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【くちコミ情報】
なかなか楽しい
同じ名前や意味を持つ言葉でも、国が変わると音感や雰囲気が変わるのが なかなかに楽しかった。 ただ、英語のカタカナ表記に関しては、わりと聞きなれた言葉もあるのに、 音に忠実であろうとするあまりに逆に妙なもの-幕末の英語辞書?の発音みたいな- になっているのが惜しまれる。 あくまで辞典であって辞書ではないのだから、普通に耳慣れたカタカナ表記をし、 どうしても元の発音を示したいのならば発音記号を記載すればよかったのに、 とは思う。 索引機能もなかなかよく、いろいろな目的で楽しめると思うし、目的がなくても ただ見ているだけでも楽しい。ほかにも地名やらいろいろあるようなので そちらもいずれ入手しようと思う。
どういう目的で使うかによる
ぼくは。幻想と銘打ってあるのでこの辞典を買った。 英語、仏語、伊語、読語、西語、露語、羅語、希語、亜語、中国語の 10か国語で例えば「龍」はなんと言うのか、発音して見て、字面を見て イメージを膨らますことが出来る間も知れないという思い彼である。 だから、とりあえずは充分だが、商品名を考えようなどというときは、 事典としては収録語数が少なすぎるだろう。
良い
眺めているだけで妄想が拡がります。 これありきだと学研のネーミング辞典も面白く感じてきてます。
単語の早見表
まず注意すべきは、 辞書であり、辞典では無いと言うこと。 つまりは文字情報がメインで、 ビジュアル情報はありません。 確かにカテゴリー別になっていたり、 単語の逆引きがあるのは便利ですが、 何気に見ているだけだと、 あまり記憶に残らない気がしました。 ドイツ語やラテン語など面白いものも多いのに、 「なぜそう呼ばれているのか?」という起源や、 そこから派生するエピソード、関連する他の単語など、 辞典を読んでいる時に得られるような記載はありません。 なので単純に、 これが世界各国でどう呼ばれているのか?を、 知ることが目的なら問題ないと思います。 ただし一方で、 買ってすごく良かった。 手元に置いておきたい!という域に達しているのかは、 他の本と比べないと分からないかもしれません。 たぶんRPGで自分の名前を付けるのに悩んだり、 ツクールシリーズなどの自主制作ゲームの情報ソースには、 多少使えるかもしれません。 特に「幻想」というジャンルに絞っているのだから、 錬金術や魔法、秘法などに関する別コーナーや、 関連する叙事詩や神話や物語など、 もう少し興味が沸くような編集をしても良かったような気もしました。
いい本だけど・・・
ヒット商品をつくるネーミング辞典と比較してみました。中身はかなり似ています。これは、中国語やアラビア語も載ってる分ボリューム感?? ですが、非常に気になるのがお互いの辞書の表記の違いです。センスの違い(=白とかだったら「白」なのか「白い」を選ぶのかというレベル)なのかなと気になってグーグルでしらべました。 例:ラテン語の灰色:ネーミング辞典= avum 幻想=caesius avum=灰色 caesius=セシウムという元素がラテン語caesius(青色 青空色)が語源とはっきり書かれているんですよね…。 これは誤記なのか、私の調べ方の問題なのか…。全部比較して徹底的にしらべているわけではないですが、強いこだわりのあるひとは、念のため自分で確認する癖はつけたほうがいいかもしれません。
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【くちコミ情報】
シリーズ完結作
