|
1,331ページ中 10ページ目を表示しています
(91~100件)
|
あとで携帯で見る
|
|
| 
おすすめ度
【関連のオススメ商品】
| 比叡山・千日回峯行 酒井雄哉画賛集 (小学館文庫)
¥ 580(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:9,472位
カスタマーレビュー数:2
【くちコミ情報】
すごいネ
偶然、ネットで酒井雄哉の存在を知ったが、さらにその半生、仏門に入るまでのプロセスが感慨深かった。"生き仏"と言われる所以が納得できる、物凄いパワーを持った人間だと思う。酒井雄哉の存在を知って、自分自身を見直す契機にもなった。"スピリチャル〜"もいいが、自分はこの酒井雄哉という人間の存在を知る事の方が、社会にとって遥かに意義深いと思う。
素直に感動しました。
思わず買ってしまいました。 絵と文字、そして解説。 単純でありながらも、じわじわと心に響く本でした。生き仏といわれるだけあって、やさしさの中に厳しさがにじみ出ているメッセージ本でした。 酒井雄哉さんの言葉、寺田みのるさんの絵、そして、細溝高広さんの文、この三つのハーモニーが実に見事で、僕は酒井さんの弟子になったような気がします。 僕の一生の一冊にしたいと思います。
|
|
|
| 
おすすめ度
【関連のオススメ商品】
| ROADSIDE JAPAN―珍日本紀行 東日本編 (ちくま文庫)
¥ 1,890(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:67,673位
カスタマーレビュー数:3
【くちコミ情報】
この本に書いてある通り、自分でも呆れ返る程の好奇心をお持ちの方に如何?
色々な面白いスポットばかりを集めたこの本だが、廃墟物件(もしくはこの本の取材後に残念ながら廃墟となってしまった物件)も含んでいるせいか、住所が記載されていないのは仕方無いとはいえ、やや残念である。 しかし、最近自治体破産の例として、ニュース番組にもよく取り上げられる夕張市の物件などもあり、笑えないものもある。 でも、写真も多いが、説明も多いので、かなりハマッて読む事が出来る。ただ、文庫サイズで、しかもぶ厚いので、普通の文庫本や雑誌みたいに気軽に広げて読みにくいので、その点は気を遣う必要がある。 また、物件数が多いので、少々高くなるが西日本編も合わせて読むとまた面白い。
写真が多いのに読み応え充分な本
いったい何の目的で作られたのか?なぜコレで町おこしなのか?日本人が作った不思議ワールドのオンパレード。きっと一度は行ったことのある場所が載っているはず。これから町おこしを考える人や、普通の観光では満足できない人、とにかく不思議なものが好きな人、必見。 東日本編にあわせて西日本編もおすすめ。東と西の違いも面白い。
ディスカバージャパン
とにかく凄いボリューム、見つめるとめまいがする小さな写真の数々。大判の写真集の文庫版のため、目の悪い人にはお勧めしません(^^;。文字通り「日本の極北」な東北編がすばらしい。日本人の精神の根底にある、涅槃や仏教の世界...はいいんですが、あまり建築物として具体化しないでほしいという気も。西日本編もどうぞ。
|
|
|
| 
【関連のオススメ商品】
| CasaBRUTUS特別編集 安藤忠雄×旅 総集編 (MAGAZINE HOUSE MOOK)
マガジンハウス(編集)
¥ 2,000(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:101,019位
|
|
|
| 
おすすめ度
【関連のオススメ商品】
| 土門拳 古寺を訪ねて―京・洛北から宇治へ (小学館文庫)
¥ 880(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:35,589位
カスタマーレビュー数:2
【くちコミ情報】
一歩踏み入って見る
今、洛西に住んでいるのでシリーズの中からこれを選びました。 普段見ている風景も、仏像も、彼が操るレンズを通すと異なって見えます。新たな発見があります。 通常のガイドブックに物足りなさを感じたら、この本を手に、京都の風景の奥深さを感じると良いのではないでしょうか。 また、彼の写真を文庫本で見られるというのも、とてもお得です。 お勧めです。
土門という視点
