2008年05月12日(月) 美術館・博物館の第1位は
『直島 瀬戸内アートの楽園 (とんぼの本)』!
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¥ 1,470(税込)
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カスタマーレビュー数:5
【くちコミ情報】
直島編集本としては5つ
アート性の強い本はほんとに多い。訪問した際購入したが、 アーティスト自身の本はあっても、直島全体が素敵に見える本はなかなかない。 この本はそれがわかりやすく、しかも直島の雰囲気を見事に表している。 偏っていないので、各アーティスト達に思い入れがない方には調度良いです。 地中美術館の本も買ったけど、こちらの方が空間的にも作品的にも 写真がわかりやすくて良いです。 個人的意見ですが、でもこういった解説本は現地土産がよいかなと。 丁寧に書かれているので、知ってから観るのと、知らないで観る、感激は分かれると 思います。人それぞれだとはおもいますが。
現代アートになじみのない私には良かったです。
美術館は好きでよく行くのですが、彫刻や現代アートは、 行く度、よくわからず、首をかしげる事が多かったので せっかくの、直島旅行が首をかしげるだけで、終わるのはもったいないと この本を購入しました。 おかげで、知らなかったアーティストや作品を行く前に 少しでも知れて、予約のいる『きんざ』や『文化大混浴』もいけましたし、 ベネッセハウスの建物、家プロジェクトも楽しめました。
今日の安藤はただの人である
非常に人気のある建築家だが、あまりにもひどい建築作品を多く見すぎて、この作家の真髄に疑問を抱いている。 たとえば兵庫県立美術館や京都陶板画美術館や直島の美術館など、どれもこれも似たようなコンセプトで設計され、見物客のことを二の次、三の次にした不便な建物は、外観も内観もいやになるほど陳腐である。 たくさんの作品を設計しすぎたという言い逃れもできまい。ひとつひとつの建築を丁寧に設計してこその建築家なのだから。 20年前は良い仕事をしていたような気もするが、今日の安藤はただの人である。 もはや彼の神通力はなくなった。 というか、もともと他の建築家(たとえば隈研吾や原広司にくらべて、それほど突出してすぐれた作家ではなかったということが冷静になった現在、見えてきた。
瀬戸内の島に点る文化芸術の灯
精錬所の島、直島は同県に住んでいても魅力を感じなかったが、最近の芸術文化施設によって、イメージアップしたようだ。その見どころを紹介・説明したのものである。実際に行って見ることに越したことはないが、本書に掲載された写真でもその片鱗を垣間見ることができる。 安藤忠雄の地中美術館がいい。敷地は丘陵の南斜面。かつて塩田だった場所だ。環境に埋没する建築、風景の継承、これらの主題をさらに推し進め、すべてを地中に埋め込んだ。地中という闇の中で、空間を浮かび上がらせるのは「光」だ。光を便りにして、クロード・モネ、ウォルター・デ・マリア、ジェームズ・タレルの絵画作品との出会いを楽しむことができる。 その他、ベネッセハウスのミュージアム、スイートルームまで完備したホテルまである。家プロジェクトでは古い家を活用・改修して、現代美術に変えてしまっている。このような試みが島の活性化となり、多くの観光客が訪れるようになり、過疎化になる一方の島に灯りが点った感じである。瀬戸に浮かぶ島の多くはどの島も過疎化に悩んでいる。直島をお手本にどの島にもこのような工夫がなされ、「楽園」と名付けられる島が甦ることを願わざるをえない。
今の直島のすべてを網羅
3度目の直島再訪でこの本に出会いました。「ベネッセアートサイト直島」はベネッセの展開する文化事業の一環ですが、企業とアーティストと住民の融合が、自然の中のモダンアートというコンセプトと合致して、違和感なく相乗効果を生み出しています。 監修は建築家の安藤忠雄氏で、2つのミュージアムと宿泊棟は安藤氏の建築ですが、才気あふれるアーティストたちが民家を再生させる「家プロジェクト」など見所は満載です。 現在「直島スタンダード2」というイベントの真っ最中ですが、そこには今後「家プロジェクト」に加えられパーマネントとなる作品もあります。 この本は今回のイベント内容も加えられて、どんどん進化する直島の「現在」が詰まったガイドです。
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【くちコミ情報】
おもろい
美術の本は数多くあれど、 こんなに見方のポイントばかりを 集めてくれた本は、 なかなかない! おもしろい。 飽きません!
