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¥ 1,995(税込)
通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー数:7
【くちコミ情報】
価格と内容で評価しました。
この価格でお手頃に手に入る物としてはセレクション的にも、大きさ的にも満足いく物です。
色彩の鮮やかなこと、実に素晴らしいものがありました
思っていたよりもずっと見事な『動植綵絵(どうしょくさいえ)』の三十の絵に、惚れ惚れさせられました。色遣いの鮮やかで華麗なことは、目を見張るばかり。いくつかの絵の幻想的な風情、目くるめくたゆたう浮遊感もよく感じられて、伊藤若冲(1716-1800)畢生の名品を、存分に堪能することができました。 絵の部分を抜き出して、原画サイズになるのかな? 拡大して掲載されていたのが有難かったですね。若冲の色彩感の素晴らしさ、いのちの煌めきの不思議ななつかしさが、手に取るような感じで伝わってきて、目を奪われましたよ。描かれてから二百五十年近くも経つというのに、これほどの鮮やかな色を保ち続けているのが、何かの魔法のように感じられてなりませんでした。 『動植綵絵』三十の絵のなかでも、海の幻想博物誌風の「貝甲図(ばいこうず)」、虫たちの饗宴の風雅な趣にほのぼのさせられる「池辺群虫図(ちへんぐんちゅうず)」、エロスとエキゾチシズムとファンタジーの三位一体にくらくらさせられた「老松白鳳図(ろうしょうはくほうず)」、こぼれ落ちんばかりの白梅の花と不気味な枝ぶりの妖しさにぞくぞくっとした「梅花小禽図(ばいかしょうきんず)」、この四枚の絵が殊に気に入りました。 『動植綵絵』に続いて収録された『菜虫譜』の絵も、こう拡大して見てみるってぇと、何とも言えない風雅の妙が感じられて、気持ちがほっこりと和みやすね。 若冲の絵に惹かれた貴方でしたら、この値段は決して高くないですよ。おすすめの画集。
樹花鳥獣図屏風が欲しかった
2000年8月20日リリース。合衆国中部に住む一技術者と自称するジョー・D・プライス氏の眼力が今の伊藤若冲評価の始まりであるというのは識者の一致するところではないかと思う。氏が初めて日本を訪れた昭和38年当時伊藤若冲は日本人批評家たちには全く評価されていなかった。しかし、ジョー・D・プライス氏は己の眼力を信じ収集に努めた。昭和45年秋、京都御所の曝涼の折に『動植綵絵』三十幅が全てかけられた時、京都国立博物館の白畑よし氏の助力でこれを見ることが出来たプライス氏が男泣きに泣いたというのは有名な話だ。 本書では静岡県立美術館所蔵の『樹花鳥獣図屏風』があまりに小さく残念だった。今や宇多田ヒカルのPVにまで登場するこの絵こそ伊藤若冲の代表作だと僕は思う。これが入ればほぼ満点。それでも手法・年譜など良くできていて素晴らしい。
本書を通じて、自分なりに魅かれる理由がわかった。
昔テレビで伊藤若冲の特集を見て好きになったにわかファンなので、若冲の美術史における位置づけや周辺作品には詳しくない。それでもずっと作品が記憶に残っているのは、彼の作品の中にある何かが強く見る者の心に訴えかけているに違いない。 最初は、それがリアリズムにあるのかと思っていた。彼の描く鶏に使われている原色にあるのかと思っていた。 しかし、この作品集の絵と解説(この解説が良かった)を見て、若冲の作品に魅かれる理由が自分なりに理解できた。 最大のヒントは、構図が非現実的なことだ。単なる写生画とは根本的に違っている。 非現実な構図の中にリアリティーのある動植物が描かれているので、より一層幻想的なイメージが強くなっている。 また、リアリティーを持って我々に迫ってくる動植物でさえも、実物を見ないで描いたものもあるようだ。 自分がリアリズムと錯覚していただけで、実は伊藤若冲の心の世界を見せられていたわけである。 本書においては、絵そのものを紹介するとともに、絵から動植物だけを抜き出してアップにしたものも何点か掲載しているので、今述べたような点を強く意識することができる。 B5版程度の大きさなので、通勤時にも眺められるかと思っていたが、混雑していてなかなか難しい。そこで、作品集の中から特に気に入った部分をスキャンして、携帯の待ち受け画面に使用している。ちなみに最も気に入っているのは、「老松鸚鵡図」のオウムちゃんのアップである。
