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   ノンフィクション の売れ筋最新ランキング   [2008年05月17日 16時26分]
2008年05月17日(土) ノンフィクションの第1位は 『勝間式「利益の方程式」 ─商売は粉もの屋に学べ!─』!
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勝間 和代(著)  
¥ 1,575(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:12位  
カスタマーレビュー数:25

くちコミ情報
神田昌典さんとの対談で知って
勝間和代さんのことは神田昌典さんとの対談で知りました。 とても本の内容も素晴らしく、その後の勝間和代さんの本はすべて読んでいます。 どの本を読んでも、とてもモチベーションが上がります。 そういえば、神田昌典さんの対談で知った苫米地英人さんもオススメです。 最近では、「英語は逆から学べ!」という本で有名ですね。
サブタイトルはいただけませんが…
中身は充実した良書です。 「ショボイ競合相手がいる大きなマーケットほど、狙い目である」 だから、Soft Bankは携帯電話事業に参入したのか! 「獲得しやすい客」と「儲かる客」の違いについて、本当にわかりやすく書いてあります。 ただ、写真がいけません。 顔を出さなければもっと売れたかも?
どっかで見た管理指標の公式だな〜と思ったら・・・
他の方のレビューで紹介されているとおり、利益の方程式は、  (A:顧客あたり単価ーB:顧客獲得費用ーC:顧客あたり原価)× D:顧客数 という公式に凝縮されている。 この公式を見て、また、本文のいくつかの指摘で驚いたことに、 不肖の勤務する会社(外資系通信会社)の経営管理指標に恐ろしく似ている。  #顧客獲得コスト(Su sc i e Acquisition Cost;SAC)の考え方など、あまりにもそのままで唸ってしまった。 著者がIT、通信セクターのアナリストであったことや、 本書が概ねB2Cのビジネスを想定して描かれている事からも、この考え方を採用するのは偶然ではないと思う。 管理指標として応用が効きそうだが、あと補足すべき視点として、「時間の概念」がある。  #例えば顧客単価×契約期間、継続的な顧客維持、解約防止にかかるコスト ただそれは、著者も分かった上で一般的に上のような式で一般化したのだと理解している。 さて、内容はさておき外堀の点では、 著者は小難しい事をしなやかに理解して語るのが印象的。 利益を上げる必要性を、個人にとっての視点で日本の労働生産性の低下を問題視するところから説き起こすのだが、 要するに長時間労働の状態化、肥満の進行が少子化を招くこと。 (=要するに、性的魅力/体力の減退でセックスしない。所得の伸び悩みからセックスしても家庭を持てない??) また、企業の視点から事業モデルが成功してもすぐにまねされてしまうこと(=「時間のアービトラージ」)。 この二つは、類書にありがちな「企業はゴーイングコンサーンだから利益追求は当然」式の説明とは一線を画したもので、 新鮮でもあった。 それになんといっても紙面構成が読者フレンドリーで親切。 ポイントは太文字で、利益の公式も繰り返し表示されるのでメインメッセージを見失わない。 あと、おまけ的要素として、 各章ごとにその章を補足するお勧め参考書リストとショートコメントがついていて興味深い。 彼女の問題意識の元になった、ライシュ『勝者の代償』と、統計専門言語のRに関する書籍は注文してしまった・・・。
