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【くちコミ情報】
癒されました。
Sal はお母さんと会えるかな、Phoe eのお母さんは戻ってくるのかな、と先が知りたくてどんどん読み進むことができました。随所に、子供らしい場面があり、くすっと笑っていました。読み終わったあと、気持ちが和らいでいると感じました。
やさしい英語です。
他の方もおっしゃっているように、冒頭部分はどんな話なのかがつかみにくく、少し読み辛いと感じる方も多いと思います。しばらく読んでいくと、登場人物たちの魅力に気づき、どんどん話にひきこまれていきます。アメリカの自然の名所、先住民について、クラスメイトが抱えている家庭の問題、自分を置いて家をでてしまった母親のこと- これらの複雑な事柄を、わかりやすい英語で丁寧に書き出しています。最後までじっくり読みました。本当にいい本です。是非大人の方も読んでみてください。
上質な物語を読んだ満足感!
これまでイギリスの児童書を読むことが多かったのですが、この本(アメリカの児童書)で初めて、ネイティブアメリカンの血を引く人の立場から書かれた物語に出会いました。読んでみて、英語は、いろんな民族が自分の気持ちや考えを伝え合える身近な手段だと感じ、英語に興味を持っていてよかったと思いました。 p 旅の途中で主人公が祖父母に語る友達フォーべの話は、無駄なようでいて、実は主人公に自分の家族のことを振り返らせ語らせるための、無くてはならないお話でした。 途中までは、よく似て思えた二人の物語。最後には、主人公の物語の悲しみの深さを、フォーべのハッピーエンドがいっそう強調する働きをしていました。 映画のシックスセンスを思わせるエンディングには、息を呑みました。感動! 最後には、深い深い悲しみの後にも、希望を失わず、また立ち上がろうとする主人公の姿が見てとれて、ますます感動しました。 p 読み終わった後には、上質な物語を読んだ満足感が残ります。ぜひ、読んでみてください。
切なくて、そして暖かい
インディアンの血を引く主人公のSalが、いなくなったお母さんのところへ祖父母と一緒に向かう旅と、彼女がその旅の中で祖父母へ語るお話の2つの柱で出来ている。 13歳の少女らしい考えかたや、感じ方がよく表れていて「そうそう私もそうだった!」と、思う場面があったり。 p ストーリー自体が奇抜なものではなく、テーマも身近なせいか、読んでいるうちにどんどん親近感が沸いて、物語に引き込まれた。 読み終わってしまって、「ああ、読み終わっちゃったんだ」って思った。 もうSalの物語がここで終わってしまったってことが寂しくなる程、親近感があったんだよね。 ラストのシーンでは思わず泣いてしまった。 p ラストが、ここまでのすべての物語をひとつに結びつけるという、後味も非常に良い物語。 オススメ!
