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【くちコミ情報】
功山寺に行ってきました。
出張で広島に行った折り、念願の功山寺に行ってきました。 幕府と対決しようとする高杉が、必死に静止しようとする部下の頭上を飛び越えて馬で駆け下りたという、「功山寺の坂」を見たかったからです。 自分の選択が本当に正しいものと確信できるとき、他者の曖昧な意見の集約など必要ではないものなのでしょう。 そして自分の選択を即座に行動に移せるのは、稀有なことであるでしょう。 高杉晋作という存在が、今の世の中でも圧倒的に我々に迫ってくるのは、迷いのない行動にその本質があるのでしょう。
時代を作った若者の生き様をいきいきと描く
説明はいらないでしょう。 あまりにも有名な、松陰と晋作の物語です。 当時、学ぶことは書物と人からであり、自分の思想を他人に伝播し、思いを同じにしていくことが、学派でした。 その思いは人から人に伝わり、松陰の思いは形を変えて昇華し、長州の国を変えて行きます。 このふたりのヒーローの生き様はすさまじく、常人には理解したがくそして畏怖を 感じるものですが、この作品では作者は市井の商人や、時代に流され筋を通せない 日和見、幕府によって右往左往していく今は記憶に残っていない長州の人々も合わ せて書いています。 他の方のレビューにも詳しく熱く語られている二人以外にも、井上聞多や、山形有 恒など次代の明治を迷走も含めながらも作り上げていった人々も登場していきま す。 彼らの性格や判断と松陰や晋作のものは、かなり異なっており、革命前期は松陰の 狂や晋作の動が必要であり、革命の後期においては、井上や山県の慎重さが必要で あったのだろうと、時代が選んでいった人材の妙にも納得感心させられます。 幕末という日本史においても特異な時代、駆け抜けていった彼らの生き方は我々を 魅了してやみません。
長州藩の七年
司馬遼太郎が独自の解釈で吉田松蔭と高杉晋作の人物像を分析した小説。幕末の事象も長州藩の動きもこの二人の周りの事のみが詳しく記される。薩長同盟や禁門の変や池田屋事件はほとんど語られません。同じ長州でも桂小五郎や吉田稔麿や入江九一や大村益次郎や広沢真臣についてはほとんど記述がありません。久坂も高杉との対比で使われるぐらい。詳しく無い人には全体的な幕末史の勉強用としては少し不向きかもしれない。ただ松蔭と高杉の二人に関する人物分析は巧みですが、現代人の眼から見た想像上の解釈という感じがするのは否めない。二人の辞世の句を見ても、何かしっくりきません。他人がとってつけた感じがする。やっぱりその時代に生きた人でないと分からないのでしょうね。少しでも思想に近づくには孟子を十年くらい勉強した上で講孟余話を読むぐらいはしないと無理かもしれない。それはさておき、「竜馬がゆく」などでは存在が希薄だった伊藤や山形や井上、品川、山田、佐世八十郎(前原一誠)、野村靖(兄は入江九一)などの若き日の姿も描かれているし、晋作が大阪に潜伏中に徒然草を買い求めようとして幕吏に捕まりかけたエピソードとか西宮の港を守っていた籐堂藩の番侍が臆病だったという「老の思ひ出」からのエピソードも面白い。松蔭の幼年期の師匠でもあり叔父の玉木文之進はこの本を読む限り、物凄く出来た人です。玉木は維新後、前原一誠を旗頭とした萩の乱(この乱で玉木の養子の真人(乃木希典の弟)も戦死)に責任を感じて切腹します。まあこの様にエピソードも豊富ですので長州藩の事が好きな人は読んでおくべき本かも。
修羅場をかいくぐった腹の据わり方
幕末の混乱が上手く整理され、(僕のように漠然とした印象しかない人には)吉田松陰と高杉晋作の果たした役割に新しい発見があるようで面白いです。 面白い点は、革命の実行を三代に分けている視点、諸藩、特に薩摩と長州の違い、尊王攘夷思想の変遷の三点です。明治維新を松蔭の思想的根拠を築いた世代、それを乱世で実現していった世代(高杉、西郷、大久保、木戸など)、その乱世を片付け新しい権力社会をつくった世代(伊藤、山県など)で整理する視点にはなるほど、と思わせるものがあります。恐らく、第二世代の高杉は体質的に第三世代では活躍ではなかったのではないかと思われます(西郷がそうであったように)。また、長州があくまで思想団体として描かれるのに対し、薩摩が政略のみで動いた、とする洞察にも共感を覚えます。また、少なくとも晋作にとっては尊皇攘夷はあくまで倒幕のための戦略であった、という認識には(僕は)斬新さを感じました。 しかし、それにしても幕末には凄い人たちがいたものです。維新には印象の薄い、井上聞多や山県、伊藤にしてもそれなりの命を賭したリスクをおかしていることが分かります。特に井上の覚悟とここ一番の行動力はこれは凄い。明治の元老たちにはやはり、こういう修羅場をかいくぐってきた腹の据わり方があったのでしょう。
