2008年08月08日(金) 実用・暮らし・スポーツの第1位は
『勝間式「利益の方程式」 ─商売は粉もの屋に学べ!─』!
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カスタマーレビュー数:33
【くちコミ情報】
経営コンサルとしても凄い人と思いました
ビジネスモデルの勘所を押さえるための 考え方を解説しています。 帯の「目からウロコの黄金ルール」というのは かなり大げさだとは思いますが、 実践的で、 それなりに現場での場数を踏んでいらっしゃることが 分かります。 自分の会社のビジネスを改めて コンサルの視点から見つめるための 手がかりになると思います。
ビジネスの実践書というより学術理論的なのが惜しい。
最近売れている野間勝代さんの本ということで購入しました。非常にレベルの高い本だと思います。大学で管理会計を専攻していたお陰で何とか読み通すことができました。なるほどなあという点が多く共感でき、いい本だと思います。一方で、ビジネスの実践書というより学術的専門書の域を出るまでもう一歩という感じです。企業を外部からあるいはトップマネジメントレベルから捉えた視点になりがちなのが気になりました(内容を消化するのに時間がかかった)。メーカー営業畑の私には自分の業務で実践するとなるとちょっとという点が多いです。公認会計士、証券アナリスト、経営コンサルタントという著者の出身畑の影響でしょうか。随所に肩書や経歴が出てくるのが邪魔です。あまりにも頻繁で中味の説得性には還って逆効果に思えます。商社の営業部門やメーカーではあまり馴染みのない専門用語やカタカナ英語が多いですね。全体的に、相手の立場に立ってもうひと手間加えてほしかったです。この点は、出版社と著者に今後期待することです。財務や会計のプロ、金融機関のビジネスマンにはわかりやすいでしょう。メーカーや商社のビジネスマンは頑張れば読み解けると思います。
具体的でわかりやすいです☆
外資系企業を渡り歩かれたエリートの本としては、たいへんわかりやすく書かれており、私としては、助かりました。マクロ的な発想や抽象的な表現の連続かと思いきや、すごく具体的事例や表現になっており、読者にすべてを公開しようというくらいの姿勢が感じられて大変好感が持てました。次回作も楽しみにしています!
一騎に消費されている勝間和代さん?
本書は、起業家や商売人にはとても参考になり、人口が減少している今の日本市場におけるビジネスモデルの構築に非常に役に立つと思います。 しかし、どこの本屋にいっても山済みにされている勝間さんの書籍を見ていると、マッキンゼーの大先輩である大前研一先生の”選択しなくなった日本人”という言葉を強く感じます。 勝間和代さんのご活躍は大変すばらしいし、これからも頑張って欲しいと心から思いますが、今の日本人は”本でさえ”選択しなくなってしまったのかなと危惧します。 また、現実に老舗の出版社が廃業に追い込まれている出版業界おいては、自分たちが食ってくためにそれこそ”売上と利益”を確保するために”売れ筋”の作家さんに頼わざる得ないのかなあと思います。 あるテレビ番組で、ニュースキャスターの久米宏さんが、”今の日本人はブームに乗りやすく、テレビでも映画でも本でもCD(宇多田ヒカルさんなど)でも売れ筋に対し、一揆に大量に消費する傾向が強く、すぐに飽きる。商品やサービスを簡単に使い捨てる”とおっしゃていましたがそのとおりだと感じます。 優良な書籍が売れるのは、大変良いことではありますが、読者もただ読むだけでなく、勝間和代さんを見習って、自分自身が具体的な行動を起すことが、何よりも大切なことだと強く感じました。
最後の章から読みましょう
最後の章である第8章にはこの本のサマリーが書いてあります。 まずは第8章を読んで本の要点を把握 ↓ 分からない所や知りたいところをチェック ↓ 目次でその個所を探しだして読んでみる この流れで読むと効率よく読んでいけると思います。 私は理系出身なので経営とか利益ということがあまり分かってないですし、 きちんと学んだことがないのでお金がらみの本は読むと眠くなることが多かったんですが、 数字がやたらと出てくるわけでもなく会計用語もあまり出てこないので、 この本はわりと分かりやすく読むことできました。 入門書として読むにはピッタリだと思います。
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【くちコミ情報】
生きる意志、伝えてくれてありがとう。
人間ってこんなにすごいんだ。。。。最後の章を何度も繰り返し読んで、そう思わずにはいられなかったです。彼女のように頑張れるかどうかは自信がない。でも、命を粗末にしないで、生きていることに感謝することは今すぐに出来る。両親に感謝、支えてくれる人に感謝、毎日に感謝!ありきたりの言葉だけど、すごい勇気を貰える本です。こんなに素晴らしいものを残してくれた彼女に本当に感謝です!
