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   画家・写真家・建築家 の売れ筋最新ランキング   [2008年07月06日 08時55分]
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言う事なしです!
写真の美しさは言わずもがな。。。 被写体もバラエティに富んでおり、キレイな写真の中からその匂い、空気さえも感じてしまうのは作者の被写体への愛情が成せる業だろうか? 30年程前の土地と現代の土地の比較などもされており、沖縄の遍歴を知るのにも一役かっている。 沖縄好き、海好きには必見の写真集でしょう。
沖縄周辺の島に残る美しい自然と独特の文化
三好和義というユニークなカメラマンは、子供の頃、沖縄を訪れ、「楽園」というカメラマンとしてのテーマを発見したそうで、世界中の楽園の撮影を仕事にしている羨ましい人です。以前、店頭でモルディブやタヒチなどの写真集を見て、独特の色彩感に惹きつけられました。そして、今度はじめて三好さんの写真集「ニライカナイー神の住む楽園・沖縄」を購入。写真集のなかではやはり、海、花、など自然を撮ったものにより魅力を感じますが、いいところはやはり本島というより周辺の島になります。与那国島、粟国島、久高島、竹富島、小浜島、西表島などいつか行ってみたい、そんな気にさせてくれます。海に囲まれた小さな王国だった沖縄、海の向うに楽園があるという「ニライカナイ」の信仰がいま強く残っているようです。あちらこちらにたくさんの神様がいまも存在している多神教の島、多分、古代日本の社会に近いところがある、そんな気がします。写真集の最後に高倉教授(沖縄大学)が「神様を感じるフィーリング」という一文を寄せられていますが、聖域であるウタキや神様の通る道がいまもいたるところにあるそうで、島の人はいまも神の存在や祖先の霊を意識しながら生きているのだそうです。この写真集は、そんな沖縄の空気や世界を感じさせてくれます。私もいつの日かこうした島に行ってみたい。
色が生きてます
こんなに色のきれいな写真集はないぐらいすばらしいです。沖縄の風景だけではなく、海岸でフルーツを並べきれいな構図で撮影している写真も目を引きました。色だけではなく計算づくで構図を作っているのにも感心させられます。こんなにすがすがしく、純粋に体に染み込む写真家も少ないと思います。お勧めの一冊です!
たくさんの人に知って欲しい自然美
一番初めに平良とみさんと、著者が一緒に写っているので 初めて三好和義さんのお顔を知りました。 何度見ても、いつまで眺めていても心が癒される、素晴らしい写真集です! JTAのカレンダーや機内誌コーラルウェイにも掲載された写真も含まれています。 この美しい沖縄の自然美を、たくさんの人に知って欲しいと思います!


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溜め息がでる程の美しさ
私が一番好きな写真集のシリーズ、世界名景紀行の島シリーズです。 世界各地の小さい、けれど息を呑むほど美しい島々の風景写真がてんこ盛りです。 自分の行った事のある所が載っているとワクワク度倍増。 世界は広いんだと実感します。死ぬまでに、ぜひともこの目で見ておきたいと思いました。 その場所への簡単な歴史的背景とアクセスの仕方が載っていて、世界地図片手に見るといっそう楽しめると思います。


