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Semir Zeki(原著)
河内 十郎(翻訳)
¥ 3,675(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:56,397位
カスタマーレビュー数:4
【Amazon.co.jp】
脳研究とアートをつないだ刺激的な書。近年進展著しい脳損傷事例研究や画像研究の成果を取り込んだ科学的なアプローチで、絵画や彫刻の創作や鑑賞のメカニズムを解析する。著者は、ロンドン大学で神経生物学を専門とする大学教授。1960年代の終わりから、視覚情報処理過程の生理学的、解剖学的研究を続け注目されているこの分野の第一人者である。 3部立て21章という大部の本書で著者は、フェルメールやミケランジェロ作品の魅力の本質である「曖昧さ」に迫り、「形を本質的な構成単位に還元する」ことを追求したセザンヌやモンドリアンの芸術行為を脳科学理論で説く。 もともと芸術鑑賞を趣味とし造詣も深い著者が、自身の研究を美術と結びつけたのは、キネティック・アートの分野がきっかけだった。この分野の代表的作家アレキサンダー・カルダーの動く彫刻作品モビールを、脳内の視覚をつかさどる「視覚野」の機能と照応させながら論じた章は、一般的にもわかりやすく読みやすい。これは、すでに「ブレイン」誌に発表し、反響を呼んだ共著の論文「キネティック・アートの神経科学」を土台に、さらに発展させたものだ。 また、モネの「ルーアン大聖堂」の連作について論をすすめた最後の章では、「速やかに通り過ぎていく印象を描いた」とするこれまでの美術史の定説を覆し、この連作を印象派よりは、フォービズムの最初の作品と位置づけていて、スリリングでさえある。 著者は一方で、未解明な点の多いことも明らかにしている。たとえば「私たちを感情的に混乱させたり、高揚させたりする作品の力とは何か」という、現時点ではまだ未解明の問題がもし脳科学で解明されたなら、コンピュータアートは飛躍的に発展するだろう。そんな期待を抱かせもする。 巻末に付された索引と詳細な引用文献だけでなく、豊富な図版がどれも美しく、つい手にとってみたくなる。脳の科学的な写真までが、いつしか美術作品に見えてきてしまうほどだ。そんな図版の魅力が本書の間口を広げ、脳科学の専門書でありながら、美しい美術の本としても多くの読者に開かれている。(中村えつこ)
【くちコミ情報】
発生の謎
視覚脳と美が実は等価である、というような議論は、感覚的には共感されるものだ。 しかしながら、本書をもってしても −Zeki自身は答えを持っているのかもしれないが− 結局 、ならばヒトの脳はなぜ美が世界に存在することを知って発生したのか? ということは解らなかった。 翻訳が生硬なのか原文がくどいのか? 読み進めるのはかなり苦労する。 特に解剖学的、生理学的事実の文献上の基本的叙述を引用するところでたどたどしさが拭えない。 記述が重複する箇所、迂回する箇所が目立つ。 失礼を承知で書けば、おそらく大脳生理学者である著者が自明としていることが、 知らない人々(訳者グループ、全ていわゆる文系の心理学畑の人々と思われる)にとっては自明ではないからだと思う。
脳科学と美学のスリリングな融合
脳科学と美学の融合を試みる画期的な書。 全編カラーで、訳もこなれており読みやすい。 脳科学的には、「ものを見る」というのがどのような活動なのかが分析されている。 これまでの「目でものを見て、脳で情報処理する」という考えを否定し、「ものは脳で見ている」と主張する。 そして脳の各部位によって、色、傾き、動きなどに固有に反応する。 しかし、こうした脳科学の最新の見地は、実は画家によって経験的に知られていたのだ。 画家は知らず知らずに、脳科学的に見れば最善の構図であるような絵画を作っている。 そしてミケランジェロやフェルメール、モネなどの絵画の魅力・特色を脳科学的に分析していく。 個人的には、モネの連作『ルーアン大聖堂』を一箇所に集める企画はいつかやっていただきたいものである。 さて本書は、全体としては脳科学を前提とした美学へのアプローチということになっている。 しかしこれは、科学によって芸術を飲み込んでしまうのではなく、むしろ逆に科学の限界性と芸術の本質性が現れているように思われる。 なぜなら、脳科学がつい最近にならねばわからなかったことを、画家はとっくの昔に経験的に知っていたのだから。 このことは、科学的にはわかっていない経験的な知識の重要性を明らかにしていると言える。 科学は、おそらく画家のはるか後ろを追いかけることしか出来ないだろう。
美術と脳が同じとは!