絵の中の生命
写真よりもリアルな、生物がそこにいる存在感。絵の中の生命。神業と言える精密さ。 若冲の絵の素晴らしさは生きとし生けるもの全てに対する思いやりが卓越した観察力となって細密な描写で表されている事だと思う。 美しい鳥や植物だけでなく、魚や貝殻、普通の人は嫌がるような小さな虫の1匹にまで生命の息吹きが吹き込まれ、絵の中に存在するのだ。 p 彼が肉用に売られていた雀を可哀想に思い、全て買い取って庭に放してやった話にも頷ける。 p と、まあ、若冲の素晴らしさについてはここで語るよりも実際に見てもらうのが1番なのだが、私が言える事はこの本はそんな若冲の虜になってしまった人達にオススメな本だという事である。 p 若冲の本も色々ありますが(例えばとにかく豪華なもの、手頃で携帯性に優れたもの、おしゃれな装丁のもの)これは「若冲の本が欲しいのだけどどれを買ってみたらいいか分からない」人が最初に手に取るにはオススメの1冊。 収録されている作品数も多いし、解説も素晴らしい。そして値段も良心的。
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梅 佳代(写真)
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【くちコミ情報】
ちょっと微笑みたくなる
何故、この写真を撮りたいと思ったか、それを感じる写真の数々。 可愛い、可笑しい、こんな写真のベストショットたち。 日付入りであることも、身近さを感じさせる、優しく楽しい写真集。
時代ニーズにマッチした、独特のセンス
ゆるく、間の抜けた、それでいてシャープで瞬間的な 独特の味を出している写真集。写真家のセンスというか 才能というものが感じられる一冊です。肩肘張らずに、 気合を抜いて、さらりと観れるところがこの写真集の 魅力だと思います。写真というものには、笑いのセンスの 才能も活かされるんだなぁとしみじみ実感しました。
大丈夫か?日本、、、
写真としては勢いがあって個人の趣味、アルバムとしては非常に良いと思う。 しかし、この様な写真を一時的であっても芸術の領域で評価している日本の写真界、メディアはどうかと思う。世界に胸を張って発信出来る木村伊兵衛写真賞作品なのか? 一時的な商売としては成功したのかもしれないが、、、こんなことばかりだと、、、 こういったケースだけが理由ではないが、才能あるアーティストが海外での成功を夢見る理由が良く分かる。
爆笑写真群
子供を中心におもしろい決定的瞬間を撮った写真。 ぱらぱらめくっているだけで、 思わずくすりと笑ってしまうものも多い。 写真のごたくを並べる前に 写真をぱっとみて笑えるこの写真集は 写真の質がどうのとかいう問題の前に 素直に楽しめる本です
細かい突っ込みどころ満載
日常の面白さに気付ける一冊。 何てことない日常の一コマなのに 突っ込まざるを得ないすばらしき状況。 その状況を写真の形で切り取れるセンスの良さ。 何回見ても笑ってしまいます。 繰り返してみると細かい突っ込みどころ満載です。 「自分の目がカメラだったらな〜」 と思う瞬間が詰まってます。
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カスタマーレビュー数:5
【くちコミ情報】
ブラックモア氏のゴシップ的側面に興味がある人は楽しめます。
この本は、この本の作者コリンハート氏が1971年ディープパープル第2期から、その後レインボー、またディープパープルにツアーマネージャーとして2000年に病気を理由に突然クビになるまでに体験した事をありのまま記した239ページからなる、読み応え満点な本です。 そしてこの本の話題の中心は、いわずと知れた、神様・ブラックモア氏です。昔はインターネットとかなかったので、月1回の雑誌でその人となりを知る程度だったから、ブラックモア氏の奇行、わがままぶりはオーバーなものだと思っていたのですが、この本を読んだら、それは事実、否もっと凄いものだというのが分かりました。