Kenchiku Publishing NEWS Thank you for your access...  宿検索.com
建築作品データベースpocket NAVI. 建築求人ケンチクジョブ! 建築・建設技術者のための出版物ニュース 建築作品データベースpocket NAVI.-最新情報・更新情報 サーチエンジンArchi Engine 構造設計ツール
 

 
         


   文学・評論 の売れ筋最新ランキング   [2010年09月03日 12時42分]
42,273ページ中 47ページ目を表示しています (461470件) あとで携帯で見る


おすすめ度

関連のオススメ商品
再び男たちへ―フツウであることに満足できなくなった男のための63章 (文春文庫)
男の肖像 (文春文庫)
日本人へ リーダー篇 (文春新書)
日本人へ 国家と歴史篇 (文春新書)
サイレント・マイノリティ (新潮文庫)
男たちへ―フツウの男をフツウでない男にするための54章 (文春文庫)
塩野 七生  
¥ 660(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:1,134位  
カスタマーレビュー数:22

くちコミ情報
カエルの子はカエル、フツウの男は・・・
私の場合、過去20年近くにわたり、幾度かこの54もの痛快な エッセーを読み返してきたが、第44章「成功する男について」 の要件はことごとく満たせないまま、もう結論を先送りでき ない人生の折り返し年齢を過ぎてしまった。  私は、フツウでない男に成ることはできなかった。本書が 悪いのではない。さしもの塩野さんでも、並をはるかに下回 る男を、フツウまでに引き上げる効用までは用意できなかっ た、ということであろう。  それでも本書に出逢えてよかったと思う。  頭の良い女性からもらう言葉は、男に尊い。若い頃に何度か 僥倖に恵まれたが、よくよく男を観て考え抜いてきた女性(デ パートの老女性店員、水商売のマダムといった職業に就いてい た)に呼び止められ、まったく商売抜きに、噛むほどに味が染 み出る教訓を頂戴した。だが、それらはまったくの偶然でしか ない。  それ故に、書籍を通じて、塩野さんのような女性のコトバを 浴びて自らを省みることや、ガツンと一撃を受けて、自分のア タマとコトバで考え直してみることが、確実な、男の強化策で であり続けるのではないだろうか。  
男磨きの参考書
著者の鋭い男性観察にたじたじとなる本。私のようなだらしない男には色々手厳しいことが語られているが、フツウの男を一人でも多くフツウでない男にしようとする著者の提言を参考にして、手遅れかもしれないが男磨きにでも励みますか。それにしても著者が求める「フツウ」のレベルが少々高すぎはしないか、と思うのは私だけでしょうか。
自己弁護
半分あたりまで付き合ったのだが、読み進めるに耐えられず本を置いた。 男たちへ…? 本当にそうなのかな。 これを痛快と感じる方もいらっしゃるのでしょう。 男性へ。 買うなら少なくとも最初の一章でいいから立ち読みしてからを強く勧めます。
魅力的な男になりたい
副題にあるように、女性にとって、というより塩野七生さんにとって魅力的な男とはいかなるものか、というテーマにそった文集である。あくまでも軽いノリの文章だし、ここに書かれていることを鵜呑みにして真似をすればいい男になれるわけでは決してない、と文中にも指摘してもある。それでも、男の私としては、半分くらいはマジで読んでしまい、このような知的で魅力的な女性からイイ男と見られるようになりたいものだなあと思った次第である。 自分にあてはめてみると、ファッションについては、‥‥うーんこれは将来的な努力目標とさせてもらいましょう。内面的なことや行動面のことでは、男は楽天的であれ、ということに大いに共感した。男から見ても、例えば部下が惚れ込んでしまう上司とは、困難な状況に立ち向かいつつも常に楽天的な姿勢を持つ器の大きな人物である。そのような男に、なりたいものだ。 本書には、著者の女性としての感性が伸び伸びと表現されている。これを読んでから、「ローマ人の物語」を読み続けてみると、なるほどこれはローマの歴史を飾った数々の魅力的な男の物語なのだなあ、と思えてきた。特に現在読んでいるユリウス・カエサルには、塩野さんぞっこん惚れ込んでいるようだ。そういう意味では公平な歴史とは言いがたい面もあるのかも知れないが、読むのにはおもしろい。
男の本質に迫っているとは言えない
雑誌に連載されていたエッセイを集めた本というのは作者が日頃からよく考えていたことを述べているものと締切に間に合わせるために適当な味付けをしただけのものが混在するのは仕方ないもので、この本も半分くらいは女の視点から男をこんな風に批評するのかと感心するものもあるが、残りは男の外観とか男の心理の表層的なところまでしか切り込んでいないものがあり、不満を感じる。本来、男は女が男をどう見ているか、その深い部分に触れたときは新鮮な感動を覚えるものがあり、逆に女も男について同じことが言えるだろう。そういうものがここにはあまりない。最初に丹波哲三、向田邦子、和田勉の鼎談の紹介が出てきて、これは面白かったが、後は男に関する女の意見として参考になるものはあるにせよ、感心するほどではない。  「ローマ人の物語」というあれだけの大作を仕上げた人がこれほどミーハー的であったというのは失望した。


おすすめ度

関連のオススメ商品
ベイジン〈下〉 (幻冬舎文庫)
マグマ (朝日文庫)
虚像の砦 (講談社文庫)
レッドゾーン(下)
レッドゾーン(上)
ベイジン〈上〉 (幻冬舎文庫)
真山 仁  
¥ 680(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:2,556位  
カスタマーレビュー数:19

