2008年07月06日(日) 囲碁・将棋の第1位は
『決断力 (角川oneテーマ21)』!
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【くちコミ情報】
恐ろしく読みやすい
天才棋士羽生さんの思考方法が分かりやすく書かれています。 記述が恐ろしく明快で、本当に天才の秘訣はこれだけなのかと思ってしまうほどです。 情報は捨てる方が重要と著者が言っているように、 本書自体が無駄な情報を一切排した、エッセンスの固まりと言えるでしょう。 ここで書かれていることを自然とできるようになればいいのですが、 なかなか凡人にはそれが難しいですね。
祝!永世名人
間違いなく希代の人であり、日本の宝である。 NHKの「ザ・プロフェッショナル」が好評で再放送がされたのも頷ける説得力のある議論が展開される。 イメージを言語化する能力も大変優れているように感じる。 各書評を見てみても、印象づけられる箇所は違うようで、その意味でも、宝の山といっていい本である。 番組でも触れられ、やはり特に印象深かったのは、「直感を信じる」というときの「直感」とは何かである。 つまり「当てずっぽう」ではなく、「経験の積み重ねから自然に浮き上がってきたもの」ということで、簡単な一言であるが、なかなかこうは言えないものである。 番組でも本書でも出てこないが、彼がよくする「高速道路の渋滞」のたとえ話もおもしろい。 IT化が進み、誰もが棋譜といった情報に簡単にアクセスできるようになって、ある水準までは、昔と比べれば、ものすごいスピードで達することができるようになったが、 ITでは解決が付かないところでは、やはり個人が「考え」たり「経験」したりすることでしか先に進めず、そこで棋士が大渋滞としているということである。 さらに、「ザ・プロフェッショナル」のイチロー編でも感じた(彼はランチに奥さんの手作りのシンプルなカレーを延々と食べ続けている。同じカレーを作り続けてくれている奥さんに感謝をしている)が、ルーティーンの大事さである。 彼も将棋会館での対局中の休憩には、必ず、1km離れた神宮外苑の決まった店に行き、サンドウィッチを食べるそうだ。 うまく説明できないが、集中するには、いろいろな思考を無というか透明にしていくことが必要で、そのためには単一の一連の自動化されたルーティーン的な動作が引き金になるのであろうか。
本物の勝負師
羽生義治さん、同い年。、、、大学時代、畠田理恵ファンの友人がいて、、、羽生さんと結婚した時、、、ギャーギャー言ってたの、、、懐かしい(笑)。、、、将棋は小学生のころ父に教わって、ルール知ってる程度なのだが、、、まあ、当然羽生さんがものすごい、棋士だってことは認識してるが、、、ようするに、彼への知識も興味も、所詮その程度。、、、で、高校時代からの友人(作家)から、「すごい本だから、絶対読め!」と言われたので、、、手に取ったのだが、、、。 、、、いやー、羽生義治って、ものすごい人なんだね。、、、全然種類は違うんだけど、イチローみたい。、、、いや、スタイルは全く違うのだけども、、、本物の勝負師ってのは、、、なんか似てくるものなんだな。、、、ほら、進化論で言う、、、「種が違っても、、、同じような環境だと、同じように進化してしまう」ってのと同じかな、、、違うかな(笑)、、、今、名人戦やってるけど、、、初戦落とした羽生挑戦者、昨日勝ってタイに戻したって。、、、って、今まで全然興味なかったのに、、、将棋界にも俄然興味湧いちゃいました!(笑) 、、、で、羽生義治の何がすごいって、、、彼の将棋へのスタンスなのだが、、、その凄さ、各章の中の、見出しだけでも分かるので(笑)、、、ちょっと書き出してみると、、、 勝機は誰にでもある 勝負どころではごちゃごちゃ考えるな。単純に、簡単に考えろ! 知識は、「知恵」に変えてこそ自分の力になる 経験は、時としてネガティブな選択のもとになる 勝負では、自分から危険なところに踏み込む勇気が必要である 直感の七割は正しい データや前例に頼ると、自分の力で必死に閃こうとしなくなる 決断は、怖くても前に進もうという勇気が試される 深い集中力は、海に深く潜るステップと同じように得られる 人間は、どんなに訓練をつんでもミスは避けられない 私が対戦する相手はいつも絶好調で、やる気を引き出してくれる 感情のコントロールができることが、実力につながる 近道思考で手に入れたものはメッキが剥げやすい 才能とは、同じ情熱、気力、モチベーションを持続することである 、、、うーん、、、僕もがんばろう。、、、がんばるぞ!
