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カスタマーレビュー数:2
【くちコミ情報】
今回も魅力的な人に出会うことができました
「街道をゆく」シリーズの魅力の一つに、歴史的には無名かもしれないけれども、その土地土地にまつわる興味深い人々を、著者の膨大な知識の箪笥から引き出して、我々に紹介してくれることがあります。 今回も、「奥州白河・会津のみち」において、会津と言う僻地に住みながら、かの最澄と仏教論争を繰り返した僧、徳一、そして、画の才能にめぐまれながら、時流から、イコン画家として生きざるを得なかった女流画家、山下りんという2人の方を知ることができました。こういう人物に遭遇してしまうと、同じ道をたどり、是非、自分も、このひとどもに触れてみたいと思わせてくれるのが、このシリーズの大きな魅力ではないでしょうか。 その点、「赤坂散歩」は思索の量や歩かれた距離が、やや小ぶりで、前半:5点、後半:4点の総合:5点といった所でしょうか。
最澄の素晴しいライバル徳一
街道をゆくシリーズのいつもの作品のように、話は様々な時代に及び、飽きることがないが、この作品で私が特に関心を惹かれたのは、南都仏教のいわば最後の切り札として、当時最新の仏教を導入しようとした最澄と論争を繰り広げた、会津の徳一という僧に触れたいくつかの章である。その論争とは何かーすべての衆生が仏性を持つのか、それとも仏性を持つ人は限られるのか、という仏教の根幹にかかわる論争である。前者が勝つことにより、しかも旧仏教側の徳一という難敵との論争であるが故に最澄の考えを記した書が多く残るという結果を生んだことにより、後に浄土宗などの広く衆生の救済を目指す日本的な鎌倉仏教が花開く土台が築かれたのである。したがって、本書は「叡山の諸道」と合わせて読むことをお薦めする。そして、いわば最澄の考えをまとめる、引き出し役として徳一という僧にまつわる種々のエピソードを手際よくまとめる作者の手腕には、いつものことながら脱帽する次第である。
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【くちコミ情報】
おでかけしたくなります
丁寧にルートマップ、距離、所要時間が書かれているので、便利です。 見所の写真や、おやつに立ち寄りたくなるようなお店・名物の写真もあって、みていると、おでかけしたくなります。 そのほか、パンクの修理方法やおでかけ前の自転車のチェック方法などの情報も、写真で説明してくれています。 A4サイズで、サイクリングに持っていくにはやや版が大きいのが難点ですが、回る部分だけコピーして持っていくという手もあります。
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【くちコミ情報】
電車とバスで奈良めぐり!!
3月に一泊二日で奈良を旅した際に買いました。 車ではなく、JR・電車・バス・徒歩での旅だったので、 この本の、〔プランニング〕と〔奈良市内交通ガイド〕のページには すごく助けられました!! A5判のサイズなので荷物が増えがちな女性にも負担は少ないと思います。 内容は、奈良県各地の寺社仏閣の紹介がメインなので、 お寺巡りが目的なら最適ではないでしょうか。 食事や買い物のお店を探すには、 付属の切りとりMAP(広げると大きい!)か本誌の中の地図から探しますが、 少し、見にくい印象を受けました。 土地勘のある方には十分なのでしょうが・・・。 でも、そこの地域の人に本を見てもらいながら お店を探す・・・といったコミュニケーションのツールにはなるかもしれませんね♪
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【くちコミ情報】
面影なし
本所深川については、司馬遼太郎は「歩かなきゃよかった」とでも思ってたんじゃないかと思う。 確かに江戸落語の吉つぁん八つぁん熊さん、半公に源坊、 本所の叔父さんといったような人情に厚い人びとの故郷だが、 ある時期からは宅地と鉄筋の橋があるばかりのありふれた「東京」である。 住んでいるのも、鳶の頭も深川芸者もむろん江戸っ子ではなく「東京人」。 その辺の苦しさはかなり正直に、ただし陰影を彫るようにして書いているので、 珍しく「苦しい街道をゆく」を読んでみたいという好きな読者に向く。 で、早々と神田界隈に移行。 差し替え企画か何か分からないが、あらかじめ断りでも入れるように、 当時電気街だった秋葉原は秋葉神社くらいに触って切っておき、 神田の学校の密集してる辺りやら何やらの話へと続く。 別に司馬遼太郎が悪いんでも、本所が悪いんでもないのだが、ちょっと寂しい展開。 表紙は聖橋のタモトにあるドーム屋根のニコライ堂だが、 メインストリートに面してるせいか、今や排気ガスですっかり煤っぽくなった訳の分からない建物、 というような感じで、古い結婚式場と言われればそうも見える。 隣には何かの医者か何かが入ったビルが建っている。
