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カスタマーレビュー数:2
【くちコミ情報】
なかなか
プチ・マニアックな旅の本、という帯の言葉通り、ウブドの魅力を伝えるちょっとディープな写真も多く魅力のある本です。他に類を見ないと言うほどでもないと思いますけど・・・。 ただ、問題は活字が小さい!写真の邪魔にならないようにという配慮でしょうか。ちょっとカッコつけてる感じですね。私のように老眼鏡を必要とする者には読みづらいです。
他の本にはないバリのすばらしさが描かれています。
バリ島といえば、ビーチやショッピング、スパなどの通常のリゾートとしてのガイドブックがあふれ、普通の旅行者にはそれなりの私欲に満たされる情報が満載されたものが多い。だが、バリ島のもつ文化のすばらしさが客観的に描かれたものは少ないと感じている。多くのバリ島についてのガイドブックや書籍を読んでいるが、その中で、この本のように写真が綺麗で、述べられた言葉遣いも美しく、バリ島、特にウブドについて現地の視点から理解と感動をもって表現した本は他には類を見ないすばらしい出来であると思う。ぜひウブドを訪問する、それだけでなくバリを訪問する人々、そしてバリの訪問の経験がある人へ勧めたい1冊である。
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| ニライカナイ 神の住む楽園・沖縄
¥ 2,625(税込)
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カスタマーレビュー数:4
【くちコミ情報】
言う事なしです!
写真の美しさは言わずもがな。。。 被写体もバラエティに富んでおり、キレイな写真の中からその匂い、空気さえも感じてしまうのは作者の被写体への愛情が成せる業だろうか? 30年程前の土地と現代の土地の比較などもされており、沖縄の遍歴を知るのにも一役かっている。 沖縄好き、海好きには必見の写真集でしょう。
沖縄周辺の島に残る美しい自然と独特の文化
三好和義というユニークなカメラマンは、子供の頃、沖縄を訪れ、「楽園」というカメラマンとしてのテーマを発見したそうで、世界中の楽園の撮影を仕事にしている羨ましい人です。以前、店頭でモルディブやタヒチなどの写真集を見て、独特の色彩感に惹きつけられました。そして、今度はじめて三好さんの写真集「ニライカナイー神の住む楽園・沖縄」を購入。写真集のなかではやはり、海、花、など自然を撮ったものにより魅力を感じますが、いいところはやはり本島というより周辺の島になります。与那国島、粟国島、久高島、竹富島、小浜島、西表島などいつか行ってみたい、そんな気にさせてくれます。海に囲まれた小さな王国だった沖縄、海の向うに楽園があるという「ニライカナイ」の信仰がいま強く残っているようです。あちらこちらにたくさんの神様がいまも存在している多神教の島、多分、古代日本の社会に近いところがある、そんな気がします。写真集の最後に高倉教授(沖縄大学)が「神様を感じるフィーリング」という一文を寄せられていますが、聖域であるウタキや神様の通る道がいまもいたるところにあるそうで、島の人はいまも神の存在や祖先の霊を意識しながら生きているのだそうです。この写真集は、そんな沖縄の空気や世界を感じさせてくれます。私もいつの日かこうした島に行ってみたい。
色が生きてます
こんなに色のきれいな写真集はないぐらいすばらしいです。沖縄の風景だけではなく、海岸でフルーツを並べきれいな構図で撮影している写真も目を引きました。色だけではなく計算づくで構図を作っているのにも感心させられます。こんなにすがすがしく、純粋に体に染み込む写真家も少ないと思います。お勧めの一冊です!
たくさんの人に知って欲しい自然美
一番初めに平良とみさんと、著者が一緒に写っているので 初めて三好和義さんのお顔を知りました。 何度見ても、いつまで眺めていても心が癒される、素晴らしい写真集です! JTAのカレンダーや機内誌コーラルウェイにも掲載された写真も含まれています。 この美しい沖縄の自然美を、たくさんの人に知って欲しいと思います!