頭上を飛ぶ悲しみの鳥
主人公の少女が、いなくなってしまった母親の足跡をたどり、祖父母とアメリカを旅する話。全体は本当にそれだけで単純なのですが、その旅の上にいくつものストーリーが乗っかっていて、重層的な物語になっています。母親がまだ家にいたころの思い出、祖父母の物語、友人の家族に起こった事件・・・一人一人が他人にはわからない悲しみを抱いている、というメッセージが、決して派手ではない描写から伝わってきます。 そうした個々のストーリーが収束するクライマックスのシーン(これも実に淡々と描かれますが)には重みがあり、十三歳の少女がずっと心の奥底に秘めていた真実に、胸をつかれます。 p 筋立てはそう珍しいものではないのでしょうが、書き方がすばらしい。終わりに近づくにつれ、"compelling"になっていきます。
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カスタマーレビュー数:1
【くちコミ情報】
しっとりとした風情の漂う作品
オースティン晩年のこの作品、それまでの作品の若いヒロインたちとは違い、ヒロインのアンは、最愛の人との別離という苦い経験をそっと心にしまいこんだまま、花の盛りを過ぎてしまった20代後半の女性です。知性と良識のある彼女に愛情を向けることを知らない家族の中で淡々と生きてきた彼女の前に、昔の恋人ウェントワース大佐が再び現れたときから、彼女の心にさざ波が立ち始めます。 その微妙な心の動きが、全編を通して静かに語られていくこの作品は、オースティン作品の中では一番ロマンチックなのかもしれません。 p 最初は冷淡な恋人の心が自分に戻ってきていることを、彼のちょっとした言葉や行為に見出し、少女のようにときめいている女性の心の機微が細やかに描かれています。 全体にしっとりとした風情が漂うこの作品の中で、ウェイントワース大佐の情熱的な手紙はとても印象的で心に残るものです。 p 「高慢と偏見」ほどは多くの人の共感を集める力はないかもしれませんが、私は円熟期のオースティンの作品の中では、「マンスフィールドパーク」よりも柔らかで、「エマ」よりも静かなこの作品が大好きです。 Pe suasionというタイトルの持つ意味も、なかなか深いと感じています。 p この eissue版ペーパーバック、従来のpenguin classicsより幾分厚みはありますが、フォントが大きめで読みやすいです。
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クローディアは退屈だった。何か変わったことがしてみたい。でもダサいのはいや。家出することにしたクローディアは、一定の目標を持って計画を立てる。それは、快適で、今までとまったく違っていて、家のように気楽でいられるところへ行くこと。クローディアは慎重にパートナー(弟)を指名し、行き先(メトロポリタン美術館)を選んだ。でも、冒険に不測の事態はつきもの。すぐに、クローディアと弟のジェイミーは、専門家でも解けないような美術品にまつわるミステリーに巻きこまれることに。しかし、この謎を解くことができれば、クローディア自身が求める答えが見つかるかもしれない。 ユニークなストーリー、読者の心をつかんで離さない文体、独特な線画で定評のあるカニングズバーグの作品。ニューベリー賞受賞作の本書も、読者に本を置かせるすきを与えない。一角の人間になりたいというクローディアの願いと、その願いをかなえるために自分探しに出る物語は、特に思春期の入口にいて本当の自分を探し求めようとする子どもたちにとって、共感するところが多いはず。(9~12才向け)
【くちコミ情報】
独特のまったり感
両親による自分の扱いに不満を持った長女Claudiaが、家出をしてメトロポリタン美術館に隠れ住むお話。 しっかり者の彼女が、使えそうだという理由で一緒に家出に誘った弟Jamieと交わす会話がかわいいです。 この部分だけでも何度も読み返してしまいました。 お話は美術館にあったミケランジェロ作の像にからんだちょっとした冒険話ですが、ハラハラドキドキという感じではなく、全体になんともいえないまったりした雰囲気が漂っています。 おそらくは作者による不思議な雰囲気のイラストのせいでもあると思います。 題名にあるM s. F ankweile が語り手です。彼女が弁護士のSaxon e gに語りかける形で進みます。 全くの予備知識なしで読んだので、この二人が登場している理由がわからなかったのですが、最後にオチがあります。 New e y賞の本はどれもそうですが、この本も読みやすく、子供の気持ちに沿った気持ちのいいお話です。 英語にそれほど自信のない人でも読むのに難はないと思います。
