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【Book Description】
『Molecular Biology of the Cell』は、細胞生物学の非常に優れた、詳細な教科書・参考書である。著者らは、発展の一途をたどる広大なこの分野の基本概念を抽出し、専門外の読者にもわかりやすい整然とした枠組みの中で細胞生物学を論じている。明瞭かつ簡潔なことばで書かれ、美しい図解をふんだんに用いた本書は、楽しく読ませると同時に現代生物学の魅力を存分に感じさせてくれる。細胞生物学の現在の理解を説明し(2001年秋に全面改訂)、いまだ解明されない多くの謎についても、その興味深い含意と可能性を探っている。 前版の顕著な特徴は、この第4版にも引き継がれている。すっきりと見やすい1段組みのレイアウトでデザインされ、1600点を超える写真や電子顕微鏡写真、著者らのオリジナル図解は一貫したフォーマットとスタイルを保っている。各章とも冒頭でその概要を紹介し、章末には詳細な参考文献を付してある。だが何より重要なのは、全編にわたって共同作業による徹底した改訂が施されたことである。同分野の査読者らの意見を反映させるとともに、著者同士も互いの執筆部分を読んで意見を述べ合うなどした結果、文章にばらつきのない、真に調和の取れた仕上がりになっている。
【くちコミ情報】
辞書代わりに良い
分子細胞生物学を全く習っていない人でも、原子とは?分子とは?水素結合とは?との分子細胞生物学と言われるゆえんの根元から説明があるので、この一冊があれば全ては満たされる。 言い換えると、このテキストに載っていないことが他のテキストに載っていることはまず無いだろう。 しかし、分子細胞生物学の骨格を掴むのには「好きになるシリーズ」等もっと薄手のテキストの方が適している。 この本を持つメリットは、何かあったら、絶対にここに書かれているいるのだな!との安心感がある。 勿論、本当に最新の知見はこの本にはないので、インターネットから得るしかない。
初めての洋書
私がはじめて買った洋書のテキストです。もちろん、最初は読むだけで大変でした。でも、すべて読む必要はないのではないかな?大切なところだけ読んでいけば、たくさんのイラストが助けてくれます。CDROMもついているのでそれで理解はさらに深まるはず!継続は力なり。この本なら最初の洋書テキストにぴったりです。
いまさらですが
遺伝学、分子生物学、生化学・・・生物系を扱う人であればまずは目を通しておきたい一冊。・・・ではあるのですが、かれこれ数年、専門的な研究をしてきた現在、これを初学者に薦める理由は特に見当たりません。確かに値段のわりにイラストも豊富、内容も詳しく網羅、バイブルと呼ばれるに値する本ではあるのですが、他にも読むべき本は(日本語で)たくさん出ています。もちろん英語力と自信をつけるためにも最終的には一読を薦めますが、大学生の間に無理して読むべきことも書いているわけではありません。 まずは10冊は邦訳・日本語で書かれた生化学等の本を読み漁りましょう。そのほうがはるかに学力がつきます。必要に迫られたら読むなり、イラストをめくるなりすれば良いのですから・・・
分子生物学のバイブル。
分子生物学を専門とする研究者、学生にとっては「読まねばならない教科書」にあげられる。平坦な英語で書かれており、大学生、大学院生が教科書として通読するのはさほど困難ではないが、読み終えるには、根性が必要。数人で輪読会を行って読むのがおすすめ。様々な分子生物学の教科書を読んできたが、最も良くまとまっている。ただし、読者にわかりやすくかかれているため、Figu eが少し漫画的なのが物足りない。同種の教科書である。Molecula Cell Biologyと比べると少し易しめ。私の個人的な意見では、こちらの方が若干良い。
基本でしょう
大学受験で生物を選択しなかったのですが、なんとか読めました。カラーでわかりやすい図が豊富で理解しやすいです。知っておくべきことばかりなので生物系に進んだ人はとりあえず目を通しておくとよいでしょう。
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【くちコミ情報】
読み始めですがやっぱり素晴らしいです
6版は理論的なところを読み、7版を入手してからは、真ん中の青い紙の症例中心のケースレポートを読んでいます。臨床場面に則していてとても平易に高度な内容を提示しています。初学者には独習はキツイと思いますが、名著です。臨床遺伝専門医取得の内容には十分です。
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【くちコミ情報】
ゲーム理論の専門家ではありませんが・・・
ゲーム理論や経済には無縁ですが、ふと興味を持って 勉強してみました。その中で読んだ一冊です。 数式ばかり、ということは無く、概念の説明なども 充実していて読んで面白いし、数式の”意味”も分かりやすい と思いました。