美術と脳はじつは同じようなものだという、考えてもみなかった論を証明していく。もうちょっと厳密にいうとこんな感じ。「美術画家は美を追い求めるときに、余計なものを捨て去る。脳もまったくこれと同じことをしている」 つまり、脳は「印象」を情報としてストックし、本質(プロトタイプ)をつくりあげていく。同じように、画家は脳の中のある風景の「印象」を、カンバスに反映させていくのだと。 p とくにおもしろかったのは、線というものを脳がどう捉えているかの話。 脳の新皮質に視覚野や聴覚野などの領域があることはよく知られている。でも、さらにその視覚野の中に、たとえば斜め22°の角度の線にだけ反応する細胞とか、赤40%緑30%青65%の色だけに反応する脳細胞とかがあることはあまり知られていない。秒針が時を刻むのを見つめるとき、脳の中ではそれぞれの角度担当者がつぎつぎバトンタッチしていくらしい。それが連続した映像になるというのだから、脳の精緻さといったらない。 また、人間は斜めの線よりも、水平や垂直の線のほうがよく見えるらしい。となると、モンドリアンがなぜ斜線ではなく垂直線や水平線のみで描いていったのかも、故なしとはならないだろう。 p 脳科学と美術というふたつの分野にまたがっているけれど偏りはなし。著者は脳科学のほうを専門としているが、そうとう美術への造詣も深い(謙遜はしている)。こんな著者だったから、こうした本も書けるということか。
読みやすさはピカいち、シロートでも大丈夫
著者はまえがきでこう定義する。「美術の機能は脳の機能の延長であると考えている。すなわち美術は、絶望的なまでに素早く飛び去って行く瞬間を捉え、それを永遠のものとして、私たちにその知識を与えてくれるのである。」と。この言そのものが十分に詩的かつ美的で読みごたえを感じさせる。 内容は、脳の「視角」部分が絵画のいろいろな側面をいかに捉え、それを見る人間がどう認識するかという経路についての解説だ。それは必ずしも絵の構成や色彩にとどまらず、たとえばフェルメール作品の曖昧さがかもし出す魅力、脳内に蓄えられた視覚的記憶に対するマグリットの挑戦などまでも含まれる。 特にキュビスムに関する分析は、あまりこういった傾向の絵が好きじゃなかった私にとっても面白かったし、直線、平行線、各種の図形認識についての項は、かなり好きなマレーヴィチ、モンドリアンなどが取り上げられているので興味深く読めた(でも、何でここまできてクレーがないんだ?)。 副題にある「ピカソやモネがみた世界」という点については、「実はモネはある種の色覚異常だったのではないか」という仮説が立てられていてスリリング。モネのお好きなかた、ルーアン大聖堂のシリーズを思い出してね。さあ、何か気付いたことがありますか? 何はともあれ、この本のすごいところは読みやすさにある。図版は全てカラー。そりゃ美術を取り扱うのだから当然だろうと言うなかれ。脳に関する図版もカラーが使われていてとてもわかりやすい。それに翻訳もとてもいい。垣添氏という方は医薬翻訳家ということだが、こういったアカデミックな翻訳にありがちな英文和訳調ではない、まともな日本語に置き換えてくださっている。お仕事ご苦労さまでした。こういう翻訳書が増えて欲しいなあ。つくづく思いました。
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【くちコミ情報】
仕事が細かいっ!面白いだけでなく。
評論家や愛好家の出した解説本などなんかではなく、本人が出した作品集だというところが良い。 あーだこーだやかましい批評・解説は一切無く、本人のコメントにも疎ましい言い訳など全く無い。どう解釈するかは完全に読者の目に委ねられており、自由に見て感じて楽しめる。 以下は本人のコメント 朝顔 『絵の先生から頂いた朝顔を描きました。世話になった方に差上げようとしたら、女房に止められ売りに回されました。 大阪市電百珍図 『此れを描くために大阪には相当詳しくなりました。大いばりで「何でも聞いて」と女房に云うに、「素敵なバーは何処?」と聞かれ絶句しました。女なんて。』 あぁ、それにしても本物が見れないことが口惜しい。この本だって小さい本じゃないけれど、ルーペだって付いているけれど、山口晃の細かい、それなのにエレファントクラスの作品をこのサイズの本で見ようだなんて、限界が・・・。 文具店でちゃんとした虫眼鏡を買えば、もっと細部まで見れるんだろうか。
ユニークさと細やかさが最高
不思議な世界観と見れば見るほどに細かい絵巻に脱帽です。 メカ物と和が絶妙に絡み合っていたり、和的要素や色合いを通して新しい物を表現している作品が魅力的です。 次はモット大きな画集を購入したいと思います。
It isn't broken...