くちコミ情報
仕事を通して揺れる、日本人と中国人
2008年中国でのオリンピック開幕に向け 同時平行のような形で書かれた本書。 真山さんお得意のエネルギーネタとあわせて 読み応えがある。 原発問題だけでなく、中国問題だけでなく、 その間で仕事を通して揺れる、日本人と中国人の ココロの描写が丁寧に書かれている。 もちろん、企業小説としても読み応えがあり、 とてもおもしろい。 でもドックイヤーの中国だから、文化や慣習など 日々変わっていく部分に関しての描写もあるため、 なるべく早めに読むことをオススメします!
作者の【あとがき】まで感動!秀逸の作品に出会えました!絶対読んでください!!!
こんなにいい作品に巡り合えた私はラッキーです。 中国、原発、など、とっつきにくそうなキーワードが並ぶにも関わらず、見事なまでに人を引き付ける筆力。 主人公の日本人と中国人の熱い男たちがかっこいい。 中国・日本の両サイドに立った視点で描かれている点、原発の知識がまったくない人でも十分理解できる解説、 そして、なにより濃い人間ドラマ。山崎豊子の「大地の子」の現代版とでも言おうか。意義深い作品だ。 そして、感動のラストを読み終えた余韻のまま読んだ「あとがき」。 作品を作る上でお世話になった人に感謝する筆者の言葉、「作家など、たくさんの人の想いを紡ぎ、伝える語り部でしかない」。これに、また、涙。多くの人の協力と、筆者の熱い思いが伝わる「あとがき」です。 とにかく!!!!!絶対に読んでください。そして、中国語に訳してください、だれか。
中国を学ぶのに、これほど優れた本は中々無い
中国で、あるいは中国人と仕事をした経験のある人にはたまらない一冊だと思います。 いろいろと中国人に対して複雑な思いを抱いていたので、本書を読んで、目から鱗とは この事なのかな、と思いました。 エンディングについては、賛否両論だと思いますが、必ずしもハッピーエンドでなくても 良いのかな、と個人的には思います。 それにしても(キャリア的に)余り中国と接点が深くないように思える著者が、ここまで 的確に中国人の特徴を掴んでいる事については、素直に脱帽です。
書名で損をしている
ハゲタカシリーズを読んで、同じ作者の本を全て読みましたが、最後にこの本でした。この数年読んだ中では一番感動しました。ラストのあたりはなぜか涙が出てきます。感想の内容は他の人が書いている通りです。ハゲタカが最近再び脚光を浴びていますが、この本はもっと読まれてもいいと思います。べイジンという書名が、映画化の時は良いかもしれませんが、小説の題名としては、いまいち内容がイメージできないので損しているかな?ハゲタカの題名にも最初そんな感じがして、書店に一杯並んでいるときは、なんかうさんくさくて手に取る気にもならなかった。
中国らしくていい
良くも悪くも中国らしく、実際にありえそうな内容で怖いです。 中国の真東に位置する日本は、中国に何かあれば本当に危険であるということを まざまざと見せ付けられる内容でした。 このくらい男気のある技術者が今の日本にいることを願っています。


おすすめ度

関連のオススメ商品
ブラックペアン1988(下) (講談社文庫)
イノセント・ゲリラの祝祭 (下) (宝島社文庫 C か 1-8)
イノセント・ゲリラの祝祭 (上) (宝島社文庫 C か 1-7)
夢見る黄金地球儀 (創元推理文庫)
ジェネラル・ルージュの伝説 (宝島社文庫) (宝島社文庫 C か 1-9)
ブラックペアン1988(上) (講談社文庫)
海堂 尊  
¥ 440(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:11,392位  
カスタマーレビュー数:13

くちコミ情報
桜ノ宮シリーズ
海堂尊の既刊本を最初から読んでいないと理解が辛いかも。 でも逆に、読んでさえいれば主要キャラの過去編のような感じで 非常に面白い。 更に今回初登場の渡海先生が嫌味ったらしくて最高だと思う(笑) 上巻の最大の見どころは佐伯教授と高階講師の論争かなぁ。
今なら写ります。
仮にレントゲンで写らないとしても、超音波やMRIで現代なら写ります。 1988年のお話ですが、古さを感じさせないストーリーなので、医療的事実に逆に注意が必要でしょう。 バチスタ系のキャラの若き日々も描かれ、人間関係も分かりやすく、面白く読めました。 高階講師の「弱い立場のものに責任を押し付けてはいけない」は、医療現場では深い言葉です。 但、佐伯教授が高階講師を「小天狗」と呼ぶのに、どうしても違和感が。(又頻回にあるので…) 最後の一文といい、ミステリーとしては評価は難しい印象です。
思わずにやりとするシリーズの原点
舞台はバチスタシリーズと同じ桜宮市の東城大病院。 時間が昭和末期のバブル真っ盛りの1988年。 癌治療を題材に描く医学ミステリー。 年末年始に買ってきた本。 設定がずれているものの、ちょっと抜けた研修医世良と すべてを知りぬいた高階や渡海という関係は 海堂尊ワールド共通です。 医療における必要悪もあるよなぁといろいろ考えてもみたり。 学部時代の田口、速水、島津といったバチスタ主要キャラも 出てきたりで、シリーズを読んでいるとにやりとする 場面も多々あります。 上下2巻になっていますが、このボリュームなら、 1冊で十分じゃないのっていう気もします。 http: teddy. log.so-net.ne.jp 2010-04-30
非ミステリ医療小説
主人公は外科医1年生の若者。 この新米医師の視点で描いているため、医療にまつわるさまざまなメッセージが直接伝わってくる。 魅力的な登場人物達のテンポある会話やスピード感で、物語にすんなり入っていけた。 チーム・バチスタの栄光に劣らない出来だと思った。
桜の宮ワールドの原点
 「チーム・バチスタの栄光」で驚愕デビューした海堂尊の作品です。医師免許取り立ての一年生を主人公として病院の勤務についての数々の問題提起を行います。「医者とは何か」という答えの出ない問題にまで果敢に切り込もうという意欲がうかがえる素晴らしい作品です。  海堂作品は、一人ひとりのキャラクターに魅力があります。この作品も例外でなく、登場人物全員に魅力的な性格を与えています。猫さんと藤原さんの若いころの姿には笑ってしまいます。  ただ、物語としてのプロットは弱いです。バチスタを読んでない方は必ずバチスタから読んで海堂ワールドにはまってください。


