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カスタマーレビュー数:8
【くちコミ情報】
『ポーの一族』に似てるような、似てないような...
本作品については、宮部みゆきが「アン・ライスは『ポーの一族』を 読んであの作品を書いたんじゃないかと横目で睨んでおりました」 と、エッセイに書いているのを読み、以前から読んでみたいと思っ ていたものです。それで今回読んでみて、ああ成程、確かに設定 は似てるかな、とは感じました。ルイがエドガーで、クローディアが メリーベル、レスタトは大老(キング)・ポー、あるいはポーツネル男 爵ってところでしょうか...。 ただ、『ポーの一族』との相違点を気にしながら読んでいたせいか、 もう一つ『ポー〜』程の「のめり込み感」はなかったです。『ポー〜』 を知らなければ、「★5つ」だったかも知れませんが。(っていうか、 『ポー〜』を知らなければ、本書も読まなかったでしょうけど。) なお、『ポーの一族』と本書はどちらが先か(つまりどちらが「種本」 か)、という論争(?)が一部であるようですが、アン・ライスが本作 品を脱稿したのが1973年(発表は1976年)、萩尾望都がポー・ シリーズ全15作品(1972〜76年)中の中核である表題作(エド ガーがアランを仲間に加える一方、メリーベルを喪失した話)を「別 冊少女コミック」に掲載したのが1972年ですので、どちらが先か といえば『ポー〜』の方が先です。 もう一ついうなら、「アン・ライス」という名前、本名かペンネームか は知りませんが、「アン」=「餡(あん)」・ライス=「ごはん」、餡子 (あんこ)のごはんといえば「おはぎ(お萩)」、ひっくり返せば「萩お (萩尾)」...。 もちろん、単なる偶然でしょうけど、宮部みゆきの「疑惑」もわから ないでもないですね。
表現方法……
数ある吸血鬼ものの中で、本書が名高いのは映画「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」のヒットによるところが大きいだろう。 私も映画を観てから原作である本書を手にとったくちなので、どうしても場面々々でトムクルーズやアントニオバンデラーズが頭の中にうかんでしまった。 物語は一人のヴァンパイアの回顧的な語りで運ばれていく。人からヴァンパイアになった経緯、人の命を奪うこと、絶望の中を歩んだ200年について。 強く美しいだけではない、ヴァンパイアの生物としての悲哀を描いている点は評価に値する。 しかし文体に古風な表現が多く、小説の世界に入っていくのに少々壁があると思う。 訳者の力量のためだろう。
外人はなんだかんだ行ってかっこいいね
トムクルーズより もう一人の役者がかっこよすぎ。 p 人間の視線で見たときと ヴァンパイアの視線で 見たとき p どうなんだろうな p まあ、あんまり片意地張らずに愉しんだ方がいいような作品
映画を見て
はじめて映画を観たのが小学生。 ビジュアル的にも印象に残った作品でしたが、本のほうがより描写が美しく書かれていて好きです。 映画だとなおざりにされている所が事細かに書かれていて、夢中になって読みました。レスタトとルイとクローディアの関係は本でしか解らない深さを感じます。 絶対に読んだ後映画とは違った印象をもつと思います。 p 私はかなり満足できました
ゴシック小説の女王のベストセラー小説
アン・ライスはほんとおもしろいです。 最初、映画を見て大好きになってその後本を読んだのですが、この本は彼女の娘さんが亡くなってその悲しみのなか短期間で書き上げてしまったというベストセラー小説です。 確かにこの本は、普通の状態でなくてなにかつらい時、悲しい時に読むとルイの気持ちがいやというほどわかります。 p ルイはほんとにどうしようもないくらいいつも悩んで、嘆いております。 話自体は映画の方がかなりおもしろい。本もおもしろいけどルイが主人公じゃ暗いのがね。やっぱりレスタト様のファンにはなってしまいます。 p それにしても、映画のレスタトのトム・クルーズが選ばれたのはアン・ライスとしてはイメージがちがうといっていたらしいが、確かにかなりちがう。本のレスタト様は繊細なプライドの高い金髪の美青年。映画のトムはまあそれなりによかったけど、トムはダイエットが大変だったでしょう。ただ、ブラッド・ピットはかなりルイとはまってます。あの、感情的な唇がルイの愁いをあらわしています。 同性愛のオンパレードがアン・ライスの特徴でもあるけどただこのヴァンパイア・シリーズの1作目に関してはまだまだ序の口です。これからシリーズを順に読む予定ですが、いろんな魅力的な登場人物がいそうで楽しみ。 p でもやっぱりレスタト様を中心にヴァンパイア・ワールドは回ってゆくのかしら?