名著中の名著
私にとっては、生涯持ち続けていたい本です。ビジネス、トレーディング、スポーツなどをやる人は感銘を受けることでしょう。道しるべとなる本。
勝負の世界に生きる者の言葉は、一言一言に含蓄がある。羽生氏が企業経営者に愛される理由がわかる。
本書が企業経営者に圧倒的に指示されているのには訳がある。天才棋士ならではの勝負に勝つ秘訣が、惜しげもなく公開されているからだ。「決断力」というタイトルから想像できるとおり、いかに効果的に決断するのかという視点で、著書の考えや生々しい経験が盛り込まれており一気に読むことができる。また読み進めていくと、企業経営のテーマと重なる点が多いことに気づく。とくに、2、4、5章が面白かった。2章は、直感の7割は正しいということを示唆する。経験の蓄積が必ずしも良い決断にはつながらないことを明かす。大局観と事前研究が、戦略上重要であるとする。4章では、情報を取捨選択すること、とりわけ捨てることの重要性を示す。インターネット社会における人々の行動にもヒントを与えてくれる。5章では、才能とは継続できる情熱であるとして、モチベーションを継続させることが肝要とする。勇気をもらえる言葉が数多い。一読で終わらせるにはもったいない。繰り返し読むことで、企業経営のヒントを数多く貰える良書である。
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DS「誰でもカンタン! 趙治勲の詰め碁」と一緒にどうぞ
ニンテンドーDS「誰でもカンタン! 趙治勲の詰め碁」では、石を置けないところが 結構あります。力がないと、どうしてそこに置けないのかが分かりません。 そんなときには、「本当に正解があるの?」と思ってしまい、フラストレーションが たまります。 この本には、「誰でもカンタン! 趙治勲の詰め碁」に出題される問題がたくさん 載っているので、ちゃんとゲームにも正解があることが分かります。 ゲームと両方持っていると上達が早いかも。 フラストレーションもたまらなくなります。
ひと壁超えられる
20代後半、棋力は推定13級でピタリと止まったままの者です。 論理的思考が大の苦手で、『強い方は脳の構造が違うんだろうな』と思っていました。 この手筋集もうんうん悩みながら進めて、終わるまでにずいぶん時間がかかりました。 途中で何度も挫折しましたが、レビュアー様方のアドバイスを励みに、どうにかこうにか無事一周。 二周目に入った時、びっくりしました。 ひと目で分かる! 思考の過程が脳にきちんと残っている感じです。 『碁のセンスってこれなんだ!』と、叫び出したいくらい感激しました。 肝心の棋力はさっぱり伸びていませんが、底力がついたと感じています。 訳の分からないまま負かされることが減って、相手の上手さを理解できるようになってきました。 『ひと目の詰碁』と合わせて繰り返し脳にすり込んでいけば、有段者になることも夢ではなさそうです。 私のように伸び悩んでいる方に、是非『ひと目の手筋』と『ひと目の詰碁』を手にとって欲しいと思い、このような個人的なレビューを書かせていただきました。
土台がしっかりします
「ひと目の詰碁」と同じシリーズの手筋版です。 棋力がいまいち伸びないと悩んでいる方や、始めて少し経験をつんだ方、 基礎がどうも甘いという方は、何度か一通りやってみると 基礎がしっかりするので、とても効果的だと思います。 自分も基礎が甘いという理由で何度かやってみましたが、 状況に応じた手筋を対局で活かすことができるようになり、 上達したと実感を持つことができました。 ですが、この本だけでなく、並行して「ひと目の詰碁」や 棋譜並べを行っていくと、効果は何倍にもなると思います。 内容も易しいものばかりですが、だからこそ飽きずにでき、 上達につながっていくと思うので、背伸びして難解なものをやる前に 是非この一冊をやってみて下さい。
一番付き合いの長い本です。
7級くらいの頃、 「ひと目の手筋」と「ひと目の詰碁」を、毎日、繰り返し、くり返しやりました。ボロボロになるころには、碁会所で初段くらいで打っていました。 今でも、ポカが出ると相手に失礼なので、対局前のウォーミングアップに本書を使います。その時は、5分間くらいで本の半分ほどをやっています。 私の碁の本の中では、一番付き合いの長い本です。
入門者向け
タイゼム18級最弱ベルナデッタさんです(='∇`=)ニャン、 一目で解ける簡単な問題ばかりです。 これから囲碁を始めたい入門者限定、星5です。
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DS「誰でもカンタン! 趙治勲の詰め碁」と一緒にどうぞ
