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カスタマーレビュー数:1
【くちコミ情報】
多民族国家の証明
中国の少数民族を扱った本は沢山あるが、これは美学的アプローチによる本だ。 現在、中国の多民族国家としての自覚は、(対外的な体裁を整えたものとしてでもあればいいのに)前進しているとは思えないが、この本に出てくる魅力的な色彩感覚、デザイン感覚の数々は、フェアトレードへつながる可能性を秘めている。 インディアンの血を引くいたジミー・ヘンドリクスが民族楽器ではなくエレキギターを使ったように、テクノロジーの独自の発展的使用が各民族にあっていいだろう。 ここにある民族印象の数々はその製造過程も含めて世界遺産だと思う。
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【くちコミ情報】
感激!
とにかく資料が豊富でおもしろい!時代のコマーシャルや流行ったもの、社会現象や、漠然と知っていた60年代の要素が詰まっていて、ある一部の演劇人が頑張った特殊な時代だと思っていたけど、みんながすごいパワーで生きていた様子がわかりおもしろい。
素晴らしい本です!
ファッションを実に詳細に語ることによって、1970年代の「空気」がより一層よみがえっています。著者の個人的な体験を通じてだからこそ、特殊的であるにせよ、時代の描写が生き生きとしたものになっています。ここで提起したデータは、「特殊な」一次資料ではあるけれども、同時に時代を活写しているという意味で「典型的な」サンプルだと思います.
素晴らしい!
シネマのファッション。映画をもう一度観たいと思いました。こんな見方があるのかと思うとじっくり観てみようと思います。映画の話だけど、ファッションのことと、素材の事、こぼれ話が折り込んであって、とてもためみなるし、何より楽しい!是非読んで
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【くちコミ情報】
模様の紹介がメイン。着物の構造を図で解説してはいない。
8〜27ページが「小袖の広がり」という章で、桃山時代から江戸初期の着物の模様がよくわかるように撮影した写真が掲載されている。28〜47ページが「友禅の華やぎ」という章で、江戸中期の着物の模様に注目して撮影した写真が掲載されている。48〜88ページが「地味、渋みの時代」という章で、江戸末期から明治時代の着物の模様にスポットをあてた写真。8〜64ページの中で、着物の構造を図で解説しているところは全く存在しない。8〜64ページの写真のほとんどは、模様の紹介。 65〜84ページが「装いの歴史」の章で、着物の歴史が主に文章で書かれている。その65〜84ページの中で、着物の構造を図で解説している部分は一切ない。77ページに「推測裁断図」があるが、これは着物の構造を図で解説したものではない。 最後のページは、111ページ。約半分が、模様の写真。 この本では、平安時代に関する記述として74ページに「もともと庶民が用いていた小袖も、貴族や武士は肌着や防寒用の下着としてとり入れていた」と書かれている。でも、桃山・江戸時代に関する記述として76ページに「初期小袖」と書かれている。桃山・江戸時代よりも平安時代のほうが時代が前だが、桃山・江戸時代のほうを「初期小袖」と書いているのはなぜだろう。普通の日本語では、時代が前のほうを初期と呼ぶはず。
もちろん眺めて楽しい本
静かに和服はブームです、夏場の祭りや花火へ浴衣で出かける習慣のついた少女達が成人後により上手に着物を着こなせる時代が来ることも期待できる、和服業界とすればファッション・リーダーの若手男性タレントを起用して男性客開拓を始める時期になったとおもう、男の微妙な嗜好は女につられるものなのだから、 p 本書のようなカラーグラビアの多い本はますます歓迎される状況だとおもう、 p 本書を入手する読者にとっては必要充分な内容と考えるが、書名の「着物の歴史」を網羅しているか、といえばやはり不充分とおもう、副題に「小袖を中心にして」とかなにか一言付け加えたほうが親切だったと考える、この点、価格相応かどうかの判断は読者次第とおもう、
