チェイニーについての言及はない。) この本の日本語訳が未だに出ておらず、それ故オバマさんの言い分が多くの日本人に伝わっていないことは残念なことである。
分裂するアメリカの統合のシンボルとしての黒人リーダー
実は、密かに注目していたのだが、こんなに早く大統領選に立候補するとは!。これだから、アメリカウォッチャーはやめられない。Ba ack Hussein O ama J この名を、覚えていて損はないです。今回2008年のアメリカ合衆国大統領候補に民主党から名乗りを上げた44歳(若い!)の新進気鋭の若手政治家、バラク・オバマ上院議員(イリノイ州選出) が、凄まじい注目を集めている。この注目こそが、これまで分裂に悩むアメリカ社会の「中産階級出身のエリート黒人」に対する期待の大きさを示している。ついこの前まで名も知られていない地方政治家が、いまや全米中で大スター扱いだ。あまりに若すぎる点や、これからの選挙活動におけるスキャンダル追及の加熱(間違いなくある)など、越えなければならないハードルは高く、ましてや彼に勝る名声と優位点を持つ全米初の女性大統領の有力候補であるヒラリー・ロダム・クリントン上院議員が民主党のスターとして君臨している。それでも、分裂に悩むアメリカ合衆国では、所得、人種などさまざまな分裂線を越えて融和する統合のシンボルとして、黒人のリーダーが望まれているという熱狂的な大衆意識が存在すると、僕が分析した来たことの主張の裏付けだと思う。まっ、ちょっとアメリカを詳しく知っている人には、当たり前のことだけれどもね。


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カスタマーレビュー数:7

Book Description
叙情的でありながら、感情的ではない、感動的なこの回想録で、アフリカ系黒人の父と白人のアメリカ人を母にもつ著者は、黒人のアメリカ人としての人生に実行可能な意味を探す。ストーリーはニューヨークで始まる。父親――実在するというより伝説の男としてなじみのあった人物――が交通事故で亡くなってしまう。父親の急死が、感情的な長期放浪の旅のきっかけとなる。カンザス州の小さな町から始まり、母側の家族が移民してきた道をさかのぼってハワイへ、そこからケニヤに渡り、アフリカの親戚に会って父親の人生のつらい真実を学ぶ。そこでようやく、自分のなかの混ざりあった血を甘んじて受け入れることができる。