人が生きることの素晴らしさ
春高バレー全国準優勝、全日本メンバー入りという栄光を17歳にして成し遂げた横山さん。それがあろうことか全日本合宿に選ばれたのと日を同じくして運命のがん宣告。その数カ月後にはバレー界から姿を消した。 ここからの以後三年はこの世に神様などいるものか!と思いたくなる。それほどがんの経過が残酷だ。苦痛の抗がん剤治療の連続と二度の再発。彼氏とも別れ大学も中退。度重なる不幸にご本人の気持ちも赤裸々に綴られててネガティブになるのだが負けず嫌いで優しい性格がまたポジティブな考えに切り替えさせ、アルバイト、旅行、手記作成、そして抗がん剤治療続行と力尽きるまで精一杯生きた。 私は横山さんの本を読んだあと自分の健康のありがたさを思い知った。仕事や私生活でつらいこともあるが「生と死」の間で戦ってる人に比べたらなんてちっぽけなレベルなんだろう。そして「今その時を大事に生きる」という意識を毎日持ってこうと思った。死の直前まで生きる望みを捨てなかった横山さんの精神力は「生き続ける者へのメッセージ」なのでしょう。 亡くなられた著者が亡くなられる二週間前まで書いていたすごい作品です。
生きるということ
癌。 医学が進歩した現代でも、やはり恐ろしい病気。身近にもたくさん例がある。病気は、表れる色々な辛い症状だけではなくて、生きる気力すら無くしてしまう恐ろしさもある。 横山友美佳さんは、この本の出版前に残念ながら亡くなられてしまいました。しかし、この本を読んだ感想は「悲しい」でも、「闘病記に感動し、涙が溢れる」でもなかったです。横山さんは、この本の中で、文字すら書かれていない行間にまでも、精一杯生きているんです。一文字一文字、それがひしひしと伝わってきました。この本の中に、横山さんは生き続けています。横山さんの生きることに対する意欲やひたむきさ、そして本という物が伝えられる表現の大きさに大変感動しました。
目標を持って生きていたから書けること
目標を持っていたから書けることが書かれているのだろう。 明日もまた生きていこうという意志が、癌宣告を受けた後も続いていることが書きつづられている。 体が資本のスポーツ選手で、体に問題があると言われることの辛さは、本人の言葉で聞かないと分からなかった。 知ってしまって辛くなることがある。癌の再発。 自分では、これだけの境遇に追い込まれたときに途方に暮れるかもしれない。 本にすることを思い立ち、協力した方々の意志を感じることが出来る。 「明日も生きていこう」
彼女の人生そのもの
最初手に取った時は、『1リットルの涙』のような、ひたむきに病気と闘う明るい少女の闘病記だと思った。 ところが…、実際は、彼女の人生そのものが、客観的に時に熱く語られている。 彼女は素直に生々しく自分のことを書いていて、終始怒っている。タイトルからすると爽やかな、希望を与えるような感じがするが、それだけではない。 病気である自分の運命を呪い、健康な人を羨んで、自分を振った彼氏を恨んでみたり。 でも彼女は、決して立ち止まることはなく、最後まであらゆることと戦い続けた。なんと強い人だろう。 先日、全日本女子バレーボールチームがオリンピック出場権を獲得した。そこでアナウンサーが木村沙織選手に、不粋にも親友であった横山さんのことを質問し、木村選手が涙する場面があった。 それを横山さんが天国から見ていたらきっとこう言うだろう。 『沙織さん、涙はメダルを取ってから見せて下さい』
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カスタマーレビュー数:16
【くちコミ情報】
ゆっくりと時間をかけて・・・。