美術初心者だったけど
今までほとんど絵画に触れたことがなく、美術そのものに対して、どう捉えたらよいのやらわからない、みたいな立場でいたのですが、ふとしたことからこの本にであって(プログラムを見て購入したのではないです)、読み始めたら、面白くて一気に読めてしまいました。 絵画ってだから面白いのか!と生まれて初めて思ったかもしれません。(多少誇張。) ただ読む、のではなく、絵を見ながらその謎(うんちくみたい)を解いていく、スタイルなので、絵画に縁遠かった自分でも、すんなりその中身に引き込まれた感じがします。 絵画を見る目が変わりました。こんな手軽に、絵画の世界を楽しめる本は今までなかったのでは?!おすすめです。
待ってました
テレビ放送時から本にならないかと待ち望んでいましたが、やっと出た って感じです。名画の裏に潜む謎を解き明かすというクイズ形式のままに 編集されていますが、芸術鑑賞を堅苦しく思っている方にはとっかかりに おすすめです。 ただ、先入観を持って作品を観るのは視野が狭くなると思いますので、 観て感じたものとこの本にある解説をあとで比べてみるとちょっとした 推理もののように楽しめると思います。感性ですから違ったって良。 続編を待ち望んでいます。
絵画に秘められた数々とは・・・
これほど、絵に込められた描く側の事実がわかっていいのだろうか・・絵にロマンス(鑑賞)を失くしてしまうほど、歴史事実が解き明かされている。時代を生きていた人の表現意欲が紹介されたということだろうか。けれど、表現者を支えた家族や人の関わりと事情の話はおもしろかった。絵画に近寄りやすくなる本であった。 ミレーとラファエロの話が印象に残っている。映画や書物の紹介がついていれば、もっと楽しみが増すだろう。
絵と言ふ名の暗号
面白い本である。美術史の様々な裏面を語ったこの本を読むと、絵とは、一体、何なのだろう?と思ってしまふ。絵には、これほど多くの謎や歴史が隠されて居るのである。中学生や高校生に、是非読んで欲しい本である。 (西岡昌紀・内科医)
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中谷 剛(著)
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カスタマーレビュー数:5
【くちコミ情報】
わかりやすいガイドブック
わかってるはずなのに、ここは墓地なんですよね。 この本を読んでから、シンドラーのリストを見ると 心の叫び、悲しみを更に深く感じ、涙が止まらなくなります。 犠牲となった人達の真実の記録が、地から掘り出され、貴重な証拠になってるんですね。 後世に記録を残し、二度と悲劇が繰り返されないよう命がけで埋めたと思うと、、。 是非読んで頂きたいすばらしい本です。
訪れてみて・・・
実際にアウシュヴィッツを訪れるには、ぜひ読むといい一冊。 前編には歴史的背景が、後編には写真を含め、アウシュヴィッツのガイドが書かれている。 現地では、ポーランド語、ドイツ語、英語の解説くらいしかないので、 本書を持って回るとよいと思う。地図も載っているし。 本書と公式ガイド(現地販売)があれば、ガイドはなくても平気かな?という感じがした。 横でスペイン人のガイドを聞いていたが、そのガイドよりも、 本書のほうが、役に立つ。といった感じ。 本書には展示品以外の撮影は可能らしきことが書かれていたが、実際に訪れてみると 規則が厳しくなったのか、撮影できないところが多数。 本書で足りないと思ったのは、死の壁、ガス室、監視塔など、どれが再建設されたもので どれがオリジナルのものか書かれていないところ。 実際足を運んだ人はそれも知りたいのでは・・・。 アウシュヴィッツへの感じ方は人それぞれだと思うが、訪れてみないとわからない 雰囲気を持ってると思った。旧バラックの展示場内の階段の磨り減りをみて 多くの人が訪れているのがわかった。 ぜひ多くの人が訪れて、感じたことを話し合って欲しいと思う。 忘れてはいけない現実なんだなと。
