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【くちコミ情報】
2002年の事情
外資,日本両ホテルの壮絶なオープン合戦が繰り広げられた昨今,5年前は大昔の感があります。 バブルもはじけ,時代から 「本場の」「マリーナ」「会員制リゾート」「隠れ家」が抜け落ちたとき,著者は果敢に「大人のシティリゾート」や「バーホッピング」に挑みました。 ホテルを背伸びして覗いてみたい人には格好の案内書になるでしょう。 キャプション 「古き良き時代の雰囲気に浸る」 とある写真に,本当にまじめなガイドだなぁとしみじみしてしまいました。 お金がたっぷりとたまったら,このような休日を楽しむのもよいかもしれませんね。 ただこの本に頻出する「自宅のようにくつろげる空間」とのほめ言葉には,家にいたらいいのにと思ってしまいました。
紳士淑女のたしなみ
紳士淑女の集まる場であるホテルには、それ相応のサービスや眼福、くつろぎなどが求められる。日本全国の、そんなホテルの数々を紹介してくれるのが本書。 訪れたことのあるホテルなら、そのときを思い出しながら、まだ知らないホテルなら、イメージをふくらませながら読むことができる。 さまざまなスタイルのホテルがたくさん入っている。旅のパンフレットなど、別のところで見かけることも多いだろう。そんなときは、本書に戻って、味わい方を再確認すると良いだろう。
個性、差別化とはなんだろう
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【くちコミ情報】
行く前に読むと
リッツのミスティークを体験する前に読むことをお勧めします。リッツカールトンのものの考え方が、簡潔にまとめられており、かつ良い事例も紹介されており、参考になりました。また、写真も豊富で、見ていて飽きないところも良いですね。リッツの考え方を頭に入れて、体感するとなお良い気付きが得られると思います。
リッツカールトンの魅力
「We A e Ladies and Gentlemen Se ving Ladies and Gentlemen」 p スタッフが肌身離さず持つというクレドに書かれている一文。 本書にも書かれている通り、リッツカールトンの精神であり、ホスピタリティがこの一文で表されている。 p 旅行好きでホテル好きの方から、ホテル業以外のサービス業に携わる人も一読の価値がある。 こう書くと、精神や歴史の話しばかりが書かれているような気がするかもしれないが 世界各地にあるリッツカールトンを写真付きで紹介しつつ リッツカールトンにまつわるコラムもあるので 肩肘張らずに気軽に読むこともできる本。
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【くちコミ情報】
その薀蓄、相当間違ってますが・・・。
著者はいきなり出てきた人と勘違いされているレビュアーもいらっしゃるようだが、この方が1997年に別の名義(飯野紅美)で、イギリスのカントリーホテルの本を出したことがあるのでキャリアとしては中堅ではないかと思う。(もし美野さんに興味がある人は、この本は絶対読むべき) で、この著者は先ほど紹介した別名義の本で書いているように、実は英語がかなり苦手だそうだ。 だから英文のホテル資料や書籍を正確に読みこなせてないのと、どうもヒアリングが苦手なようで完全に聞き間違いしている箇所も多々あり、延々と薀蓄を語るも知ったかぶりからくる知識の間違いや調査ミスが何十箇所もあり、思い切り勘違いして玉砕している部分があまりにも多いのが惜しまれ、このままの内容で文庫本化は無理と思われるほどだ。 たとえばエリザベス・テーラーが映画クレオパトラのオファーを受けたのは、著者が泊まったドーチェスターホテルのオリバー・メッセル・スイートではなく、別室のハーレクイン・スイートなのだ。(このことはドーチェスターホテルのサイトで確認できる) でもこの人は他のレビュアーが語るように良い面も多い人なので、もっと語学力を鍛えるか、忙しくてそれが無理なら、通訳や翻訳を思い切って専門家に任せれば、もっとホテルジャーナリストとして伸びる可能性があるだろうし、文化・芸術・歴史・建築・外国に関する一般的な知識と教養も鍛えれば、アメリカの国会議事堂に似た外観のイギリスのストーク・パーク・クラブを見て、これはアメリカの大統領官邸のホワイトハウスの原型になったものだと物知り顔で講釈するという非常に恥ずかしいミスや、フォルテ卿の爵位(世襲が認められない一代貴族)を、伯爵なと誤訳(珍訳?)することは無いと思う。 著者は副業というか趣味でホテルジャーナリストをしているので、多分本業が多忙だろうから自分で語学力や根本的な知識や教養を本腰を入れて身につける時間が無いと思うので、これからは文化人・知識人・学者にきちんと監修してもらったほうが絶対恥をかかずに済むので、今後はそういう方向でもっていくか、それが嫌なら他の女性ホテルジャーナリストのように、ロクに取材もせずにダラダラと泊まったホテルの感想を述べるだけにして、薀蓄話をゼロにもっていく内容にしてお茶を濁してもいいかも?