おすすめ度

関連のオススメ商品
坂の上の雲〈6〉 (文春文庫)
坂の上の雲〈7〉 (文春文庫)
坂の上の雲〈4〉 (文春文庫)
坂の上の雲〈8〉 (文春文庫)
坂の上の雲〈3〉 (文春文庫)
坂の上の雲〈5〉 (文春文庫)
司馬 遼太郎  
¥ 670(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:8,402位  
カスタマーレビュー数:24

くちコミ情報
二百三高地
 私は、「坂の上の雲」の登場人物の中で、児玉源太郎が一番格好いいと思う。むろん、歴史「小説」であるから、史実とは異なる箇所もあろうし、著者の主観が入り、図らずも脚色されてしまっている箇所もあるだろう。それを承知の上で、小説として本作を読んだ場合、児玉源太郎が一番なのである。  陸軍大将であり、内務大臣などの顕職も歴任しておりながら、児玉は少将相当職である陸軍参謀本部次長への異動という降格人事を受け入れ、あらん限りの力をふりしぼって、ロシアとの戦いに臨む。本巻では、旅順要塞を前に苦戦する第三軍(乃木大将指揮)に赴いて、専門知識に拘泥して合理的な判断ができなくなっている将校や、現場を見ようとしない参謀らを叱責し、大規模な作戦修正を命じて旅順要塞を陥落させるのである。そのときの児玉の厳しさや情の深さが、人間臭く、また、懐の大きさを感じさせる。  「諸君は昨日の専門家だったかもしれん。しかし、明日の専門家ではない。」、「国家は貴官を大学校に学ばせた。貴官の栄達のために学ばせたのではない。」  深い言葉である。小賢しい専門知識を振り回す者や、あさましい功名心を持つ者の心を突き刺すからだ。人間は誰しも、このような傾向を持つのだと私は思う(むろん、私もその一人である)。だからこそ、この言葉は私を惹きつけてやまない。    
司馬ファンからの叱責覚悟で反証
 司馬遼太郎さんの著名なベストセラー。司馬さんの歴史小説の痛快さは、ものごとを断定し、白黒を鮮明にする、独特の空想的歴史観にある。「読んで分かりやすく面白い」それが、司馬作品の魅力でもある。  しかし、これは小説だ。歴史書として読むと、創作部分に込められた、独創的な人物描写によって、我々は、誤った先入観を抱くことになる。  例えば、旅順要塞攻略戦を担当した第三軍、乃木司令官と伊地知参謀を、無能と決め付け、児玉将軍の超人的な戦術指導で、劇的に勝利した。作品は、そのように創作されているが事実ではない。  日露戦争当時、陸軍国ロシア帝国が築城した要塞は、驚異的な防御力を誇っていた。  1854年10月に、英、仏、トルコの連合軍17万5千が、黒海に突き出た半島に築城したロシアの要塞・セヴァストポリを攻撃。8万5千の守備兵力で守るロシア軍は、徹底的に抵抗し、連合軍側に死者12万8千名を強い、落城するまでに1年かかっている。  それから100年後、第二次世界大戦の1942年6月、ナチスドイツが、この要塞を包囲。1943年6月に落城するまで、ドイツ軍は、35万人の兵力を使い10万人が戦死。こちらも1年かかっている。  セヴァストポリ要塞に限らず、欧州の戦場では、ベルダン要塞攻略なども、攻める側に10万人単位の戦死が生じている。  司馬遼太郎は、旅順要塞を攻略した乃木大将を「正面攻撃をいたずらに反復し、無用の損害を出した」と描き、伊地知参謀とともに無能の軍人と断定している。  しかし、乃木大将が挑んだ、旅順要塞は、「セヴァストポリ要塞よりも強大」といわれているほどの防御力を誇っていた。  第三軍6万人で、6ヶ月かかって1万5000人が戦死。欧州の数字と比較すると、「乃木大将は、驚くべき最小損害で、短期間に旅順要塞を攻略した」といえる。この評価を裏付けるように、東京の旧自宅と乃木神社には、乃木将軍の偉功を知りたいと、今も欧州の軍人の参観が絶えることがない。  痛快な小説を生むことにかけては、天才的な才能を発揮した司馬さんは、「資料を読み解き、歴史を分析する能力にかけては、あまりにも無知無能だった」と思う。乃木大将と、我々日本人のために、そう伝えたい。
組織内部の《陰謀》が、組織を破滅させる。
戦争の存在に関しては、私は当然、否定的である。しかし、国際社会を生き抜くための力としての《軍事力》は、必ずしも否定できません。また、個人の人生を勝ち抜くためには、《戦略》的な視点や、具体的なスキルとしての《戦術》も必要です。そういう意味で言えば、日露戦争をテーマにした、この(第5巻)も非常に面白いです。特に、兵力の面で見れば楽に勝てるはずの戦いも、無意味な《権力闘争》や、組織内部の《陰謀》によって、簡単に負けてしまう所が非常に興味深いです。組織全体の利益よりも、自分自身だけの利益を追求する人間が、組織内部で陰謀を張り巡らし、最後には、組織全体が破滅に至る所などは、非常に《人間的》な愚かさを感じました。いろいろな意味で興味深い一巻でした。 (追記:全然、関係ありませんが、彼女と仲直りしました。こちらの方も、組織内部の陰謀のために、なかなか上手く行きません。とりあえず、仲直りできて嬉しいです。)
激戦!二〇三高地!
二〇三高地の激戦。 戦争の悲惨、無能幹部にひきいられる悲劇を描く。 戦場より遠く離れた軍司令部で、さも最上の指揮をとる風の参謀達に対し、 「無為無能の作戦によっていたずらに死なせてきたのはたれか」 「名誉ある勇士の死が迫っている」 「その姿をこの場にいる者で見た者があるか」 と痛罵する児玉源太郎。 「国家は貴官を大学校に学ばせた。貴官の栄誉のために学ばせたのではない」との叫びにぐっときた。 明治維新を成し遂げた日本人の気骨をみる思いだ。 それにしても、わからない者にはわからない。「参謀」たる哲学がないゆえか。 その指揮で死に行く部下達のことに思いをいたせない。 無意識に自分の考えに固執してしまう。 そして自分のために部下を使う形になる。 後の太平洋戦争の悲劇を感じる。 また、トルストイのくだりは感慨深かった。 後の「戦争と平和」執筆に通じる原点が書かれている。 「坂の上の雲」は「戦争と平和」も明確に意識しているのか。 (そういう論文を書いている方もあった) その意味でも、やはり、司馬遼太郎畢生の大作だ。
戦争の面白み
こんなに戦争が面白いものだとは思わなかった。 誤解を恐れずに言うけれど、本当に面白い。 こんなものだと知っていたら、学校での勉強はもちろん、戦争を知っている人からの話だって 若い人たちはもっと嬉々として聞くだろう。 悲惨なことはもちろん悲惨だし、人を殺すことがいいことだなんてもちろん思わない。 それが戦争という状況の中でも、哀しいことだとはもちろん思う。 飽く迄小説であり、この全てが絶対に寸分違わず事実だ、とは思わないけれど、 それにしても面白い。戦争のイメージも変わったし、日本の軍隊へのイメージも変わった。 まあこれがもっと近代の戦争であれば、ここまで面白いとは感じないのかもしれない。 武士道とか騎士道とか、そういったものが色濃く残っているところに感動するのだ。 命を顧みず突撃する勇猛さであるとか、敵将の遺体を勇猛さに感動して葬るであるとか。 休戦の日、敵軍の将と出会い、敬礼をし合って菓子まで貰うとか、 降伏すると決まったとき、この凄惨な戦いが終わったことを敵味方入り混じって抱き合い喜ぶ。 滑稽にすら思えるほどに純粋で、強く、勇ましく、道の精神に溢れていると思う。 国家から義務づけられたのでない限り、 人間は本来武器をとって殺し合うことに向いていないことを証拠だてるものであろう。 という司馬さんの一文があった。 本当にそうであろうか?と少し思った。 戦時下でも殺し合いをしたくない、と、それをしなくてはならない大義名分が終わった時 敵味方抱き合って喜んだというのに、 今の日本は、陰鬱な事件が多くて気が滅入る。 それはまあ、殺し『合い』ではないので、違うといえば違うかもしれないけど、 対等でないだけに余計に惨めで惨たらしい殺しだ。 そこには武士道精神も馬奇士道精神も微塵も無い。 私たちはここで振り返る必要があると思う。 でなければ本当に、日本はプライドも何も無いただの属国になってしまうから。 今でも結構充分なっているが。