利益を生み出す方法論
まず本の内容はこの方程式に集約されます。 利益=(顧客単価−顧客獲得コスト−顧客原価)×顧客数 なぜこの式を用いるかというと従来の利益管理分法だと様々な問題点があり、 且つ計算法がややこしく、融通が利かないから。 この式の4つの要素 1.顧客単価 2.顧客獲得数 3.顧客原価 4.顧客数     を4つの変数として解説し具体例を挙げています。 変数毎に幾つかの基本知識を挙げて解説しています。 即ち本書の基本構造はこの方程式と4つの変数とその基本知識によって 構成されているわけです。 そして重要な文章に関しては特にゴシックの太文字を用いて強調しています。 著者の主旨としては経営者のみならず中間管理職や現場の社員にも このノウハウが必要との事。 実際読んでみて各章末の参考文献は章毎のテーマに合わせた配本なので、 気の利いたレイアウトだと思います。
個人のスキルアップを手助けする良書
一読後の率直な感想は「勝間本の最高傑作」という印象。 個人、企業を問わず「利益」を効率よく生み出す指南書だ。 本書のポイントは、「利益をいかに”効率”よく上げるか」だと推察する。 そのために、第一章で「利益の概念」について説明。 それを受けて、第二章で「利益=(顧客当たり単価-顧客当たり獲得コスト-顧客当たり原価)×顧客数」という 勝間式万能方程式を披露。読者に対して全く新しい利益算出を提言している。 本書では、この第二章がこれまでの彼女の著作には無いポイントであり、勝間本の最高傑作だと印象づけた 箇所でもあった。 そして第三章以降では、どのように顧客単価を上げるか?または、どうやって顧客獲得コストを下げるか?など 具体的かつ実践的なノウハウが語られ、夢中になってページをめくれた。 読んでいて、ところどころ論旨に多少の引っかかりを覚えながら、読み進める箇所もあった。 あえて本書から引用するまでもないが、一カ所だけ言及するなら P33の「私たち日本人は意外と利益を上げていない・・・」というくだりは、「日本人は意外と(効率よく) 利益を上げていない」という論理展開なら納得できたのに、と残念な記述であった。 もし、著者が述べるように、利益を上げていないのなら、日本の国としてのGDP規模は、世界第二位の 位置には付けなかっただろう。 個人がスキルアップを目指して、本書を手にするなら最高の教本といえる。 しかし、同時にスキルアップして利益を上げた結果、個人が経済的に豊かになるか?といえば 疑問符かもしれない。 なぜなら、利益を上げて後の問題があるから。日本は申告納税という制度を取っており 利益を上げた結果、次は「(社会を維持するための大切なコスト)税金を納める」というステップが待っている。 会計士である勝間氏には次回作で「獲得した利益を申告納税」する内容まで網羅した本を上梓してほしい と切に願う。 本書を通じて学んだ後、利益を上げる事が実現するであろう。 適正な納税方法を知らないと「申告納税」が「深刻納税」になってしまう。 次回作では、会計士の視点から、さらに突っ込んだ内容で「利益を上げて後の次なるステップ」を網羅した 作品を期待する。その作品の登場まで、評価の5つ星は大切に取っておく事とする。