くちコミ情報
惹きつけられます
いろいろな世界を豊富な語彙で語るオバマさんの文章にひきつけられます。 彼がどんなに長い間自分のルーツにこだわってもがいていたかを読むと、胸が痛みます。 広い世界を見て、悩み、人間を理解しようと心から努力をするオバマさんの本を読んで、こんな人が大統領になったら素敵だなと思わないではいられません。
すごくいい
この本とヒラリーの自伝を読み比べると、どちらが大統領としての資質に優れているのか、すぐに分かります。 ヒラリーが自分の野望の最終点として大統領になりたいとしているに対して、オバマはあらゆる違いを超えて一つのアメリカとして国民がまとまる事を目指しているのだと、この本から見えてくる気がします。 彼にとって、大統領になる事は私欲を超えた、移民の国アメリカが大国としてもう一度まとまる事を、目指した行動だと思います。 ほとんど交流のなかったケニヤ人の父親。しかしその親のDNA、スピリットを受け継いでいるのだなあ、と思いました。 彼が生まれた60年代はまだ白人と黒人の結婚が禁じられていた州が沢山あり、中絶をする若い白人娘が沢山いたのだと思うと、今彼が大統領になろうと進んでいる事自体が奇跡のようだと思います。 この本は、彼がまだ今ほど有名でないときに書かれたものであり、その分彼の本質が見えてくる本です。本当に感動しました。英語も簡単なので是非原書で読む事をお進めします。
黒人初の米国大統領候補になると言われているオバマの生い立ち
 昨年の中間選挙で一躍米国初の大統領候補として注目を集めたオバマ上院議員がハーバード・ローレビューの初の黒人米国人としてのトップであった頃に書かれた自伝です。     実際には彼はケニアのロウ族出身でハワイ大学に留学していたの父と白人の母との間に生まれたのであるが、彼の中では母子を置き去りにしてケニアに戻った父とアフリカ人である自分の位置づけへの模索が続いて行く。大学を卒業した後で黒人活動家としての人生を歩みだすが、教会、活動のリーダーである白人、黒人達との触れ合いの中でも自分の位置づけが見出せないでいる。ハーバード・ロースクルに合格したのを機に訪れた父の故郷で兄弟・親戚と触れ合い、また祖父、父の白人社会と黒人社会との狭間での苦悩に満ちた生活を知るにつれ、自身の悩みが彼らと主地物であることに気づいていく。  民族、殊にアフリカ人としての自覚、白人社会への対応等、我々日本人には理解が難しい部分も多いとは思うが、米国で注目されてきている彼の考え方を知るには絶好の本だと思う。
Inspiring
In Ba ack O ama's "D eams f om My Fathe " I discove ed a fascinating ain and an accepting mind that came to te ms with his dual inhe itance. He p ovided us with an insight of the Af ican-Ame ican expe ience, of the hopes and d eams of the people, of the ealities they conf onted and of thei failu es. In his inspi ing appea ance at the Democ atic convention, O ama eme ges as a ising sta in the Ame ican politically scene, a figu e with a st ong pe sonality that is easy to elate to. The speech was ve y moving. The fact that this ook was w itten efo e O ama gained so much political popula ity, is the eason why it is so authentic, unlike many of the auto iog aphies we ead. And as a mulatto, this ook eminded me of Disciples of Fo tune. It is so amazing how the he oes in these ooks came to te ms with thei inhe itances. p Recommended: DISCIPLES OF FORTUNE, LE MIRADOR, COLLIN POWELL, MY LIFE,LONG WALK TO FREEDOM
Inspiring
D eams f om My Fathe is a g eatly inspi ing memoi . Cont ove sial, though it is, the sto y eflects the soul of a man who is open to his identity. In this ook, O ama a gues with himself and comes to te ms with his identity. You will not eg et getting into the pages of this page tu ne that ea the hallma ks of a classic. It is a ecommenda le ead. p Also ecommended: DISCIPLES OF FORTUNE, THE COLOR OF WATER


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The strong reminder of Holocaust
“The Dia y of a young gi l” is a ook w itten y a Jewish gi l called Anne F ank. “The dia y of a young gi l” is a powe ful eminde of the ho o s of wa . Even though Anne could not live th ough the holocaust, she left us one ig “p esent”, and the “p esent” is he dai y. In he dai y, she depicted he expe iences and memo ies of holocaust vividly. It makes us awa e of the c uelties and inhumanity of the holocaust. We as a human eing must emem e the memo ies of holocaust and pass them on to futu e gene ations so as not to fo get them. We can also d aw impo tant lessons f om he dia y: tenacity to keep lea ning, pe sistence to aspi e to a goal, and managing you self. Anne’s expe iences, thoughts, and memo ies a e still living in ou hea ts even afte he death.
アンネの生きた時代を思ふ
この本を読み、アンネが窮地にたたされてもくじけず頑張りとおすことのできる少女だと感じた。まずアンネは人種差別がなかったら、裕福な暮らしを送り続けていて、何不自由に感じることは無かったはずだ。でも閉塞状況に立たされ、初めて自分の内面的なことも見つめられるようになる。そして、アンネはさびしく苦しい隠れが生活の中で幸せになれる日を願い続け、自己凝視を続けていった。これが、私的なこの本のまとめであります。
Really eloquent!!
I'm su e almost all people have head of the title, ut afte eading this ook I ecognized how eloquent and sometimes poignant he sto y was. This edition is the Definitive Edition ut deli e ation of he sto y is not finished.In he count y,Amste dam Nethe land,the e is the Anne F ank House(Museum). I ecommend you to visit the e and othe places which witnessed ho i le Holocaust.In my case this ook inspi e me of visiting Holland and Auschwits.


