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   Mathematics の売れ筋最新ランキング   [2008年10月11日 16時17分]
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『フェルマーの最終定理』に続き、世界的ベストセラーとなったサイモン・シンの話題作『The Code Book』の邦訳。 暗号は古代から重要な情報を安全に伝達する手段であったが、絶えず解読の危険性をはらんでいた。本書は、暗号とその解読にまつわる歴史上のドラマをひも解きながら、暗号の重要性と進化の歴史について語っている。

英国女王エリザベス1世暗殺に関する暗号文書が破られ、処刑されたメアリー・スチュワートの事件をはじめ、レオナルド・ディカプリオ主演の映画『仮面の男』(原作はデュマの『鉄仮面』)にも出てくるフランスの鉄仮面に関する文書、埋蔵金のありかが示されているという謎の「ビール暗号」、第1次世界大戦、第2次世界大戦の様相を変えた暗号解読者たちのテクニックなど、読者の知的好奇心をくすぐるトピックが数多く登場する。暗号が我々の歴史にいかに大きな影響を与え続けてきたのかがよくわかる。

転置式暗号、換字式暗号といった単純な暗号化の方法から、複雑なヴィジュネル暗号、エニグマ暗号、単純だが決して破られることのなかったナヴァホ暗号のほか、ヒエログリフ、線文字Bなど、数多くの難解な古代文字や表記が、暗号解読者たちの血のにじむ解析努力と併せて詳述されている。

本書では、読者がこれらの暗号を実際に作ったり、解読したりしながら読み進めていくことができるよう工夫されている。パズルや謎解きが好きな読者はもちろん、歴史の裏側をのぞいてみたい読者や考古学ファンにとっても興味深い1冊である。(土井英司)


くちコミ情報
うーん、イマイチ……
評判が良いので読んでみましたが、イマイチでした。途中で挫折した。前作『フェルマーの最終定理』の方が出来が良いと思います。 シンが熱心に描いているのは暗号そのものの性質や問題よりも、それにまつわる人間ドラマの方です。いわば、暗号解読版「プロジェクトX」。暗号というのは、要するに複雑な関数を作って、その関数が他の人に分からないようにすることだという点では、昔から今に至るまで変わりはないので、読み進むにつれてどれも同じパターンのお話に思えてきて、飽きちゃいました。 人間ドラマは感動的だし、考えさせられるし、おもしろい。でもそれは、暗号作成や解読のおもしろさではない。暗号そのものについても説明されていますが、正直、物足りないです。古代文字を解読するということと、量子暗号を解読することは、果たして同じなのか、否か。言語によって出現する文字の頻度が異なるのはなぜか。そもそも、情報とは何なのか。そういったことをもっと掘り下げて欲しかったです。 読み物としてはおもしろい本ですが、やたらと評判が良いので、あえて辛口に採点して星2つ。
面白いです。
面白いので一気に読めます。 ごみ処理の問題と同じほど難しい暗号があるのを知りました。
ロゼッタストーンから量子暗号まで・・面白くてワクワク
 「フェルマーの最終定理」のサイモン・シンさん、 暗号解読の歴史というドキュメンタリーのこの素材を、 ストーリーテラーとして本当に上手く料理されてます。  冒頭に、暗号の重要さを説明する例として、  16世紀後半のスコットランド女王メアリーの悲劇を紹介・・・ 暗号が破らなければ助かるが、暗号が破られると死刑・・・という究極の状況。  副題通り、ロゼッタストーンのヒエログリフの解読から、  量子暗号の原理まで、読みごたえありました。
難解なテーマを簡単に読める楽しさ
私は、フェルマーとビッグバン宇宙論を両方読んでから、この本を読むという変な順番になりましたが、 面白さだけで単純比較するとフェルマーと肩を並べる印象でした。やはり専門的な内容にドシロートをすんなり引き込んでしまう読ませ方と、歴史と人を辿っていく手法にはホントにすばらしいと感じます。 公開鍵暗号の話のあたりは読んでいて一番盛り上がる所でした。他の作品でも、後半に一番盛り上がる部分が用意されており、エンディングへつなげるという同じ流れですが、マンネリに感じるのではなく、安心感として受け取れる。そして平易な内容なのに、知的好奇心を十分に満足させてくれます。
最高の知的興奮を得られる名著
 本書の面白さはズバリ、ある時代において最強だった暗号が、いかに解読されたかを 明快に語っている点だろう。適当な例文が各時代において最強だった暗号により暗号化 されているが、どうやったらその暗号を解読できるかさっぱり想像がつかない。  それも当たり前の話で、当時最高レベルの頭脳が長い年月を費やして解読したものが 容易に分かるわけが無いのだ。そしてその解読方法は、まるで魔法のように見事であり、 一種の感動すら覚える。  本書の醍醐味は、人類数千年に及ぶ歴史の中の最高のパズルの問題と答えを同時に味わう ことができることだ。これほどの知的興奮はめったに感じることはできないだろう。  なお余談であるが、暗号といえば小説においても頻出の題材であり、財宝在り処を表す ことなどもしばしばある。その中でも江戸川乱歩の処女作である「二銭銅貨」においては 「南無阿弥陀仏」の6文字から成る特異なコードが出現する。暗号が大衆文学である推理 小説においても取り上げられた事実は、暗号が決して遠い存在でないことの実例である。  できれば、この傑作小説についても一読をお勧めする。



