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| 服飾と心理 (放送大学教材)
藤原 康晴
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伊藤 紀之
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中川 早苗
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| 西洋コスチューム大全
ジョン ピーコック
John Peacock
(原著)
池野 晴美
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【くちコミ情報】
何度読み返しても飽きない。
荒俣宏は今では日本を代表する博物学者である。彼の凄まじい探究心にはいつも驚かされる。本書は、そんな著者が「ファッション画」について書いた本。美しい絵とともに独特の「荒俣節」が展開される。何度読み返しても飽きない本である。
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【くちコミ情報】
貧しい時代の記憶
日本が貧しかった頃の人々の生活の記憶を古布を通して 語る名著だと思います。布が高価で人々の生活が極めて貧 しかったからこそ、古布に万感の思いが織り込まれていた 時代があった(しかもそれほど昔ではなく)ということが いくつもの小編を重ねることで描き出されています。 一億総中流といっていた時代が過去のものとなり、日本 がまた貧しくなる予感の中では、単に遠い昔の話としてだ けは読めませんでした。
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| パリジェンヌの化粧室 (世紀末コレクション―ベル・エポック写真館)
雨谷 恵美子
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【くちコミ情報】
着物の歴史の入門書として
宮内庁の装束御用達を務める高田倭男氏による、日本の着物の歴史です。「服装の歴史」というタイトルですが、専門の関係か明治以降の洋装の歴史についてはさわり程度しか書いてありません。 やはり専門のためか、平安時代の装束の歴史についての説明は詳しいです。また、室町時代から江戸時代中期にかけての小袖の発達についての説明も非常に丁寧に書かれていると思います。 本の制約上、カラー写真がほとんどないので、やや用語を理解するのに苦労しますが、巻末には参考資料の一覧もあり、着物の歴史の入門書として適していると考えます。 ただ、高田氏の悪癖と思うのですが、巻末の苦労話(自慢話?)は鼻につきますね。これがなければ星5つなのですが。
専門的な日本「服装」史通史
1929年に生まれ、宮中内蔵寮御用装束調進方高田家(実家は空襲で焼失)の家業を受け継ぎ、父子二代にわたり歴史的染織品の調査復元を行い(「おわりに」に詳しい)、高田装束研究所を主宰する大学講師が、平成最初の五年間に相次ぐ皇室儀礼で多忙な中(したがって説明の重複も多い)執筆した日本「服装史」(「はじめに」参照)通史の本を、修正・加筆の上で2005年に文庫化したもの(400頁強)。したがって本書の内容は、原始から現代までの日本の衣服の形式と材料、裁縫技術、染織技術と紋様・色彩、冠や帽子・髪型・履物・装身具・刀・帯・裏地、着こなし・襲ねや身体所作等の多岐にわたり、それらを基礎とした社会文化史・生活文化史として服装史を考察しようとするものである(複雑!)。用語が私にはなじみにくいが、興味深い点を列挙するなら、第一に身分・階層毎、季節毎、性別毎の服装(礼服・私服等)が詳細に論じられるが、地方民衆服については資料的制約ゆえにあまり論じられないこと、第二に日本の衣服を大(広)袖系と小袖系とに大別し、後者が民衆に普及し下着から表着化することにより、今日の着物の母胎となったという指摘、第三に友禅染の意義が高く評価されていること、第四に明治以降の洋装化については比較的さらりと論じていること、第五に本書が生活文化史であることと関連して、「おわりに」の冒頭に興味深い「伝統」観が見られること、第六ににもかかわらず著者は最近の着こなしや素材への無頓着化傾向に強い危惧を表明していること、第七に多くの写真のみならず末尾に衣服模式図と索引が付いていること等が挙げられる。私は社会背景の説明に若干の違和感を感じたが、特に髪型(研究が少なそう)や襲ねの部分が興味深かった。他方、かつらや化粧等についての指摘はない。
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【くちコミ情報】
18世紀から2000年までカラー写真でつづった世界最高峰のファッション写真集
ワコール傘下の京都服飾文化研究財団(KCI)は約1万点の西欧の服飾資料を収集し、この本には約400点をカラー写真で約700頁掲載。その質量は英国V&A美術館の服飾部門に勝る内容。有名服飾博物館の収蔵カタログ写真集と比べたら雲泥の差の素晴らしい一冊。 p 18世紀中頃から末期にかけてのベルバラ風ドレスが十数点、エマ風エンパイアドレス約20点、ロマンチック時代からクリノリンドレス末期まで数十点、バッスルスタイル10数点、エドワーディアンから第1次大戦前迄数十点がフルカラーで本の前半部分になる。後半は現代の有名デザイナ(ポアロ、ランバン、ヴィオレ、シャネル、キャロ姉妹、グレ、スキャパレリ、ディオール、サンローラン~渡邊淳也まで色々)の代表的ドレスを数点づつ掲載。 p ただし、写真自体は撮り直ししておらず、過去の展覧会のものがほとんどで20年以上前のも多いため一部写真の色がやや悪い。KCIが過去に行った展覧会の(某ネットオークションで高値をつける)カタログ「華麗なる革命」「浪漫衣装展」の写真もかなり掲載されている(無いのもある)。下着類は少しだが「身体の夢ファッションOR見えないコルセット展」のを掲載。扇やバッグや帽子等は少しだけ掲載。宝飾品はほとんど無し。ただしカタログになかったような拡大図や接写がある。写真中心のため解説は数行づつ。時代背景を示す写真や絵画等の掲載もあり。専門用語の解説は無し。 p これだけで洋風ファッションの流れがすべてわかるといっても過言ではない?すごいのはファッション=繊維業=産業振興と貿易などといった経済的観点や、女性の意識の変遷までも一部解説されている事。 p KCIの収蔵品は普段一部しか(平日のみ)公開されておらず、大きな展覧会は4年に1回と決まっており(それも一部だけ)、収蔵品を眺められる機会が少ないため、この本は総合カタログともいえるかも。 今まで色々ドレス関係本買いレビューも書きましたが、多少写真の色に不満があっても、2.4kgと重くても、これが最高です。
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