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1898年テキサス州生まれのジョージ・ドーソンは、家計を助けるため8歳で働きはじめた。祖母のころまでアメリカには奴隷制が残っていたから、黒人差別はまだ激しかった。しかし彼には知恵があり、持ち前の思慮深さ、分別、勇気、そして何よりプライドで人生を切り抜けてきた。98歳のときに高校の成人基礎教育講座で読み書きを習いはじめたが、それが新聞で紹介されて以来、全米で話題の人となったのである。

差別も苦労もあったが、彼は恵まれていた。家庭は愛情と信頼にあふれ、人々は助けあう時代だった。親元を離れてひとり白人の農場で働いたが、父は絶対の信頼感をもって彼に人生を教えた。成人した日。
「おい、独り立ちする用意はできているのか?」
「ああ、父さん、できてると思う」
「よし」

それからの数年間、運試しのアメリカ縦断ひとり旅はスリル満点だ。最初の妻を口説くシーンも彼らしい(彼は4回結婚した)。子どもたちは成績優秀だったが、高校のときに聞かされるまで、「父さんが字が読めないなんて知らなかった」という。

100歳を過ぎた今も、彼はユーモアと楽観主義を忘れない。「彼らは、わたしが読みかたを習う日をひたすら待って人生を送ったと思っている。ぜんぜんちがうんだよ。わたしは、自力でどうこうできないことについては考えなかったんだ」。
“People worry too much. Life is good, just the way it is.(わしはみんなに心配するなと言っているんだ。人生っていいもんだよ、今のこのままで)” (家永光恵)


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読み応えある一冊
人種差別、戦争なども扱われているが、大げさに表現されるとことがない。ただただありのままに書かれており、私は非常に素直な気持ちのまま読みきることができました。一人の人間の生き様が等身大で書かれた一冊。
学ぶことの魅力を教えてくれるおじいさん
98歳で読み書きの学習のために学校へ通うことを決心した著者の前向きな姿勢は、読者の元気を引き出してくれる。黒人差別に苦しみながら生活した青年期の思い出と冒険。そして、学校で文字を習おうと決心する老後の生活。著者の生き方とともに、普段日本ではなかなか意識されなくなってしまった学ぶことの喜びと感動を伝えてくれる。高校生用の英語Ⅱの教材としても取り上げられている。何か新しいことに挑戦したくなる本です。
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ジョージおじさんは、黒人と白人は違う生き物なのだって思ってたのかな? 人種差別が激しい南部であっても、白人に関わってはいけないとか、余計な口出しをしてはいけないと割り切って生きていたのですね。 p 同じ時代でも、差別を受けない場所もあるということを身をもって体験しているのに、それでも差別のある地域へ戻り、自由に生きてきたジョージおじさんは、心が自由なんですね。 だから98歳になってから学校へ行くことができたんですね。 人生、常に勉強、常に青春だってことが、とてもよく分かりました。 p 私もジョージおじさんのように、自由な心で長生きしたいと思います。
the book you can't miss
人種差別やcivil ights movementについての本は多い。しかし、この本は同じ時代を中心に描きながらも、トーンが違う。案外、これが当時の黒人のとらえ方だったのではないか。98歳にして学校に通い始めた彼。人生ってすばらしい、まだまだ良くなるって信じてるんだ。悪い日だけじゃない、いい日だけじゃない。淡々と語るその彼の言葉は、だからこそ、深く重い。そして、生きることに前向きな姿に「イカしたじいさんだ」とつぶやいてしまった。


