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【くちコミ情報】
慟哭の書
にあんちゃん、とは2番目のお兄さんのことです。 安本末子 小学三年生の冬の日の日記から始まります。 (「にあんちゃん」の本は普通の、みせで、普通に買えます ) ******* 一月二十二日 木よう日 はれ きょうがお父さんがなくなった日から四十九日目です。にんげんはしんでも、四十九日間は家の中にたましいがおると、福田のおばさんが、そうしきのときにいわれたので、いままで、まい朝まいばん、ごはんをあげていましたが、きょうの朝は、とくべつに、いろいろとおそなえをしました。 そうして、ながいあいだおがんでいたので、学校へ行くのがすこしおくれましたが、いそいだらまにあいました。 学校からかえってくると、兄さんが、 「お父さんは、あしたから、もうこの家にはいないのだから、いまからおそなえは、きゅう(旧)の一日と十五日しかしない。」といわれました。私は、それを聞くと、とてもかなしくなった。 私は、お父さんのおいはいの前にすわると、なんだか、お父さんが私を見ているような気がしてうれしいのです。だけど、一日と十五日しかおそなえをしないなら、ときどきしかあえません。それがかなしいのです。 ゆうがたおがんだとき、私はお父さんに、 「さようなら、おとうさん、さようなら。」といいました。 なみだが、ほおをこぼれた。 *** この妹も素晴らしいし、兄二人も姉も素晴らしい。 にあんちゃんは中学一年生の夏休み、いりこ製造のアルバイトをする。 そして、そのあと、仕事を求めて九州は佐賀県の西の果てから東京へ向かう。彼はいつも「死ぬぐらいはいっちょん、かんまん(ちっともかまわない)。」と言っていた。 まるで隆慶一郎の小説にでてくる素晴らしい生き方をする男や女たちと同じなのだ。 隆慶一郎(池田一朗)はこの本を元に、映画「にあんちゃんの」のシナリオを書いた。
女性のやさしさにあふれる本です。
両親を亡くした兄弟姉妹の末の女の子の書いた日記です。 次の二つは[ 昭和28年 小学四年生の時と、昭和29年 五年生 ] のときの日記の文章の途中からの一部抜粋です。 (五月二十四日 日曜日 晴) 私はまだ、花のなえは、どうしてうえたらよいのかしりません。きょう、はじめてうえたばかりです。 私はなぜ花のせわをするのかといえば、私の手でうつくしい花をさかせ、その花を、一どでもよいから、「お父さん」にあげてみたいのです。そうしたら、死んでいても、きっとよろこんでくださると思うのです。 うつくしい花を、たくさん「お父さん」の前にならべ、「お父さん」を明るくかざってやりたいと思ったからです。 いまは、たった、きくの花一つしかうえていませんが、そのうちに、うらを花畑にしようと思っています。どりょくすれば、きっと、うつくしい花畑になると思います。 (四月二十三日 金曜日 晴) 私は自分がびんぼうのせいか、このような人を見るとむねがはりさけそうでなりません。 すがたやみなりがきたないばっかりに、なんでもない人たちから、きらわれ、にくまれるのです。 おなじ人生でありながら、人からにくまれ、ばかにされて生きるとは、どんなにつらいことでしょう。 こじきになろうというくらいのことですから、いままで、そうとうのくるしみや、かなしみがあったことでしょう。 死んでしまった方がましだ、と思ったことはないでしょうか。きっと、なんどもなんども、あったことでしょう。でも、生きてきたのです。 私は、三人のでて行ったあとを、かなしい心で、じっと見つめていました。 今夜はどこでねるのでしょうか。なにか食べるものはあるのでしょうか。 あしたはあしたで、またどこかで、みんなからにくまれたり、つめたくされたりするのかと思うと、かわいそうでたまりません。
素晴らしい本です。