The olde styles of Japanese a t have a cha m that ce tainly can e app eciated in the mode n-day einte p etations (I ce tainly love my manga). But, M . Yamaguchi has not oken away f om the old style-- athe , he's used it to depict MODERN Japan. He is VERY successful! Eve wanted to see those ghosts p ints done with a moto cycle ide of the Apocalypse? Want to see those epic city scapes applied to a mode n-day city in Japan? Look no fu the . The detail alone is captivating! This ook is eautiful and ce tainly wo th uying fo f iends! This is the f eshest ook f om a mode n a tist that I've found in a long time! Highly ecommended!
大好きです!山口晃!!
随分昔、卒業製作を見たときから惚れ込んでます。グループ展でのこたつ派でのDMが煮詰まってしょっぱくなるほどに眺めまわし今でも眺めつつもやっとこさでた作品集!!そりゃあ、買うしかないでしょ。今は塩っぱくなる程に作品集を眺めております!。かれの作品は精密さとユーモアがぎゅっとつまっていてかたくるしくないところが素晴らしい。もちろん技術も素晴らしい!人生にはユーモアが必要ですよ。迷ってる方買いですよ。ホント! 実物見る機会がある方はぜひみてみてみて結構大きいものが多いですよ。
必見です。
待ってました!といった感じです。 とてもディティールに目を凝らしたくなる作品が勢ぞろい。 じっくり見て、見つけて、面白い。 が第一印象でした。
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| アルフォンス・ミュシャ
¥ 2,940(税込)
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【くちコミ情報】
大満足の一品
収録作品数は百を越え、その殆どがカラー。巻末には作品についての解説があり作品をより深く楽しめます。 作品チョイスした人間の趣味か、めりはりに欠く感はあったものの、ボリューム、価格ともに買って損は無かった思いました。
“純”な作品集
ミュシャが好評を博すようになってからの、ポスターやカレンダーといった後期の作品が中心に掲載されています。 解説は最後のあたりにまとめられているので、純粋に作品を楽しむ人やミュシャに興味を持った人の入門本として、価格的にも最適だと思います。 この本をもとに、挿絵画家として活躍していた時代の初期の作品にも目を向けてみるといいかもしれません。
ウツクシス
資料として購入したのですが、内容としてはすばらしいです。大きさもそれなりで申し分ないです。ただやっぱりモノクロページが多いのは残念ですが。代表的なものでポスター以外の連作も掲載されていますが、一ページに二つずつ載せてあって、ちょっと辛いです。 やっぱり連作でも一枚ずつ大きく見たかったですね。画集というよりカタログに近いかもしれませんね。 あとこのテニスプレイヤーがいったい何者なのかすごく気になるのですが。だれですか?この人のコレクションなんでしょうか。
主要作品ばかりで日常観賞用に最適
ミュシャ本は生涯の作品をダイジェスト的に扱ったもの(習作やデッサン・装飾品・パステル画・油絵など)と、ミュシャ作品の中核をなすポスター画をメインに扱ったものとの2種類に分けられますが、これは後者の方です。 前者の生涯系の本は多数の作品を掲載しているものの、見たい作品を探すのが面倒だし、読み飛ばさなければならない無駄なページが多いため、日常的な使用には向きません(はじめはたくさん載っていて嬉しいのですが、だんだん煩わしくなってきます)。 このレンドルコレクションでは重要な作品はほとんどすべて掲載されているだけでなく、無駄なページがないので、気軽に鑑賞するのに適しています。 この類のミュシャ本は意外になく、これの他は1991年の展覧会図録しかないようです。とにかく、一番手にするのが多い本です。 20年以上のロングセラー商品。
買ってよかった!!!!