おすすめ度

関連のオススメ商品
東京湾景 (新潮文庫)
悪人(上) (朝日文庫)
悪人(下) (朝日文庫)
最後の息子 (文春文庫)
パーク・ライフ (文春文庫)
パレード (幻冬舎文庫)
吉田 修一  
¥ 560(税込)
通常5~9日以内に発送
ジャンル内ランキング:2,625位  
カスタマーレビュー数:93

くちコミ情報
狂っているのは、自分か?
東京のマンションで、若い男女五人が気楽な共同生活。 他人として適度な距離をたもちながら、気が向いたときは一緒に飲んだりビデオを見たり、 悩みを相談したり。 一時期、リゾートバイトなどでシェア暮らしをしていたものとしては、とても魅力的な感じ。 ドラマみたいに、やたらと他人に干渉してアツくないのも良い。 楽しかった日々を思いながら、登場人物の誰かに自分を重ね合わせて共感していた。 そしてラスト。 少し変わっているけど正常だと思っていた自分(登場人物)が 「実は狂っていた」という事実。 どんな本を読んでも、その本の中で自分が正しいと思える人物を知らず知らずに見つけているもの。 それをいきなり否定される怖さ。 山本文緒の「恋愛中毒」を読んだときのような。 自分が参加して、踊って、行進している「パレード(人生)」は、 果たして本当に正常なのだろうか?
「わかる」の怖さ
映画を先に見ていたので、第5章はどこで「来る」かばかりを気にして結果ラストの怖さは些細なものとなったけど、やはり吉田修一の作品はある意味で腑に落ちる。それは「リアル」という言葉を使えば簡単に説明できそうな手触りであっても、その「リアル」さは最後に「うそ寒さ」へ変わることで読者を裏切る。他愛のないツッコミや気遣いのある(ように思える)言葉、そしてそれぞれが抱えている悩みや不安さえも読後はぺらぺらなものに思えてしまう。「ここにいたければ笑っていればいい」から、他人の悩みはめんどくさいものとして流される。 しかし、それにもかかわらずこの5人の生活感は愛おしい。「愛おしい」ということは、「わかる」ということ。あーわかる、の「わかる」。解説で川上弘美さんも言っていたように、この小説の怖さは自在に変容する。その数ある怖さのなかでも打ち捨てておけないのは、同じ部屋に住んでいる人間の重大な行為を「めんどくさい」で片付けられてしまう人たちの気持ちや生活を「わかっ」てしまうことではないか。 吉田修一はほんとに、いそうでいなさそうで、実はいそうな人間を描くのがうまい。
最終章が残念。
若い男女が、恋愛関係なしに共同生活をしているけれど、 表面的なつきあいで、淡々としている、という、現代のフツーの人の孤独を 描いた小説かと思ったら。 最終章は何でしょう。ここで一気に特殊な人の話になってしまう。 小説としては、淡々とした内容だけでは面白みにかけ、表面的なつきあいの裏には、 こんな部分があるのだよという、衝撃的な最終章が必要だったのかもしれないけれど、 ついていけなかった。 最終章のせいで、フツーの人たちの話では なくなってしまうのが残念だった。
共感はできない
人と人とのつながりのなかで、近すぎない関係の中で生まれる「無関心」。 同じ空間を共にし、兄弟のように接して軽口を叩いても、彼らのあいだには、心地いい無関心が流れている。 でも、そんな無関心は、実は心地いいものなんかではない。 とても、恐ろしいものだ。 登場人物の年齢層は10代〜20代。 主人公の彼らはそれぞれ闇を抱えていて、どこかしら私たちとつながる部分を抱えているようにも思える。 けれど、この小説に描かれている人物は、あまりにも軽く、薄っぺらいし、陳腐だと思う。 ゲームの設定のように現実感が無い。 少なくとも私はこの小説の登場人物のように、現実感のない、心の触れ合いのない人間関係は築けない。 全く共感できなかった。 だから、もしこの小説が現代の若者を揶揄しているなら、私は「違う」と言いたい。 こんなにも、触れ合いのない、つめたい外面だけの関係など、いらない。 読み進むのが苦痛なわけではなかったが、読後は不快だった。 ひとつのメッセージ性を持った小説であるとは思う。上手いやり方でそれを浮かび上がらせているとも思う。 けれど、陳腐な寸劇を見ているような、入り込めない現実味の無さが、私には合わない小説だった。
下手なホラー作品より、よっぽど怖いです
映画キッカケで読みました。 映画はラストが原作以上に観客に対して 丸投げされていたので、スクリーンに映る 登場人物たちの表情が、無機質で怖かったのですが、 原作も十二分に怖くて、読み終わったとき、恐怖のあまり鳥肌が立ってしまいました。 私も大学生時代に 男4人のルームシェア経験があったのですが 当時の人間模様を思い出してしまいました。似ている部分もありました。 なお現在進行形で、 ルームシェアをされている人は 相手に対して不信感を抱く可能性が ありますので読まないほうがイイかもしれません。 それほどまでにリアリティに溢れている証拠、褒め言葉ですよ(笑顔)


