2008年08月08日(金) 科学の第1位は
『ほんとうの環境問題』!
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¥ 1,050(税込)
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ジャンル内ランキング:79位
カスタマーレビュー数:23
【くちコミ情報】
広い視点を持った環境問題の本
環境問題には流行があるというのが印象的でした。 流行があるというこということは、すたれたりすることもあります。 今となっては、ダイオキシン、環境ホルモンなど叫ばれなくなりましたが、間違いだったというところが唖然としました。 下手をしたら地球温暖化も大した問題ではないのかもしれないという指摘も、何それ?って唖然です。 まず、30年くらい前は寒冷化で騒いでいたことや、地球は人がいなくても勝手に気温は変動することを考えてみると… 他にも、リサイクルや石油に依存しすぎていることやエネルギー問題など内容は盛りだくさんです。 ちまたで流行っているエコがバカバカしく見えてきます。
面白い
テレビの報道が馬鹿馬鹿しいと思えるぐらいに、この本を読んでいると面白い。この本は全部読み終わっても又読みたくなる。 「レジ袋よりもエコバッグのほうがコストがかかる」は確かにそう思う。エコバッグは買う気にならない。
小気味良い環境・エネルギー論
現在、環境問題においてCO2削減、CO2削減とイタズラに騒いでいる日本の幼さを叱ると共に、本当に日本にとって必要な環境対策を論じた本。地球温暖化問題に棹差すような発言はタブー視されている中で小気味良い本である。 まず地球温暖化問題においてCO2の削減に反対しているアメリカ、排出量取引の駆け引きに走る欧州などが、この問題を外交・財政問題と捉えているのに対し、日本が生真面目にCO2削減に取り組んでいる姿を"幼い"として嘲笑する。温室効果ガスとしてCO2より水蒸気(人間の制御が効かない)の方が効果が遥かに高く、しかも温室効果ガスの97%は水蒸気が占めているのに、今更CO2削減は無いだろうと思っていた私は我が意を得たりと言う感じである。本書中でも、年6%の削減目標を50年間守っても、効果は殆どない事が数字で示されている。CO2削減に掛ける金があったら、新しいエネルギー生成方式の研究に費用を掛けた方が良いと言う意見にも賛成である。いつまでも石油や天然ガスを浪費する生活を送っていては、現在の資源国を利するだけで国益にも反する。日本を「資源のない国」から「資源を創造する国」へと転換する事が、国益にも通じ、ひいては地球環境の保護に繋がると思う。 ショック療法的に環境問題を採り上げ、今後の日本のエネルギー政策を提言した刺激溢れる書。
ペットボトルは再利用されていない?
新聞等ではあまり知られていない環境問題をずばずばとそしてわかり易く書かれています。 この本を読んでからペットボトル飲料はほとんど買わなくなりました。 この本では、ペットボトルの再利用はエネルギー効率が悪いため、エネルギーの節約として有効ではなく、むしろ可燃ゴミと一緒に燃やしたほうが焼却炉稼動上、省エネだと書かれています。ペットボトルの分別による回収は、実はほとんど再利用には結びつかず、回収業者は回収したペットボトルをほとんど燃やしており、複雑にからむ利権への警笛を鳴らしています。 有効な再利用も行われていると思いますが、重要な情報として認識するべきなのでしょうか。
ナショナリズム希薄な青二才としては……
虫好きのお二人の放談、面白く拝読しました。環境問題がきわめて政治的な背景を持つことは痛いほどよくわかりますが、今後、地球規模のこの問題をきっちりと考えるためには、まだ圧倒的にデータ不足、というのが私の見方です。温暖化もIPCCの予測も、何かをシミュレートできるだけのデータがないまま、ザルのようなメッシュで地球を単純化しているのではないかと思うのです。そこで一つ提案! SETI@homeの環境観測版とでもいうようなシステムを、世界中の有志で作る、というのはどうでしょう? miniSDやUSBメモリに装着できるような環境観測キットを作り、それを携帯やPCにつないで、日々各所の気温や湿度や気圧、空気成分分析などのデータを蓄積するんです。