高校生の頃読んで最も感動したSF作品の一つがこのホーガンの巨人シリーズを、20数年を経て今度は原書で読み返してみた。 第1作、第2作と順調に読み進んだが、少し分厚いこの第3作では、ホーガンの饒舌ぶりに少し疲れて序盤で一旦中断。物語のプロットは面白いが、ホーガンは背景説明に結構時間を割くのでまどろっこしいところがある。 このゴールデンウィークに気を取り直して再度チャレンジしたが、巨人の星と直接コンタクトが出来たあたりから急速に面白くなり、最後まで一気に読み終えることができた。5万年前に終息したと思われていたミネルヴァの2つの勢力の対立が現代の地球まで続いていたという壮大な構想は圧巻で、やはりこのシリーズは名作だと思った。 ただ今回読み返してみると第1作の「星の継ぐもの」だけで終ってもよかったかな、という気もしている。第1作の終り方には何ともいえぬ余韻と深い感動があるからだ。
完結編は人類愛に満ちて
人類の宿敵ともいうべき好戦的な知性体種が登場し、人類史へ「細工」を加えたという設定を通して、平和というものの意味を考えさてくれます。 主人公たちの何気ないせりふも、本シリーズが、深い人類愛に裏打ちされていることを印象付けているように思えます。著者の文明論のようなものも顔をのぞかせます。 なお私に読み落としがなければ、第1作冒頭に登場する「巨人」コリエルの正体につき、はっきりとは明かしていないように思いますが、全体を読み通したら自明かと思います。
つけたいが満点にはできなかったな
優しい巨人と出会い、あっと驚く壮大な歴史を辿ったのが前二作でした。 ガニメデの優しい巨人は余韻を残すラストでしたが、いよいよ本拠が登場したかと興奮しましたね。 優しい巨人の技術をも凌ぐ2500万年もの進化を経た科学世界が登場するのかとワクワクして3作目も読みました。 主人公が物理学者ということもあり、究極に達した科学が描く宇宙の真理とは、そこまでたどり着いた文明の姿はいかなるものか・・・ こんなストーリーだと妄想してたんですが、 感想は他の皆さんも触れられている通り、政治の話題が多くなってました。今回は前二作とは違いリアルタイムで現物が存在してしまってるので、わずかなヒントを手掛かりに謎を解明していく緊張感がなくなった気がします。もうちょっと壮大な科学的な話になると思ってたんですが政治的な陰謀とかの説明が多く雰囲気が違うなーと思ってました。 ミネルヴァと地球の違い、なぜ地球では科学より先に占いや神話が発達したのか、そういうことも解明するんですが、個人的には理由が単純かつ唐突でただの陰謀論じゃないかとも。 しかしラストは三部作の完結としては感動しましたね。 謎の中継機やミネルヴァの起源などそう来るとは思いませんでした。星を継ぐものは、いずれ星間共同体の時代がやってくると書いてあります。未来への希望に溢れているこの一節は、私自身にも夢を与えました。 (この本が発売してから10年以上たって、現在4作目の内なる宇宙 上・下が発売されました。これは昔にはなかったので三部作・本巻で完結と思われていたことによるものです)
全部ランビアンのせい!
ミネルヴァが吹っ飛んだのも、人類の進歩が遅れてるのも、みんな黒幕のせいだ!などという 安物スパイ小説とかジュブナイルSFのような展開にガッカリ。 読まない方が余韻が残ってよかったかも知れない。驚きもなければ謎もない。
3部作の中ではもっとも政治色が強い
「星を継ぐもの」ではSFミステリが、「ガニメデの優しい巨人」ではファーストコンタクトが主眼でしたが、完結編の本作では、謀略と戦争が大部分を占めます。 面白くて一気によめるSFなのですが、「星を継ぐもの」のような緻密さは無く、 かなりご都合主義的に、強引に話が進んでゆきます。 第一 二大戦やヒトラーの登場もみーんな○○○○○の陰謀だったんだ という仮説を たいした根拠も無いのに、すんなりとダンチェッカーやハント氏が受け入れてしまうのには まいりました。全体的な話の筋が強引すぎて、それを支える説得力が不足したまま話が 進むので、だんだん安手のスペースオペラを読んでいるような気になってしまいました。 できれば初期のころのような、格調の高さを保ってほしかったです。
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桜ノ宮シリーズ
海堂尊の既刊本を最初から読んでいないと理解が辛いかも。 でも逆に、読んでさえいれば主要キャラの過去編のような感じで 非常に面白い。 更に今回初登場の渡海先生が嫌味ったらしくて最高だと思う(笑) 上巻の最大の見どころは佐伯教授と高階講師の論争かなぁ。