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¥ 1,470(税込)
通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー数:41

くちコミ情報
一期一会
感受性も磨り減ってしまった、アイロニーに満ち溢れた30代男です。何かを見・読んで涙を流すなんてことは10年位ありませんでした。その私の心に届いたのです。何故なのか? 実は自分でもわかりません。只々真直ぐに心に突き刺さってくるのです。本の内容については触れる必要はないでしょう。とにかく本書を手に取って下さい。 テレビを見てから本書を購入致しました。何気なくテレビを付けたら放送していたのですが、アイロニーに満ち溢れた私は‘人間いつか死ぬんだからいちいちドラマチックに装飾すんなよな’こんな気持ちで寝っ転がって見ていました。 そんな過去の中傷を長島千恵さんと千恵さんを支え続けた周りの人達に謝罪したい気持ちで一杯です。周りの全てのことに感謝し、私も今を生きていこうと思います。 長島千恵さん、あなたの輝きを表現する言葉が日本語にはありません。 心よりご冥福をお祈り致します。
明日が来ることは奇跡。
「みなさんに明日がくることは奇跡です。それを知ってるだけで日常は幸せなことだらけであふれています」という千恵さんのセリフに深く感動した。私のように毎日のほほんと暮らしている人は、明日が来ることのありがたみすら気付かなかった。何気ない日常、それこそがこの上ない幸せである。これからは毎日を大切に過ごしていきたい。このことを教えてくれた知恵さんに心から感謝したい。千恵さんの言葉は間違いなく多くの人の心に届いています。心よりご冥福をお祈りします。
私も生きる!!
私も乳癌なんです。 病名を告げられた時は、他人の事を聞いているようなそんな気持でした。 信じられない日々。受け入れられない事実。 えっ?どうして?まさか、まさか、まさか私がそんなことないでしょと・・ 4月21日手術を行い、これから長い治療が始まります。 落ち込んで笑顔も出なかった私です。 そんな私に勇気をくれたのが、この本です。 私も千恵さんのように頑張ろう。きっと前向きに頑張れる! テレビも見ました。 苦しむ千恵さんの姿に未来の自分を重ねて涙が止まらなかったのも事実ですが、 千恵さんの素敵な笑顔、可愛い言葉。光を見たような気がします。 私も戦う!笑顔で頑張る!私も今日を生きる!久々に明るい気持です。 千恵さんありがとう。
感謝・感謝です。
本屋でカバーとタイトルに釘付けになりとっさに購入しました。 新幹線内で読んだのですが、涙が止まらず、大泣きしないよう休み休み涙を抑えながら読みました。 千恵さんが伝えたかった「乳がん早期発見の必要性」が実際の闘病生活が刻銘に記録されていることでひしひしと伝わってきました。 悪化する中、これほど詳細な取材を許可していた勇気はものすごいものだと思います。 それ以上に「もうダメかもしれない」という不安を抱えながらも、前向きに笑顔で生きる千恵さん、 千恵さんを支える周りの人たちの一生懸命さに非常に感動しました。 結末を知ってからも、 「毎日を大切に」「逆境に陥っても前向きに一生懸命生きること」「周りの人を幸せにすること」 を自分に言い聞かせるために、何度も何度も読み返しています。
明日が来ることは本当に奇跡なんですよ!
私はTVも見たし、本も一日で読んでしまいました。 本の帯に書いてある言葉、「オッパイのない彼女でいいの? なんで千恵を選んだの?」って言う言葉に対て太郎さんが言った、「胸がなくても、髪がなくても、千恵が千恵であればいい」って答えた言葉に共感できます。 私の彼女は、サリドマイドで左腕が不自由なんです。 私と彼女が付き合ってから6ヶ月して私がプロポーズした後に、「私より可愛い女性が沢山いるよ。 何で私なんかに優しくしてくれるの?」て彼女から2回ほど言われました。 「君じゃなきゃ駄目なんだよ」って彼女の顔を見ながら私は言ってあげました。 だから二人の会話に共感できるんです。 私の大切な彼女が入院したらって考えた途端咄嗟に、「君の入院している病院から仕事に通うし、病院近くの銭湯に行けばお風呂に入れるし、一緒にご飯食べて、一緒にお散歩するんだよ」って彼女に話したんです。 そしたら「羽賀研二みたい!」て言われてしまいました。だから長島千恵さんと太郎さんの話に共感できるんです。 大好きな人に巡り会えて、一緒に生活出来る事も奇跡! 一日、一日豪華じゃないけれどまあまあ美味しい社食を食べて、季節の移ろいを感じながら、普通に仕事し生活出来る事に感謝しなければいけないと、なお強く思うようになりました。 命に期限がついたとしたら、会う方声を掛けてくれる方に、精一杯の感謝を込めてお辞儀をするでしょうし、健康であった頃の生活が幸せの連続で、奇跡の連続である事に気づく筈です。 本屋さんで本を見つけた途端涙が溢れてしまい、べそかいたままレジに並んでしまい定員さんに笑われてしまいました。 男のくせに駄目ですねぇ。涙腺が弱すぎて(^_^)


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¥ 1,155(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:180位  
カスタマーレビュー数:41

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R.P.ファインマンは1965年にJ.S.シュウィンガー、朝永振一郎とともにノーベル物理学賞を授賞した天才的な物理学者である。こう書くと「理数系が苦手」な人は逃げ出したくなるかもしれないが、そんな人にこそ本書を手にとっていただきたい。