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アメリカが眩しく見える
 湾岸戦争のもう一人の英雄,シュワルツコフ将軍の自伝を先に読んでいたため,非常に興味深く読み終えた。  シュワルツコフは父親が軍人であり,典型的な WASP の課程に育ち,父の仕事の都合で外国生活が長かった事から,ドイツ語,フランス語,ペルシャ語を,話す。ウェストポイントへ進学,以後,軍人としての出世街道を進んでいる。  一方,コウリンパウエルは貧しいジャマイカ移民の子どもで,マイノリティー,ニューヨークのサウスブロンクスに育ち,小学校から大学までニューヨークから出る事もなく育っている。軍に入隊したのは予備役将校訓練課程を終えてニューヨーク市立大学を卒業してからであり,シュワルツコフとは出自も育った環境もまるで異なるが,入隊してからの彼もまた,出世街道を突き進んでいる。  出世街道を歩んだ二人であったが,様々な意味で,対照的であった。最後まで軍人であったシュワルツコフと,本人が望むと望まざるとにもかかわらず,政治との繋がりを深めたパウエル。シュワルツコフの自伝に,こんなくだりがあった。  統合参謀本部議長の候補者の一人であったシュワルツコフは,知人から「統合参謀本部議長はパウエルに決まるだろう。彼はホワイトハウスとの繋がりが深いし,軍人と言うより政治家だ」と聞かされている。それに対し,シュワルツコフは「パウエルは根っからの軍人だ。ベトナム戦争で前線で戦ったんだ」と,パウエルを擁護して書いている。  この一文に,シュワルツコフとパウエルの違いが見て取れるのではないだろうか。何よりも,生粋の軍人である事を誇りとしたシュワルツコフ。彼は確かに頭脳明晰だろうが,文章の端々に激しい性格を感じさせ,その上エリート臭が嫌みに鼻につく。一方,マイノリティー出身のパウエルは,周囲の人間を良く監察し,いい意味で敵を作らない。こうした彼の温厚な性格ゆえに,上からも下からも信頼されて活躍の場を広げ,最終的に,彼の才能は軍人の枠を超えている。  こうした対照的な二人に共通していたのは,圧倒的な愛国心と,国を守るのは自分だ,という,強い自負心である。日本では「愛国心」はなにやらタブーめいているが,何のてらいもなくそれを口にできるアメリカ人が,素直に羨ましく眩しく見える。
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戦後の米国の歴史に多くの影響を与えているベトナム戦争に関しては、学生の頃バルバースタムの著作などを読んでいたが、その同じ時期に若きPowellが真のBest and B ightestになるべく参加していたことは当時白人優位の社会であった米国の底の深さを感じさせるものであった。とは故、本書は、非常に苦労した人生を毅然とした人生感を持って描かれている。持ち歩いて読むには大部ではあるが、その魅力の故あっという間に読んでしまった。 この本を読み終えた時に、黒人運動家の母がこの世を去り、彼女がいなければ今日のライス長官やPowellは存在しなかったとのコメントがあった。確かに運動の象徴的な存在であったが、この本を読んでみれば、彼が彼女の存在とは別に、国を愛する心、家族を愛する心、軍人としての誇り・実績により、真のstatemanになった事が良くわかる。 リーダーシップの考え方についても、変なノウハウ本を読むのではなく、本書を読むことをお奨めする。
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元国務長官コリン・パウエルの半生(国務長官就任前まで)が書かれている自叙伝。ボリュームはそこそこあるが、興味深く書かれているのでそんなに苦にならなかった。ジャマイカから移民してきた黒人の子供としてブロンクスに生まれ、黒人であるがゆえに様々な差別を受けながらも卑屈にならずアメリカを愛し、仕事に誇りをもって生きてきた男の半生が上手く書かれている。アメリカの軍隊の仕組みや彼が関わってきた歴代大統領〔ニクソン、カーター、レーガン、ブッシュ(父)、クリントン〕の人柄も垣間見れる。邦訳版が出るにあたり、著者が書いたメッセージ:「この物語には「マイ・アメリカン・ジャーニー」という題をつけました。しかし私は日本の読者の皆さんが、そこにご自分にとって身近な何かを見出してくださることを望んでやみません。なぜなら、これは愛の物語、家族への、仕事への、そして国への愛の物語だからであり、そうした感情は、たとえどこに住んでいようと、世界のどこでも共通する、人間の普遍的な感情であると信じるからです。」は著者の人柄を現わしていると思う。
大義なき戦争はしてはいけない。
軍人らしい朴訥とした語り口で、アメリカの現代政治や軍事情を垣間見ることができます。「大義なき戦争はしてはいけない」これが彼のモットーだとすれば、今の第二次湾岸戦争とその後の経過をどのような思いで見ているのでしょうか?戦争開始直前のブッシュ政権内で、唯一国連との協調を主張した人物です。だからこそ彼の自伝を読んでみたくなりました。話の端々に家族愛溢れる人柄が見え、アメリカ国内で人気があるのもうなずけます。原書には、英検1級クラスの単語が沢山出ていたので、語彙復習には丁度良かったです。
アメリカンドリームを成し遂げ、新ブッシュ政権の鍵を握るパウエルの半生
ジャマイカ系移民のマイノリティとして生まれ、家族の愛と軍隊という環境の中で、自らの才能を開花させ、今や米国政府の中枢となった人物コリン・パウエル氏の自伝。 p 多くの黒人が抱えるであろう人種的な劣等感や摩擦を強く実感することなく育った少年時代、必ずしも優等生ではなく将来進む道を探し続けたNY州立大学時代の日々、その中で軍隊という黒人に対して可能性の開かれていた組織と出会い、着実に昇進の階段を上り詰めて行った半生。 p アメリカンドリームを体現する人生であると同時に、マイノリティとしての卑屈さ・悲惨さをあまり感じさせないのは、作者のおおらかで前向きな人間性か。特に記憶に新しい湾岸戦争時の行動力やメディア対応、幹部間の微妙な関係など、ニュース報道では知ることの出来ない、内部状況が生々しく語られている。 p 何にもおもねらない、率直で強靭な意志を持ったパーソナリティを強く感じると同時に、元ブッシュ大統領が今日まで彼を心から信頼するその理由が良く分かる。 米国現代史の流れに寄り添うように今も活躍を続ける彼の姿から、これからも目が離せない。