少し挙げるだけでも・クルーを裸にして駅に放り出す・ローディーをフィルモグにけしかけてケンカさす・ホテルが気に入らないと一堂全員他のホテルへいかそうとさせる・ホテルが苦情を言ったら、怒ってアンプを地面に向けてフルボリュームでギターを弾く・レコーディングスタジオに幽霊が出る城を借りさせ、皆怖がってる中、ポルターガイスト現象を喜ぶ・人がうまくいってると気分が悪く、困ってるとすごく嬉しい等これ以外にも、まだまだとんでもない行動が書かれています。勿論一番気になる頭髪のことも、しばしば登場します。 それ故にブラックモア氏がディープパープルをクビになった後の内容は平和そのもので、あまり面白くありません。他のメンバーとも色々あったようですが、それが消し飛ぶぐらいブラックモア氏の存在が凄かったということです。 ただ、そんなブラックモア氏も作者氏の両親にはすごく優しかったようで、それ故に作者氏もブラックモア氏に対しては、愛憎入り混じる、兄弟のような感覚だった模様です。故に筆者氏が12年ぶりに別人のようになったブラックモア氏に出会った時の件は、最初からずっと読んでいるとある種感動的ですらあります。しかしブラックモア氏が普通の人だったらここまでの内容にならなかったであろうというのは、皮肉な話ではありますが・・ 以上のように、ブラックモア氏関連のゴシップ的な部分に興味がある人は面白い本だと思いますが、他のメンバー、本業の音楽的部分の突っ込んだ話を期待する人には、あまり面白くない本だと思います。
興味深い内容
ディープ・パープル、レインボーのツアー・マネージャーを長年務めてきたコリン・ハートの著書。リッチーの身近にいた人なので書かれているエピソードはどれも真実味があり、面白い。もっとも「冷酷組織の真実」ってのは大げさすぎるタイトルだ。 写真についてはレアな写真が多く、笑顔(!)のリッチーの写真は貴重だろう。
音楽と人間性は別
私はリッチーの音楽が好きなのであって彼自身がどんな人間かということには興味がない。この本を楽しめるのは私同様そういった考え方の人だ。音楽のみならず人間としてのリッチーも尊敬している、という人は読まないほうがいい。ここに書かれているメインテーマは人間失格とも言えるリッチーの振る舞いだから。無論内容は著者の視点、記憶(あるいは思い込み)によって書かれているので全てが真実かどうかは知りようがないが、その内容は非常に信憑性に富んでいる。 再結成DPからリッチーが脱退した後の記述は少々退屈。物事が平穏に進んでいるところにはドラマがないということか。
飽きずに一気に読める
ツアーマネージャーと云う仕事がどの様な事なのかが綴られており、暴露的な内容も含んでいるが、 あくまでもハート氏が見て・感じた回想録で氏のプライベートも絡めながらユーモアを交えて記述されてる。 氏は、レインボーのDVD『ライヴインミュンヘン』のボーナス映像にも登場するのでご存知の方も多いだろう。 パープル、レインボーのファンの多くは、今40代前後の方が多いと思うが、 まさに邦題の通りの冷酷組織の中で働く氏の姿は、所々で今の自分(僕も含めて)と兼ねてしまわれるのではないだろうか? 又、掲載される写真の数々は、「オフ」の表情を写し出しており、非常に貴重且つ楽しい! ブラックモアの奇行には、正直、少々引いてしまう箇所も・・・。 僕の大好きな2バンドを長年に渡って、誠意と献身(自己犠牲?)で支えてくれた氏には、心から感謝したい! この本を購入するファンは、『ブラック・ナイト/リッチー・ブラックモア伝』も購入されている方が多いハズ。 本の開きと大きさは、それに併せて欲しかった。
コアなファン向けです
期待していたのですが、正直なところ内容等たいしたことないと感じました。基本的に口述筆記なので、内容はあまり濃くありません。 DP,レインボーの本というよりも、ツアマネという職業と、ミュージシャンの世話をする人間の心理などはこういうものかという意味では良かったです。 しかし、本の装丁、サイズなどはとても読みにくいです。 たぶん、初版だけしか売れないと思うので、コアなマニアは買っておいてもいいかもしれません。
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【くちコミ情報】
たまには・・・空、見上げてみませんか?
