2008年07月07日(月) 語学・教育の第1位は
『モリー先生との火曜日 - Tuesdays with Morrie【講談社英語文庫】』!
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カスタマーレビュー数:3
【くちコミ情報】
感動&英語の勉強と一石二鳥の名作
著者のミッチ・アルボム氏はブランダイズ大学を経て、コロンビア大学大学院でジャーナリズムを専攻した、人気のスポーツ・コラムニストである。 ある時、大学時代の恩師である、モリー・シュワルツ先生を偶然テレビで見かける。先生は、ALS(筋萎縮性側索硬化症)という病気に冒され余命幾ばくも無い。先生は残りの人生を自分らしく生き抜くことを決意し、自分の死を見つめ、何かを学べと提案する。 本書は、あわてて飛んできた著者が、先生が亡くなるまで毎週火曜日先生の自宅に訪問し、愛/仕事/社会/家族/老い/死/など様々な問題を語り合った記録である。 モリー先生が「いかに死ぬかを学べば、いかに生きるかも学べる」と述べるように、自らの行き方を考える上で、老若男女問わず、すべての人にオススメしたい普及の名作である。 英語のレベルも初級〜中級当たりなので、オーディオブックと平行して勉強すれば、英語力の上達が望める。 ぜひ、原作で生の感動を味わって欲しい。
洋書入門としてもおすすめです!
内容はNHKのドラマでも紹介されましたが、、、 闘病中の大学教授と元教え子の著者が毎週火曜日に会って、 ベッドの横で人生について語り合うという、 大変に感動的な物語りです。 英語はわかりやすいですので、大人の洋書入門書としても、 おすすめです! 朗読CDとともに読むと楽でした!
火曜日は通う日
ずいぶん前のことですが、よく本屋に平積みされていましたっけねぇ。 その後しばらくして、DVDを借りてきて見ました。 なかなかよい作品だと思って、ぜひ原著でと思っていました。 感動的で、人生への示唆に富んだ言葉がならんでいます。 力のある言葉は、言語を選びませんね。 本当にいい本です。 生を賭けて言葉をつむぐ、その壮絶さは正岡子規に通じます。 やはり映像作品とは違った感動を与えてくれます。 英語のほうはといいますと、 文も割と平易なので、初級〜中級。高校を卒業した程度の人に最適です。 ぜひ、感動を原著で味わってください。 英語の勉強にもなって、感動も一石二鳥?
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カスタマーレビュー数:11
【くちコミ情報】
長文の部分は歯ごたえあり!
音読筆写の部分は易しいので、きちんとやればしっかり見につくと思います。長文は意外と難しく、この本を利用していた私も歯ごたえがあると感じました。しかし、きちんとトレーニングをすれば350点は取れると思います。
焦らず、トレーニング
自分がバカにしているレベルのものがいかに大切で、また いかに実用性のあるものなのか、 p それを本書で学んでください。 p 正しいトレーニングを積めば、英語は誰でも出来るようになるのです
学習者に覚悟させるにはいい本でしょう
英語教師としては、この手の本は評価が難しいなあ。書評というよりは、雑感を。現実に、この著者たちによって『英語のトレーニング』を受けなければならないレベルの英語教師が数多く存在する現状では、『勉強や学習で充分でしょ』という反論も説得力が薄い気がする。いままで、適切な練習・必要最低限の努力をしてこなかった、あるいはできなかった学習者たちに、その事実に向き合わせることには成功していると思う。ただ、英語難民を救済するというのだが、この『英語難民』という呼称がイヤだなあ。どこからどこへ逃れてきた人たちなのだろうか?『学習』『勉強』していたから英語ができるようにならなかったのであって、『トレーニング』をすれば誰でも英語ができるようになる、ということで難民を引き受けてくれる人がいるのはありがたいが、トレーニングに努力が必要ないと思っているとしたら大きな間違い。逆に、今度は英語が出来ないことの『言い訳』がなくなるから、本気でやらないとダメでしょ。結局、その本気度なんじゃないのかな?英語ができるかできないかは。本気になったときには『本物』が見えてくるはず。本気になった時にこの本で示されるような方法で一気に取り組んだ方が精神衛生上いいのではないか。
