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カスタマーレビュー数:5
【くちコミ情報】
途上国が主体となるべきプランB
環境コストを反映していない会計システムの下で生態系の赤字の上に現在の社会があるという分析は受け入れるべき主張だ。一方、所得税を減らして環境税を増やせとか、消費者が認証ラベルなどで環境を考慮した経済活動をせよ、という考えは、教育水準の高い先進国の人々にしか通用しないだろう。 途上国の貧困・低教育が最大の環境破壊の原因であるならば、そこの人々が豊かになり尚且つ地球環境容量(エネルギー、食料、水など)の中で100億人近い人が暮らせる時代が来るためには、やはり(今までとは違う形だろうが)開発が必要だろう。従って、本当の意味のプランBがあるならそれは、途上国が主体となるべきものかもしれない。先進国は技術的・経済的サポートをする立場だろうか?。。。
私も環境革命に参加しなければ
本書は現在の化石燃料依存型でクルマ中心の使い捨て経済から、 再生可能エネルギー減に基づく新しい経済モデルへの切り替えを訴えるものである。 人類全体の需要が初めて地球の再生能力を超えたのは1980年ごろだとされている。 それまでは森林、漁獲、地下水等地球上にある自然資産そのものに関して、 いわば資産が生む利子を消費していたにすぎなかったが、 1980年頃以降は資産そのものを消費するようになったという。 その先に衰退や崩壊があるのは当然である。 本書にはその典型的な事例が紹介されている。 それは、第二次世界大戦中にアメリカの沿岸警備隊が、 ベーリング海の孤島のセント・マシュー島に配属されていた警備兵19名の非常用食料として、 その島にトナカイを29頭連れてきたことを発端とする。 大戦後その基地は閉鎖され、警備兵は島を去った。 その後、1957年に生物学者がこの島を訪れていた時は、 トナカイが1350頭に増えており、続く1963年には6000頭に増えていた。 しかし、1966年の島には、トナカイの骨がごろごろ転がっており、 生き残ったトナカイは50頭いなかった。 そして1980年ごろまでに絶滅したという。 このセント・マシュー島におけるトナカイの運命が、 現在の地球における人間の運命を示唆していることを、 もはや否定できるような現状ではなかろう。 こういったことが書いてある「はじめに」は感動するくらいであるが、 本書の中盤は食料のありとあらゆることにかかわるデータの羅列から同じような話が展開されるので、 事例研究の豊富さという意味では圧倒されるが、 やはり飽きがくる。 また様々なデータや見解が引用されるわりには、 典拠は図示したグラフのみしか表記されていない。 まあ翻訳書であり、監訳者によると可能な限り短くしたとのことなので、 仕方ないことではあるが、 本の性質を考えると、なんかちょっともったいない感じがする。
破滅はまだ避けられる?
前半は主に、世界各地の危機的な環境崩壊の現状が豊富な事例とともにこれでもかと紹介されており、絶望的な気持ちを抱かされるが、著者は、読者に現実を直視し、もっと危機感や焦燥感を持つよう促したいのだろう。その誘いに応じて後半へと進めば、国際社会、国家、企業、個人の各レベルでできる多様な解決策が具体的に列挙されており、一個人でも政治家や企業への働きかけを通じて社会や未来を変えていけると最後まで訴えている。「どんなに軍事費を注ぎ込んでもテロは防げないが、世界の軍事費の6分の1をプランBに注ぎ込めば、十分に地球を救える」という数値に説得力がある。
プランB、持続可能性をめざす
人口、気候といった地球環境の悪化の現状についての解説とそれらを解決するというプランBが提言されていた。最近ニュースで取り上げられる「気候温暖化」「コーンなど穀物の不足」などの裏側が垣間見られた。一般媒体では触れられていないグローバルな実例が多く、勉強になった。実例の中に日本企業や行政の取り組みが紹介されていて日本人としてはうれしい。しかし、そういった取り組みを世界に広げて行かなくては意味がない。われわれ一般庶民の責務は意外と大きい。
単なるデータ集。