ニンテンドーDS「誰でもカンタン! 趙治勲の詰め碁」では、石を置けないところが 結構あります。力がないと、どうしてそこに置けないのかが分かりません。 そんなときには、「本当に正解があるの?」と思ってしまい、フラストレーションが たまります。 この本には、「誰でもカンタン! 趙治勲の詰め碁」に出題される問題がたくさん 載っているので、ちゃんとゲームにも正解があることが分かります。 ゲームと両方持っていると上達が早いかも。 フラストレーションもたまらなくなります。 (「ひと目の手筋」と同じ感想なのですが、二冊とも同じ感想なので)
できるだけ簡単な詰め碁をするならこれ
一通りこの本の詰め碁を解いてみての感想。 他の詰め碁の本よりも簡単な本です。 しかし詰め碁に必要なエッセンスはこの中に 詰め込まれているので、効果はあります。 詰め碁の問題も私には役立ちましたが、それと 同じ位各章の冒頭の詰め碁解説は有難かった。 これを読んでみて詰め碁の構造を初めて理解しました。 ハンディタイプなので電車の中や飲食店内でよく解きました。 これは詰め碁と基本手筋の本を本屋で何冊もチェックして 気付いたことですが、大体160〜170題です。 おそらく詰め碁、基本手筋はこれ位が基本構造を把握するのに 良い問題数で、これらを組み合わせていくらでも問題を作れるのだと 思います。
感謝です
いまいち棋力が伸びずに悩んでいましたが、 そんな時、この本と出会いました。 最初は若干半信半疑でしたが、何度かこの一冊を やっていくうちにみるみる上達していくことができました。 もちろんこの本だけこなしていくだけでなく 実際に打ち、棋譜並べなども並行してやっていくことが 大切ですが、下手に難しい詰碁集を背伸びしてこなすよりも この本を繰り返しこなしていく方が本当に何倍もの効果があると思います。 これだけ素晴らしく、万人向けの本はそうそうないと思うので、 是非、一度は手にとってみることをおすすめします。
6歳でもオッケイ
囲碁16級の6歳の子でも一日で一冊終りました。間違っても気にせず(何度も繰り返す事を前提に)どんどん問題を進めて行きます。一度目から80パーセントくらいの正解率で子供でも飽きずに繰り返せます。字も大きくて見やすいです。手筋とペアで購入しました。次回の級認定試験が楽しみです。
初心者に超オススメ!
最初から最後までやさしい詰碁ばかりの本というのも珍しいですね。 碁の上達には詰碁がいいと言われますが、 特に初心者がこういったやさしい詰碁を解くと、短期間で爆発的に棋力をあげることができます。これは僕の経験から言えることです。 碁を始めてすぐの人は、絶対に一通りはやるべきです。 もちろん中級から上級者の人にも、ひと目で解く訓練としてオススメです。 とにかく悪いところは全く無い良書!同時に「ひと目の手筋」もやればなお良しです。
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対談ならでは
基本的に羽生氏の著作は好きだ。 しかし、本著作は、対談という形式でまとめられているため、各氏との対談により重複した 受け答えがあったり、話している内容が飛んでしまい深いところまで話が及んでいなかったり といったことが多い。 他の著作に比べるとやや冗長であることは否めないと感じた。 とはいえ、羽生氏は、基本の積み重ねや、自ら思考すること、大局観を持つことの大切さなど を繰り返し述べており、基本の姿勢は対談であろうと変わらない。 他の著作を読むと、これらの対談を通じて自身の考えを深めていると感じられることもあるの だが、それが本書の上ではそれほど感じられなかったのが残念である。
タイトルは金出武雄氏の発言から来るもの
本書のタイトルは、羽生善治の発言ではない。金出氏の言葉。 しかも、軍隊用語に由来するという。「簡単にやれ、バカもん!」という上官の決まり文句らしい。 その意味を、金出氏が敷衍するのだが、これがちょっと難しい。 いかんせん紙面での展開が短く、読んで物足りない(良い意味で)が―― およそのところ、ハードの著しい進歩により、ソフトのコンパクト化・複雑化が不要になった、という意味のようだ。 結局、ロボット工学者の金出氏の話が一番高度であり、羽生は、知の権威に対して胸を借りるような態度で対話を進めている。そこがおもしろい。 次にオモシロいのが、平尾誠二との対話。 彼は体育会系のノリ(?)ゆえに、羽生に対して高飛車・威圧的ともいえる語り方、「羽生クン」呼ばわりで話をする。これに、羽生がひるまないようにしているのがうかがえる。 冒頭にくる二宮清純は、いわゆる凡人、ということで、例によって「天才、天才」と崇めたがるきらいがある。 そこで羽生は、いわば、素人と将棋を指してやるような、鷹揚な態度で対談に臨んでいる。 