本書は20世紀を代表する天才物理学者の自伝ではない。R.P.ファインマンという人生を楽しむ天才から我々への贈りものである。
「ファインマンと聞いたとたんに思い出してもらいたいのは、ノーベル賞をもらったことでもなければ、理論物理学者であったことでもなく、ボンゴドラムでもマンハッタン計画でもない。僕が好奇心でいっぱいの人間であったということ、それだけだ」といつも言っていた(下巻訳者あとがきより)。

「なぜだろう?」といつも好奇心いっぱいの子どものように世界を見て、いったん好奇心をひかれたらそれに夢中になり納得のいくまで追求する。彼は一切の虚飾と権威を嫌い、相手がそれをかさに着ているとみるや容赦しなかった。それは、そのような態度が、楽しいはずの真実の探求を邪魔する厄介なものだったからである。

上巻では、彼の少年時代、物理学者としての修行時代、また駆け出しの物理学者として携わったマンハッタン計画から終戦を迎えるころまでのエピソードが収録されている。どの時代においても彼はその状況を最大限楽しみ、そして、決して流儀を変えなかった。
自分が理系か文系かなんて関係ない。もし少しでも本書に「好奇心」を持ったなら、ぜひ一読をおすすめする。(別役 匝)


くちコミ情報
大人の子供
いたずらづき、思ったことはなんでも口にする、好きなことはとことんやり続けると3点セットで揃っており、子供がそのまま大人になったような人です。ノーベル賞を取ったということで堅物を想像していましたが、いい意味で裏切られました。そして、こんな大人になりたいと感じさせられました。 うちの子供が大きくなったら、この本を紹介しようと思います。そして、自分のやりたい事をやり続けて欲しいと思います。やりたくないことをやるより、いい人生を送れますからね。
先生
若い頃に読んで、今の自分の価値観を形作る上で一番影響を受けた本です。 基本的にはFeynman先生の様々なエピソードを楽しむための本ですが、そういったエピソードを通して彼の価値観・考え方にも触れることができます。 楽しいのでぜひ一度読んでみて下さい。
好奇心と丁寧な考察に主体的な行動、それがファインマン
ノーベル物理学賞授賞、ロスアラモスで原子爆弾製造のプロジェクトに参加したファインマンの自伝。実験好きだった子供のころからロスアラモスでの経験、そしてコーネル大学教授として踏み出すまでが記されている。上巻だけで340ページの内容も、中学生以上であれば誰でも読める平易な文章であるために、まる1日(ゆっくり読んでも数日)あれば読破可能な分量。 『どんなに難しい内容も中高生に理解させることができなければ、本当に理解しているとはいえない』というファインマンの言葉にあるように、本書は万人が理解できる丁寧な文章で記述されている。全編から感じることは、天才と呼ばれた著者自身の姿勢からは、特別な能力ではなく、日常の全てのことに疑問を持つ好奇心とそれに対応した丁寧な考察、そしてそれに基づく主体的な行動によって道が拓かれていることが感じられる。ファインマンが天才なのではなく、世間があまりにも知恵を活用していないことに改めて気づかされる作品となっている。同時に、ずるい性格にユーモアとウィットを併せ持ち、話を楽しく伝えることに勢力を注いでいることによって本書は読み始めたらやめられない面白さを持つ。同氏が決して特殊な知能を持っていたわけではないことは、妻の死亡時間と時計が止まった時間が全く同一であったことを超自然的な現象と考えていることからもうかがえる。これは妻が死亡したときに死亡時間を確認しようとした医師がそこにあった時計の時間を参照したために、そうなっただけで、実際にはその時計は同時ではなく少し前(もしかしたら12時間ほど前)にすでに止まっていただけの可能性が強い。このようなきわめて人間的な一面を覗かせる記述がたくさんあることも、正直で背伸びをしない同氏の性格を表している。 10年以上前に読んだ本書を再度購入して読んでみても、面白さは全く色あせていないことが確認された。万人が読むべき書だと思う。自伝は主観的な部分やツッコミたくなる脚色が多いことがしばしばあるため、高い評価にはなりづらいことを考えても、星5つ以外の評価はない。
この本を若い時に読みたかった!
 ノーベル賞に直接関係することは全く書いてないが、実にユニークで、率直で、愉快な人生だ。原爆開発に関わったからと言ってこの人を責められない。様々な話の中で、学者や研究者が現役でいたければ、教職の場を離れるべきではない、人にものを教える立場は脳を活性化するという意見は特に傾聴に値する。俗塵を離れた静かな環境に置かれた時には偉大な頭脳が刺激のないままに朽ち果てるという話は衝撃的だ。精巧な錠前を開けるコツは根気と集中力というのも説得力がある。 好きこそ物の上手なれというが、それに集中し、イヤなことはやらずに済ませるように彼は彼なりに工夫している。人生の師とするに値する。遅まきながらこの本に会ってよかった。
ただ自分で楽しむために遊ぶだけ
 ノーベル物理学賞受賞者ファインマンによる自叙伝である。常識にとらわれず何事にも自由な発想で人生そのものを謳歌した前半生が描かれている。  「僕という人間は『教える』ということを離れては、どうも生きてゆけそうにない。教えてさえいえば、万が一僕のアイデアが干上がって、ゆきづまってしまっても、『少なくとも僕は生きている。少なくとも何かをやっているんだ。少しでも役に立つことをやっているんだ。』と自分で自分に言ってきかせることができる。これは心の支えみたいなものだ。」  「僕はここに至って新しい悟りみたいなものを開いた。僕はもう燃え尽きたローソクみたいなものだから、もう決してたいした成果もあげられないだろう。僕はこの大学で楽しみながら授業をする結構な地位にある。これからはそれこそ娯楽のために、『アラビアンナイト』を読む調子で気の向いたときにその価値なんぞぜんぜん考えずに、ただ物理で遊ぶことにしよう。」ちなみに、著者がノーベル賞をもらう発見をしたのはこのあとのことである。