空にも色んな名前があるんです。 パラパラと捲っているだけで、気分が晴れてきます。 写真がキレイで、図鑑というよりは 空の写真集のような一冊。 季節や時間によって空が見せる様々な表情が、 日本の古典描写なども踏まえながら、わかりやすい解説付きで紹介されています。 まだ見たことのない空がたくさんあります。 この本を片手に空を見上げてみませんか?
豊かな日本語に驚いて
空の見せるいろいろな表情を綺麗な写真で切り取った本であるが それ以上に 表題通り「空の名前」がいかに沢山あるかという点に改めて驚いた次第だ。これは 結局 空を表現する「日本語」が実に多いということを意味する。僕は そんな豊かな「日本語」にいささか誇りを感じたほどだ。 空を表す日本語の種類が多い。これは取りもなおさず 空の細かい表情を区別して 違う名前を付けたという 昔の日本人の感性の豊かさを表している。 日本語は英語に比べて論理的ではなく はっきりと内容を伝えるには向いていないと言われる。僕自身 そんな意見は正しいと思う。但し その正しさとは「はっきりと内容を伝える」という点だけにあるとも思う。別に言葉の役割は それだけではないからだ。時には 曖昧な言い方が おどろくほど 物事を豊かに語る事もある。詩も その好例ではないか。 気象を表す豊かな日本語を僕らは次第に失いつつある。なかばそんな言葉を忘れているからこそ この本の反響が大きかったということだと思う。 言葉は 非常に大事だ。僕らが思っている以上に。
Look up!
毎日のように見る空。 生活の中に溶け込んだ、見慣れた ackg ound。 空、外の空気でその日の気分が変わることも・・・。 このミニ天気図鑑には、空や季節に関する説明と写真が含まれています。 説明も簡潔で、「知識」に溺れてしまうこともない。 説明も中には専門的なことに触れる部分もありますが、空や季節の移り変わりに素敵な名前がついていたり。 文学作品を読む中で風景の描写が重要なこともありますよね。 たとえば、それが登場人物の心理をあらわしていたり。 私はそのイメージが見えてこなかった時にこの本を見つけました。 すべての項目に写真がついているわけではないのですが、説明を読むことでイメージがふくらむこともありました。 何よりも文学作品を読むだけではなくて、 私にとっては、自分で筆をとりたくなるような・・・そんな気持ちにさせてくれる本でした。
空の写真集
DREAMS COME TURE「眼鏡越しの空」に登場する空の写真集です。 でも出版社が光琳社から角川に代わってから、 「背表紙の三日月」がなくなっちゃったみたいで残念。
ちょっと気象を学べる1冊。
空をただ見上げるだけでも好きなのですが、 ときどき名前があるのか気になる。 美しい空と出会ってしまいます。 気になってしまう人はこの本が、 今、傍にあったらって思うことでしょう。 午後の天気はどうなるのかな‥ 雲の様子で何となく読めるかな‥ 気象学で分類しているので 学者気分で楽しめます。 初版出版社が無くなってしまいましたが、 愛されている書籍です。 「空見るの好き」な友達は持ってる率高。 プレゼントにもお薦めです。
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【くちコミ情報】
生きている人を愛する喜びを知る。
写真家・荒木経惟(あらきのぶよし)の愛した妻・陽子との新婚旅行から死までの赤裸々な日常生活から、生きている喜びと愛する行為の体感が伝わってくる素晴らしい写真集である。 天才アラーキーの写真には、エロチックなものを期待しがちだ。 でも、この『センチメンタルな旅 冬の旅』からは、男と女の存在がドラマチックに感じられる。 夫婦とは… 荒木は、妻・陽子の今・感じている・生きている彼女を撮り続けていた。 死の直前、午前3時15分、陽子さんが目をパッとあけた。輝いた。 ふたりの手を握る写真を見て欲しい。 この次のページ、彼女の言葉が心に染みる。 お葬式で写真を撮ることを、アラーキーから学んだ。 5年前、父の通夜、僕は写真を撮った。 お葬式の日、喪主だった僕は、写真を撮ることができなかったことが悔やまれる。 荒木経惟は、私小説的写真家の天才だ。
男女の形
