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   建築 の売れ筋最新ランキング   [2008年07月06日 09時18分]
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スラスラわかる・・・って、本当です! 時間を忘れて読んでしまう建築技術の本なんて、そう滅多にありません。 高断熱・高気密と掲げて家を建ててる工務店の皆さん~自分たちの知識を今一度整理し、頭をスッキリ、施工もハッキリさせようじゃありませんか!  p これから家を建てたい人や買いたい人にも是非。知っていたら一生得するに違いない、そんな知識が満載の1冊です。


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ブランディングの方法が分りました
平さんはブランディングをどのようにつくったのかと、 それが知りたくてこの本を読みました。会社を経営する のには、ライバルを圧倒する武器をもたないと、価格で 競争するハメになってしまいます。ライバルに勝つため に、どうブランディング戦略を行なうかで悩んでいまし たが、この本を読んで正解でした。本1冊の値段でこれ だけのノウハウを出してくれた平さんに感謝します。
う〜ん。。。
正直、期待していなかったというのもありますが、 読んだあとはすごいやる気に満ち溢れました。 著者の平さんが今まで行ってきた、マーケティングノウハウが わかりやすく解説されています。 小さいながら、会社を経営している私にとっては、かなりの内容でした。
びっくりです。
知り合いから勧められて、特に期待せずに パパッと読んでみましたが、かなりの内容でした! ここまで自分のノウハウを、本で公開している人は珍しいのでは ないでしょうか? これからこの著者にはまりそうです。
マーケティング
これは、工務店どうこうというよりも、 中小企業の為のマーケティングの教科書だと思います。 すぐに使えるノウハウがいっぱいです。 社長さん、起業を志す人は読むべきですね。
他業者の私でも
この本は、平さんが、地域ナンバー1工務店を作った 方法が書かれているんですが、 工務店とは全く関係のない私が読んでも、かなりためになりました。 その辺りに売られている経営学の本より、よっぽど実践的で、 現実的に使えるテクニックがつまっています。 これはオススメできます。



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設計者必携の資料集として、基礎編と各種建物編とに大別。図解を多く用い、学生を中心とする初学者のために必要情報を抽出し分かりやすい。学生の方は、設計課題の補助資料、また設計者の副教材として最適だと思う。 建築基準法や規準に合わせて各種データの更新、製図方法の変化用、建築の周辺環境や地域とのかかわりなど、これからの建築教育に欠かすことのできない内容を重点的に行っています。


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地球環境問題(特に温暖化問題)の根本的構造がわかる
本書は、地球環境問題、特に地球温暖化問題、を自然科学と現代社会の中間にある、政治的性格をふんだんに含んだ領域として捉えています。筆者によると、地球環境問題が1990年代以降政治的問題として浮上した理由は、自然科学研究の内在的な発展ではなく、外からの要因、つまり政治的要因からであると論じています。具体的には、冷戦下の世界政治の興味は軍縮であったが、冷戦終了後に地球規模の脅威は環境であると認識されるようになったと述べています。また、地球温暖化問題は他の環境問題と異なり、観測研究の段階で不安定な要因を多く含んでいることを承知で、政治的決定を行っていく必要があると述べ、解決策として政策形成論のより一層の研究が進むべきであると述べています。私個人にとって新しかったことは、1988年が地球環境問題にとってのターニングポイントであるという指摘です。その年に、1992年の地球サミットのための枠組み転換が行われ、それ以後環境問題で覇権を握ろうとする国が出てきたということです。本書は、地球環境問題の構造を原点に立ち戻って解き明かしている良書だと思います。
未だ陳腐化していない
 よくある地球環境問題本かと思いきやさにあらず。筆者も書いている ように、「地球環境問題とはどういう種類の問題か」ということについて、 地球温暖化の社会問題化から、地球サミットまでの科学と政治の関係分析 から解き明かした本である。  政治学の側による政策論でも、科学の側による分析本でもなく、双方の p 橋渡しができる筆者のような碩学だからこその視点を提供してくれる。


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   環境ホルモンの存在を世に知らしめたベストセラーの増補改訂版である。日本での初版刊行は1997年9月だが、その影響はあまりにも大きく、環境ホルモンをめぐる状況は一変してしまった。それをフォローするために、原著者による「『奪われし未来』以後の世界」「未来を奪われないために」「おわりに」の3章と、環境ホルモン学会副会長の井口泰泉による日本の現状についての解説が加えられている。

   著者のひとりであるコルボーンが、野生生物や人の異常に関する論文を読みあさっていくうちに、生物のホルモンを撹乱する汚染物質にたどりつくという初版の内容はそのままである。いまも進行中の科学ミステリーという体裁で、科学書にありがちな読みにくさはない。ごく微量の合成化学物質が、孵化しないワニやカモメの卵、アザラシやイルカの大量死、ヒトの精子数の減少など、人類を含めた生物全体の生殖機能を脅かしているという事実には、いつ読んでも慄然とさせられる。