胸を突く松蔭と晋作の師弟の物語
青白く長い顔をし、書生然とした吉田松陰は、我々の想像を超えた人格的影響力を持っていた。 そのことは、彼が晩年長州の野山獄に入れられたときも、 余人が手に余す犯罪者達に、毎日誰かが先生となり勉強しようという彼の提案が受け入れられるのみならず、 終いには凶悪犯が松蔭の人格に触れ、「松蔭先生」と呼び出すところからも、 よくわかるのである。 一方で松下村塾の弟子達は、松蔭の偉大さがよくわからず、久坂玄瑞などは松蔭の盟友である熊本の宮部鼎蔵を訪れ 「松蔭先生は本当に人材なのでしょうか?」と尋ね、宮部に「小僧!おまえなんかに松蔭君の偉さがわかるわけがないわ!」と一喝されて帰ってきたりしている。 松蔭が処刑後、弟子達は各々がもらった松蔭からの手紙を持ち寄り、初めて彼らは師匠の考えの全体像を知る。 その弟子の中で、天衣無縫で痛快ともいえる活躍をするのが、高杉晋作である。 真実を知り怒髪天を突いた彼は、松蔭が罪人として粗末に葬られた墓を掘り起こし、 その骨を首から提げ、槍を持って一騎江戸城に入り、高々と復讐の宣言をし、疾風のごとく去ってみたり、京の神社での儀式に天皇家の後を進行する将軍以下幕臣らに向かって、町人の格好をして「いよっ!征夷大将軍!」と大音声を放って、幕臣達の悔し涙を流させたりもする。 彼の指揮する長州軍は見事に幕府軍を打ち破る。 その軍の一翼を担ったのが「幕府や藩を相手にしたのが一生の不覚。向後は民を頼みとする」との松蔭の言葉から、 晋作が作った百姓や相撲取りで構成された「奇兵隊」であった。 晋作は27の時、有名な「おもしろきこともなき世をおもしろく」との辞世の句を残して肺結核で死ぬが、その後幕府は遂に倒れる。 何度読んでも胸を突かれる師弟の物語である。
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【くちコミ情報】
清末の歴史の曲がり角で
中国の近代化のプロセスを勉強してみたくなり、まずはとっかかりにこの本を読んでみました。 1巻は、科挙の重要性、地方の貧しさ、乾隆帝の偉大さあたりですかね。
いろいろと理解に役立ちました
科挙制度、とは何か、知りませんでしたが、この物語を読み、理解できた気がします。 中国だけでなく、朝鮮、ベトナムにも科挙制度があり、その制度の影響がいまだにそれらの国々の人々の考え方、国家のしくみに残っていると感じます。 これまで、中国やベトナムで仕事をしてきて、どうしてこの人たちはこういう考えをするのか?と疑問に思うことが多々ありましたが、この物語にあるような歴史を通して彼らを見ると、なんとなく納得できたりします。 楽しく読めました。
さすが。
4冊、一気に読みました。 寝不足になるくらい…ハマりました。 浅田作品は、よく調べてあるのと、 登場人物で引っ張り込まれるパターンにヤラれます。 知人達にも勧めましたが、登場人物の多さで ヒク人もいました^^;でも、栞で説明がきちんと されているので、まぁ、それは問題ないかと 私は思います。 日常を忘れつつ、仕事への信念を復活させたいときに 読み直したい本になりました。
史実+フィクション