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子供に見せたら駄目
リスカでもしないと生きられない程辛い人もいる。 でも、ただファッションでリスカする人もいる。 そういう人を増やすんじゃないかと心配。 ファッションでリスカする人が増えれば、そうでない人達の迷惑だ。 また、思春期に入りたての子供らは、どんなに良くない事だと書かれていても、こういう本でリスカを知ると、平気で憧れる子達も出てくる。 子供に、リスカという方法を提示しては悪影響。 憧れなくとも、苦しい事があったとき、苦痛回避の手段として頭に入れる。 一度やってしまうと依存するのみ。 ほんとに、そっとしておいて欲しい。
読まれるべきは…
地球が何時誕生してヒトという生き物が何時からそこで生命を育むようになったかなんて、私には想像を超える。が、少なくとも人間はこの宇宙にある地球という場所で生きていて、その存在はとても小さい。自然は時に優しく、時に脅威だ。だから、一人では決して生きていけるはずもない。いろいろなことが便利になって、あたかも自分たちが一人で生きてきたような顔さえしているけれども。それを理解している大人は一体どれほどいるのだろうか。きっといくらも居ないだろう。この本は、例えばそういった大人たちにも読まれるべき本でもあるかもしれない。そして気づいて欲しい、自分がどれほど無知であるのかということを。 人は、支えあい繋がりあわなければ生きていけない。でも中には、その繋がり方が解らずに苦しんでいる人もいる。若しくはその術を知っていながらも、その勇気を持てずにいる人もいる。彼らは自分の小さな部屋で、もしかしたら震えているかもしれない。でも彼ら自身の責任では決してない、きっと。責めるべき人も、いない。なぜなら重要なことは、そんなことではないから。 何故リストカットをするのか。この本はその疑問それ自体を、問うているのではないと思う。人と繋がって生きていくことの大切さ、その難しさ、そして現代社会においてそれはどうなっているのかということを、読者自身に問うているような気がした。 自傷者やそれにかかわる人、心に苦しみを抱える人、家族との関係に苦しんでいる人と、作者とのインタビュー形式で綴られているこの本。印象に残った言葉『岡田さんは、「誰も信じずに裏切られない人生」と、「信じて裏切られる人生」どちらをとりますか?』/「弱い自分を絶対誰にも見せたくない。泣くとか落ち込むとかとは無縁でいたい。」(中略)「私は、ほんとは、心の底ではお母さんに心配して欲しいって思っているのかもしれない。」/「本当なら1番、愛とか優しさとか暖かさで繋がっていたかったはずの人達と、上手く繋がれていない。」/「そんなに虐められたら、人を信じられなくなるでしょう?父親にもずっと虐待されていたのに。」(岡田)/『家の中で(中略)「ご飯できたでー」言ったらいいのに、「ご飯やで」ってメールするんです。』(中略)自分が今やりたいこと、それを何か見つけて一生懸命やること、それが僕は「生きがい」やないかなと思うんです。』/「誰かが死ぬことで残されたものが苦しむってことは、人間の存在って重いんだなって思う。」 読まれるべきは、この社会や世間で、感情という言葉すらも忘れ、権利や立場それら目に見えるものを主張し、傲慢にさえ生きている多くの人たちではないのだろうかと、私は思う。あとがきで作者が述べた『「命」が「人と人との繋がり」によって生まれてくる限り、人間は誰かと繋がって生きていく。』という言葉が心に響いた。
自分の存在が揺らぐ、平常心が揺らぐ
私はずっと自分に自信がなくて、いつも人の評価をもとに行動していて、自分が嫌いでした。自殺したいとは思わないけど、いつか死を前にしたときには動揺しないだろうな、と予想する自分がいました。今はそんなこと考えなくなったけれど、そんな昔の自分を思い出しました。 そして今、自分の存在を疑ってみなくなったのは、大人になったということだと思っていたけど、世の中の不条理とか、ネガティブな思想をしがちな自分とか、そういうものをうまく見過ごした上に成り立っているものだな、ということを思いました。自分のなかにある確かな不安に、ときには向かい合ってみることが大切だと、気づかせてくれる本です。
カメラマンがインタビュー
普通のリストカット関連の本は、体験者か関係者が出版していますが、この本はカメラマンがいろいろな人にインタビューしています。 直接的には関係がなさそうですが、逆に質問の内容やインタビューの対象者が他のリストカット関連の本とはまた一味ものになっています。 特に、リストカットをする娘を持つ父親のインタビューは感動的でした。 体験者だけではなく、見守った人の話もあり、いろいろなリストカット関連の本は読みましたが、一番おすすめします。


