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   歴史 の売れ筋最新ランキング   [2008年07月24日 18時05分]
2008年07月24日(木) 歴史の第1位は 『ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)』!
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ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)
Richard P. Feynman(原著) 大貫 昌子(翻訳)  
¥ 1,155(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:567位  
カスタマーレビュー数:42

Amazon.co.jp
   R.P.ファインマンは1965年にJ.S.シュウィンガー、朝永振一郎とともにノーベル物理学賞を授賞した天才的な物理学者である。こう書くと「理数系が苦手」な人は逃げ出したくなるかもしれないが、そんな人にこそ本書を手にとっていただきたい。

   本書は20世紀を代表する天才物理学者の自伝ではない。R.P.ファインマンという人生を楽しむ天才から我々への贈りものである。
 「ファインマンと聞いたとたんに思い出してもらいたいのは、ノーベル賞をもらったことでもなければ、理論物理学者であったことでもなく、ボンゴドラムでもマンハッタン計画でもない。僕が好奇心でいっぱいの人間であったということ、それだけだ」といつも言っていた(下巻訳者あとがきより)。

 「なぜだろう?」といつも好奇心いっぱいの子どものように世界を見て、いったん好奇心をひかれたらそれに夢中になり納得のいくまで追求する。彼は一切の虚飾と権威を嫌い、相手がそれをかさに着ているとみるや容赦しなかった。それは、そのような態度が、楽しいはずの真実の探求を邪魔する厄介なものだったからである。

   上巻では、彼の少年時代、物理学者としての修行時代、また駆け出しの物理学者として携わったマンハッタン計画から終戦を迎えるころまでのエピソードが収録されている。どの時代においても彼はその状況を最大限楽しみ、そして、決して流儀を変えなかった。
   自分が理系か文系かなんて関係ない。もし少しでも本書に「好奇心」を持ったなら、ぜひ一読をおすすめする。(別役 匝)


くちコミ情報
いたずら好きのあっぱれな半生記
1965年に量子電磁気学への貢献に対してノーベル物理学賞を受賞したファインマンの波瀾万丈の半生記、最後まで一気呵成に読んでしまいました。 いたずら好き、実験好き、何でも自分でやってみないと気が済まない性格。ファインマンは少年時代からそのずば抜けた才気煥発さを遺憾なく発揮しています。MITやプリンストンでの蒼々たる学者連中との交友、ロスアラモスでは原爆開発研究に携わりながらも金庫破りの腕を磨いたり、徴兵検査で画一的な対応をする精神科医を手玉に取ったり、と読んでいてあっぱれという気持ちになってきます。 するどい着眼点で物事の本質を見切り、それを表現するために自分流の記号を作り出してしまうあたりは、後に素粒子の相互作用を視覚的かつ直感的に理解できるファインマンダイアグラムを編み出していくことになるファインマンの面目躍如たるところですね。
自分を欺かない!
最後の章を読むまで、このおっちゃんは賢くて、面白い人やなーというぐらいに感じていました。しかし、最後の卒業生への式辞を読んで、誠意があるということが加わりました。 本書の中に、「諸君に第一に気をつけて欲しいのは、決して自分で自分を欺かぬということです。己というのは一番だましやすいものですから、くれぐれも気をつけていただきたい。」という文章があります。この後は本を読んで欲しいのですが、この件には本当に感動しました。僕は問題があると、なんとか楽な方法で解決しようとしてきましたが、自分で納得できる方法で誠意を持って、問題を解決していこうと考え方を変えました。 誠意をもってこれからの人生を生きていきます!
先生
若い頃に読んで、今の自分の価値観を形作る上で一番影響を受けた本です。 基本的にはFeynman先生の様々なエピソードを楽しむための本ですが、そういったエピソードを通して彼の価値観・考え方にも触れることができます。 楽しいのでぜひ一度読んでみて下さい。
好奇心と丁寧な考察に主体的な行動、それがファインマン
ノーベル物理学賞授賞、ロスアラモスで原子爆弾製造のプロジェクトに参加したファインマンの自伝。実験好きだった子供のころからロスアラモスでの経験、そしてコーネル大学教授として踏み出すまでが記されている。上巻だけで340ページの内容も、中学生以上であれば誰でも読める平易な文章であるために、まる1日(ゆっくり読んでも数日)あれば読破可能な分量。 『どんなに難しい内容も中高生に理解させることができなければ、本当に理解しているとはいえない』というファインマンの言葉にあるように、本書は万人が理解できる丁寧な文章で記述されている。全編から感じることは、天才と呼ばれた著者自身の姿勢からは、特別な能力ではなく、日常の全てのことに疑問を持つ好奇心とそれに対応した丁寧な考察、そしてそれに基づく主体的な行動によって道が拓かれていることが感じられる。ファインマンが天才なのではなく、世間があまりにも知恵を活用していないことに改めて気づかされる作品となっている。同時に、ずるい性格にユーモアとウィットを併せ持ち、話を楽しく伝えることに勢力を注いでいることによって本書は読み始めたらやめられない面白さを持つ。同氏が決して特殊な知能を持っていたわけではないことは、妻の死亡時間と時計が止まった時間が全く同一であったことを超自然的な現象と考えていることからもうかがえる。これは妻が死亡したときに死亡時間を確認しようとした医師がそこにあった時計の時間を参照したために、そうなっただけで、実際にはその時計は同時ではなく少し前(もしかしたら12時間ほど前)にすでに止まっていただけの可能性が強い。このようなきわめて人間的な一面を覗かせる記述がたくさんあることも、正直で背伸びをしない同氏の性格を表している。 10年以上前に読んだ本書を再度購入して読んでみても、面白さは全く色あせていないことが確認された。万人が読むべき書だと思う。自伝は主観的な部分やツッコミたくなる脚色が多いことがしばしばあるため、高い評価にはなりづらいことを考えても、星5つ以外の評価はない。
この本を若い時に読みたかった!
 ノーベル賞に直接関係することは全く書いてないが、実にユニークで、率直で、愉快な人生だ。原爆開発に関わったからと言ってこの人を責められない。様々な話の中で、学者や研究者が現役でいたければ、教職の場を離れるべきではない、人にものを教える立場は脳を活性化するという意見は特に傾聴に値する。俗塵を離れた静かな環境に置かれた時には偉大な頭脳が刺激のないままに朽ち果てるという話は衝撃的だ。精巧な錠前を開けるコツは根気と集中力というのも説得力がある。 好きこそ物の上手なれというが、それに集中し、イヤなことはやらずに済ませるように彼は彼なりに工夫している。人生の師とするに値する。遅まきながらこの本に会ってよかった。