以前、ハードカバーで上下二分冊であったものが、文庫で全四冊となって登場した。 物語は清朝末期の中国で、有名な西太后の時代である。 映画「ラストエンペラー」で描かれる最後の皇帝溥儀よりも少し前のお話である。 物語を書くにあたって著者は膨大な資料を研究したようで、宦官の作り方や、 科挙試験はいかに実施されたのか…などの記述はたいへん興味深い。 歴史の教科書でしか知らなかった清朝末期の時代絵巻が、 まるで眼前に現れたようであった。 もちろん主人公・春児や文秀など史実には登場しない人物も多く活躍するが、 西太后、李鴻章、袁世凱、伊藤博文などお馴染みの歴史上の人物も数多く登場する。 それら史実と想像上の人物の絡みがこの小説の面白さではないかと思う。 特に田舎の糞拾いであった春児がどのように物語りに関わってくるのかが見所である。 アヘン戦争などで列強に蹂躙され、領土を侵食された清朝。 近代化を妨げる中国古来の「旧法=祖宗の法」を排し、 近代的国家建設のために、政治改革である「変法」を行いたい 科挙登第の進士たち。 日本のような維新を早急に実現したい4億人(当時)もの人口を抱えた 中国・清朝末期を舞台に、国が病んでもなおも輝かしい人間存在の 美しさをこの「蒼穹の昴」に感じた。
めったにない感動巨編。老若男女を問わず読まれたい。
中国清王朝末期が舞台の、まさに感動巨編小説というにふさわしい物語だ。 「神に抗い 運命に立ち向かう人間 その勇気と凱歌を 私はこの物語に描いた」という、新聞広告欄にあった著者のうたい文句を見てすぐに買った。そしてすぐに読み終えてしまった。運命を決するのは、自分の心次第。他人のために、と思う気持ちの強さと大切さを感じずにはいられないはず。 この本ほど、勇気と正義感と感動と希望を僕たちの中に湧き出させてくれる本は、めったにない。
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【くちコミ情報】
バック・ツー・江戸の粋な本
江戸時代というと、明治以降の文明開化と比べて遅れている、貧しいという先入観がありますが、あにはからんや極めて文化的かつQOLの高い庶民生活があったことが書かれています。結構、都市生活とエコ生活のバランスがとれていたことが分かり、非常に知的な刺激に満ちた本でした。こんな生活なら江戸時代も悪くないなと思い、近代化は日本人を本当に幸福にしたのだろうかと考えながら読了しました。
読んでて楽しい
江戸時代の庶民の生活風景が知りたくて購入しました。 イラストも文章もとても興味がわく書き方で、ついつい最後まで一気に読んでしまうほど面白いです。 食やお酒の話は「なるほど〜」と思うほど、実践しがいがありますよ。 個人的には長屋の間取りがかなりヒットしました!! たくさん江戸のことが知りたい、そんな方にはもってこいの本だと思います。
心が「粋」を感じます
軽快な”語り口”とイラストが楽しめる素敵な本です。 筆者がこの著書に限らず、江戸の人々が現代と比べても、いろいろな意味で「豊か」だったことを紹介しています。 転じて、平成の世も心持で「豊か」になれることがよく伝わってきます。 それは筆者が江戸文化に対する深い愛情によるものだと感じます。 筆者はまさに平成の世の「江戸文化の語りべ」だと思いました。
とにかくいいんすよ
杉浦日向子は江戸を愛したひとであった。なんで江戸に生まれなかったか、と彼女のために悔やみたくなるレベルで江戸的な人物であった。 芸術系漫画雑誌のガロで漫画を描いていたのが最初のキャリアだと思うが、そして彼女の本業はあくまで漫画家であったと思っているが、NHKの番組「コメディーお江戸でござる」だかで毎回江戸についての講釈をしたりと漫画以外での活動は幅広く、この著もそのような活動の一端、内容としては江戸シロウト向けの江戸ガイド本といったところであり、江戸の風俗文章とイラストを交えて面白おかしく紹介したものである。 これが異常なまでにリアルな語り口調で語られ、彼女の書いたもの全部に言えるのだが現代にいながらにして、常時リアルタイムでの江戸の情報が流入してくることとなる。あれスピード感をすら伴う読書体験は他のどの江戸ガイド本から得る知識体験とも異なるものであり、トリップ感はサイケデリックですらあり、上質なネタを提供する杉浦日向子という人物の持つ独特な空気感覚が明らかに創作家としての一面を通して色濃く滲み出たひとつの芸術作品的意味としての真空保存パック的のそれである。 いくらベタ褒めしても足らないくらい杉浦日向子は漫画も文章もどれ読んでも面白い。急逝が惜しまれる。
江戸ってこんなにいいよ!が伝わる本