この本にあるのは恋愛ではなく男女が一緒にいる一つの形だ。 男女が一緒にいればいろいろな形があり、それを記録にとればこの写真集は成立する。 ただ、男女の形の始まりから終わりまでを同じ視線で記録する、ということは荒木経惟でしかできない。それは理想ではなく、事実を現実を荒木経惟の視線により記録されただけのものでしかない。 写真を撮る事にはまってから良く分かることは、写真家が写真家であることは「視線」をきちんと持ち、ぶれないことだと思う。我々アマチュアはぶれてしまう。 「視線」が事実を名作にしている。
極めて濃厚
極めて濃厚な「写真集」。写真家としての私小説的。 これを一般的な「写真集」と言っていいのかどうか。「写真」とはとか「写真家とは」とか、まあ、いろんな思いが巡る「傑作」でしょう。
心が揺さぶられる
開く度に、切なくなる写真集です。 「撮る側」であるアラーキーは生きていて、 「撮られる側」である陽子さんが死に向かっているということ。 この写真集を開くときは、自分もまた「残されていく側」として ひとつひとつの写真を見ているような気がします。 「センチメンタル」という言葉がタイトルに入っているけれど、 アラーキーの写真家としての冷徹さも、強く表れている写真集でもあると思います。 初めて見たとき、「そんなところまで撮ってしまうのか」と衝撃を受け、涙が出ました。 最愛の人の死に対しても、アラーキーは徹底して向き合い、シャッターを押す。 写真家としての強烈な性のようなものに、心が動かされる。
涙なしでは見られない!
一時代を風靡した荒木経惟氏による「私写真集」。1991年発行。前年に亡くなった愛妻・陽子さんが病に倒れ、そして亡くなるまでの数ヶ月間を克明に収めた「冬の旅」と自費出版で発行され陽子さんとの新婚旅行(京都、柳川)の模様を収めた「センチメンタルな旅」(1971年)との2部構成になっています(前半が「センチメンタル〜」で後半が「冬」)。 この本の発売当初、「波」誌上で荒木氏と篠山紀信氏とが対談しましたが、徹頭徹尾「商業写真家」といえる篠山氏と、究極の「極私写真家」である荒木氏との対談など、はじめから成立するわけもなく、案の定、激突。この対談を機にしばらく両者の絶縁状態が続いたのは記憶に新しいところです。篠山氏は妻の死までをも商品化する荒木氏の姿勢に強い拒否感を感じたそうですが、荒木氏にとっては写真を撮る行為自体が彼の生き様であり、商品化云々以前の話という立場。篠山氏は確かに奥さんの南沙織を撮影して、世に問うたことはないですね。ところが荒木氏はたとえ撮影対象が愛妻の死という究極の悲しみであっても、写真家としての本能のおもむくままにシャッターを切り、記録として収めたところが「私写真家」たる所以なのです。 この作品を見て果たして荒木氏が愛妻の死を本当に商品化しているかといえば、もちろんそんなことはありません。もし、少しでもそう思えたら自分の感性をいま一度、振り返ってみたほうがいいかもしれません。淡々と日記風に語られるこの「冬の旅」ですが、底辺に流れるのは失われつつあるかけがいのない存在に対する慟哭の叫びであり、激情の発露以外の何ものでもありません。それでもひたすら感情を押し殺したかのように淡々と撮り進む荒木氏の心情を察すれば、涙なくしてこの写真集に接することはできません。いつ何時も表情を変えることのない愛猫「チロ」の絶妙な役者ぶりが、よけいに悲しみを増幅させます。私はこれほどの悲しみをたたえた写真集を後にも先にも見たことはありません。 幻の写真集と呼ばれた「センチメンタルな旅」では、ただハッピーな面ばかりが強調される新婚旅行というイベントに対して、人間が本来もつ本能的な面を赤裸々に写し込むことで、「本当はいちばん触れられたくない部分」を強烈に突いてきます。かなりズンときます。「冬の旅」と交互に見比べることで、さらなる無常観へと見るものを誘います。
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ナショナルジオグラフィック(編集)
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【くちコミ情報】
未知の世界へ