やる気になります
まだTOEICを受けておりませんので成果を言えないのですが、大変よい本だと思います。 何よりもやる気が出てきます。トレーニング方法もシンプルなので、時間させ作れれば、どんどん進めていけます。 大学受験までは比較的英語を得意としていたつもりですが、リスニングは全く理解できませんでした。ですが、わからなくても、次へ次へとわくわくしながら取り組んでいます。そんなエネルギーの沸いてくる本です。
意外とむずい
TOEICスコア750の者です。 「はじめて挑戦!まずは350点」とのことですが、全部聞き取ろうと思うと後半のリスニングは結構むずかしく感じます。リスニングセクション400点以下ならバカにできない教材です。したがって、失礼ながら本当にこれから350点を目指す方には、少しきついかもしれません。 素材は素直ですばらしいので、とにかく反復あるのみです。
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【くちコミ情報】
宝本です。
時々読みたくなっては取り出し、読みふけっています。 「質問に答える」ということは、必要以上に自分を出さず、どこまでも相手のことを思い考えていこうとすること。 そしてそれを伝えるための、思いやりのある、優れた文章力。 白石さんとはどんな方なのでしょう。 決して相手を失望させることなく、しっかり受け止めてくれている…ということを感じさせてくれる。 すごく楽しい本なのに、時々涙が出そうになります。
孤独な学生のオアシス
じっくり読むと、ほんわか温かい気持ちに浸れます。上京し、一人で多感な時代を乗り切ろうとする大学生には白石さんのような存在は必要不可欠ですよね。しっかり学生の目線で質問に答える姿勢は、大人として見習わなきゃなと思いました。 本としては軽いので、書棚に並べるほどではなく、結局この本はまた古本屋に持ち込むことになりそうです。
本にするほどのものではないです。
白石さんには申し訳ないのですが、期待してたほど面白くはありませんでした。 本にするほどのものではないと思いました。評判はいいようですが・・・。 でも白石さんの人柄は好きです!
最高っすね(^-^)/
白石さんに会いたくなりました(^-^) 最高に癒されたし感動したし涙出ました('-^*)
ほっこり、ゆったりの気分に浸れます
白石さんのユーモア、そして直球でなく、変化球で返すところ、 どんなことにもしっかりと返答をくれること… 読んでいて、白石さんの温かさが感じられて、こんなご時世の中、 ほっこり、ゆったりした気分になることができました。 読了後は、爽やかでのんびりした気分になれますよ。 学生時代、このように温かく見守ってくれる人がいれば、最高ですね!
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【くちコミ情報】
期待をはるかに上回る良書でした
レビューを拝見し期待と共に読み始めましたが、期待をはるかに上回っていました。 ほぼ全頁が心に染み入る、本当に良い本でした。 通勤電車の中で読みましたが、何度もジンと来ては涙ぐみ、おじいちゃま、おばあちゃま、そしてお父様が亡くなられるお話の所では思わず涙がこぼれました。 三人のお子さん全てが秀でた芸術家になられた、その理由が、この本を読めばわかります。 それは、見栄や偏見といったつまらないものを持たずに、高い目標に突き進む、たぐいまれな高邁な精神を持った千住鎮雄氏、ひたむきで真摯な精神を持った文子氏、そんなお二人のもとに神様が三人の芸術家を預け、お二人がエゴを持たず、濁りのない愛情で三人を育て、三人が生まれ持った才能を存分に開花させることができた、そういう事だったように思います。 お父さまである千住鎮雄氏の子育てに関する助言が、彼の人格と精神性の高さを表していると思います。 「子供を育てるのは、子供自身の自由を基本として、見守るという謙虚な考えに徹しなくては駄目なんだよ」 子供の受験に際しては「近い道など探すな。遠い道を苦労して行けよ」等々。 子を持つ親として、学ぶ事のとても多い本でした。 文子氏のまっすぐな文章が、心に響きました。
