2008年05月12日(月) 演劇・舞台の第1位は
『もうひとつの冬のソナタ』!
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カスタマーレビュー数:110
【くちコミ情報】
納得
チュンサンとユジンのその後がとても気になり、この本を読みました。 3年間の空白の訳、その後の2人の関係が分り満足です。 欲を言えば、その後の内容をもっと続けて欲しかったです。
感動を有難う御座います
その後のチュンサンとユジンの愛の行方、気になっていました。 「冬ソナ」誕生に関する様々な出来事が良く解り、この本を読み終えた途端、 またDVDを見たくなりました。 本当にヨンジュンssi,ジウ姫はじめ、スタッフの皆さまのご苦労に感謝し、 「冬のソナタ」に有難う の気持ちで一杯です。 ファンはともかく、ドラマをご覧になった方にも見ていない方にも 是非読んで頂きたいと思う1冊です。
4
『冬のソナタ』最終話の前に撮影されるはずだった話。 打ち切りでできなくなり、原作者が書いたエピソードがのっています。 また、最終話のその後も書かれています。 以前読んだ、『冬のソナタ特別編』のその後の話は原作者が書いたものではないので、納得できないものがありました。 でも、こちらのその後は読み終わったとき、「やっぱりこういう結末がいい。」と思わせてくれました。 これを読み終わったあと、完全版の最終話をまた観たくなります。
}
時間も忘れて、いっきに読んでしまいました。本当はドラマで見てみたかったです。お気に入りの一冊になりました。
その後に納得し、ほっとした。
裏話や、作家の苦労はあまり興味ないのですが、空白の3年とその後が気になっていたので、読んで、納得できてやっとほっとしました。 写真も写りが鮮明でないものが気になりましたが、テレビを見たときの感動を再び思い出しました。最後の最後まで良く出来た物語だと思います。余談ですが、タロットの部分は私も好きではありません。作家の方はこだわっていらっしゃいましたが、こういったところは、読まなかった方が良かったと思いました。
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リンダ シガー(著)
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通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:2,296位
カスタマーレビュー数:14
【Amazon.co.jp】
強くて多くの面を持った登場人物を小説の中で作り出すにはどうすればよいか。それが大好評『Making a Good Script Great』(邦題『ハリウッド・リライティング・バイブル』)の著者でもあるリンダ・シガーがこの本で取り上げたことである。彼女は、創造的な過程を刺激する概念を実践的な技術や練習とあわせて紹介、必要な調査、伏線や登場人物の心理の構築、固定観念を避けること、登場人物の一群を取り扱うことなど、すべてを網羅している。全編を通して、今トップクラスにある映画、テレビ、広告の脚本家だけでなく、小説家や劇作家などとの対談を収録している。
【くちコミ情報】
ストーリー構成ならこの本
ストーリー構成とキャラクターの作り方について書いてある。 ストーリー構成については非常にわかりやすく書いてある。 三幕構成についてはこの本が一番わかりやすいと思う。 キャラクター構成についてはまとめきれていないと思う。 キャラクター構成については他の本を読んだほうがいいだろう。
リンダ・シガーのこの本は基本書。
脚本学の大物、リンダシガーの名著です。原題は、『良い脚本を偉大にする』で、あくまで基本線が出来ている物語を、脚本として、よりおもしろくする技術について書かれています。 したがって、ゼロからアイディアを起こす部分は、ほとんど論じられていません。逆に、すくなくとも一本線で最後まで出来ている物語を、いかに膨らませ、物語として豊かなものにするか、という、テクニックが論じられています。この意味では、テクニックの羅列で、テクニックだけでは、何を創ったらいいかはわからないでしょう。 それゆえ、これは、大学か脚本学校で学んで、とりあえずそこそこの物語は創れる、脚本は書ける、という中級者向けの本です。学生の習作と、商品となるプロの作品の違いは、どんなところにあるのか、が、わかります。脚本賞に応募しようと思う人は、その半年前には、この本を読んで、もう一度、自分の物語を解体し、再構築するとよいでしょう。
とりあえず、持って置いてください。
物語を作る人が、必要最低限知っておかなくてはならない事が書かれている本です。もし貴方が小説や童話などを書きたいと思っていたとしても、十分に役に立ちます。 この本には、基本的には、作品全般に対する推敲の方法が書かれています。誤字脱字を直したり、文章の表現を改良する事だけが推敲だと思っている人にとっては、きわめて役に立つ本になるでしょう。また、若い人達が文芸サークルなどで、お互いの作品を批評しあうにも、十分に参考になると思います。初心者の方には、少しうるさく感じられるかもしれませんが、これくらいは文芸作品を作る上では当たり前だと思ってください。 私は、文章の書き方に関する本を10冊以上は読んでいますが、これほど明快に書かれた本は初めてです。とても役に立ちました。
懇切丁寧!
