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| Monitor: The Story of the Legendary Civil War Ironclad and the Man Whose Invention Changed the Course of History (Thorndike Press Large Print Nonfiction Series)
James Tertius Dekay(著)
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¥ 4,396(税込)
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| Forgotten Heroes: Inspiring American Portraits from Our Leading Historians (Thorndike Press Large Print American History Series)
David McCullough(はしがき)
Susan Ware(編集)
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おすすめ度
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カスタマーレビュー数:5
【くちコミ情報】
科学と技術の発展の原点がここにある
この本を読んで、私は多くのことを考えさせられた。この本では、ジョン・ハリソンという不屈の時計技術者とネビル・マスケリンという第五代グリニッジ天文台台長の、ユニバーサルな時間の計測をめぐっての、激しい先陣争いがテーマとなっている。著者は、ハリソンに同情的な立場をとっているが、マスケリンの多大な貢献についても十分に記すことを忘れていない。この本が、米欧でベストセラーになった背景はいくつかあると思われるが、それは、彼らの父祖が大航海時代を経て新大陸へ大挙して進出した、その大元を支えた先駆的技術の開発の物語であり、しかもそうした技術が最初は不可能と思われていたのにあえて挑戦したからだからだと思われる。つまり、キャプテン・クックに代表されるわくわくするような海外雄飛の大冒険を縁の下でがっしり支えたのが科学者や技術者の生涯をかけての仕事だったのだから、これほど感動的なことはない。ハリソンは技術を代表し、マスケリンは科学を代表するようだ。共に競争して、傍からみると相補う関係にあった。ハリソンは徹底して頑固であり自分の技術の秘密を明かすのを嫌い、一方、マスケリンもあらゆる妨害をいとわない利己主義者のようにも見えるが、当時の状況を考えればやむをえない。何しろ、当時のイギリスでは、世界で最初の特許法もできたばかりで、すべてが試行錯誤の段階だったからだ。彼の頑固のおかげで、後に続く改良も短時間ですんだ。とにかくこの本を科学と技術に関心のある人全てに薦めたい。
なぜベストセラーに?
18世紀イギリスには、経度を正しく測定する装置・方法の発明に、2万ポンドという高額の賞金がかけられていた。本書はその獲得に成功した時計職人ジョン・ハリソンを主人公に据えた物語である。 p ハリソンは海上での振動や湿度・温度に影響を受けない精密な時計を開発し、「標準時」を確定した。航海者は、自分のいまいる場所の時間と「標準時」を比較することで、正確な経度を割り出すことが出来るのである。 p しかしハリソンが賞金にありつくには長い時間ととてつもない苦労が伴った。ひとつには時計制作そのものにかかった時間、それから天文学者たちによる妨害である。天文学の立場では、月距法と呼ばれる、月の位置関係を基本とした経度測定法が開発されつつあり、ハリソンはそれと競争しなければならなかったのである。 p この争い、苦労を描くのが本書の主題であり、たぶん、読者を惹き付ける部分になっている。しかし、むしろ私はハリソンへの反感を覚えてしまった。ハリソンは確かに精密な時計を作った。しかし、一個つくるのに10年とかいう年月が必要であり、摩滅を防ぐためにルビーやダイヤモンドが使われる。おまけに製法を明かさず、弟子もとらない。つまり、大量生産にはまったく向かない技法なのである。多くの船に搭載し、どこでも誰でも経度を知ることが出来るという本来の目的からは完全に逸脱してしまっているのである。 p しかし「経度を正確に知ることの出来る技法の開発者に賞金を与える」という要件は満たしているわけで、たとえ本末転倒で、実用的ではないにしろ、ハリソンには賞金獲得の権利がある。こうした物語に肩入れする感性はアメリカ人特有なのかも知れない。 それなりに面白い本なのだが、釈然としない読後感を覚えた。
時計の好きな方にお勧めします
ジョン・ハリソンによるクロノメータ開発に関する物語です. 時計の好きな方にはお勧めです. 本文中に図版がないので味わい半減ですが,図版の入った洋書(The Illust ated "Longitude",同著者)もあります.こちらのほうが楽しめますが,ハリソンの時計(H1~H4)の機構・構造が詳しく解説されているというわけではないので,過度な期待は禁物です.
