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   画家・写真家・建築家 の売れ筋最新ランキング   [2008年07月24日 22時33分]
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¥ 2,520(税込)
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カスタマーレビュー数:28

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この愚行を止めるために自分ができること
 物質的な豊かさを求め人々はあらゆる努力し、文明を発達させ、様々な不可能を 可能としてきた。未開の地を切り開き、科学技術を発展させ、自然を克服してきた。 そして、多大なる成果を得た一方で、その副産物としてのつけや行きすぎ、人々の 争いや搾取がひどくなり、豊かさを追求するという本来の目的が逆に人類を不幸に 陥れるような事態が各地で頻発するようになった。  この本は、そういった行きすぎによる「つけ」の部分を100年の愚行として 象徴的な写真により、人々に訴えかける。教科書に出ていたような有名な写真も あるが、これだけまとめてジャンル分けして集められると、いやでも我々自身の 愚行を改めて認識せざるを得ない気持ちになる。  ただ、改めて思うことは、環境破壊であれ、動物実験であれ、人権抑圧であれ、 戦争であれ、これらの行いそのものがそもそもの目的であったケースというのは 少なくて、何か(まっとうな)目的を達成しようとした結果として、起きた(起こ した)ことが「愚行」であるというケースが多いのではないかということ。  そのことにきちんと向き合わなければ、何が問題なのかがよく分からないし、 この本を読んでいる自分自身も末端においては加害者に名を連ねていることにす ら気づかないままでいてしまう可能性もある。  さらに、近年、地球の環境を守るための手段として「温暖化防止」「二酸化炭素 削減」などの取り組みがなされているが、これらは目的達成のための手段としては 間違ったことではないのだけれど、非常に一面的であり、もっと直接目を向けなけ ればならない地球環境破壊活動がたくさんあるだろうという気づき。  最後に、最近では低年齢労働者の問題やテロ、拡大する戦争などここには収録 されていない新たな形の愚行も増え続けていることにも思いが巡った。
どれかで記憶に残っている写真
衝撃的な写真な為か、記憶に残っている写真が200ページばかり続きます。 ほとんどが外国の写真の為か、何故かしら身近に感じられない気がして、当時、産まれていなかったためと考えてましたが、 実際は、忘れよう としている記憶だからかも知れません。 一度に見させられると、掻き回されるような思いがします。 Think the Ea th プロジェクトの着目点は素晴らしく、興味がある方は、ワールドウォッチジャパン出版の「ワールドウォッチ 地球白書」と併読することをお薦めします。
知る、ということ
私にはすべて初めて見る写真ばかりでした。知らなかったことばかりです。 小学生の息子がくいいるようにページを繰っていました。わからないところは聞かれましたが、事情云々よりも視覚に訴えるものが多く、なにか感じ取っているようでした。 見終わって「平和な国に生まれてよかったよ」とぽつりといいました。 果たして安全で平和な国なのか、ぜひそうあってほしいと祈らずにいられなくなりました。
等身大の人間社会を知るために
激動の20世紀に人類が生み出してきた影の部分を直視する写真本。 ボディブローのように効いてくる写真が続く。編集側の過剰な主張がなく淡々と続くところが秀逸。 自我の確立に等身大の自分を認識することが重要なように、我々の社会も現実を認識しなくては”大人”になれない。 人の満足の形というものを、外的で一過性の消費から自然との共生感という内的なものへと変化させていかなくてはいけない。しかし大多数の人は前者を加速させるための”仕事”というものを日々行っている。 どうしたらいいのだろうか…自然から切り離され都会化してしまった現代人でも、例えば森林に入った時の一種の神秘性に対する感受性がまだ残っているんだと信じるしか道はないのかもしれない。 学校の総合学習時間にも是非使って頂きたい一書。
僕たちの世界
遠いどこかのお話、ではなく 目に見える現実 生産余剰で廃棄された作物の山 酸性雨の影響で奇形化した魚 人が百年かけて築いたくだらない産物を、100枚の写真がありありと語ります 目を背け続けていたら、360度愚かな世界になった。そして皆、目をつむった 今生きている大多数の人は、この愚行の百年間に生まれ、愚行を助けてきたいわば『愚行の世代』 せめて生きている間に、短くても希望のある日々を取り戻したいものです


