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いままでになかったジーンズ本
これまで日本で発売されてきた同種の書籍は、全てといっていいくらいジーンズそのものに着目して語られたものが多かったですが、これはジーンズ販売業やジーンズが絡んだ文化といった側面から歴史をまとめてある数少ない書籍だと思います。 もちろん写真も抱負に使用されていて、大変参考になる内容です。
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【くちコミ情報】
着物の歴史の入門書として
宮内庁の装束御用達を務める高田倭男氏による、日本の着物の歴史です。「服装の歴史」というタイトルですが、専門の関係か明治以降の洋装の歴史についてはさわり程度しか書いてありません。 やはり専門のためか、平安時代の装束の歴史についての説明は詳しいです。また、室町時代から江戸時代中期にかけての小袖の発達についての説明も非常に丁寧に書かれていると思います。 本の制約上、カラー写真がほとんどないので、やや用語を理解するのに苦労しますが、巻末には参考資料の一覧もあり、着物の歴史の入門書として適していると考えます。 ただ、高田氏の悪癖と思うのですが、巻末の苦労話(自慢話?)は鼻につきますね。これがなければ星5つなのですが。
専門的な日本「服装」史通史
1929年に生まれ、宮中内蔵寮御用装束調進方高田家(実家は空襲で焼失)の家業を受け継ぎ、父子二代にわたり歴史的染織品の調査復元を行い(「おわりに」に詳しい)、高田装束研究所を主宰する大学講師が、平成最初の五年間に相次ぐ皇室儀礼で多忙な中(したがって説明の重複も多い)執筆した日本「服装史」(「はじめに」参照)通史の本を、修正・加筆の上で2005年に文庫化したもの(400頁強)。したがって本書の内容は、原始から現代までの日本の衣服の形式と材料、裁縫技術、染織技術と紋様・色彩、冠や帽子・髪型・履物・装身具・刀・帯・裏地、着こなし・襲ねや身体所作等の多岐にわたり、それらを基礎とした社会文化史・生活文化史として服装史を考察しようとするものである(複雑!)。用語が私にはなじみにくいが、興味深い点を列挙するなら、第一に身分・階層毎、季節毎、性別毎の服装(礼服・私服等)が詳細に論じられるが、地方民衆服については資料的制約ゆえにあまり論じられないこと、第二に日本の衣服を大(広)袖系と小袖系とに大別し、後者が民衆に普及し下着から表着化することにより、今日の着物の母胎となったという指摘、第三に友禅染の意義が高く評価されていること、第四に明治以降の洋装化については比較的さらりと論じていること、第五に本書が生活文化史であることと関連して、「おわりに」の冒頭に興味深い「伝統」観が見られること、第六ににもかかわらず著者は最近の着こなしや素材への無頓着化傾向に強い危惧を表明していること、第七に多くの写真のみならず末尾に衣服模式図と索引が付いていること等が挙げられる。私は社会背景の説明に若干の違和感を感じたが、特に髪型(研究が少なそう)や襲ねの部分が興味深かった。他方、かつらや化粧等についての指摘はない。
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【くちコミ情報】
モードの仕組み・起源・問題性
サブタイトルは「現代モードの社会学」、全6章立てで、服飾・身体造形・化粧品といった分野について歴史的な脈絡と共に、メディアに触れる者の欲望を刺激し、あるいは欲望自体を作り出して消費の円環回路を駆動し、機能させていくメカニズムが記述されていく。第1章と終章では著名な服飾デザイナーの業績を解説していくことで議論を落ち着かせているが、挟まれた第二章から第五章はそれぞれ「美」、「隠すこと 禁じること」、「社会の中で意味する される衣服」、「モードを支える欲望」という問題系の中で具体的に議論がなされる。「美しさ」は多様化したと良く言われながらも実際はひとつの理想的な範型が念頭に置かれていて、その食い違いをモードは有効に利用していること、裸を隠したり、裸体へのぶしつけな接近を禁じることの隠蔽・禁止の強化がやがて他者を見ること・他者に見られることの意識化をもたらし、身体・みかけへの自覚、身体・みかけを統制するべきだという規範の内面化が各人に生じ、モードはそんな心情を上手く利用していくということ、ジェンダー毎の服飾規則や制服が含意する社会的メッセージ、個性という差異化への欲望と、あからさまに他と違うことで周りから逸脱することへの怯えという矛盾した各人の心情がブランド製の服飾品の消費へと水路づけられていくメカニズムなど、日々の日常の消費行動に潜む問題性に訴えかける視点が多く含まれている。 消費することは間違いなく快感であり快楽の形式だが、それは同時に各人の情況という砂浜を舗装する敷石として現状を見えにくく、見えなくしてしまう装置としても働いているのではないか。消費社会論の具体的各論展開として、読み手に与えるものの多い1冊。
表面論
我々はしばしば他人の外見的、表面的な美しさに魅せられ、その内側にはもっとすばらしいものがあるのではないかと期待する。でも実際は内臓しかないのだ。わかっちゃいるけど、あいかわらず体の表面をなぞり続ける人間様の悲しい?性について言及している本書は、服飾素人の私にはなかなかグッとくるものであった。
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【くちコミ情報】
ファッションの歴史って、これだけ単純!