シナリオを議論する上で必要な用語(概念)を紹介、詳細に解説しています。他者とシナリオの内容を検討する際にも、これらのカッチリ定義づけられた用語を用いれば、分析的かつ生産的な話し合いが出来るのではないでしょうか。 これで何か新しい発想やテーマが浮かんでくることはありえません。そう思う人は初心者か、実際書いたことのない人だと断言します。
中上級者向けの良書
これは長編シナリオを書く苦しみを知っている人にとっては、とても役に立つ本である。そして何よりも長編シナリオを書く側を勇気付けるような文体なので、読んでいて心地よい。色々な専門用語はカタカナ語表記だが逐次日本語表記も併せて載っており、また索引も充実しているのでそれほど苦にならない。 この本が一貫して主張しているのはいかに観客を引き込み、そしてその興味を持続させるかということである。このテクニックを具体例を交えながら、色々な角度から分析している。自分の書いた長編をより輝かせるために、この本は必需品といえるだろう。
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橋本 忍(著)
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カスタマーレビュー数:11
【くちコミ情報】
脚本の重要さを知るために
橋本忍というシナリオライターのことは、黒澤明の映画だけでなく小林正樹の「切腹」や「上意討ち」でも目にしていて、いずれ詳しく知りたいと思っていたので、この本に出会えて本当によかった。いくつか教えてもらったことを羅列する。シナリオライターとしては、橋本忍が伊丹万作の唯一の弟子であった。「羅生門」は、橋本忍の処女作であった。黒澤明は頑固な人間であったが、一瞬の閃きを掴むためにはその頑固さをかなぐり捨ててめくるめく跳躍をする。「切腹」は、黒澤との共作になるはずだった「侍の一日」という未完作が形を変えてよみがえったものだった。「侍の一日」が葬られた理由は、江戸前期の武士の生活が日に二食であったか三食であったか資料で確かめられなかった結果であった。「侍の一日」の代わりとして考案されたのが「七人の侍」であった。「七人の侍」以降、黒澤はライター先行型の作り方から、共同脚本の方法へと転換した。その時に、橋本忍の代わりに黒澤の相棒になったのは菊島隆三や井出雅人らであった。そのほか、黒澤の映画について、シナリオの書き方について、野村芳太郎や森谷司郎について、「影武者」や「乱」について、なるほどと思わせる洞察が山ほどある。映画を深く味わいたい人、黒澤ファン、にとってはぜひ座右に置いておきたい本である。
夏がきて、秋が来る
黒澤作品の共作者の1人,そして、戦後屈指の名脚本家、橋本忍の独白が心に迫ります。 サラリーマンから脚本家へと修行していく様、独特の作劇術、黒澤明との出会い、そして、別れ。黒澤明と脚本家達との、共同作業というよりも、決闘に近いような執筆。 す、すごい!読んでいる私としては、驚嘆するしかない。黒澤作品とはこのような重圧のひとつひとつから出来上がっている。 小国英雄(黒澤作品の最大の共作者)が著者に向かって発した「シナリオとは、冬があって、春が来て、夏が来て、秋が来る・・・こんな風に書くんだよ」シナリオライター志望としてはこの言葉、重く感じます。
