2008年07月24日(木) 歴史・地理・旅行記の第1位は
『ゴーマニズム宣言SPECIALパール真論』!
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【くちコミ情報】
都合の悪い発言は無視をする
パール判事は、南京大虐殺を初めとして、日本軍の犯罪の事実を認めている。こうした大切なことを、小林よしのりは無視している。
専門家じゃないからこそ
専門家じゃないからこそ、視野の狭さから解放させてくれる良書。パル判事関係書は4〜5冊読みあさったが、一部の関係書物と違い、ストレートに訴えかけてくる。専門家・知識人は改めて「表現」の手段を考えなければ、論破できないであろう。もう、自分の国に誇りが持てない左翼知識人・自虐史観知識人・司馬史観信奉者は、今まで積み重ねてきた情報・知識を捨て去る勇気を持たなければ、日本の未来はない。街に出て、大衆を見ればおのずと答えが出るはずなのに、それを直視しようとしなければ、戦後民主主義の悪に洗脳されていることが分からないのは残念である。最後の病気の苦痛に耐えて来日したパルの無言の叫びを理解できないものは、自分を見つめ直さなければ、歴史を見つめ直さなければ、誇りを持てない三流国と呼ばれても仕方がない。自分はそれだけは避けたいと切に祈る。
パールの真意
小林氏による。パール論です。 さすがすばらしい切れ味ですね。小林氏のように第一次資料を丹念に読みこなす力があれば、このようにしっかり読み解けるということですね。 薄っぺらな学者のいいかげんな思惑にはもう振り回されないで、しっかり問題を見極める力を大切にしたいです。 法の真理を追究したパール、素晴らしい人です。
漫画を超えた学術本
普通の学者以上に徹底して検証した漫画を超えた学術本だと言える。 パール氏の名誉と真実を守ろうとした著書の熱い思いが伝わると同時に、また非常に勉強になりました。ところで、「虎太郎」さんとやら、あなたはきちんと著書をよんで評価を下したのか?読みもしないでいい加減な評価はやめていただきたい。
とても納得のいく内容です
国際法の専門家でもなく歴史学者でもない、漫画家による この本のほうがパール判事のいいたいことを的確に伝えている。 本の中でも言っているが、国語力の問題(かただの薄らサヨクがわざと間違えているか)。 専門家だとか学者とかいう以前の、資料を精確に読む、 内容の趣旨を精確にとらえているか、というはなし。 中島氏が精確にパール判決書をよめているとはとても思えない。 自分の信じているイデオロギーを最優先したという印象。
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【くちコミ情報】
コンキチ&ナターシャの絵本ナビ
貿易などで発掘に必要な資金を用意できると さっさと事業をたたみ世界旅行に出かけた時の 旅行記がこの作品です。 思い込みや間違いも多いですが、独特の審美眼で 清国と日本の風俗を観察し、イザベラ・バードの ような西洋の目線で東洋を語るのではなく道具や 生活習慣にまで食い込み描写する様はまるで自分が その場所にいるような錯覚を覚えるほどで不思議な 感覚になり読ませます、日本の質素で合理的な家や 食器などの道具を絶賛し、風通し良い世間といえる 社会構造がこの国の最大の魅力だと言っています。 あー江戸時代のほうが今の日本よりもしかしたら 幸福だったのかもと思ってしまうほどの褒めようで 恥ずかしくなるほどです。清国の旅行がよほど 合わなかったらしいことからの落差もあるでしょう。 楽しい読書もたまにはいかがでしょうか? ドイツ語、英語、フランス語、オランダ語 スペイン語、ポルトガル語、スウェーデン語 イタリア語、ギリシア語、ラテン語、ロシア語 アラビア語、トルコ語と文章の丸暗記により 他国語を自由に操り旺盛な好奇心と冒険心で トロイアの遺跡も彼の功績のひとつです。
幕末日本の庶民の様子を伝える貴重な見聞録
トロイア遺跡の発見で有名なシュリーマンは,その偉業を遂げる前の数年間,世界漫遊をしていた.その際,幕末の日本も訪れており,本書はその時の見聞録. シュリーマンが当時の日本人に対して受けた印象は,礼儀正しい・親切・高慢不遜さがない・たいへん清潔とのことで,その前に訪れていた清国との違いに,たいへん驚いたらしい.また,西洋との文化の違い,例えば人々が家の中に家具類をほとんど置かない(持たない)ことなどについて,色々と彼なりの解釈・考察を繰り広げ,つぶさに記しているところが面白い. シュリーマンが見た,今から五世代ほど前の日本人が持っていた習慣,あるいは美徳と言えたかもしれない性質は,今はもう失われてしまったのだろうか?それとも,普段意識しないようなところで生きているのだろうか.私たち自身を知るうえでも,貴重な本かもしれない.