今なら写ります。
仮にレントゲンで写らないとしても、超音波やMRIで現代なら写ります。 1988年のお話ですが、古さを感じさせないストーリーなので、医療的事実に逆に注意が必要でしょう。 バチスタ系のキャラの若き日々も描かれ、人間関係も分かりやすく、面白く読めました。 高階講師の「弱い立場のものに責任を押し付けてはいけない」は、医療現場では深い言葉です。 但、佐伯教授が高階講師を「小天狗」と呼ぶのに、どうしても違和感が。(又頻回にあるので…) 最後の一文といい、ミステリーとしては評価は難しい印象です。
思わずにやりとするシリーズの原点
舞台はバチスタシリーズと同じ桜宮市の東城大病院。 時間が昭和末期のバブル真っ盛りの1988年。 癌治療を題材に描く医学ミステリー。 年末年始に買ってきた本。 設定がずれているものの、ちょっと抜けた研修医世良と すべてを知りぬいた高階や渡海という関係は 海堂尊ワールド共通です。 医療における必要悪もあるよなぁといろいろ考えてもみたり。 学部時代の田口、速水、島津といったバチスタ主要キャラも 出てきたりで、シリーズを読んでいるとにやりとする 場面も多々あります。 上下2巻になっていますが、このボリュームなら、 1冊で十分じゃないのっていう気もします。 http: teddy. log.so-net.ne.jp 2010-04-30
非ミステリ医療小説
主人公は外科医1年生の若者。 この新米医師の視点で描いているため、医療にまつわるさまざまなメッセージが直接伝わってくる。 魅力的な登場人物達のテンポある会話やスピード感で、物語にすんなり入っていけた。 チーム・バチスタの栄光に劣らない出来だと思った。
桜の宮ワールドの原点
「チーム・バチスタの栄光」で驚愕デビューした海堂尊の作品です。医師免許取り立ての一年生を主人公として病院の勤務についての数々の問題提起を行います。「医者とは何か」という答えの出ない問題にまで果敢に切り込もうという意欲がうかがえる素晴らしい作品です。 海堂作品は、一人ひとりのキャラクターに魅力があります。この作品も例外でなく、登場人物全員に魅力的な性格を与えています。猫さんと藤原さんの若いころの姿には笑ってしまいます。 ただ、物語としてのプロットは弱いです。バチスタを読んでない方は必ずバチスタから読んで海堂ワールドにはまってください。
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「借り暮らし」たちの協力と意見の違い
このシリーズも4作目ですが、この巻が一番面白かったように思います。 その大きな理由は、風船で気球を作り閉じ込められた屋根裏部屋から脱出するのですが、この時小人3人が実に上手く知恵を出し合い、その作業を完成させるところでしょうか。 その知恵の結果も意外性があり、3人が納得して協力し合うところは胸を打ちます。 それだけに、ラストでの「リトル・フォーダム」に対する評価の意見対立が際立ちます。 「借り暮らし」の本質の問題だけでなく、知らないうちに他人に迷惑をかけることの問題が取り上げられます。 ここでの意見の違いをどう乗り越えたのかは、最終巻の「小人たちの新しい家」に期待したいと思います。
気球に乗る小人たち
ストーリーは、模型の町に住み着いた小人たちでしたが人間の利己心のせいで誘拐されます。 しかし、小人たちは気球を作って脱出することに成功し町に戻ってきます。 しかし、人間に≪見られる≫という小人の世界のタブーに触れたためこの町を後にします。 全体として人の世界の話と小人の世界の話とが急に変わり多少読みにくく、 また筆者が言いたいことがうまく配置されていないと思いました。 その世界にどっかりと腰を下ろして観察すれば良かったと思います。 一方で人は場合によっては「善」にもなれば「悪」にもなるという ヘーゲル哲学に通じることを小人たちが指摘した点は興味深かったです。
楽しい冒険のお話