ドキドキまでいかず
小学生の姉と弟が家出する話。総資金約24ドル持って、ニューヨークの美術館内に1週間隠れ住む。ちょうどその頃、美術館のある彫刻がミケランジェロのものではないかという話が持ち上がった、2人はこっそり独自に調査を始めるのだが...。 小学生3、4年生向けの本。160ページぐらいで、字も大きい。子供ながらのアドベンチャー感覚が楽しめるかと思ったが、大人にドキドキ感をもたらすには、いかんせん字数が少なすぎる:1日で読みきれる程度。また、英語が簡単であるだけに、内容の「児童文学らしさ」を感じた。しかし、受験英語には決して出てこないような日常単語はたくさん登場するので勉強にはなる。 24ドルあまりでいったい1週間子供2人がどうやって暮らしたのか不明だったが、初版が1967年であることを知り納得した。本の内容よりも、初版から35年経ってからの筆者による後書きの方が面白かった。事実は小説よりも奇なり、といったところ。
大人も楽しめる児童書
日常生活に不満を持ち、マイルドな冒険を求めて家出する少女と誘われて付いていく現実的で締まり屋の弟のおもしろおかしいメトロポリタン博物館での生活が始まります。 ストーリーは楽しく、英語も分かりやすいので、原書を読み始めの人にお勧めです。探偵小説ばかり読んでいる人にも気分転換にお勧めします。
35周年記念の後書き付きです
~翻訳で読んで面白かったので、原語でも読もうと思って買いました。お話は、女の子の家での話ですが、お金儲けの上手な弟を連れ出して、メトロポリタン美術館に忍び込んで寝泊まりするという発想が面白い。都会の子供が家出して耐えられる場所は、やはり都会だ。 本書(と同時に発表された「Jennife , Hecate, Mac eth, William McKinley and Me, Eliza eth」や、少し後の「A out the~ B'Nai~ Bagels」)で著者は有名になりました。デビューからの3作は、単純に楽しめます。夢中で読んでしまって、電車を乗り越しました。 本書は原著刊行から35周年記念として、著者のあとがきがあります。ずいぶん時が流れたたので、舞台となったメトロポリタン美術館の様子も様変わり。入場料が必要になったことや、小説の小道具に使ったものがなくなったりかわっ~~たり。また9 11のテロのために街の雰囲気も変わったことなど。~
大人も楽しく読める
子供の頃訳書を読み、おもしろかったのを覚えていて最近原書を読みました。1970年代ぐらいの小学生のお話ですが、クローディアは背伸びしていてかわいらしく、背伸びしていないジェイミーの方が大人なときもあり、兄弟っていいなあと思えます。英語も簡単で十分読めます。
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【くちコミ情報】
映画とは違う楽しみ方ができます。
USのBDで先に映像を拝見しました。その後、気になり原作を読んだ次第です。 観るフと読むの、どちらを先にするか? 作品が良くできているので、どちらからでも良いのでしょうが、 個人的には映像が先の方をお勧めします。 「ああ、ここで殴ったのは原作ではこの人だったんだ」とか2度楽しめますし、 監督がどんなに原作を愛していたか(だからこう変更したんだ)というのが ものすごく良くわかります。 両方体験すべし。
素晴らしい時間を過ごしました。
ブルーレイ北米盤を鑑賞しました。次々に出てくるシーンの全てが綺麗で豊かな時間を過ごす事が出来感謝しています。英語も字幕を読めば何とかなります。画(MPEG4-AVC)も音(48kHZ 24 it,5.1ch)も丁寧にオーサリング、ミックスされているのが分かります。日本でも同じ使用で発売されたらいいのに。
つらすぎる。
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ふたりだけの王国。
貧しい農場で4人の姉妹に囲まれた男の子が、 転校してきた足の速い女の子と出会い、 友情、恋、そして死を体験する。 p 英語はハリー・ポッターよりも少しやさしめでしょう。 おもしろくて一気に読んでしまいますが、 日記みたいに少しずつ読んでも、主人公の男の子の 気持ちが変化していくのに触れられていいと思います。
悲劇はいらない