GoogleEARTHと地球シミュレータを合体させたような感じで、せめて1Kmメッシュ、6時間単位くらいでデータを蓄積していく。これを100年くらい続けたら、かなり面白い分析も可能になってくるのではないかと思うのですが……レコーディング・ダイエットではないけれど、毎日毎日こうしたデータ収集に精を出せば、自ずと環境に配慮した暮らしをするように意識改革されるのではないかとも思います。まぁ、音頭を取ってシステムを作りあげるのは至難の技かと思いますが、純粋に地球のことを考えるなら、国益とか損得とかで人の懐を忖度する前に、過去の地球がどうこうではなく、“今現在の地球”を正確に観測することが大切なのではないかと思います。
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ジャンル内ランキング:501位
カスタマーレビュー数:42
【Amazon.co.jp】
R.P.ファインマンは1965年にJ.S.シュウィンガー、朝永振一郎とともにノーベル物理学賞を授賞した天才的な物理学者である。こう書くと「理数系が苦手」な人は逃げ出したくなるかもしれないが、そんな人にこそ本書を手にとっていただきたい。 本書は20世紀を代表する天才物理学者の自伝ではない。R.P.ファインマンという人生を楽しむ天才から我々への贈りものである。 「ファインマンと聞いたとたんに思い出してもらいたいのは、ノーベル賞をもらったことでもなければ、理論物理学者であったことでもなく、ボンゴドラムでもマンハッタン計画でもない。僕が好奇心でいっぱいの人間であったということ、それだけだ」といつも言っていた(下巻訳者あとがきより)。 「なぜだろう?」といつも好奇心いっぱいの子どものように世界を見て、いったん好奇心をひかれたらそれに夢中になり納得のいくまで追求する。彼は一切の虚飾と権威を嫌い、相手がそれをかさに着ているとみるや容赦しなかった。それは、そのような態度が、楽しいはずの真実の探求を邪魔する厄介なものだったからである。 上巻では、彼の少年時代、物理学者としての修行時代、また駆け出しの物理学者として携わったマンハッタン計画から終戦を迎えるころまでのエピソードが収録されている。どの時代においても彼はその状況を最大限楽しみ、そして、決して流儀を変えなかった。 自分が理系か文系かなんて関係ない。もし少しでも本書に「好奇心」を持ったなら、ぜひ一読をおすすめする。(別役 匝)
【くちコミ情報】
いたずら好きのあっぱれな半生記
1965年に量子電磁気学への貢献に対してノーベル物理学賞を受賞したファインマンの波瀾万丈の半生記、最後まで一気呵成に読んでしまいました。 いたずら好き、実験好き、何でも自分でやってみないと気が済まない性格。ファインマンは少年時代からそのずば抜けた才気煥発さを遺憾なく発揮しています。MITやプリンストンでの蒼々たる学者連中との交友、ロスアラモスでは原爆開発研究に携わりながらも金庫破りの腕を磨いたり、徴兵検査で画一的な対応をする精神科医を手玉に取ったり、と読んでいてあっぱれという気持ちになってきます。 するどい着眼点で物事の本質を見切り、それを表現するために自分流の記号を作り出してしまうあたりは、後に素粒子の相互作用を視覚的かつ直感的に理解できるファインマンダイアグラムを編み出していくことになるファインマンの面目躍如たるところですね。
自分を欺かない!
最後の章を読むまで、このおっちゃんは賢くて、面白い人やなーというぐらいに感じていました。しかし、最後の卒業生への式辞を読んで、誠意があるということが加わりました。 本書の中に、「諸君に第一に気をつけて欲しいのは、決して自分で自分を欺かぬということです。己というのは一番だましやすいものですから、くれぐれも気をつけていただきたい。」という文章があります。この後は本を読んで欲しいのですが、この件には本当に感動しました。僕は問題があると、なんとか楽な方法で解決しようとしてきましたが、自分で納得できる方法で誠意を持って、問題を解決していこうと考え方を変えました。 誠意をもってこれからの人生を生きていきます!