神護寺の「薬師如来立像」を、土門はこう語っている。 「飛び立とうとして飛び立たず、叫ぼうとして叫ばず、動と静の矛盾する要素を一身にもって、 高雄山中奥深き黒漆の厨子の中に、薬師如来は直立している」 土門拳の撮る仏像には、「気」がある。 それは、御仏を、作り、縋り、敬まった、古人たちの信仰の光芒でもあり、 実際に仏像と向かいあった事のある人ならば誰でもが感じた事のある、あの御堂を満たしている空気感だ。 p この「京・洛北から宇治へ」では、北は高雄、鞍馬、南は宇治まで、京都の名だたる仏像・寺院を恐縮し収録している。 有名どころでは、国宝第一号の広隆寺の「弥勒菩薩半跏像」や同寺「不空羂索観音菩薩像」、三十三間堂の「千体千手観音立像」、 平等院の「阿弥陀如来座像」並びに「雲中供養菩薩群像」、東寺の「五重塔」「梵天座像」などで、 私たちが一度は目にした事のあるものが、土門独自のクローズアップという表現で、新たな一面を見せてくれる。 否応無く古都に思いを馳せたくなるこの一冊に、私もまた、本を手に取って程なく、京都に走った。 この小さな文庫本は、古寺巡礼をする人々にとっては、ガイドブックとは異なる一つの手引きと成り得るだろう。 また、仏教美術や建築に傾倒する者には、新たな「視点」の発見になるのでは、と思われる。 p 同シリーズの他3冊も是非、手に取って頂きたい。
|
|
|
| 
おすすめ度
【関連のオススメ商品】
| ばらばら(CD付)
¥ 2,940(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:74,311位
カスタマーレビュー数:2
【くちコミ情報】
共鳴する絆
写真家は自分の撮りたいものを撮り 歌い手は自分の歌いたい言葉を歌う。 何か文字通り「ばらばら」だなと思って ちょっとおかしくなってしまう。 でも音楽を耳にしながら写真を眺めていると どちらか片方だけでは得られないような 感情が芽生える。 お互い違う方を向いていたのに 不思議なもんだなあ。 これを絆と呼ぶんだろうか。 写真と歌、そのどちらもとても優しい。 そこが共通するところかなって思う。
心地良い“曖昧さ”
かなり良いです!SAKEROCKでも役者でもない星野くんの魅力満載☆どんなシチュエーションにもピタッとくるような弾き語りがステキ。優しくて哀愁のある歌声や時折ハッとするような歌詞がまた良い☆太呂さんの脱力感のある写真も合ってます。星野くんファンは絶対買いですよ!
|
|
|
| 
おすすめ度
【関連のオススメ商品】
| サヴォワ邸/ル・コルビュジエ (ヘヴンリーハウス-20世紀名作住宅をめぐる旅 1)
¥ 2,520(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:6,746位
カスタマーレビュー数:2
【くちコミ情報】
コルビジュ研究では最高の入門書の誕生
本書はサヴォワ邸研究の最高峰で、今年読んだ本で現時点で#1。デザインの美しさと緻密さも教科書を超えた傑作。かくも知的に緻密な編集は稀有な存在である。デザイナーへの注文は、過酷なくらいに厳しかったと思われるが、仕上がりを見れば、それも苦労の甲斐で、本書をル・コルビジュ研究名著の列伝に加える大きなな力となっている。自負されるが良い。版面がすべてにおいて美しい。さたに常識的な建築写真を超えて、絵画を描くように撮影されたサヴォワ邸はその美しさを際立たせている。そして内容も推理小説を読むように、スリリングで知的で、読むと言うより著者の声が聞こえてきそうな語り口の良さは、良いワインを飲んでほろ酔い気分になる。仕込みが十分で、著者の気合を大いに感じる、パースの分析がとても良い。コルビジュ研究では最高の入門書の誕生であろう。
サヴォア邸は、やはり傑作だった。
サヴォア邸は傑作である。誰もがそう信じている。設計製図で図面をトレースさせられたり、建築家が絶賛するのを耳にして、人はこの住宅が二十世紀の名作であることを信じこんでいる。しかし、なぜサヴォア邸は傑作なのか。本当に傑作なのか。この本はこの問いに答えてくれる。 現存するサヴォア邸になるまえのコルビュジエのスタディ過程がとても面白い。そうかコルビュジエは、サヴォア邸のスタディを通してコルビュジエになったのか。サヴォア邸にいくらお金がかかっているか。コルビュジエの減額調整なんてこれまで誰が教えてくれただろうか。 豊富な図面。撮りおろしの美しい陰影のある写真には必ず人が写し込まれている。住み手にとって、訪れる人にとってのサヴォア邸にもフォーカスがあてられる。サヴォア邸研究の新しい次元。既往研究もきっちりとおさえてあって、はじめてサヴォア邸にふれる人にとっても、この本が決定版になるだろうことを確信した。これからの設計製図教科書のスタンダードにもなる予感がする。
|
|
|
| 
おすすめ度
【関連のオススメ商品】
