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【くちコミ情報】
地方の空気を感じて、そして呑みたくなる。
色街を軸に展開する紀行文。 「色」の具体的な事を期待する本ではなく、 街の成り立ちや文化、 色街が出来るほどに栄え そして衰退した地方の哀愁、 その土地の"空気"を感じながら、 勝谷氏の酒や歴史への想いを楽しめる作品。 (だと私は思いました。) 勝谷氏の紀行文が好きな人、 食に関する独特の表現が好きな人に オススメです。 旅に出て、地酒を呑りたいなぁ。
勝谷氏らしくない本
出版社の担当者と旧赤線地帯へ飲みに行く企画なんですけど、 「お楽しみは」出版社の担当者に行かせ 勝谷氏自身は寸止めで終わる 一言で言うと コケッ! ミ(ノ;_ _)ノ =3 って本
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【くちコミ情報】
今の豊かさは幻か
たかだか数十年前の日本には、今の日本人とは違う人々が住んでいたのではないか、 本書の舞台は、日本ではないのではないかとまで思わせる内容だ。 日本人とは、こういう国民だという思いがそれぞれ日本人にはあるだろうけど、そのひとつひとつがひっくりかえるに違いない。 自分の日本人感をひっくり返すためにも読むべきだろうと思う。 もちろん、ぼくもひっくり返っておたおたしている。 本書に出てくる日本人の子孫が、目の前にいる日本人だとは、なかなか思いがたい。 そして、自分の先祖は、いったいどこでどんな暮らしをしていたんだろうかとおもう。
東京風俗記録集として
かつての東京の貧民生活の記述を集め解釈した本。1900年前後の文献が多く収載されており1世紀前の貧困な生活の実態を知ることができる。不潔な木賃宿、長屋の近親相姦、残飯商い、殺される赤ん坊、娼婦の悲惨、女工の虐待などなどリアルである。 かつて治安が低かったことをこれでもかと打ち付けられちょっと疲れるが、ここまで時代を戻してはいけないなと読後前向きに時代と向き合うこと請け合いである。
わたしも覚えがある
本書に書いてあるような極貧生活は、つい最近の出来事で、いまのわたしたちにも無縁ではありません。国の舵取りに失敗したり、天変地異等で食糧事情がわるくなれば、あっという間に、こういう生活に舞い戻ることもありうるとおもいます。 また、身の回りにも、これほどではないにせよ、生活困窮者がすくなくないことを、わすれるわけにはいきません。幸運にも成功したひとたちは傲慢になりがちで、経済弱者をさげすさんでいますが、事情はけっして単純ではないはずです。この分野を取り上げた著者に敬意を表します。
近代日本の歩んだ道
立花隆さんが書いた書評の中にあった一冊。 読んでいるうちに気分が悪くなる方もいると思います。まさに日本のスラムあるいはそれ以下の生活を当時のルポや書籍から紹介しています。 残飯を売る商売が成り立ち、その日暮らしの人たちがまさに東京の街中のスラムに肩を寄せ合って生きている。後半では娼婦や女工に焦点を当てて金ある者が同じ人間を人間扱いしないで虐待搾取していく状況がこれでもかと言うほど書かれている。 現在言われている格差社会と言うコンテクストと比べようも無いと思ってしまう。普通に餓死し、野垂れ死にし、医者にもいけず死んでいく、騙されて売られていく少女、飢饉で親から売られる子供。 それほど昔ではないであろう時代の日本に普通にあった現実なのだ。
かつて東京もスラムだった
明治から昭和初期にかけて、東京にはそこらじゅうにスラム街がひろがっていた。本書は、当時の大量の記録を元に、明治維新後の福祉政策、弱者救済が如何に軽視されていたかを、つぶさに見ていく。 p 前半はスラム住人の住環境と食の悲惨さ、後半は娼婦と女工の過酷な労働実態に光をあてる。当時、東京の住人の15%、約30万人がこうした生活困窮者であったという。現在の人口比でいうとなんと120万人になるから、その凄まじさに呆然となる。ちなみに平成12年の東京23区内のホームレスは6000人弱、である。 p 都市がスラム化する原因は、人々が田舎の定住生活を捨て「流民」になるからであるという。 p どんなに立派な高層マンションに住んていても、そこに定住するつもりがないなら、それは流民である。流民はそこを終の棲家だと思っていないから、近所とも付き合わないし、ごみを廊下に積んでも平気である。そうして流民の心は荒んでいく。当時から100年たって、建物は清潔になり、食べるものにも困らなくなったが、人々のモラルは地に落ちたままだ。流民の心の荒廃は当時のスラム住民となにも変わらない。これが著者の主張である。 p 福祉政策の問題、弱者救済のあり方、貧困が招く心の荒廃など、本書が現代に提示する問題は多いが、こんなに貧しい日本がかつてあった、ということを知るだけでも、いろいろなことを考えされられる一冊である。
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【くちコミ情報】
すぐにでも行きたい
一気に読んでしまいました!屋久島にすぐにでも行きたくなりましたが、行けなくても行った気分にさせてくれるかも!