本を開けば、一気に1865年の江戸の町へワープ!
1865年、江戸末期の日本。当時の日本について私がおぼろげに知っていたことは、教科書に書いてある非日常的なことや、時代小説の中の想像の世界に限られていました。しかし、シュリーマンが書いたこの旅行記は、私達を生きた江戸時代へそのまま運んでくれる、まさにタイムマシンです。秀逸な和訳(原文は仏語)による所も大きいのでしょうが、細やかで読みやすい描写が当時の日本人の息づかいや体温まで生き生きと感じさせてくれます。 日本を訪れたことのある知人達から何度もその素晴らしさについて聞かされていた著者は、日本へ行くことを永年夢見ていました。類まれな商才と語学力を生かし、やがて世界をまたにかける貿易商として成功、巨万の富を築きます。そして、その潤沢な資金を元に、43歳の時に世界漫遊の旅へ出発し、ようやく念願の日本へ。今この稀少な見聞録を手にしている私達にとって幸運だったのは、この著者が旺盛な好奇心、執拗な探究心、さらに異文化を暖かく受け入れる広い心の持ち主だったことです。 日本に滞在した期間はほんの1ヶ月程度だったようですが、その取材力と行動力は驚嘆に値します。聞くもの見るもの全てに興味を示し、それらをなるべく克明に記録に残そうとしています(雑貨類の細かい寸法まで!)。そして何より興味が尽きないのは、そんな著者の暖かい目に映った、純粋で愛すべき私達の祖先の姿です。貧しいながらも清潔で配慮の行き届いた生活ぶり、外国人である著者に無邪気な好奇心をあらわにしつつも懇切丁寧に接する町の人々、また決して賄賂を受け取ったりしない高潔な役人たち。銭湯が全て混浴で、性に対して大変おおらかな国民性に著者が新鮮な驚きを感じるあたり、いつしか自分もこの外国人著者と同じ視点に立ち驚きを共有していることに気づかされます。 そして読後に残る、心の痛み。それは、かつて存在したそんな日本と日本人の美徳に対する喪失感に他なりません。
日常生活の細部にまで目を止めたシュリーマンの観察眼
著者のシュリーマンはトロイア遺跡の発掘をしたことで有名な人だが、彼は考古学を勉強して遺跡の発掘をする前は、とても成功した貿易商だったらしい。そして、インド、香港、上海など現在の中国の都市、日本を廻り、さらにサンフランシスコ、ハバナ、メキシコを経てパリにしばらく滞在した。この長い旅行の間、シュリーマンはずっと旅行記を書いていて、この本はその一部ということになる。まずは清の北京と上海を訪れた時の日記があり、それから横浜、江戸の様子が描かれているが、外国人を迎える現地の人の様子なども国によって少しずつ違うのが面白い。特に当時の中国の様子と比較することで、ある出来事が当時は一般的だったのか、それとも日本に独特のものだったのかが分かるのが良かった。文章も、講談社学術文庫という硬いシリーズにもかかわらず、とても平易で読みやすく、一気に読み切ってしまった。 シュリーマンは日常の本当に些細な点にまで目を向けていて、そこが面白い。日本人の宗教観については他のレビューで触れられているので省くが(彼の観察眼には驚かされる)、市民が毎日入浴していることにも感心しつつ、それにも関わらず日本には皮膚病が多いことに気が付き、その原因を魚を生で食べていることだと推測してみたり、日本人が酸っぱい味を好むので、果物は青いうちに摘み取られ、熟した果物や野菜には関心を持たないと記述している。また、最後にはとても短いがシュリーマンの日本文明論が述べられている。封建体制の抑圧的な傾向を指摘するなど、短い滞在にも関わらず、彼は日本の中に渦巻く目に見えない雰囲気を感じ取っていたようだ。 シュリーマンが清国と日本を訪れたのは1865年5月から約4ヶ月間。日本は大政奉還の直前で欧米諸国への反発も大きく、外国人を取り巻く情勢はかなり不穏なものだったようだ。物珍しいために、みんなが寄ってくるというのもあったが、とても1人で街歩きが出来る状況ではなく、当時はアメリカ以外の国は領事館を江戸ではなく横浜に置いていたらしい(1863年には英国公使館焼き討ち事件が起きている)。