ズボン、スカート、コルセット、ブラジャーといった衣服のパーツごとに、ミニ歴史を紹介。多種多様にみえる衣服が、これほどワンパターンに展開してきたのかと驚く一方で、衣食住という人間の基本的な文化・制度の一環に過ぎない点を改めて確認させられる。とても分かりやすく図解も豊富。
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【くちコミ情報】
長年の疑問が解消しました。
本書によりスーツの歴史を理解できたのもよかったが、「階段を上がるとき後ろを押さえるくせに、なぜ短いスカートを好んで着用する女の子がいるのか」「見られると不快な顔をするのに、いつも露出度の高い服を着ている女性がいるのはなぜか」という長年の疑問も解消された。こうした、ともすれば微妙な問題を朗らかに論じていて楽しく読むことができた。
スーツ礼賛の異説!
旧来の服飾史では、19世紀に男性は、ファッションの世界から、「降りた」ことになっていた。つまり、目まぐるしく移り変わる女性ファッションを横目に、男性たちは暗色のスーツに身を固め、引き立て役に徹してきたように思われてきたのだ。 ところが、著者ホランダーは、男性スーツが2世紀も変わらずに「生き延びてきた」ということは、それがいかに完成度の高い衣服であったかを示す、と捉える。そしてジェンダー学や美術史、社会史などの手法を用い、14世紀に遡って男性服飾の歴史を概説。「スーツはセクシー」、「近代ファッションをリードしてきたのは実は男性」、などと喝破する。 異端ではあるけれど、とても読み応えのある一冊。
スーツってなに?
スーツと一言でいってもその言葉で思い浮かべるアイテム、商品像は十人いれば十通りあり、まさに千差万別である。そして小売されているところも業態もこれまた多種多様あり、まさにこのスーツという商品は一言でくくるにはあまりにもチャネルが多い、そして奥深いものなのです。 そのスーツについて、その源泉を探るべく、歴史のひもを ときながらわかりやすく解説しているのが本書です。 生涯、だれでも一度は袖を通すであろうスーツの魅力を体系だって学べる本書は勉強しようとする教科書としてでは なく、ひとつのライフスタイルを物語っています。
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読みごたえ十分!!!ファッションに関わる人・そして興味ある人の必読書!!
日本最強のファッションジャーナリスト堀江瑠璃子氏による彼女しか綴れない裏話&トップデザイナーたちの紹介・インタビューがぎっしり。マークジェイコブスのようなノリノリのデザイナーの行き先明るそうな紹介、そして先行き不透明な(でもぜひとも期待したい)ジルサンダーの隠れたエピソードなどなど。分厚い本ですがこれだけ濃い内容がつまっているとお買い得としかいいようがないでしょう。ほかの本でこれほど内容の濃い、そして綿密な情報は得られませんよ!
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【くちコミ情報】
画質が…。そしてそれを覆せる言葉の数々
動画としてのハイビジョンであれば綺麗なんでしょうが、 やっぱり印刷物としてでは圧倒的に解像度が足りません。 コレクションの写真なんかは、ブロックノイズが多く 低レートのストリーミング映像と同じようなもので、そこはとても残念です。 本の装丁はとても凝っており、プラスチックのクリアカバーと その下の印刷のずれにより見る角度により様々な表情をします。 内容はとても充実してます。 様々なデザイナーがコム デ ギャルソンまた川久保怜について語り、 川久保怜の言葉、今までの思い・製作環境・今の思い・これから と云った 事を断片的に織り交ぜた作りになっています。 もっと川久保さんの言葉が多く収録されていたらもっと良かったのに、とも思います。 収録されているデザイナーの名前だけでもざっと書きますと ゴルチエ ダナ・キャラン アレキサンダー・マックイーン ヴィクター&ロルフ W&LT カール・ラガーフェルド アズディン・アライア ポール・スミス そして渡辺淳弥 こんな言葉では陳腐でしょうが「錚々たる面々」の言葉の数々。 考え方・思想・また資料としての価値は十分にあります。情報量の多さに溜息すら出ます。
DVDならば星五つだけど・・・
正直「何故DVDで出さなかったのか?」がほとんどの人の意見ではないでしょうか。 ハイビジョンで撮られている画像はまだ良いとして、過去のファッションショウのビデオの写真などは 画像が荒すぎ、とても印刷で見られるレベルではありません。 しかし、にも関わらず、コム デ ギャルソン本社の内部にまでカメラの入ったその映像は非常に貴重であり、 またなおかつ本という体裁をとったことで膨大な量の川久保怜の言葉や、大勢の人々の彼女に対する言葉を じっくり見直すことが出来るのは利点といえるでしょう。 とにかくコム デ ギャルソン、またはアートファッションのファンにとって必携の一冊であることは 間違いありません。 ただ、本の体裁は、これだけの値段ならもう少しお金がかかっても良いので凝って欲しかったなあ。
もう少し頑丈に作って欲しかった
川久保さんが、たとえばどんなデザイナーであるかということを、 他者に説明できるだけよかったかなと感じました。 衣装の写真が粗く、がっかり・・・。 見ているうちに、本が、背表紙からはずれてくるんですよ。 この本にして、これってあり!?