| ROADSIDE JAPAN―珍日本紀行 西日本編 (ちくま文庫)
¥ 1,890(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:74,161位
カスタマーレビュー数:5
【くちコミ情報】
東日本編ばかりでなく、西日本も相変わらず面白い。やっぱり日本は狭いようで色々と見どころがあるものだ!でも…
東日本編と合わせて買ってしまう西日本編のこの本だが、相変わらずこっちも面白い。知的好奇心をかなり刺激される。 しかし、それぞれの物件は現在のせちがらい世の中ではなかなか上手く流行らない所ばかりで、現在ではやめてしまった所も幾つかあるので、非常に惜しいと思う。 例えば、地方の規模の小さい遊園地などは、最近の少子化などの影響や、首都圏のとある外国資本の大遊園地などの客足を取られてしまって、それこそ「閑古鳥の鳴く」状態になってしまっている。竹下内閣時代の「ふるさと創生1億円」を利用して、バブル景気の時代なので、いわゆる「ハコモノ」に投資してしまった自治体の物件も載っているが、1億円という資本を何とか他の利用方法に利用出来なかったのかと悔やまれるものもあり、実際にはそんな行政の不甲斐無さを感じる事もあるだろうが、この本を読んで感じ方は人それぞれだと思う。
写真も文章も不思議もぎっちり詰め込まれた本
こんな事で町おこし?観光客は見に来るの?あ、でもココ行ったことあったっけ...読めば読むほど疑問がわいてくる、不思議物好きにはたまらない。写真も多いが、文章も多い。東日本編とあわせれば、日本の珍スポットが制覇できる、ついついシリーズ制覇もしたくなる1冊。
もう一つの日本文化
いわゆるテーマパーク巡りの写真集なのだろうが、奥が深いものがある。私はそう思っている。現代民俗学とでも言ったらいいのだろうか。 p 神道や仏教などを背景として形成された日本文化が、欧米や他のアジア諸国でも高く評価されている。いわゆるハイカルチャーとしての日本文化である(一方でアニメやヴィデオゲームなども多くの人の支持を集めている。むしろこちらの方が盛んであろう。ただこの場合は技術的な側面が問題となる)。しかし日本文化が取り上げられるのは、日本文化が何れの国にとっても「極めて特異」である限りにおいてである。 p この本で紹介されている珍妙な博物館やオブジェもまた、「極めて特異」なものである。しかし上で述べたような、広く認知された日本文化とは別のものではないか、そう考える人もいるかもしれない。だが、やはり同じ精神風土の中で生まれたものなのである。一国のハイカルチャーもサブカルチャーも、その根底で軌を一にしているものがあるのである。物質的な飽和状態と思想的な空疎さが、この作品のなかかせ窺える。 p 漫然と見ていても楽しいし、自国の文化を考える材料としてもなかなかのものである。生殖器関係のテーマパークと農耕と日本人のつながりなど、いろいろと考えるのも面白い。
北の秘宝館。
ビスケット工場と特殊博物館が一体となった北の秘宝空間「坂ビスケット」。 p 一度来たものならばわかるのだが、あの異様ともいえる素晴らしきコレクションの合間を近所の親子連れがビスケットを片手に何事もなく通り抜ける光景はまさに神秘的とも言える。子供の目には紐で縛られたリカちゃん人形や、せくしーな下着を幾重にも着せられたマネキンも、なんたらレンジャーの玩具と同じ日常の風景としか捉えられてないのが感慨深いものだ。
いい日旅立ち
誰がどう見てもしょぼい施設を、けなすでもなく淡々と評価する著者の視点に共感。確かにこれが「今」の日本。日本にすらこんな不可解なものを作ってしまう人がいるのに、ストーンヘンジやナスカの地上絵の制作者のことなど理解できるはずがないということがよくわかる。東日本編もどうぞ。
|
|
|
| 
【関連のオススメ商品】
| マザーズ2000‐2005未来の刻印
¥ 2,415(税込)
通常3~5週間以内に発送
ジャンル内ランキング:106,865位
|
|
|
| 
おすすめ度
【関連のオススメ商品】
| クマよ (たくさんのふしぎ傑作集)
¥ 1,365(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:31,286位
カスタマーレビュー数:7
【くちコミ情報】
言葉は大人に、物語は子どもに。
