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【くちコミ情報】
Martingaleの部分が特に良かった
分かり易い確率微分方程式についての書籍という評価をされている方が多いが、確かに測度論、ルべーグ積分を前面に出さないで伊藤の公式を解説している。(実際、インデックスにもLe esgueとLe esgue measu eはない)この書籍の最初の部分の公式を見ると大学初年時の解析学程度であるので読まなくても良いかと考えるかも知れないが、各定理が金融の実務において成り立つか成り立たないか、公式をそのまま利用して良いか別途考慮が必要かといった判断に役に立つはずである。(裏表紙に書いてある通り、対象はp ofessionals, PhD, advanced MBA)例え大学の数学科でルべーグ積分、測度論を履修したとしても、金融数学という枠組みが与える条件を丁寧に解説しているので、数学から金融数学への架け橋として利用しても良いと思う。 本書ではトレーダーのような実務家の方がなぜ伊藤の公式を理解した方が良いか書いてある。実務家の方々は、偏微分方程式ないし マルチンゲール変換により無裁定価格を算出すれば良いのであって、伊藤積分の理解は不要と考えるだろうと。しかしエラーを起こさないために、微小区間において定義されている公式を有限区間に拡張するに当たり避けられない近似について理解するために、伊藤積分は分かっていた方が良いそうである。 自分にはマルチンゲールと確率微分方程式における平均二乗収束の役割について、分かり易く書かれていると思った。ノテーションによる混乱と誤植有で星1つマイナス。最新版を買うべき。
いい本だが、誤植があるのが残念。
初学者にも読みやすいと、定評の本である。確かに数学の基礎があまり無い人(高校の数学レベル)でも読めるレベルである。ただ、第2版にしていまだに少なからず、誤植がある。また、時間関数と偏微分で同じ記号を使っているため混乱する。説明が丁寧すぎて、かえって分かりにくい部分が多くある。自習用にはいまだ薦められない。 彼のWe (http: www.neftci.com )から,Solutions manualとE ata がダウンロードできる。Solutions manual は、Ph.D.の学生が作ったような感があり、100%の信頼性はない。E ata(正誤表)は、第3者によって作られたものであるが、時間関数と偏微分で同じ記号を使っているための混乱を訂正しようとしている。しかし、その他の誤植についてはふれられていない。
本当に良い本です
初学者向けの本で力強く薦められます。 文系人間なのに仕事の関係でデリバティブの勉強をしなくてはいけなくなった方は、数学的厳密性など気にしてないと思いますので、迷いなくこの本を読みましょう。 p この本も難しいと感じた方は、多分数学そのものに慣れていないのだと思いますので、恥ずかしがらずに、高校生向けくらいの微分・積分の本を一通りやってみてから読み直すと大丈夫でしょう。 マルチンゲールって何だ?収束って何だ?と疑問に思ったことを調べるような感じで読んでも良いかもしれません。
非常に優れた入門書
コモディティータイプのデリバティブをやってきた人が、ある程度わかったという感じをもって最後まで比較的スムースに読める貴重な本。この本の価値は、その内容もさる事ながらその後の本格的な本への掛け渡しという面が最も重要であると思われる。一読するとわかったような気になるのだが、疑問に思った点を頭において再読すると数学的厳密性は勿論、初めに簡単な例を与えてその後、その背景に有るより一般的な理論 仮定をはっきり言及せず、あたかも公理のように扱って話を進めている、という展開上の論理構成が気に掛かる。これは特に、第2章の例がその後言及無く一般化して使われ第17章になって漸くFundamental Theo em of Financeに言及される、と言う点において顕著。しかし、500ページほどの本が、全てを厳密に網羅できるはずは当然無い。正しい使い方は、この本をステッピングストーンとして、数学(メジャーシオリー、マーティンゲール、SDE等)、その金融への応用、金利モデルそれぞれの分野の読み物に進んでいく事であろう。(逆にこの本だけでは実際の応用に余り役に立たない。) 各章末にレファレンスがあり、筆者のコメントが加えられているので、アップグレード用の読み物を選ぶのに便利。入門書に徹して、ペーパーよりも本を多く上げている点も有りがたい。確率統計屋さんでなく、金利関係を理解、新しいモデルを理解したい、と言う人に対しては、誠に良い入門書と思います。ちなみに、この本には解答集が存在し、アメリカのネット本屋では、庫無し状態となっていました。日本のネット本屋さんでもJohn Hullの解答マニュアルのように売りだしてくれる予定はないのでしょうか。
デリバティブ数理の入門書!