早急に文庫化するような編集者が必要かな?
と、思わざるを得ないほど彼女の服飾イショウ同様に高価である。 それ故、もっとスタイリッシュ、ap es-avantーgua edetants的”かっこいい大人達の見本”としての雛形的。とも呼べよう他の追従を許さない、また、その国際性とパリロイヤル大の名誉教授でもある彼女、その等身大を多くの人に垣間見せる意味で、日本での低評価(彼女自身の判断とも思えるが、知らない業界人達などが主因かもしれないと、昨今の完全に理性を欠いた社会報道等に顕著)を克服的に教養付ける意味でも、文庫等廉価版販売での普及こそ、没個性的現代社会へのテーゼとなり得よう。と思った。
おねだりするほどでもないけどやっぱり欲しいかな、
彼女は19歳、短大生である、実はモデル事務所に所属するプロのモデルでもある、学校に影響ない程度に仕事がある、ほとんどはファッション雑誌のグラビア用マネキン役だ、だいたい数人のモデルと一緒の仕事が多い、何かあまり有名でなくてもいいから雑誌の表紙を飾ることが当面の目標だ、 p 小学校高学年から気になっていた身長の高さはモデルを始めてからはプライドになった、スタイルはもちろん顔立ちも悪くない、自分が選ぶファッション・センスも周囲からは一目置かれる以上に良いものがある、しかしちょっとモデルの仕事に限界も感じてはいる、169センチという彼女の身長はショー・モデルになるにはちょっと不足らしい、タレント方面に進出するつもりはない、このまま卒業してアパレル関連へ就職するのがいちばんかもと思い始めており、大学とは別にデザインの勉強を始めようかともおもっている、 p 彼女のフェイバリット・ブランドは無印、彼女の小遣とバイト代で十分におしゃれが楽しめるから実質ヘビー・ユーザーでもある、彼女のスタイルと着こなしなら価格相応以上に良いものを身に着けている様に誰でも感じるのだから、でもコム・デ・ギャルソンではそうはいかない、価格以上にもっとお姉さんが着るブランドだとも思う、 p この本は事務所で見た、部屋に一冊欲しいともおもうけど、ちょっと高い、グラビアも普通のスタジオ撮影ではないのでちょっと物足りない、友達はこの本だけで完結したパフォーマンスなんでしょ、って言ってた、そうは言ってもすぐ売切れそうだから買っとく、とも、
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私の一番好きな学者。
バーナード・ルドフスキー氏は、文化人類学と建築学の研究者で、氏の著作は、類い稀なる好奇心と、知的なユーモアにあふれています。日本では、もともと「ヴァナキュラー(土着性)」の提唱者として有名です。 p この本では、人間の不可解な美意識とそれにかけらた情熱の数々を、写真やイラスト入りで紹介しています。 p 古くインカ帝国では、赤ちゃんの頭の骨を細長く伸ばすために、蝶番が付いた2枚の板で頭を挟んでいたり、 中世ヨーロッパの女性のコルセットなどは、ウエストのサイズでなんと40cm以下だったようです。 昔の人間は、健康に対してあまりにも無知ですよね。 p しかし、ルドフスキー氏は、現代の女性たちも、美しいデザインのパンプスを履くために、足の指の骨を変型させていると指摘しています。 本の中で、理想的なパンプスのデザインにピッタリ入る、架空の足のデッサンが紹介されていますが、 この絵では、親指がまん中から生えています…。 p また、この他にもいろいろな時代や地域を越えて、奇抜なファッションが数多く紹介されています。 この本を読めば、女の子の厚底グツなどは、ごく普通の出来事です。 p ルドフスキー氏の観察する「人間たち」の固執は、私にはどれもこれもが不可解です。しかし、この本を読んで結局のところ愉快な気分になってしまうのは、私が思っていた以上に人間がユニークな生き物のようだということと、私たちひとりひとりも「もっとユニークなことをしてもいいのかも」と思えるからなのです。
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