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バランスのいい本
邦訳版で「物理科学における微分形式の理論」として有名な本のDove 版。 説明はクド過ぎず、簡略し過ぎずで、証明もそこそこちゃんと載っているのがいい感じではないだろうか。 ただ4章あたりで微妙に説明不足の感があったのが残念。


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Scicos に焦点を絞ればいいのに
本書は,科学技術計算ソフトウェア Scila Scicos を用いた物理現象のモデリングとシミュレーションについて述べている.Scila Scicos は,フリーでオープンソースであり多くの機能を有している.Scila Scicos (特に GUI シミュレータ Scicos)に関する英文の書籍は多くなく,本格的な紹介は本書がはじめてではないかと思われる. 本書は2部構成になっており,Pa t I でScila の解説とScila による物理現象のモデリングとシミュレーションを,Pa t II でScicos の解説を行っている. Pa t I のScila の解説は初学者でも理解できると思われるが,物理現象のモデリングとシミュレーション(3〜5章)は微分方程式と差分方程式の知識がないと理解するのが困難である.一方,Pa t II はプログラミング言語の知識を必要とする.異なる分野の知識を必要とする本書の構成は良いとはいえない.Scicos を用いたシミュレータの開発を行いたい人は Pa t II だけで十分である.


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評価がわかれるところ
この本は評価がわかれるところではないでしょうか。というのも、著者が開発したパッケージLea nBayesが使われているからです。パッケージを使えばとっつきやすくなることは確かだと思いますが、理論がおろそかになってしまうのでは、と思います。特に最初のほうに出てくる事後分布を計算する関数はパッケージに組み込むのではなく、自分で関数を組ませるべきではないでしょうか。 特にRを使うことはプログラミングを学ぶという副次効果も期待できるので、その意味でも残念です。 とはいえ、これを読めばベイズが多少分かることは事実です。学部生向けの入門書としては良いと思います。とかく理論だけに傾きがちなベイズ本をとは違って、実践を考えた点はかなり評価できるのではないでしょうか。


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1968年の原書第2版の英訳(邦訳は岩波から「函数解析の基礎」として原書第2、3、4版のものがそれぞれ出ている。)、ただし訳者のSilve manが思いのままに手を入れている。同著者にはほぼ同内容の「Elements of the Theo y of Functions and Functional Analysis」がDove 版に入っているけれども、頁数にゆとりがある分、理解しやくなっているので、本書を勧める。線型代数と微分積分学の知識を前提とした函数解析学の入門書である。第一章の集合論で本書で使われる土台を用意する。計量空間、位相空間と続けるのは一般化に重点を置き、それが必ずしも抽象化を意味しないことを教えてくれる。その後の線型空間と題された章はノルム空間の議論をする。そして線型汎関数、線型演算子とごく自然な流れをとってゆく。残りの章は測度論から始まるLe esgue積分論である。それまでの章と同様に直感的、具体的なところからいかに一般化できるのかその道筋を明瞭に示してくれる。数学書ではあるけれど、公理、定義、定理、証明のたんなる羅列をしておらず、数学科出身でない者にもとっつきやすい書き方がされていて、読み易い。ただし行間がないわけでもなく、恐らく訳者が挿入したと思われる「(Why ?)」があちこちにあり、自習書としては難しいかも知れない。仲間といっしょに自主ゼミをするのがよいかと思う。