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銃と軍馬―― 16世紀にピサロ率いる168人のスペイン部隊が4万人に守られるインカ皇帝を戦闘の末に捕虜にできたのは、これらのためであった事実は知られている。なぜ、アメリカ先住民は銃という武器を発明できなかったのか?彼らが劣っていたからか?ならば、2つの人種の故郷が反対であったなら、アメリカ大陸からユーラシア大陸への侵攻というかたちになったのだろうか? 否、と著者は言う。そして、その理由を98年度ピューリッツァー賞に輝いた本書で、最後の氷河期が終わった1万3000年前からの人類史をひもときながら説明する。はるか昔、同じような条件でスタートしたはずの人間が、今では一部の人種が圧倒的優位を誇っているのはなぜか。著者の答えは、地形や動植物相を含めた「環境」だ。 たとえば、密林で狩猟・採集生活をしている人々は、そこで生きるための豊かな知恵をもっている。だが、これは外の世界では通用しない。他文明を征服できるような技術が発達する条件は定住生活にあるのだ。植物栽培や家畜の飼育で人口は増加し、余剰生産物が生まれる。その結果、役人や軍人、技術者といった専門職が発生し、情報を伝達するための文字も発達していく。つまり、ユーラシア大陸は栽培可能な植物、家畜化できる動物にもともと恵まれ、さらに、地形的にも、他文明の技術を取り入れて利用できる交易路も確保されていたというわけだ。また、家畜と接することで動物がもたらす伝染病に対する免疫力も発達していた。南北アメリカ、オーストラリア、アフリカと決定的に違っていたのは、まさにこれらの要因だった。本書のタイトルは、ヨーロッパ人が他民族と接触したときに「武器」になったものを表している。 著者は進化生物学者でカリフォルニア大学ロサンゼルス校医学部教授。ニューギニアを中心とする長年のフィールドワークでも知られている。地球上で人間の進む道がかくも異なったのはなぜか、という壮大な謎を、生物学、言語学などの豊富な知識を駆使して説き明かす本書には、ただただ圧倒される。(小林千枝子)
【くちコミ情報】
作者の『筆力』に感嘆した
5つの大陸で 異なる発展を遂げた人類。 なぜ、異なる発展を遂げたのか?という疑問を考察する一冊。 その実、作者ジャレド・ダイヤモンド教授の文章力というか、読者を 惹き付けて「次のページへと引き込む”筆力”」に感嘆しました。 確かに、他のレビューにもあるように、切り口や発想、論理展開や 未知の知識が綴られる本書。 同時に、この著者ジャレド氏の筆力がなければ、本書は成立しなかっただろう。 なぜなら、上・下巻におよび膨大な情報量をここまで読ませて感動させるー。 その筆力こそが、1998年度のピュリッツアー賞獲得の理由(わけ)だと感じた。 良書です。
壮大な知的冒険
なぜユーラシア大陸の文明が栄え、アメリカ大陸(ネイティブアメリカン)の文明を滅ぼしたのか。 そのキーワードとなるのが銃・病原菌・鉄である。 ではなぜユーラシア大陸でそれらが発展し、アメリカ大陸では独自に発展しなかったのか。 本書ではその理由を大胆な仮説で爽快に示している。 その理由はいわれてみればたしかにそうだなとうなずけるものであるし、実際、なんとなく その理由を感じ取っていた人も少なくないと思う。ではなぜこの本が魅力的なのか。 著者は専門分野にとらわれない幅広い教養を持っている。その学際的な知識が絶妙に 絡み合い、人類の長い歴史を描いていく様子がとてもエキサイティングなのだ。 これからの学問は学際的な知識が必要とされていると言われている。 この本こそまさにそれであり、新しい時代を切り開く良書である。
適応の結果
民族が受けてきた環境や影響が文明を決定する。よく覚えておきたいです。どこぞの神に愛されたとか人種優劣論何かのせいにしないように気をつけたいです。 マクロ的な影響は選べないにしても、ミクロ的な影響は自分で選んでゆきたいです。
文明の進化の要因を探る
ヨーロッパ人がアメリカ先住民を征服できたのは、ヨーロッパ文明が強くアメリカ先住民文明が弱かったからです。そしてヨーロッパ文明の強さの象徴が『銃・病原菌・鉄』です。 そして本書では、何故ヨーロッパが強く、アメリカ先住民が弱かったのかを分析しています。 そのロジックはただ一つ、より適したモノが生き残り増殖するという『ダーウィンの進化論』です。 著者はユーラシアが有利で、アメリカやアフリカが不利な条件を抜き出していきます。 その理由として、 0.文明が発達するには一定以上の人口の量と密度が必要であり、それらを確保するには食物生産が必要である。 しかし 1.ユーラシアには栽培に有利な野生の食物が沢山あったが、アメリカには少なかった。 2.ユーラシアには家畜にしやすい野生の動物が居たが、アメリカには少なかった(先住民が食い尽くした)。 3.東西に伸びているユーラシアは緯度に違いが少なく、気候が同じだったので食物や文明の交流が活発だったが、アメリカは南北に伸びているので気候の変動が大きく砂漠などにさえぎられて交流が少なかった。 このためアメリカ先住民の文明はユーラシアより数千年遅れを取ったというのが、著者の主張です。 これらがどのように文明に作用したのかを事細かにシミュレーションしています。 ダーウィンの進化論は『確率論』に根ざしており極めて汎用性が高い理論なので、種の進化にも、文明の進化にも、技術の進歩にも、企業の経済活動にも、応用できます。 そして本著は、その進化論が実際どのように働くかを知ることが出来ます。
人類の歴史を解き明かす書
本書は、ユーラシア、アフリカ、アメリカ、オーストラリアと言ったそれぞれの大陸で発展してきた文化、文明に大きなレベルの差を生み出した原因を追及しようとした力作。 著者が本書を書くきっかけになったのは、ニューギニア人のヤリが著者に問いかけた、 「あなたがた白人は、たくさんのものを発達させてニューギニアに持ち込んだが、私たちニューギニア人には自分たちのものといえるものがほとんどない。それはなぜだろうか?」 という質問である。 著者はこの質問に対する解として、 ・銃 ・病原菌 ・鉄 が、現在に於いても、「発展途上国」と分類されている人たちの人類史に大きな影響を与えたと言う。 上巻ではそのうち、食料生産と農耕が、大陸によりどのように異なる歴史を持っていたのかを解明している。 ここでは、食料生産の多寡が、現代に於ける、「持てるものと、持たざるもの」を分けた大きな理由であるという事が言われているが、その食料についても、緯度の違いによる環境の差が収穫出来る食物の種類や量を、ここまで決定づけているとは、本書を読むまで全く知らなかった。
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