先生
若い頃に読んで、今の自分の価値観を形作る上で一番影響を受けた本です。 基本的にはFeynman先生の様々なエピソードを楽しむための本ですが、そういったエピソードを通して彼の価値観・考え方にも触れることができます。 楽しいのでぜひ一度読んでみて下さい。
好奇心と丁寧な考察に主体的な行動、それがファインマン
ノーベル物理学賞授賞、ロスアラモスで原子爆弾製造のプロジェクトに参加したファインマンの自伝。実験好きだった子供のころからロスアラモスでの経験、そしてコーネル大学教授として踏み出すまでが記されている。上巻だけで340ページの内容も、中学生以上であれば誰でも読める平易な文章であるために、まる1日(ゆっくり読んでも数日)あれば読破可能な分量。 『どんなに難しい内容も中高生に理解させることができなければ、本当に理解しているとはいえない』というファインマンの言葉にあるように、本書は万人が理解できる丁寧な文章で記述されている。全編から感じることは、天才と呼ばれた著者自身の姿勢からは、特別な能力ではなく、日常の全てのことに疑問を持つ好奇心とそれに対応した丁寧な考察、そしてそれに基づく主体的な行動によって道が拓かれていることが感じられる。ファインマンが天才なのではなく、世間があまりにも知恵を活用していないことに改めて気づかされる作品となっている。同時に、ずるい性格にユーモアとウィットを併せ持ち、話を楽しく伝えることに勢力を注いでいることによって本書は読み始めたらやめられない面白さを持つ。同氏が決して特殊な知能を持っていたわけではないことは、妻の死亡時間と時計が止まった時間が全く同一であったことを超自然的な現象と考えていることからもうかがえる。これは妻が死亡したときに死亡時間を確認しようとした医師がそこにあった時計の時間を参照したために、そうなっただけで、実際にはその時計は同時ではなく少し前(もしかしたら12時間ほど前)にすでに止まっていただけの可能性が強い。このようなきわめて人間的な一面を覗かせる記述がたくさんあることも、正直で背伸びをしない同氏の性格を表している。 10年以上前に読んだ本書を再度購入して読んでみても、面白さは全く色あせていないことが確認された。万人が読むべき書だと思う。自伝は主観的な部分やツッコミたくなる脚色が多いことがしばしばあるため、高い評価にはなりづらいことを考えても、星5つ以外の評価はない。
この本を若い時に読みたかった!
ノーベル賞に直接関係することは全く書いてないが、実にユニークで、率直で、愉快な人生だ。原爆開発に関わったからと言ってこの人を責められない。様々な話の中で、学者や研究者が現役でいたければ、教職の場を離れるべきではない、人にものを教える立場は脳を活性化するという意見は特に傾聴に値する。俗塵を離れた静かな環境に置かれた時には偉大な頭脳が刺激のないままに朽ち果てるという話は衝撃的だ。精巧な錠前を開けるコツは根気と集中力というのも説得力がある。 好きこそ物の上手なれというが、それに集中し、イヤなことはやらずに済ませるように彼は彼なりに工夫している。人生の師とするに値する。遅まきながらこの本に会ってよかった。
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【くちコミ情報】
ちょっと話が広がりすぎ
いま、忽然と人類が誰もいなくなったらどうなるなか。 という魅力的なSFテーマを現実のものとして探求したノンフィクション。 SF映画だと「人類最後の男 オメガマン」、 そのリメイクの「I Am Legend」が見せてくれた、人っ子一人いない世界。 他にもいろいろあると、 人類がいなくなった世界を描いた話は多いと思いますが、 そんな世界がどうなるのだろうと、一度でも思ったことがある人には 楽しい(?)一冊だと思います。 ただ、話はかなり多岐にわたるので、少々広げすぎにも思いました。 ということで、評価は☆三つ。
人類が地球に与えた害を振り返り・・・
今、人類が消えたら世界がどうなるか?そして人類がいることで、どれだけ 地球に対して害を与えているか?(プラスチックは還元されない。細かく溶けて いったそれを魚等から人は摂取している。ウラン238は還元されるのに28万年 かかる等々)といったトピックを通じて、環境問題を考えています。 各トピックも、一つあたり20〜30pの分量になってますので、寝る前とか 昼食後の休憩時を使って読み進めることが可能です。 環境問題を論ずる前に、先祖も含め人間が行ってきた事柄とその影響を一気に 俯瞰するに役立つ一冊です。