本当に伸ばしたい才能は放っておく
子どもを褒めて育てることは大切ですが、本物の才能がある場合は安易に褒めることは、返ってその才能をダメにするんだな、と思いました。心の奥底から湧き出るものは、褒めてしまうことで陳腐なものに変わってしまう。ほとばしる才能を育てるには、親は放っておく勇気も必要なんだと、この本から学びました。
ぜひご一読を
きっかけは、かなり以前のNHKの美術番組で日本画家千住博さんの特集をとても興味深く見たこと。不勉強で全く知らなかったので、調べてみると輝かしい経歴のかたばかりのご家族のご長男。へえ〜こんなご家族もおるもんだねえ、と。その家庭のお母様が書かれた教育書!とあれば読みたいでしょう!と思いながらも長い間ウィッシュリストに入っていたのでした。 久々にあっちゅうまに読みました。涙涙だだだ〜。 ちょっとHOW TO を期待している自分もあったのですが、決してそれでは無く、千住家のエピソードが驚くほど鮮明な記憶を基に、その時々の迷いや家族への想いが表現豊かに驕らない文章で紹介されてあるのでした。特に3兄弟の幼少期の話は微笑ましくてたまりません。 主に家のことは、すさまじく彼女に任されているのですが、著名な学者さんであるご主人の迷いの無い潔い哲学が、子育てに困った時の彼女を支えていた数ある場面にも感動。 著者のご両親が戦前(だったと思う)留学されていた頃に、船上でアインシュタインがバイオリンを弾いてたのを見た!というエピソードからも、優秀な系譜の一族であると分かりますが、エピソードの根底を流れるものはどの家族、どの人間にも普遍の内容であろうと思うのでした。 何読もうかなぁ、と考えてらっしゃる方には大お勧めの一冊です。
母は強し・・だけではなかった
子育てのHow to本だとばかり思っていたのですが、実際の内容はまったく別のものでした。 ハウツー本と期待して読んだのですが、がっかりするどころか途中からグイグイと文章に引きこまれ涙を流しながら読みました。 自分に子どもがいなかったとしても泣いていたと思います。 真似したくても到底真似できない、チーム一丸、努力の姿がそこにはありました。
千住家のおかあちゃまが教えてくれたこと
特別なエリート家族の鼻につくお話ではありません。どんな平凡な家族であっても、こうありたい、と素直に思える本です。 3人の芸術家を育てた家族を一般の人たちは、羨望の目で見てしまいがちですが、むしろ何代も続いた学者ばかりの家族に、3人の芸術家が育つことができたことに、この家族の素晴らしさがあると思うのです。著者の夫であり千住三きょうだいの父である鎮雄さんの「興味」と「集中力」を重視する教育方針と、それに従って夢中で子育てをする母である文子さんの実践力が、両輪となって走り続けた結果です。けっして、ハウツウ本ではありません。 家族がずっと仲良しであること。互いの夢や可能性を摘み取らないで応援し合うこと。どの家族にとっても、これは目標にできることだと思います。おすすめです。
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【くちコミ情報】
涙で読めない。
悲しすぎる話に涙があふれ出て、ぼろぼろ流れ出て、 なかなか次のページ、次の文章に進むことが出来ませんでした。 家族もなぜ気持ちを察せなかったのか助けられなかったのか赤裸々に語っている。 また、故人のメモの中にポケベルによる番号があり、これを解読した(本文中にも説明がある)時、衝撃を受けました。。。 涙が止まらなかった...........