いく前に、そして、行った後に読み返してほしい本
仕事を兼ねて、何度かアウシュヴィッツに訪れた。おそらく自分からは行かなかった土地と思う。その時のガイドさんが中谷氏だった。某ガイドブックで紹介もあったので、有名人でもあったと思う。印象的だったのは、淡々とした語り口。「どうして、こういう仕組みが出来上がったのか、このような出来事が実際に行われるようになったのか・・・自分で考えてほしい」という姿勢。また、なぜ中谷氏はここに来るようになったのか・・・というのも 聞くことの出来ない疑問として残っていた。(この点においては、この本の目的が自身のことではないので深くは語っていないものの少し触れている) 前半は、中谷氏自身のポーランドでの経験を含めた概観。 後半の博物館についての案内は、ガイド時と同様極力主観をさけて、まさに淡々と語られている。 まるで、自分の考えを語ることで、読者の「自分で考える」というテーマを損ねてしまうのを恐れるように。それは、おそらくこのアウシュヴィッツを作った人々の一番マヒさせられた大事な精神活動の一つではないか。 氏も言っているが、まだまだ日本人の訪問人数はすくない。若者はさらに少ない。 ドイツ人の学生が先生と一緒に多くおとづれる場所でもあるとのこと。 この本を熟読して訪問するのをお勧めしたい。(博物館内で韓国、中国の人たちとすれ違うことも多いので、アジアの歴史も踏まえておくのをさらにお勧めしつつ)
読んで見に行きましょう
昨年(04年)1月に、中谷氏のガイドで、アウシュビッツを見学してきました。まさに、この本の中に書かれたように、博物館であり、墓地でもあり、厳粛にという彼の言葉がよみがえってきます。 見学の時に記憶に残っていることに、本で紹介されている所長のヘスにも家族があり、家庭ではよき父親であった。それは、他のドイツ軍兵士も同じであり、収容所での狂気の仕事は、1面でしかない、そのことを考えて欲しい、という中谷氏の言葉です。選挙で選ばれたヒトラー、そして狂気の虐殺、ホロコーストを行ったドイツ軍(ひょっとしたらそれを黙認してきた市民)は、私たちの隣にいるのでは、あるいは、自分がそういう時代にいるのでは、と考えさせられました。 できるだけ、当時のものを残そうという博物館、その空気、雰囲気をこの本で知り、現地にも足を運んでいただきたいと思います。
真摯な眼差し
この本は「博物館案内」というタイトルの通り、博物館の展示物と案内文が載せられているのだが、それはあくまでこの本の一部に過ぎない。この本の主眼はむしろ中谷氏のエッセイにある。エッセイの中では「なぜアウシュヴィッツに行くことになったのか」「博物館を訪れる人々が何を思っているか」「ポーランド人はどのように過去に向き合っているのか」「未来への教訓」といったテーマが語られている。私は昨年、中谷氏のガイドを受けてアウシュヴィッツ博物館を見学したのだが、中谷氏から受けた印象は「客に知識を伝えるというよりも、この歴史的悲劇を見つめ、真摯に自問自答している」というものだった。エッセイの中にはこの「真摯な眼差し」があふれ、私自身もまた自問自答に引き込まれた。案内文も中谷氏の語り口がよみがえる文章で、やはり彼の考えていることの一端に触れることができると思う。アウシュヴィッツに、そして戦争に少しでも興味を持つ方には必読の書。
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千住 博(著)
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カスタマーレビュー数:7
【くちコミ情報】
日本の常識は世界の非常識、美術の世界でも同じ