シナリオ教室の先生から絶対に読めと言われました。
内容もさることながら、この本に巻かれた帯のコピーがとてもいいのです。 「なぜだ、なぜ出来ないんだ!俺は二ヶ月も待ってたんだぞ!」 この言葉に、苦闘している橋本先生の顔写真がシンクロして、最高の表紙に仕上がってます。 拝読された後に必ず「羅生門」「生きる」「七人の侍」を鑑賞したくなるので、予めDVDを用意しておいた方がいいかもしれません。 これは、テレビで育った現代人の悪い癖だとお叱りを受けそうですが、DVDには日本語字幕設定があるので、映画は、台詞を字幕スーパーで追いながら観賞されると、脚本の奥深さをさらに堪能できるかと思います。 黒澤一家は、全員が呑みながら脚本作りをされていたのかと思っていましたが、橋本先生だけは違っていたことに、気持ちが穏やかになりました。 今の映画制作者たちが、そこんとこばかり真似をして、制作費の半分を呑み代に費やし、駄作ばかり作っていく現状に、私は苛立ちを感じています。 黒澤の真似するなら、この本読んで、もっと他の所を真似しなさいよ!と言ってやりたいです。 面白い映画って何なの?という素朴な質問に的確な答えを出している本ではないかと思いました。
創造する全ての人に勧める
とても面白い。時間を費やす価値のある本。創造的な仕事の現場があからさまになることは少ない。創造的な仕事の現場にいた物だけが知りうる示唆に富んでいる。そして成功体験から抜け出すことの難しさ、あえてそれに挑み挫折しながらももがいていく姿が描かれる。黒澤への鎮魂歌は同時に全ての創造家への鎮魂歌であろう。頂点を極めた物のみが見ることができる世界とそれを経験したチームの眼を知ることができる貴重な読書体験を与えてくれる一冊である。
黒澤明の最大にして最後の相方
黒澤明を語る最近の著書はもっぱら「影武者」や「乱」以降の晩年の出演者が中心で、みな絶賛ばかりと物足りない、黄金時代を知る人々は皆鬼籍に入ってしまったと思いきや、黒澤明の最高傑作群である「羅生門」・「生きる」・「七人の侍」を第一稿から着手した共同シナリオライターである橋本忍氏自身による著作をまさか読む事が出来るとは、夢にも思わなかった。間もなく90歳もなろうとする著者は、「切腹」・「白い巨塔」・「砂の器」など単独の執筆作品でも数々の名作を生み出した日本映画史に残る脚本家であるにもかかわらず、人生の最晩年に描くべき自叙伝とも言うべき著作が、黒澤作品に焦点を絞って描かれた事は非常に驚きであった。黒澤ファンには喜ばしいが、他の橋本作品に思い入れが深い人にとっては、やや複雑な思いではなかろうか。 人物造詣を徹底的に掘り下げることで傑作を生み出すことを黒澤から学び、その後一人の脚本家として大いに活躍していった著者であるが、「複眼」から過剰な「主観」に陥り人物の掘り下げを怠った晩年の黒澤作品に対する手厳しい描写が非常に興味深い。いずれにせよ、世界でも稀に見る(黒澤明を含む)一流の脚本家による共同執筆の実際が、正にその当人によって著されたことは、映画史における史料価値としても、物凄く価値のあることではなかろうか?