カラーの印刷と文章が分かれていて、文字の部分は薄い紙で薄くシンプルになっており、そのぶん厚い紙の作品部分が作品ののみに割かれていて、非常に満足度が高いです! 作品の横に解説の載っているものとは違って、純粋にページいっぱいの作品をうっとりと眺めることができます。
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【くちコミ情報】
不思議と元気出るなぜか見てると
何度パラパラ見ても、表現しにくいんですけど、 例えば棟方志功がカブリつく様にゴリゴリ彫刻してるの画像でみたり、 陶芸家がロクロをピチャピチャ音立てて回してるの同じく見たり、あとほら 安部工房の小説読んで、主人公がダンボールを小刀で加工したり、紐やらドライバー 等をバックに入れたりする描写に感じる、 「手動かしたい、触りたい、整理整頓したい」、、、 っちゅうーかそんな本能(のような)沸くことありません? 本中の写真に生活観がかもすモノ以上の物有ります。ゼッタイ。 化粧品のコンパクトの様な又は日本のチマチマした携帯電話デザインの様な ちんけなオシャレ部屋写真をあざ笑う以上に見てて気持ちよくて 私は元気沸くんです。この本約10年脇にあります。 (尚このサイズで十分です。大判もいいけどこれの様に寝そべって見れない)
インテリア雑誌には確かに、こんな部屋は写っていない
しかし、他の皆さんと、やや評価がズレるのは、どうも、著者に「いいじゃん、これで」という捉え方はあっても、批評的視点が生むスッキリ感が、ない気がします。 どれも、それぞれ個性的な部屋の写真で、生活観も感じ取れる。ただ、この本を読み終わったあとに、茫漠たる閉塞感のようなものを抱きました。 登場する部屋たちと、その所有者も見透かすような、醒めた視点、そして、日本社会が構造として、今、持っている問題群への批判まで行き着かない。 「いいんだよ、これで、何が悪い!? こうやって、庶民は自分を守りながら、案外、しぶとく生きていくんだよ」という共感の先がないのではないか? ・・・・・ま、それは、そもそも、この本がめざすべきものではない、と言われればそれまでですが。
遡っています。
「賃貸宇宙」から遡ってこの本の単行本を中古で買ってしまった。 そりゃ原点を確かめたいもの。 「賃貸宇宙」がこの「TOKYO STYLE」を原点としてより百花繚乱となっているのが良く分かる。 他人暮らしが部屋の様子として淡々と描写され、キャンプションがつく。 そして、どれもが「東京」、いや「日本」を描写していることに気づかされる。 当然若い人が多く、そして普通にサラリーマンをするより自分で身を立ててやる、と「夢」を持った人が多いので乱雑さにも整頓されているにもエネルギーがある。 40歳を過ぎて家族もいる私からすると過去の「夢」を見せてもらっているのかも知れない。
時を経ても色あせない
この本は今後時代が変わっても、評価され続けていくと思います。 傑作です。
実にリアルな・・
インテリア雑誌のまるでショールームのような作られた部屋なんか有り得ない・・ そんなメッセージはまさに「アート」ですね。 それまで汚いと思っていた自分の部屋がとても綺麗に思えてきました。 自分が良ければそれでいいっていうか、主の主張が感じられる部屋がたくさんです。
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カスタマーレビュー数:8
【くちコミ情報】
正直に言えば
いろいろ褒めてあるので買って見たところ意味が判らない。どういうことかと言うと、絵と文章のつながりが判らない(実は出鱈目で意味など初めから無いのでは、、、)とにかく正常な精神状態では理解出来ない。「はまった!」それが現物を見た正直な感想である。
こんなに面白い本がある。
読み手次第で万華鏡の様にその世界観を変容させるエルンストの代表作。シュルレアリスム芸術に関心のある人にとっては欠くことの出来ない書であり、また、単純に何となく本作に惹かれてしまった人も、本作は誰にもでも「読む」ことが出来る作品なので、是非一度その摩訶不思議な世界に触れてみて欲しい。言葉よりも先に、感覚で感じ取れる芸術本来の凄みが、醍醐味がそこにはあるだろうから。
おそろしい絵
眠る前に、静かな部屋で、暗闇の中で細い電灯を照らして、見たいのはこんな本だ。 とびきり素敵な悪夢が見られそうな、奇異な絵たち。その絵に合ってしているのか否かさっぱり分からないコラージュされた言葉たち。 怖いような気もする。とても滑稽な気もする。つまらない気もする。気持ち悪い気もする。 でも、見れば見るほど引き込まれる。 人間の頭は、これほど奇妙奇天烈なことを考えられるんだ、と嬉しくなる。 やはり、面白い。 一気に読める類の本ではない。また、順番どおり前から読む本でもない。 思い出したときにでも、数ページを、気の向くままにめくるだけでよい。 それだけで、日常の雑多な生活とは完全に断絶された世界が垣間見れる。
文庫で出てるとは・・・・!!!!