長期療養中のおじにプレゼントしました。 文字を読むのに困難のある人、読むことに疲れた人にも最適だと思います。 ページをめくるたび、そこにあるのはじっとりと汗のにじむ熱帯雨林、血の匂いの混じったサバンナの乾いた風、 息も凍る極寒の大地、動物たちのごまかしのない生態。 美しいです。 また、写真家や撮影時のエピソードが所々控えめに紹介されていますが、実はこれが相当面白い! 全身蚊に刺され、あるいは肉食動物の気配に怯えながら草むらの中で、木の上で日夜息を詰めてカメラを構える写真家たち。 かたや一週間お風呂に入れないなんて想像も出来ない、蚊一匹に大騒ぎし、ちょっと寒いだけでヒイヒイ言う自分。 …この写真集は憧れはすれど現実問題夢のまた夢な写真家ワールドも 垣間見せてくれるのです。
動物図鑑では味わえない楽しみ
動物好きの息子に、動物図鑑とは違う写真集を、と考えこの写真集を購入しました。 テレビにも動物の映像はあふれていますが、迫力という点では、一瞬の野生を捉えた写真の 方が動画よりも優れているように思えます。その魅力は子供にも十分に伝わります。 息子は、この写真集に出てくる動物を図鑑で調べて楽しんでいます。 昔からジオグラフィックの写真集が好きでしたが、相変わらずの良心的な価格だと思います。
傑作写真ベスト100−ワイルドライフを読んで
私が最初に惹かれて購入に至ったきっかけは表紙のシロクマの写真でした。何とも愛らしくつい笑みがこぼれてしまうようだったからです。こんな写真がいっぱい入っていたらいいなと思い手にするのを楽しみにしていました。数日後に手に届き中を開くと・・・スゴイと思う感情と思っていたのと違うという少しガッカリした気持ちがあったのです。それにカエルや昆虫のアップの写真はちょっと耐えられないものがありました。ワイルドライフ・・・野生動物。昆虫は動物なのか?と少し思いましたが数枚のその写真さえなければなって思ってしまいました。昆虫が本当に苦手な人には要注意!!その他の写真は本当に野生を生きる過酷で時に美しい動物達の光景が広がっています。でも表紙のようにひょうきんな感じはありませんので、それを求める人は向いてないかも知れませんね。
写真家の勇気に脱帽!
表題のままの感想デス。 一才の息子と見ようと買いましたが、かなり早すぎました。 大切にとっておくことにします。
決定的瞬間
さすがナショナルグラフィックと思わせる数々の決定的瞬間に息をのみます。 動物たちの息が聞こえてきそうな迫力でした。 同じ地球に人間の全く踏み込めていない世界があると感じました。 お勧めです。ナショナルジオグラフィックの世界を体感してみてください。
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ごちゃまぜ本
「寺田克也全部」とゆうタイトル通り「全部を詰め込んでやった!」 と思わせる構成?になっています。 この本の総ページ数は300ページ丁度。 講談社側が決めたものか寺田克也側が決めたかは分かりませんが 明らかにページを埋めるためだけに用意された作品?(落書き?)が数点 あります。 未発表の作品のほとんどが落書きに近い物です。 この本自体は第七刷まで発行されているので今後入手不可能になる事はないでしょう。 複数の本の購入でこの本を購入するか迷っている方は他の本を優先させていいと思います。
寺田克也ゴッタミックス本。
落書き・ラフ絵・おちゃらけた絵・エロティックな絵・重々しい絵・超マジ凄い絵と、 とにかく様々なタイプの寺田克也さんの絵が拝める一冊。 厚みもカバーを含めて約3cm、箱入り装丁と、 ちょっとした辞書並の大盤振る舞いな仕様になっており、 値段を考えるとコストパフォーマンスは中々高いと言えると思います。 内容は、最初の約3分の1(100頁足らず)が コラム的な漫画を数点交えたモノクロの落書き集となっており、 残り3分の2がカラーイラストで敷き詰められています。 発売されたのが1999年と言う事もあり、 最近のイラストや、他の画集及び資料集などで掲載されるようなイラストは掲載されていないようですが、 (滅茶苦茶マニアックな要求をするなら、スペースアルプス伝説の表紙は掲載して欲しかった) しかしそれでも尊敬に値する物凄い質感、キャラの存在感は、 流石は寺田克也さん!と賛辞を送らずにはいられない程です。 ファンの方ならまず間違いなく買って損はしないでしょう。 個人的には、この本ならではの要素として、 寺田克也さんのアナログ彩色(恐らくリキテックス?)のイラストが載っているのが大きいです。 今や寺田克也さんの絵と言えば、その殆どがPainte によるデジタル絵ですので、 このような絵の具で描かれたイラストは、ある意味レアと言えるかと。