非常に分かり易く書かれたデリバティブ数理の入門書である。分かり易さと引き替えに、多少数学的厳密性が損なわれているが、簡単な確率論から入り、伊藤積分、ブラックショールズ、同値マルチンゲール測度まで丁寧に網羅されている。ウィナー過程の章でジャンプのあるポワソン過程の記述までされている点が嬉しい。第2版になり、HJMモデル等の章が加筆され、学習書として非常に良いものであると思われる。
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企業経営に財務情報をどのように生かしていくか? 経営者にとっては常に頭を悩ませる問題であろう。財務情報の重要性はわかっていても「財務」に関する本は財務諸表を作り上げる方法論であり、財務諸表を作成する専門家のための本であった。しかし他人である専門家が作った財務諸表を眺めたところで、数字が表す会社の実態は見えてこない。ましてや財務情報を生かした将来設定など到底できないであろう。 本書は実際に経営を行っているオーナー経営者のために財務の本質を述べた本である。最大の特徴は、キャッシュフロー損益計算書を含めた財務諸表を「スコアボード」化することで、実際の経営に役立つツールにしている点にある。「スコアボード」からは1年を通した会社の動きがストーリーのように見えてくるし、財務分析をあわせて紹介することで、数字がより詳しく見えてくる。 通常、財務に関する本というと、財務諸表の作成法や分析法に議論が集中していることが多いが、本書は架空の会社を立ち上げて会社経営を行いながら財務の本質を説明していくというユニークなアプローチを取っている。一般の経営者が直面するような問題を次々に解決していく様は臨場感にあふれており、財務を毛嫌いしているオーナー経営者に一読することをおすすめしたい。(大田真子)
【くちコミ情報】
改訂版希望
利益率、ROE、ROA、資産や債権の回転率など、個別によく耳にする指数を 体系だって理解することができます。 そしてそれぞれの指数から読取れる意味を改めて確認することができます。 バラバラになっている知識を紐付けるための、最初の1冊として非常に 役立つ本だと思います。 是非、再訳してより判りやすい版を作って欲しいです。
平易、網羅的、且つ実践的
非常に良いです。基本的な内容を網羅しながら、最終的には実践で役立つであろうツールの紹介をしています。バランスシート、損益計算書、キャッシュフロー計算書のそれぞれの関連を数字のつながりで説明した「財務スコアボード」や、ROAとROE、資産回転率の相関を示した「ROAグラフ」などは、まさに明日から使える実践ツールです。他のレビューアが述べているように、訳に不満はありますが、それなりの基礎知識があれば惑わされることは無いでしょう。原書も読みたくなりました。
訳さえマトモなら…
財務の初心者でも読みやすい、非常に良くできた本だ。基本的な単語だけ、「決算書の読み方」系の本を読んで確認しておけばもっと読みやすくなると思う。内容は非常に素晴らしいが、訳が非常に下手で辟易する。その分だけ星一つダウン。
管理←数字
「会社経営の管理とか会社活動の評価に数字を用いたい。 なぜなら、他社とか期間 と比較ができるから。 じゃあ、どんな仕組みにしたらいいのだろ?」 ってことから出来たのが簿記→財務諸表だと思ってました。 そうすると、すげー とか 使えるじゃん! って評価になるのですが、 p そこのところをすっ飛ばして p 「よくわかんないけど大事そうだから大事って言っとこう」 と繰り返された結果、 ■わけわかんねーとか■つかえねーとか■こうしたらいいじゃん! ってな否定的な評価が蔓延する事態になってるんだと思います。 p この本はその辺を適度に元の意図にさかのぼりながら効率・バランスよく理解させてくれます。 p ■損益計算書はドルマークに目がくらまされるが、どっちかというと契約ベース、計算ベースのモノとか、 ■ROAを無差別曲線で示すとか、 ■各項目がお互い関連をもってると理解したうえで予算を作成するとか。。 p モブレーマトリックス(c)と同じように わかっちゃいるけどそれを簡潔に説明しているという点で 良い本です。
なぜ財務なのか?への回答
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「本書を読んだ後では、アメリカ人はだれ一人、もう給料のために働きたいとは思わないだろう」とはこの本への賛辞を寄せた著名な投資家の言葉である。有力なマネジメント・バイアウト(MBO)会社のパートナーである著者は、『バイアウト-経営陣による企業買収ガイドブック』というタイトルの本書で、あからさまなほど率直に「バイアウトの手の内」と「資本提供者と取引する最善の方法」を語っている。 全10章だての本書は、買収先の特定、提案と交渉、案件の分析、報酬の決定、デュー・ディリジェンスの実行、クロージングと資金の回収までのすべての段階で役立つ効果的な戦略を示している。巻末にはチェックリストが用意され、投資家や経営者に企業買収のノウハウを教える、現場で使える「バイブル書」になっている。著者の成功談や失敗談も豊富に織り込んだ「読み物」としてもエキサイティングで、ディールにかかわるぞくぞくするような臨場感を与えてくれる。 