何とかつてを駆使して江戸のアメリカ公使館を訪ねることに成功したシュリーマンも、常に5人の役人に付き添われている。そんな限られた自由の中で、ここまでの観察(目で見るだけでなく、様々な人に沢山質問をして色々なことを知ろうとしたのがよく分かる)が出来たことには本当に驚かされる。 最後に、この本の中にはF・ベアトの「幕末日本写真集」から大名屋敷の写真が1枚紹介されている。この本を読む前は知らなかったが、彼は当時の日本の写真を多数撮っており、写真集は現在も入手可能。この本と照らし合わせながら写真集を堪能するのも楽しいのでお勧めだ。
自らで育んできた文化はどこへ・・・。
まず何よりも日本人でもなく、過去につきあいの長かったアジア系の国の人でもなく、 ヨーロッパという全く文化の異なる国の人による江戸時代の描写というのは非常に 貴重である。さらにシュリーマンは数多くの国を訪れた経験があり、話す言語も各国の間 を行き来しやすくなり、学ぶ機会が増えた今でさえそんなに話せるのかと思うほど多言語 を話すことができ、異文化に触れることになれた人である。そのような貴重な資料が手軽に 読めることにまず感謝したい。 シュリーマンは奇異に感じたことはばっさりと批判しているが、だからといって中国の文化を すべて否定するわけではなく、劇場での劇のすばらしさ長城から見た景色の雄大さは世界でも 一番だとしている。文化に体当たりで触れてみて素直に自分の育ってきた文化との違いや感情 を表現している点が、彼の視点からのありのままのアジア文化を表現していておもしろい。 日本はその清潔さもあり批判的、否定的な記述はほとんどなくべた褒めされているような気分に なり少し嬉しかった・・・が何とも皮肉なことに褒められた当時の文化は今の押しつけられた 文化ではなく、自分たちで長年育んできたありのままの日本だということがいかに現在の日本が 文化的に廃れてしまったか、とうことを認識させた。 それに関連して西洋文化を結婚までも”モノ”に支配されていると批判している点は非常に 興味深い。日本があまりの家財道具や土地等のいわゆる”モノ”を必要とせず、かといって 芝居や工芸品はよいものがあり、人々が豊かに生活していることに強い衝撃を受けたのだろう。 シュリーマンは不正確なものもあるが数字を使い身の回りのものを記述している。 それは自らの記憶を鮮明にしたかったのか、考古学的にも数字で記述しておいた方が後生の役に たつと考えたのか、どちらにせよそれにより現実味をおびている。
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深町 真理子(翻訳)
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『アンネの日記』が最初に世に出たのは1947年。そして91年に、47年版でカットされていたアンネの人間味あふれる記述(鋭い批判精神や性のめざめ、など)を復活させた「完全版」が出版された。この「増補新訂版」は、98年に新たに発見された5ページ分を加え、翻訳資料をさらに徹底させたもの。まさに「アンネの日記・決定版」といえる。 イラク戦争を目の当たりにした今、本書が単なる歴史の記録でないのは明らかだ(2003年4月)。戦争に突き進む不寛容、抹殺される恐怖、惨めな状況でも楽しみを見つけようとする人々。アンネが日記に向かっていた60年前と、今日の世界とでは、どれほどの違いがあるというのか。14、5歳の少女が、ここまで世界と人間の「変わらぬ姿」を浮き彫りにしたことに驚くほかはない。「どんな不幸のなかにも美しいものが残っている。美しいもののことを考えれば、しあわせになれる」というくだりは、とくに胸を打つ。このおしゃまな少女は、他人の痛みを知るといった経験をとおして、豊かな大人の女性にまちがいなく成長したはずだ。その可能性をあっけなく、不当にも奪う戦争。『アンネの日記』は私たちの視線を、アンネの世界を越えて人間の愚かしさへと向ける。(小林千枝子)
【くちコミ情報】
War ourselves.