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芸術家の書く文章の魅力は、何と言っても彼らの創造の秘密をのぞかせてくれることだ。「芸術は爆発だ」であまりに有名な岡本太郎による本書もその例に漏れない。本書は、美術、歴史、民族学など広範な知識を駆使し、論理的に展開しているが、創作者の実体験に基づく論述だけに退屈させない。また全編を貫く著者の芸術に対する深い信念が文章に勢いを与え、読者を魅了する。
前衛芸術の啓蒙書と言うべき本書において、著者は「今日の芸術は、うまくあってはならない、きれいであってはならない、ここちよくあってはならない」を芸術の根本条件として宣言し、芸術の本質とは常に過去を否定し乗り越えることであると示す。そして現代社会で失われた人間性を取り戻すため「これからはすべての人が描かなければならない」と主張し、人々を芸術行為へと誘う。1974年に刊行された初版の序では、著者自らが芸術に関心のない人にこそ読んでもらいたいと言っている。芸術は特権的なものではなく、人間の根源的な欲求だからである。
復刻版では横尾忠則が序文を、赤瀬川原平が解説を書いている。刊行当時、芸術を志す者に競って読まれた本書は、簡略だがオーソドックスな美術史入門でもあり、「謙虚は卑屈」と断罪する日本文化論でもある。しかし何よりも、停滞を嫌い常に前進する画家の人間像が印象に残る、本人による「岡本太郎論」と言える。(林ゆき)

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セックスピストルズ
全てをぶち壊しにして「また一から始めようぜ、俺たち」とか。 この本のすごいところは誰にでもわかるような言葉で繰り返し繰り返し、それも力強くメッセージを投げとるとこやと思う。「なんでわからへんねん!」みたいな苛立ちすらも感じるぐらい終始一貫しとる。 それが奇才だの天才だの言われた、なにせとにかく常人離れしたおっさんのようなイメージのある岡本太郎さんから投げられとんねんから。「俺もお前も何も違うとこないぞ!」という。 優しさに満ち溢れた本です。 芸術という言葉を他の身近な言葉に置き換えて読んでもいけます。 芸術論を超えてしまった芸術書。 芸術を志さない人でも同じ温度で感じられれると思います
刺激的でテンションが上る!!
恥ずかしながら、岡本太郎のことは「芸術は爆発だ」でおなじみの、凡人には理解でない風変わりなおっさんくらいにしか思っていなかった。 しかし、本書を読んで、頭脳明晰で論理的、正しいことを言っている人だとわかった。 なぜ芸術はきれいであってはならないのか、芸術とはなんなのか、そういうことが分かりやすく書いてある。さらにそこから文化論、教育論、伝統論、人間論にまで展開していく。 刺激的でテンションが上る。優れた一冊だと思う。 人にすすめたくなる一冊。
今なお新しい芸術論
この本が書かれたのは1954年だが、そんな古さは微塵も感じさせられない。 古い伝統に縛られているのは芸術ではない、芸術は新しくあるものだ。 古き形式を守るのは芸であって芸術ではない。芸と芸術はむしろ正反対である。 いわゆる抽象画は、特に最近のは、わからないのが多い。 しかし、絵はそもそもわかるとかわからないとかの問題ではない。感じるものだ。 そういえば、抽象画を見ていて、何かドキッとしたり、吸い込まれていくような感覚を持つことがあるが、ああいうのだろう。 絵はすべてのひとが描くものである。 絵を描くといっても、世間でもてはやされているような名画を真似て書くのは愚の骨頂だ。 絵は、自分の感情を外に出すものだ。それが出来れば、下手でかまわないし、むしろ下手な方がよい。 今度絵でも描いてみようかな、と思わされた一冊。 その前に美術館かな?
岡本太郎の哲学
芸術になぞらえて、岡本太郎の哲学を語った一冊です。 常に新しい問題に全身を打ちつけて、古い己を乗り越えながら生きていなければ、 楽しくないし、生きている気がしないだろうと、鮮烈な言葉で語りかけてきます。 世間体と見栄にとらわれることなく、ありのままの自分を積極的に表現する。 「謙虚になる」とは、自分自身を正直に表現することによって体現される。 そんな生き方をすると、いたる所で壁にぶつかり、絶望するだろうけれども、必死になって乗り越える。 それでこそ生きている価値がある。 なんて素敵な人だろうと素直に思いました。 本気で生きるってこういうことなんだと教えてもらいました。
爆発してる哲学論
現代社会、特に日本において芸術のもつ人間的、社会的な意義が説かれていました。 個人の個別性が排除され交換可能な「抽象的」な存在とされてしまい、ブランド品を買う、オシャレなレストランで食事をするなど「消費」することでしか自分の存在を差別化すること、確かめることが難しくなっている現代社会の中で、自己疎外・虚無感から脱却するために無と真正面から対峙して自分自身を「創造」することの大切さが訴えられていました。 まえがきにもあるように、芸術にまったく関係のない小生のようなサラリーマンにも響いてくる内容でした。芸術論というよりも現代社会論、哲学論といった趣です。


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第2弾も出版してほしいです!