もしも
遺書への返信、残された者の言葉。 想像もつかない悲しみがそこにあって、正直、言葉が出なかった。 ただ、流れる涙をとめられなかった。とめたくなかった、という方が正しいのかも。 第4章の遺書への返信の中にあった『もしも』の言葉を、私は心に留めて生きていこうと思った。
初めて知った
自分の先輩の遺書が載ってます。 先輩が死を決意した時、自分はまだ小学生だったのでどうして自殺したのかわかりませんでした。 これを読んで真実を知って、とても悲しくなりました。
辛くていたたまれない
こうして遺書を本に載せて公開されることを、逝った若者達は想像していただろうか。 遺族は愛する者の自死についてインタビューを受けている現在の状況をどう感じているのだろうか。 悲しくていたたまれない。いろんな理由で死を選んでしまった若者達の声にならなかった叫びが、活字になって本書に息づいている。
知りたかったんだ。
本書に登場する5人の若者は自分より、ずっと若い。 そんな彼らがなぜ、自ら命を絶つことを決意し、実行に移したのか。 実行に移すまでに残った最後の生の時間。何を考えていたのか。 そして、残されたもの達はその後、どう生きているのか。 それをどうしても知りたかった。 ここには逃れようのない事実が記され、その証言はとても生々しい。 様々な理由により、命を絶った者の言葉が綴られている。 いじめ、鬱病、人間不信。この社会で生きるにはどの程度、強いこころが必要なのだろう。 誰だってはじめから死にたいなんて思うはずはないんだ。 誰にでも生を受けた瞬間から平等に死が待っている。 自らその生命を、人生を断ち切るのはとても恐いはずだ。 その恐怖を上回り、実行するのに必要な苦痛はどれほどのものだろう。 自殺を実行するのは辛く悲しく、勇気のいることだ。 でも、人生を生きることはそれ以上に勇気のいることだと思う。 少しでも、人生に疲れたと感じている人にはとても勧められない。 引きずられてしまいそうになるだろう。
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【くちコミ情報】
おすすめです。
数年前CMで話題となり、ドラマ化もされたのでご存じのかたも多いかもしれません。 お母様が撮影された秋雪くんの写真は本当に表情豊かで、病気で辛いときももちろんあったのだと思いますが、それ以上に幸せだったんだろうなということが伝わってきます。 一日一日を大切に、好きな人と一緒にいられるだけで十分に幸せなんだ。ということを教えてもらえた気がします。 おすすめです。
死生観を知りました
秋雪君とご両親から、死生観を改めて知らされました。心から感謝致します。自分の子供達をはじめ、大切な人たちに配って回りたい「たからもの」です。
優しく見つめる親の視線
この本で描かれている秋雪くんは、結果的に短い人生で終わってしまうのですが、そこに至るまでの親の視線を丁寧につづった本です。与えられた命が短いと分かった時、我々はどう対応して良いのか、正直分からないのが普通だと思います。その分からないことに如何に対応しかが分かるだけでも価値があります。そして、対価を求めない愛情にこそ、共感を覚えるのだと思います。 自分の子が、まさに秋雪くんと同じ状況に置かれている今、私も惜しみない愛情を注ぎたいと思っています。
秋雪くんが残してくれたもの
この本は図書館で借りまくり、今日手にしました。 ドラマでは加藤さん夫妻を松田聖子さんと船越栄一郎さんが演じていました。 加藤さんが撮影した秋雪くんの写真が有名になるきっかけが日本テレビで巨人戦限定で流されていた小田和正さんの歌声が印象的な明治生命のCMでした。反響が大きかったため、インターネットで見た人も多いと思います。(私もそうでした) 別れた主人の弟が自閉症で、彼曰く「母親がいないと死んでしまう」という言葉を聞いて衝撃を受けたことがありました。 今はケータイやデジカメが主流ですが、フイルムという形の残るもので秋雪くんを取り続けた浩美さんには頭が下がります。 最後の「人の幸せは命の長さではない」に大同感。小学6年生のときに幼馴染が脳腫瘍で亡くなりました。わずか14歳でした。この言葉の重さを強く受け止めたいです。
CM見て涙した人居ませんか?
表紙の写真に見覚えがありませんか? 明治生命のCMで、何枚かの写真が小田和正さんの歌に合わせて画面に映ります。 あなたに会えて ほんとうに よかった うれしくて うれしくて 言葉にできない 歌と写真に写っているお父さん、その写真を撮ったお母さんの気持ちが凄く伝わってきて、涙が溢れてきた覚えがあります。 その写真を撮った親御さんと、生まれて一歳の誕生日は迎えられないだろうと宣告された息子さんとの一緒に生きた証の本です。 明日を迎えることが出来ること自体、自分は当たり前の様に思ってしまってました。 でも、このご家族にとっては奇跡の連続でした。 ダウン症・重い心臓障害を持って生まれ、余命一年と宣告され・・・・でも6歳まで一生懸命生きて・・・・ 沢山の笑顔をくれた秋雪君。 沢山の写真が、秋雪君とご両親の気持ちを語ってくれます。 是非読んで欲しい一冊です。
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胸を締め付ける一冊