思考実験を重ねることにより環境問題の単純化に成功した良書
この本は「人類が消えたら世界はどうなるのか」という思考実験を試みることにより、人類が地球環境に与えている数々の影響について深く考察することに成功した面白い本である。 昨今、環境問題が政治経済上の大きな議題となっているが、問題が複雑すぎてとらえようがないと思っている人も多いだろう(私もそうだった)。本書はこの問題を「人類が明日、全員消滅する」と仮定することにより(全員消滅する理由については深く追求していない)、単純化することに成功している。 題名からも分かるように直接環境問題に焦点を当てているわけではなく、あくまで「明日人類が消えた」場合に世界がどう変わっていき、最終的に人類の痕跡がいつ頃消えるかについて考察している。「どうすべきか」について語ってないところが、逆に多くの読者の支持を集めている理由になっているのではないかと思う。 筆者はミネソタ生まれのアメリカ人である。アメリカ人にありがちな価値観の押しつけやキリスト教至上主義的なところも見られず客観的に事象をとらえていることにも好感を持てた。 環境問題に関心がある人にはこの本を特にお薦めしたい。
人類の痕跡
この壮大な思考実験は、当然のことながらある強烈な問いかけを投げかけている。 つまり「人類は地球にとって害悪でしかないのではないか」という問いだ。 この高度に脳を発達させた哺乳類が、母である地球に対して行ってきたふるまいは決して褒められたものではないだろう。 1907年にレオ・ベークランドが成功した完全人工合成樹脂「ベークライト」の合成はその後人類が消滅しようがしまいが関係なく、 プラスチックというこの厄介な物質とすべての生物種が今後何千年何万年と付き合わなくてはならないことの始まりでもあった。 プラスチックは現実的な時間枠のなかでは生分解されず「細かく砕かれる」だけ。 どんどん小さくなって、動物プランクトンですらプラスチックを口にすることになる。 食物連鎖に完全に組み込まれていく。それでも分解はされない。 これまで人類が製造してきたプラスチックは燃えて灰にしたほんのわずかなものを除けば、ほぼ全てがある大きさで存在しているのだという。 プラスチックですらそうなのだ。では、大量の放射線を吐き出し続ける世界の441箇所の原子力発電所は? ・・・というような耳の痛いシミュレーションが続く。 とは言え記述のメインは、未来ではなく過去だ。 人類が成したことを検証することによって初めて人類なきあとの世界が想像できる。 ハードSFはすべてそうだが、単なるSFではなく科学的アプローチに重点が置かれた本だ。 人類が消えたあと、いや、地球すらも消えたあとの何十億年後の世界において、 それでもいつまでも残る人類の痕跡は何か。 その答えとその理由のくだりが個人的にお気に入りの箇所。 それは読んでのお楽しみ、ということにしておきます。 面白い本。固い本ではありますが、オススメです。 http: ekojin.com
立ち位置に注意
人類と環境との関わりについて述べた書ですが、著者の立ち位置について注意が必要です。 基本的には人類文明により地球環境は歪められているというスタンスですから、 著者の考えでは、現在の地球はCO2排出による温暖化が進んでおり、各種化学物質で汚染されていることになります。 今やその毒性が疑問視されている、環境ホルモンやダイオキシンが槍玉に上がっているくらいですから、押して図るべしです。 中立的ではないという前提で読み進めると、それなりに楽しめる本ではあります。
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「こころの病」が治らず困っている患者や家族への「希望の書!!」