スピード社会の現代、私もついついすぐに結果、あるいは答えがでないとイライラしてしまいがちなのですが。 このDVDを見て、まずその庭の美しさに圧倒されました。 「すぐに結果を求めてはだめ、私の庭も35年かかってやっとここまでなったのよ」 というターシャの言葉に、深く考えさせられました。 多くを語らずともその姿、まなざしから、自分の信念を持った女性なんだな、と、この人の事をもっと知りたいと思うきっかけになったDVDです。
あこがれ
綺麗に手入れした広大なお庭で愛犬とゆったり、自分らしく暮らす ターシャの生き方は私のあこがれです。 ターシャのように目にするもの、手に取るものを愛おしく思えるような人に 私もなりたいな…と考えさせられます。 お茶を飲みながらこのDVDを見るととてもリラックスします。 ずっと大切にしたいです。
お茶の時間に
雨の日など特に、長いお茶の時間に流しています。裸足で、歩いてみたくなります。彼女は毛虫にかぶれたりしないのでしょうか。これは願望ですが、こういうDVDは、音楽が何種類か入っていて、その人の好みや、見るときの気分で、選べるようになるといいと思います。あと、値段がもう少し安ければ、ありがたいです。
待っていました。
ターシャの本に店頭でであってから彼女の世界と言葉に魅了されてきました。NHKで放映されていたのは知らなかったので、このDVDを見つけて喜んで買って帰りました。 内容は正に愛蔵にしたいものでした。放映時と音楽が違っているそうですが、見逃した人には十分楽しめるものだと思います。 何度見ても美しい庭や彼女のお話に引き込まれます。 次回は愛蔵本も出版済みの写真集のように美しいものにして頂きたいです。 先日また続編が放映されました。是非これもDVDで出してもらいたいです。
私の敬愛する方です。
とても美しい映像、ゆったりとした語り口調。本当にこのDVDなしでは居られないです。 凶悪な犯罪や国際情勢など、TVをつけると憂鬱になることばかりの昨今、ささくれだった心が潤います。 ターシャさんの絵本も素晴らしいですが、彼女が裸足でしっかり地に足を着け、ご高齢ながら一人暮らしを楽しみ、植物や動物を愛で、全てのモノに精霊が宿っているかのように語りかける…。このDVDを観ると、小さい頃、親におんぶをされながらウトウトした事が思い出されます。 私も自分のパラダイスを見付けたいです。
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【くちコミ情報】
想像を絶する
私は低山ハイカーなので高い山はもっぱら本や映像で楽しむだけなのですが、山野井夫妻のギャチュンカンの経験は凄まじいとしかいいようがないです。 渡したロープにブランコのように座って一晩ビバークとか(もちろん極寒のなか)目が見えなくなって素手で岩壁を探るとか、もうこれで今生の別れと思い立ち上がれない奥さんの写真を撮るところは泣けて泣けて・・・。 フィクションより凄いノンフィクションです。
湘南ダディは読みました。
私達は「自らの死」というものを日常意識することはあまりありません。近親の死に遭えば、その者を亡くした悲しみにひしがれますが、それにしても自らの死ではないわけです。だれにも一時間の後に交通事故で死亡する可能性がありながら、死はいつでもそこにあるものとして意識されることはありません。だからこそ「凍」を読んで深く感動するのだと思います。ここに描かれているのは、目前の自己の死と対峙しながら自らの意志と行為で生に帰還するすさまじいばかりの勇気の記録です。 世界には8000メートルを超える高峰が14座あり、名をあげようとするアルピニストはこぞってこれらに挑戦するわけですが、それよりわずか数十メートル足りないだけで注目をされてこなかった中国ネパール国境のギャチュンカンは、それ故にこそまた中国名百雪谷の意味するとおり、ルートも開発されていない難攻の山なのだそうです。