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この本は人種差別をなくすために働いたあのキング牧師の印象的な書き物とスピーチを年代別に並べて収録したものです。あの有名な「I Have a D eam」をはじめ20項目に分けてキング牧師の言葉が収録されています。読者(聞き手)に訴える言葉は非常に分かりやすいです。暴力を決して使わず差別の改善を訴えたことは非常に心に響きます。また、この本の編者がこの20の項目を年代別に並べ、それぞれの項目に頭注をつけ、Civil Right運動とその関連した出来事を記載しているのも当時の状況を知るのに役立ちます。アメリカの歴史を知りたい方、キング牧師を知りたい方にお勧めです!


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本書の核心は、どうやって自分の領域の外へ出て、明確な問題に取り組んでいくか、というオバマ上院議員の考え方である。著者は、アメリカの家庭における経済への不安の増加、国内で発生する人種や宗教間の緊張関係、そして、テロや世界的流行病など、国境を越えて近づいてくる脅威について検討する。そして、民主主義における信念の役割――どこで必要となり、どこからは介入できないのか――という問題に取り組んでいる。著者の語る家族、友人、上院議員、そして大統領の話の根底にあるのは、つながりに対する強い探求心である。それが、本質的に前途有望な政治的コンセンサスの基礎になる。上院議員であり弁護士、教授であり父親、クリスチャンであり無神論者、そしてなによりも歴史と人間性を勉強する者として、オバマ上院議員は変形する権力についての1冊を書いた。憲法のもととなった根本的な思想に立ち返ることでのみ、アメリカ国民は壊れてしまった政治的成長を修復し、危険なことに多くの一般的アメリカ人の興味の対象からはずれてしまった、正常に機能する政府を復活させることはできない、と著者は語る。アメリカ国民は待っているのだ、とオバマは言う。「共和党と民主党が彼らに追いつくのを」