この「Santa Fe」ももちろんいいですが、最近の宮沢りえさんもものすごく魅力的なので、第2弾のヌード写真集を出版してほしいです。宮沢りえさんなら、「30代」の女性の魅力を伝えられると思います。髪型も最近のショートヘアで、「大人の女性」の魅力をヌード写真集として出版して欲しいですね。
体を張った「賭け」
 この写真集が出た時の衝撃は今でも覚えている。一種の伝説といってよい。  人気絶頂の20歳のアイドルが 誰しも想像すらしえない中で いきなりヌード写真集を出すという「戦略」は今考えても凄まじい。空前であり 絶後と言ってもよい。  あれから15年余経った現在から 当時を振り返ってみると そんな「戦略」は やはり成功だったのだと思う。  現在の宮沢りえは 演技派女優として 確固たる存在感を持っている。15年前にヌード写真を出したとは思えない。そんな 当時の宮沢と現在の宮沢の「断絶」には大きなものがある。但し その断絶こそが 彼女をアイドルから女優に変身させ その女優人生も長くさせているのだと思う。  言葉通り 「体を張った賭け」だったのだと思う。そうして その賭けには 成功したのだと思う。
一つの時代を作った?
彼女が超売れっ子だったころは別に興味なかったのですが。今になってみてみると、たしかに新鮮でいいですね。とくに横から見たときのバストの形が素晴らしい。色気は不足かも知れないが、同性からみても全く厭味を感じないヌードです。初々しいピンクのバラみたい。女性が一番美しい季節かも知れませんね。このころから、自分の一番美しいときを記録に残しておきたい・・・なんて、ヌードを撮るのが流行したのですよね。いわば一つの時代を作ったヌード写真集といえるかも知れない。
コンキチとナターシャの絵本ナビ
なぜか今頃になって私の元にこの本が降臨いたしました 今見ると、かなり幼い少女の雰囲気を残していますね! こんなに大きなサイズの写真集だとは知らず、感嘆しています あの明るく爽やかだった頃のりえちゃんが保存されていますね 今の宮沢さんだって素敵です、うん絶対にねっ!
こんな作品なかなか出てこないよ
今となっては、宮沢りえの当時の人気なんて 分かっている人は少ないでしょうね。 当時の衝撃度は計り知れないものがありました。 今ならさしずめあやや(松浦亜弥)がヌードになったようなもんでしょうか。 私も当時りえちゃんのファンだったのですごいショックを受けたものです。 しかもそのボディは完璧と言えるほどの美しさと神々しさすら 漂っていました。キシンが調子に乗って有名女優のヌードを 出し続けられたのもこの作品があってこそでした。 この作品が出てきたおかげで日本女性が 「美しい写真ならヌードになってもいいかも」 なんて玄人から素人まで考えるようになってしまったと言う 女性の価値観まで変えてしまった、色々な意味で エポックメーキングな写真集でした。 また写真集の値段がグーンと上がっていき、 裸の写真集なんかを恥ずかしげもなく買えるようにもなりました。 とにかく、その衝撃のようなものはいまやノスタルジーですが、 作品の持つ魅力自体はまだ輝きを放っています。 キシンのあざとい手法は鼻につくのですが、 りえちゃんの二十歳当時の旬の美しさをぜひ堪能してください。 バスト、ヒップ、ヘアーとどれをとっても「美」の結晶です。


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後半微妙