ここに山野井泰史、妙子夫妻が登頂を試み、結局体調の悪い妙子は残して泰史が成功はするものの、下降(登るより降るほうが技術的には難しいのだそうです)時に悪天候に遭遇し、繰り返し雪崩にあい、零下40度の中で妙子は宙吊りになり、風雪の中でビバークをするも防寒具を失い、6日間の壮絶な闘いの果てに生還するのです。この間2人は、はなればなれになり酸素不足で視力は落ち、幻影に襲われたりするのですが、常に相手の生存を確信し続け自らの生存のため死力をつくして生還への歩みを続けます。 泰史は両手5指、右足指全部、妙子は両手指全部を凍傷で失なってしまうのですが、それでも山への挑みはつづけられ後日談ですが泰史はその後別の難峰への単独登頂に成功しています。 読み終わって人間はここまで頑張れるのだという勇気が知らずに沸いてくる気がします。私はこの本を手元に置き、かりに私が難局に立ち向かえずくじけそうな時にはこの本を読み返して自らを勇気づけようと思います。
山の厳しさ、恐ろしさと一組の夫婦
本書は山を愛し、山に魅せられ、しかし表舞台に出る事を好まなかった一組の夫婦の物語です。 登山が、命を賭けたものであり、どれだけ過酷なものなのか、は多くの人が語り尽くしていたように思っていましたが、ここに夫婦というキーワードが入る事で新たな奥行きが物語に付加されています。 ギャチュンカン登攀後にこの夫婦を襲う自然の過酷さと、それを飄々と受け入れる人間の太さに圧倒されました。 それにしても、ここまで人生において打ち込めるものがあるというのは、うらやましい事だと思いました。
それをやらないと生きてはいけないというもの
読みながら何度もため息をついた。 僕は登山家でも何でもないので 命を懸けて山に登るという行為がどうしても理解できない。いや「懸けて」ではなくて「賭けて」という漢字のほうがふさわしい。 「そこに山があるからだ」というのが 有名な人が言った「答え」とも聞くが それにしても この「凍」という本で描かれる夫婦の挑戦は凄まじいものがある。 阿部謹也という中世史家がいた。先日惜しいことに亡くなったが 彼は史学を選ぶに際し「それをやっていなかったら生きていけないというテーマを探しなさい」と教師に言われたという。 それと正しく同じ事を 山野井夫妻は 山に登るということで表現している。彼らは山が無かったら生きてはいけないという点が ひしひしと感じられる。 自分を振りかえる。自分にとっての「山」は何なのか。「それをやっていなかったら生きてはいけないもの」は 果たして自分にあるのか。 そんな厳しい問いかけを迫られる。それが本書だ。
夫婦の愛情のおはなしです。
以前から沢木氏のファンで、TVのドキュメンタリー番組で山野井夫妻も見て知っていたので、書店で見てすぐに買い、一気に読んでしまいました。 山野井夫妻のギャチュンカン登頂の記録と思って読み始めましたが、泰史氏の妙子夫人に対する愛情が端々から感じられて、あーこれは山野井夫妻の夫婦の物語だと思いました。極限の状態でも相手のことを考え、それでいてそれのみになることもなく(プロの登山家なら当然なのかもしれませんが)、最善の方法を考え生還を果たした山野井夫妻はほんとにすごいと思いました。 結婚前に、泰史氏が少年の頃ポケットに虫を入れて、それがガサゴソする音が〜と話し、妙子夫人が聴いてるエピソードなども良かったです。
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【くちコミ情報】
現代が失ってしまった何か
森田勝のような人生を今の人々は歩むことは出来ないと思う。決して一流の人ではない。 K2で一次アタック隊に入らなかったが故に下山してしまった下りなどを読んでも、彼が 現代の社会で受け入れられるとは到底思えない。 でも、僕らはどんなに渇望しても森田のような人生は歩めない。そういう意味ではとても 幸せな人だと思う。本作は非常に良く出来た力作だが、登山用語を多発しており、初心者 には読むのが辛いかも、という視点でマイナス1点にさせて頂きました。