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【くちコミ情報】
宮地真緒ファンにもお勧めしない
宮地真緒のファンとして買いましたが、失望しました。 なにしろ宮地真緒の体が×です。痩せてます。 胸骨、あばら骨、肩甲骨、どこから見ても骨を意識させられ、 顔も頬が変に細くなっていて、手足は筋肉すら削げているように見えます。 これは、半分拒食症か何かだったのではないでしょうか? ここからは個人の趣味で違ってくるかも知れませんが、 宮地真緒は「健康的な身体のハリ」、「魅惑的な黒髪、眼差し」が魅力だと思っていました。 それら全て失われてしまっているのがこの写真集です。 ・体は痩せ、ハリが無くなり、ビキニが「乗る」のではなく「引っ掛かってる」感じ。 ・髪の毛は明るい茶髪になり、黒髪時代の魔力が抜けてしまった感じ。 ・ほとんどの写真が視線を外したもので、何を撮りたいのか意図のわからないボンヤリした構図。 黒髪時代の宮地真緒は黒や紺や高彩度色といった強い色の水着を合わせるのが最高に似合っていたのですが、 茶髪にあわせてボンヤリした色の水着をつけ、ぼんやりしたフォーカスとポーズでぼんやりした写真を撮っています。 まとめとして、旧来の宮地真緒ファンであるほどお勧めできません。 写真家・蜷川実花さんのファンで、こういう雰囲気の写真が好きな人向け。 ただ宮地真緒の不健康さすら感じさせる急な変貌が心配です。
久しぶりの月刊シリーズの傑作
宮地真緒という素材も良し、 セクシーなショットと 生々しいばかりのプライベート風の処理、 時々ブス(失礼)に見えるようなカットまであって 生の真緒に触れることができる一冊。 毎度の事ながら真ん中のインタビューは 賛否両論ですね。 でも買って損の無い写真集。
プロフェッショナルな肉体美を見よ。
【使用衣装(一部)】 ビキニ(青・ワインレッドなど) 腰ミノ&レイ(トップレスで胸部をレイで隠している) p もはや完璧と言っても過言ではない美しさ。更には濡れ、トップレス など大胆なショットも披露しております。私的には大満足です。
Good!
いやぁ、参りました。 ぐっと色っぽく大人になりましたね!真緒ちゃん。 真緒ちゃんファンじゃなくても、一見の価値ありです。
かなりお気に入り~。
宮地真緒も蜷川実花好きで買ってみたのだが蜷川写真特有の色鮮やかなものが多く、幻想的かつ日常的な表情がみれてよかった。他のものはどうか分からないが、女性でも気軽にみれるいい写真が多いとおもう。
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柴田 元幸(翻訳)
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変で面白い
エドワード・ゴーリーの絵本でその中でも特にシュールな部類に入ると思います。 固定カメラの中に変な生き物がやってきて、へんなことになって、変に去っていく。 「変」の一言で片付く絵本です。 書いてある文章も変で、変な事づくしの本です。 その変な事を見て、笑いが起こる。クスリ笑いが起こる。 シュール好きの人には是非。それ以外の人でも結構楽しめるのではないでしょうか。
題のない本
さすがはゴーリー。ここまでやってしまうとは。彼の作品って「どんどん変に・・・」にも書いてあったけど、サイレント映画のような雰囲気を放ってる。すべての絵のカメラワークは同じ場所にあって、でもそこでちょっとずつ、パペットアニメーションの一つ一つの画像をゆっくり見ているかのように、変化が訪れてくる。 こんな風に私が語ってもゴーリー氏がなにを考えているのかは、分かりませんが、やっぱりこの作品の見所の一つは、文章です。これを文章と呼べるのか分かりませんが。「おくしぼりっく」がかなり好きです。
好き
おもしろい。ゴーリー作品の中でも上位に好きです。 もう意味不明でおもしろいです。変な生物たちがしかも変な風に登場しては去って、生物たちの名前と思われる変なフレーズもシュール感を増して、右の方で傍観している子供の微妙な変化もおもしろいです。 ゴーリー作品に出てくる人間の顔はみんなとぼけたやる気のなさそうな顔してて大好きです。 ゴーリー作品に出てくる奇妙な生物たちはみんなかわいくてへんてこで大好きですが、この本に出てくるのは特にお気に入り。あの玉ねぎみたいの大好きです。去り方も。 ゴーリー作品は大笑いではなく小笑いですね。ひとりで「ぷっ」って笑ってしまうような感じ。最近は大笑いするより、この小笑いの快感にはまってます。