第二次世界大戦時のドイツの愚行を記した資料は数多く存在するが、本書はそのなかでも一人の純真で知的な少女の手記から当時を垣間みることが出来る。主観的な物の見方や個人的な体験等の記述も多く見られるが、それゆえに、生活や現実性が伝わってくるので他のホロコースト関連の著作、ルポとは一線を画し名作として語り継がれている所以なのだろう。昨年に、ドイツがユダヤ民族に対して謝罪をしたことがニュースになったことは本書の効用もあったのではないだろうか。
よく判らないけれど、感じたこと。
嘘か真か。日本人の性格なのでしょう。 だから、幕末の作家が書いた豊臣秀吉の「信長の草履」の話もザックリと切られました。壮大な物語にしたかったのでしょう。誰にでもある欲求だと思います。その問題は。 「草履ではなく下駄か。胸で暖めていたのか背中か」 太閤記は昔から様々な人間によって書かれてきましたけど、近代になるにつれて話が大きくなっています。 …多少…どうでもいいかもしれないなぁ、と思ってしまいます; アンネちゃんの、この日記は、作品であるか、唯の日記か。との問題で、これも同じような事なのだろうか。と思いました。 多分、翻訳する時点で、何かの気持ちが入ってしまい、日本語的に微妙なものになってしまったり。 しかしそんな些細な事ではなく、世界が動いて「嘘か真か」と騒いでいます。 草履と一緒にしては駄目かな、と思いつつも「…平和だな」と感じます。 お父様は大変…というか、あんなところに閉じ込められていたのが本当ならば、暇でしょう。 では、何を言うか…というと、フランク家がいかに立派か。そして世論をひたすら喋るかもしれません。アンネがそれを聞く事はあったかもしれません。 日本の小学生でも、父親がそんな話をすれば、堂々と作文に書くでしょう。 「受け売り」というものでしょうか。 確かに生き残ったお父様は、アンネの日記がもし、本当にあるならば… 「お父さんの言っていることは、結局過去の話で、私にはピンとこないし、同じ事ばっかで聞き飽きた」 と、正直に書かれていたら、書き直すでしょう。 全て目を通し、アンネが書いたものは落ち着きのない大人の喜劇だとしたら…。 捏造するかも; アンネはとてもしっかりした子どもだと思いました。写真で見た本人を見た感想です。 そして、アインシュタイン(こっちはヒネクレた男性ですが)と似ている笑顔だと思いました。 とてもイタズラで活発で、ユーモアが溢れている笑顔だと思いました。 「お父さんが一生懸命平和を訴え、自分を偉く見せたい事に必死で、頑張って女の子の本を書いている。でも無理。そして作家に依頼した。世界中が嘘か真か論議をしている。技術は進歩し、最新の技術でこれは嘘である、と発表した」 のが本当であったならば。 もしかしたらアンネの性格ならば天国で笑っているかもしれません。 草履と一緒にしてしまってはいけないかもしれません。いや、確かにいけないのですが。 まるで喜劇のようで、大声で笑ってしまいます。 「これこそが平和だ」と。 彼女の日記を読んで、色々出てくる疑問に大人が必死になっている。 結果オーライという事で、アンネが一番欲しかったものが形になっている。 平和、というのはこういう事なのかもしれません。
「遠い世界の、昔の話」では無い。
小学生時代に図書館のポスターで知ってから早20年。。。 やはり読んでおきたくて購入しました。 読み終わっての感想は、 「この娘の日記をもっと読んでいたいなぁ」という感じでした。 なんというか愛着がわいてきます。このアンネという娘に。 その分最後のページの「アンネの日記はここで終わっている」の一文が重く響きました。 この文春文庫さん版の表紙のイラスト、好きです。