胸を射るような言葉の数々に、思わず時の流れを忘れてしまう。 星野道夫さんのクマへの熱い思いがひしひしと伝わってくる。 そうか、私が今生きているこの瞬間にも、広大なアラスカの大地はそこにあって、そこにはこんなクマの親子も確実に生きている。改めてそう認識させられた。 ここにある言葉の数々は、日々の忙しさの中で自分を見失いそうな人にとって、自分の知る世界だけが世界の全てであるような錯覚から自らを解き放ってくれる。そんな素敵な写真絵本だ。アラスカの風景写真も圧巻だが、クマの親子の写真も愛情に溢れていて見飽きない。
ページをくるたびに心がどきっとして・・・
「いつか おまえに 会いたかった」のページのクマの写真の見ていると、今まで漠然としていたクマって動物にクマの人格(?)を感じてしまう。クマの人生(?)が心に迫ってくる。 地球上に生きているすべての生き物と人間との生きていくことの距離感、近さと遠さをまざまざと感じさせられる。 ページをくるたびに心がどきっとして、星野道夫の言葉に深く考えさせられる。
大人向け
この本が始めて家に届いた日、母が朗読してくれました。 小学低学年だった私にとってその本はせいぜい「きれいな写真だなぁ」 とか、小熊がかわいいとか、雄大な大地のイメージとか、そんな感じでした・・・。が、母は読みながらぼろぼろ泣いていました。そして「開くと泣いちゃうからもう読めない」といっていました。 つまり本当の意味で大人向けの本なんだと思います。 疲れた大人の人にこそ読んでほしい本です
一番だいじなものを、この本に教えていただいた。
何処がどうとか、もう、言葉では言えません。子供も読めば何かを感じるだろうが(小さい子供には「ナヌークの贈り物」を読んであげてください)、むしろ大人に読んで欲しい。特に今の日本の大人に・・・!人間にとって、いや生きとし生けるもの全てにとって、本当に大切なこととは・・・?ほんとのことって・・・?なんと、それを子供の本から教えていただくとは・・・。 ブッたるんだ時、疲れた時、まいった時、大切なことを忘れないよう、折にふれ読ませていただきます。 星野道夫様、直子様、この本の編纂に関わった多くの方々に感謝します。どうもありがとうございました。
星野道夫さんの魂
つねに自然のすべてのいのちと共にいた星野さんの生き方にとても共感します。 子どもの頃は小さな虫や空の雲と友達だった。 それが学校で科学を習い、どんどん自分と切り離された。テレビで見る対象物になった。 生活している周りからどんどん虫たちが姿を消していくのに、そのことにすら気づかない。空も遠い。雲の流れをぼーっと眺めたのはいつだっけ? こんなんでいいの?人間? 子どもにはすんなる受け入れられるであろう大きな大きな自然風景の中でいとなまれるクマたちの生活は、もう忘れてしまった大人たちには思い出させるいい機会だ。 おはなしの会をやっている私は、この絵本をどんどん子どもたちに読んでいこう。あたりまえのいのちのいとなみとはどんなものかを、伝えたい。
|
|
|
| 
おすすめ度
【関連のオススメ商品】
| もっと知りたい伊藤若冲―生涯と作品 (ABCアート・ビギナーズ・コレクション)
¥ 1,680(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:12,013位
カスタマーレビュー数:6
【くちコミ情報】
ポップアートの魁 シュルレアリスムにも通ずる伊藤若冲の画業
伊藤若冲の絵画が近年富みに注目を浴びています。従来の日本絵画史の観点から見れば異端に属する画風ですが、現代的な視点からその画風を評価すれば、同じく異端であったヒエロニムス・ボスにもつながる天才イラストレーターの先駆のようでもあります。 本書は、そんな京の絵師若冲の画業を余す所なく紹介したものです。学部や大学院時代から若冲に傾倒し、研究してきた佐藤康宏東京大学教授の解説が掲載してあり、若冲の全体像を見渡せる書籍です。80頁の分量ながら代表作「動植綵絵」を掲載したハンディな図録のような体裁も取られています。奇想の画家としてもてはやされる若冲の素晴らしさの一端に触れてもらうのに最適な1冊と言えましょう。 その画風は一見して明画のようですし、狩野派の画法を捨てて、濃彩の花鳥画を題材にした宋元画の模写に励んだと言われていますので、戦前の日本画壇や美術史家から冷遇されてきたのは理解できますが、これだけの特異性は世界史的に見てもあまり類をみない画風ですね。 相国寺に寄進した30幅の「動植綵絵」の極彩色の細画には脅かされます。華麗な色彩を駆使しており、写実的でありながら非現実的なモティーフがまた異端の画家の本領発揮と言えるでしょう。 その他、雪中雄鶏図、糸瓜群虫図、鹿苑寺大書院障壁画、樹花鳥獣図屏風、重要文化財の仙人掌群鶏図、菜虫譜、鶏頭蟷螂図など、飽かず眺める作品群の素晴らしさにただただ感嘆の声しか出ませんでした。
神を超えた?