それぞれが、言葉で交わす将棋の対局(いわば3番勝負)になっており、羽生の言葉の出し方(つまり「指し手」)を追いつつ「観戦気分」で読める。 羽生の適応力、多様な相手に合わせる柔軟さが、「強さ」に通じるのかもしれない。 (逆に、相手の3人は、だれが聞き手であっても、同じような口の利き方をするのでは?) 印象に残る言葉―― 羽生「守るときは相手の指した手に対応すればいいわけで、割合に楽なんです。そういう基本的な考え方があって、現代の将棋の特徴の一つは、相手に手を渡すということなんです。(…)一手指すことによってマイナスの手になることの方が圧倒的に多いんですよ。」 羽生「経験を積むと、晩年の大山康晴先生などは『このあたりだろう』と、パッと見当で指すんですね。それがいい手で……。パッパッと指す手には邪念がないので、基本的には悪くないのです。」 たくさん傍線を引いたり、何度も読み返したりしたくなる本。
頭のいい人
NHK「プロフェッショナル」で羽生さんの回を見てから読んでみました。 テレビでもそうでしたが、とても頭のいい人です。 読書家で、つねにいろんなことを考えてるのだなあと感じさせられます。 表現の幅も広い。あらためてすごい人だと思いました。 物を考えるプロセスにはいろんな道筋があるのだと気づかされました。 将棋のことを知らなくても、人生のヒント集として読めると思います。
多分野に共通する思考法の一般化
7冠を獲得した棋士の羽生善治と二宮清純(スポーツライター)、平尾誠二(神戸製鋼ラグビー部マネージャー)、金出武雄(ロボット工学博士)との対談をまとめた書。平易な言葉で互いの考えをわかりやすいたとえで表現しており、一気に読める。ビジネスマンを中心として、幅広い読者に考え方を啓蒙することを目的としていると思われる。 内容は羽生善治著の『決断力』とほぼ同じである。本対談集はあるテーマに沿って互いに思い当たった順に話していることと、口語調であるのに対し、『決断力』は本対談集をもとに、要点を項目ごとに整理している点で異なる。それぞれの書における情報自体はかわらないため、どちらか一冊あれば十分と思う。各読者にとって読みやすい方を選択することを勧める。具体的な内容は、羽生の思考方法に対して対談者が違った分野における類似点や相違点を示すことで、効率の良い考え方や学び方、あるいはその姿勢などを一般化しようとしている。複数の分野で成立する事象には説得力あるが、主観的な部分に比較して客観的なデータは少なく、経験則にもとづく部分が多い点が本書の欠点。重要なことは、しっかりとしたスタンスをもつということなのであろう。 本書または『決断力』の一方であれば広く勧められるが2冊両方購入する意味は薄いと思う。星4つの評価。
簡単に単純に、とはいうけれど...
素人にはとらえどころのない印象のある“羽生将棋”の謎の一端を垣間見る本でした。私も一定の制限時間のある緊張感のある仕事をしているので、普段感じたり注意したりしていたことを言い当てられているように感じました。対談相手である二宮氏、平尾氏、金出氏の個性も非常に色よく表現されていて、対談によるミックスアップを真にスリリングに体感できた数少ない書であるといえると思います。ここまでいろいろ表現してもなおその“強さ”が真には分かり得ない、その不思議。一体(どの世界でも)強いとはどういうことなのか、それはまだすべてが理解はされていないのでしょうねえ...羽生さんの解説書には他にもあるようなので、もっと読んでみたいと思いました。
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ほんとの初心者にはちと難しい
当方、本当の初心者です。駒の動かし方は知っていたものの、最近道場に通い始めた子供に連敗なので少しは強くなりたいと思って購入しました。レビューでは本当の初心者におススメとのことでしたが、本当の初心者にはちと難しい。(お恥ずかしいですが)3手詰ハンドブックと格闘する毎日です。ほ〜んとうの初心者にお勧めの1冊をどなたか教えてください。
最新の手筋も含む良問集
将棋にはまず基本手筋、詰め将棋、必至、そして定跡とこなしていく事が 肝要です。 本書は基本手筋を200題以上ありまして、基本手筋を覚えてこなしていくには かなりコストパフォーマンスの良い本です。 惜しむのは戦術別にもう少し系統別に問題を分けてもらうと もっと解かりやすく上達できる本になったことでしょう。 実際本を一通り解いてみて、新しい手筋もかなり取り入れている事に 気付きました。 基本手筋集をやっている内に知的刺激も味わえました、良い本です。 それに詰め将棋、基本手筋はミスした問題を反復して解く事、 できれば少し間を置いて繰り返し解く事が多数のこれらの本を 一通り解く事よりも上達は早い!