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カスタマーレビュー数:41

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本書の上巻では若く初々しかったファインマンの姿に触れることができるが、下巻では、成長したファインマンが1人の「物理学者として」物理のみならず社会や芸術とかかわってゆくさまに触れることができる。

どんなに権威者になっても(彼はそう呼ばれるのを何よりも嫌ったが)、彼は決して物理学者としての誠実さを変えることはなかった。サバティカルでブラジルの国立研究所に滞在した彼は「教科書を丸暗記するだけ」の物理の大学教育に業を煮やし、ブラジルの「お偉方」の大学教授たちの前で「この国では科学教育が行われていない」と言い放った。またあるときは、学校教科書の選定委員としてすべての教科書に目を通し、教科書の内容が科学的誠実さを欠いているのを真剣に怒り、他の委員たちと闘った。

彼の信条でもある「好奇心」は年齢を重ねてもとどまる所を知らず、カジノではプロの博打うちに弟子入りしたり、ボンゴドラムでバレエの国際コンクールの伴奏をしたり、また、幻覚に強い興味を持った彼は、旺盛な好奇心からアイソレーションタンク(J.C.リリーが発明した感覚遮断装置)にまで入ってしまう。彼は他人のことなど気にとめず、素直な心で物事を見つめ、興味をひかれたらそれに夢中になる。彼は何より人生を楽しみ、人生を愛していた。

そんな彼の書いた本書に触れていると、いろんなことを話したくってうずうずしている彼が、目を輝かせて楽しそうに自分に向かって話しかけてくれているような気分になる。そんな気分にさせるのは、大貫昌子による素晴らしい訳のおかげでもあろう。訳者はファインマンと親交があり、彼に相談しながら翻訳作業を行っているため、原文の持ち味が十分に表れている。(別役 匝)