おすすめ度

関連のオススメ商品
トワイライトIII 上 (ヴィレッジブックス)
トワイライトIV 上 (ヴィレッジブックス)
トワイライトIV 下 (ヴィレッジブックス)
トワイライトII 下 (ヴィレッジブックス)
トワイライトIV 最終章 (ヴィレッジブックス)
トワイライトIII 下 (ヴィレッジブックス)
ステファニー ・メイヤー 小原亜美 (翻訳)  
¥ 777(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:3,046位  
カスタマーレビュー数:5

くちコミ情報
ジェイコブの野性的で逞しくまっすぐな所が好きです!
いよいよ話が盛り上がって面白くなってきました!私は、この巻でベラの自分の事しか考えてない様な態度に時々腹が立つ事が在りました。結局はエドワードもジェイコブも彼女は愛しており両方失いたくないって思ってるんですね。エドワードは確かに理想の王子様の様なイメージですが、ジェイコブも成長して来て野性的で逞しい肉体をもちまっすぐな愛をぶつけて来て魅力的。ジェイコブとのテントの中でのキスシーンもなかなか良くて何度も読んじゃいました?女性なら誰でもジェイコブみたいな逞しい男性に引かれてしまうのもわかります。私も初めはエドワードファンだったのですが、だんだん成長して逞しくなるジェイコブのファンになりました。結局ベラはジェイコブも愛してるって訳です。ベラはどうしようもない魔性の女。羨ましい〜。ビクトリアの一団を狼の群れとカレン家の吸血鬼たちが手を組んでやっつける所も超面白かったです。次はどうなるのか早く4巻も読みたいって感じです。
ぜひ読んでほしい!!!!!
レビューをつけるのが遅くなりましたけど、 3巻上下、本当に待ちに待ってましたよー。 やっぱりトワイライトの魅力を語るには主人公のヴァンパイア、エドワードとベラの恋愛模様が必要不可欠です! ヴァンパイアと人間の恋の物語(日本で言うと特殊な設定という感じがしますよね??)ということを忘れてしまうくらいに のめり込めます。のめり込んじゃいます!!人間の女の子、ベラが家族や友達の問題で悩むところなんかも共感しちゃいます! ヴァンパイアという主人公の設定に引いてしまっている方も、全然違う角度から読んでいくことができるし、 本当に珠玉、究極のラブストーリーです!!
翻訳には期待はずれでがっかり
英語でシリーズ全巻読んだ後、日本語訳でも読み始めました。 私自身、TwilightとNewMoonの翻訳には問題なかったんですが、Eclipseの翻訳にはがっかりさせられました。 はっきり言うと、翻訳の小原亜美さん、キャラクターの性格、分かってないのでは…?と思わされました。 エドワード、ベラ、ジェイコブの三人にとって人生の大きな分岐点となる大切な三冊目なのに、原作のエッセンスが翻訳では失われていてがっかりです。 もう一度英語で読み直して気を取り直そうと思います。 この分でいくと、4冊目(B eakingDawn)の翻訳もあまり期待しないほうがいいみたいですね、残念ながら。 でも本自体の評価は五つ星です。翻訳は…二つ星弱。
はらはらさせるわぁ〜
ベラとエドワード。 共に生きる決心をして、ようやくハッピーエンドに近付いた…と思ったのに。 ジェイコブの真っ直ぐな想いはベラを苦しめる。 ベラのジェイコブを思う気持ちは本当に友情だけなのか。 一度に二人の人間(狼男と吸血鬼だけど)を愛することは出来るのか。 エドワードの愛は「究極」って感じ。 ベラが幸せになるためなら、なんでもするって。 ベラがいつも幸せでいられるなら、自分のことはどうでもいいみたい。 もしもベラがジェイコブを選ぶなら、それでもいいと言いながらも、 ジェイコブが近くにいるのを知りながら、 ベラにプロポーズしてOKしてもらった夜が一番幸せな夜だったと言ってみたり。 ベラのことが好きで好きでたまらないのだろうな。 そんな風に愛されてみたいと思いつつ。 次巻が待ち遠しい。 それにしても。 ジェイコブはどうなってしまうのだろうか。 ベラは何時、変身してしまうのか。 あぁ、続きが気になる。
2人
2人も同時に人を好きになることってあるのでしょうか。 他人が聞いたらあまり良くないように聞こえますが、 決してわるいことではないと思います。 そもそも人を好きになることに理由をつけるほうが 難しいですよね; 問題は本人がどうするかで、ベラはきちんとけじめをつけて 自分のもっとも愛するひとを選んだことがすごいことだと思います! 個人的にジェイコブより俄然エドワード派だったので 最後は大満足です(^ω^)!