最後の悲劇はいらないと思う。11歳とは思えないほど成長しているレスリーに対して、どうしても距離を感じざるを得ないジェシーの描写が秀逸でした。その淡い感情だけで十分なのに、どうして最後に悲劇を用意する必要があるのだろうか。突然の事態をどう引き受けるかといった題材ではないと思う。 p レスリーは十分大人として描かれているけど、それはジェシーの目を通してであって、冷静に読み返してみると「彼女、何考えてるのか良く分からない」と正直思う。場面展開なしで、終始一貫ジェシー視点で語っているので、思わず引き込まれ同調してしまいますね。 p 裕福な家庭に育ち普通にやっていれば何でもできるレスリーがいて、周囲1メートルのことでいっぱいいっぱいのジェシーがいて、いじめっ子がい!て、ジェシーの家には軽い貧困があり、アクセントになる教師が出てきてと、雑多な小学生環境が描写されてます。また、怒りっぽい母親+何かと出番のある父親+4人姉妹+ジェシー+Miss Bessieという家庭環境がベースにあって飽きさせないです。 p エンタテイメントというより教育的作品の色が濃いですが、後あと考えさせるものがあり、面白いです。
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【From the Publisher】
「ゲド戦記」第1話原著 アースシーでもっとも偉大な魔法使いゲドも、かつてはハイタカと呼ばれる血気にはやる若者だった。彼は力と知恵を渇望するあまり、長く封印されていた禁じられた呪文を唱え、恐るべき影を世界に呼び出してしまう。ゲドが強力な力の呪文を極め、太古の竜を屈服させ、死の危険を冒して均衡を取り戻すまでを描く第1話は、ゲドの試練の物語だ。
【くちコミ情報】
CD版の評価
まず、ケースについてですが、この表紙の黒いプラスチックケースにのソフトケースに入ったCDが5枚ファイリングされています。壊れやすい、傷つきやすいなどの心配は無いでしょう。インサートなどは入っていません。 CDの内容ですが、BGMに中世音楽のリュートの響きが流れながら、落ち着いた女性の声で、物語が語られます。 自分としては、原文を追いながら、発音を楽しみたい、確認したいという目的でしたので、una idged版を購入しましたが、正解でした。 Also ead an 極度なスリラー Tino Geo giou--The Fates.
wizard、mageそしてsorcererの使い分けが興味深い
この作品はヘミングウェイの「The Old Man and the Sea(老人と海)」やメルヴィルの「Mo y Dick(白鯨)」に匹敵する海を舞台にした素晴らしい小説です。そして、この作家は微に入り細に入り描写する作家ではなく、少ない言葉でさりげなく、しかし深いイメージを紡ぎだす作家です。 「ゲド戦記 第一巻・影との戦い」という邦題より、私は原題である「A Wiza d of Ea thsea(アースシーの魔法使い)」のほうが好きです。 自らの心の闇から逃げるな、心の闇と正面から向かい合うのだ、というのがこの小説のテーマだとおもいました。小説のなかにでてきた言葉で言えば、「Be not Hunted, ut go Hunting」です。ドラゴンを脅かしながら外交交渉する場面といい、小説のなかにでてきた「Hunted」と「Hunting」という言葉・・・、流石に作者は欧米の狩猟民族だとおもいました。 余談1: 表紙の画像を横から見てください。別の世界が広がります。(^o^) 余談2: この小説にはstaffという言葉がでてきてます。魔法使いの道具のことです。普通、staff(複数形:staffs)という言葉は人間にたいしてつかう言葉で、 stuffが物にたいしてつかう言葉です。魔法使いの道具には、特別に、人間にたいしてつかう言葉を使用するのかとおもったら、staffには「つえ, 棒, さお; 支え, 頼り; 権標; (やりなどの)柄」(goo辞書より)という意味があるそうです。こちらの意味のstaffの複数形はstavesです。また、すべて魔法使いという訳語をあてはめることができるwiza d、mageそしてso ce e という言葉が使い分けされてます。それぞれ微妙に違うニュアンスの違うこれらの言葉を日本語翻訳版の「ゲド戦記」ではどう訳し分けていたのか、非常に興味があります。
おはずかしながら
なにげなく購入しました。夜の11時ころから読み始めましたが、あまりのおもしろさに夢中になりました。読破したときには翌朝になっていました。 後にも先のもこのような経験は初めてでした。
人間的な魔法使いゲドの戦いに魅せられます