孤独、しかし人を愛すが故の孤独
お馴染みの佐瀬 稔(著)のシリーズ。 長谷川恒夫などシリーズを通して他の登山家が登場するので、合わせて読むと登山家の対比や登山家同士の葛藤ややり取りが垣間見れて面白い。 自分のやりたいことをやり抜きとおし、一見究極のわがままにも見える彼の行動。 しかし、彼はひたすら自分の夢に没頭していく。 それが故に周りからは反発をくらい、山岳会にもなじめず、自身の信念を曲げてまでも他人と折れ合うことを妥協できなかった男ではあるが、決して人が嫌いになって山の世界に入っていったわけではない。 若い頃は棘があり癖があったが、後年には人々のことを思い性格もだいぶ丸くなったことからも、そのことがわかる。 絶えず妥協をして生きている現代人にとって、どこかで忘れてしまった何か大切なものを教えてくれるようだ。
究極の求道者
『神々の山嶺』の羽生丈二(ビカール・サン)のモデルとなった森田勝の話。 究極の求道者といって差し支えないだろう。 その一方で、純粋すぎるが故に人を傷つけてしまうなど、幼稚ともいえる人間性も記されている。 スポーツを志したことがある人なら憧れるであろう妥協しない姿勢に憧れる。その反面、家族を持つ者としてはどうかという疑問も同時に湧く。このような人物がいたこと自体、スゴいことだと思う。
我慢できなかった人
1980年に山と渓谷社から出た単行本の文庫化。 稀代のクライマーであった森田勝の生涯をドキュメンタリー風に描いた一冊。森田の特異な性格がすごい迫力で描かれており、圧倒された。 森田は子どものような男だった。自分の好きなものにはのめり込んでいくが、嫌いなものはすぐに放り出してしまう。他人への気遣いなどは微塵もなく、自分の思い通りに行かないとすぐに拗ねてしまう。そうした性格は時に素晴らしい登山家を生み出す。しかし、やはり超一流にはなれないのだ。森田も栄光を掴むことは出来ず、悲劇の死を迎える。 人間ドラマとしての傑作だと思う。 とはいえ、身近に森田のような男がいたら、とても耐えられないだろう。
現代人の忘れ去った何か
森田勝は、我が身の不遇に対する怒りをぶつけるため、情熱の全てを山に賭ける。 その執念は、恐ろしいほど激しい。特に、「谷川岳滝沢第三スラブの積雪期初登攀」神話はすさまじい。 金銭的理由で山岳会の海外遠征に同行できない悔しさを晴らすために、登り尽くされた谷川岳のバリエーションルートの中から誰も見向きもしない危険だけのルートで初登攀を為す。 p 山以外での社会生活は困窮を極め、何人かの友人(ザイルパートナー)も去っていく。 それでも、着実に努力し続け登山家としての地位を築いてゆくが、彼の後世は不運続きだった。 1 初めての海外遠征では一冬に三大北壁(アイガー、マッターホルン、グランドジョラス)を一機に登ろうと試みるが、最初のアイガーで隊員の怪我のため敗退 2 第二次RCCエベレスト登山隊に選抜され、秋季南壁ルート登頂を狙うも、悪天候による隊の方針変更で敗退 3 K2では1次アタック隊の人選に漏れ、個人的感情から勝手に下山してしまうという、規律違反を犯してしまう。 4 そして、長谷川恒男を意識し続けたグランドジョラスである。 彼の三大北壁登攀の動向に刺激され、彼より先のグランドジョラス初登を狙うが、瀕死の重症を負い敗退する。 そして、あきらめきれずに自身のため翌年再挑戦するも、遂に命を落とすのである。 p 激しく彼を突き動かしていた山への執念は、常人の想像を超えたものである。 夢枕獏著「神々の山嶺」の羽生は、森田がモデルであろう。 森田の人間臭さ、執念に、現代人の忘れ去った何かを感じさせられる。