この本は、「床下の小人たち」、「野に出た小人たち」、「川を下る小人たち」の続編です。住むところを追われた小人たちがすみごごちのよいミニチュアの家をみつけますが、トラブル続出でどきどきはらはらです。小人の少女アリエッティの恋の話もでてきたりして、とっても楽しい一冊でした。文句の多い小人のおかあさんもおもしろいです。
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作者の寿命を縮めた神探し。
小説化、舞台化、テレビ化、映画化、ゲーム化と多方面に拡散した伝説の「SFギャグ」は元々はBBCラジオシリーズとして始まった。これはラジオ版を全収録したオーディオブック。小説版と映画版にも接したが、ラジオ版が一番楽しかった。ラジオこそが同シリーズに最も適したメディアだったと作者本人も語っている。 地球滅亡後に生き残ってしまったイギリス人青年が縁を持った異星人たちと宇宙を無駄に放浪していく珍道中。起承転結とかキャラへの感情移入といった従来の物語的仕掛けはなく、不条理な出来事が次々と発生し、ひたすら不条理に展開していく。 最初に聴いた折は「インテリの作者が頭脳的な概念遊びと言葉遊びをしている」という感想を持ったくらいだったのだが、二度目に聴いたら感動していた。まず、作者が感動を導く操作を全くやらないところに感動した。断固として拒んでいるようなところが見事だ。そして最後までじっくり聴くと、作者がおそらく命を懸けて(早死にしたのはそのせいだ、きっと)「事象のランダム性」「人間認識の限界」「万物のネットワークの複雑怪奇」、つまり「Life, the unive se and eve ything」について思惟を巡らし尽くして書き上げたスクリプトだということが分かる。オマケのCDが関係者インタビュー集になっており、進化生物学者のリチャード・ドーキンスが登場して「ダグラスほどの知性の持ち主はそれをせずにいられなかったのだ」と語っていた。最後まで付き合ったリスナーには作者がこれらを書かねばならなかった必然性がちゃんと伝わる。この伝達力の強さが同作を古典にした。 ワハハと笑えるというよりフッと来る程度なのだが、皮肉が通じない人以外ならばハタと立ち止まるような名台詞、名文句に溢れている。作者はそれを軽々とやっているようだが、毎回大変な難産だったそうだ。
普遍的名作!
出版されたのが30年以上前だとは思えません。今現在でも楽しんで読める作品です。 一国のリーダー(本作品では大統領)の在り方は、まるでブッシュ元大統領を彷彿とさせますし、「人間が一番賢いのではない」ということをイルカの視点から描かれているという場面が面白かったです。 皮肉が効いていて、所々笑いながら読んでしまいましたし、面白さのあまりに一日で読んでしまいました。 私の悩みや鬱々とした日常を、面白おかしく変えてくれた作品です。 おそらく、これからずっと後の世代でも共感を得られる作品だと思います。
これがブリティッシュジョーク?とにかく面白かった
とても面白いSFだった。度重なる自虐に時折入る世界観的な無駄知識。うまく世界観を作り出しているので非常に面白かった。 話は二人の主人公、アーサーとフォードが突拍子もない出来事に巻き込まれながら進んでいく。地球人のアーサーに時折宇宙人であるフォードが解説を入れていくのだが、フォードにとって当たり前なことがアーサーには理解不能なのでそのギャップを見るのが面白い。 元がラジオドラマだったということもあるのか展開はとてもスピーディで、次から次へと起こる出来事に大笑いしながら読むことができる。特にヴォゴン人の詩を聞かされるエピソードが個人的にかなり好きだ。詩を聞かされることによって死ぬ思いをするなんてなかなか純粋な地球人には理解しにくい。でもその理解のできない突拍子もなさが本当に面白いし、この小説の魅力だと思う。宇宙人がいるとしたらこんなやつもいたっていいのではないかな?会いたくはないけど。 すごくテンポよく読むことができるので今までSFに手を出したことのない人でも気軽に読むことができると思う。
哲学者も笑いのめしているのが痛快!