おすすめ度

関連のオススメ商品
デュラララ!!×4 (電撃文庫)
デュラララ!!×2 (電撃文庫)
デュラララ!!×5 (電撃文庫)
デュラララ!!×6 (電撃文庫)
デュラララ!! (電撃文庫 (0917))
デュラララ!!×3 (電撃文庫)
成田 良悟 ヤスダ スズヒト (イラスト)  
¥ 683(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:8,751位  
カスタマーレビュー数:8

くちコミ情報
皆、いい味出してましたね
紀田くん、かっこよかったな…というか、よく頑張った!!! 今回のはなしの焦点は、帝人、杏里、正臣の3人にあてられていて、そのなかでも正臣の過去にふれた部分が印象的でした。 すれ違う3人の思いと、それを操り展開を楽しむ黒幕臨也… それぞれのキャラが自分達の持ち味を発揮する、私にとっては結構お気に入りの巻です。 最後のエピローグは全体的に重かった本編を(まぁいつもそうなのですが…)ちょっぴり明るくさせてくれました。 3人のことに関してはこの巻でいったん落ち着くので、次巻からは本来主人公であるセルティの活躍に期待ですね。 長々と、失礼しました。
少し物足りなさも感じる
2巻を読んですごく続きが気になりました。 ダラーズと黄巾賊と罪歌がどうなっていくのか!? 設定も展開も面白いけれど急ぎ足な印象があり、少し物足りないかな…という印象でした。 しかし、エピローグは心温まりましたし、今後が気になる作品です。 人、ラブ!!な方は是非一読を!
狂狂渦巻いてる
登場人物皆さんが狂ってらっしゃいますね。そしてそれぞれの思惑が渦巻いてます。それぞれ浅い思惑、深い思惑ありますが皆さんそれらの思惑に絡め捕られております。三巻。余り評価は高くないですが私は好きです。この巻はある種の転換点です。必読です。そして私の主観ですがデュラララ!!の中でヒーローとは誰かと疑問を持った私は帝人はもちろんセルティでも静雄でもなく、門田だと思う今日この頃でした。
う〜ん…
あまり面白くありませんでした。 どうにもありきたりな展開、子供っぽい内容で一巻のようなワクワク感がありませんでした。 それぞれのキャラクターが物語に関わってはくるのですが、もうあらかじめ役回りが決まっているという感じで面白味に欠けます。 個人的にはどんどん人間臭くなっていくセルティが好きです。 ドジッ娘セルティ(笑
お、重ッ
まず、小説の厚さにびっくり。前回の終わりに「どーなるの!?きっとぐちゃぐちゃになるんよね!?」と思ってましたが、臨也はヒューイさんを思い起こさせる期待以上の黒幕っぷりにに大満足★(正直私の軽い頭では本当の黒幕が臨也さんなのかネブラなのかヒューイさんなのか、その誰でもないのかまったくわかりません!!) 遊馬崎&狩沢、シズちゃんファンなので次回作での活躍・・・というか黒い盛り上げっぷりに期待してます♪


おすすめ度

関連のオススメ商品
ブラックペアン1988(上) (講談社文庫)
イノセント・ゲリラの祝祭 (下) (宝島社文庫 C か 1-8)
イノセント・ゲリラの祝祭 (上) (宝島社文庫 C か 1-7)
夢見る黄金地球儀 (創元推理文庫)
ジェネラル・ルージュの伝説 (宝島社文庫) (宝島社文庫 C か 1-9)
ブラックペアン1988(下) (講談社文庫)
海堂 尊  
¥ 440(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:10,587位  
カスタマーレビュー数:7