4歳の自閉症の娘を持つ母親です。娘のことを知りたい一心で色々な本を読んでいます。この本はタイトルが胸に刺さり購入しました。そして最初の数行を読んですぐにわたしは引き込まれてしまいました。胸が苦しくなり、文字から目を離すことができなくなりました。そして彼女が自分自身をを知ろうとする姿に感動しました。わたしは自分の娘のために何がしてあげられるのか、それを知るためには娘の心の中をもっと知る必要があります。この本は、手探りの育児の中でわたしに大きなヒントを与えてくれる一冊です。
世界が遠いと
ずっと、世界が遠かった。人の中では生きにくかった。何となく違和感を感じてきた。大人になって少しはやり過ごせるようになってきたけど、まだ、色んな所で躓いてしまう。 そんなモヤモヤを抱えながら生きてきた私にとっては、まさに目から鱗の一冊でした。 幼少時から成人して自閉症の診断を受けるまでの彼女の人生を、驚くほどの鮮明な記憶と精緻な描写で、生き生きと追体験させてくれます。子供の頃の出来事や感じ方(特に独特の身体感覚)を、こうもありありと再現しうるのは、その痛みを他人と共有することも癒されることもなく、自らの内に留め続けるしかなかった障害ゆえの副産物=才能なのかも知れません。そんな彼女の言葉の中には、他人事とは思えない部分もあって、読んでいるとひたすら痛い。しかし、そうした面も含めて、彼女を苦しめていた障害や欠落が、むしろ人間としての優しさや長所となりうることも伝わってきます。 徒に「普通」を真似るのではなく、自分故に出来ることに目を向ける。彼女がたどり着いたそんな結論は、決して無難な気休めではなく、自閉症或いは性格障害への見方を変えるものかもしれません。
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何らかの気づき・確認・共感がある一冊
当事者の本は、辛い体験を想起させるので 何冊かトライしたが最後まで読めずにいた。 そんな状態が続いたある眠れない夜、 半ば諦め気味に、この本を手に取り読み出した。 そして、読み終わるまで一度も本を置く事がなかった。 当事者が書いた本の中では一番読みやすかった。 それは、過去の出来事の章でも淡々と綴られていて、 思い出して辛くなる事が少なかったから。 そして、著者と共通する部分が多く(夫婦間の事など) 経験からくる悲壮感が漂っていないことが理由だろう。 お陰で、自分を振り返る作業ができ、生活する上でヒントにもなった。 きっと地獄のような日々が何年もあったに違いない。 でも、それを感情を込めて書かなかった (書けなかった?)著者に感謝したい。
自閉症者の泉流星さんの自叙伝。
私も高機能自閉症者ですが、泉さん程自閉症自体も精神病も重くないです。自分のことを異星人と思ったことも無い。しかし、自閉症者は共通するところが多く、「まるで自分の前には、見えない透明なガラスの壁で周囲から隔てられている」ように感じる人は多いんじゃないでしょうか?あくまで自閉症者の1サンプルに過ぎないので、「自閉症者は、皆この本と同じ」と思うことは危険ですが、健常者の方が自閉症者の感覚を知るのに良い本だと思います。
まだスタートライン、答えは書いてない
幼少期から学生時代、様々な職業を転々とした時期、そして自閉症と診断されて本書を書き上げるまでの半生を綴った自伝である。そこには、主に失敗経験、たまに成功経験と、その原因分析があるのみで、どうすればよかったのかという「答え」はほとんど書いていない。 そして現状を、障害を「克服」したのではなく、まだやっとスタートラインに立ったばかりだとしている。普通の人なら生まれたときから自然に身に付けていくはずのものを、30代になってやっとゼロから学びはじめた、そういう状況だ。だから、あのときああすればよかったはずだ、という答えは出せないのだ。 だから本書は、健常者がアスペルガー症候群の実例を知るという目的においては非常に優れたサンプルになっているが、実際に自閉症スペクトラムやその周辺領域の症状に苦しんでいる人にとっては、かえって自分の失敗体験とばかりシンクロして、読むのがつらくなるのではないか。本書でつらくなった人は、続巻『僕の妻はエイリアン』から読み始めることをお勧めしたい。
自閉症者自身が自分の世界を語る、不思議ワールド
一般の人に混じって普通に生活しているのに、感覚やものの感じ方見え方、音の聴こえ方など普通の人とはかなり違っているそうで、そのため外見は普通なのに社会に適応するのがものすごく難しく「変人」扱いされ、いじめにあったり失敗や挫折をくりかえす様子がたんたんと書かれています。ドナ・ウィリアムズという自閉症の女性が書いた自伝を読みましたが、日本人が書いたものは初めて読みました。日本にもこんな人がいたんですね。完全に理解されなくてもいい、外国人と同じように異文化として接してほしいという著者の主張が面白いです。
告知されて…
自分を「異星人」と表現しているように,告知されるまで, 周囲の人との違いに悩まされていた著者.アメリカ留学時には その個性が認められるのに,なぜか日本では…. アルコールや過食に悩まされながらも,夫とともに 今も戦い続けているのだ. 自閉症スペクトラムであることによる独特な世界の捉え方は p テンプルの『我,自閉症に生まれて』をほうふつさせるものだった.