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やっぱりいいものはいい
久しぶりに「賃貸宇宙」を引っ張り出して眺めたけど、やっぱりいいものはいい。 購入したときは写真にまだはまる前でただ面白くて買ったわけでした。 写真にはまってから久しぶりに見ると構図といい、キャンプションといい、ひねりといい実にいい、と感じる。 今、自分が写真を撮っているので良く分かるけれど「センス」ってあるんだよな、と感じました。 追記 部屋が乱雑な人(私もそうですが)には同類をみつけるか、目標をみつけるかですがいい本です。後、目標のある人にもいいかな。
本とかCDとか四角いモノを沢山持ってる人必読
家賃はバラバラですが、趣味は音楽鑑賞と読書、それもかなりマニアックな、賃貸主義者の部屋が多く掲載されてます。散らかしてる人もちゃんと収納してる人もいてリアル。
いくら見ても飽きない
もともと世の中はわけのわからないことばかりだったのだ。 それらをいちいち理解しようとする気分ではない。 けれど、こういうスタイルもいい。 『TOKYO STYLE』よりさらに混沌たる部屋べやの集合に目をみはる。 ここまでオープンに部屋(と人)を撮らせてもらえる都築さんとは 一体、どんな人なんだろう。
"Tokyo Style"の続編
"Tokyo Style"で現代の暮らしを鋭く切り取った都築響一が、さらにパワーアップしたバージョンを世に出した。まあ、よくこれだけいろんな暮らしがあるもんだと(ゲップが出そうになりながら)感じさせられる。 前作と違う一点目は、時々、住人が写っている(なぜか裸だったりする)ことだが、人がいようがいまいが生活感に満ちあふれており、そんなに影響があると思わない。むしろ、二点目として東京以外に京都と大阪が舞台となっており、微妙な差が現れているのが興味深い。東京には肩肘張って精一杯生きている人が大勢いるが、関西にはあまりいないのか?寺山修司は東京だからこそ成立し得たのだと、妙に納得させられる。


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西欧哲学 vs 東洋思想
 著者によると、『建築に何が可能か』(1967年)が〈関係〉の論であるのに対して、本書は〈様相〉の論であるとし、21世紀は「様相へ向かう」と言い切る。  本書は、「均質空間論」(1975年)、「〈部分と全体の論理〉についてのプリコラージュ」(1980年)、「境界論」(1981年)、「機能から様相へ」(1986年)、「〈非ず非ず〉と日本の空間的伝統」(1986年)の5つの小論から構成される。  「均質空間論」において、「近代建築が行ったことの総体は、ミースが座標を描き、コルビュジェがその座標のなかにさまざまな関数のグラフを描いたという図式によって説明される」と要約し、近代性については「人間を記述するにあたって、ものの全体性を記述することなく共通性を抽出する自然科学の記述法にとどまっている」と批判的に捉える。そして、そうした近代の均質空間から何とか抜け出したいと願う。  「〈部分と全体の論理〉についてのプリコラージュ」では、「全体があってはじめて部分も記述できるという古典的な構え」を否定的に捉え、離散空間を提唱する。  「離散空間とは、それぞれの点が意味ある部分集合であることを含めて、いかなる部分集合も意味あるとされるような空間である」  「境界論」では、以下の書き出しで始まり、境界がはたす交換と媒介の役割を論じる。  「はじめに、閉じた空間があった−と私は発想する。この閉じた空間に孔をうがつこと、それがすなわち生であり、即ち建築することである。」  最も単純な建築を、屋根(ルーフ)/周壁(エンクロージャー)/床(フロア)という最も単純な要素に分解し、それを境界と解してさらに詳細に説明する。その内容を要約すると以下の通り。  エンクロージャーとは「空間に容器性を与え、空間を個体化するための手段」であるとし、フロアの空間性は「その面上で出来事が生起することにある」と述べ、「生活の〈場〉を形成する母胎」であり、さらには「境界があいまいな事象を同時に発生させ、かつ、そこに構造的把握を可能にするような空間性をもっている」と指摘する。最後にルーフには「空間を象徴するはたらき」があり、「空間の容器としての性格と場としての性格とを同時にとらえようとするための概念的な装置である」と述べる。  そして、これら境界にまつわる空間的概念は、実在する空間を構成する三つのプロトタイプ(部屋/庭/あずまや)に対応しているとまとめる。  最後に、境界面が誘起する空間効果のもっとも面白い現象として、「空間の内と外との〈反転〉」を指摘する点は興味深い。  「住居に入れば、ふつう家の中に入ったと感じる。それを外に出たと感じさせるように演出する。この反転した感覚が、さまざまな生活上の快適さのうえから、現代の住居にとって必要不可欠な条件である。」  本書のタイトルにもなっている「機能から様相へ」においては、近代建築の「機能」に対する概念として、現代建築の「様相」を指摘しつつ、両者を対比的に検討する。  近代建築:機能−身体−機械  現代建築:様相−意識−エレクトロニクス装置  様相(modality):事物の状態や空間の状態の見えがかり、外見、あらわれ、表情、記号、雰囲気、たたずまいなどと表記される現象。  最終章の「〈非ず非ず〉と日本の空間的伝統」では、仏教の「空の思想」に言及しつつ、あらゆる文化の底流に見出せる多義性を保持する論理を〈非ず非ず〉の論理と考える。  「機能論が立ち入ることができない全体的な雰囲気の世界」=「はたらきと関係ではなく、見えがかりであって、いわば様相の世界」の重要性を説き、その実践を日本の空間的伝統に見る。以下に様々な鍵語を用いつつ、日本の建築空間の特性を表現している箇所を抜粋する。  〈境界がさだかでない〉という現象は、日本の空間、より範囲を狭くすれば日本の建築空間の特性である。  〈場としての空間〉〈あると同時にないところの境界によって生成される空間〉  「間」は切断の技術ではなく、異質なもの同質なものを問わず、融合や一体化の、境界をあってなきものにする様相論的計測技術である。  近代の合理的思考に基づく「機能主義」を乗り越えるため、仏教の思想に基づく論理を採用する辺りは、黒川紀章氏の「共生の思想」にも共通する、西欧哲学に対抗する唯一の手段である?東洋思想の存在感を感じることができる。