くちコミ情報
クールな表紙と納得の結末
クールな表紙が気に入って購入しました。 私は他にも海堂さんの作品をいくつか読んだことがありますが、 比較的当たり外れの多い作家さんだという印象を持っています。 言い換えれば、作品によって明確なテーマ性があって雰囲気が 全く異なるということです。(だから批判ではなく称賛です) その観点で言うなら、本作は(私個人にとって)当たりでした。 理由をいくつか列挙します。 ・メインの教授、講師、医局員三人が非常に魅力的で、単なる  医療ドラマに留まらないエンターテイメント性を感じる。 ・他の方がレビューで書かれているように、ミステリー要素は  さほど高くないものの、それは上巻の引きが絶妙なためだと  思われる。(著者の出世作がミステリ仕立てだったのもある)  ただ、確かに二分冊にする必要は感じない。物語も連続的。 ・医療専門家が説法口調で説明するのではなく、あくまで現場  の人間たちの会話として、専門用語を自然に物語の中で使用  している。私は医療知識ゼロですが、十分楽しめました。 ・目を引く印象的なタイトルが、納得の形で物語の終焉を飾る。  この小説の題名は、これでしかありえない。 以上です。繰り返しますが、私個人にとっては"当たり"でした。 私は著者の作品ではチームバチスタ、ジェネラルルージュ、辺り が好きです。購入の参考になれば幸いです。
悲しい物語
世良と花房のちょっとした恋物語があったわけだが、問題はそこじゃない。 ブラックペアンにまつわる誤解とその悲劇。 そして渡海先生ののらりくらりとしながらも溢れだす反抗心。 解説に単語が出てきて思い出したけど 渡海先生は性格悪いブラックジャックみたいな人だな
医療現場の臨場感
ラストでブラックペアンが重要な意味を持ってくる。 やっぱりミステリー色はない。ストーリーはシンプル。 しかし医療の専門用語がたくさんちりばめられているのに、気にならないスピード感は抜群。著者のバチスタシリーズでは最も早く読み切ってしまった。 病院の現実を描いた著者らしい作品だったと思う。 やはり気になったのが文庫で上下巻だったこと。このページ数なら一巻分でいいのでは。
面白さは「チームバチスタの栄光」を凌駕するか!
この作品そのものの躍動感は素晴らしい。一気に読ませる作品に久し振りに出会った。おまけに「チームバチスタの栄光」の登場人物の来し方を覗き見る楽しさもあり、読了感も爽やかである。楽しみながら医療制度の抱える問題に思いを馳せることになるのは、この作者のいつもの手腕であろう。いや面白かった。
青春小説
まず、ミステリーではありません。 一応、栄光に包まれた教授と新任の優秀な講師、凄腕の万年ヒラ医局員という 対立軸が設けられていますが、結末はまぁ予想通り。 田口先生や、ジェネラル・ルージュの速水先生、花房看護師、 それに藤原さんや猫田看護師の若い日を描いた青春小説です。 シリーズでよく語られる田口先生が手術で血を見て卒倒するエピソードも描かれています。 まぁ、『ジェネラル・ルージュ』未読の方は楽しめないかもしれません。 「IVHって知ってるか?」とか食道吻合器を使うべきかという議論とか 時代を彷彿させる記述も楽しいです。 ただ、大きな活字でこの薄さなのに分冊にするのはヒドイ、ということで星一つ減点です。


おすすめ度

関連のオススメ商品
罪と罰 (まんがで読破)
戦争と平和 (まんがで読破)
赤と黒 (まんがで読破)
ファウスト (まんがで読破)
リア王 (まんがで読破)
カラマーゾフの兄弟―まんがで読破
ドストエフスキー バラエティアートワークス  
¥ 920(税込)
通常2~5週間以内に発送
ジャンル内ランキング:2,058位  
カスタマーレビュー数:22

くちコミ情報
三人兄弟はブーフーウー
強欲で女たらしの地主フョードル・カラマーゾフの息子は3人兄弟、 長男ミーチャは遊び好きで女好きなの乱暴者である 次男イワンは頭脳明晰な無神論者、感情に動かされない男である。 三男アリョーシャは神に仕える純真無垢な青年、修道院暮らしである。 ある日、 父フョードルが殺害される。そして… その事件をめぐる裁判をがはじまる。 て、この3人兄弟まるでブーフーウーのようである。 文学は模倣によって発展し,模倣によって陳腐化してゆくんだなあ
なかなか良くまとまっている
たしかに、原作を読んだ人には軽すぎることに物足りなさを感じることだろう(特にゾシマ長老の部分)、しかし単純に考えてカラマーゾフのような長編小説を一つの漫画として描いている分には十分よくまとまっていると思う。 ハッキリ言ってこのシリーズは名作の大まかな内容を読みやすくしているのが目的なんだから、そんな原作と比べるのは無理があるに決まっている。 私は原作の方は途中しか読んでいない身なのであまり偉そうなことは言えないが、こういった物があるのはとてもありがたいと思う。
感動した
複雑なロシア文学、あえて理解したかったので簡単な漫画で読んでみました。しかし、内容は十分に伝わりました。兄弟愛と欲との葛藤。素晴らしい描き方だと思いました。ぜひ、小説で読みなおしてみたいです。
わかりやすい
複雑はロシア文学を撃破するのは難しいと思い、あえて簡単な漫画で読んでみましたが、十分伝わってくる内容でした。人は欲を出せばきりがないもの、大切なものはやはり愛。複雑な人物構成、兄弟愛や憎しみ、まずは簡単な漫画で理解してから、親しむのもいいかなと思いました。
一つのマンガとして
あの超大作をわずか1冊の漫画にしたわけですから、おおくの省略とそれに伴うつじつま合わせで、 実際とは違うところは結構あります。当然ですね。 一度このギャップが分かれば、原作を読んでいない同シリーズのマンガを読む気にはなれません。 もし原作(小説という意味で)を読む気が少しでもあるならこれは読まないほうがいいと思います。 というのも、登場人物の顔形や"キャラ付け"の先入観ができてしまうとおもうので。 一度小説を読んだ人も読まないほうがいいと思います。 自分の妄想力でつくった登場人物の顔とかのイメージが崩れますよ! 例え、ドストエフスキーがイメージしたのが自分の創造したのよりマンガのほうが近いとしても、 やっぱ残念です。 それでも読みたいと思う人は、 あくまで一つの漫画としてa comic として、これが有名なカラマーゾフの兄弟か!! とかあまり意識せず軽い気持ちで読むべきと思います。 これを読めば、30秒くらいはカラマーゾフの兄弟について語れるようになると思います。