こんな違いがあるとは。
今まで、場所を知るのに経度と緯度があるのは知っていましたが、 緯度を知るのに比べて、経度を知るのはこんなに難しいんですね。 まさか時計が関係するとは思いもしませんでした。
科学と技術史と言うよりもお話し
科学史としてはけっこう良くできている。クロノメータが大航海時代の時代背景で求められ、人間の世界観の変化、科学と技術の1関係として記述されている。 p しかし、図版や写真も無いので技術史としては掘り下げが浅い。クロノメータは機械であり、機構の記述が必須なのだが、ほとんど機構や構造には触れていないのが残念。著者は人間の話しとしてこの本を書いたとある。その意味ではなかなか良くできている。だが、技術の記述を抜きに技術者を記述してどんな意味があるのかといった読後感を持った。
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”獰猛将軍”回想録
「失敗という選択肢は無い」-映画「アポロ13」の中のこのセリフ、演じたエド・ハリスの演技ですっかり有名になった感がある。NASAに加わり、“たった4インチの飛行“からアポロ、シャトルに到るまでフライトディレクターを勤め、少年時代、戦闘機パイロットして朝鮮戦争で戦った日々、クリス・クラフトの元でフライトディレクターとしての修行の日々、ホワイトフライトの由来、アポロ1号の悲劇、リードとして強力なリーダーシップを取ったアポロ13号の危機管理、フライトごとに縫われてきたマータ夫人の手によるヴェストの話、1番仲の良かった宇宙飛行士ゴードン・クーパーとの交流など、宇宙飛行士や宇宙計画を支えてきたクランツの人となりを垣間見ることができる。
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【くちコミ情報】
TVドラマは良かったけど...
TVドラマが面白かったので、原書を読んでみました。ただ、ドラマの出来た良すぎたのか、それ以上の感動はありませんでした。普通は、原書の方が映画やドラマより面白いはずなんですが...それだけドラマの出来が良いのだと思います。原書を読んだあとに、ドラマを観ることをお勧めします。しかし、今年の第二次湾岸戦争での爆破事件は、101空挺師団の輝かしい歴史に、泥を塗ってしまったんだなと思いました。英語学習者としては、軍隊用語を学べて良かったです。
リーダー論としても秀逸
話題となったHBOテレビシリーズの原作です。第101空挺師団506連隊E中隊のヨーロッパ戦域での戦闘が、豊富なエピソードを交えて語られます。作者はベテランの証言や日記等から丹念に事実を再構築し、記録として正確なだけでなく、読み物としても1級の作品に仕立てました。また2人の対照的な指揮官を軸としたリーダー論として読んでも楽しめるでしょう。癖のない、品格のある英語で書かれているので、背景的知識があれば無理なく読むことができます。文中に「プライベートライアン」の元ネタと思われるエピソードが出てきます。スピルバーグが早くからこの作品に注目していたことが感じられて興味深いものがあります。同師団に興味のある方はCURRAHEE、NIGHT DROP、RENEZVOUS WITH DESTINYもぜひ読んでみてください。
Easy Company
この本は多分生まれて初めて、洋書で最初から終わりまで読んだ本である。テレビシリーズも三話で見ましたが、とても印象深かった。とにかくEasy Company がいかに活躍したのかだけではなく兵士一人一人の苦悩、罪悪感、喜びを述べられている点が実話を基にしているだけはある。私自身は戦闘シーンよりもむしろ兵士たちが後方にいたとき、戦争終了直後の点が非常に気に入っている。ここは絶対に読むべきところであろう。そう思うと、また、読み直したくなってきた。
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