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著者がアイアコッカの最新書(Whe e Have All the Leade s gone?) に注目の大統領候補と紹介されていたこと、本書がアメリカでベストセラーであったこと、著者の名前が最近の新聞(日本の)にも出ていたことから、あまり政治家の本には興味なかったのですが、気になり読んでみました。 アメリカの社会はヘルスケア、教育、格差など日本と同じような問題を抱えている一方、これらに加え、戦争、人種、宗教などの問題も加わり、問題をより複雑にしています。このような問題について、著者の考えが、360ページにも及び書かれています。 著者の生い立ちや、家族、政治活動を通じた経験などの話を通して著者の考えが語られています。多分、アメリカ人にとっては、とても分かりやすい内容なのだと思われます。 と言いつつも、ノンネイティブでアメリカ社会にも精通しない私にとっては、気軽に原書で読むという感じではなく、かなり苦戦しました。
2004年の基調演説の展開
あのものすごいスピーチに少しは触れているだろうと思って読み始めたら、少しどころか、スピーチの内容すべての具体的な展開(ケリーとエドワードを称える部分は除いて)だったので、読んで大いに満足した。 この本は苦悩するアメリカをこれからどうやって良くするかについて、読者に考えてもらうための材料を提供し、併せてアメリカの諸問題についてオバマさん自身の考えを大枠で書いたものである。この本は(1)オバマさんの主にイリノイ州での体験や見聞; (2)アメリカ全体についてのオバマさんの現状認識; (3)現状認識を裏付ける各種統計値; そして(4)軽いアメリカ政治史の以上4つから成り立っている。オバマさんは、勤勉で、忍耐強く、上昇志向を持つアメリカ人は多様さの中に合意点を見出せるという自身の信念をこの本で何度も繰り返している。 文章は構成も書き方も分かりやすい。各章は「ある日のオバマさん」で始まり、本題へスムーズに以降し、章の終わりで「ある日のオバマさん」に戻ってくる。小難しい言い方は全く見られない。語句はimpasseやp otegeといったものも出てくるが、これはオバマさんの教養がこの言葉を選ばせたのだろう。また、AFL-CIOや401(k)のような名称が説明なしで幾つか出てくるが、読み進めれば何のことか見当が付くように書かれている。 この本は当たり前の事を思い出させてくれる。1つは政治が権力者の鶴の一声で動くような単純なものではなく、複雑なものだという点である。もう1つは政治家に、知識と同様、高度の判断力が要求される点である。ジョージ・W・ブッシュについても、オバマさんは決して悪党ではないとこの本に書いている。(チェイニーについての言及はない。) この本の日本語訳が未だに出ておらず、それ故オバマさんの言い分が多くの日本人に伝わっていないことは残念なことである。
分裂するアメリカの統合のシンボルとしての黒人リーダー
実は、密かに注目していたのだが、こんなに早く大統領選に立候補するとは!。これだから、アメリカウォッチャーはやめられない。Ba ack Hussein O ama J この名を、覚えていて損はないです。今回2008年のアメリカ合衆国大統領候補に民主党から名乗りを上げた44歳(若い!)の新進気鋭の若手政治家、バラク・オバマ上院議員(イリノイ州選出) が、凄まじい注目を集めている。この注目こそが、これまで分裂に悩むアメリカ社会の「中産階級出身のエリート黒人」に対する期待の大きさを示している。ついこの前まで名も知られていない地方政治家が、いまや全米中で大スター扱いだ。あまりに若すぎる点や、これからの選挙活動におけるスキャンダル追及の加熱(間違いなくある)など、越えなければならないハードルは高く、ましてや彼に勝る名声と優位点を持つ全米初の女性大統領の有力候補であるヒラリー・ロダム・クリントン上院議員が民主党のスターとして君臨している。それでも、分裂に悩むアメリカ合衆国では、所得、人種などさまざまな分裂線を越えて融和する統合のシンボルとして、黒人のリーダーが望まれているという熱狂的な大衆意識が存在すると、僕が分析した来たことの主張の裏付けだと思う。まっ、ちょっとアメリカを詳しく知っている人には、当たり前のことだけれどもね。