ここでも、ようやく西日本新聞社刊の新装版が買えるようになって良かったと思います。 私が小学3年生の頃、安本末子の日記より、というラジオのナレーションがあって、「にあんちゃん」というのが小学生が書いたものというのは判っていたが、本のことは知らなかった。読んだのはラジオを聴いてから20年くらい経ってからだったろうか。両親が亡くなって兄弟姉妹4人が貧乏の真っ只中で大変な生活するのだが、助け合って生きていく姿に感動した。何よりも心がきれいなのだ。思いやりがあって貧乏の中にあって小学生の女の子ながら、こころが高貴なのだ。
子供の頃の愛読書に再会できました。
小学生の頃、家にあった「カッパ・ノベルズ」のこの本は、末っ子で甘えん坊だった私に色々なことを教え、自分の置かれている良い環境と照らし合わせ、どれだけ満ち足りているかを教えてくれました。 高校生の娘に、どれだけ読み込めるかは疑問ですが、読むように薦めたい、と思います。 人間関係が希薄で、物質的には満ち足りても何か物悲しいような気のする現代。 本当に大切なものは何か。 小学生を含め、若い方たちに読んでいただきたい一冊です。
若いうちの苦労は
就職したころ、「若いうちの苦労は買ってでもしろ!」 と、よく言われたものです。苦労そのものが身になるの ではなく、その苦労を乗り越えた自信と誇りがその人の 人格形成の基盤になるということなんでしょうね。 この作者は10歳にしてこれほどの表現力と説得力を持 った文章を書けたのです。様々な喜びや悲しみを繰り返 し積み重ねて苦労を乗り越えてきたのでしょう。 最近、年相応の振る舞いができない若い人が目立ちます。 若いうちの苦労の重要性を痛感するこのごろです。
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【くちコミ情報】
「戦後」とは何か考えらされました。
当時、実際に縦断中の著者に地雷教室に来てもらい話を聞きました。 出合って話すと、普通の19歳の女の子だったんですけど、 ひとたび「地雷教室」が始まると、真剣なまなざしと語りに引き込まれ あっという間に時間が過ぎていったのを覚えています。 やすほちゃんの縦断中のいろいろな思いや地雷のことなどについて 書かれていますので、「戦後」というコトバだけでは簡単に 済ます事の出来ない「戦争」の愚かしさを考えることが出来る本だと思います。
一気に読んでしまいました!子供にも読ませたい一冊!
あるラジオ番組で紹介されたのをきっかけに購入しました。10代の女の子がカンボジアで未だに地雷の残る中で生活する人々の光景を目の当たりにして、札幌から沖縄まで各県で一人でもいいから地雷の恐怖を理解してもらいたいと自転車で地雷教室を開いていく、私にはとうていできない行為です。内容もわかりやすく、子供でも読める本になっていますので、ぜひ手にとってやすこさんの思いを感じてもらいたい一冊です。
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【くちコミ情報】
感銘を受けました
この本は、小学生ぐらいが読む宮沢賢治の入門書だと思いますが、あえて成人もとっくに過ぎているにもかかわらず市立図書館で借りて読みました。読み進めていくと、これが写真もあり、なかなかためになり興味深かったです。 賢治の出生から逝去までを簡潔に伝記という形で表現しており、彼の生き方の概要が理解出来ました。そして、これから賢治の童話や詩を一杯読んでみたいという気にさせてくれました。 大変読みやすくてよい本ですよ。
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80万人の中学生がいっせいに不登校を始める小説『希望の国のエクソダス』を2000年に発表した作家の村上龍は、NHKの討論番組で、教師や親たちに「あなたは子どもにどんな人生を望みますか」と問いかけた。雇用不安、学歴社会の終焉など、既存の社会システムの崩壊に直面した大人たちが、子どもの未来に対し鮮明なビジョンを持ちえずにいることは、村上が彼らから明確な答えを得ることができなかったことにも象徴されている。 「いじめによる自殺未遂」、「非行」、「極道の妻」と人生のどん底を体験してきた著者が、29歳で弁護士になるまでの軌跡を描いた本書は、変わった経歴を持つ女性の単なる「波瀾万丈記」ではなく、いじめ体験や、司法試験受験の際の勉強法などが克明に記されているように、子どもたちが直面するであろう問題に対して、具体的な対処法を伝えることに主眼が置かれている。