著者は、江戸にねっから惚れ込んで、そのたのしさ、面白さ、そして身近さを、どうで現代の私たちに伝えたいと念じていました。それも学問とか、ウンチクとかの垣根はとっぱらって、ふつうに、現代感覚的に、「ほらほらっ、こんなにいいんだよ!」という感じで。 この本では、そんな著者のアイデアと工夫が、イラスト(ほんらい漫画家なので、お手のもの)と簡易な文章のに、よく結実していると思います。 他にも、著者のコラム本は何冊か読みましたが、時代の流行、風俗、料理、女性のプロポーションまで、誰でも興味ある題材がちょっとずつ幕の内弁当のように揃っている点でも、これが一番うまい本だと思いました。江戸雑学に興味あるひとのみならず、誰にでも気軽に楽しめる良書だと思います。 最近は、日本の歴史、伝統などとおくめんもなく口にする人が多いようですが、現代日本人から見て一番近い「ムカシの日本」である江戸のことすら、私たちは知っているようで全然知らないのだということがわかります。そういう意味でも、誰が読んでも、楽しさのなかに認識あらたな箇所がきっとあるはずです。 それにしても、コラム本が文庫になってずいぶん最近出てるようですが、著者の真髄はやはりマンガにありです。文庫でもマンガふたたび充実して欲しいなあ。
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先行きは暗い
書かれているのは、どうみてもイカサマしているとしか思えない大統領選の電子式投票機の話や、9・11以降、アフガン爆撃からイラク戦争へと突き進んだアメリカで、兵士を入隊させるため各地高校でどれほどうさんくさいリクルート活動が行われているか、など。 戦争に反対する活動をしている人がある日突然消えてしまったというような怖い話もチラホラ。 文章ひとつごとに改行されているのでアッちゅー間に読める。 数多くの人を取材して書かれているが、統計情報などは使われていないので、主観的な印象も受ける。 これが日本の行く末かと思うと非常にブルーな気分になり、どこに希望が残っているのか、よくわからなかった。
マスコミで報道されないアメリカの真実
世界の富の4分の1が集まりながら3100万人の国民が飢えている国、アメリカ その真実の姿とそれに立ち向かおうとする弱くて強い人々の姿。 「一握りの富める者が、それ以外の人間全部を下へ下へと押しつぶして苦しめてながら、海の向うで戦争を続け、 さらに金をもうけるようになっている」 そのことに気付こうともせづに、マスコミで流される情報しか信じようとしない人々とそれに気付いて声を上げ 始めた人々が著者の目を通して読みやすい文で描かれています。 マイノリティ-の高校生に対する軍のリクル-トの実態やリクル−トされた若者がなにも知らずに戦場に送られた末に PTSDに苦しみ見捨てられてホ-ムレスになるしかない現実 読んでいて辛い部分もありますが、その中で自分の未来を選ぶ権利を目指して希望を失わない人々に救われる部分もあります。 この流れが何処に向かっていくのか見届けていきたい。 アメリカに追従するだけに見える日本の未来にも注意する必要を強く感じました。
戦争中のアメリカ
あっという間に読めます。データ等も示してありますが、やはり生々しい所謂「弱者」の声が主体ですし、そこに価値があると思います。 始めは電子式投票機械の導入反対のためハンスト中の人との同行取材なんですが いきなり目を付けられてたみたいで警察が介入してきます。 自国に嫌気がさしてカナダに移住しようという16歳女の子3人組みや アメリカNo1と言いたがる老人も登場してアメリカらしい極端さが出てて面白いです。 でも一番の読み所はやはりその後のアメリカ軍の勧誘活動でしょう。 甘いこと言って後から話しが違うというパターンや 無料ダウンロードでアメリカ軍兵士体験ゲームを利用するとか JROTCという落ちこぼれ救済の名の元の軍事訓練等 もちろんターゲットは貧困層で、JROTCは学校が採用するのですが 採用しなければ補助金をもらえないそうです。 PTSDで戦場から帰ってきても治療を受けられない人も多数いて、退役ホームレスもいるとのこと。 これらをインタビューで明らかにするのですが、答える側がここに潜む弱者を搾取するシステムを見抜いているんですね、でも現実には無力、そこから哲学的な答えなども出てきます。 その部分以外は現状のアメリカの一面を知るという以上のものは無いですが やはり同じ先進国でありながら正に戦争中なんだというのを見せてくれます。 日本で戦争中というとひたすら悲惨なイメージですが、そんなイメージよりこの本に書かれてる戦争中の方が今からの日本にとってよっぽどリアルなものであると思います。