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カスタマーレビュー数:1
【くちコミ情報】
One of her best!!!
This ook was a g eat ead. I thou oughly enjoy eading a out Me y and he men. In fact I guess I'm one of the few people that the sex doesn't othe (although I could eally, eally do without the whole sex with the go lin scene.) F om oth ooks the eade comes to ealize that the Fey a e a ve y sensual and sexual ace. So it would make sense that the e is going to e sex! And if pa t of the plot is that Me y needs to get p egnant, well then, she must have sex. My pe sonal peeves with this ook is that Lau ell took the cha acte s ack to Califo nia. I enjoyed eading a out the Fey society, and Me y's inte action with them. The plot was a it skimpy, ut enough to keep me eading it well into the night. I do hope we find out mo e a out the Seelie cou t(and thei motives fo poo Me y), and lea n mo e of Me y's new powe s. p A g eat ook to ead is The P ice of Immo tality it is w itten y a C.M. Whitlock
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カスタマーレビュー数:8
【くちコミ情報】
『ポーの一族』に似てるような、似てないような...
本作品については、宮部みゆきが「アン・ライスは『ポーの一族』を 読んであの作品を書いたんじゃないかと横目で睨んでおりました」 と、エッセイに書いているのを読み、以前から読んでみたいと思っ ていたものです。それで今回読んでみて、ああ成程、確かに設定 は似てるかな、とは感じました。ルイがエドガーで、クローディアが メリーベル、レスタトは大老(キング)・ポー、あるいはポーツネル男 爵ってところでしょうか...。 ただ、『ポーの一族』との相違点を気にしながら読んでいたせいか、 もう一つ『ポー〜』程の「のめり込み感」はなかったです。『ポー〜』 を知らなければ、「★5つ」だったかも知れませんが。(っていうか、 『ポー〜』を知らなければ、本書も読まなかったでしょうけど。) なお、『ポーの一族』と本書はどちらが先か(つまりどちらが「種本」 か)、という論争(?)が一部であるようですが、アン・ライスが本作 品を脱稿したのが1973年(発表は1976年)、萩尾望都がポー・ シリーズ全15作品(1972〜76年)中の中核である表題作(エド ガーがアランを仲間に加える一方、メリーベルを喪失した話)を「別 冊少女コミック」に掲載したのが1972年ですので、どちらが先か といえば『ポー〜』の方が先です。 もう一ついうなら、「アン・ライス」という名前、本名かペンネームか は知りませんが、「アン」=「餡(あん)」・ライス=「ごはん」、餡子 (あんこ)のごはんといえば「おはぎ(お萩)」、ひっくり返せば「萩お (萩尾)」...。 もちろん、単なる偶然でしょうけど、宮部みゆきの「疑惑」もわから ないでもないですね。
表現方法……