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Book Description
市場の仕組みについての私たちの理解を覆す、フラクタル幾何学創始者による画期的な新理論。

今世紀最大の影響力を持つ数学者のひとり、ブノワ・B・マンデルブローは、誰もが知っているのにユークリッド以下の幾何学者らが決して理解しなかった事実――「雲は丸くないし、山は円錐ではないし、海岸線は滑らかではない」――を数学的に説明したことで世界的に知られている。私たちはいま、この有名なフレーズにもうひとつ新たな例を加えることができる。「市場はブローカーが言うほど安全な賭けではない」。マンデルブローは初めて一般読者向けに書いた本書(リチャード・L・ハドソンとの共著)の中で、市場の動きに関する支配的な考え方――世界中のすべてのMBA取得者や投資家がいまだに勉強している、100年前に立てられた1組の数学的仮説――がなぜ役に立たないかを教えてくれる。

名著『The Fractal Geometry of Nature』(邦題『フラクタル幾何学』)で自然界について行ったように、マンデルブローは本書でもフラクタル幾何学を用いて、市場の動きを説明する新しくより正確な方法を提示している。IBM株価やドル-ユーロ相場の複雑な変動もいまやシンプルな公式に還元され、従来よりはるかに優れたリスクモデルを導くことができるのだ。マンデルブローはフラクタル・ツールを使って金融市場の真の仕組みを解明するとともに、これまで専門家たちが決して説明しなかった、その気まぐれで危険な(そして不思議に美しい)性質も明らかにする。金融の新しい科学の礎となる貴重な1冊。


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A Book on Risk in Financial Markets by Superstar Mathematician
A ook on isk in financial ma kets, w itten y supe sta mathematician and invento of f actal geomet y Benoit Mandel ot. If you a e cu ious a out how elevant scaling, powe laws, f actality, fat tails, long-te m dependence, concent ation, and discontinuity a e to financial ma kets, this is the ook to ead. The cent al idea on the ook is that financial ma kets a e fa iskie than mainst eam finance theo y assumes. Recent tu moil in financial ma kets is a timely vindication of Mandel ot's view of financial ma kets.
ランダムウォーク仮説をひっくり返す。
ベノワ「フラクタル」マンデルブロが、自分が構築に大きく寄与した効率的市場仮説を自らひっくり返したに等しい本。いや、ひっくり返してはいないんだけれど、そのいまの形式の前提になっている、ランダムウォーク仮説をひっくり返す。株価の変動はランダムウォークではなく、フラクタルに従うのだ、という。そしてこれにより変動はランダムウォークから得られるものより大きくなる。というか、平均値に近い部分が増える代わりに、裾野が広がる。だからこれまで思われていたよりも市場は安定しているけれど、でもこれまで思われていたより派手にふれることがある、という話。ただ、なぜそうなるか、という理屈は説明できていない。それが弱点かな。とはいえランダムウォークだって、なぜそうなるかは特に明快な理論もないわけだし。これが発展すれば、いまのファイナンス理論はかなり修正を余儀なくされるかも。



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本書は確率過程論の基本について書かれたものです。体裁としては問題集あるいは演習書に近い形を取っています。問題を解きながら確率過程論の基本を体得するように書かれています。本書は確率積分(伊藤積分)の入門を最終的な目的としていますが、そこに至るまでの過程はかなりきちんと書かれています。条件付き確率、離散時間のマルチンゲール、マルコフ・チェーン、ポアソン過程そしてブラウン運動(ウィーナー過程)という構成で書かれています。 各問題の難易度は高くありませんが、かなり重要なものも含まれていますので、是非すべて解くようにしたいものです。初めて読むとき解けない問題があるかもしれませんが、まったく心配は要りません。各章の最後に詳細な解答が付いていますので、解答をフォローするだけでも良いと思います。 演習で確率過程論を体得する絶好の図書です。久々のお奨め品だと思います。(問題・解答付き)
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