気軽にサクサク読めて、勉強になります
コンパクトサイズで持ち運びに便利ですが、216問も収録されており容量は十分です。 「終盤の次の一手本」は他にも多くの本を見かけますが、むしろ私は序盤〜中盤の問題の方が気に入りました。初級者が序盤で何気なく指してしまいそうな悪手を例にした問題が多く、「えっ?こんな序盤で、もう優勢になれるの?」と読んでいて感心する事しきりでした。解説もシンプルで、サクサク読み進める感覚は断然良かったです。他の方も書いていますが、紙が薄いため、たまに回答が透けて見えてしまう点だけは残念でした。
初段目標者が対象だそうですけど
序盤戦の次の1手は参考になりました。 定石を元に問題が作成されていると思いますが、知らない手筋が多く、解説を読んで納得できる手筋ばかりです。 3手ぐらい先を読む力をつけるには最適だと思います。
級位者の強い味方
やはり、参考書より問題集、定跡本より次の一手でしょう。特に級位者には。 実戦によく出てくる局面が中心で、覚え込むまで繰り返し解いていけば、 自然と初級の手筋が身に付いているはずです。定跡本を読むなら、それから のほうが、ずっと効果が高いでしょう。 比較的安くて問題数も多く、級位者には強い味方になると思います。
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これも青春
村山聖―平成10年8月、A級に在籍のまま死去。享年29。 5歳のおりにネフローゼを患い、以後、闘病の人生であった。 延命治療や麻酔・鎮痛剤など「頭と将棋に悪影響を及ぼす可能性があること」を拒否して逝った。 村山聖は、大阪の森信雄の弟子となり、短期間で奨励会を通過してプロ棋士になる。 この師弟、共に大の風呂嫌い。散髪も嫌い、顔を洗うのも嫌い、歯も滅多に磨かない。 本書は、小説の形をとった評伝である。執筆当時、著者は『将棋世界』の編集長。現在は、作家。 著者はこの師弟を「犬の親子」と評する。こうした状態も師の結婚によって終結。 「聖の青春」は、師・森信雄の目を通してみた「聖の青春」なのかも知れない。 「青春」につきものの異性への恋のようなものは記されていない。 村山聖は、少女コミックとミステリー、音楽、麻雀を好んだ。 将棋に関心がなく、村山聖という名前を見聞きしたことがない人にも面白いかどうか。 文庫で改めて読み、驚きと追悼の気持を込めて本書を紹介した次第です。
さようなら肉丸君
むかし日曜日のテレビ将棋で村山聖を見ました ステロイドを服用しているため満月様の顔貌です それで肉丸君というニックネームがつきました 本人はきらいだったようです それでも将棋は無茶苦茶に強かった そのころNHKは若手を集めてトーナメント戦を行いました もちろん村山聖も参加しました 解説は田中寅彦でした 村山があまりに強いので田中寅彦も絶句でした 「終盤は村山にきけ」 誰と無く言うようになりました 彼は終盤に強かった 病期のため彼は長期戦を不得意でした 序盤から時間を使うわけにはいかなかったからです 目を閉じると肉丸君を思い出します さようなら 僕たちは君を忘れないよ
感動の書 感涙の書
平成10年8月8日に享年29歳で亡くなった天才棋士村山聖の短い生涯を描いた素晴らしい本です。繰り返し読みましたが、その暖かいものに触れた読後感は全く変わりませんし、不変的な魅力を持つ作品です。 私も熱心な将棋ファンですので、村山聖の重い腎臓病のことは「将棋世界」で知っていましたし、病魔に犯されながらも最高峰のA級に上り詰めた才能も高く評価しているわけですが、これほどまでに病気と闘っていたとはこれを読むまでは知りませんでした。 師匠の森信雄と村山聖の生活は一般的に想定される師弟関係とは全く違うものですが、その二人に通う深い愛情は他では見られない絆を感じさせるものです。涙なくしては読めない半生でした。村山聖の短くも将棋に直向に打ちこんだ激しい生き様を温かい視点で描き出した大崎善生の畢竟のノンフィクションだと思っています。母のトミコと聖の愛情も十二分に伝わりました。 本書の中で、昭和57年に中学1年生の村山が、西日暮里将棋センターで伝説の真剣師と呼ばれた小池重明(昭和55年アマ名人)に平手で勝ったくだりは爽快でしたし、あの羽生善治に4連勝し、佐藤康光とは口を利きたくなかった話など将棋ファンにとって興味深いものです。 谷川浩司を倒したい、勝ちたい、と思いつづけ、A級順位戦で対谷川10戦目にしてつかんだ初勝利は、まさしく村山の会心譜でありました。 将棋の知識がなくてもスッと読める作品です。