雨とひかり降らせてくれる
行ったこともなく、行くつもりもない屋久島についての本です が、買ってしまいました。 屋久島は現在、観光客で溢れかえっている状態だとのこと.. なので、あまり足が向かないのですが、この本を読んでいると、 救われる..不思議かな..。 「私、屋久島でこんなもの見た、こんな風に過ごしたんだよ〜」 の羅列日記ではなく、屋久島での著者の体験が、東京での日常や、 著者の過去の出来事、職場や家族や友人の、色んな事柄と、結び ついて環を描いているのが この作品からも感じられました。 特に、蛇の口滝への森林の中で、名古屋から来た画家青年と出逢 うあたりの話、展開は、小説以上に小説的。 中沢新一の様なブラック・マジック使い手の男性作家がいて、 ホワイト・マジシャンとしての女性作家・田口ランディがいる、 だから、今の日本人は本当に安心して、文章芸術の世界へ旅する ことができる。普段あまり読書されない方も、この本をきっかけに お話の世界に吸い込まれてしまうんじゃない かな..?!
いい気分転換になりました!
屋久島に行ってみたくて、資料探しの中でこの本見つけました。 結構一気に読めて、面白かった。 雰囲気も伝わってきたし・・・ 結局、諸々の事情で今回は屋久島行けないけど、この本読んで我慢しときます。いつかは必ず行ってやる!
旅もいろいろ
この本は屋久島がメインのため、文化や知らない土地のワクワクよりも、自然と向かい合うことを楽しめます。 1人で旅行をする私にとって、最高の贅沢だと思いました。 自然と向かい合うことは自分と向かい合うことで、そこでなにかを感じて発見する。 単純だけど、都会ではなかなかできないことです。 そして、著者が屋久島の自然を大絶賛しているため、その景色を実際に見てみたい!と思いました。 「もののけ姫」の森がそこにある・・・と。 屋久島へ行く人の大半が、メインは屋久杉ですよね。 そこを、もっと深くまで知って体感した著者の気持ちを、少しでも知りたいなぁと思える作品でした。
いつか行こう。雨降る島屋久島。
大好きな田口ランディさんのちょっと妄想の入り混じったエッセイ(?)だっけ。読んだのはもう随分昔だけど。 タイトルが好きだったな。まだこの本おうちのどこかにあるはずなんやけど、あれからいろんな本読んだから、どこかで埋もれて埃のなかにあるかもしれない・・。 これを読んで、ゼヒ屋久島へ行ってみたいと思ったな。瑞々しい文章。感性。人々の優しさ。苔むした大地。そんな場所に憧れてたんだな、当時は。今はもうどこにでもいける年齢だしお金だってあるから、でもいつでも行けるから、行かなくなったな・・。だけど、いつかは行きたい島。 著書自身もそれ以来屋久島が大好きになったらしく、何度も訪れているそう。私も彼女の文章を読んで、屋久島大好きになったよ。まだ行ってないけど★
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【くちコミ情報】
歩くことを目的とした本
熊野古道を世界遺産に登録されなかった紀伊路(大阪天満)から 歩きたかったので、即決でこのガイド本を選びました。 類本が何冊か出てますが、この本が詳しく 【紀伊路(天満発)・中辺路・小辺路・大辺路・伊勢路】 をカバーしています。 (大峯奥駈コースは、この出版社から別に1冊出ています。) このボリュームですから、各王子などの詳細は ざっとしてますが、そこはまず調べていけば、 また楽しみが増えます。 写真もいいし、各コースの標高を断面図に表し、 目安の徒歩時間も記されています。 巻末には712年の神武天皇の熊野詣でに始まり、 過去の偉人達の熊野詣の年表が載っています。 宿泊・温泉情報は一応載っていますが、充実して いるとはいえません。和歌山をもっと楽しむため には、和歌山の他のガイドブックも併用する方が いいでしょう! 難点は持ち歩くには重いのと地図が小さいです。 でも、類本も同じようなものです。
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