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おすすめです。
数年前CMで話題となり、ドラマ化もされたのでご存じのかたも多いかもしれません。 お母様が撮影された秋雪くんの写真は本当に表情豊かで、病気で辛いときももちろんあったのだと思いますが、それ以上に幸せだったんだろうなということが伝わってきます。 一日一日を大切に、好きな人と一緒にいられるだけで十分に幸せなんだ。ということを教えてもらえた気がします。 おすすめです。
死生観を知りました
秋雪君とご両親から、死生観を改めて知らされました。心から感謝致します。自分の子供達をはじめ、大切な人たちに配って回りたい「たからもの」です。
優しく見つめる親の視線
この本で描かれている秋雪くんは、結果的に短い人生で終わってしまうのですが、そこに至るまでの親の視線を丁寧につづった本です。与えられた命が短いと分かった時、我々はどう対応して良いのか、正直分からないのが普通だと思います。その分からないことに如何に対応しかが分かるだけでも価値があります。そして、対価を求めない愛情にこそ、共感を覚えるのだと思います。 自分の子が、まさに秋雪くんと同じ状況に置かれている今、私も惜しみない愛情を注ぎたいと思っています。
秋雪くんが残してくれたもの
この本は図書館で借りまくり、今日手にしました。 ドラマでは加藤さん夫妻を松田聖子さんと船越栄一郎さんが演じていました。 加藤さんが撮影した秋雪くんの写真が有名になるきっかけが日本テレビで巨人戦限定で流されていた小田和正さんの歌声が印象的な明治生命のCMでした。反響が大きかったため、インターネットで見た人も多いと思います。(私もそうでした) 別れた主人の弟が自閉症で、彼曰く「母親がいないと死んでしまう」という言葉を聞いて衝撃を受けたことがありました。 今はケータイやデジカメが主流ですが、フイルムという形の残るもので秋雪くんを取り続けた浩美さんには頭が下がります。 最後の「人の幸せは命の長さではない」に大同感。小学6年生のときに幼馴染が脳腫瘍で亡くなりました。わずか14歳でした。この言葉の重さを強く受け止めたいです。
CM見て涙した人居ませんか?
表紙の写真に見覚えがありませんか? 明治生命のCMで、何枚かの写真が小田和正さんの歌に合わせて画面に映ります。 あなたに会えて ほんとうに よかった うれしくて うれしくて 言葉にできない 歌と写真に写っているお父さん、その写真を撮ったお母さんの気持ちが凄く伝わってきて、涙が溢れてきた覚えがあります。 その写真を撮った親御さんと、生まれて一歳の誕生日は迎えられないだろうと宣告された息子さんとの一緒に生きた証の本です。 明日を迎えることが出来ること自体、自分は当たり前の様に思ってしまってました。 でも、このご家族にとっては奇跡の連続でした。 ダウン症・重い心臓障害を持って生まれ、余命一年と宣告され・・・・でも6歳まで一生懸命生きて・・・・ 沢山の笑顔をくれた秋雪君。 沢山の写真が、秋雪君とご両親の気持ちを語ってくれます。 是非読んで欲しい一冊です。
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サラリーマンでここまで頑張る男性はなかなかいないでしょう