数ある吸血鬼ものの中で、本書が名高いのは映画「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」のヒットによるところが大きいだろう。 私も映画を観てから原作である本書を手にとったくちなので、どうしても場面々々でトムクルーズやアントニオバンデラーズが頭の中にうかんでしまった。 物語は一人のヴァンパイアの回顧的な語りで運ばれていく。人からヴァンパイアになった経緯、人の命を奪うこと、絶望の中を歩んだ200年について。 強く美しいだけではない、ヴァンパイアの生物としての悲哀を描いている点は評価に値する。 しかし文体に古風な表現が多く、小説の世界に入っていくのに少々壁があると思う。 訳者の力量のためだろう。
外人はなんだかんだ行ってかっこいいね
トムクルーズより もう一人の役者がかっこよすぎ。 p 人間の視線で見たときと ヴァンパイアの視線で 見たとき p どうなんだろうな p まあ、あんまり片意地張らずに愉しんだ方がいいような作品
映画を見て
はじめて映画を観たのが小学生。 ビジュアル的にも印象に残った作品でしたが、本のほうがより描写が美しく書かれていて好きです。 映画だとなおざりにされている所が事細かに書かれていて、夢中になって読みました。レスタトとルイとクローディアの関係は本でしか解らない深さを感じます。 絶対に読んだ後映画とは違った印象をもつと思います。 p 私はかなり満足できました
ゴシック小説の女王のベストセラー小説
アン・ライスはほんとおもしろいです。 最初、映画を見て大好きになってその後本を読んだのですが、この本は彼女の娘さんが亡くなってその悲しみのなか短期間で書き上げてしまったというベストセラー小説です。 確かにこの本は、普通の状態でなくてなにかつらい時、悲しい時に読むとルイの気持ちがいやというほどわかります。 p ルイはほんとにどうしようもないくらいいつも悩んで、嘆いております。 話自体は映画の方がかなりおもしろい。本もおもしろいけどルイが主人公じゃ暗いのがね。やっぱりレスタト様のファンにはなってしまいます。 p それにしても、映画のレスタトのトム・クルーズが選ばれたのはアン・ライスとしてはイメージがちがうといっていたらしいが、確かにかなりちがう。本のレスタト様は繊細なプライドの高い金髪の美青年。映画のトムはまあそれなりによかったけど、トムはダイエットが大変だったでしょう。ただ、ブラッド・ピットはかなりルイとはまってます。あの、感情的な唇がルイの愁いをあらわしています。 同性愛のオンパレードがアン・ライスの特徴でもあるけどただこのヴァンパイア・シリーズの1作目に関してはまだまだ序の口です。これからシリーズを順に読む予定ですが、いろんな魅力的な登場人物がいそうで楽しみ。 p でもやっぱりレスタト様を中心にヴァンパイア・ワールドは回ってゆくのかしら?
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カスタマーレビュー数:15
【くちコミ情報】
アホには難しいね
カッコいい映画のような戦闘シーンがあり、キザな台詞があり、正直、初見した時は衝撃と興奮の連続でしたが、四巻辺りからナチ思想うんぬんの小難しいことを理由に首都爆撃という展開に完全に付いていけませんでした。 八〜九巻あたりはもうどーでもいいや…って感じでパラパラ読み飛ばす始末で、頭がアホな僕にとってここまで合わない漫画はないと思いました。 例えるなら「サイコ」(知らない人ごめん)を読んだ時の頭の痛さに似た感覚が四巻以降にありました。 まぁ如何なる怪作でも賛否両論はありますし、僕にとってコレは駄作だったという事です。
インパクト強すぎる。
トライガン好きな流れで買った漫画でした。 第一話〜第三話あたりは退屈です。しかも絵が酷い。 扉絵の崩壊っぷりがすさまじいです。 銃撃シーンもなんじゃこりゃ・・・ ですが、第二巻以降、いきなりの急展開。ありあない戦闘シーンの連続。 第一巻で失望された方、是非3巻までは買い続けてみてください。 この漫画のスタイルに度肝を抜かれること受け合いです。 そして気がつけばアーカードを「旦那」と呼んでいることでしょう(笑)。
これは凄いだろ・・
昔から本屋でよく見掛けて気になっていて、アマゾンのカスタマーレビューでかなり絶賛されまくってたので思い切ってスパッと大人買いしてしまった。 前半は何処かで見たような展開で、絵もヒロインの顔とかかなり崩れていたりして買うの失敗したかなあと思いながら後半に読み進めるとなんと凄い展開!絵も上手くなり、凄い目をひく戦闘!一気に嵌まってしまった。どうしてこんなグロテスクで濃い戦闘描写が描けるのか。あとは何といってもキャラ独特な台詞回し。いい!巻を進めるごと増していく面白さ。ある程度の漫画好きはこの漫画を買って後悔しないだろう。 でも少し残念なのがこの単行本、1年に1冊のペースでしか出ない。次巻が出るのが待ち遠しい!