わたしも「うつ病」で精神科にかかりました。 10年、同じ病院に通院しましたが、悪くなるばかりでした。 投薬されたものはうつ病とは全く関係がない、寝たきりにさせるような薬剤。 「こころの病」を治療しに行ったはずが「身体をこわし寝たきりに」 とうぜん「こころの病」も悪化する一方。 いくら他院の内科医師の、血液検査などの根拠のある正しい助言を伝えても 当時の主治医は逆上するばかり。 「俺は医師で勉強しているから偉いんだ」と威張ってばかりで、 中身の伴わない、全くの勉強不足な医師でした。 このような精神科医の犠牲になっている患者や家族が全国に沢山います。 そういう人を救うための「希望の書」だと感じました。
医療従事者の方,家族の方,当事者の方へ
〈医療当事者の方へ〉 お世話している患者さんは,元気になられましたか,,,? 患者さんのこころが見えますか,,,? 〈家族の方へ〉 大切な家族とこころを重ねていますか? 薬は効いていますか? 助けてあげられるのはあなたです。 〈当事者の方へ〉 汚れた社会に警笛を鳴らす,,,そんな役目を あなただからできるのです。 ひとりじゃ,ありません。 そんな想いをこの一冊が救ってくれます。
病気に対する光が見えてきました
はっきりいって精神病の本の中で一番内容充実しています、べテルの家の非援助論、いのたまメンタヘルス。外国の新薬の本、いろいろ読みましたが、だからどうしろというのか、かえって疑問がわいてきて全部ヤフオクに売りました。あっとゆうまに入札が入るのは悩んでいる患者がいて悩みを自分で解決しなければいけないんですね、モニターとまた違って感情を入れられ涙もの場面が多々あります、笠ドクター記事もです。病気は直るかどうかわかりませんが、病気に対する光が見えてきました。
やっと見つけた
書店で関連書籍を探しては購入し読んできた。 それは ひとりの医師の見解でであったり この病気は こういうものだからこうしましょう、のような ある種 あきらめともとれる 内容ばかりであった。 この本は 体験談だけでなく どのように 治療に向かえばよいのかが書いてあり 医療従事者でなくても 読むことで事実を具体的に検証し 学習することが出来るように構成されている。 今まで 医師又は家族からという一方通行の書籍からしか得られなかった情報が この本では 双方向から書かれており 具体例も数多く掲載されており さらに 今後の希望の光をも添えて まとめてある と感じた。 やっと 欲しかった書籍に出会えた。
患者と家族そして医療従事者に捧ぐ
私は薬剤師です。そして、精神医療を受けるものの家族でもあります。 こんな実体験に基づいた書は今まで見たことがありません。 ここに集う当事者とその家族たちの病態を観察し、疑問を持ち、医師に対する適切な診断を仰ぐ真剣な姿勢。 さらに治療すべき薬剤に対する知識を学んでいき、自ら病状を改善させていく過程が赤裸々に描かれております。 この書を読み、薬剤師でありながら、あまりに無知な自分を知らされました。 疑問を持ち、改善を望む者の道を閉ざしてはいけない。 投げかけられた疑問に対して無知で終わってはいけない。 医師や薬剤師といった驕りを捨てて、医療に従事する人々は人の生死をも左右する投げかけられた患者の声に真剣に向き合ってほしいと感じさせてくれたすばらしい書だと思います。
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生きる事の大切さ
8歳と言う年齢にもかかわらず、苦しい病と闘い続けたしげくん。どんなにつらいときにもお母さんの事を第一に考え、生き続けようとする姿が目に浮かびました。 読んでいると、涙が出て止まりません。 どんなにつらい事があっても、最後まであきらめない事が大切であると考えさせられる本です。
生きることと愛
壮絶な闘病記。 しかし、強烈な生のエネルギーを感じる。 不倫を乗り越えて結婚し、子供も授かったものの、そこに待っていたのは夫の理不尽なDVだった。 やっとのことで家を飛び出し、夫に悟られないように子供の名前まで改名。 やっと落ち着いたかに見えた生活は、息子が小児がんになったことにより、親子二人の闘病生活に変わっていく。 小学1年生。 まだ6歳。 そんなシゲに母親はがんの告知をする。 たった二人、一心同体で生きてきた母子だからこそできる告知。 そこからシゲは気力を振り絞って治療を続ける。 辛い検査が続き、ぐったり疲れきったシゲを見て母親は号泣する。 そんなときだった。 シゲは点滴につながれた腕を持ち上げ、母親の頭をなでながらこう言うのだ。 「ママでなくてよかったよ」 自分ががんだと知っていて。 読み終えて、何度も何度も自分の娘を抱きしめた。 お願いがひとつだけあります。 パパよりも長生きしてください。