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くちコミ情報
徳川将軍家分析の新しい切り口,実に斬新な内容,おもしろい!
徳川将軍家についての書籍は数あれど,このような医学・健康学的な切り口での書籍はなかなかお目にかかれない,実にオリジナリティーが高く,『へぇー』という記載も多々,内容は実におもしろいです.だから,すぐに読めてしまいます.筆者は元々お医者さん兼作家,だからこんな切り口で本が書けると言うことでしょう.歴代将軍が埋葬されており,遺骸が歴史的な過去を顧みる標本となっていること,非常に驚きました.当然といえばそれまでですが,そんなモノが残っているなんて,歴史の研究にこれほど有効な手法は無かったかもしれません.また,将軍家がお世継ぎ問題に如何に真剣に取り組んでいたか,要は子作りに励むことが第一の使命と云うことすが,裏事情をおもしろおかしく表記しています.歴史本(研究書)と云えますが,あまりお堅い内容でないのが更に評価できます.
徳川将軍15人のカルテが見られる書。
血筋から病歴、死因の推定、性格、身体的特徴等の切り口から、将軍15人全員についての知識が得られるとても良い書である。まず驚くことは、多くの継嗣をもうけても産まれてすぐに亡くなる例が多く、或いは3歳まで成長するのが至難のワザである。例えば十二代家慶は7人の側室に29人の子女を得たが、無事に成長したのは3名、内男子は2名、一人は十三代の家定、一人は一橋家を継いだ慶昌(但し13歳で病死)、こういう状態であった。公家・宮家からの深窓の姫君は正室となったが、短命、骨格が華奢、四肢の筋肉の弱さ等がよく見られたようだ。一方で各将軍の側室は侍・農民、商人、僧侶の娘で雑種強勢、たくましい。本書を読むに当たっては、同時に「徳川将軍の意外なウラ事情‐家康から慶喜まで十五代の知られざるエピソード」(PHP文庫)を読むことをお薦めする。両書を交互に読み進めることで十五代の将軍全員をよく理解できる。
お気軽に読み切れます!
面白くって、あっという間に読んじゃいました。気軽に読める割には内容充実で、お買い得本です。 皆さんビックリされてる、綱吉の身長の低さ、自分もにわかには信じがたいけど、まぁ、豊臣秀吉が実は6本指だった(日本の記録には一切無いけど、正確な記録で知られる宣教師の報告にはあるそうな・別の本参照)とか、石田光成は遺骨から、専門家も女と間違えそうになったくらい、華奢な体型だった(これは常識かな?)、みたいに、歴史には意外な事実が埋もれてるんでしょうね。 ただ、自分は大男で知られる吉宗の身長が、実は普通だった、という筆者の推測に感情的反発を覚えます。まあ、読めば筆者の方が正しいだろうとはよぉ〜〜〜く分かるけど、長年親しんできた常識を捨てるのは、結構大変です。
アイディアの勝利、医師兼作家による見事な分析と報告
「長命の将軍ほど色欲が盛んで子沢山である」。「平均寿命を計算してみると、およそ51歳である。平均寿命より短い者は、家茂を除いて将軍直系の子供たち」。 著者は医師であり作家である。本書は狙いがはっきりしており、その目的に沿って調査を行い、結果をわかりやすく手際よくうまくまとめてある。徳川将軍となると時代も近く、さまざまな資料があるから、このような企画が可能になったのだろう。 家康はいろいろな健康法を追求し食事や運動にも気をつかって長生きした、家光はうつ病だった、家重と家定は障害者だったなどなど、次々証拠を挙げながら指摘していく。 また、医療技術や衛生状態の違いで今では取るにたらない多くのちょっとした病気が、当時は命を奪ったり重度の障害を残す危険な病気であったことを示し、それらが徳川将軍に与えた影響も適時解説している。さらに、側室のつけていたお白いの毒性が将軍の子供に健康に与えた影響についても言及していて、平明な文体とは反対になかなか深い内容になっている。 側室や正室、水戸光圀などについても分析を試みていて、とにかく大変面白く読める。江戸時代の歴史に興味がある方には、一読をお勧めする。
非常に興味深いものでした
健康状態以上に、各将軍の話が詳しく載っていてとてもおもしろかったです。読み終わっても、もう一度読み直したぐらい気に入ってます。