フロンティアスピリッツの結果
アメリカには「飢餓人口」が3100万人存在し、世界の富の4分の1も所有。 格差社会の現実は、アメリカ創設時のフロンティアスピリッツからであり、 弱者を弱者たらしめることで繁栄してきたアメリカそのものだ。 著者は9.11事件後、一旦日本に帰国していたが、 今回の執筆から再びアメリカに引き寄せられる。 人生の大半を過ごしてきた著者にとってアメリカは 切り離せない故郷になっていたのだろう。 そう思わせるほど、彼女の文章は奮闘していながら愛情に満ちている。 アメリカの自己破産申告は、医療費と離婚費用がトップだ。 つまり、日本と文化の土壌がそこからも異なるのが伺える。 そこを踏まえて、弱者をアメリカがどう扱うのか、知らない人は読むべきだと思う。
ジェットコースター的文章泣かされ読後はスカッ!
この著者の文章はとてもスピード感があり何かジェットコースターに乗ってる ように一気に読みきった!内容は私たちと同じ普通の人々の目線になっていて とても共感しやすい人間ドラマ、その背後にショッキングな数字が、、、でも 人間の強さと勇気にふれ、途中涙がとまらなくなった。だが読んだ後、タイトルの「弱者革命」というとおり、アメリカの弱者たちの底力を感じてすかっと する。やはり読後感は希望の一言に尽きる!こういうノンフィクションは初めてだ。一冊買って親友にプレゼントした。この著者の次作が楽しみだ!
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石川 晶康(著)
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日本史といえばこれ
日本史の参考書といえばこの”石川日本史B講義の実況中継” その名の通り、講義調で書かれているので非常に読みやすいです それでいて、内容も細かいところまで触れられています (一部、覚える必要がない部分も赤文字で書かれていることがありますが) ただ、この本を”読む”だけでお終いにしてはいけません この本に付属のサブノートを仕上げたり、適当な問題集を仕上げたり ”書く”作業も非常に大切です 教科書を読むのが苦痛に感じられる方はぜひ、この本を手にとってみてください きっと日本史が好きになることでしょう
導入として秀逸
一見分厚く負担が大きく感じるが、講義形式の文章なので手軽に読める。さすが人気予備校教師だけあって、知的好奇心を擽る巧みな話術(文章)は優れた一般教養書を読んでいるかのよう。ともすれば受験日本史を勉強していることを忘れるほどである。本書を一度通読してみれば、教科書を読むだけでは退屈な受験日本史も興味を持って学べるようになるのではないか。
評価
まず書いておきたい点は4つ ・この参考書を選んだら教科書やその他諸々の参考書は一切必要無い ・サブノートに空欄だけでなくサンプルにもあるようにしっかり関連事項を追記をする ・年表整理のため定期的にCDを聞く ・ただ猛然と講義を読むだけでなく書いて覚えるという作業をする この4点を守らないと教科書をメインに勉強をしている受験生にはまず負けると断言できる。 なにせ1〜4巻(人によっては5巻まで)でおよそ教科書の倍の2倍もいいところの 1000ページ以上に及ぶわけだから選んだからには相当な覚悟が必要である。 この本を信じて根気良く使い続ければ教科書組にはまず負けないといっていいくらいの 得点力にはなる。あとは直前期に過去問演習をすればいい。
授業がイマイチな人に
河合塾有名日本史講師、石川晶康氏の日本史参考書。 基本的には普通に流れを追っていくが 文章全体が分かりやすい話し言葉で書かれており正に実況中継といった感じ。 中身も細かい部分にまで突っ込んでおり、説明が非常に分かりやすい。 取り外し可能で該当範囲の年表付きのサブノートが付いていたり、 重要語句が赤字で書かれていて、付属の赤のチェックシートで確認が出来たり、 耳からも覚えられるようにCDが付いているなど非常に便利。 学校や予備校の授業の進度が遅かったり、中身が不十分で、 独自に自己学習を進めていかなければならない人に是非お勧め。
覚えやすいっ!!