ゲド戦記の映画が公開されてから、この本を手に取りました。作者の U sula K Le Guin は1929年生まれなので、もう77歳近くになっています。彼女はSF界で最高の栄誉となるヒューゴー賞を5回、ネビュラ賞を4回受賞しています。これはSF界ではすばらしい業績です。しかし、このゲド戦記の原作本は、ファンタジー小説です。SFとの共通点は仮想世界をリアルに描くという事かな、と思います。SFでは何の制限もなく自由な世界を作り出せますが、ファンタジーの世界にはある一定のルールがあり、どのファンタジー小説もその範囲内で記述しているように思えます。たまに「ハウルの動く城」のように、現代世界との接点があり、魔法を使うハウルがゲーム機でゲームする甥達に会いに行くシーンもあるような小説もあります。しかし、このゲド戦記は純粋なファンタジー小説で、しかも魔法を扱っています。魔法を扱うファンタジー小説のベストセラーはたくさんありますが、Magic のとらえ方が小説ごとに異なる点がこれらの本のベストセラーたるゆえんなんでしょう。例えば、Te y Goodkind は、additive magic、su t active magic という世界を作り、ハリーポッターは、魔法学校で魔法を学ぶ世界を作っています。U sula Le Guin の世界では、「もの」に付属する t ue name が分かりさえすれば、魔法でその「もの」をコントロールできるという概念が特徴的です。豪華な料理などを魔法で目の前に展開できますが、すべて虚構の世界の産物であり、食べる事ができませんし、豪華なドレスも目の錯覚といった感じです。しかし、動物などに変身はできるようであり、この点は T.H.White の"The Once and Futu e King"に出てくる偉大な魔法使いのマーリンの技と同じです。ゲド戦記の魔法使いゲドは、魔法の杖を象徴として用い、船を操る風を制御し、いろんなものにspellをかける小技も駆使します。大技、小技を使い分け、D agonと戦う強さで読者を魅せながら、自分の影(shadow)との戦いに力を消耗する弱さも併せ持っている、実に人間的なキャラクターになっています。この原作を読んでゲドの人間性を理解して映画を見れば、更に映画は楽しいものとなるでしょう。どちらが先でも構わないという人もいますが、私は原作を先に読む事をお勧めします。
CD版の評価
まず、ケースについてですが、この表紙の黒いプラスチックケースにのソフトケースに入ったCDが5枚ファイリングされています。壊れやすい、傷つきやすいなどの心配は無いでしょう。インサートなどは入っていません。 CDの内容ですが、BGMに中世音楽のリュートの響きが流れながら、落ち着いた女性の声で、物語が語られます。 自分としては、原文を追いながら、発音を楽しみたい、確認したいという目的でしたので、una idged版を購入しましたが、正解でした。 I highly ecommend eading- Quest y Gio gio Kostantinos. Excellent estselle
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【くちコミ情報】
最後まで読んでよかった
少女の目を通して語られる様々な出来事。 死と向き合う中から見えてくる生。 それは時に粗野で哀しみを湛えているけれど、確かなエネルギーを持っている。 読後に感じる煌きは、希望と言い換えていいのではないか。
煌く言葉、生きることの輝き
1934年、大恐慌の真っ只中を生きた14歳の少女の日記。日記というが、訳されたそれはまるで散文詩集のよう。だから読み進むほどに断片になって散らばる印象が、どくどくと沸き上がって来る。断片すぎてそれらは、すぐどれと繋がるのか迷うことさえある。複雑なジグソー・パズルのように一見見える。が、それが幾つか繋がった時、強烈な光が放たれる。 「あたしたちの将来はカラカラに乾いて 土埃といっしょにどこかに飛んで行ってしまったことを知る」(P55)「うすやわらかな花びらが太陽の中で焦げてゆくのを あたしは見ていられなかった」(P110) 「そして今 その悲しみは 階段をのぼりつめて、すぐそこまで近づいてきた。 テキサスぐらい大きくなって まっすぐこっちに向かってきていたというのに あたしたちはそれが目に入らなかったというのか」(P113) 「いっしょに ならんで 土埃の中をぱふぱふ歩いてゆくにつれ あたしは あとのことぜんぶについて 自分自身をゆるしている。」(P269) 「今までずっと この土埃から抜け出そうと必死だった。 でも現実は 土埃もあたしの一部だった。 土埃があるからあたしがいる。 そして、こんなありのままのあたしはとてもいい。 自分で見てもいいなと思える。」(P290) そうして散りばめられた言葉たちは、まるで彼女の命の煌きのように、こちらの胸を目を射るほどにきらきらと輝いている。