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カスタマーレビュー数:42

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   本書の上巻では若く初々しかったファインマンの姿に触れることができるが、下巻では、成長したファインマンが1人の「物理学者として」物理のみならず社会や芸術とかかわってゆくさまに触れることができる。

   どんなに権威者になっても(彼はそう呼ばれるのを何よりも嫌ったが)、彼は決して物理学者としての誠実さを変えることはなかった。サバティカルでブラジルの国立研究所に滞在した彼は「教科書を丸暗記するだけ」の物理の大学教育に業を煮やし、ブラジルの「お偉方」の大学教授たちの前で「この国では科学教育が行われていない」と言い放った。またあるときは、学校教科書の選定委員としてすべての教科書に目を通し、教科書の内容が科学的誠実さを欠いているのを真剣に怒り、他の委員たちと闘った。

   彼の信条でもある「好奇心」は年齢を重ねてもとどまる所を知らず、カジノではプロの博打うちに弟子入りしたり、ボンゴドラムでバレエの国際コンクールの伴奏をしたり、また、幻覚に強い興味を持った彼は、旺盛な好奇心からアイソレーションタンク(J.C.リリーが発明した感覚遮断装置)にまで入ってしまう。彼は他人のことなど気にとめず、素直な心で物事を見つめ、興味をひかれたらそれに夢中になる。彼は何より人生を楽しみ、人生を愛していた。

   そんな彼の書いた本書に触れていると、いろんなことを話したくってうずうずしている彼が、目を輝かせて楽しそうに自分に向かって話しかけてくれているような気分になる。そんな気分にさせるのは、大貫昌子による素晴らしい訳のおかげでもあろう。訳者はファインマンと親交があり、彼に相談しながら翻訳作業を行っているため、原文の持ち味が十分に表れている。(別役 匝)