泣けて泣けて
「将棋の子」でも泣けてしょうがなかったのですが、こっちもまた泣けてしょうがありませんでした。 どちらも、将棋という世界の出来事ですが、生きるということの普遍性が非常にリアルに立ち上がってきて、私を圧倒します。 偶然のめぐり合わせで生まれ、様々な条件を背負い、すべて肯定して生きた人生にまぶしいほどの感動をもらいました。 実は将棋のことは分からないのですが、最後の棋譜が分かるようになるために、勉強しようと思いました。
今を生きるということ
この本を読んで感じたことは我々が生きているのは今しかないという当たり前の事実です。 しかし我々は今を生きているでしょうか? 仕事に何も見いだせず時間が過ぎるのを待っている人、つまらない学校で無駄に時間を過ごす人。 何となく今は悪いけどいつかは良くなるんだと思っている人。 しかし現実は今も未来も良くはならないことが多いのです。 人生とは今の積み重ねであり、今を充実して生きていないと今という時間に全力を尽くしていないと良い人生を送れているとは言えないのではないでしょうか? この主人公は限られた生涯を理屈なしに精一杯生きています。 そうなると一日一日が一時間一時間が宝石のように貴重なものになってくるのです。 我々も主人公のような心構えで生きていればもっと素晴らしい人生の展望が開けるのではないかと思うのです。
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将棋のヒント
著者は本の中で、将棋には絶対的な判断基準はないと言っています。 そういう状況の中で将棋を指すにおいて何を考えて駒を進めるべきなのか?というヒントが記されています。 より効率を高める一手とは何か、意味のない一手とは何かなど、そこを考えるのも将棋の面白さでしょう。 経験者が読んでも、なるほどと思うポイントが解説されてますが、 初心者の方の入門書としては、なかなか良いポイントが解説されていますので、 これから将棋を本気で覚えてみようと思う方にはおすすめしておきます。
初級者から上級者まで
本書では海外の方の将棋の対局を題材にして、その都度羽生四冠が、ここはこういう筋で、こうするのが良かったです、といって見本を見せてくれている。 その後に実際の棋譜通りに対局が進み、これで逆転しました。というように丁寧に解説していただけているので、初心者には勉強になり、上級者には戦略を練る上で、この手もあるな!と考え方が参考になります。 何回も熟読することで身についていくでしょう。 私は居飛車党ですので、居飛穴と銀冠の棋譜・アドバイスが参考になりました。
指針を与えてくれます
羽生の本となるとついつい手に取ってしまいます。2回どおり読みましたが、かなり多くの指針と考え方の整理ができました。いわゆる「大局観」と言われるものの構成要素を解説してくれる本です。特に、「戦場」の選び方などが参考になりました。あと、海外でも将棋を指す人がこんなにいるんだ~と新たな発見でした。
読みやすい入門書
13の章からなり、各章で厚み、速さ、大局観などをできるだけ具体的に解説しようとしている。特定の戦形に突っ込んだ本でないという意味では入門書という位置づけだ。変化を知るというよりは、何を考えながら指すかを示す書だ。 p 海外で出版されたものの逆輸入ということで、題材となる棋譜は海外のアマチュアのものである。とはいえ棋譜を見た感じでは特に違和感はない。アマチュアの棋譜を採用していることにより、プロの棋譜などでは当然の変化として触れられないような考え方に対して解説が向かっており読みやすい。もちろんそれは筆者の棋譜の選び方、解説の仕方によるものだろう。また、カタカナ表記の名前に段級がつくという点で、棋書としてはやはり新鮮味を感じる。
偉業