海外ユーモアSFならハリィ・ハリスン読んでいれば充分だろと、 馬鹿にして読んでなかったが、アーサー・C・クラーク も ミチオ・カク もけっこう好意的に本書を紹介してたので、 意外とハードなのかと読んでみた。 数字データの間違いが多すぎてハードSFとしては読めないが、 ユーモアSFとしてはハリィ・ハリスンより本格SFに近くて楽しめました。 哲学者も笑いのめしているのが痛快! 神の非存在証明は笑えるがとても参考になります。 何故生きるのかという疑問に見事な答えを提示した 本物の哲学SFとしても読めます。 何故?と問うから答えが見つからないですらー。 どこで?と思索することが大事ざんす。
宇宙の真理なんて期待しないほうが。
日本では絶版になっていたのでまず原作(英語版)を読み、もっと知りたくて再び出版された翻訳版も買いました。 いきなりの序盤からもう面白い。あれこれナンダカンダと並べる暇もなく意味もなく地球が消滅してしまったアーサーと宇宙人!のフォードそれにザフォード達が繰り広げる意味無しの宇宙で展開する、、、コメディーです。 出版された時代は7-80年代なのに現代のこのようなジャンルの本と比べてもまだまだこの作品のほうが優れている傑作です。あまり考えながら読むと訳がわからなくなったり面白さも半減してしまうので心をオープンにして読んでもらうとニタニタと笑いながら楽しめること間違いなしです。私のお気に入りはロボットのマーヴィン。彼がどうして危機にあるアーサー達を救ったか、ラストは予想外です。 残念ながら著者は亡くなられているのですが彼の発想はほんとうにユニークで唯一だと思います。
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打たれ強い、ということはストレスが溢れるいつの世も求められる資質なのかもしれません。エッセーの中の一部にこのテーマについて語られている部分がありますが、それ以外は左遷や歴史、城山三郎氏の各分野の知人・友人の話などで多様な内容の構成になっています。 面白かったのは、演劇浅利慶太氏の「この世界は不平等と思え」「自分の時計を持て」。そもそもこの世は不平等なのだから、自分のペースで歩いていけば良い。また、城山氏自身は「肉親を愛し、よき友人を持ち、よき趣味をもち文学や芸術を通して自分だけの世界をも豊かにしておくことである。このことが打たれ強さにつながる。」と言い、仕事だけの世界に埋没してしまうことのアンバランスを諌めています。 軽妙な中にも含蓄ある言葉多いエッセー集だと思います。
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内容は興味深いのだが、細かい文字がびっしりと書き込んであって読むのに骨が折れるし、視力への影響も思わしくない。 著者は小学生くらいの年代にも親しみやすい作家なのだから、出版社には文字を拡大するか本の寸法を拡大するかしてほしいと思う。 文字が小さくとも苦にならない人や、拡大鏡を使用して読む執念がある人は特に問題ないかもしれないが。
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インド本はインド旅行中に数多く読んだ。 その中で一番だったのがこの本。 20年前の本であっても、旅行中「くすっ」と笑って共感してインド旅行に疲れた私に元気をくれる。「あなたは心からインドを楽しんでますか?」と。 インドへの作者の愛とともに偏りすぎていない描写が楽しめる素晴らしい本です。 旅行前、旅行中、旅行後いつ読んでも楽しめますよ。
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「しゃばけシリーズ」第8弾です。 いつも通りの短編集ですが,各作品に通底するなぞが最後で解けるようになっており,連作集でもあります。 シリーズを重ねるのはたいへんなことだとは思いますが,前作あたりで少々中だるみをしてきたかなと感じていただけに,今回の作品はよい意味で期待を裏切られました。 難を言えば,シリーズの読者には冒頭話に違和感があることでしょうか。 今よりさらに若いころの「若だんな」の話ですが,そのことの前置きや説明なしに書かれているので,「あれ?」と思いながら読み進めなければならないからです。 また,「若だんなの目から光りがうばわれた」という因縁の設定に,やや無理がある気がします。 とはいえ,シリーズ中でも1,2を争う面白さであると思います。
このシリーズは初めて読みましたが、面白かったです。