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   フランク・ロイド・ライト、ル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエら、近代建築のいわゆる巨匠の時代が終わったあと、彼らの影響圏から離れ、真に独自の建築を作りえた「遅れてきた巨匠」ルイス・カーンの住宅作品を集めた本である。カーンの代表作と言えばキンベル美術館、ソーク研究所など比較的大型の建築の名が挙がるだろうが、しかしカーンがこつこつと作り上げた住宅はそれらに勝るとも劣らぬ魅力を持つ。キンベル美術館のような傑作が重要であることは間違いないが、たとえばフィッシャー邸やエシェリック邸を抜きにしてカーンという建築家を語ることはできないだろう。しかしこれまでカーンの住宅作品についての十分な日本語の資料はなかった。多くのカーンに関する書物がその住宅作品についてはせいぜい小さな図面と写真数枚を紹介する程度で、バランスに欠ける傾きがあったことは事実であろう。こうした不均衡を一気に解決する1冊である。

   カーンの住宅に接近するためには、とりわけ図面を参照しながら時間をかけて読み解くことがどうしても必要になる。その緊密なプロポーションの構成、思慮深く練り上げられた空間の充実、そして年月を経て現在もなおみずみずしさを失わないマテリアルの取り合わせ、どれをとっても表面的に眺めるだけではとらえることのできない深さを持っている。四季折々の豊かさを見せる美しい写真とともに各種の図面が丁寧に折り込まれ、たとえばフィッシャー邸ひとつのために実に60ページを費やすという、まさに徹底的なドキュメントである。一つひとつのページをめくるたびカーンの建築の圧倒的な密度にあらためて驚かされるだろう。

   同時に感嘆せざるを得ないのは、建てられてから50年近くを経たカーンの20件の住宅が丁寧にメンテナンスされて今もなお美しい姿を保っていることだ。そこには確かに愛されている建築の姿がある。多くの建築家の住宅が歴史に翻弄されあるいはトラブルに巻き込まれ、残念な姿を見ることは決して少なくない。しかしここに集められたカーンの住宅の状態の良さには驚くべきものがある。とりわけフィッシャー夫妻が建設当時を振り返って語るコトバは建築の幸福とでも言うべきなにかを雄弁に物語っているだろう。カーンはそれを与ええたし、彼らはそれを享受できた。そして本書において、読者はその片鱗に触れることができるはずだ。(日埜直彦)