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世阿弥(著)
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カスタマーレビュー数:2
【くちコミ情報】
教育の現場で副読本に。
芸術の「奥義の書」として名高い本書。 こと表現・創造にかかわる全ての者への 人生の戒めの書でもある。 全ての表現者にとって必読の一冊だろう。 こういうのを教育の現場で副読本にすれば良いのに。 と本心から思う。
幽玄
風姿花伝の現代語訳版。この本では原文の味わいを出来るだけ残すことを目指した翻訳がされているのが他の翻訳本との違いです。古文が苦手という人にはぜひお薦めしたい。
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カスタマーレビュー数:3
【くちコミ情報】
さまぁ〜ずヤバイね☆☆
まるで右ページからは大竹の声が、左ページからは三村の声が聞こえてくるようです。さまぁ〜ず好きなら誰もが笑える!! 本来サムイと思われがちな『ダジャレ』が、さまぁ〜ずの手にかかればこんなにも笑えるなんて… ただ、電車やバスで読むには注意が必要です。 …だって間違いなく爆笑しちゃうから☆☆
大きい本も持っていますけど・・
前に出たのを持っていたのですが、裏を見ると内容が変わっているとの事。確かに悲しい一言の新しい募集や、イベントの報告がありましたが、やっぱり一番うれしかったのはボツネタ。これだけでも買う価値ありと思います。
おもしろっ
何か面白そうな本がないかなと思って本屋に行ってみたら、 この本が目に入りました。 帯に「すぐ笑える」と書いているので立ち読みしてみると 最初の5ページくらいで、爆笑してしまいました。 しかも、その5ページで購入を決めました。 内容は、さまぁ~ずそのもの。さまぁ~ずが好きな人なら 大満足だと思います。 p 最初から最後まで妙なテンションで進んでいきます。 じっくり読みたい人にもそうですが、 立ち読みで済ましてしまおうと思っている方にオススメしたいです。 この本は30分あれば読めるし、 かなり文字数も少ないですが、 じっくり読まないと、 この本の本当の面白さは伝わってこないと思います。 p オススメの1冊なので、爆笑したい人、クスリと笑いたい人 ぜひ読んでみてください。
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【くちコミ情報】
役に立つと思います。
ナレーターの仕事を頼まれたときにすごく困って買ってみました。 なので前半のこえ」を作るという部分だけ感想を書きます。「 最初のページからまじめにやってみたのですが、 「こんな簡単なことで声って出るようになるんだ」と驚きました。 すごく楽しみながら発声練習ができました。 発音の仕方については、実際にマイクを通しての音と、 肉声を直接、耳で聞くときでは、聞こえ方が違うと思いますので すべて使えるというわけではありませんでしたが、 (この部分は鴻上さんもご自分で前置きされていましたが・・。) 全体的にはすごく満足感の高い本だと思いました。、
わかりにくい
やる気満々で購入しましたが、この本をみているとやる気がしぼみました。これなら、他の営業本の基本的な発声法の方が、よほど接客業には役立ちました。この本はわかりづらいのです。イラストでの説明もわかりにくい。とにかくわかりにくい。
GOOD!
[声のレッスン]と[身体のレッスン]と2つにきっちり分かれていてすごくわかりやすいです。また、双方のレッスン内容も充実していて、さらに『どうしてこんなこと(レッスン)をやるんだろう』とか『やるときの注意点』などが事細かに書いてあるので、失敗しずにすみます。 まだ、70ページくらいしか読んでないけど、読むたびに、『次はどんなレッスンだろう』と思ってしまいます。 買って損はないと思います。
目標の高い人向け
レッスンはもりだくさんで、本格的な内容です。ただ、一般人で発声が明瞭でなく聞き返される、教師やプレゼンテーションする機会の多い方がちょっとやってみよう、というモチベーションでは、専門性が高く続かないと思います。 著者も287pで「また、一般向けに「あなたの魅力を演出するちょっとしたヒント」という本が出ています。この本が専門的に過ぎると感じた人は、そちらをどうぞ。」と書かれています。( )で単行本の発行年月日などが書かれていましたが省略しました。2003年に同著書名で文庫になっています。 私はそちらを実践してみようと思います。
教育関係者、スポーツ指導者も必読
演劇の世界の住人はこの本から計り知れない恩恵を受けているだろう。教育関係者はpp.102-103 の『溶ける子音』の記述に大笑いし、pp.122-125 の滑舌に関する記述などを読んで自信を持って指導に当たれるだろう。教育関係者だけでなく、スポーツを指導するコーチにとっても、独善的な『正しい』姿勢やフォームの押しつけを見直し、選手一人一人の骨格・体格に見合った動きを発見する手伝いをするヒントが見つかるだろう。とりわけ『リラックスした体』(p.173)の部分は何度も読み込んでほしい。個人的には学生時代に、竹内敏晴の一連のレッスンに傾倒していたこともあり、非常にスムーズに内容について行けた。ベストセラーになる資格十分の良書である。