憧れだけの世界があってもいい
この本は、タイトルどおり、最高級ホテルの、しかもスイートばかりを取材した本です。写真は、各ホテルの最初のページに白黒で小さくあるだけで、あとは著者の経験・感想が述べられています。読み物として読むには、うまく落ちもついていて楽しめました。 普通の、一般庶民が泊まれるホテルガイド、ではありません。金を持っていればいいと言うだけの人が泊まれるホテルでもなさそうです(もちろん、出すものを出せば泊まれはしますが)。 こんなホテルの常連になる人ってどんな人なんだろう、こんなホテルに勤めている一流バトラーも家に帰れば普通の人なんだろうか、などと われながらくだらないことを考えながら読むにはうってつけです。間違っても、いつか泊まってみたいなどという「野望」は持たないほうが素直に楽しめると思います。 小説かエッセイか分からないような内容ではなく、現実の体験だけに搾られている分楽しめました。自分も著者と一緒に部屋やホテルの中を歩いている気分になれ、いい意味での現実逃避が出来て、一瞬でも素敵な気分に浸れます。
ホテル本では最高の出来!
何冊かのホテル関連の本を読んできたが、この本ほどよく出来たホテル関連本はないと思う。 p この中に出てくるホテルは正直言って我々一般人が泊まれるホテルではない。宿泊料の高さが理由ではない。すばらしいホテルは泊まる人間に一朝一夕には得ることのできない「品格」を要求するのだ。なので、この本を今度の休暇で泊まるホテルのガイドブックとしては使えないと思った方がいい。 p それよりも、特にサービス業に携わる人はこの本を読んで「サービス業」「ホスピタリティ・ビジネス」とは何なのかを考えた方がいいと思う。 p 各ホテルのサービスについて以外にも、「ターンダウン」「客室の値段はどのように決定されるか」「ホテルに泊まるときには何階がいいか」など今まで知りたかったが知る機会がなかったことについての説明が秀逸である。 p ただひとつの難点は、著者がちょっとナルシスト気味であるところか。
最高のもてなしここに有り♪
20ページのザ・コノートというホテルに関する文章を読んでいると、 思わず僕の上半身は前後左右に揺れ、更にはねじれてしまった。 p 本当にこんな世界が存在するのだろうか? こんなもてなしがこの世に存在するのだろうか? p 行きたい! どうしても行きたいとそう思われる内容がこの本にはあると思う。 p ホテルに関する本を読むのはこの本で4冊目である。 今までの本は小説などに比べると魅力的な内容はなかった。 どんなにまっとうな事、尊大な事を並べられても、 そんな事には全く反応できなかった。 p 僕は現実が知りたかっただけなのかもしれない。 もう一回読もうかな。
野望としてのホテル
ここ2週間くらい『最高のホテル 極上の部屋 世界のスイート厳選61』(美野香 新潮社 2003年)という本を、毎日ちょびちょびと読んでいました。この本は、筆者が世界中の一流ホテルのスイート・ルームを渡り歩いて、そのサービス内容(の素晴らしさ)を報告する、という本です。 p いやはや、何度もため息が出ましたよ。そして、野望がかき立てられました。 p 一流ホテルっていうのは、富と野望の象徴なんですね。「いつかは○○(一流ホテルの名前)のスイートに泊まってみせる」っていう世界です。こういう、上昇志向は、アメリカ的な価値観でしょう。これまで僕が、具体的にはあまり知らなかった世界でした。
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ホテルガイドではない、本物のホテル本を見つけました。
椿山荘、ザ・リッツ・カールトン、パークハイアット、二期倶楽部、強羅花壇・・・と、目次には錚々たるホテル名が並びますが、この本はホテルのガイドブックではありませんでした。贅と礼を尽くした極上の時間の中で、著者が反芻するのは死別した妻との思い出、郷里への想い、家族、喪失、孤独・・・、それでもなお、一流と呼ばれるホテルはゲストを心地よく見守ってくれる。完璧なサービス、スタッフの温かな応対、贅沢な料理、清潔で美しい空間との出会いが、愛と哀しみを甘美なまでに美しく演出する。一流ホテルを愉しむということは、こういうことかもしれないと考えさせられた一冊です。
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