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いたずら好きのあっぱれな半生記
1965年に量子電磁気学への貢献に対してノーベル物理学賞を受賞したファインマンの波瀾万丈の半生記、最後まで一気呵成に読んでしまいました。 いたずら好き、実験好き、何でも自分でやってみないと気が済まない性格。ファインマンは少年時代からそのずば抜けた才気煥発さを遺憾なく発揮しています。MITやプリンストンでの蒼々たる学者連中との交友、ロスアラモスでは原爆開発研究に携わりながらも金庫破りの腕を磨いたり、徴兵検査で画一的な対応をする精神科医を手玉に取ったり、と読んでいてあっぱれという気持ちになってきます。 するどい着眼点で物事の本質を見切り、それを表現するために自分流の記号を作り出してしまうあたりは、後に素粒子の相互作用を視覚的かつ直感的に理解できるファインマンダイアグラムを編み出していくことになるファインマンの面目躍如たるところですね。
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最後の章を読むまで、このおっちゃんは賢くて、面白い人やなーというぐらいに感じていました。しかし、最後の卒業生への式辞を読んで、誠意があるということが加わりました。 本書の中に、「諸君に第一に気をつけて欲しいのは、決して自分で自分を欺かぬということです。己というのは一番だましやすいものですから、くれぐれも気をつけていただきたい。」という文章があります。この後は本を読んで欲しいのですが、この件には本当に感動しました。僕は問題があると、なんとか楽な方法で解決しようとしてきましたが、自分で納得できる方法で誠意を持って、問題を解決していこうと考え方を変えました。 誠意をもってこれからの人生を生きていきます!
先生
若い頃に読んで、今の自分の価値観を形作る上で一番影響を受けた本です。 基本的にはFeynman先生の様々なエピソードを楽しむための本ですが、そういったエピソードを通して彼の価値観・考え方にも触れることができます。 楽しいのでぜひ一度読んでみて下さい。
好奇心と丁寧な考察に主体的な行動、それがファインマン
ノーベル物理学賞授賞、ロスアラモスで原子爆弾製造のプロジェクトに参加したファインマンの自伝。実験好きだった子供のころからロスアラモスでの経験、そしてコーネル大学教授として踏み出すまでが記されている。上巻だけで340ページの内容も、中学生以上であれば誰でも読める平易な文章であるために、まる1日(ゆっくり読んでも数日)あれば読破可能な分量。 『どんなに難しい内容も中高生に理解させることができなければ、本当に理解しているとはいえない』というファインマンの言葉にあるように、本書は万人が理解できる丁寧な文章で記述されている。全編から感じることは、天才と呼ばれた著者自身の姿勢からは、特別な能力ではなく、日常の全てのことに疑問を持つ好奇心とそれに対応した丁寧な考察、そしてそれに基づく主体的な行動によって道が拓かれていることが感じられる。ファインマンが天才なのではなく、世間があまりにも知恵を活用していないことに改めて気づかされる作品となっている。同時に、ずるい性格にユーモアとウィットを併せ持ち、話を楽しく伝えることに勢力を注いでいることによって本書は読み始めたらやめられない面白さを持つ。同氏が決して特殊な知能を持っていたわけではないことは、妻の死亡時間と時計が止まった時間が全く同一であったことを超自然的な現象と考えていることからもうかがえる。これは妻が死亡したときに死亡時間を確認しようとした医師がそこにあった時計の時間を参照したために、そうなっただけで、実際にはその時計は同時ではなく少し前(もしかしたら12時間ほど前)にすでに止まっていただけの可能性が強い。このようなきわめて人間的な一面を覗かせる記述がたくさんあることも、正直で背伸びをしない同氏の性格を表している。 10年以上前に読んだ本書を再度購入して読んでみても、面白さは全く色あせていないことが確認された。万人が読むべき書だと思う。自伝は主観的な部分やツッコミたくなる脚色が多いことがしばしばあるため、高い評価にはなりづらいことを考えても、星5つ以外の評価はない。
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読む人を勇気づける偉大なるサムライの回顧録
坂井三郎氏、サムライ。この偉大な軍人の書いた本に救われました。 たまたま、仕事で行き詰まり精神的にかなり辛いときに手にしました。 戦時中とは違い、会社での命のやりとりではない場面ですが、 現代には現代の、その人にはその人なりの悩みや葛藤があると思います。 そんなときに読んだので、115ページの文章に目が吸い込まれました。 「まず事故(ピンチ)に直面したとき、第一になにをなすべきか。  それは何をさておいても、落ち着くことである。<しまった、しまった>と、  過去を恨み、自分の不運を嘆き、心を乱す考えを起こすことは、  この時点においては、マイナス以外のなにものでもない。  まず落ち着いて処置方法を考え、もっとも良いと思った方法を、  迷わず断行することである。」 これは、坂井三郎氏(サムライ)が念願の単独飛行につく際に 教官にピンチに見舞われた際の心構えとして教え込まれたことです。 サムライは、深呼吸を3回することで、気を落ち着けたそうです。 生理学的にみても、深呼吸は硬直した筋肉、収縮した血管に有効。 私も本当にタイムリーにこの本を読んでいて良かったと思いました。 サムライの置かれた教具とは比べようもありませんが、 この本に勇気づけられ、自分なりに苦しいと思うことにも立ち向かう 勇気をいただきました。
決してあきらめないということ。
 勝ち戦で生き残る事は簡単だ。でも坂井三郎は負け戦で生き残った。しかも撃墜王として。撃墜王になるには常に最前線にいなければできない技だ。中国大陸、台湾、ラバウル・ラエ、硫黄島。ガダルカナルでは遂に負傷してしまう。一旦は戦地を離れるも右目の視力だけで硫黄島へ。ここでは15機の敵機に囲まれながら生き抜いた。強運の持ち主。  そして戦後、多くの本を出筆する。どれも戦史としてだけではなく戦いや隊員、そして自分への描写が優れていること。これを読むと戦争だけではなく、私には普段こうして生き抜く事の教科書にもなった。  「坂井三郎中尉、海軍航空隊を退隊されます。総員見送りの位置につけ。帽振れ、帽振れ。」
貴重な記録
太平洋戦争中のゼロ戦撃王による従軍記。それも新兵時代から網羅されており、我が国の航空兵力事情の記録としても貴重だろう。ところどころで、敵兵の亡骸を葬るなどの逸話が出てくるが、やはり歴戦の勇士といえども、一人の人間であることには変わりないのだと言うことも確認できたのは、予想外の収穫だった。
戦闘機乗りの生き様は凄い
坂井さんの文章は、小学校の話だとそれらしい文体に、二十歳くらいだとまたそれらしい文体に、現在だと俯瞰したような文体にと、実年齢によって文章の感覚に違いが凄くあって自伝的な話なのに当時の少年が作文をかいているような瑞々しさがある。 戦闘機乗りになるまでに散々遠回りをした話をさらっと書いているが「努力」とはこういうことを言うのだなぁと痛感させられる。あとがきにも常に自分を律していることが一番楽なことだと書かれていて、私もそうなりたいなぁと憧れを持って読みきりました。 本書の中での凄みは「死の受け入れ方」について触れられていることです。戦闘機乗りになったからには空で死ぬのが当たり前だという姿勢が全編に貫かれていて、戦士した友を涙を流して弔いながらそれがごく自然なことだと感受できるその戦争心理は、訓練で辿り着ける人間の境地を感じます。 トップガンの映像が文章から凄い迫力で幾重にも展開されていく強烈な本です。
死闘の果てに悔いなし
撃墜数64機を誇るかの有名な旧日本海軍の撃墜王、坂井三郎の書いたこの本。この上では、坂井の子供時代から始まる。読んでみて第一に思ったことは、とても読みやすいという事。読んでいて『この人はパイロットだったよな…?小説家じゃないよね…?』と思ってしまう程です。大空での命を賭けたエースの生きざまが、ひしひしと伝わって来ますよ。