すげぇ・・・
初めて読んだとき その、とんでもないセリフや 絵の迫力にビックリした覚えがあります 絵とかも、よく見たらグロかったりする(よく見ないでもグロいか・・・)ので そういうのが苦手な人にはちょっとオススメできないかもしれません
すぐに2巻も読むべし
巻の途中で投げ出さないこと。前半は、作画が安定してないどころか、破綻しまくり (左腕が撃ち落とされたのに、地面には右腕が転がったり)だし、物語の基本設定は、 旧家で両親と死別して孤立したお姫様を、無敵のヒーローが守るという、笑っちゃう ものだし、やることといえば、13mm口径のバカデカ銃で、銀の弾を撃って、吸血鬼を やっつける! 作者、何も考えてないだろう? さらに婦警の顔が変だし、服はもっ と変だ。これでは萌えない。 これが、第三勢力バチカンのアンデルセン神父が登場したところから、狂気がヒート アップ、物語が疾走し始める。画面の魅力もうなぎのぼり。婦警の服も変わる。 さらに巻末の埋め草「クロスファイア」がいい。由美江がテロリストに向かってきっ た啖呵。イカレっぷりと、調子のよさが、2巻で本格的に花開く、作者の言語感覚の 異能を示している。 1巻はプロトタイプ/プロローグに過ぎないのだから、すぐに2巻以降も読むべし。 2巻でヤン・バレンタインの登場。雑魚キャラ扱いなのに、こいつのセリフの魅力と きたら半端じゃない。汚い、下卑たことしか吐かないのに、全部のセリフに、読む 者を引き込む力があふれている。「声に出して読みたい日本語」の裏を行ってる。 あちらが美しい日本語の宝石なら、こちらは禍々しい日本語の凶刃。ここまで言葉 を研ぎ澄ますのなら、年に1冊平均と遅い発刊ペースも堪えるしかない。
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【くちコミ情報】
人間を辞め切れない者と人間を辞め切った者
ある吸血鬼の暴露本に対抗して、別の吸血鬼が自伝を出版するという ちょっと実験的な設定。語りべはヴァンパイア。ハイセンスな比喩表現と 短文マシンガントーク調で読み易い、流石パリジャン? 舞台は18世紀フランス。火打ち石ライフルで、ばっふ!ばっふ!と 狼を狩る果敢な領主様。序盤から凄い手に汗握る圧倒スペクタクル。 かと思いきや、夢はお上品な僧侶さま志向?でも肩身の狭い三男坊で…。 波乱万丈の運命が…、人間時代の前半が圧倒的に面白い。感情移入できるし。 レスタトは欲深なヴァンパイアだ。人間を超越した永遠な存在でありながら、 人間との関わりを手放そうとしない。餌食のはずの下等な人間と手を組み? 人間的な友情や愛情を断ち切れない。想像してみるとキツイかも。 例えばもし牛や鶏の命乞いが、言葉で理解できたら。食料となる彼らの苦痛 が手に取るように想像できたら。それでも平気で僕らは、彼ら(牛丼や卵)を食べれるかな? PS●僕も「夜明け〜」よりこの「レスタト(上」が好き●吸血鬼マンガの傑作→『ジョジョの奇妙な冒険』1〜4巻●不死と時空の旅人→『ハイランダー』●映画『クイーンofヴァンパイア』音楽が気に入った人は→♪KORN
ヴァンパイア・レスタトの感想
これはアン・ライス女史のヴァンパイアクロニクルズの第2作目のお話です。 1作目の『夜明けのヴァンパイア』は『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』という題名で映画化もされています。 前作があるとはいえ、このヴァンパイア・レスタトから読み始めても十分楽しめるお話だと思います。 ただ、独特の雰囲気を持っているシリーズなので上記に記した映画を見てから読む方がお話にすんなり入っていけるのではないかとも思います。 そして私はヴァンパイアレスタトの後に続いていくシリーズの中でも、これが1番のお気に入りです。 なぜなら、主人公のレスタトがヴァンパイアになる前の話も載っているので読み手としてはリアルな人間の心の痛みや葛藤に大いに共感できる作品だからです。 このヴァンパイアになる前の苦しみや悲しみがあるからこそ普通のヴァンパイアのイメージを薙ぎ払い、新たなヴァンパイアの世界を築く事が出来たのではないかと思います。 p 最後にこの本の評価を星4つにしたのは続きのシリーズがあるという理由からです。 繊細で難しい話ではありますが作者の気持ちを理解できたその時には、この本が貴方の宝物になるのではないでしょうか…。
