2008年05月22日(木) History & Historical Fictionの第1位は
『Stones in Water』!
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【くちコミ情報】
いい話
ではあった。ホロコーストやユダヤ人の話にnoと言うことは後ろめたい気がするものの、率直な感想を言わねばならない。とてもいい話だったが、文学作品としての出来はそこまででもない気がした。 死神がナレーターというと、技巧的になんとなく凝っていて面白そうな感じがするが、必然性がないと思った。特にナレーターを決めずに、普通の小説のように書いてもぜんぜんいい気がした。 作品は、戦争の終了と共に作品は終わるが、その後も少し知りたいと思った。 とはいえ、作者のディテール描写などは良かったのだと思う。作品を読んでいて、主人公が住む通りが目に見えるような感を覚えた。
涙が止まりません!
数え切れないほどの人の死に関わってきた死神が持っていた宝物は、戦時中のミュンヘン郊外に疎開してきた少女リーゼルの書いた本だった。その本にはリーゼルの暖かくて切ない14歳までの人生がつづられていた。クライマックスはもう涙が止まらない。マーカス・ズーサックの最高傑作。 何もかもが完成している感動作でした。第二次世界大戦のときにナチス下のドイツに住んでいるリーゼルのお話を皮肉だけど、やさしい「死神(Death)」が語ります。Deathの語りがユニークでとても深くて印象的。登場人物たちは一人ひとり強い個性があって、好感が持てる人々ばかりです。話の展開は達人の技って感じでした。最後のクライマックスの一部を真ん中の方で明かしてみるところが素晴らしかったです。結末が分かってしまうのはつまらない、思うかもしれませんが、それが逆にサスペンスにつながって私はハラハラして読んでいました。描写がとても丁寧で、具体的に細かいところまでシーンが頭の中に浮かびます。そして、何よりも感動のラストです。涙が止まりませんでした!!本を読んではじめてこんなに泣きました!!最後の章とエピローグはラヴェル作曲、「亡き王女のためのパヴァーヌ」をBGMとしてかけながら読むとさらに盛り上がります。The Book Thiefは世界中の読者全員に読んで欲しい最高の一冊です。
1時間、涙が止まらない!
死神が語るマーカス・ズーサックの革新的な新作、The Book Thief。主人公はリーゼル・メミンジャー、ナチスドイツ時代のミュンヘン郊外に住む物を盗むことで何とか生活している少女。ある日、そんなリーゼルがある本と出合う。そのうちリーゼルは本を手に入れるためにナチスが燃やしそこなった本、市長婦人の図書館の本など、本があるとそれを盗むようになる。アコーディオン弾きの養父の助けを得て彼女は読むことを学ぶ。そして、リーゼルは盗んだ本を、あるときは、家の地下室に身を潜めているユダヤ人の男性、空襲のときは、近所の人々に読んで聞かせる。I Am the Messenge で数々の賞を受賞したマーカス・ズーサックの「魂を養う本の力」をテーマにした忘れがたい一冊。 最高傑作!!10点あげたいぐらいです!!!!何もかもが完成している感動作でした。第二次世界大戦のときにナチス下のドイツに住んでいるリーゼルのお話を皮肉だけど、やさしい「死神(Death)」が語ります。Deathの語りがユニークでとても深くて印象的でした。登場人物たちは一人ひとり強い個性があって、好感が持てる人々ばかりです。話の展開は達人の技って感じでした。最後のクライマックスの一部を真ん中の方で明かしてみるところが素晴らしかったです。結末が分かってしまうのはつまらない、思うかもしれませんが、それが逆にサスペンスにつながって私はハラハラして読んでいました。描写がとても丁寧で、具体的に細かいところまでシーンが頭の中に浮かびます。そして私がこの本にプラス5点あげたい理由は感動のラストです。1時間涙が止まりませんでした!!本を読んではじめてこんなに泣きました!!最後の章とエピローグはラヴェル作曲、「亡き王女のためのパヴァーヌ」をBGMとしてかけながら読むとさらに盛り上がります。The Book Thiefは世界中の読者全員に読んで欲しい最高の一冊です。
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【くちコミ情報】
正義の味方?偉大なおばあちゃんのお話し。
幼きころ毎年のように妹メアリ・アリスと夏を過ごした、おばあちゃんとの思い出をジョーイが回想する。 体が大きくて言動はもっと大きい、おばあちゃん。 他人のボートで・他人の土地で・違法なナマズ取り。 これだけなら駄作となるところを作者は上手に快いものに変える。 表紙を見ると飛行機が描かれ地上におばあちゃんと女の子が居るでしょ。 おばあちゃんが最初は飛行機に乗ったんですが重過ぎて飛べませんでした。 このお話では飛行機に乗りたいジョーイを見事飛行機に乗せちゃいました。 それは正義かどうか解らないけれど、正義の味方って感じの偉大なおばあちゃんのお話し。 こういうの好きです。 よろしければ読んでみて下さい。
楽しい子ども向けの短編集
内容的には、他の人が書いているように豪快なおばあちゃんとの、夏ごとの体験をつづった楽しいお話です。 ただし、英文は子ども向けのせいか、分からないところが結構あります。気にしなければ問題ないと思いますが。 また、148ページに7話+αなので、長編が好きな人には物足りないと思います。
馬の合う本でした