”プロは感覚的なものを大切にする”という,代表的な表現は”厚みがあれば勝ちやすい”などだ.80冊を超える棋書を読んできたが,”厚み”についてきちんと解説した本はなかった.将棋界にはその他にも”構想””さばき””発展性がある””スピード”など抽象的(感覚的)な言葉が多い. p そういった言葉の本質をつかめば高段者への道が開けるのであろうし,また高段者同士のやりとりであればそのような抽象的な表現でコミュニケーションがなりたつのであろう.そのため”感覚”がきちんと定義したり文章にされてなかったのだと思う. p ただそれでは,私のように大人になってから将棋を始めたものに対して非常に不親切である.”感覚”は子供の頃から将棋をとことんやって,高段者と対戦して,やっと身に付くものだ,と言われているのと変わらない. p 将棋の魅力は高度な知的ゲームであって,記憶や反射神経のみの勝負ではないだろう.論理的思考の応酬こそが知的興奮を産むのだ.大人になってゲームをするからには,プロやトップアマの”感覚”も論理的に理解したい. p この本は棋界の第一人者がわざわざ降りてきて丁寧に”感覚”に関して説いてくれている.天才が普通の人に向かって誰でもわかる表現で彼らの”感覚”について翻訳していることは驚愕すべきことだ,およそ歴史上の天才というのはそういった凡人に対する親切・丁寧な言語化作業をしたことがない. p しかもこれがもともと外国の人向けに書かれたものだという,その視野の広さ,見識の豊かさには恐れ入る.
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伊達に「一人で」というタイトルがついているわけではない
将棋もチェスも定跡がよくわかんないし、何か他にいいボードゲームはないかな、と思っていた時に出会ったのが囲碁(ヒカルの碁の影響ではありません。これだけは断言します)でした。そして、ほぼ同時期に出会ったのが、この本でした。 囲碁関係の本が大量に並んでいるなか、「初心者以前だった私」が理解できそうな本がこれしかなかったこともあり、半信半疑で購入しました。で、大学の研究旅行などの最中などに読んでいたら……なんだかんだで、勝負の終わらせ方とか石の動かし方といった「基本のキ」はもちろん、19路盤での打ち方の基本など、少なくとも「15級」以上になるには十分すぎるほどの内容でした。 しかも「一人で」とタイトルについているだけあって、単なる解説書に終わっていない点も好感度アップのポイント。各章の理解度を問うテストがしっかりしており、自分が「何がわかっていないのか」を再確認できるのも魅力的でした。この本と、石倉・梅沢両棋士が東大で行った講義の内容の本を合わせて買えば、間違いなく初心者は卒業できます。そこから先は、各種囲碁教室に通うなり、ひたすらネット碁を打ちまくるまり、みなさんの思い思いの方法で囲碁に親しんでいただければ、幸いです。
入門には最適
これから囲碁を始めたい、囲碁に興味を持った、 という人には最適の一冊だと思います。 著者の方が実際に講師をやっているだけあって、 説明がわかりやすく、大体の基本事項は網羅しているので、 安心して囲碁の世界に入り込むことができます。 また特徴として、各内容ごとに簡単な問題がついているので、 一歩ずつ確実に知識の定着をはかれるとともに、 入門者にとっては、囲碁がどのようなものか実感をもてると思います。 どんなことでも、やはり入門書というのは後々に大きな存在だと思いますが、 この本なら安心して始められると思います。
初心者にはお勧め
この本は、今まで全く囲碁になじみの無かった人がこれから始めるのに適した本だと思います。 著者は、初心者の囲碁講座を長年やっているだけあって、説明もわかりやすく、基本的な囲碁のルールから始まり、9路盤、13路盤、19路盤へと無理なくステップアップしていき、一通り囲碁が打てるようになるまでガイドしてくれます。 p 単にルールを教えてくれるのではなく、要所要所に「ワンポイント・アドバイス」があって実践での考える「手がかり」も示してくれています。それらが一通りマスターできれば初心者卒業でしょう。
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