同期トップで取締役になれるかどうかは別として、女性で同じ環境で頑張っている人は沢山いると思います。しかし、男性ではあまり見かけたことはありません。制約の多いサラリーマンで頑張り続けられたのは、著者の知力体力精神力が優れていたからでしょう。”〜だから仕方ない”と思ってしまう男性陣には、自分の頑張り次第でこういう可能性も開けるのだと知るためにも、一読をお勧めします。また同じ環境の女性も著者のからっとした達成感を感じ、”自分は母だから、娘だから、女性だから諦めなくてはいけないのだ”と思わず、チャレンジする元気がでるのではないかと思います。 また、小さい頃から食事の支度をして、病気がちな母、障害のある兄弟、サラリーマンの父を支えるお嬢さんの健気さに思いを馳せました。私も著者と同じような過程に育ち、大学受験の時に高校に通いながら、障害の弟の世話と家事に毎日6時間近くかかり絶望しそうになりました。その時に救ってくれたのは、柳田邦男さんの「犠牲」で、ご自身の家庭の問題を知り、とても勇気付けられました。きっとこの本の読者にも救われる人がいることを思うと、自分の体験を語ることは価値あることだと思います。
試練とは魂の成長の為に与えられるものだとはいうけれど
著者は東レに入社後、同期トップで取締役になり、その後東レ経営研究所の社長。サラリーマン人生を歩んだ人。 奥さんは肝臓を患い入院13回、それが原因でか鬱病にもなり自殺未遂も数度、長男は自閉症。気ままな次男、戦友と呼べる長女と共に家庭を守り、仕事もこなす。 僕が同じ立場になったら同じようにできるだろうか?きっと仕事は手に着かなくなるだろう。そしてそんな自分を、家族がこんなだから仕方ないんだ、と甘やかすことだろう。 この佐々木さんはすごい。仕事は徹底的に効率化して6時までには全て終えるよう、自分の仕事も部下の仕事もデザインする。そして家事をこなし、奥さんを見舞い、長男の相手をする。最近読んだいろいろな本で目にする、幸せをどこか遠くに求めるのでなくて、その日その時にやるべきことを精一杯やる中で出会う小さな幸せ。そういう、頭では理解できるけどもなかなか実行が難しそうなことを佐々木さんは黙々とこなす。 神様はその人が乗り越えられる試練を与えて魂の成長を促すのだという。佐々木さんの試練の乗り越えはそういうことなのだろうか?
仕事と家族と心の病気
「大なり小なり家族は何らかの障害(問題)をかかえている。」、「自分にとっては小さな問題でも、その人にとっては耐えられないほどの大きな問題な事がある。」等々、本書には、現代人が抱えるストレスの問題、仕事と家庭の両立の問題(両立は無理かもしれないが・・・?)、子供と親との関係の問題など関心の深い事項が本人の体験を通じて赤裸々に描かれています。 近年、メンタルヘルスの問題がクローズアップされ会社での取り組みも活発になっていますが、鬱病に関する偏見があるのか相談員を積極的に活用しきれていない状況にあります。プライバシーが重視され、家庭の問題を他人に相談しづらい、また、部下に対しても聞きづらい風潮が有る中、本書は、悩みを持っている社員(家族を含めて)が心を開くきっかけに成るのではと思っています。 早速購入し、課内で回覧することにしました。夫婦で読んでくれればと思います。
一流男の迫力を感じました。
度重なる家庭の問題、一流ビジネスマンとしての仕事の重圧。すべてにまっこうから対峙して、成果を収めた男性のノンフィクションです。 あまり感情を交えずに、起こった出来事を淡々と書いているのですが、これは意図して書いているのではなく、性格の問題だと思います。 いちいち感情に振り回されていたら、ここまでのキャパシティは保持できませんもの。 良くも悪くもすべてのことに対して、できることをひたすら効率的に行い、成果を勝ち取るという、一流ビジネスマンの人生に対する姿勢を感じました。 限られた時間で沢山の成果を得るには、どこかしら機械的になる必要があります。 感動というよりは、一流男の迫力に気おされたという感想です。
今の人生をオープンにする勇気