作ってない風、タイミングとってない風が楽しいヌード写真集。 ただラストに本書のテーマ的に違和感のあるモデルを、違和感のある撮り方をした写真があって、それで眺め終わったあと、最初のポカーン、アッケラカーンとした気持ち良さが無くなってしまっていることに気づいて悲しかった。 篠山紀信が発表の場に不自由することがあるとも思えず、ならばムリに載せなくて良い写真が載っていることが、いよいよ残念。 前半5、後半1で、全体は3。 でもこの撮り方への期待を考えると4か、5をつけたくなってしまう・・・期待料としてね。
コスプレ万歳
制服、乗馬、剣道、花嫁…コスプレ満載。しかもそのコスプレ衣装が一つ一つ結構ちゃんとしている。安っぽくなくて上品。 デジカメで撮ったハイトーンな写真で変に作品っぽくないし、エロエロにもしてないし、とにかく太陽の下で裸になりました!というイサギヨサがよい。
こんなヌードを待っていた
とにかく女の子たちがみんなかわいくて、キャピキャピしていて、なんだか見ているこっちまでうれしくなるようなヌード。 思わずいやらしい気持ちを忘れてしまいそうなさわやか系の写真なので、AVばかり見ている男は物足りなさを感じるかも。 しかし疲れた中年の心は女の子に夢を求めるものなのよ。癒されました。 p しかもこれだけ女の子の裸を満載していて(20人以上登場している)この価格は安い!財布にも優しい本でした。
ウツクシイハダカ
とにかく女の子たちがかわいい。 特にウエディングドレス姿でハダカになっている女の子たちは最高! 他にも制服、剣道着?など、男の妄想&夢を具体化する内容には大満足です。 表紙のannというコはきっとなの有名な杏ちゃんなんでしょうけど、 どうしてみんな匿名なの?yuuというコとyumeというコがかわいくて p 他にどんな作品に出ているのか知りたいです。
パワーあるな~
シノヤマキシンは若くないのに、これだけ大勢の女の子を撮るパワーが一体どこにあるのだろう。4人いっぺんに撮るというのは女の子たちをまとめるだけでかなり大変なはずなのに。 デジタル撮影だけど肌身の色がきれい。


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中山法華経寺の顔なじみの猫がたちがたくさん
大判写真集ですね。私も猫が好きです。猫を見ていると飽きないし、いつまでも眺めていたいし、なでなでしたい。この本も、ありきたりの本かなと思ったて気にも留めていませんでした。ちょっと眺めてみると、いい具合に地方の風景と猫が合ってますね。驚いたことに、私がちょっと猫を見たくなると行く場所が、中山法華経寺なのですが、そこの猫がたくさん登場していました。顔なじみの猫です。人なつっこいし、勝手に私のひざに乗ってきたりします。そういう猫たちがたくさんいたので、こりゃもう買うしかないと思ったわけです。
たくましく生きるネコに感動!
宮崎の青島の神様ネコ、富山の雪の中のネコたち、徳島の無数の招き猫の置物の中にたたずむ洋ネコハーフ?のネコetc.。 本書は日本の素朴なネコたちがたくさん登場します。 そのどの子をとってもとても可愛く、そしてたくましくもあり健気に生きる姿に ジ〜ンときて思わずウルッとなってしまいました。 その中でなんともやりきれないお話もありました。 東京の佃島にネコのたくさんいる公園があると行ってみたところ ネコの姿は見当たらず近隣の方の話によるとなんと悪意の人間が棒で殴り殺して しまったのだそうです。 まったくこれが人間であれば大変な事件なのに…。。 罪のない動物の命をもてあそぶ卑劣な悪党には断固として抗議したいです! 岩合さんがおっしゃるに【ネコの幸せ=ヒトの幸せ】ということ。 ネコもイヌもヒトも幸せ…そんな町が21世紀の現代によみがえるように祈らずにはいられません!