畠中氏の作品自体全く初めてで、いきなりこちらを手に取ってしまったのですが、シリーズ8作目だったんですね(汗) ただ、そんな私でもすんなり話に入っていくことができました。 「江戸の町が舞台の摩訶不思議なお話」というだけで、かなり興味を持ったのですが、何より若だんな・一太郎と、彼を取り巻く妖(あやかし)達のキャラクターがものすごくいいですね。 若だんなの世話を焼く兄やの仁吉と佐助、そして「鳴家」と呼ばれる身の丈数寸の小鬼達、「屏風のぞき」と呼ばれている妖(あやかし)など、摩訶不思議だけど憎めないキャラクターばかりです。 そして内容は、連作短編が5作収録されており、ある日突然目が見えなくなってしまった若だんなの目に光を取り戻すべく、妖達が奮闘するお話です。特に「ころころろ」のラストがちょっと切なくなり、続く「けじあり」のあたりから、特に話にのめりこんでいきました。 「けじあり」は、お江戸版「世にも奇妙な物語」のよう。そして「物語の続き」は、登場人物達のやりとりが特に面白い一話です。 ぜひこれを機会に、同シリーズの他の作品も読んでみたいと思います。
鳴家と鴨川ホルモーのオニが被るのは私だけでしょうか。
ころころろと転がされるところなんかそっくりだと思うんですが・・・体の弱い若だんな、あいかわらず頭は切れます。いい推理してます。佐助と仁吉は本当に献身的だと思います。何をおいても若だんな、若だんな幸せだねー若だんな。 ちんぷんかん (新潮文庫)
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「しゃばけ」シリーズは楽しく読ませていただいています。前にテレビで放送されたのを見てからしゃばけファンの仲間入りをしたのでまだ日も浅いんですが・・・。今回の「ころころろ」も今までのお話同様楽しく読ませていただいたのですが、「はじめての」でちょっと頭がこんがらがってしまいました。前作などでは「若旦那」と手代の兄やたちから呼ばれていたはずなのに、「はじめての」を読み始まったら「ぼっちゃん」呼び!!できれば、冒頭に「今から数年前の・・・」とか「まだぼっちゃんと呼ばれていた頃の・・」とか入れてくれたらなぁ〜としばし困惑しながら読み進めてました。のでお話はおもしろかったのですが、★★★★にさせていただきました。
短編連作
もう「しゃばけ」シリーズも8作目。早いのか遅いのかわかりませんが、少しずつ移り変わる日常(時間の流れ)が感じられるシリーズなので気に入っています。 今回は短編なのですが、お話は繋がっています。個人的に長編作が好きなので、楽しく読めました。 「ころころろ」では仁吉が、「けじあり」では佐助が主人公になっています。仁吉は若だんなの為に河童を探していたのに、次々と妖たちに助けを求められ困ってしまいます。けじありでは佐助に奥様が!目が離せない展開続きですが、笑いあり、涙ありのお話で一気読みしてしまいますよ。
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どうも理解できていない人が多いみたいで… ・閃光のハサウェイは? →あれはベルトーチカチルドレンの繋がりの作品。あの作品自体が「新訳」であるベルチルの後作品なのでUCとの繋がりがなくて当然。 ・連邦崩壊せず →連邦政府は強固なものです。世界を統括する政府ですから。それに連邦を崩壊させる勢力がまずどこにいますか?そしてF91の時代になるまでに連邦は非常に弱体化しています。それはスペースノイドの権力がラプラスの箱が開かれた後、極端に増加したこと。そして各コロニーは武力やイデオロギーに頼らず、真っ当な権利でそれぞれの権力を獲得し、群雄割拠の時代となります。そこでコスモバビロニアやザンスカールの様な勢力が出てくるのは当たり前です。逆に言えばコスモバビロニア戦争ザンスカール戦争の発端は確実にラプラスの箱だと言えます。 ・あの神秘主義的な展開は何だよ! →今更なにを言うか。まずニュータイプ論からしてそうであり、そこが富野監督の本質に近いものだと理解してます。ガンダムは科学的根拠をリアルに描写した作品だ!と思ってる人がいるかも知れませんが、富野監督はむしろ真逆な思考を持つ人です。まぁ富野監督自体コメントが毎回違ったりすることがあったり矛盾が多いですが、そこの本質がガンダムにある。と言うことは絶対に言えます。 それでもユニコーンが理解できない、と言うならば富野監督作品を読破するなり、富野、福井両氏の表現しようとするところをもっと理解してはいかがでしょうか? ユニコーンは確かに普通の人から見れば突っ込み所のある作品ですが、これくらい突っ込み所、批判がなければ面白くないものです。 その分では、やはり非常に愛される「ガンダム」の魅力をもち、また「戦争物」でなく「冒険物」としての、「最近のガンダム」にはない新たなガンダムの『可能性』だと思いました。