おすすめ度

関連のオススメ商品
不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か (新潮文庫)
オリガ・モリソヴナの反語法 (集英社文庫)
魔女の1ダース―正義と常識に冷や水を浴びせる13章 (新潮文庫)
ロシアは今日も荒れ模様 (講談社文庫)
打ちのめされるようなすごい本 (文春文庫)
嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)
米原 万里  
¥ 580(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:5,679位  
カスタマーレビュー数:61

くちコミ情報
もう一度読み返したい
民族闘争や政治、戦争、いろんなことがいくつも重なる時代を一生懸命にいき、子供なのに大人にならざるを得なかった子供たち。。自分がいかに小さな世界でぬくぬくと生きているのかと思い知らされ、知らないことを恥ずかしく感じさせられました。
時代と国境を越えた絆
少女時代にプラハのソビエト学校に通っていた著者によるノンフィクション。 旧友との再会や'60年代以降のヨーロッパの歴史がテーマになっており、シンパシーや理解力といった点で読者を選ぶ作品と言える。
ヨーロッパは地続きである、という実感
誰にでも学校時代があり、それを懐かしむことはあるけれど。 米原さんのように、プラハからの帰国子女、かつ9歳から14歳までの多感な 時期を、旧ソ連の子女が通う学校(現地人の学校ではない)で過ごす、という 経験をした日本人は滅多にいないだろう。 旧ソ連の社会主義崩壊がきっかけとなって、1990年代、米原さんはかつての 同級生の消息を尋ねてゆく。 それは単なる再会にとどまらない。 ギリシャ、ルーマニア、旧ユーゴという出身地を持つ3人が、歴史の変化により 人生を左右され、それでもなお淡々と、あるいはしたたかに生きる現在の姿を 直視することでもあった。 地続きのヨーロッパ。 イデオロギー、民族、育った土地、国籍とは一体何なのか? 米原さんの弱者に対する優しさ、妥協しない姿勢、そして生けるものに対する 慈しみとともに、それを考えさせられる。
三色に塗り分けられたかつての同窓生、そしてロシア国旗
 米原万里氏の死は早すぎた。世界は社会主義の崩壊を見た多感な少女の目線を永遠に喪った。  「リッツァの夢見た青空」「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」「白い都のヤスミンカ」 この三色は、ロシア国旗の色では、「忠実」「勇気」「高潔」を表す(意味には諸説ある)。  祖国ギリシアに強い憧憬と望郷の念を持っていたリッツァは、ドイツで暮らしている。 故郷は遠くに在りて想うもの。帰ってみれば、相容れない習慣や価値観がある。 異国でも、自分を必要とする人や、忠実な友がいる。彼女はそれこそを故郷とする。 そして、たとえ今いる場所が曇り空でも、確かに故郷の青空と繋がっているのだ。 衛星放送のアンテナが、力強くそれを証明する。  ルーマニア人のアーニャは嘘をつき、その嘘を自ら信じ込む。矛盾や相違は見ないふり。 というより見えない。知識は彼女に新たな目線を与えるものではなく、目隠しにだけ利用される。 「国境なんて意味がない」と言いながら、「私の中のルーマニアは10%、90%はイギリス」などと、 国境に縛られまくりの発言をする。自分の恵まれた環境を自覚せず、母国の遅れを蔑む。 著者は心中の異議を口にしない。アーニャには現実を見る勇気が無いから。 嘘で塗り固めた幸せでも、アーニャは曲がりなりにも幸せなのだ。  ユーゴスラビア出身のヤスミンカは、聡明で達観した少女だった。客観性を、恥の意識を持つ稀有な少女。 著者と少数派である悩みを打ち明け合い、無二の親友になる。 社会主義から冷遇された母国は、更に国家の分断、民族や宗教という寸断に晒される。 しかし彼女は、大統領の娘という立場に対する逆差別と闘いながらも、己の信念によって高潔に生きる。 結局、国家や民族や宗教を形作るのは、個人なのだ。少なくとも根本的には、個人である筈だ。  ソビエト学校という組織の中において、多種多様な人物に邂逅した米原氏。 それらの細かなエピソードを掬い取り、この作品にまで仕上げた鋭く柔らかな感性。 あまりにも早く、その目は閉じられた。しかし彼女の作品は、永遠に人の胸を打つ。  「ロシアでは才能はみんなのもの。妬み引きずり下ろすものではない」 世界中の国々が、人々がこうであったら、人類はもっと早くより良い世界に住めるだろう。
中欧・東欧のお国柄
著者の趣旨とは反するのかもしれないが、著者の友人三人の人となり、行動、成長ぶりがいかにも中欧・東欧の各国の個性を反映しているように思えるところが面白い。社会に根づいた貴族制度(平等の軽視と格差の容認)というのは社会主義革命程度では消え失せないと思った。これは中国も同じですね。 最も複雑で陰影に富んでおり日本人には理解が難しいのが旧ユーゴスラビアだろう。旧ユーゴのイスラム系インテリ家族の気高さ、芸術への感性、悲喜劇は印象に残る。
42,273ページ中 47ページ目を表示しています (461470件)
«Previous | 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 | Next»

新着書籍情報をメールマガジンで配信していますバックナンバーはこちら...
E-mail :

このサイトはAmazon Web サービスを利用して作成しています。