まさしくニッポンの猫
他の猫の写真集と違い、この写真集は見飽きません。 おそらくただ猫を撮っているだけでなく、瓦屋根や裏路地、寺社、紅葉や花など季節おりおりの「日本の風景」を背景として撮っているからでしょう。背景と猫と、その両方の生かし方が絶妙で、さすがと言わざるを得ません。 都会であれ田舎であれ、日本の風景の中に生きている日本の猫を、ありのまま美しくとらえた写真集です。 朝日新書『ネコを撮る』に掲載のものと同じ写真が一部使われています。撮影裏話といった体裁の本ですが、こちらもお勧めです。
やっぱりかわいいネコたち
大型本ならではの迫力と、やっぱりかわいいネコたちの様子を満喫できる1冊です。 しかし、岩合さんファンとしては他の岩合さんの本で見た写真とか文章も少しまじっているところが残念、ということで星4つです。 でも本当に楽しい、ページをめくるたびに微笑んでしまう写真集です。
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表紙には、猫が元気に塀をジャンプする写真があった。小さいからだの宙に浮いている様があまりにかっこよく、その先に何をみているのかと想像が膨らんだ。著者(動物写真家)の岩合氏は表題の「金星」は相撲になぞらえてヤラレタという意味をこめたらしい。つまり、愛くるしい猫たちにいつもやられっぱなしなのだ。 雪の季節の白川、東京の下町、烏賊がつるされた海岸・・・日本のとある風景に猫がよく馴染む。 マンションの一室で飼われた猫は、人間によって手入をされていているからモデルのようにかわいくて当たり前なのだ。飼われた猫は反抗したりせず環境にあっさり順応してくれる。飼い主の思うままに着飾ってくれ、よく似合う。それも猫の良さだろう。 本書に登場している猫たちは、どこから来たのかもわからない、路上で生活しているのだろうが、小綺麗で猫なりのプライドを感じさせられる。後ろ姿は惻隠の情?!すら感じられるものもある。人間の思うままになるもんか・・・猫らしく生きるのだと、小さいからだで表現している。それに飼われているという言葉はあまりに陳腐かもしれない。 人間とともに「暮らしている」猫たちだ。 そんな素っぴんの猫達がたまらなくかわいい!!写真を眺めては心が弾み、解説を読んでさらに楽しい・・・時を忘れてかかわっていたい写真集だ。 実は猫が好きではない私が楽しめたのだから、生粋の猫好きには涙ものの、タマラナサ!かもしれない。 道を歩いていると、たまに出会う猫に少し注目してみたいと思った。


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明快にして軽快
円熟の域に達した建築家と、「普通の市民」代表のジャーナリストが掛け合うようにテンポよく会話するという本です。 東京の話題の再開発スポットを順次取り上げながら、それらの差異を分かりやすく解説し、その背景にある日本的な、あるいはグローバル資本主義の問題をとりあげています。汐留はリスク管理が極端に重視された結果、個別のビルのデザインは優れていても全体計画が機能しなかったこと、六本木ヒルズでは逆に新興の森ビルが道路建設まで手がけたために統一感が出たこと、など、するすると頭に入ってきます。 それにしても、隈研吾氏がこれほど落ち着いた正論家だとは思いませんでした。冷めているのでも、煽るわけでもなく、ただ淡々と分析している。清野さんとの対照もあってか、だいぶ大人な感じです。うまく書けませんが。 その隈氏が最も喜んで語るのが、一つだけとりあげられた異色の町田という展開も良かったです。清野氏がそれを突っ込んで、最先端の建築家の絶望と希望が入り混じったシニシズムだと指摘するのが、この本の結論といえば結論でしょうか。
紹介されたまちに行ってみたくなる
汐留,丸ノ内,六本木ヒルズ,代官山,町田,おまけに北京といったまちを著者 2 人が実際にあるきながら会話した内容を中心として,それに 2 人が文章を足して構成している.文章だけでも 200 ページをこえるボリュームがあり,新書にするには写真を十分にいれるスペースがとれなかったのだとおもうが,会話の文章から情景を想像するのはむずかしい.だからますます,あまりいったことのない場所にはいきたくなる. 丸ノ内や六本木ヒルズは目にうかぶが,東京に住んでいながら汐留や代官山にはほとんどいっていない.うしなわれた同潤会アパートはもはやサンプルしかのこっていないが,ヒルサイドテラスにはまだみるべきものがあるらしい.汐留も反面教師としてみておく価値があるのだろう.今度,時間をつくって,いってみようとおもう.