すべてをゼロから立ち上げなければならない「ベンチャー型起業」に比べれば、買収は会社を持つための賢明な手段であることが多いが、国内ではこれまで、バイアウトに関心を寄せる層は限られていたかもしれない。「バイアウト」が金融用語としてのみならず、「自分の会社を持つ」ための、健全かつ現実的な選択肢として定着することへの期待をも担った1冊と言えよう。 企業買収にかかわる難解な用語にあふれていたであろう原書に、邦訳では見事に自然な文脈が与えられて、「一気に読み込むことができる」本になっている。しかし巻末索引などをつけて、何かの際には原語も参考にできる工夫が欲しかった。また、本書がもしも価格だけで本を選ぶ購買層を取り込めないとしたら、本来読者になるべき層にとっての相当な機会損失になるであろう点が、惜しまれるところだ。(任 彰)
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MBOのすべてを説明。成功例も失敗例もおもしろい。
本書はMBO(マネジメント・バイアウト)、すなわち経営陣による会社買収の解説書である。まず成功例が解説される。ドイツを本社に持つ会社の米国支社の経営者が、経営困難に陥った本社から米国支社を買収するものである。次に失敗例も紹介される。MBOの専門家の著者がまんまとだまされる過程が生々しく描かれている。在庫を偽って利益を過大計上していたのだ。その後でMBOのメリット・デメリットが提示され、MBOを実施する際のノウハウが書式例もふくめて詳細に開示される。読了して資本主義もなかなか面白いと思った。また、MBOは秘密保持・事業の継続性・スピード・投資銀行への手数料を節約できる等多くのメリットがあるので、日本でももっと活用されると良いと思った。
読み物としても、非常に面白い
その道のプロを極めた著者が、実際のディールの成立過程をその実務上のポイントとともに生々しく詳述。この成立過程が網羅的に順序よく捉えられており、臨場感があふれている。 p また、その過程それぞれについて、契約書の書式、交渉上のリスク…等々、非常に「ミクロ」な視点まで議論されているのは希少。更に、経営者やキャピタリストのその時々の考え・感情にまで踏み込んでおり、最高に面白いと思う。 p 実務家・専門家が一読しておくべきだろうなのは当然として、この業界に少しでも興味のある人には読み物としてもエキサイティングでしょう(僕自身は勿論、後者です)。
イメージが沸く本
著者の経験に基づく実例を取り入れた解説が多く、読んでいてイメージが沸く本となっている。 経営者側からのバイアウトの際の注意点や解説が多いが、企業のバリュエーション(マルチプル法)についての説明や、タームシートに関する詳細な記述(実例で)も取り入れてあり、この本を読めばバイアウトを一通り概観することができよう。
唯一の実践書
最近声高に必要性が謳われているMBOに関する書籍である。私の知る限り、実際のケースに基づいた説明が盛り込まれているのはこの本しかないだろう。なぜならわが国でもまだ一桁ほどしかディールが行われていないのだから。 p この本では職業「経営者」が成立している米国ならではの実情が把握でき、かつMBOのメリットも学習できるが、読破された皆様はそれと同時にわが国ではMBOが成立しづらい理由も浮かび上がってくることだろう。
経営陣のためのMBOガイド
著者は「現代は経営者の10年」と言う。 有能な経営者の価値は非常に高いにもかかわらず、多くはその価値に気づいていない。この本は有能な経営者が読めば自分の価値を気づかせてくれるのではないだろうか。そして、その経営者が自分の会社を買ってみようと思ったとき、きっとすばらしいガイドになることだろう。 p 日本でもMBOが新聞を賑わすようになった。しかし、多くのプライベートエクイティファームは優秀な経営陣をどのように揃えるかに四苦八苦している。優秀な経営者がこの本を手に取り、MBOという新しいチャレンジをすることによって、経済が活性化されていけば日本も面白くなるのかもしれないな、と感じた。 p ただ、この本は素晴らしい本なのだが、値段が少し高すぎる。
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期待外れ
「バフェットの銘柄選択術」の著者コンビの最新著作であり、 バフェット関連本では珍しい「財務諸表の解釈」がテーマということで 期待していたのですが、はっきり言って期待はずれもいい所でした・・・。 財務諸表を構成する勘定科目について一つ一つ解説をしていくのですが、 個別株投資をする人なら知っていて当然の事柄ばかりで、 ほとんど得るべきものがありません。 財務諸表の読み方も知らない初心者向けにはちょうど良いかも知れませんが・・・。 また、文中でモデルとして掲載されているバランスシートが 貸借一致していないという不手際や、 "du a le competitive advantage"という語句が毎ページの様に出てきて クドく感じるなど、1冊の本としての出来も「?」マークがつきます。
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