どんな言葉よりも伝わる命の大切さ。
本書は小児ガンにより、僅か八歳で亡くなった少年と、 その母の闘病記である。 本書には全く飾り気はない。ただシンプルに彼らの感情や 症状、苦しみを書き記すのみだ。 飾り気のない、そのピュアな手記だからこそ、その重みが ひしひしと伝わってくる。 タイトルにも書いたとおり、これまで何度となく命の大切さ を説かれたが、これほど命の大切さを実感することはない。 また、彼らの一生懸命ひたむきに生きている姿は、私自身にも 訴えかけるものがある。 「彼らのように自分は頑張れているのだろうか?」 そうして自問したとき、私はまだ8歳の子供にも勝ててない! 頑張らなくては!と奮い立たされる。
ありがとう。
「ママがぼくを叩いて気がすむなら、叩けばいい。あざになってもいい。叩いていいよ。好きなだけ叩きな。ぼくはへいきだよ。」 本当に涙が止まりません。8歳の子がこんなにも辛い病気と必死に闘い続け自分に刻々と近づいてくる死に真正面から向き合いどんなに苦しい時でも母の事を思いつづけていた姿にも涙が溢れ出てきます。 私も一昨年大好きだった父を癌で亡くし私の固く閉ざされた心が楽になれました。ありがとう、しげちゃん。本当にありがと。
生まれ変わって
わずか8才の子が死を厳粛に受け止め,最後は受け入れる。 自らが逝った後の母を心配する。ママが心配で死ねないという。 全身の激痛に苦しみながらの1年以上の闘病生活。 p よく頑張ったねしげくん。短く辛い一生だったけど,ママがたくさんの思い出の詰まったすばらしい本を残してくれた。それを読んだ人たちはみんな感動している。君はすばらしいものを残したんだよ。 p 君の望みどおり,生まれ変わってまた必ずママに会えるよ。 p 著者であるしげママは現在NPOを設立しチャイルドホスピスの設置に向け尽力しておられるとのこと。この本の印税の一部はそれに充てられるようです。 p 「しげくんネット」というサイトで生前のしげくんの写真が見られます。
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本書の上巻では若く初々しかったファインマンの姿に触れることができるが、下巻では、成長したファインマンが1人の「物理学者として」物理のみならず社会や芸術とかかわってゆくさまに触れることができる。 どんなに権威者になっても(彼はそう呼ばれるのを何よりも嫌ったが)、彼は決して物理学者としての誠実さを変えることはなかった。サバティカルでブラジルの国立研究所に滞在した彼は「教科書を丸暗記するだけ」の物理の大学教育に業を煮やし、ブラジルの「お偉方」の大学教授たちの前で「この国では科学教育が行われていない」と言い放った。またあるときは、学校教科書の選定委員としてすべての教科書に目を通し、教科書の内容が科学的誠実さを欠いているのを真剣に怒り、他の委員たちと闘った。 彼の信条でもある「好奇心」は年齢を重ねてもとどまる所を知らず、カジノではプロの博打うちに弟子入りしたり、ボンゴドラムでバレエの国際コンクールの伴奏をしたり、また、幻覚に強い興味を持った彼は、旺盛な好奇心からアイソレーションタンク(J.C.リリーが発明した感覚遮断装置)にまで入ってしまう。彼は他人のことなど気にとめず、素直な心で物事を見つめ、興味をひかれたらそれに夢中になる。彼は何より人生を楽しみ、人生を愛していた。 そんな彼の書いた本書に触れていると、いろんなことを話したくってうずうずしている彼が、目を輝かせて楽しそうに自分に向かって話しかけてくれているような気分になる。そんな気分にさせるのは、大貫昌子による素晴らしい訳のおかげでもあろう。訳者はファインマンと親交があり、彼に相談しながら翻訳作業を行っているため、原文の持ち味が十分に表れている。(別役 匝)
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いたずら好きのあっぱれな半生記