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くちコミ情報
読み応えのある物語
自叙伝を読む醍醐味は、その書き手の息吹を感じるところにある。この点でマイルズデイビスの自叙伝は秀逸だ。 この本の魅力は、ジャズトランペッターとしてあまりにも有名な彼の人生をなぞることができる、というのはもちろんのこと、その歯に衣を着せぬ語り口を通して見えてくる、彼の音楽交遊録だ。ジュリアード音楽院を卒業しているマイルスは、音楽家としての自分を強く意識していたようだ。その中で音楽を媒介としてさまざまなミュージシャンとの交流のなかで、どういう時代に、何を考えながらトランペットを吹きつづけたのか、という事が活き活きと伝わってくる。音楽、政治、社会など、様々なことに対して「ファイター」という姿勢を保ち、時代の先頭を走りつづけたマイルズの葛藤こそが、この本のその中心であり、最大の魅力ではないかと思う。
Miles Forever !
 マイルスを通してジャズ界の師弟関係、相関関係が良く判りますね。といいますか、マイルスがその中心に鎮座しているという事実が認識できるのですね。  後半は特に黒人としてのアメリカでの扱われ方を克明に説明しているのが、例え世界的なアーティストであっても同じなのだなぁと感じました。読むに連れて未購入のCDを注文していってしまい、かなりの数量になってしまった。  いつの時代も素晴らしいが本人の語る歴史を読みながら聴くと一味も二味も違うものですねぇ。読んで良かったと思います。
自信を持って生きるとはどういうことかを教えてくれた本です。
今から8年くらい前になりますが、私の社会人生活の転機になった本です。どうすれば周りから認められる仕事ができるのか、という私の問いに対して、「他人と違うことをすること。」、そして「周りに認められるというよりも、自分の仕事に自信を持てるようにすること。」ということと、それがどういうことなのかを明確に答えてくれた本です。ここまでハッキリと教えてくれた本もなかったし、会社の先輩もいませんでした。 この答えがどこまで正しいのかは分かりませんが、少なくとも、今でも自分の考え方の基礎になっています。 マイルスのジャズは「平凡」への徹底的な抵抗にあると私は思います。仕事から帰ってきて、そして週末と、マイルスを中心にJAZZばかり聴いていた時期があります。JAZZにのめり込む大きなきっかけになった本です。今、振り返ってみて、それなりに色々な音楽、小説、映画に接しましたが、マイルスのJAZZとこの本ほど、全くパッとしなかった私の生き方を「良い」方向に大きく変えてくれたものもないような気がします。少しでもマイルスに興味のある方は、とりあえず、手に取ってみることをお薦め致します。
JAZZの歴史
全体を通して底辺に絶えず流れている熱い黒人としてのプライド。 ジャズに限らず、真摯に音楽と向き合うその情熱。 その一方で音楽とは切っても切れない関係のドラッグ。 マイルス「でさえ」、人種差別を肌身に感じながら生きなければならなかったアメリカの状況にまず驚く。 それも80年代に入って以降でさえ。 マイルスは余計に音楽に深く没頭していったのだろう。
長男'sレビュー
僕の音楽生活のバイブル的存在。 ドラッグから立ち直ったこと。音楽活動を復活させたこと。全てのエ