ワシントンDCのNational Galla y of A tも、NYのMoMAもメトロポリタンも実に作品が見やすい。近代の作品は圧倒的にNYだ。展示室の壁紙も指摘のとおりに作品に合わせて配色が異なるのは常識。常設展示が貧困なのだから、日本ではある面では致し方ないが・・・それ以上に鑑賞者の姿勢が教養主義的で、不自然だという指摘はもっとも重要だ。画家になったつもりで、困ったら耳を見る、など作品鑑賞法を素人でも工夫すれば作品の本質が見えてくる手法は本当に参考になる。やはりプロの画家ならでは自然体の鑑賞法で、生活の一部として絵画を鑑賞する意味を教えてくれる。見方のつぼを精確についている、そこが実に楽しい。
すぐに使える美術鑑賞ガイド
美術館に行って作品の前に立っても、「いいなー」と感じるだけで、他にどこを見ればいいのかよくわからない人に対して、本書は作品の「読み解き方」を解説してくれる。 例えば、人物画は耳に注目すると説いている。なぜなら、耳を描くのは難しく、うまく描くには高い技術が求められる反面、あまり注目されないところでもあり画家が手抜きをしやすいところだから、とのこと。著者自身、画家であるため説得力がある。 ニューヨークを舞台としているが、ニューヨークに行ったことがなくても全く差し支えない。本書で取り上げられている作品は必ずしも有名なものばかりではなく、メトロポリタンとMoMAを訪問したことがある私にとっても「こんなのあったっけ?」というものが多かった。 本書の性質上、印刷が白黒であることが惜しまれる。カラーにしてほしかった。
素敵な本でした
この本を読んで、私は一気に千住博ファンになった。「美術案内」なんて、ちょっと構えてしまいそうな題がついているけど、とんでもない。千住氏が、絵を見てどんな風に感じるのか、どんな風に描こうとしているのか。絵へのあこがれや愛がたっぷり溢れてる。そして、実際に千住氏をナビゲーターに美術館めぐりをした野地氏の文もいい。私も美術館に行って、おんなじように試してみよう、楽しんでみようという気にさせられる。でも、私の場合、千住氏の感性豊かな文章にやられてしまい、美術館に行きたいという以上に、「千住氏の描いた絵を見てみたい」と思ったのだけど。
MOMAに行ってみたくなる本
この本を読むと、美術鑑賞は難しいものでも何でもなく、 作品を通して画家と対話することなのだと思いました。 ただし現代美術と対峙する場合、こちらの側に予備知識があったほうが良い。 作品を見ただけでは、どんな印象を持てばよいかわからないくらい難解な作品も多いからです。 画家が他にどんな作品をつくっているのか。 他のどんな画家から影響を受けているのか。 あるいは、もっと大きな現代美術の流れなど。 事前にある程度、勉強しておくことが必要だと思いました。 そんなところまで気付かされました。
難しい事抜きで楽しく一読
NYに行く折にはぜひ行ってほしいメトロポリタンミュージアムとMOMAを中心に著されています。メトロポリタンはゴッホやルノアールなどおなじみの作品たちで、千住氏の画家としてのコメントが楽しめます。MOMAは私は見てみて難解で、楽しもうと思っても楽しめない物もあり、メッセージさえ受け取れず途方にくれる作品もありました。千住氏の説明で、彼の鑑賞のし方が提言されています。ぜひ、実際に見ながら楽しんでほしい一冊です。美術初心者も楽しめました。
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【くちコミ情報】
博物館学の原点 原典
書名通り 博物館学の原典だと思いました。歴史、展示、保存、など難しい分野であっても 理解しやすいように書かれています。解説の部分には、訳者のフランス博物館事情のようなことが書いてあり、これも参考になりました。私は文化財学を専攻しようと考えていますが、これはお奨めの一冊だと思います。
非常に読みやすい概説
博物館学に興味を持ったため、購入しましたが、初心者でも分かりやすい内容でした。 気軽に読める概説書ですが、事例も多く、大満足の一冊です。