10年位前だったか、朝起きた時(まだボーっとしてる状態)に、テレビをつけると、鳥の絵がババーン!っと映り、「江戸時代・・・」とナレーションが聞こえてきた。その時、少し寝ぼけていたので、誰が書いたとかそういう肝心なことが分からず時は過ぎ、最近、ブームとかで、ようやくこれが江戸時代の画家「伊藤若冲」だと分かった。分かったとなれば、さっそく購入。若冲についていろいろ本があったが、この本は値段も手ごろで、若冲の初期の作品から晩年の作品まで実にうまく焦点を当てて紹介してくれています。これで1600円は安すぎる!!すばらしい!! やはり、若冲というと鳥の絵なのだが、本の表紙の鳥が魅了される。先ほどのテレビの話しだが、「神の前に若冲なし、神の後に若冲なし」と若冲自らが言ってたということを解説していたような記憶がある。確かにこの言葉は若冲には許されるだろう。手塚治虫が「自分を超える漫画家はいない・・・」と言っているのと同じようなものだ。若冲に興味を持った人は絶対持っていたほうがいい本だ。
プライスさんを貶める本ではないように見受けますが……。
この本にはプライスさん所有の升目描き作品をめぐって、真贋を論じた部分が出てきます。プライスさん所有の升目描き作品は模倣作である、というのが佐藤さんの主張のようです。ただし、佐藤さんは真贋を純粋に論じているのであって、プライスさんご本人を貶める意図があって書いているわけではないように思います。プライスさんは若冲の評価が低い頃から熱心に収集し、コレクションを自費で日本に送って公開したり、展覧会図録を大量に買い上げたりと、さまざまな貢献をしてくださったと聞いています。自国の美術品が海外に流出するのはさみしい話ではありますが、貴重な美術品を流出させてしまった、日本人自身の貧しい審美眼を恥じることも大切ではないでしょうか。
見識に感銘
かねがね「コレクター」なるものの胡散臭さには辟易していましたが、実はそれ以上に、コレクターを持ち上げる美術界の人たちに疑問を感じておりました。佐藤氏の見識は、その点についての疑義を浮き彫りにしており、これこそが美術批評というものの本義であろうと感服しております。 日本美術のコレクションではボストンをはじめ、アメリカの美術館は際立ったものがありますが、そのほとんどは近世から現代にかけての「個人コレクター」によるものです。プライス・コレクションも、もちろん同類です。 彼らに言いたい。「ノブレス・オブリージュ」の精神を学べ、と。 アメリカという国の文化がいかに貧相で浅薄なものであるか、自覚しているからこそ金にあかせた美術館を(劣等感かも?)つくるのか? ジョウ・プライス氏は、ぜひその有り余る資金を日本の誰かに提供して、日本に心遠館を造るべきであったと思います。若冲を日本に返してほしいと切実に思います。たまに見せびらかすだけというのは勘弁して欲しいものです。 かつて、ヨーロッパの貴族や富豪たちは、資力にものを言わせて世界の美術品をおのれのものにするだけではなく、その資金で文化育成の支援をしたものです。 いまやそういう「パトロン」はほとんどいなくなり、「コレクター(もしかすると投資家)」ばかりになってしまいました。 コレクターというものがいかに利己的なものか、私たちは彼らの資金に目がくらむことなく、公正に評価すべきであろうと思います。 その点、佐藤氏の冷静な視線は、出展のエサに惑わされることのないものできわめて貴重なものと思います。 ぜひ、本書を読み、著者のコメントから本質を読み取っていただきたい。
江戸時代に描かれたファミコン画
先日、東京国立博物館での「若冲と江戸絵画展」に 行ってきました。一番の驚きは鳥獣花木図屏風。 あらゆる動物が、極彩色でもって、 銭湯のタイルのようなドットで描かれている。 しかも象は正面から描かれている。 なんだこれは!? 江戸時代に描かれたファミコン画だ。 この技法は 枡目描きといって若冲の得意の技法の らしいのですが、 実は今回の鳥獣花木図屏風 若冲のものではなく、模倣作らしいことを 本書で知りました。 元になった樹花鳥獣図屏風は静岡県立美術館にあるそうですが、 どっちにしても、若冲はすごいなーと 思った次第です。 若冲を手元においておきたいと思ったので、 ミュージアムにあったいくつかの若冲の本を比べましたが、 絵も多く、若冲の生い立ちについてもわかりやすくまとめてある 本書が一番のおすすめです。
|
|
|
|
1,331ページ中 10ページ目を表示しています
(91~100件)
|