1965年に量子電磁気学への貢献に対してノーベル物理学賞を受賞したファインマンの波瀾万丈の半生記、最後まで一気呵成に読んでしまいました。 いたずら好き、実験好き、何でも自分でやってみないと気が済まない性格。ファインマンは少年時代からそのずば抜けた才気煥発さを遺憾なく発揮しています。MITやプリンストンでの蒼々たる学者連中との交友、ロスアラモスでは原爆開発研究に携わりながらも金庫破りの腕を磨いたり、徴兵検査で画一的な対応をする精神科医を手玉に取ったり、と読んでいてあっぱれという気持ちになってきます。 するどい着眼点で物事の本質を見切り、それを表現するために自分流の記号を作り出してしまうあたりは、後に素粒子の相互作用を視覚的かつ直感的に理解できるファインマンダイアグラムを編み出していくことになるファインマンの面目躍如たるところですね。
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若い頃に読んで、今の自分の価値観を形作る上で一番影響を受けた本です。 基本的にはFeynman先生の様々なエピソードを楽しむための本ですが、そういったエピソードを通して彼の価値観・考え方にも触れることができます。 楽しいのでぜひ一度読んでみて下さい。
好奇心と丁寧な考察に主体的な行動、それがファインマン
ノーベル物理学賞授賞、ロスアラモスで原子爆弾製造のプロジェクトに参加したファインマンの自伝。実験好きだった子供のころからロスアラモスでの経験、そしてコーネル大学教授として踏み出すまでが記されている。上巻だけで340ページの内容も、中学生以上であれば誰でも読める平易な文章であるために、まる1日(ゆっくり読んでも数日)あれば読破可能な分量。 『どんなに難しい内容も中高生に理解させることができなければ、本当に理解しているとはいえない』というファインマンの言葉にあるように、本書は万人が理解できる丁寧な文章で記述されている。全編から感じることは、天才と呼ばれた著者自身の姿勢からは、特別な能力ではなく、日常の全てのことに疑問を持つ好奇心とそれに対応した丁寧な考察、そしてそれに基づく主体的な行動によって道が拓かれていることが感じられる。ファインマンが天才なのではなく、世間があまりにも知恵を活用していないことに改めて気づかされる作品となっている。同時に、ずるい性格にユーモアとウィットを併せ持ち、話を楽しく伝えることに勢力を注いでいることによって本書は読み始めたらやめられない面白さを持つ。同氏が決して特殊な知能を持っていたわけではないことは、妻の死亡時間と時計が止まった時間が全く同一であったことを超自然的な現象と考えていることからもうかがえる。これは妻が死亡したときに死亡時間を確認しようとした医師がそこにあった時計の時間を参照したために、そうなっただけで、実際にはその時計は同時ではなく少し前(もしかしたら12時間ほど前)にすでに止まっていただけの可能性が強い。このようなきわめて人間的な一面を覗かせる記述がたくさんあることも、正直で背伸びをしない同氏の性格を表している。 10年以上前に読んだ本書を再度購入して読んでみても、面白さは全く色あせていないことが確認された。万人が読むべき書だと思う。自伝は主観的な部分やツッコミたくなる脚色が多いことがしばしばあるため、高い評価にはなりづらいことを考えても、星5つ以外の評価はない。
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【くちコミ情報】
無機質な世界に咲く、美しい実験
科学という無機質に思われがちな分野に持ち込んだ「美しい」の表現。 その表現方法が間違いではないことを本書では伝えています。 一般的に有名である実験を主に記載している為、高校からは物理を専攻していない 人達にも比較的、その世界に入りやすい内容だと考えます。 現在では小学生でも認識している「地球が24時間で1回自転している事象」 フーコーは一本の長い紐と錘を使用し、誰の目にもわかる形でそれを証明しました。 単純だけど、反証出来ない、わかり易い証明。 美しいという表現がピッタリではないでしょうか。 この他にもヤングによる光の干渉実験やガリレオによる斜塔での実験 (実際には斜塔で行われた記録は残っていないといった事も記載しております) 過去に一度は聞いたことがある実験が記載されております。 出来れば、小学生や中学生の夏休み等に読んでもらい、同じような実験をして 当時の科学者が如何にして仮説を実証してきたかを身を |