澁澤龍彦の「幻想の画廊から」で知って以来、見てみたいと思っていましたが、お手頃価格の文庫で出版されるのは嬉しい限りです。 縮小されても何ら魅力は損なわれていません。 マグリッドが”絵画とタイトルの関係は詩的であること”と言ったように、エルンストのこの作品もまとまった作品というよりは1枚のコラージュに1つの詩があって、独立した作品として完成されているように思えます。
コラージュ・ロマンの最高傑作
個人的に、マックス・エルンストのコラージュ小説の中でも最高傑作と思われる作品。 百頭女、鳥類の長ロプロプ、永遠の父といったキャラクターたちがシュールな世界を駆け巡り、あるいはジュール・ヴェルヌ的な19世紀SF世界があり、またあるいはマタ・ハリのジュブナイル世界がある。そしてロプロプの怒りによって世界は破滅を迎え、静かに再生する。 すべてが実にエルンストらしく、何度も読み返せる作品。
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【くちコミ情報】
この価格でこれだけの写真はお買い得!
この人の写真集は大型本で高い価格帯が多いので、 手が伸びないんだけど、 文庫サイズで2000円以下で、最新作で、いっぱい写真が掲載されている、 この写真集は迷わず購入した。 とにかく見応えがある。 やっぱすごいなと思う。 現代を切り取る力。さすがだなと思う。 写真はすべてモノクロでそれがまたなんともいえないいい味を出しているんだけど、 この写真群を見ると、撮影されたのが何十年も前の新宿ではないかと、 錯覚してしまうほど、古色蒼然として見えるのだが、 なんと撮影したのは2000-2004年というから驚き。 ゆうに200点ぐらいは載っているのかな。 変な能書きはなく、ひたすら写真。 でもめくっていくと、どれもどれも奥深い。 文章で現代日本を語るより、はるかに雄弁に写真で日本を語っている。 そんな素晴らしい写真集だ。
スナップのバイブル、手放せない一冊
毎日芸術賞を受賞した「新宿」の文庫版。文庫版には、2002年発行の「新宿」には収録されていない、それ以降に撮影されたものが含まれます。 文庫サイズというのが非常によくマッチしていて、2002年の「新宿」をブラッシュアップしておりお勧めの一冊です。 ただ、文庫サイズで5センチほどの厚みがあるので、繰り返し見ていると製本が崩れてきます。 僕は、2冊購入して1冊は保存用、もう1冊はいつも手元において座右の一冊としています。 スナップのバイブルとして、手放せない一冊です。
この内容、このボリュームにして、この価格!買うしかないでしょ。
私は最近 GR DIGITAL を購入して、ストリートスナップにはまりました。GR DIGITAL を購入してはじめて、森山大道の名前を知ったくらいです。この作品は既存の「新宿」を再編集+αした作品のようですが、そんなわけで私は「新宿」を見たことはありません。 そんな私が見た感想ですが・・・強烈に惹きつけられました。私の目指す写真がそこにありました。しかもこのボリューム。文字のいっさいない、写真だけのページで構成されていて、それが辞書並みの厚さになっています。(ページ番号が振られていませんので、ページ数がわかりません。)もうストリートスナップの嵐です。 それがこの値段で手にはいるなんて・・・。スナップをする方は、一見の価値があります。
増量新編
嬉しい新編。しかも、2002年に刊行された「新宿」に大量の写真がプラスされています。撮影が2000年から2004年なので、「新宿」刊行後の新宿の様子も収められています。 2002年に刊行された「新宿」は、すでに値段が高騰していますので、こちらを手に取られても良いかと思います。 ただ、文庫サイズなので、若干観辛い印象ですので★4つ。 しかし、内容は間違いなく★5つ。価格も求めやすいのでお勧めです。 2007年には、「大阪+」も新編として刊行されるようなのでこちらも期待したいです。