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大人の子供
いたずらづき、思ったことはなんでも口にする、好きなことはとことんやり続けると3点セットで揃っており、子供がそのまま大人になったような人です。ノーベル賞を取ったということで堅物を想像していましたが、いい意味で裏切られました。そして、こんな大人になりたいと感じさせられました。 うちの子供が大きくなったら、この本を紹介しようと思います。そして、自分のやりたい事をやり続けて欲しいと思います。やりたくないことをやるより、いい人生を送れますからね。
先生
若い頃に読んで、今の自分の価値観を形作る上で一番影響を受けた本です。 基本的にはFeynman先生の様々なエピソードを楽しむための本ですが、そういったエピソードを通して彼の価値観・考え方にも触れることができます。 楽しいのでぜひ一度読んでみて下さい。
好奇心と丁寧な考察に主体的な行動、それがファインマン
ノーベル物理学賞授賞、ロスアラモスで原子爆弾製造のプロジェクトに参加したファインマンの自伝。実験好きだった子供のころからロスアラモスでの経験、そしてコーネル大学教授として踏み出すまでが記されている。上巻だけで340ページの内容も、中学生以上であれば誰でも読める平易な文章であるために、まる1日(ゆっくり読んでも数日)あれば読破可能な分量。 『どんなに難しい内容も中高生に理解させることができなければ、本当に理解しているとはいえない』というファインマンの言葉にあるように、本書は万人が理解できる丁寧な文章で記述されている。全編から感じることは、天才と呼ばれた著者自身の姿勢からは、特別な能力ではなく、日常の全てのことに疑問を持つ好奇心とそれに対応した丁寧な考察、そしてそれに基づく主体的な行動によって道が拓かれていることが感じられる。ファインマンが天才なのではなく、世間があまりにも知恵を活用していないことに改めて気づかされる作品となっている。同時に、ずるい性格にユーモアとウィットを併せ持ち、話を楽しく伝えることに勢力を注いでいることによって本書は読み始めたらやめられない面白さを持つ。同氏が決して特殊な知能を持っていたわけではないことは、妻の死亡時間と時計が止まった時間が全く同一であったことを超自然的な現象と考えていることからもうかがえる。これは妻が死亡したときに死亡時間を確認しようとした医師がそこにあった時計の時間を参照したために、そうなっただけで、実際にはその時計は同時ではなく少し前(もしかしたら12時間ほど前)にすでに止まっていただけの可能性が強い。このようなきわめて人間的な一面を覗かせる記述がたくさんあることも、正直で背伸びをしない同氏の性格を表している。 10年以上前に読んだ本書を再度購入して読んでみても、面白さは全く色あせていないことが確認された。万人が読むべき書だと思う。自伝は主観的な部分やツッコミたくなる脚色が多いことがしばしばあるため、高い評価にはなりづらいことを考えても、星5つ以外の評価はない。
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9歳からでっち奉公に出て、1代で松下グループを築き上げた立志伝中の人物であり、「経営の神様」と呼ばれた松下幸之助は、経営者としては稀有といえるほど多くの著作を残している。本書は、PHP研究所の機関紙「PHP」に連載したエッセイをまとめたもので、見開き2ページの短編が120あまり載せられている。

著者は戦前から、世の中の貧しさを無くすことを信念としてきた。そのために、物資を世の中に水道のように満たし、不自由をなくすことが生産者の務めであると考え、企業経営を行ってきた。さらに、身も心も豊かな社会を実現するためには、政治の果たす役割が極めで重要だとして、その充実を訴え続けてきた。このように、大企業の単なる経営者にとどまらず、高い理想を持ちその実現のために行動した著者だけに、本書で取り扱われているテーマも、いわゆる人生訓的なものから、仕事や経営の心得、政治への提言まで幅広い。