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【くちコミ情報】
歴史記述の誤りの危険性を認識すべきなのでは
ある物事に対する歴史記述があれば、それを書く側が門外漢であれ、それは「歴史的事実」として、まかり通ってしまう。「記述」されることの怖ろしさは、そこにある。この本には、あまりにも歴史記述の誤りが多く、それは「客観性」だの「学術的」だの云々する以前の問題だということを筆者も認識すべきだ。しかも誰それによれば・・・の引用が多く、ほとんど原資料にあたっていない。それによって客観性をもったような形式をとりながら、じつは自分の論旨に都合の良い歴史の組み立てをしているにすぎない。ようは筆者の過去のデザイン論の文脈の中に、すっかり同じ形でファッションを入れ込んだだけである。ようするにタコツボ。 ミニスカート誕生の大間違いに始まり、ヒッピー・カルチャーとパンクの大きな相違に対する認識のなさなど、当人がもともとファッションに興味がないのが一目瞭然。あとがきにあるように、ファッションに関して「門外漢」であり、「資料の収集、発見」の多くをNHKブックスの編集者に頼ったということであるから、この程度のものしか書きようがないのだろう。近代の消費システムへの言及が多いが、すでにジャン・ボードリヤールらによって語られたことの反芻であり、「横断的な文化論」としてもレベルの低いものと言わざるをえない。
歴史上、最低のファッション史・論。
デザインという言葉がつけば、何でも屋の著者が、まったく知識のないファッションに手を出したのが間違い。しかも間違いの多いブリュノ・デュ・ロゼルの『20世紀モード史』ばかり引用しているのも間違い。ミニスカートが生まれた経緯なんて、完全に歴史記述がデタラメ。クレージュよりもマリー・クワントが先です、柏木さん。 しかも彼はマリー・クワントを人の名前じゃなくてブランド名だと思っている。「ジンジャー・グループ」という会社がマリー・クワントというブランドを作って、、、なんて記述になると泣けてくる。逆だって! これが日本のデザイン史の「権威」だよ。凄すぎ。無意味にロラン・バルトを引用する前に、PUNK発生におけるヴィヴィアン・ウェストウッドの役割くらい調べておこうよ、というかそんなの常識。絶版にすべき間違いだらけの本です。★ゼロです。
ファッションの社会的意味
本書は近代デザイン史専攻の1946年生まれの著者による1998年の著作である。本書のテーマはファッションを手がかりとして20世紀という時代の思考・感覚・意識のあり方を検討することである。19世紀末から20世紀初頭にかけて、ファッションは近代消費システムに包摂される。20世紀半ばの世界大戦期に、従来の階層社会が平等な国民のシステム社会へと組み替えられ、現代の消費社会の前提が築かれ、さらに冷戦下アメリカン・ウェイ・オブ・リビングがそれを促進する。1960年代の対抗文化の中、若者は消費文化を否定し、従来の価値観への異議申し立てを行い、裸体・古着・エスニックファッション等に新たな価値を見出すが、それはやがて資本に回収されていく。1980年代には多品種少量生産の時代に突入し、DCブランド等が自己探求型消費の要求に応えていく。ここに消費社会は徹底され、差異化されたデザインが氾濫し、問題がポストモダンという言葉の前で忘れ去られた。著者はこうした状況に、消費の意味をめぐる闘争で対抗しようとしている。 p 以上が本書の概要であるが、大まかな流れ自体は興味深いものの、やや議論が抽象的である。これはファッションというとらえどころのないものを扱っているためであろう。また、著者自身認めるとおり、扱うブランドや場所(主として西側先進国)の選択が恣意的である。また、グローバリゼーション下の変化(生産の問題!)についても触れてほしかった。ただ、ミニスカートが女性の肉体の誇示による男女平等の主張を伴っていたという指摘など、興味深い事実がいろいろ分かる。
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