ごくごくたまにないですか?読み始めた瞬間に「絶対この本好きになる」って、確信を持てる本。ピンとくる、ってやつです。私にとって、この本はそんな一冊でした。 禁酒法の時代のシカゴ、アル・カポネが勢力を振るっており、マシンガンの別名は「シカゴのタイプライター」。そんなシカゴより怖いのはこの町、祖母の住む片田舎。 p この恐ろしさの所以は、祖母によるものです。まず第一にでかい。田舎町であるにも関わらず、近所づきあいを拒む。愛想がない。手段を選ばない。嘘をつく、それも派手に、そして結果をほくそえむ。所有地に入り込む。ショット・ガンをぶちかます。 p 好きになりそうでしょ?でも本を読み終えた頃には、最初に想像してたよりも、もっとおばあちゃんを好きになってるはずです。妹のアリスも、話が進むごとに将来の祖母を思わせる小粋なキャラとなっていきます。 あっという間に読んでしまい、最初の直感どおりこの本は私の「心の友」になったのでした。
豪快だけど、誰よりも正義感にあふれるおばあちゃんの話
アル・カポネなどのギャングがはびこる大都会シカゴで育った少年ジョーイと妹のメアリ・アリスは、1929年から1935年まで、夏がくるとイリノイ州中部の田舎で暮らす祖母を訪れた。 最初、都会っ子の二人からすれば、祖母の住む田舎町は退屈なところに見えた。だが、大柄でショットガンを振り回す豪快な祖母が、次々と巻き起こす騒動に、二人はすっかり圧倒される。とんでもない嘘はつく、法は無視する、といささか乱暴なやりくちで、町の秩序を守っていく祖母の姿に、引き寄せられて毎年足を運ぶのだ。 本書は、7つの夏のエピソードと1942年に軍隊輸送列車に乗って出征するジョーイを見送る祖母の姿を描いた8つの章からなり、今や当時の祖母の年齢を超えてしまったジョーイ老人がその思い出を回想する形になっている。 祖母なりのやり方で豪快に正義を貫く様子は読んでいて、とても小気味がよく、同時にどこかノスタルジーを感じさせる魅力的な作品に仕上がっている。 また、訳文がとてもすばらしく、機会があったら、ぜひ原書と合わせて読むべきだと思う。
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面白い・・・かな?
レベル2(600語) 誰でも知っている「ロビンフッド」の物語。 とは言っても覚えているのは名前だけで内容は完全に忘れていました。 ストーリーが面白い、と言うよりも「ああ、こんな話だったのか」という感じですかね~? p チョッピリ特殊な単語(私が知らないだけ??)が幾つかあり、ついつい辞書をひいてしまいましたが全体としては解りやすい文章だと思います。
改めてロビンフッド
ロビンフッドとウィリアムテル(スイス?)を混同していたのですが、 (読み始めるまで頭の中をビゼーの曲が流れていた) 少し理解できた気分。 十字軍の時代、リチャード王とジョン王、当時の世相を垣間見た感じです。 改めて世界史でも見直すか...と思ってしまった。
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【くちコミ情報】
ローラを感じられる貴重な1冊
小さな頃に憧れたローラ。 あれはあれで美しい物語ではあるけれど、 やはり本当のローラを感じたくなるときがある。 p そんなときに出会ったこの1冊。 あの物語とはやはり違う、現実も見えてしまうけれど。 それでもローラへの憧れをますます感じさせてくれる本です。
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【くちコミ情報】
自分の存在意義をみつけてゆく喜び
身寄りもなく、自分の名前もわからず、ただ流れにまかせて生きるしかなかった少女が、しっかりした意志をもつ人間に成長する物語。 p はじめ、不思議な読感がありました。というのは、少女の心情を直接的に表現した箇所があまりなく、少女が考えていること、感じていることがよく分からなかったからです。「ゴキブリ」なんてひどい呼び名をつけられても怒ることもしません。 ですが、読み進むうちに、少女は本来の人間らしさを取り戻していき、読者にも少女の人となりがわかってきます。 まず、少女は自分の名前をアリスと決めます。難しい出産を成功させて、自分にもできることがあるんだと少しずつ自信をつけてゆきます。 ある時少女は、ある人から「君はどうしたい?」と問われ、途方にくれます。 食べるためにただ成り行きにまかせて生きてきたこの少女は、自分がどうしたいかなんて考えたこともなかったからです。 この問いをうけたとき、少女はある失敗から自分に絶望していたのですが、最後には私はこうしたいというしっかりした意志をもつ、力強い人間に生まれ変ります。 p 12歳以上の子供向けの本のわりに、英文が難しいのでは?
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途中から止められなくなります
この話は、9歳の男の子が父親の仕事の都合で、それまで住んでいたベルリンから遠地へと向かうところから始まります。 男の子の視線で、新たな地での生活や彼の家族について語られていくうちに、徐々にこの話の全容=恐ろしい事実が明らかになっていきます。 本の真ん中のあたりから、恐ろしさが増すに連れて、ページをめくる手を止められなくなります。そして、最後は...。 余談ですが、私はこの本を海外の空港で買いました。地元の方から、「いい本だよ」と声をかけられました。その通りだったので、私もここでこの本をお薦めしたいと思います。 英語もとても読みやすいので、洋書が苦手な人もチャレンジしてみて下さい。
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