本書の初版が出たのは1968年なので、すでに「古典」といってもよいが、その内容は決して色あせていない。それは、著者が時代によらない普遍的な真理を洞察していたからであり、また、著者の理想とした「身も心も豊かな社会」がいまだに実現していないからであろう。飾り気のない文体は、礼節を重んじ、謙虚に人に接することを常に説いた著者の人柄がにじみ出ており、思わず引きこまれてしまう。社会人だけでなく、大学生や高校生にも手にとってもらいたい。きっと何かを発見できるだろう。(戸田圭司)


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参考にします
会社の朝礼に出てくるようなお話です。 良いことが多く、当たり前の事です。 それが出来ていないから身につまされます。
「ともかくもこの道を休まず歩むこと」
いわゆるグローバル化した世界、より身近に強く関係付けられた世界において、 私たち日本人は自らの歴史、文化、ものの考え方を明確にし、 世界の人々へ問いかける意義を思います。 世界の人々と共によりゆたかな「共同生活」を営むために。 121からなる短編は夫々の趣で、こころゆたかに、思慮深く語られていると思います。 「日本はよい国である」「もう一度この国のよさを見直してみたい。そして、 日本人としての誇りを、おたがいに持ち直してみたい。考え直してみたい。」(P271) 人類のために、生きとし生けるものが幸せでありますように。
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ナショナルを作り、PHP運動を行い、松下政経塾を始めた 松下幸之助の代表書です。 自分の道を、まずは歩み、それを真剣に慎重に考えながら手さぐりでも、歩み続けていけば、おのづと道は開けてくるとおっしゃっています。 ご自分の経験からの話で、非常に心に響いてきます。 また、ひとりひとりが充実し、よりよい社会を作っていくために、自主独立しつつ、共に歩む姿勢の大切さや、悩みを乗り越えるポイントや、政治への関心をもとうなど、すごく背筋が伸びるような引き締まる思いにさせられる本です。 私はある意味、峻厳でありますが、やさしい松下氏の言葉は、非常に参考になっています。 すべてを鵜呑みにするわけではないですが、今私が中田宏さんの改革で開けた、新た場で活動できていると思うと、松下氏の一歩一歩誠実に、懸命に、正しく歩んだ人生の成果に頭が下がると共に、自分も先輩達が作り上げた変革の使命をしっかり引き継ぎたいと思わせられます。
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ギャップを感じることの大切さ
社会起業家と呼ばれる人が増えています。この流れは、自分が「良き社会」であると考える姿、すなわち自分の持つベストの思想を、少なくとも世の中の大半の人々が関与している経済活動に乗せることで(そして、収支を黒字にすることで)存在意義を間接的に証明し、最終的に合理化しようとする(世に正しさを訴える)人が増え始めた、ということかも知れません。 この本を読むと、著者のとてつもないパワーが、自分が信ずる「良き社会」や「良き人のあり方」というものと、「人をいじめる人」、「表面ヅラの良い国際機関」、「バングラデシュの現状」というものの間にある大きなギャップに対する悲しみや怒りを源泉にしているのだと感じました。著者はこのギャップを素直に見つめることで、大きな悲しみを感じ、そしてその悲しみが怒りに変わることで、非常に強いエネルギーを発散しながら、通常の人たちには相当困難に思えることを乗り越えていきます。 ここで、著者があえて「バングラデシュの現状」という、「日本の現状」との差異が大きいものを挑戦の対象として選んでくれたことで、社会起業や起業の意味、さらにはビジョンと呼ばれるものの源泉が、クリアカットされた気がします。 日本という先進国に住む人たちは、「社会の在りよう」も「人の在りよう」も、どうやら20世紀の間に本当に最適化されてしまったと感じているように思えてなりません。本当に、この状況が最適なんだろうか?疑問を持つこと、ギャップを感じることの大切さを、この本は伝えてくれます。