希望が砂に埋もれても
14歳の少女ビリー・ジョーの日記のような詩、詩のような小説。 毎日のように吹きつける砂嵐の中で、農作物は枯れ、友人は去り、 家もトラックも大切なピアノも、簡単に砂まみれになってしまう。 亡くなった母親の亡霊、悲しみと皮膚癌に蝕まれた無口な父親、そして 砂の中から逃げ出したくて、ビリーは西へ向かう列車に飛び乗った・・・ p 詩なのでページ数の割に文字数は少ないです。 難易度は1200~1700語、ペンギンブックスで言うと レベル2~3程度だと思います。
ビリージョー
波乱万丈。まさにそんな感じの話だった。人は悩み、苦しみ、時に立ち止まり前へ進めなくなる。けど、人は「人」「出会い」「時間」を通じて前進していく。「人間ってやっぱ、いいなぁ~。」と思わせてくれる本でした。
思い出の1冊
1998年に2度目の文部省在外研究員として、生まれ故郷でもある Califo nia の Santa Ba a a で暮らしていた時、小6の息子の小学校の Teache -Pa ent Meeting に行った帰り、体育館でその時開かれていた Book Sale で見つけた思い出の本です。その年の New e y Medal Book でした。買って帰ってすぐ私が読んで泣き、続いて息子が読んで泣き、それを見た妻が読んで泣いたという感動の一冊です。そうそう、最近では私の同僚のニュージーランド人が、私の研究室に置いてあったペーパーバック版を読みながらぼろぼろ涙をこぼしていましたっけ。 職業柄 New e y Medal, Hono Books はここ数十年分はほとんどすべて目を通しているつもりですが、こいつは名作中の名作だと思います。一言で言えばスタインベックの「怒りの葡萄」の世界を一人の女の子の視点で詩の形で書き上げた物語なのですが、過酷な経験を通過しながら、最後には父を、世界を、そして自分自身の運命を許し受け止めていく Billie Jo の姿は涙なしには読めません。耳をすませばページのすきまからDust Bowlの砂嵐の寂寞とした音が聞こえてきます。
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【くちコミ情報】
Fanny is to be.
Fanny P ice is of a diffe ent cha acte f om my favo ite Eliza eth Bennet in P ide and P ejudice. Fanny is su -missive, o liging and amazingly consistent in he views and manne ism whe eas Eliza eth is independent, sha p and dynamic. It takes time and many pages of eading to app eciate what Fanny eally has got to offe ; she is not the most p etty one in a c owd and he opinions a e not exp essed out loud. Yet, it ecomes appa ent that the t ue qualities a e he st ong sense of deco um, mo al values and love fo family and home. This is a eautiful sto y of a young lady who has to ea ea ly sepa ation f om he natal family, classism, ha assment (f om he second aunt!) and ill-judgment. Fanny endu es all these without much hate, and g ows into such a lively woman of p inciples. I must admit; I was ve y disappointed in M . C awfo d fo giving up on Fanny. She could have co ected him!
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