本書が100万部を越えるベストセラーとなったのは、「いい学校からいい企業へ」といったモデルが通用しなくなった20世紀末の社会が、即効性のある新たな人生のモデルを切望していたからだろう。 村上は自身の作品の主人公の中学生に、日本には「希望だけがない」と発言させた。本書は「やればできる」という「希望」を提示する。両者は「生きぬく」、つまり、自らの意志でサバイバルせよというメッセージを発している点で共通しているが、現実を生きぬいてきた著者の言葉にはより力強い説得力がある。(中島正敏)
【くちコミ情報】
大学生になって読んだ本
私は中学生の頃からこの本の存在を知っていたにも関わらず、今まで読んだことはありませんでした。 筆者ほどではありませんが、幼い頃深いいじめにあったことがあるので読んでいてその時の気持ちというものがよみがえってきました。 筆者のように自殺未遂はしたことがないし、夜の世界に飛び出したことはありません。しかし、私は筆者の弱い心がどんどん強くなり、最終的にはどんなに辛くてもあきらめない心を掴んだ筆者に心打たれました。 今回この本を読もうと思ったきっかけは司法試験合格、法科大学院合格を目指す身となったことです。 この本はどのような境遇におかれている人にとっても、その人自身の人生における何かを気づかせてくれる素敵な本です。素敵な心の贈り物をくださって有難うございます、大平さん。
自分を変えたい自分へ
最初は何気なく『ベストセラーになっているし、読んでみようかな~』と思い、買ってみました。読んでみると、大平さんの人生にビックリし、改めて自分の人生を振り返ってみると、まだまだ温いとこあるな~と痛感させられました。今、資格の勉強をしています。仕事しながらですので、勉強出来ない理由を、自信の無さから出てきてしまいます。資格を取る事によって、人生は変わるかは分かりませんが、それに誠心誠意立ち向かうことによって、自分の中の何かは確実に変わるのではないかと希望を持つ事が出来ました。
人生一度は、読むべき価値ある本
以前、この本がベストセラーになった頃は、あまり気にせず「そんな人もいるのかぁー」くらいだった。書店で文庫版が出ていたのを見かけ、何気なくレジへ持っていく。そのとき、自分の将来に悩んでいたので、それで何となく手にしたのだが、読んでみると励まされるし、また、著者の並大抵でない努力と苦労とイジメの体験が痛いほど、心に突き刺さる。この本を電車の中でも、どこへでも持っていって読むのを休まず読み進む。気が付くと、そのうち、自分の目に涙を浮かべ著者の痛い思いと体験が自分の心に考えさせていた。くじけちゃいけない、頑張らなきゃっと思わせる。人生の教訓的存在の本だと思っている。
強い!
この内容は詳しくわ説明できないが、感動とか、そんな言葉ではくくれない。、読んだひとにしか、わからない!弱い僕たちにも、勇気を与えてくれた。とにかく、この人とは違うが、自分も目標に向かって死に物狂いにやろうと、させてくれる一冊だ。
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一気に読んだ
大リーグに行くまでそれほど関心のなかったイチロー、あれだけ活躍してくれたので、ちょっとイチローについて知りたくなり近くの本屋に行きました。「火の鳥人物文庫」といわれる子供向けのルビがついてる本ですが、これしかなかったのと、すぐに読みたいのとでとにかく買って見ました。 p で、結局一気に読んでしまいました。 p 佐藤健さんがしっかりとした取材と子供向けでも妥協のない内容になっていて読後に十分な満足感があった。 p 難しく書こうとシンプルに書こうと、素材がいいと伝わってくるものにそんなに変わりはないとも感じました。 p 買ってそんはないですよ。お子さんも親も一緒に読める 本です。子供にもよい刺激になると思います。
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