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苦痛を伴う共感。
彼女の居場所となり得る概念(ADHD、広汎性発達障害、高機能自閉症、アスペルガー症候群、など)の何一つない時代に彼女は生まれ育ち、執拗なまでに否定され蹂躙され侵略され虐待されてきた。運が悪かったのか。そういう時代だったので仕方なかったのか。誰にも悪気がなかったとして、それを許さなければならないのか。 彼女の十数年後に子ども時代を過ごした私にも同種の攻撃は降り注いだ。もっとも彼女へのそれが土石流を引き起こす豪雨だとしたら私の受けたものは夏の夕立程度だったが。 今の子どもたち、これからの子どもたちのために、現場の教育者に読んで欲しい本。当事者が情報や共感を求めて読むにはかなり重く痛い。私は共感しすぎて体調を崩した。それでも耐えて読み終えたのは、彼女のまさに変光星のように不思議に輝き瞬く感性を稀有に美しいと感じたからだ。
社会常識と戦い続けた
一般的に「自閉症」を含む脳の機能障害者は、一見して障害のない人々との見分けは難しい。 著者の少女時代である20年前は、著しい知能障害が見られない限りなかなか自閉症と認知される事がなかった。そのために社会一般の「常識」「作法」「団体」といった物に捩られすり減らされていく少女の姿に涙が誘われました。 自閉症者への一層の理解と、自閉症児への明るい未来を育むためにも多くのお母さん方、教育関係者の方に読んで戴きたい一冊です。
なんと言ったらいいのやら
学校で先生と呼ばれている方に読んでもらいたいです。 自閉症が今ほど一般的でなかった時代に生まれ「一般の」社会にとけ込もうとして挫折した一人の人間の手記です。彼女が子ども時代,どんなにふつうにあこがれ,ふつうになるための努力を重ねたのか…読んでみてください。 p 高機能自閉症の人たちにとって学校がいかに苦しい場所になっていたのか,教師の無理解がどれだけ本人たちを傷つけてしまっていたのか,想像すると胸が痛みます。 p 現在,特別支援教育という枠の中で,日本に生まれたすべての子どもたちが幸せな学校時代を過ごせるよう行政が動き始めています。しかし,現場の先生たちのアンテナが低ければ,今でも森口さんの様な人がいるのではないかと思います。
日本でも、出ている
~『自閉症』は、過去、良く分からない障害であった 『過去』とは言っても、たかだか50年に満たない位最近のことである p この障害を、本人の口から『体験談』として(というより本人自身が)語り出した それが『ドナ・ウィリアムス』であり『テンプル・グランディン』であった 彼女達の登場により、『自閉症者の世界』に一気に光が当たり始める ~~ そんな『自閉症者の世界』の語り部が、本国にもいた 本書の著者『森口 奈緒美』その人である 評論家や研究者からの論説ではない、本人自身が発信する『生き難さ』が綴られる p 近年、『光とともに』という漫画がドラマ化されたこともあり、旧に脚光を浴び始めた観のある『自閉症』という障害 もっと深く理解する為、本人の語りに耳を傾けて欲しい ~~ 理解者が増えることによって、彼らの『生き難さ』は少しづつ解消されて行く~
自閉症がどういうものであるかをわからせてくれる本
自閉症について私がいかに無知であったかを知らせてくれた。 p それと同時に、実際の自閉症であった著者の視点から自閉症についてと、またそのことによる過去のつらい経験を切実に書いた本であると思う。 p この本を読み終わった時、自閉症がどういうものであるかをたくさんの人に知ってもらいたいし、そのためにもこの本をよりたくさんの人に読んでもらいたいと思った。
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