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基本設計中の参考にどうぞ
フランク・ロイド・ライトの建築が気に入っていましたが、いろいろと調べている内にルイス・カーンにたどり着きました。本当に質感の高い建築は、普遍的であると思い知らされました。この本のおかげでコンセプトに共感できる建築家とも巡り会うことができました(^^)。基本設計に1年半ほど要しましたが、未来に受け継いでいける住宅ができそうです。
自宅建築のコンセプト
昨年自宅を新築したが、それにあたり方々の評判住宅やモデルハウスを見学したり、多数の住宅関連雑誌等を見たが全く参考にならず徒労に終る。結局最終的にはこの本が唯一の住宅建築のコンセプトつくりの一助になった。全てがまるで宝石のようなカーンの住宅、それに比べなぜに日本の住宅はかくも”ブザマな物”になったのか、嘆かわしい!
愛情のこもったカーン住宅作品集
 名作キンベル美術館の作者の住宅作品集を、愛情こめて綴った本。大建築家の名声を得た後でも、経営的には割りに合わない個人住宅を重視して時間をかけて設計・建築していったカーンの人柄は、フィッシャー夫妻のカーン追想録に偲ばれる。安藤忠雄さんも、個人住宅は一人前の建築家になる試金石として、今でも重視されているようです。  カーンは「光」を大切にし、「どのような太陽のひとひらが、あなたの部屋に入ってきますか」と問うた。日本人なら、秋の日、障子に移る落葉樹のゆらぐ葉影と流れる雲の影に、自然の微妙な移ろいを感じるので、カーンの考えに素直に共感できるだろう。  個人的には、カーン最後の作品「コーマン邸」が住みたいと思う住宅です。木と石と暖炉をモチーフとしたカーンの集大成。日本人の感覚からすると、屋根が平板で夏大丈夫かと心配になる。緯度の高いフィラデルフィアなので、真夏の灼熱地獄はないのでしょう。建築は風土と密接不離のようです。  「コーマン邸」を知ると、日本建築の良さ・ありがたさを再認識します。腕の良い大工さんが、クライアントの希望を聞いて、シンプルかつ愛情込めて丁寧に建てたならば、世界的にも最高水準の住宅なのだと…。
素晴らしいお仕事に感謝!
様々な写真から伺える、住まう人々を優しく包み込むような暖かさ、しかしそこに漂う凛とした心地よい緊張感・・・これらの住宅を眺めていると、ルイス・カーン氏と施主が暖炉の側で紅茶の香りを愉しみながら、来たるべき素晴らしい未来について楽しそうにディスカッションしている姿が思い浮かびます。「幸せ」とはこういう光景のことを言うんだろうなぁ・・・あぁこんな家に住んでみたい・・・ ・・・ただ、あえていくつか苦言を挙げるとすれば・・・ p ①ルイス・カーン氏の住宅に住宅論とか小難しいテキストは必要ないと思います。俯瞰からディテールまでの写真と適度な大きさの図面があって、目にした人それぞれがそれらから想いを感じ取る・・・それだけで十分です。贅沢ですが、もっと写真と図面を載せてほしかったです。 p ②かなりのヴォリュームの本ですが、あえてソフトカバーにして単価を安くしてほしかったです。この本は建築の専門家だけでなく、広く一般の人々に目を通して頂きたい本だと思います。建築家の書棚に収まっているだけではもったいなさ過ぎます。 p 苦言を呈してしまいましたが、「あえて」です。素晴らしい本であることに変わりはありません。素晴らしいお仕事に感謝!


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自然の中の建築
北欧の建築は自然との関わり方がとてもうまい、というより単純に両方の質が良いと思う。 互いが互いに歩み寄ろうとしているように感じる。 アスプルンドという建築家は、アアルトにも影響を与えたとされるが、コルビュジェやミースなどと違っていわゆる「近代の巨匠」的な建築家として語られることが少ないのではないだろうか。 近代性やスウェーデンという場所や様式に対する意識は感じるものの、それよりも光の扱い方や素材感、空気感を実際に感じてみたいと思ってしまう。 ルイス・カーンのように、おそらく文章や写真よりも実物の方が良いタイプの建築なのではないかと思う。 写真はうまく撮れているし、図面やスケッチも多く載っている、写真からでも伝わってくるものがとても多いが、やはり見ると実際に北欧へ行きたくなる本。
コストパフォーマンス◎
フルカラーの270ページ。 写真も綺麗で、読み終えるとスウェーデンに行きたくなります。 アスプルンド自らが眠る世界遺産の「森の火葬場」をはじめ、 自身の別荘である「夏の家」、図書館、中学校、裁判所など、 様々な建物の出会えます。 この内容のクオリティーで、この値段は安いと思います。 さすが、TOTO出版ですね。
待ってました!!
わたしは今まで「森の墓地」が余すところなく写真で載っている本を探していました。しかしそのような本に出会ったことはありませんでした(誰か知ってたら教えてちょうだい!!)。が、待っていた甲斐がありました。ついに登場しました。写真ばかりか、平面図やスケッチまで載っています。感動です。 つい、「森の墓地」にばかり話がいきましたが、ストックホルム市立図書館など、他に9作品載っています。 これは買わなきゃ損でしょう。