ゴリ子
これはかわいい。 ちょっと気持ち悪い生物がすごいかわいいです。 不思議な生物、意味不明な創作(?)言語、1シーン1カットで送る、短くさり気ないある一つの風景です。 我々の生活には「よく分からない風景」が往々にして闖入してしてきます。例えば遠くの方で会話している、老人と警官とコックがいるとします。 彼らはどこにでも現れうる謎です。旅行先、プラットホームの向こう、喫茶店の窓の外、街中の雑踏、、、、、 そうした遠い風景を、我々はぼんやりと感情もなく眺めることでしょう。 それらは一つの無意味なストーリーであって、話の結末を見れば、我々はすぐに現実に立ち返ることが出来るのです。
題もなければ理由もなく・・・
ゴーリー作品のカタログでこの本の紹介を見つけてから、ずっと読みたいと思っていましたが・・・こんなに早く日本バージョンで読めるとは! p 定点カメラに写される映像のようですが、空の移り変わりなどとても芸が細かく、何度読み直して(見直して?)も新しい発見があります。 コウモリだかモグラだかの謎の生物たちはどう見ても美しい格好はしていないのに、妙に可愛らしい気がしてならないのは、やはりゴーリー作品だからでしょうか? p はっきり言って内容はありません。ゴーリーが何か特に伝えようとしているものも理由もないように思えます。それでもこの絵の力はすごい。理由もなく感覚に訴える力、これこそ表現の基本かもしれません。 ゴーリー作品の骨がよく表れている作品でもあり、初めてゴーリーを読む方にもお勧めです。
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旅にでたくなる
「世界のドア」の続編。今度は世界各国の窓という窓の写真がいっぱいです。後書きにはどこで撮影したのか国名も載っており、想像がふくらむばかり。海外の窓は魅力的で、こんな素敵な窓をもっている家と国と人々がとてもうらやましくなります。
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写真ってなんだろう
図書館で見た初版の「写真よさようなら」と比較すると、 復刊版のほうがサイズは一回り大きく、中平卓馬氏との対談が含まれていません。 復刊にあたって、もう少し大きく、テキストは無しで、というのは 森山氏からのリクエストがあったということです。 (ちなみに初版本の対談は単行本「過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい」で 読むことができます。) また、復刊版のほうがコントラストが強く、黒も濃いです。 初版本はもっとグレーっぽくて、復刊版のほうが荒っぽさを感じます。 どちらもそれぞれ魅力的ですが、カバーデザインは初版本の方が好きです。 森山氏が「写真を写真の涯まで連れて行って解体したい」、という思いに駆られて 創ったというこの本からは得体の知れないエネルギーを感じます。 一体これは写真なのか絵なのか。 一体写真って何なのかという問いを投げかけてきますし、 もっと写真で冒険できるんだと写真を撮る私を挑発してきます。 このような写真集が出版され、そしてまた復刊までされることはすばらしいことです。 この写真集の後、文字通り写真とさようならしてしまった森山氏は 長い間写真から遠ざかってしまう・・・ その暗がりの時期を経て、ある日撮影した光の中に咲く花の写真から 再び復活したというストーリーは私を森山氏に惹きつけて止みません。 だから是非、その復活作である「光と影」もいつか復刊して欲しいと願っています。
ああ。買っちゃった・・・世界を「超えて」
40歳ちょっと前から写真集を集めたり、写真を撮るようになったのは「森山大道」という写真家を知ったからだ。 コンパクトカメラで街を流しながら、撮りまくる。 現像しプリントする際に思いっきり森山スタイルにする。 森山の「新宿」から入った私はどんどん森山の歴史を遡り森山が10年間暗い途をたどる前の最後の写真集を買ってしまった。 それは、白黒写真の光の中に粒子の中に写されたと思われるものが溶け込んでいる世界だった。 森山は一度行き着くところまで行ってしまった。 どこへ行き着いたかは分からないが、森山の最近の写真集を観ると我々が生きている世界に戻ってきている気がする。 それは「死」の世界でなく「超えた」世界である。