   本書が危機感を呼び起こしたおかげで、環境ホルモンの研究は飛躍的に進んでいるという。新たに加わった章では、初版刊行時から現在までに明らかになった新事実が紹介されている。それでも環境ホルモンが人類の未来に暗い影を投げかけていることに変わりはない。初版では最終章だった「無視界飛行」の「何より大切なのは、地球に住む一人ひとりがこの問題を真剣に考え、論じはじめることだ」という言葉は、残念ながらまだ古びていないのだ。(齋藤聡海)


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ホルモン作用攪乱物質の古典です。
 ホルモン作用攪乱物質の原点となる著作です。私たちが日常的に暴露している化学物質や雄の雌化などに関心のある方にとって、本書は入門書として適しています。  本書で論じられるホルモン作用攪乱物質による健康被害には、例えばエストロゲンのような女性ホルモン様作用を持ち女性ホルモンの過剰な供給状態により発症する雌化現象、生殖障害、子宮内膜症、乳がん、精子数の激減などが挙げられています。  この物質は環境でごく普通に検出される程度のレベルであれば細胞死も引き起こしませんし、DNAも傷つけません。しかし生体内の情報ハイウェイに住みついて化学信号混乱させ、性分化から脳の形成にいたる実に多様な発育プロセスに関わってきます。そのため出生前や出生後しばらくの間は特に危険な因子と解説しています。つまり、遺伝子など生体発生の設計図いわばハードにではなく生体内の情報伝達(ソフト)にダメージを与えているとイメージしました。  このようなホルモン作用攪乱物質に暴露し続けていると、個体の脂肪分に蓄積して食物連鎖や子孫に濃縮されて受け継がれます。身近な影響としては、不快な出来事に過剰反応を示し、学習障害が見られるといいます。まさに今の子供たちの特徴にぴったりなのが恐ろしいです。
環境ホルモン入門
環境ホルモンの存在を最初にクローズアップしたのは本書ではないか。日常生活でだれも気にすることのない、ありふれた工業品にさえ、動物や人間の命を脅かす成分が入っていることに驚かされる。 p 人種に違いはあっても、人体の構造に違いはなく、これら化学物質による影響は皆が等しく受けることとなる。
しっかりした問題意識を
環境ホルモンという言葉が登場してから、実はまだ日は浅いのですが、これらの物質が生物に与える影響はかなり以前から指摘されていました。そもそもホルモンというのは恐ろしいほど微量で働く物質ですから、普通に生活していても様々の環境ホルモンを摂取しています。 恐ろしいのはそれらが人体に与える影響がわからないということ。浴整数の減少、奇形発症率の上昇、先天的な認知障害などが指摘されますが、ヒトの例ではまだまだ因果関係がはっきりしません。動物実験のスパンは長くて1年程度ですが、人ではライフスパンが長く、その間に様々な影響にさらされるため、ある異常が起きたときにそれが環境ホルモンの影響であるかどうかが特定できないのです。 この本ではそういった過去の事例の報告や、環境ホルモンという問題提起がいかにして起こってきたかを詳しく紹介しています。やや過剰に反復して記述している箇所もありますが、それだけ筆者が強く訴えたかったのだと思います。 様々な合成製品に囲まれて暮らしているわけですし、どうめぐりめぐって悪い影響を与えるかもわからないのですから、こういった本を読むことは問題意識を高める上でも大切だとおもいます。少なくとも、きちんとした情報に基づかないで、TVなどの受け売りで『環境ホルモンは危険なんだよね』程度の知識で満足しないで貰いたいです。
環境への視点
1962年に発行された、レイチェル・カーソン著『沈黙の春』 (新潮文庫,1974年)は、CFCや除草剤のDDTなど「安全」で 「すばらしい」と謳われていた 化学物質の危険性を人々に知らしめた。 p そしてその衝撃からさらに3 0余年を経て カーソン女史の予言が現実のものとなっていることを 具体的に指摘したのが本書である。 p 本書では、生殖能力のみならず感情や性格なども、 遺伝子だけではなく極々微量 (例えばタンク660台分に対して一滴)のホルモンによって 大きく左右されうるなど、 環境ホルモンが与える影響の強大さを紹介し、 「環境ホルモン」問題の危険性を広く世に知らしめた。 p 生殖能力の喪失は勿論、胎内にいる幼児が 環境ホルモンを暴露すればその胎児に深刻な影響を 及ぼしうるなど、まさに「負の遺産」である 環境ホルモン問題を把握する為には本書は欠かせない一冊である。 p 環境ホルモン問題に限らず、温暖化問題やオゾン層問題など、 近年グローバルな対応を必要とする環境問題が急速に増えている。 だが、グローバルな対応を取る為には地球に住む一人一人が その問題の本質を知っていなければいけない。 p その点で、一般の人も面白く読めて、詳しいことが分かる本書は すばらしい。
イマイチ
訴えたいテーマは明確なものの、論拠が乏しく、社説の寄せ集めか、学生の卒論程度の質。問題が深刻なのは伝わってくるが、深刻だからこそ論理的に、冷静に現状を伝えて欲しい。これでは、「環境ホルモンって恐いらしいよ」程度に終わってしまう。 p 証拠となる論文の情報が少なく扱い方も適当。拠り所とする論文に対する批判、反論を慎重に扱っていないので説得力に欠ける。データが揃わない、研究が進まない、といった書き方が随所にみられるが、その理由付けも言いわけ的。それぞれの章にタイトルはついているものの、意図が不明で読みづらい。専門性に欠けるので読みごたえはないし、読み物としては退屈。 p 汚染化学物質、環境ホルモンについての書籍というより、そういう本のリード文的な内容なので、そのつもりで読めば満足いくけど、期待してしまっただけにがっかりしてしまった。