不思議な部分も多々あり
初めて読んだのは中学2年のときで、読み終わったあと、アンネの悲惨な運命を思って大泣きした。だが、いろいろと不思議な部分も多いなと思った記憶がある。 いちばん驚いたのは、歯科医のデュッセル氏が新しく隠れ家に来たとき、ペーター少年とではなくアンネと同室になったということである。思春期の少女と中年男性が寝室が一緒だなんて、アンネがよほど子ども扱いされていたのか、国民性の違いかと思ったものだ。 隠れ家の生活についても、普通の事務所にパンや牛乳が配達されたら怪しまれるだろうし、ファン・ダーン夫妻はよくどなりあいの大喧嘩なんかできたものだ。事務所の人たちは「後ろの家」は隣の建物に属しているものだと言い張っていたそうだが、建物そのものをみればどことつながっているかは一目瞭然だろうし・・・。 他書を読むと、隠れ家のユダヤ人たちの存在はかなり早い時期から気づかれていたということだが、さもありなんという感じである。 日記についてはボールペン疑惑、筆跡の不一致などの疑惑もあった。日記の真贋論争はもう決着がついているようであるが、こういった論争がおきても不思議はない、という気がする。
centrist
「世の中には善神アフラマズダと悪神アーリマンがいる」これは人類でも最も旧い宗教の1つの考え方である。実際善悪問答に於いては欧州知識人は好んでこの引用をする。 さて世の中には良い捏造と悪い捏造があるようだ。良い矛盾、悪い矛盾が存在するという。アンネの日記は善神アフラマズダに依拠するようだ。むろん「きけわだつみの声」もそうだ。なぜなら「ドイツ学生の手記」のように誰も手を加えないと、善なるものとして扱えないからだ(ゆえに聞いたことのない人も多かろう) そういえばアンネの日記に関しては『アンネの日記 研究版』(文芸春秋)を挙げる人が多くてもわだつみでは『わだつみの声の戦後史』に触れる声は少ない。なぜだろうか。 善悪の闘いは古代から何も変わらない。何も。 人間は霊的に進歩するとは誰の言葉だっただろうか
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大げさなタイトル
大げさなタイトルの割には中身がついていってない。 "Days of Wine and Bullets"という副題からして妙に気取っている。内容はさらに、書き出しからしていやらしく、読みにくい。「死の覚悟なき政治家は去れ!」というコンセプトで書いた積りだったのだろうが、取り上げている29人もの政治家とか外交官のうち、一体誰が著者のおめがねに適った者なのか、はっきりしない。 民主党の大統領候補とほぼ決まったようなオバマ、彼だけが「暗殺されることを覚悟している」政治家、と読み取れる。 また、日米同盟関係の重要性を強調するのはいいが、強調しすぎていやみに聞こえる。アメリカとの同盟関係が長い国ほど、長期政権が安定的に続くと言っている。かつてのイギリス・サッチャー政権しかり、ついこの間までの小泉政権しかり。 反面、アメリカとの関係を疎遠にした安部政権は短命に終わってしまった云々。 ブッシュのイラク攻撃に終始反対していたフランス外相ヴィルパンに対する手嶋の嫌悪感は、読んでいて不愉快ですらある。 尤も、同じNHK出身でもセクハラ事件を起こしてアメリカNHKを追放されたあの日高某よりは、知識が豊富で冷静に世界を見ていることだけは確かである。 そのことを勘案しても、★3は甘すぎるかも。
拍子抜け
内容がタイトルに負けている 本の表紙も立派なのに… みんな貧弱に見えちゃう…
「渾身のルポルタージュ」は、言いすぎでは?