ついに出た・・
森山大道の伝説の写真集「写真よさようなら」の復刻。 現在「写真よさようなら」のプリント、ネガが存在しないため、 この本は1972年の初版本を使い制作されたとのこと。 また残念なことに中平卓馬との対談もカットされている・・・。 が、原本はプレミアが付き破格の値がついているので、 今まで見れなかった人には待望の本であり、森山大道のすごさが伝わってくる本です。
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なかなかよいが…
中古で高い値段でしたが一大決心して買いました 肝心のヌードは思ったより少なく、平凡なショットが多かったと思います ただ、お尻の穴がバッチリ写ったムフフなショットがありますので、ノンちゃんのその部分を拝みたい人には買いではあります。 藤田朋子がはじめてこの本を見た時の狼狽ぶりを想像するのも楽しいかと
失敗作ですが、どうしてもという方のみ「どうぞ」
カラー部分で芸術性を追求したつもりか。白黒ヌード部分は、舞台裏といった雰囲気で、おまけ的扱い。本来の写真集としては、彼女の明るさ美しさが最も表現されている白黒部分をカラーにしてメインにするべきです。意欲は買いますが、購買者が求めているものを、はきちがえている失敗作。希少価値のみで買い!ファンならいざ知らず、作品への大きな期待は禁物です。
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体験と記憶
「世界の」より好きです。ごちゃごちゃしているからなのかなぁ。軒先の高さも合っていないし、玄関先にはその家の傘やら自転車やらが置いてある。花が咲いていても、外国のように他人に見せる洒落た窓という訳ではなくて、専ら家の人のお好みのためのものという感じです。だからかえってよそ行きではない暖かさや懐かしさを感じて、ここを抜けるとどんなだろう?この奥にも住んでいる人はいるんだろうか?と色々な想像や思いがわき上がります。子どもの頃、学校帰りに通学路を外れて「探検」しながら、子どもしか通れないような細い道や、柵を乗り越えた近道などを遊びながら帰った記憶がよみがえりました。広々、整然とした場所より、狭い部屋が落ち着く!という方々はかなり気に入る本だと思います。
ぶらっと出かけたくなります
まずこのどっしりしたB5変形のサイズが良いです。 ページをめくるごとに入れ替わり立ち代り現れる路地を見ていると、 なんだか異世界へ飛んでいってしまうような気がしますよ。 読んだあとは自分もカメラを持って家の周りを探索したくなるような、 そんな本です。 写真集なのにところどころにある文章も、旅情を誘います。
しっとりと匂いたつような路地裏
「雨」を撮っている写真家佐藤秀明さんの路地裏100選。 どことなく雨の匂いがしそうな・・・梅雨の季節に手にしたせいでしょうか。 本中に撮影地を明確に書かず、「どこでも」あり「どこにも」ない ひょっと知った顔が無効から歩いてきそうな路地の風景でした。
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面白い
値段がやや高めなので、随分悩んだ末に・・・思い切って購入しました。 息つく暇もなく、最後のページまで一気に捲り 私の頭に浮かんだ言葉はひとつ 「面白い」 そこには蜷川実花の色が噎せ返るほど溢れていました。 美しさにしても、ただ「綺麗」なだけでは決して終わらない。 水色に容赦なく注ぎ込まれる赤、緑、黄色。 まるで挑み掛けるように展開する彼女の世界。(サイズが大きいので一層、迫力があります。 この写真集は 目を閉じた瞬間に 威力を発揮するでしょう。
迫力満点のカラフル・ポップ
この写真集のタイトルに蜷川さん御本人の名前を付けた気持ちが分かる様な傑作写真集でした。和と洋を上手く取り入れた和洋折衷なワールドがとても良かったです。それでいながら普通だと「和」テイストは暗く・静謐なイメージになりがちなのに、ここでも蜷川さんの実力が発揮されていて、カラフル・ポップな愛らしさは失われていません。 p 大型写真集と迫力もありますし、カバーボックス付きと、装丁にも大満足の一冊でした。見応え充分!