シャープに、アイロニカルに、東京論
汐留、六本木、代官山・・・ 東京の大規模再開発から、東京、都市、社会を鋭く読み解いていく論考。 といっても決して堅苦しいものではなく、 それぞれの町を歩きながらの対談形式が取り入れられており、 その中で、隈研吾の鋭くもアイロニカルな物言いがうまく引き出されており非常に楽しく読める。 汐留、六本木、代官山とホットなスポットから、町田へ。 そして最後は北京へ。 その中で繰り広げられる、隈の都市論、社会論は、知的発見が多く、 これから東京の様々なスポットに対する視点が変わりそう。 エキサイティングな一冊でした。
都市開発の謎と課題に迫る一冊
汐留、丸の内、六本木ヒルズ、代官山、町田の5章+北京から構成され、各章は隈研吾氏による解説とジャーナリスト清野由美氏との対談からなる。不景気にも関わらず盛んに行われる再開発の謎、都市開発の課題、将来への展望などが明らかにされる。 難点は、地図がなく、写真も少ないこと。この理由で、☆−1とした。 丸の内の章では、手持ちのポケット地図を確認しながら読んだが、それも旧名称と新名称が一致しなかったりして、厄介だった。 紙面の都合もあると思うが、せっかく脚注を充実させているのだから、地図も付けて欲しかった。 ビルの外観などよく思い出せない箇所はサラっと読み飛ばして、隈氏や清野氏の見解は批評を中心に読んでも十分楽しめるので、全体としてはお勧めの一冊。 個人的には、汐留の統一感の欠如や物価高の六本木ヒルズの分析、丸の内再開発などでも用いられる容積率向上のための各手法の紹介、都市開発のジレンマについての隈氏の考察が興味深かった。
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現在の都市問題を東京を通して見てゆく本。東京は昭和の高度成長期を一気に駆け抜け、バブルを経て成熟期に転換していった。今の日本の混乱と混迷の原因はすべてここに行き着くと言っても過言ではない。人口減少、社会の退廃、活力の低下、高齢問題。都市の問題もこの規制型の都市計画があまりにも急激な成長が、都市計画を歪なものに変えていく。東京はまだ景気が回復していなかったにも係わらず各地で大規模な再開発が始まったことを、隈氏が指摘している。その開発の街が美しくないと著者は指摘する。鋭い都市批判が展開される。汐留、丸の内、六本木ヒルズ、代官山、町田。「都市は失敗の集積にほかならない。失敗を重ねた都市ほど偉大な都市だ」と語る著者が東京の現在、未来を語る。あまりにも興味深い本。


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大満足の一品
収録作品数は百を越え、その殆どがカラー。巻末には作品についての解説があり作品をより深く楽しめます。 作品チョイスした人間の趣味か、めりはりに欠く感はあったものの、ボリューム、価格ともに買って損は無かった思いました。
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ミュシャが好評を博すようになってからの、ポスターやカレンダーといった後期の作品が中心に掲載されています。 解説は最後のあたりにまとめられているので、純粋に作品を楽しむ人やミュシャに興味を持った人の入門本として、価格的にも最適だと思います。 この本をもとに、挿絵画家として活躍していた時代の初期の作品にも目を向けてみるといいかもしれません。
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 資料として購入したのですが、内容としてはすばらしいです。大きさもそれなりで申し分ないです。ただやっぱりモノクロページが多いのは残念ですが。代表的なものでポスター以外の連作も掲載されていますが、一ページに二つずつ載せてあって、ちょっと辛いです。  やっぱり連作でも一枚ずつ大きく見たかったですね。画集というよりカタログに近いかもしれませんね。  あとこのテニスプレイヤーがいったい何者なのかすごく気になるのですが。だれですか?この人のコレクションなんでしょうか。
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カラーの印刷と文章が分かれていて、文字の部分は薄い紙で薄くシンプルになっており、そのぶん厚い紙の作品部分が作品ののみに割かれていて、非常に満足度が高いです! 作品の横に解説の載っているものとは違って、純粋にページいっぱいの作品をうっとりと眺めることができます。


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   建築家安藤忠雄の代表作の1つに、大阪府茨木市の日本基督教団茨木春日丘教会がある。コンクリート打ち放し。直方体の箱のようなシンプルな教会堂。十字架の形をした窓が正面の壁いっぱいにくりぬかれ、そこから太陽の光が内部に差し込む。明るい光とほの暗い室内のつくり出すドラマチックな対照。「光の教会」とよばれるゆえんである。