レスタトの反撃。
前作「夜明けのヴァンパイア」で、ルイからの非難的感情もろ出しに 描かれてしまったせいで、相当酷いイメージが読者に植え付けられて しまったルイの親ヴァンパイア・レスタトの「真実」・・ もとい、「言い訳」!? p この作品で気づかされる二人の真の関係性・価値観のズレが 大いに面白く、人間的であるという点が、 私がこのシリーズに感じる最大の魅力だ。 p もう一つの魅力は、レスタトのキャラクターである。 破天荒、頭脳明晰、だけど子供っぽく、憎めない。 読み進む度に新たな一面が見え隠れする。 p 人間が日々の生活で次第に考えが移ろいだり、人に与える印象が変化 したりするのと同じ様に、彼もまたそうなのだ。 p ルイの出した本を引き裂いてしまう位の憎しみを感じて レスタトが始めたのは、「自分がどんな辛い境遇に耐え、愛を求め、 賢明に生きてきたか」の説明だ。 それは冷酷無比の様な人物に描かれてしまった自分に 同情してくれる魂を賢明に求めている様に思える。 p 私は、そんな風に惨めったらしい姿をわざと見せて、 魅力的な容姿をちらつかせながら愛と理解を欲しているレスタトの 貪欲さ、卑しさ、美しさ・・・全てが愛らしく見えてしょうがない。 p ハマったら抜け出せないのでお気をつけて。
やんちゃ王子万歳
シリーズの1作目「夜明けのヴァンパイア(原題インタビュー・ウィズ・ザ・ヴァンパイア)」にも出てきたレスタト氏が自らの人生を語るお話です。1作目では浅はかで無知で自分勝手・・とあまり良い印象が残らなかった彼ですが、この本で見事に名誉挽回、魅力前回です。 p 人間であった頃から人並み外れたヤツだったことや、周囲の束縛に対する苦悩、それでも彼なりの哲学を持って何事も恐れずどんどん突き進んでいく勇敢さ。そんな彼の生き様に一喜一憂し、人生観について考えさせられ、かと思えばファンタジックなヴァンパイアの歴史に純粋にわくわくさせられ、とにかく色濃い一冊でした。哲学とアドベンチャーが両方楽しめる感じです。
唄う! ヴァンパイア
「あのさぁ『夜明けのヴァンパイア』(ハヤカワ文庫NV)読んだけど、ルイってば自分に都合いい様に事実を歪曲して書いてンじゃん。あんま、ふかすんじゃねーよ」――と、ヴァンパイア界のやんちゃ王子レスタト様が仰ったかどうかは不明だが、本書は件の「夜明けのヴァンパイア」に対抗したレスタト様が、ご自分の半生を交えルイの筆が及ばなかった事実を描いた物語である。と同時に、永い眠りからお目覚めになったレスタト様は、どーゆーわけか現代のロックにはまっちゃって、即行で音楽業界に殴り込み。ヴァンパイアなのに歌手デビューしちゃうのだ(ヴァンパイアが歌手になるのはS・P・ソムトウ作「ヴァンパイア・ジャンクション」の少年吸血鬼ティミーの方が本作より一足早かった模様。こちらは、!年齢的にきっと全米ティーンのアイドル的存在でしょう)。もともとヴァンパイアは誰がどうやって作り出したの? という謎も判明し、本シリーズでのヴァンパイアたちの微妙なスタンスも把握できる。ああ、それにしても、レスタト様はヴァンパイア人生を謳歌してらっしゃるなぁ。ルイ、悩んでばっかじゃダメじゃん。
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