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サムライの言葉に勇気づけられました
392ページ あとがきに代えて、を読み丁度悩んでいた今の私を勇気づけてくれました。 「戦いの常として、こちらが辛い場合には向こうも辛い。  辛い、辛いと思っているときには戦闘は互角である。  むしろこちらが勝っている場合が多い。その辛い最後の一瞬を、  必ず勝てるという信念で頑張り抜いた人が、空中戦においても敵に勝つ人  であって、その苦しい最後のときにヘタばった人が、必ず落とされる運命にある。」 これは、サムライが空戦に学んだ自己制御として、 巴戦で敵戦闘機と一騎打ちをする際に、最後に頼れるのは 自分自身のみであることを振り返っているくだりです。 もはや精神論以外の何物でもなく、今時・・・なのかもしれませんが、 私はそうは思いませんでした。これは自分を信じること、頑張り抜くこと、 その先に道が開けることの真理だと思います。 辛いときこそ、冷静になるべきだとは、いろいろな悩みを抱える現代の社会人 にも、きっと勇気や救いの一言となると思います。 戦争を美化することでもなく、むしろその虚しさをサムライは伝えています。 戦記というよりは、もっと深い心構えを教えてくれる本です。
朝飯は一緒に食えても晩飯は食えない。
 常に戦争をしてる日々が続くとこうなってしまう。この本を読むと朝はいた奴が夜はいない。一体こんなことが日常茶飯事になったら今の我々はどうやって向かい合って生きていけば良いのだろう。しかし今となっては遠い昔、こうやって戦い続けた日本人がいた。ごく1部の誤った指導者のお陰で。終戦を知った坂井が「死んだ仲間が一番可哀想だ。」。  今、彼は笹井中尉の元に仲間達の元に還った。「虎は千里を行って千里を還る。」
いかにあろうとも、、、
 戦争反対です。 ゼロ戦のテクニックはすばらしいものがあったそうです。 男も女も戦地にゆくのにどれだけの犠牲をしいて行ったのか? 一人ひとりの物語としては美化しすぎではないかとおもいます。  戦地へおもむくという事が男のロマンやスキルでかたってはならないと おもいます。どれだけの死を認めれば戦いは終わるのでしょうか。 わたしは戦争という特殊な世界ではなく、人として本当は戦いたく なかったのだと信じたいです。  亡くなられた人達のご冥福を祈りつつ、読み手もカッコイイと 思わず、記録として身構えて読むほうがただしいのでは、、、
現実の戦いとはこういうもの!
 戦術論(机上の空論ではなく)ではなく、いちパイロットとして、一対一の戦闘における飛行機乗りの極限状態など、生身の人間がいかに戦ったのかが克明に記されてある。  世界の名パイロット達も認める坂井さんの本。幾つもの死線を潜ってきた者にしか分からない事がある。これは普通の人では決して書けない内容だ。どんな差し迫った事態でも、そこを潜り抜けてきた人たちの告白は実に鮮明で説得力がある。
同シリーズの上巻に続く下巻!
世界中で英語などに翻訳されて出版されている大空のサムライシリーズの下巻です、やはり実際に零戦に搭乗した坂井三郎の戦記は一味違います、読んでるうちに勝手に想像してしまうのですよ。「なるほど、こっちからグラマンがきてこう攻めたのか。」などと勝手に想像しつつ読んでいるわけですが、いつの間にか理想の人になってしまいました。将来自分もこんな風に立派な人になりたい!と思わせる力があるのでしょう。とくに片目を失いつつも戦列に復帰して15機vs1機での壮絶な戦いの所には興奮してしまいました,,,,特攻出撃に坂井が行くときもやはり極限状態に追い込まれた人間の状況が生々しく書かれています。あまりに素晴らしいので友達に大空のサムライシリーズを全部薦めています、最後は衝撃的な終わり方で物足りない気もしますが、自分はこのシリーズほど衝撃を受けた本はありません。しかもただの戦記ではなくかなり今の生活に人生に役に立つ本だと思います、ちょうど自分ぐらいの年から海軍に入ったのかと思うと、この差をどう考えてよいのかわからなくなります。