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始まりがあれば終わりもあるのが世のならい。だれしも1度や2度は、楽しみにしていた展覧会を見逃してしまった苦い経験があるだろう。そんな期間限定のイべントの性質を考える際、会期終了後にも展覧会の記録を残してくれるカタログはなんとも重宝する出版物だ。奇麗な図版は見た目にも楽しいし、展覧会を企画した学芸員の研究論文や詳細な作品データは企画の意図や背景を知る資料として有益で、なかにはその展覧会の枠組みを超えた幅広い見識を学ぶことができる優れものもある。 ところが、日本の展覧会カタログは、厳密には「書籍」には該当しない。著作権法第47条の規定によると、展覧会カタログは「観覧者への展示作品の解説・紹介を目的とする<小冊子>である」とされており、その販売は原則として会場内のミュージアムショップだけに限られる。ごく少数の例外を除けば、一般書店で購入することも図書館で閲覧することもできないし、長引く不況による制作予算の減少、学芸員の置かれている厳しい労働環境、情報収集・保存体制の不備なども合わせて考慮すると、展覧会カタログを取り巻く環境はお世辞にも恵まれたものとは言えまい。 その点、さまざまなタイプの展覧会カタログを多角的に紹介した本書の意義は大いに貴重なものだ。編著という性質上、扱われる素材は当然に多岐にわたっているのだが、困難な状況下にあって数多くユニークで優れたカタログが刊行されている事実を知るにつけ、欧米諸国に比べて大幅に立ち遅れていることは否めないものの、日本の美術館・博物館もまだまだ捨てたものではないと思わず安堵させられる。 あえて欲を言えば、タイトルで「愉しみ」をうたいながら大衆的なエンターテイメント色の強い展覧会の話題に乏しかったことと、ブックデザインの専門家の視点からカタログを扱った本格的論考が含まれていないのはやや残念に思われた。この2点についてはまた別の立場から掘り下げた書物の出現を期待したい。(暮沢剛巳)
【くちコミ情報】
サロン・ド・テ風論文集。
展覧会に行くと素敵なカタログが入口あたりにおいてあります。つい手にとって、3000円ぐらいだけど、まあ記念に買っておこうかな?と買ってしまって、家の本棚の片隅に何年も置きっぱなしになってしまう。でも何年か経つと、それが意外に貴重な書物になっていたりする。 おもしろい企画の論文集です。執筆者もなかなか気鋭の若い研究者を揃えてそれぞれの専門からそれなりの面白い見解をわかりやすく読み易く解説してくれています。下のレビュアーのおっしゃる通り、軽く読めてちょっと午後のお茶の時間などにぴったり。展覧会カタログってこんなに奥が深くて面白いものだったんだ〜!って感じの一般教養的なお勉強になる一冊です。
カタログ好きは楽しめる。
意外に軽い本です。出版元といい判型といい、学術的な本かと思って読みましたが、別に統計や考察が網羅されているわけではなく、あくまで、展覧会カタログを“愉しむ”本です。大部分は、いろんな人が寄稿した展覧会カタログ“書評”で構成されていて、それぞれ、展覧会-カタログ-鑑賞者(=筆者)のスタンス、愛情が反映されていておもしろい(基本的に、おもしろかった展覧会・カタログをネタにしているので不愉快な批評はない)。 私自身は、絵は会場で見るもの、カタログは買う必要なし、解説は美術書で、との信条でしたが、この本を読むと、カタログには独特の企画意図が反映されている(ものもある)ようで、読みたい、コレクションしたいという気持ちになりました。 p くどいですが、意外に軽い本です。もっと値段も安く、ポップな造本で出版してくれたらもっと広く読んでもらえるのに残念。
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