情熱伝わります
おっかなびっくりで、綱渡り。 ものすごい行動力とまっすぐな気持ちがそうさせるのか。 とにかく、無鉄砲な人には間違いない。 まず、山口絵理子という人物に、そんな感想を持った。 何かを起こすっていうのは、そんな思いっきりの良さや、集中力と情熱が必要なんだと感じる。 たまたま別の本を買って読んでいたら、その広告にあったこの本。 なんか、タイトルが、ものすごくパワフルで凄そうだなぁ。 ちょっと読んでみようか、というきっかけだった。 この本では、彼女のこれまで生い立ちと現在、やっと安定してきた会社のことまでを綴っている。 どの場面でも、悔し涙を流している彼女。 最初からうまくいくことがなく、独りぼっちで途方に暮れてしまう。 そして絶望感に支配され、ボロボロになる。 しかし、決して諦めないその姿勢が、明日へ繋がり、苦難をなんとか打開していく。 ハラハラドキドキの綱渡りの連続だ。 それにしても、もの凄くパワフルだ。 努力以上の言葉があるならそれが当てはまる。 普通の女性であるだろう彼女は、並大抵の普通の女性ではない。 でも、きっと、普通の女性なのだ。 だから、凄いし、尊敬してしまう。 お金儲けじゃない使命感がないと会社は作れない。 何のための会社なのか、なんの目的があるのか。 どうして、会社が必要なのか。 そんなしっかりした思いが無いと、きっと途中で投げ出してしまうはずだ。 彼女には、強い使命感がある。 そして、それが原動力なのだ。 使命感を失った会社が多い中、彼女のこの本から、忘れていた一番大事なことを思い出す。
【PDCAサイクルが非常にわかりやすい】
1時間ほどで読みました。ものすごく華奢で可愛らしい感じの女性で、 図太いのかと思いきや、泣く箇所が多かったのが意外。 この泣くという行為が彼女にとっては非常に重要な意味があり、 困難を乗り越えるための一つの通過儀礼のようなものになっていたように思う。 今の自分と比べると、自分の努力の至らなさ、弱さが痛いほどよくわかる。 やり続けることの大切さを本当に改めて実感した良い本。 不器用で、単純なところがありつつも、最終的には絶対に逃げないところがすごい。 学ぶところ、参考にできるところがたくさんあった。 ・社会や環境にこそ、まず原因がある ・教育システムや制度に疑問があった ・周りに無理だといわれても受験を頑張った ・毎日、哲学に没頭 自分とは、社会とは、他者とは。 ・学歴などに対する極度のコンプレックス ・社会的意義などではなくビジネスとしての確立を目指す ・自分がやらないと誰がやるのか ・自分のよりどころは、本や尊敬する人ではなく、自分 ・いろんな制約条件を自分に重ねるが、心の声に耳を傾けること このあたりは、自分と一緒だけど、自分はまだまだだと改めて痛感した。 PDCAサイクルがいくつもあり、その間に必ずある涙。 現在24歳と2か月。もっとがんばらないと。 僕がやらなければいけないことを、改めて考える良い機会をいただきました。 本当に良い本と出会えました。
とても頑張っている人です
やっていることは尊敬に値します。 七転び八起き、挫けそうになりながらも前進するパワーは圧倒的です。 頑張る人の姿を見て、元気を得ることができる人にはおススメです。 頑張り具合が全面に出すぎていて、ちょっと気疲れしてしまいました。 彼女の行動への賛美は変わりませんが。
凄まじい「思い」の強さ
とにかく行動のスピードが速い。 そして、諦めない。 このパワーはどこから来るのか? 思わず、拍手したくなりました。


おすすめ度

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考えさせられる本
正直なところかなり引き込まれました。一般の報道では知りえない事件の裏側や関係者の人物像などが具体的に描かれていて読み出したら止まらなくなりました。政治家や官僚、大企業と「裏社会」が繋がっている、と言うより混然一体となっている恐ろしさ。著者自身もある意味偏った考え方を持っていて、非常に狭い範囲の基準でしか物事を判断しない。こういう人が正義を振りかざして検事をやっていたという事実に背筋が寒くなりました。著者の生き方に同感できる部分は非常に少ないと思