色、色、色の嵐
とにかく色が鮮やか!蜷川ワールド全開です。ストーリー性はあまり感じませんが、飾ってあったらとにかく目を引く斬新な、色と人間を使ったデザイン。あえて難を言うとすれば、小さいフィルムから伸ばしすぎているのか、ちょくちょく粗いところが目立ったのが残念だった。正直持って眺めるにはちょっと本が大きすぎるかも…。でも迫力あるよ!
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オイル・オン・フォトは掲載されていません
付属のDVDは8分と短いが実際にリヒターが話す映像は初めて見たので、なるほどこういう人なのかと思い参考になった。 本は作品、解説ともに「リヒターの全貌」がよく分かるよう充実した内容になっている。 なお、勘違いしている人がいるようだがこの本には「オイル・オン・フォト」、つまり写真に直接ペイントした作品は掲載されていない。 個人的には、彼のオイル・オン・フォトを高く評価したいので、この点は残念である。
最高の画家、最高の作品集
ゲルハルト・リヒターは現代で最高の画家である。フォトペインティングによる具象やそれ以外の抽象も、コンセプトを理解せずともその色使いや描写力は群を抜いている。この作品集は安い値段で代表作のほとんどを観ることが出来る優れ物。印象派やピカソ止まりの人にぜひ観てほしい。現代で最も優れた美的感性に触れられるだろう。ところで、DVDに出てくるドイツ人のすべてが流暢に英語を話す。日本人の知的能力を一瞬疑いたくなった。島国日本はやはりダメだな。
ドイツ現代芸術の巨匠
2005年に金沢と佐倉で開催されたリヒター展の内容を知ることができる本です。これらの展覧会自体も,デュッセルドルフやミュンヘンでの展覧会をベースにした内容のようです。 一見すると写真のように描かれたフォト・ペインティングやアブストラクト・ペインティングなど,リヒター芸術の真骨頂を楽しむことができます。ただ,12枚のガラスの作品等,やはり実際の展覧会で見た方がより良さを実感することができるということは否定することができません。 本にはDVDの付録があり,そこにはリヒターのインタビューも収録されています。リヒターはその中で作品は展示の仕方によってその意味合いを変えるということを述べています。私は佐倉で見ましたが,金沢での展覧会にはまた違った意味合いがあったかもしれません。
展覧会との比較
写真には物質感が伴う。特にモノクロのザラザラした像には実物以上に、モノとしての見え方が存在してしまう。リヒターのフォトペインティングは、離れるとブレた像になり、近づくとハケのテクスチャーしか存在せず、いっこうにモノがあらわれない。 通常、広告写真にはメッセージが付加されている。僕らはそれが広告写真だったことを知らされることで、メッセージの欠如を見る。写真が作る像には、現実よりも匿名性が宿る。前後の文脈が欠如したのにも関わらず、あたかも現実のように現前するから。 「モーターボート」は、「広告写真を油絵で写し取りブラせる」ことで、向こうにあったはずのモノを完全に消し去り、メッセージを欠如させ、匿名性を宿らせる。3重に失った現実からは、「像」としての美しさと、追い求めるこちら側の焦燥ばかりが目立ってしまうのだった。
単純にセンスがいい
アトラス、ガラス作品、抽象絵画やグレー、ペインティングフォト・・・ リヒター作品の全体像が掴める リヒターのオイル・オン・フォト作品の実物を見ると、 印画紙と絵の具がレイヤー的にくっきり分かれて認識されるので 実はあまり感激しないのですが、 画集に収まると一つの相に凝固する為 異彩を放ちます。 だからこの画集のオイル・オン・フォトは 実作品よりも素晴らしいと思います リヒターはデュシャンと同様 理論的な事ばかりとりあげられている気がするが やはり基本的にこの人の作品は 構図、配置、色彩、造形等が 単純にセンスがいいしかっこいい (デュシャンの例の便○作品が 飛行機やオーパーツを連想させるような絶妙な位置に ちゃんと置かれているように)
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