買ってよかった~
この画集は本当に買ってよかったと思える作品です!! 絵がうまいのはもちろん、とてもユニークです☆しかもこの分厚さ! タイトル「寺田克也全部」は本人曰く『「~全仕事」とかだとなんか偉そうなので「~全部」あたりがとぼけたカンジでお似合いなわけです』だそうです。何かそういうのもいい感じです。 この作品集の箱に書かれている『英雄あり美女あり鬼あり男根あり化け物ありシニシズムあり諧謔ありエロあり高雅なる調べあり断腸の思いあり仲秋の名月に吠えるあり雪中の死あり至純の愛あり、多岐多様なる寺田克也世界を全1冊にすべて封じ込めた、壮絶にして狂気にして芳醇にして猥雑にして剛健なアートワーク集『寺田克也全部』、偉業とも呼ぶべき彼の全仕事を完全収録した超大作。』ほんとうにこの通りです!! 「この本どんなの?」と聞かれたら英雄あり美女あり鬼あり化け物ありエロあり。。。まさに本当にこんな感じです。 絵に興味がある人、絵を勉強している人などなど、とっても絵の参考になります。寺田氏は本当に天才です!!
買って損なしの画集
まず分厚さに驚きました。 ページ数も分からなくて通販で購入したのですが、大体 150~200ページあれば良い方かと思っていたので、 300ページのボリュームでこの価格には驚きました。(箱入りだし) p 氏の絵へのイメージが、色合いの暗めなのばかりだと思っていたのですが、 華やかな色合いの明るい女の子の絵とかあって驚きました。 p カラーの迫力は兎に角凄いです。特に女性の横顔とか色っぽいなと。 モノクロページはラクガキみたいなものから、細かく書き込んであるものまで。 p 美女やむさい男、獣にエロ絵や‘変なの’と本当に多彩です。 コメントは最初に挨拶文がある程度なのが少し残念。 p どこが良いのかと問われれば、多分全部。 兎に角「巧すぎ!」と感心するしかない作品ばかり。 まさにプロの仕事という感じです。 自分も何か描きたくなる様な、創作意欲を刺激してくれる本でもあります。
旨い
絵が旨い。迫力がある。 「全仕事集」というタイトルに惹かれて購入しましたが、満足です。 今後もご活躍を!
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ヤン・アルテユス=ベルトラン(写真)
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【くちコミ情報】
よいです!
これで3800円は安い! 文字通り365日、いろいろな風景を見ることが出来ます。 また、普段日本に生活していたら知ることが出来ない いろいろな事実 (墓地で生活している人がいる、とか 穀物サークルと呼ばれているミステリーサークルのようなものは 芸術家の仕業だ、とか)を知ることが出来ます。 写真はとても美しく、時々フォントの乱れがありますが、 それも許せます。 お金出して買いたい本ってなかなかありませんが、 これは出す価値があります。 お金を出して買って、何度も何度もじっくり眺めるべき本です。 小学校の高学年くらいのお子さんから眺めることも可能だと思います。 日本だけでなく世界は広く、あんなこと、こんなことがあるんだよ、と 教えてあげられる、とっても素敵な教材だと思います。
かけがえのない、地球。
日付とともに、空から観る世界のあらゆる風景。 美しい街並み、壮大な自然、そこに住む人々。 その写真には、1日1日きちんと解説がつけられていて、 そのほとんどに今の地球の現状がありありと書かれています。 ページをめくって「すごいな〜・・・」と感動し、解説を読んでその儚さに胸を痛める。 素晴らしい風景を保つために、私達がいま考えなければならないこと。 環境問題、南北問題、人口爆発・・・。 目で見て感じることがたくさんありました。 写真集、ではありますが、本当に沢山のことを考えさせられます。 本自体が大きくて重いぶん写真が大きいくて良かった!! 持ち歩くというよりは、家に置いてゆっくりとみるものかな。 考えること以外に、写真集としても最高!写真はとても綺麗。 美しい風景と共に、そこにある問題。 地球を大切にしなきゃ、とひしひしと感じました。 ほんとにあらゆる人に見て、考えて欲しいと思います。
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