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途上国が主体となるべきプランB
環境コストを反映していない会計システムの下で生態系の赤字の上に現在の社会があるという分析は受け入れるべき主張だ。一方、所得税を減らして環境税を増やせとか、消費者が認証ラベルなどで環境を考慮した経済活動をせよ、という考えは、教育水準の高い先進国の人々にしか通用しないだろう。 途上国の貧困・低教育が最大の環境破壊の原因であるならば、そこの人々が豊かになり尚且つ地球環境容量(エネルギー、食料、水など)の中で100億人近い人が暮らせる時代が来るためには、やはり(今までとは違う形だろうが)開発が必要だろう。従って、本当の意味のプランBがあるならそれは、途上国が主体となるべきものかもしれない。先進国は技術的・経済的サポートをする立場だろうか?。。。
私も環境革命に参加しなければ
本書は現在の化石燃料依存型でクルマ中心の使い捨て経済から、 再生可能エネルギー減に基づく新しい経済モデルへの切り替えを訴えるものである。 人類全体の需要が初めて地球の再生能力を超えたのは1980年ごろだとされている。 それまでは森林、漁獲、地下水等地球上にある自然資産そのものに関して、 いわば資産が生む利子を消費していたにすぎなかったが、 1980年頃以降は資産そのものを消費するようになったという。 その先に衰退や崩壊があるのは当然である。 本書にはその典型的な事例が紹介されている。 それは、第二次世界大戦中にアメリカの沿岸警備隊が、 ベーリング海の孤島のセント・マシュー島に配属されていた警備兵19名の非常用食料として、 その島にトナカイを29頭連れてきたことを発端とする。 大戦後その基地は閉鎖され、警備兵は島を去った。 その後、1957年に生物学者がこの島を訪れていた時は、 トナカイが1350頭に増えており、続く1963年には6000頭に増えていた。 しかし、1966年の島には、トナカイの骨がごろごろ転がっており、 生き残ったトナカイは50頭いなかった。 そして1980年ごろまでに絶滅したという。 このセント・マシュー島におけるトナカイの運命が、 現在の地球における人間の運命を示唆していることを、 もはや否定できるような現状ではなかろう。 こういったことが書いてある「はじめに」は感動するくらいであるが、 本書の中盤は食料のありとあらゆることにかかわるデータの羅列から同じような話が展開されるので、 事例研究の豊富さという意味では圧倒されるが、 やはり飽きがくる。 また様々なデータや見解が引用されるわりには、 典拠は図示したグラフのみしか表記されていない。 まあ翻訳書であり、監訳者によると可能な限り短くしたとのことなので、 仕方ないことではあるが、 本の性質を考えると、なんかちょっともったいない感じがする。
破滅はまだ避けられる?
前半は主に、世界各地の危機的な環境崩壊の現状が豊富な事例とともにこれでもかと紹介されており、絶望的な気持ちを抱かされるが、著者は、読者に現実を直視し、もっと危機感や焦燥感を持つよう促したいのだろう。その誘いに応じて後半へと進めば、国際社会、国家、企業、個人の各レベルでできる多様な解決策が具体的に列挙されており、一個人でも政治家や企業への働きかけを通じて社会や未来を変えていけると最後まで訴えている。「どんなに軍事費を注ぎ込んでもテロは防げないが、世界の軍事費の6分の1をプランBに注ぎ込めば、十分に地球を救える」という数値に説得力がある。
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人口、気候といった地球環境の悪化の現状についての解説とそれらを解決するというプランBが提言されていた。最近ニュースで取り上げられる「気候温暖化」「コーンなど穀物の不足」などの裏側が垣間見られた。一般媒体では触れられていないグローバルな実例が多く、勉強になった。実例の中に日本企業や行政の取り組みが紹介されていて日本人としてはうれしい。しかし、そういった取り組みを世界に広げて行かなくては意味がない。われわれ一般庶民の責務は意外と大きい。
単なるデータ集。
データの羅列で分析がなく、説明も支離滅裂(いくつかはきっと誤訳??)。論理的矛盾もあり、データの使い方がすごいバイアスがかかっている。誰々がそう言っている、という引用をやたらするだけで、彼独自の意見がない。結局、ファクター4や国連の貧困撲滅の計画を上塗りしているだけで、彼が言っている「プランB」というものはまったく独自のものがなかった。現状の問題点と解決法にはなんらリンクがなく、経済発展が環境を破壊しているといいながら、中国の経済成長による貧困撲滅を賞賛していたりと、何が言いたいのかわからない。環境の本であるにもかかわらず、上質の紙を使ってフォントが大きいことで無駄に紙も使っている。いろいろなケースの羅列はあるので取っ掛かりにはいいと思うが、それぞれのケースがなぜ成功・失敗したかの分析はないので、データ集(インデック集)として読める程度だと思う。