権力の甘美を追い求めつつ常に暗殺の恐怖とも戦わなければならない―― 政治家とはそういうものである、というところから、このタイトルになったようだ。 作品紹介にある通り、29人の古今東西(主に現代だが)の政治家が登場する。 彼らの「生き様」をルポする渾身の一冊、ということだろうが、 出版社の「惹句」だとしても、この本を「ルポルタージュ」と言えるかどうか。 確かに手嶋氏ならではの視点もあるし、ところどころ発見もある。 しかし「人物ルポ」とは、もっと禁欲的なほど淡々とあるいは泥臭く、「人間」に切り込んでいかなければならないと思う。 本書は、著者の政治エッセイと言ったほうが適当ではないだろうか。 おそらく、「お堅い政治本ではありません」ということで、このタイトルになったと思う。 造本も贅沢だ。 だが、気取った(と私には思える)文体(特に書き出し)で始まる割には、 中身はごくありきたりだったり、逆に政治に詳しくない人にはわからなかったり…… と非常に中途半端である。だから「エッセイ」なのだ。 うっすらと色づきはじめた欅の木立の向こうにたつ煉瓦造りの建物から風に乗ってさんざめきが聞こえてきた。 これが本書の第一行目である。これをどう受け取るかは読者の好み次第だと思うが、 優れたルポルタージュ、ノンフィクションの出だしに比べ、あまりに気取りすぎではないだろうか。 それでも「名文」ならいいが、そうと言えるだろうか。 現に佐野眞一や後藤正治などは、素っ気ないほどの情景描写から始めることが多い。 本書も、ごく普通に29人の政治家を淡々と、しかし著者独自の視点で書けばよかったと思う。 手嶋氏には、それだけの情報量も力量もあるはずだ。 もちろんこういう本に仕上げたのは出版社、編集者の意図かもしれないが、 だとすれば勇み足だろう。
ジャーナリスト?
死の危険を意識した政治家や官僚が本書のテーマのはずだったが、こじつけに過ぎないようだ。29人の固有名詞を冠したエピソードからなるが、しばしば彼らは脇役に過ぎず、読者は長い脇道につき合わされる(編集上の問題でもあろう)。ダレスの話などは、著者の想像と自慢話、無責任な評論に過ぎない。 キッシンジャーの話は素材が素材だけに、さすがに面白い。谷内、斉藤らもまあまあ。おおむね政治家より外交官のエピソードの方が良い。 小泉、安倍、福田の三首相の話も売り物にしているが、おおむね一面的・断片的でつまらない。勿体ぶった、気取った文体も鼻につく。「ジャーナリスト」には不要ではないか。そうしたスタイルが好きな人には良いかも知れない。
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感受性の強い普通の人の日記
ほぼ100%に近いぐらい正直な文章、思うことをそのまま書いている。 100%高橋歩。 音楽や小説より、自分そのものを直接売り物にしたエンターテイメント作品といえば、自伝やエッセイがあるけど、それらだってエンターテイメントを意識してつくられている。 この本は、エンターテイメントを極力、ほとんど意識していない、それは、日記。 感受性の強い人間の日記。 だが、それは売り物になるほどとはとても思えなかった。 こんなに誰にでも出来そうな普通のものをこの人は本にして売ってしまう。 「誰にだって出来るんだ」それがこの人のメッセージ。 そう考えるのはお人よし過ぎるような気もする。
この世になくてはならない本。