データの羅列で分析がなく、説明も支離滅裂(いくつかはきっと誤訳??)。論理的矛盾もあり、データの使い方がすごいバイアスがかかっている。誰々がそう言っている、という引用をやたらするだけで、彼独自の意見がない。結局、ファクター4や国連の貧困撲滅の計画を上塗りしているだけで、彼が言っている「プランB」というものはまったく独自のものがなかった。現状の問題点と解決法にはなんらリンクがなく、経済発展が環境を破壊しているといいながら、中国の経済成長による貧困撲滅を賞賛していたりと、何が言いたいのかわからない。環境の本であるにもかかわらず、上質の紙を使ってフォントが大きいことで無駄に紙も使っている。いろいろなケースの羅列はあるので取っ掛かりにはいいと思うが、それぞれのケースがなぜ成功・失敗したかの分析はないので、データ集(インデック集)として読める程度だと思う。
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【くちコミ情報】
いろいろな事が理解できました
建築業界の隅っこで働く私ですが、 この本は、いつも手元に置いて何度も読み返しています。 シンプルモダンがもてはやされていますが、 本当にその家は、その間取りは住みやすいのか。 住み手の立ち位置で考えられたものなのか。 さまざまな警鐘や考え方が提示された本です。 「日本の家は狭い」のではなく「狭く暮らしている」のだと納得できました。 よくある間取り実例集とは違いますし、写真も載っていません。 それでも著者の手によると思われる温かみのある間取り図からは 住む人の満足感すら感じられます。 前半は主に日本古来の家の考え方や、住まいに対する提案で、 後半はよくある間取りのマンションや一戸建ての改造案などが掲載されています。 なるほどと思えることもたくさんあり、なによりも易しい言葉で書かれています。 (建築家の記述は難解なことが多いので) デザイン優先であったり流行に乗った家は嫌だと思う人はもちろん、 住み替え・リフォームの予定がない人も、どうすれば住みやすくなるかのヒントが たくさんあります。
今間取りに使いづらさを感じている方はぜひ
今主流の間取りに使いづらさを感じ、建売住宅の間取りでは嫌で、一戸建てを考えていてこの本を読みました。 「廊下をなくす」「リビングの中に階段を」「戸は引き戸に」等々これぞ私が考えていたことだ!とうれしくなり、なるほどなるほどと読んでしまいました。 かつての日本の住まいのよさを見直す内容ともなっています。 自分で間取りを考えている方にはおすすめです。 実例集ではないですが、読み物としても大変勉強になると思います。著者の先生のファンになりました。
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【くちコミ情報】
「木」をテーマに幅広く建築を知る
「木造建築」を多方面から考察した良著。 レベルは一般向けで、専門知識ゼロでも読めます。 内容は、建築史や材料工学、構造力学から地震応答と盛りだくさん。 どの分野に関しても、一般の読者への敷居を高くせず、それでいて建築を学ぶ人、 建築に携わる人の「木造建築」への誤解も解いてしまうという秀逸な構成です。 図解も豊富で読みやすく、ところどころ筆者独特の軽いユーモアも混じっています。
コンパクトでわかりやすい木造建築入門
東京大学の人気教授の坂本功先生が木造建築のイロハを、専門でない人や理科系でない人にも、とてもわかりやすく新書サイズにまとめた好著です。 木造建築には(元木造住宅営業の経験からいっても)誤解と過大評価が渦巻いていますが、本書では神話は正し、誤解は裁く名奉行ぶりを楽しむことができます。 この金額でこれだけまとまった内容をこのわかり易さで・・・と考えると買って損はしません。
木造建築に関するコンパクトな良書
木造建築について、法隆寺から始まる歴史、建築工法の解説、木材の基礎知識、木造住宅の耐震性・耐震診断、職人問題など全般にわたる事柄を、大学建築学の教授である著者が分かりやすく書いた本である。理科系の素養が無くとも理解できる。最近、欠陥住宅に関するテレビ番組を多く目にするが、住宅を購入しよう、建築しようと思っている人は、最低この本は読むべきだと思う。読んで損はありません。
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