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大人のガンダムということで始まったシリーズなのですが、読み終えて不快感が残りました。 というのも、この小説の登場人物らは大人の事情というものに頭を悩まされているらしいのですが、その独白がクドクドと長いうえ、お給金をもらって軍人という公職についている意識が薄く平気で仕事に私情をもちこみ、あげくに最後には過去の愚行を「善意」とか「可能性」とかいう言葉で美化してしまうのです。 この小説の中で唯一で大人でいられたのは、冒頭で暗殺される公人アジテーターの首相ぐらいで、それすらも存命していれば、こうも潔癖でいられたか怪しいものです。 そして、これはこの小説だけの問題ではないのですが、本来の意味で子供と呼べる年少者がほとんど登場せず、世代が離れると別人種のように距離を置き代替品のように擬似家族をつくったつもりになるのです。 こんな小説で感動した人間が多いとは、まったく気持ちの悪い時代になったものです。
文章力無さすぎ
1巻から全て拝見させていただきました。 キャラクターやMSのデザインはすごく好きで、楽しませて頂きました。 ストーリーは、中盤までは良かったのですが、終盤のサイコフレームやらが出て来たあたりから、フィクション的な感じになってきて、とても残念です。 1st世代としては、ガンダムというと限りなくノンフィクションに近いフィクションだと思っていますので、もちろんアニメではありますが、アニメっぽくなってしまった点がすごくショックでした。 最後に、けっこう名のある作者とは思いますが、文章が下手すぎます。たぶん今作で、宇宙世紀最後の物語りになると思いますが、この作者で終わらすのはとてももったいない気がします。
皆さんはどうでしたか?
私はこの作品を購入し最後まで読んで良かったです。 しかし、序盤こそニヤリとさせられたファースト・ガンダムの再現(?)シーンが後半は野暮ったかった点、強化人間の使い方が今まで通り一辺倒な点、出撃時に「コイツ死んじゃうんだろうな…」と思った人がやっぱり死んじゃう意外性のない点(唯一外れたのは出撃じゃないですが艦ジャック中にレバー引きに行ったタクヤは死ぬと思いました)が気になります。 せっかくここまで作り上げた新ガンダムワールド、最後はこれがガンダムUCだッ!…と言える終わりを期待していましたがやっぱりガンダム枠内で収まった感じです。 しかし大のガルマファンである私は最後まで姪っ子ミネバを熱く応援して楽しく読み切りましたよ!
遅まきながら読み終えました。
スルーしてましたがついに全巻購入。 休暇を利用して一気に読破してみました。 感想を一言で表すなら「ハイブリッドミックスガンダム」でしょうか。 ガンダムにおけるお約束的なオマージュを全編にちりばめ、 アニメや小説などで無節操に垂れ流された設定を伏線として再利用。 宇宙世紀に連なる各作品へのランドマークとして、非常に良く練られた内容だと思いました。 キャラクターは前述のお約束縛りがある分、それほど個性的ではありませんが 敢えて既視感を狙った部分もあるのでしょう。 どのキャラにもガンダムらしい泥臭い欠点があります。 主役であるユニコーンはちょっとモビルスーツでは無かったですが、 そもそも単純な"兵器"として作られた訳ではないので、そういう"デバイス"だと思えば納得の範囲内。 それ以外のメカについては淡々と兵器として描写されています。 戦闘シーンはちょっと描写がしつこいですが迫力有り。 やはりユニコーン関連はかなりファンタジーですが、それ以外の特に地上戦はかなり面白かったです。 一部性描写、暴力描写が過激な部分がありますが、戦争物としては仕方ないかもしれません。 女性への虐待がしつこいほど描写されますが、「ダメな男どもと、それを包み込む母性」という ガンダム特有のマザコン思想なので、女性蔑視が目的ではなかったと思います。 全編を通して大人の恋愛エピソードが皆無(片思いばかり)なので、余計に目立ってしまったのかもしれません。 いかにも狙いました、という態は隠せませんが、それはそれとして 宇宙世紀派なら一読して損は無いのではないでしょうか。
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