高橋さんが旅の中で感じたこと、気づいたことをまとめたフォト詩集。 刹那的に感じたものも含め、詩の内容の殆どは彼の人生哲学。 世界を旅した実体験が彼にあるからこそ、一つ一つの言葉に多くの読者が共感するんだ と思う。 この日本の中には、不自由でも日々人生を一所懸命生きている人がたくさんいる。 そんな彼らにとっては、高橋さんの言葉はひどく無責任な独り言なのかもしれないし、 その言葉の一つ一つが癒され、励まされる人生のバイブルなのかもしれない。 私は後者の人間を一人知っているけど、彼女はこの本を3冊持っていて、いつも手元に 置いておきたい大切な本なんだと言っていた。 私には彼女ほど高橋さんの言葉の魅力はわからなかったが、彼女のような人がいる以上、 高橋さんの本はこの世になくてはならない本なんだと思う。
なんともいえず
表紙みて買っちゃいました。世界中みてきたわりには文章がすくないような。でも書いてある言葉よんでじーんとくるのもありました。あと本読めばわかりますが、僕も喫茶店行くようにします
かっこいい
高橋歩さんという人が、世界を旅して見つけたこと、言葉が載っています。 かっこいい言葉、いろいろな国の写真。 普段の生活では気付かないこと、世界に出たからこそ分かることがあって、良い本です。 まだまだ、この世界には知らないことが沢山あることが分かって、世界を旅したくなります。
おれとおまえのほにゃらら
結構前に買った本で、写真しか見てなかったんです。 が!! 【イツモ。イツマデモ。】って本を借りて読んだ時に、すごく良かったヵラ、この本も読んでみました* とってもぃい言葉がたくさん載っているので、読んだ事ない方ゎ是非読んでみては?? 本の中ヵラ 1つ詩を紹介します♪ ◇◆◇◆◇ 《おれとおまえのほにゃらら》 演技しなくていい。 テンションあげなくっていい。 リラックスしたふつうのオマエを見せてくれ。 リラックスしたふつうのオレを見せるから。 要は「オレとオマエ」であって、 ひとつふたつの言葉や行動で、 オマエわ判断しやしないさ。 オレは審査員じゃない。 トモダチなんだぜ。 ◇◆◇◆◇ かっこい〜。
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いやーーたのしいですよ、、、
妹尾さんの本かなり前の作品ですが 文庫になっていたとはしりませんでした。 あの緻密な上から覗く図面?はなんどみてもたのしい。 皇居をすかして描いたときは、はらはらしたが樹を植えたとか 植えないとか、そんな妹尾さんのインドというのは ドヒャーとはらを抱える。 こんな世界を今の世界に伝えてゆくというのは いいんではないかと、一人喝采している。 ぜひ、一読推薦します。
写真じゃ見えない美しさ
ページを開いたその瞬間、 「これは凄い!」と思わず唸ってしまうはず。 非常に細かくて綺麗な絵と読みやすい文章(なんと文字まで手書き)で インドの面白さが的確に伝わってきます。 旅の感想だけでなく、訪れた土地の歴史や建物の実態まで わかりやすく説明されているので、まさに一石二鳥な旅行記です。 いわゆるバックパッカー的な旅行ではありませんが インド人との交流シーンも多いので、インドを知りたい人のための 入門書としても最適。
これは面白い!
インド本の中では断トツの面白さ。こないだまでは椎名誠の「インドでわしも考えた」が一番だったのだが、その椎名さん本人が本書が一番面白いといっていたので思わず購入してしまう。誰もが手にとってパラパラめくると「なんじゃこれは!」という新鮮な驚きを感じずにはいられない。妹尾さんの旅の仕方の前ではインドで下痢になることなど屁でも無い。むしろ下痢になりそうなものを片っ端から試していき「あ〜やっぱりね」という程度なのだ。 旅の途中の出来事と、歴史の話を、違和感なく織り交ぜてくれるので読んでいて肩が凝らないし、なによりも柔らかい絵で更にグッと引きこまれてしまう。どうしても妹尾さんの絵は細部まで見てしまいたくなるのだ。 わたしもこないだインドを旅行してきたのだが、20年以上前に出された本書を読んで驚いたのは「何も変わってないじゃないか!」ということだ。現在の旅行バイブルとしても十分通用する凄い本。
絵を眺めるだけでも価値アリ!