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どれを買ったらいいかわからなかったので
この方の本はたくさん出版されていて、しかも書店で見ると同じ写真がいっぱい。レビューを見てもいまひとつ違いがわからなかったので、最初に出版されたこの本にしました。でも、一冊目に買う本としてはどの本でも同じだったかも。 で、この本は写真集です。写真はとても綺麗です。それに簡単なターシャの語りが添えてあります。でもタイトルのような「世界」がわかるほどの記述は少ないので、どんな植物があるとかどんな作業をしているかとか、どんな生活をしているとか、そういうことの詳細はあまり期待しない方が楽しめると思います。 「団体でターシャの家30分見学コース(簡単なガイド付き)」という感じです。
出版社の良識を問いたい。
NHKで放映されてから、同じような内容の「ターシャ」物を繰り返し繰り返し出版して、商売にしております。 絵本作家の自然な老後の生活は、私もあこがれますが、まずは、絵本自体を呼んでいないと思われる人たちの「人生論」と、なんかの拍子でした人の「感動」。 これを長続きさせるには、題名を換え、写真集にしたり、DVDにしたり、再編集するということになるのでしょうね。 この本自体に何の不満もありませんが、いつまでこのようなことを続けるのでしょう?ターシャが望んでいるんでしょうか?
ターシャの魅力を広く浅く知ることができる入門書
「幸せとは、心の持ち方のことだと思います。 わたしは、ここのすべてに満足しています。 家と庭、動物たち、天候、それにバーモント州に。」これはターシャの言葉。 この本の中には、ターシャが大好きなもの、美しいと感じるものがぎゅっと詰まっています。 それは、私たちに穏やかな幸せを運んできてくれるものばかり・・・♪ 例えば「この世の楽園!」とターシャが自慢する庭の美しい花々、ターシャのトレードマークでもあるかわいいコーギー犬や 暮らしを共にする動物たち、緻密に手作りされたドールハウスやお人形、1830年代の古いドレスなど。 ニューイングランドの四季を背景に、美しい写真とターシャ自身の言葉で綴られています。 (絵本の挿絵や、クリスマスなどの楽しい行事も紹介されていますよ^^) 「私は、美しいものに囲まれているのが好き!」というターシャの世界にふれることができる1冊です! 最後までお読み下さりありがとうございました!
えっ、ねずみを?
静岡で、「ターシャ・テユーダーの世界展」が開催されるということで、動物や花や木の好きな仲間では評判になっています。私は犬も猫も花も木も樹も大好きですが、実際に共に生きるのはそんなに甘いものではありません。犬はほじくり、猫は引っかき、樹は大きくなって地下の配管を持ち上げたり。そんなこんなと付き合いながら生きて行くのが面白いのでもありますが…。この本の中でターシャがねずみを捕まえてストーブに投げ込むと言う場面があります。どきっとした反面これでよけいに引き付けられました。本当の生活がきれいごとだけではないのを隠さず、明るく豊かな精神生活をする著者の姿に感銘したのです。最近、佐藤愛子著『わが老後』を読んだのですが、ここでも著者と動物との包み隠さない生活が描写されていて、共感したり大笑いしたりしました。とにかく長い年月を自分に正直に生きてきた方々の話は、人に勇気と再生力を与えてくれます。
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