   本書はこのユニークな教会堂がどのようにして構想され、設計、施工されたかを丹念にたどったノンフィクションだ。大学院で建築構造学を学び、構造設計事務所で実務を経験した著者の筆により、読者は建築の現場で何が行われているのかを実感することができる。コンクリートの軟らかさが少し違うだけで、どれだけ工程に影響するのか。なぜ建築家はその違いにこだわるのかといったことが、誰にもわかりやすく語られる。また、安藤のラフなアイデアがスタッフの手によって設計図にまとめられ、それを施工業者が工事現場で実際につくっていく過程が臨場感たっぷりに描かれる。

   とはいえ、本書が建築の技術面に偏っているかといえばそうではない。1つの建物ができあがるまでには、何人もの人々がさまざまな立場からかかわるのであり、そこには人間くさいドラマが生まれる。安藤と彼のスタッフ、牧師と主だった教会員からなる建築委員会、そして施工業者が互いにどのような会話を交わし、何を考えていたかについての著述も十分な量を与えられている。ストレートにものを言い、次々に大胆なアイデアを発想する安藤という魅力的な人物なしにこの本は考えられないが、周囲の人物もそれぞれ重要な役割を演じている。第32回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。(松本泰樹)


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名書
日本一の建築家が一つの大作品を完成させるまでの物語(実話) ページ数は400と分厚い本だが、この読みやすさ、ハンパない。建築の知識がなくてもすいすい読める。 一つの建物を建てるのにどれだけ大勢の人が関わるのか、という事に改めて気付かされる。 ストーリーがおもしろく、専門書というよりは読み物に近い。それでいて所々に専門知識が盛り込まれているので勉強にもなる。 建築好きは絶対読むべき。建築を知らない人にもおすすめ。こういう世界がある、という事を知ってほしい。
安藤忠雄のすごさとやさしさ
この本のよいところは、筆者が安藤忠雄ばかりではなく、工務店、施主の側にもたったレポートをしているところである。建築家に頼むと言うことはどういうことかが、よく分かる。本の中に安藤忠雄と切り結ぶという表現が出てくる。これは、小住宅を造る場合でも同様である。工務店に頼むのとは全く違う体験である。いわば、建築家の美意識、工務店の施工の現実、何ができるか普通理解できない施主との思想、人生体験との戦いが起きるのである。更に、竣工後も建築家の思想が徐々に住み手、使い手に染み込んでくる課程も楽しむくらいでないと、やっていけない。 その点、安藤忠雄は正しい考えを、まっとうに主張してくる人であることが分かる。教会建築の肝要な点は、欧州での修道院、教会建築から学んだことを、実現することで、そのために全力をかけて施主を説得している。面白いことに、使っているうちに、安藤忠雄の建物はどうしようもないと思っていた人々が、けっこうよいものだと思い始めるのも、彼の正しさを証明している。しかし、冬でも暖房なし、雨風雪が入ってきてもよい(実際にはガラス窓をはめたが)という思想は、教会という建物の原点を追求していて、それを現在の日本で主張できる人というのは、すごいことだ。世界の安藤になれたのは、その姿勢であろう。 しかし、自己主張と同じくらい、施主や工務店への思いやりにあふれている人でもあることも分かった。植栽などを建物完成後に購入して寄付しているが、それで設計料がチャラになったという記述がある。(幸い、この建物で、安藤忠雄の名は更に上がったのだが) 読了後、その構造や、光の取り入れ方の図をみているうちに、ル・コルビュジエの後を継ぐのは彼かも知れないと思ってしまった。 気持ちのよい本であった。おすすめである。
モノづくりと商売のはざまに立つ人々
建築学の門外漢すると、建築工程に関する記述は非常に辛かった。 専門用語が散りばめられ、ときたまあるその用語の解説もまた 難解…。理解してもらおうと図が随所に盛り込まれるが、命で あるはずのキャプションがやや不親切。この点については、 著者がもともと建築雑誌に携わっていただけに、配慮に欠けた 感がある。 しかし、である。やっぱり、広く一般に読まれるべき本だ! もちろん本書の「中心」には安藤が来るのだけれど、本書に おいてその「中心」は、むやみやたらに崇められていない (つまり純粋なヨイショ本ではない)。 安藤の駄々っ子ぶりやこだわりの深さ、そしてそれに翻弄される スタッフや工務店の面々(光の教会の施主でさえも!)。それらの 息づかいが、見事に描写されている。 世はバブル期。湯水のように建築費が嵩んだ建築が多いのに、 安藤と工務店は、赤字までしょい込んで、光の教会づくりに邁進。 個人的には、安藤の「注文」にも、お金が出せない施主にも泣かされ、 金銭の面で一番わりを喰った工務店の面々には頭が下がった。そして、 経済の合理性からいえば割にあわないのに、建築への誇りと品質を 死守する現場の「モノづくり」のスピリットには、正直、ドキドキ してしまった。 建築にた