インドの観光地が中心で、バックパッカーが行くような所や、感覚ではないので、それを求める人は、物足りないかもしれないが、すごく繊細で分かりやすく、やさしい絵を眺めるだけでも癒されるし、妹尾さんのやさしい性格が、出ている丁寧な旅行記である。 この人の、他の旅行記もぜひ読みたくなってしまう作品だ。 インドに興味がある人も、そうじゃない人にもオススメ!といえる本。
インドはおもちゃ箱のよう
河童さんの著を初めて読んだのがコレ。スケッチと手書きの文章で『オモシロおかしく』そして読んでても何故か『飽きない』 インドの見方が変わりました。そして読み終わったあとは、旅を終えた気分。 雑学好きや知りたがりさんにはオススメ。
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発想はおもしろいが
世界各国の風土、政治、習俗、法律、地名などから、ユニークなものが集められている。気軽に読めて、世界地理に関心を持つきっかけになるだろうと思うが、文章表現に問題がある。例えば、「動物に餌付けをしてはならない」ということを取り上げて、「ホームレスに食事を与えてはならない」ということと同じだと書かれている。ホームレスの人を、餌をあさっている動物と同等に扱うところの人権意識に怒りを覚えた。ほかにも、「軽さ」をモットーにしているのか、軽率な表現が目立つ。ネットの掲示板ではあるまいし、書物(商品)として店頭に並べるのであれば、もっと慎重に表現を吟味すべきである。 面白い内容の本であるだけに、非常に残念である。
ああ、こういう本なのか…
タイトルはこの本を最初に開いた時の感想です 「地図帳」という言葉からイラストがたくさん載ってるというイメージ持ったのですがそうでもなかったです 内容も読んで3日も経てば半分以上が頭の中から抜けていきそうなものばかりです 本屋よりもコンビニに置いてありそう本ですね 表紙カバーもついてありませんし ここまで読むとつまらなそうな本と思われるかもしれませんが面白いページもあります フランス国歌の意外な内容、2008年2月に新しくできた国、島民みんなが血が繋がってる島、などなど 値段に合った内容だと思います 暇潰しにはいいのでは
気軽に読める一冊
一言で言えば「社会科に関するトリビア集」でしょうか。 目から鱗のものや、思わず笑ってしまうもの等、ついつい他人に教えたくなるような内容ばかりです。 さらに、歴史上の時代背景との意外な関連も知ることができて、ためになる内容のもあります。 文章も極力馴染みの深い単語が用いられているため読みやすいと思います。 それに、ワンカップP氏のイラストがまた良いですね。本の内容とマッチして、さらにマイルドな構成に感じられます。 合計購入金額を1500円以上にするために何気なく選んだ一冊でしたが、正直一番の大当り商品でした。 値段も手頃ですし、買って損はない一冊ですね。
あたまいいほん
この本最高です。 でも、エアリセはもっと好きです。 値段も手頃でお値段以上にとり。 さすがは酒で作られた敗北者、やることが違う。
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こんな話を聞きたかったのです
著名投資家ジムロジャーズのバイクでの世界一周を描いた紀行文。著者は冒険投資家を名乗っているので、紀行文と呼んでは失礼でしょうか、冒険記と紹介するほうが喜んでもらえるかもしれません。 投資本を読み漁っていた時期がありましたが、投資家の紀行文を読んでもしかたないかな、知りたいのは引退した投資家の旅の記録なんかじゃなくて投資手法なんだよなんて感じもあって長く手が伸びませんでした。 でも、それは間違いでした。 この本には、ジムロジャーズの投資の真髄が詰まっています。そう、こんな話が聞きたかったのです。 ジムロジャーズは、旅先で様々なものを見聞きし、歴史的・地理的観点から思索を続けます、そして長期的な視点からいいものを安く買っていく。安いだけではだめで、長期的な好転の兆しが必要だと彼は行っていますが。 ジムロジャーズが「投資本」を書くとすれば、結果としてこういうスタイルを採らざるを得なかったのです。 この本は、優れた投資本であると同時に、優れた歴史書でもあります。1990代の世界を生き生きと描いた優れた歴史書。書かれたときに読んでも面白かったでしょうが、20年を経た今読むのも、読むタイミン |