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岡本太郎のピカソ論
岡本太郎がパブロ・ピカソを唯一尊敬する20世紀の芸術家と考える根拠が書かれている。 岡本によれば、芸術家とは、「もの」をより直接的に再構築(創造)するひとであり、「20世紀の」という形容詞句を冠することができるのは、19世紀のセザンヌのそれ以前の絵画芸術に対する否定に則りながら、そのセザンヌ自体も否定して、弁証法によって、20世紀ならではの回答を提出したからである、という。 上記をピカソ自身の語録から傍証するが、僕は説得力があると思いました。 また、岡本がほかの本で書いている伝統論や芸術論と照らし合わせると、岡本自身がいかにピカソに影響を受けているかがわかります。
ピカソへの挑戦と賛嘆
岡本太郎の目と心を通してピカソのなんたるかを私なりにつかむことができた。ピカソへの挑戦的な賞賛と若き芸術家への鼓舞に満ちたこの書において、ピカソの自身を次々に乗り越えてきた革新の精神に心を動かされるよりも、太郎氏の肉体的な精神、生々しい奔放な思考・筆致に強く心動かされた。解説者が論じているように、この書は『青春ピカソ』であると同時に『青春タロー』であるということ。ピカソと題されていながらも、太郎氏の精神がページを繰る私の手よりも熱くページの中で波打っているように感じた。芸術家の完成を追うのではなくその過程、未熟さを探求すべきだという件にははっとする人が多いのではないかと思う。
ピカソは「踊る」
書名からピカソの青春の苦労話を想像するとすれば、肩透かしを食らう。もちろん青春の苦悩への言及はあるが、それに留まらず、岡本の考えるピカソの魅力の本質をこれでもかと言う程抉り出している。そして岡本のピカソ論が、抽象芸術やキュビスムに対する入門書にもなっている点が本書を更に魅力的にしている。僕は芸術を学んだことは皆無に等しく、ピカソのような抽象的な絵に惹かれつつもほとんど理解出来ないでいたが、本書を読んで先が見えてきた気がしている。そういう芸術の魅力を理解出来た気になっている。初版は昭和28年なのに、読みやすくもあり、ほんとうに「読んでよかった」と思える本だった。
芸術論以前の人間論
 「作品は形骸である。学ぶべきものは結果ではなく、それに至り、それを超える道程なのだ。つまり作品ではなく、芸術家のドラマが真に問題となるのである。」(本書98頁)  本書はピカソの解説書などではない。岡本という一個の精神が、ピカソを通して彼自身の中に見て取った渾沌の記録である。 p  我々は、ピカソを、岡本を、「天才」などという慇懃無礼なカテゴリーに括ってしまい、彼らの葛藤から目を背けてはいないか? ほかならぬ我々一人一人が、自身の生身の感性を積極的に打ち出さんとする何かが心中にうごめくのを感ずるのでなければ、実は彼らから何のメッセージも受け止めなかったに等しい。 p  「拝跪・礼賛は、知るや知らずや態のいい敬遠である。自動的な祀り上げによって、それとの峻烈な対決を回避し、消極的に己れの卑俗な世界を守るのである。神棚に鎮座した形而上学的存在はまた下界を毫も動かし得ない。つまり相互は無縁となり、ともに新しい現実に対してはまったく不毛なのだ。」(本書21-22頁) 
若き日の天才太郎
私は芸術のことは、サッパリ分からない。特に、絵はサッパリである。そのなかでも、本来の形がバラバラになって、デフォルマシオンされているのはてんでだめである。 p そのキュービズムを顕現させたのが、ピカソらしい。そのピカソに関する、天才太郎の解釈とその歴史を解説してくれているのが、本書である。もちろん、ピカソ本人とも、われらが太郎は交流がある。ただただ、脱帽である。なぜか。その太郎の見識もさることながら、太郎の芸術にたいする、真摯な態度と情熱には、常人には及ばない、その天才性の故である。 p この日本人太郎を持ちえたことは、われわれの誇りである。


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すごいネ
偶然、ネットで酒井雄哉の存在を知ったが、さらにその半生、仏門に入るまでのプロセスが感慨深かった。"生き仏"と言われる所以が納得できる、物凄いパワーを持った人間だと思う。酒井雄哉の存在を知って、自分自身を見直す契機にもなった。"スピリチャル〜"もいいが、自分はこの酒井雄哉という人間の存在を知る事の方が、社会にとって遥かに意義深いと思う。
素直に感動しました。
思わず買ってしまいました。 絵と文字、そして解説。 単純でありながらも、じわじわと心に響く本でした。生き仏といわれるだけあって、やさしさの中に厳しさが