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世阿弥(著)
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【くちコミ情報】
芸術の「古典」であるが現代にも通じる
観阿弥・世阿弥が言うところの芸能における「花」ということに興味があり本書を読んでみたのですが、単に芸能(芸術)における古典ではなく、現代の社会にも通じる記述が随所にあり思わず引き込まれてしまいました。 「花」を極めるためには結局は、なによりも稽古(努力)が第一であり、慢心せず常に謙虚に稽古に精進することだと理解しました。これは単にビジネスだけでなく生き方にも通じることではないでしょうか。 なお原文は当然のことながら古文ですが、 ・非常に平易な文で記述されていること ・分量が多くないこと ・章立てが細かいこと により読み易い本です。 ぜひ一読されることをお勧めします。
すべてに通じること
高校時代に本書に目を通したときは、この本の凄さが良くわからなかった。しかし、数年前、改めてじっくり読み直し、ひとつのことを極めた世阿弥という人の凄さを実感した。この本に書かれていることは、簡単に言ってしまえば世阿弥の能に対する考え方、能を演じる者としての心構え、芸術論である。が、一職業人として、また芸術家として、それまで娯楽でしかなかった「能」を芸術にまで高め得た才知と哲学の体系は、能あるいは芸術一般のみならず、現代の私たちの生き方の指針ともなると思う。
史上まれに見る演劇理論
世阿弥の演劇理論の驚くべきところは「悲しみを演ずるのに涙を使わない、老人を演じるには背中を丸めない」という反具象性であろう。西洋がスタニスラフスキー・システムなどを通しようやく思い至った演劇の真髄を、この時代に既に見て取っていたその眼力には感服の他ない。息子にこれだけのことを口伝で叩き込んだ観阿弥という親父のすごさは言うに及ばず、それをしっかり消化して演劇論のレベルにまで昇華した息子も怪物と呼ぶ他は無い。お涙ちょうだいの三流ドラマを愛でる日韓の叔母様方の現状を見たら、世阿弥は何と言って嘆くであろうか。「老人ならば背筋を伸ばせ」はご老人相手に健康教室で話をするときによく引用させてもらっている。自分の背筋も伸びる。
必須本
「風姿花伝」は明治42年に吉田東梧博士が学会に発表するまで、存在すら知られていなかった”秘本”ですが、このような素晴らしい本を現代に読める喜びは表現しようがありません。吉田博士ありがとうございます。 p 「秘する花を知る事。秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず、となり。この分け目を知る事、肝要の花なり。そもそも、一切の事、諸道芸において、その家々に秘事と申すは、秘するによりて大用あるが故なり。」という有名な言葉は様々なところで引用されている。今風に言えば、チラリズムと言えようか。認知度を高めるためにはできる限り、効果的に伝えたほうが良いと思いますが、能のような秘儀を演じる場合、出し惜しみが大切であると理解しました。 p 世阿弥の有名な言葉に「新、珍、楽」という言葉がありますが、現代でも充分通用します。第3者に受けるにはこの3点がポイントということです。ご参考になれば幸いです。
古今を通じて流れる日本人の「美」意識
室町時代、三代足利義満将軍のもとで、従来より親しまれた申楽を「能」として大成した世阿弥が、その父親である観阿弥から伝えられた精神を、秘して子孫へ伝えようと著したものがこの「風姿花伝」である。口述による指南の限界を意識しながらも一貫して説かれる極意は、古来より流れる伝統としての「風」をいかにして体得し、時宜に相応しい「花」として咲かせるか、という比喩に徹頭徹尾凝縮されている。 p 事物の本質を的確に捉え、自身の心の内に一心同体とすることが「芸」としての物真似の妙であり、把握に失敗すれば「弱さ」を持った「幽玄」や、「荒さ」を持った「力強さ」が顕在化し、本質を見失う。名誉や技巧の追求に走らず無心に稽古に打ち込む姿勢や、表現しようとする心を捨て去った後に浮かぶ純粋に自然な表現に裏付けられてこそ、貴賎老若男女に慕われる芸となり、万人に感動と幸福をもたらし、人生を豊かにすると説く。 p 古来より伝わる「禅」の思想と、自然との一致を目指す日本人の美的感覚を、その底流に感じさせる世阿弥の芸論は、「能」の世界にとどまらず人生の指針としても有用なものであろう。文章は古文体であるが、重要な概念を示唆する節には適宜補注が加えられており、全体として真意を失わずに読むことができる。変化し続ける個々人の考え方を包括的に俯瞰してこそ、部分の意義を認識できるとする世阿弥の意見に従えば、「花鏡」や「劫来花」など他の著作も是非とも読んでみたいものである。
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読みやすさ抜群、だがもう一歩奥を!