なかなかの家族です。夫は一部上場会社の取締役であるが、妻は自殺未遂を3回行うほどのうつ病、長男は自閉症。そんな家族が歩んできた道を淡々と描写しています。淡々としすぎていて、もう少し感情を入れても良いのでは?と思う一方、あっさりしているお陰で読みやすいのも事実です。 本書は、「家族にうつ病と自閉症を抱えていても取締役になれるんだ」、というメッセージを基本にしています。それを実現するために、家庭と会社の両方に全力投球しているんだとしています。 でも、特にうつ病を加速させてしまったのは、なんだかんだ言って働きすぎのような気が、私にはします。特に東京と大阪の転勤を繰り返してきた事が大きいように思います。転居が度重なれば、妻の交友範囲が限定され、結果としてうつ病を促進する可能性があるからです。 事実、「仕事が落ち着いてきたここ数年、妻のうつ病も安定している」、と言っているのですが、それは夫として妻の近くに居られる様になった事が最大の理由ではないでしょうか。 と厳しい指摘をしておきながら高評価を与えているのは、こういった身内の生々しい話を現役のサラリーマン(と言っても取締役)がオープンにする姿勢を買っているからです。仕事と家庭との両立をどう図っているかというのは永遠の課題のような気もしますが、少なからず参考になる話でした。
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肉体の中心で魂は叫ぶ
全体としてもレベルの高い作品だが、第三章のドラッグビルダーの記録はまさに圧巻。並のホラー小説など鼻息でぶっ飛ばす臨場感と緊迫感が行間には満ちている。まるでビルダーの肉体を隙間なく埋め尽くした筋肉群のように。作者は「常識を飛び越えた過剰」の世界に足を踏み入れ、善悪やモラルを超越して生きる超人の姿を見事に描写し尽くす。これはボディビルの本などではない。ボディビルというマイナー競技におのれのレゾンデートル(存在意義)を賭けた人々の記録。そして、肉体、精神、そして魂という古代からの問いにトレーニングという原始的手段をもって挑戦した人々の物語である。
ボディビルに興味ある人には5、そうでない人にはもっと低い評価かも・・・
私自身ウエイトトレーニングを20年程続けているので、文中の仮名の人物も特定できるし、警官殺しの岩間氏の話も、ジム内にてオンタイムで聞いた覚えがある。 その程度の予備知識があるからこそかも知れぬが、トレーニングについて書かれた専門誌とは違った、選手の私生活・過酷な減量・ステロイドに至るまで興味深く読ませてもらった。 ボディビルは、肉体原理主義とも言える、宗教ではなかろうかと思う。 仕事より家庭より己の肉体の成長こそが人生の最重要課題になってしまう心境が、一般の人には理解し難いであろう。 自分自身、この世界の麓でいたので登場人物の気持ちに共感するものの、銭にもならぬ、究極の自己満足な体作りの世界を、本書を読んだ後もどれほどの人が理解できるだろうかと考えた。
徹底した取材による臨場感と真実性
本書の登場人物はすべて実在の人物です。 ほとんどは実名で書かれていますし、中盤に出てくる薬物使用者も、ちょっと業界を知っている人なら人物を特定できます。 p トレーニングやコンテストだけでなく、私生活や登場人物の年収まで調べ上げる徹底した取材ぶり。誹謗・中傷・誤解の多いスポーツをテーマにしてあるだけに、最後まで興味深く読むことができました。
果てなき渇望の感想
薬物を使用しているボディビルダーの心の中に 入っていく、とても興味深い著書。 描写の具体性が極めてリアリティーの高い雰囲気を 醸し出している。ウエイトトレーニングをしている 者にはちょっと覗いてみたい世界が描かれている。
これ以上ない臨場感
ボデイービルやウエイートトレーニングをある程度本格的にやったことがある人なら、本書ほど自分が登場人物の一人として、のめり込める書籍は他に無いだろう。本書のトレーニングの箇所を読むと、あたかも自分の筋肉 |