味わい深いエッセイです
本所深川、神田という都内を歩きながら、そこにかかわった江戸時代~明治の人々のことを想いつくまま描き連ねたエッセイです。著者の思索に登場するのは、夏目漱石や森鴎外といった有名人から、岩波書店や古本屋の創業者、そして鳶の頭や芸者さんといった無名人まで様々ですが、何れもが、きりっとした人格を持った人々であり、著者の思索につきあっているだけで、その人々が目の前にいるような錯覚を覚えます。しかし、著者はこれらの人々が好きで好きで仕方がないようで、名作「ひとびとの跫音」にも通じる愛情溢れる筆致でこれらの人々を描いています。 著者の筆致とそれらの人々の素晴らしさで、非常に味わい深いエッセイになっています。司馬ファンには是非読んで欲しい1冊です。
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【くちコミ情報】
島に行くために島に行く
島は街中に住んでいる人にはとてつもない異郷です。 文化,自然,コミュニティ,どれをとってもあまりの違いに,訪れる人たちはなべて研究者になります。 その物流と経済的問題に目をつけた人は社会学者に, 祭りに魅了された人は民俗学者に, 生き物や草木の違いに注目した人は生態学者に,半日も島内をぶらついているといろいろと取っ掛かりがつかめます。 著者はいろいろな「?」がなげかけられる島を旅し続けます。 警戒心を持つ島の人々ににこやかに挨拶しては,地のお酒を呑みます。 そして分からないことは分からないまま島を後にします。 未知を探ることは一番楽しい旅の姿だと思いますが,きっと著者は一生体が動く限りこの楽しい旅を続けるのでしょう。 また次の旅が終わったら,そのお話をまとめておすそ分けしてくださいね。
滅多にいけないそんな旅
好きでなければまず行けない、そんな島旅。 数人しかいない島、定期便がない島…行く事はなかなかできなくても そんな島に気分だけでも誘ってくれる本です。 南大東島に行きたくなりました
行ってみたいなあ。そう感じさせる本です。
~タイトルに引かれて読み始めたのですが、楽しい本でした。 島国日本の中の小さな島、離島と言われるところの情景、くらし、生活、文化を紹介してくれる本です。 8つのテーマ、計34の島が紹介されています。 その島に渡るまでがドラマになり、人との出会いがドラマになり、その会話もドラマになる。 著者は、その島での生活を「豊かさ」というキーワードか~~ら、問いかけているようです。 「こんなもんしかないけど」と出される食事、料理の豪華さ、新鮮さ、おいしさ。 そしてゆっくり流れる時間の豊かさ。 行ってみたいなあ。そう感じさせる本です。~
惜しみなく☆をつけたい気分
私は島にも旅にもさほど興味があったわけではないけれど、東京神田の三省堂に行ったら、この本がワゴンに山積みになっていたので、なんとなく手に取りました。パラパラめくっておもしろそうだったので買ってみましたが、へたなフィクションよりもずっと没入しました。 島人との出会い、暮らしぶり、歴史や文化が、旅のおもしろさとともにぎゅぎゅぎゅっと凝縮されていて、ページをめくるたびに、弾むように目の前に転がり出てくるという感じかな。長年、島に魅せられて旅をしてきたという筆者の島への執着ぶり(こだわりなんてものではない!)は、読む価値大!です。
骨太の旅行本
この筆者は、かなり旅をしている。今回は「島」の話だが、日本中をくまなく旅をしている様子が伺える。旅の醍醐味である「出会い」を大切にしていることが感じられて好感がもてるのがいい。人との出会い、食事との出会い、酒との出会いなど臨場感がみなぎっていてあたかも自分で旅をしている気になってしまう。私もこのような旅をしばらくしてないが、この本を読みながら疑似体験をしたいと思う。いつの日か筆者のようにのんびりと島旅するのを夢みながら。 次回は「世界の島」を期待する。
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