鴎外の名訳があるというので、高校生時代にファウストに初挑戦したが、なにが面白いのかわからなかった。先生に話すと、受験とは関係ないなと言われた。大学生時代だったかに相良訳のファウストが岩波文庫で出たというので読んだ。内容を掘り下げるのに苦労した。自分でも読み方が不十分と思ったし、ゲーテに対する一般的評価とは違いすぎるなと思った。その後、中央公論から手塚訳(手塚富雄訳のことで、池内訳2巻の末尾に出ている手塚治虫の漫画とは別物)が出た。これは面白かった。たしかにファウストは(そういわれるからかもしれないが)、特に第2部が奥が深いなと思った。そして、別の契機から「新訳」というのに興味がわいて、池内訳を読んだ。今までのものとの違いに驚いた。わかりやすさは格段上だ。ただし、この訳を最初に読んだとすると、ゲーテの深みが出ない感じもする。一語一語を理解するのに考えながら読んだ過去のファウストに比較すると、池内訳は「斜め読み」さえ可能である。これは、過去とは違って、時間にゆとりも出来て、ゲーテの「イタリア紀行」を携えながらナポリからパレルモへ船で渡ったり、ヴェネチアを楽しんだり、ギリシャ神話の母国やトロイ遺跡へ行ったりした後で読んだから、よけいにわかりやすかったのかもしれない。ちなみに、シチリア島のパレルモを歩くと、ゲーテの時代を感じることが出来るから面白いものだ。この池内訳は、活字離れの進む今の若者にはいいだろう。ファウストの粗筋を知って、手塚訳か相良訳に挑戦してもらうとよけいにいいと思う。特に、全てを「金銭」で判断したり、片づけようとしている今の日本の社会を見ると、多くの人(若者も高級官僚も政治家も)にファウストを読んで、考えて欲しい(特に第2部)。なお、池内訳では解説が素晴らしい。挿絵は断然、文庫ではない手塚訳のものだ。★4の理由は、新しさ(読みやすさ)と豊富な内容の解説への高い評価に、これだけではゲーテを理解するには不十分であることと挿絵のまずさのマイナス点を加えたものである。
積ん読だったけど、読み終わった。読んでみるべきです。
“ファウスト”積ん読の一冊だったのに、読んでしまった。 池内訳の散文は一気に読めたし、山本容子の銅版画のイラストもぴったりだと思った。 前半は、戯曲という形式と、神や悪魔などを受け入れるのにちょっと戸惑ったが、霊液で若返り、マルガレーテにいいより思いを遂げるファウスト。そのためにマルガレーテは、ファウストに兄を殺害され、母は死に、妊娠。産まれた赤子を殺し、獄に繋がれる。彼女に救いはあるのだろうか。最後の場面には、感動した。 読むきっかけとなったのは、北村薫「スキップ」のなかに「時よ、とまれ、おまえは美しい」の「ファウスト」の詩句を読んだことにある。 古典とは、さまざまなものに影響を与えているのだ。人間は何時の時代も変わらない。読み返すほどに奥が深いと思う。
今までに無い素晴らしい訳本
ファウストと言えば、相良守峯先生の名著と思われている方にも是非ご一読をお薦めしたい。 深くを追求するには、あまりにも困難きわまるゲーテであるが、このような訳が可能であるのかと、驚きながら一気に読みきってしまった。 本来の文章を追う訳本である場合、言語差による面白みの欠如からどうしてもストレスを感じてしまうのだが、異国への憧れ、人の本質、著者の伝えたいイメージがぐぐっと押し寄せてくる感じ。 ゲーテは難しいと苦手意識のある方にも安心して薦められる。少しの西洋史か神話の知識があれば、青少年にも楽しめる内容であると思う。 個人的に、挿絵のイメージが異なり星4つとさせて頂いた。
新たなファウストの誕生