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充実した読書を楽しめる
面白いです。マルクス、ケインズ、シュンペーターの人物と思想について語る著者自身が、非常に優れた評論家であり、腕の立つ作家でもあるということでしょう。さまざまな思想の歴史的背景が解り易く説明されている上、筆者自身の評論も公平で説得力があるので、読み進むのが楽しくなります。そして「もっと知りたい」という意欲をかきたてられます。
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アダム・スミス、マルサス、リカード、マルクス、ケインズ、シュンペーター・・・・・・・ 偉大な経済学者の思想を紹介している本。 経済絡みの本と言っても、あくまで「思想史」なので、難しい数式等は一切でてこないし、一人一人のエピソードも非常に面白い。 文系の人間でもスラスラスラリーノと読める。 アメリカはもちろん、日本でもかなり有名な経済思想史の入門書であるらしいので、いきなり難しい本はなあ・・・と思う人はぜひこの本からどうぞ。
入門するひとにも、入門させるひとにも。
もし読者が経済学のまったくの初心者であれば、 新聞の情報と教科書の知識の間をうめるのに適している。 学ぶべき必須の経済学者たちを列伝形式で述べている。 しかしこれが本当に役立てるべきひとはこれをアンチョコに 授業をもりあげるであろう大学、高校または塾の先生だ。 間違いない。
経済学を説いてきた経済学者の話
アダム・スミスからシュンペーターまでの経済学者の生い立ちとともに何を説いてきたか をわかりやすくまとめた書籍であった。 経済学を学ぶ前にこの書籍を読んで、経済学の歴史や経済学者の歴史を知った方が より一層に、経済学に興味を持てると思う。 そういう人には、とてもよい書籍であると思います。(私もそういう立場で読みました) 次なるステップを踏むための基礎の基礎的な書籍として利用できた。 文末に記述してある、今後どの書籍を読めばよいのかという指南も、参考になった。
名著
 この本を読んでから、実際アダム・スミスの『諸国民の富』を読んでみた。  本書で紹介されるように、 いかに面白い本であることか・・!  この本を読まなければスミスの書物も最初だけで止まっていたに違いない。 途中途中に はさまれる逸話と含蓄の面白さを伝えてくれたのはこの本である。  名著、といってよい。  奥井氏や松原氏も訳者に名前を連ねています。


