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【くちコミ情報】
万葉集にふんわりと包まれるひとときです
万葉集の歌は、技巧も装飾もなく素朴です。 ゴテゴテした日常に疲れやすい現代人には心休まる歌を見つけやすいように思います。 清川さんが愛情こめてガイドしてくれています。 難しい言葉を連ねた解説書ではないので、楽に古典に入っていけます。 清川さんの著書はほとんど読みましたが、数ある著書のなかで「清川妙の万葉集」が最も読みやすく、気に入りました。
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【くちコミ情報】
惹きつける何かがある
中学生のころ徒然草の原典を読破しようと試みて挫折した人にとって、徒然草の価値を再確認させてくれる一冊。著者が予備校講師ということも含めて、古典嫌いの高校生におすすめします。
兼好のような複眼的思考で生きてゆきたい
兼好法師はものごとを多面的にとらえ、複眼的思考のできる人。世間という魔物の正体を観察したり、疎み疎まれずに人とつき会う極意を示したり、あれもこれもの欲望を捨て、わが身を内から支える品性と教養を高めていく。情報社会という流れの速い岸辺に立って、呑み込まれる危険と取り残される不安で、板挟みに葛藤する現代、賢者の知恵がつく「大人の古典」徒然草の作者に倣って、絶妙の呼吸で生きてゆきたい(雅)
味わって読む、スルメみたいな書籍
はじめの方はスルスルと通り抜けてゆく軽いエッセーのような感じで、 読み進めてゆくうちに思わず背筋を正す内容になっていった。 人が生きてゆくときに迷ったり悩んだりして苦しむその中身は 時代が違っても、それほど変わるものではないのだなあと思う。 だからこそ、古典を読む意味があるのだろう。 さすが一流の教育者。たとえ話が絶妙にうまい。 この本の楽しみ方は、いくつかあると思う。 1 さらりと読む。 2 イラストも楽しみながら、じっくりと読む。 3 『徒然草』や解説書を手元において、見比べながら読む。 4 自分自身が原文を読んで、荻野氏が『徒然草』を読んでイメージしたものとはまったく異なるたとえ話を考えてみる。 5 目次や章扉を読んで、自分に活を入れる。 おまけ カバーを外して表紙を読む。
少し年を食ってくると日本の古典も味わえるのかも
高校生の頃、古典という「科目」は全然出来なかった。 それは、古典文法からはじまり、何でこんなことを覚え なければならないの?というとまどい(現実逃避?)の 域を出られずに終わった。何も理解できなかったし関心 ももてなかった。 p この本を手に取ったのは、昔「マドンナ先生」と呼ばれてた著者の名前 があったから。 気軽な気持ちで読み始めたが、とても共感できる内容で あった。日本人の原点みたいな考え方がたくさんある。 「勝ち組」「負け組」といった価値観ではなく、「よく生 きる」とはどういうことかと言ったことが、堅苦しくない 文章で伝えられている。
人のふり見て我がふり直せ、そんな言葉が盛りだくさん。
予備校で古文を教える著者が解説した「徒然草」であるが、原文を読んでも考えさせられるものだが、これは現代風な著者独自の解説がおもしろかった。 著者も語っているのだが、人生も折り返し地点を過ぎるとしみじみ「徒然草」の言葉が染み込んでくる。 p 難解な原文を受験生の立場から理解できるようにした解説は逸品である。あらためて、そうか、この文章はこう読むのかと思った次第である。 少し、生き方に迷った方、多忙な日々の中で心に隙間風が吹いている四十台の方に読んでいただきたい本です。
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