あらすじはご存知、ファウストとメフィストの賭けの顛末であるが、訳と注によって、これほど読後感の違う作品に初めて出会った。 例えば、第一部ではファウストが悪魔に魂を売ってでも究めたかったこと、この重要な部分で訳語から受ける印象が違う。つまり、ファウストの性格設定が違ってくる。 p また、順序が前後するが、冒頭の「捧げる言葉」は瑞々しい口語体で心に響く。「あるのは思い出そうとする意思だけだ。」という、アメリカ人人気作家の手に成る連作の切ない一節が浮かぶ。豊饒かつ長大なことで名高い作品で、フランス人作家が生涯かけて「求め」たのも、そうした「時」である。 ゲーテがこの部分を書いた時、彼は既に五十路に近い。なぜ過去は輝くのか。まだ、私にはわからない。しかし、その輝きが第一部のテーマであるように思われた。 p 明快でリズミカルな池内訳は特に年少の読者におすすめしたい。一方、『ファウスト』は一生に何度も楽しめる作品として、つとに知られる。先行する鴎外、相良、高橋各訳で読まれた方には、池内訳の結ぶ新たなファウスト像を、頭の体操を兼ねて楽しんで頂きたい。
本を読む歓び
旧来までの訳は難解とのことですが、この池内訳は読みやすいく、お正月休みに一気に読みました。山本容子さんの挿し絵もステキ。 読書の歓びをたっぷりと堪能させてくれました。来年のお正月休みにでももう一度読みたい。 また私はこれを機会に原文の韻文に忠実な旧訳も読んでみようと考えてます。
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シェイクスピア(著)
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カスタマーレビュー数:20
【くちコミ情報】
一振りの香水の香りが あたりを漂う
高校時代の一夏に演劇をやった事がある。文化祭の一環に演劇コンクールというものがあり それの練習で夏休みを費やしたわけだ。僕の行っていた高校はかような行事が大変盛んで 授業より行事で存在感のある人が尊敬されていた。 そんな夏に 演劇コンクールのために 新潮文庫でまとめてシェイクスピアを読んだ。何か役に立つと 15歳の僕が考えたのだろう。 今考えると 15歳にシェイクスピアはちょっと荷が重かったと思う。口ではシェイクスピアが描き出した「人間の苦悩」というような話をしていたが 所詮たいした苦悩などしてきていない高校生の生意気だけであった。それはそれで青春時代のエピソードとして 今でも僕のどこかに残っている。 シェイクスピアというと まずは本作ということになると思う。ハムレットは読んだことがなくてもハムレットという名前は皆が知っている。「ハムレットの心境」とは今でも良く使われるではないか。 「To e , o Not to e. That is the question」という言葉は 映画「荒野の決闘」でドクホリディが朗読した場面での有名だ。 そうして それがシェイクスピアの凄みである。シェイクスピアの一つのセリフが出てきた瞬間に その映画、その舞台、その場面が がらりと雰囲気が変る様は良く見られる。俗な言い方をすると一瞬にして香気がただようとでも表現すれば良いかと思う。その雰囲気は 一振りの香水にも似ている。 「To e , o Not to e. That is the question」。そう それは誰にとっても 何時になっても問題なのだ。
クレメンタイン=オフィーリア、チワワ=ガートルード
ジョン・フォードの『荒野の決闘(いとしのクレメンタイン)』という映画を見ると、フォード監督は清純派よりもチワワのような「魔性の女」タイプのほうが好きなのでは?と思ってしまう。ただ、西部劇を見に来るような客というのは逆の嗜好である可能性が高い。その辺のジレンマがあの映画に出てたような気がする。ラストに「クレメンタインという”名前”は好きです」という台詞があるのは一種の皮肉かと思った。 『ハムレット』を読んで同じようなことを感じた。
シェイクスピアの作品。
シェイクスピアの作品はテーマが3つに分けられるそうだ。 それは、命、女、金(かね)。それぞれの意味は、何のために生きるか?という事で、 「命」は自分自身のために生きること。 「女」は他人(家族・恋人を含む)のために生きること。 「金」は地位や名誉・・人 |