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 『アンネの日記』が最初に世に出たのは1947年。そして91年に、47年版でカットされていたアンネの人間味あふれる記述(鋭い批判精神や性のめざめ、など)を復活させた「完全版」が出版された。この「増補新訂版」は、98年に新たに発見された5ページ分を加え、翻訳資料をさらに徹底させたもの。まさに「アンネの日記・決定版」といえる。

   イラク戦争を目の当たりにした今、本書が単なる歴史の記録でないのは明らかだ(2003年4月)。戦争に突き進む不寛容、抹殺される恐怖、惨めな状況でも楽しみを見つけようとする人々。アンネが日記に向かっていた60年前と、今日の世界とでは、どれほどの違いがあるというのか。14、5歳の少女が、ここまで世界と人間の「変わらぬ姿」を浮き彫りにしたことに驚くほかはない。「どんな不幸のなかにも美しいものが残っている。美しいもののことを考えれば、しあわせになれる」というくだりは、とくに胸を打つ。このおしゃまな少女は、他人の痛みを知るといった経験をとおして、豊かな大人の女性にまちがいなく成長したはずだ。その可能性をあっけなく、不当にも奪う戦争。『アンネの日記』は私たちの視線を、アンネの世界を越えて人間の愚かしさへと向ける。(小林千枝子)


くちコミ情報
War ourselves.
第二次世界大戦時のドイツの愚行を記した資料は数多く存在するが、本書はそのなかでも一人の純真で知的な少女の手記から当時を垣間みることが出来る。主観的な物の見方や個人的な体験等の記述も多く見られるが、それゆえに、生活や現実性が伝わってくるので他のホロコースト関連の著作、ルポとは一線を画し名作として語り継がれている所以なのだろう。昨年に、ドイツがユダヤ民族に対して謝罪をしたことがニュースになったことは本書の効用もあったのではないだろうか。
よく判らないけれど、感じたこと。
嘘か真か。日本人の性格なのでしょう。 だから、幕末の作家が書いた豊臣秀吉の「信長の草履」の話もザックリと切られました。壮大な物語にしたかったのでしょう。誰にでもある欲求だと思います。その問題は。 「草履ではなく下駄か。胸で暖めていたのか背中か」 太閤記は昔から様々な人間によって書かれてきましたけど、近代になるにつれて話が大きくなっています。 …多少…どうでもいいかもしれないなぁ、と思ってしまいます; アンネちゃんの、この日記は、作品であるか、唯の日記か。との問題で、これも同じような事なのだろうか。と思いました。 多分、翻訳する時点で、何かの気持ちが入ってしまい、日本語的に微妙なものになってしまったり。 しかしそんな些細な事ではなく、世界が動いて「嘘か真か」と騒いでいます。 草履と一緒にしては駄目かな、と思いつつも「…平和だな」と感じます。 お父様は大変…というか、あんなところに閉じ込められていたのが本当ならば、暇でしょう。 では、何を言うか…というと、フランク家がいかに立派か。そして世論をひたすら喋るかもしれません。アンネがそれを聞く事はあったかもしれません。 日本の小学生でも、父親がそんな話をすれば、堂々と作文に書くでしょう。 「受け売り」というものでしょうか。 確かに生き残ったお父様は、アンネの日記がもし、本当にあるならば… 「お父さんの言っていることは、結局過去の話で、私にはピ