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小さな本に、ぎっしりと内容がつまっている。例えば、お金が無いので小さいカニしか買えなかったのに、甲羅にはミソが、足には身がびっしりと入った感じの本である。ビオトープの造成を実行した人や実行に移そうとしている人は、そのビオトープがかえって地域や地球の環境に負荷を与えていないか、与える可能性が無いかを本書でチェックして欲しい。また、逆に、頭でっかちになり、考えるだけで行動に移せなくなった人も、本書の内容を理解することで、やるべきこととやるべきでないことの判断が出来、行動に移ることができるであろう。お買い得な本である。
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   最近、芦屋市立美術館の処遇が一部で話題になっている。慢性的な財政難の折、市当局は開館して10余年を迎えるこのミュージアムの民間委託を模索、委託先が見つからない場合は売却もしくは閉鎖も止むなしという態度で臨んでいるというものだ。(2004年1月現在)

   何ともお寒い話だが、しかしこれは日本のミュージアムが置かれている状況を如実に示すエピソードと言えるだろう。バブル期に各地であれだけ乱造されたミュージアムが、今となっては散財の象徴として目の敵にされている。社会も政府もただ目先の採算を気にかけるばかりで、優れた文化資本のコレクションや膨大な情報が蓄積されたミュージアムを成熟社会の充実に役立てようという本来の認識などどこかに置き去りにされてしまっている。これでは、高い工費を注ぎ込んで建設されたミュージアムも浮かばれまい。

   こうした意識の低さを改革するためにも本格的なミュージアム・マネジメントの紹介・導入が期待されるところだが、その点独自の切り口で書かれた本書は多くの示唆に富んでいるといえよう。マネジメントといっても、本書の場合はもちろん採算や効率の話に終始するようなことはなく、ミュージアムを都市や経営との関連で位置付け、行政改革、住民参画、サービス産業の充実などさまざまな切り口からその重要性をとらえていくことを基本姿勢としている。2人の著者はそれぞれ行政評価と文化政策の専門家で、各々の立場やミュージアム観は微妙に異なっているのだが、その相違がまた本書の議論の奥行きを深め、そこで提案されている解決策の説得力を増す効果をもっている。

   あとがきによると、現在のミュージアムをめぐる諸問題は「文化vs経済」「ローカルvsグローバル」「政府vs民間」という3つの対立軸を中心に形成されているという。これは図らずもミュージアムが現代社会の縮図であることを物語っている。単に「ハコモノ」を糾弾するだけの議論では、もはや何も論じたことにはならないのである。(暮沢剛巳)


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文化政策を各論で考える貴重な一冊
■すでに米国では、図書館と並んでミュ−ジアムが民主主義を支える基盤装置として、 学校と同等に重視されているという。 それに比し日本ではミュ−ジアムに対する認識が遅れている。  そこで都市や経営という文脈の中で、 装置産業、流行依存産業、メディア産業、公共サ-ビスとしての特性を踏まえながら、 今後のミュ-ジアムのあり方を提起する意欲的な書である。 ■これからのミュージアムを考えるうえでの問題は、 「文化vs経済」「ローカルvsグローバル」「政府vs民間」という 3つの対立軸を中心に形成されているという。 まさしく“ミュージアムが社会を写す鏡”であることを示しており、 ミュージアム改革が日本全体の構造改革のバロメ−タ−だとも言い切ることにつながっている。 ■ 市場経済原則も、また一般的な行政改革の手法をそのまま当てはめることのできないミュージアム。  民間企業でないからこそ、ミュ-ジアムらしさを維持するために 先端経営のノウハウが必要だと結んでいるのには、 著者の慧眼を示すものといえよう。
残念
経営とい