僕が持ってる日本史の教科書とか、(石川以外の)参考書はなんだか覚えにくい。。。でも石川日本史だけなぜかすんなり頭に入る。。。 p なぜだか分かりますか? p 『信長は、さまざまな地域を支配化に入れ、天下統一を目前にしたところ、1582年に家臣の明智光秀に背かれ本能寺で自害した』というのが前者。 でも後者は、『信長は、すこしずつ支配する地域を広げていき、いよいよ天下をとろうとしたんだ。でも、そんなボスを裏切って弟子の明智光秀が1582年に信長を殺しちゃったんだ。』という説明。 p これは自分で考えた文なので、そのまま参考書などに載っている文ではないですが、大体こんな感じです。どちらの文が覚えやすいですか?やはり前者のような堅苦しい言葉の羅列より、「ボス」とか「~しちゃった」口調の方がコメディーに富んでいて覚えやすいと思います。 p それに、サブノートというものがついていて、これがまた非常にありがたい!!最初に年表が載っているので、流れをつかむのにもってこいだし、サブノートに書き込みをしていけば、それだけで内容が濃い参考書・教科書になってしまいます。それだけでもすごいのに、CDまでついているので、試験前や暇な時間にこれを聞いているだけで自然に歴史の流れが頭に入ってきます。 p センター・二次対応で、特にセンターでしか受験しない理系の人にはこれだけで充分です。満点狙えますよ! ただ、全部で5冊で、お金と本棚のスペースを取るので星4つです。でも、その分の価値はあると思います。
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卑(mean)でない生涯の実録
昨年(2007年)城山三郎氏が世を去られ、取り上げられることが多くなった。 以前学生時代、作者の本は数冊読んだが、本書は題名に惹かれ読んでみた。高齢になってから国鉄総裁を引き受け、自らを『ヤングソルジャー』と称した石田禮助。その人となりが、想像を喚起させてくれるエピソード、読みやすい文体で綴られている。 『粗にして野だが、卑ではない』 現在の日本の指導者で、「卑ではない」と己を言い切れる人がいるだろうか。否、日本国民に「卑でない」生き方をしている人がいるだろうか。藤原正彦の「国家の品格」や坂東眞理子の「女性の品格」が売れたということは、昨今は「粗にして野、しかも卑である」生き方がまかり通っている証であろう。強ければ「卑ではなく」いられようが、人間は弱いときに卑怯・狡猾になるものである。そして、いつも強くいられないのが人間なのであり、だから城山三郎は「卑ではない」生き方、気骨のあるいき方を通した石田禮助に惹かれ、その生涯を書きたかったのではないだろうか。 明治の人の気骨のある生き方を読み取れる良書。
粗にして野だが卑ではない
この言葉が最近頭からは離れません。 時代を超えて若い自分にまで鮮烈に響いた言葉である。 今の時代が本当に必要としている偉人なのかもしれない。 当時の石田礼助のやり取りを想い描くと時折クスッと笑いがこみ上げる まっすぐで裏表が無く意思のある姿勢に惹かれました。 是非一読をお勧めします。
底は浅い
石田禮助がではない。城山三郎のこの本がである。一息に読み通す ことはできたが、それは読者を引きつけてやまぬというようなもの ではなく、深みがなくする〜〜っと上っ面を滑って行くような筆致 であるが故にである。単調で底が浅い。 そろそろ深まるのか、そろそろ盛り上がるのかと思いながら読み進 む内に、いつの間にか巻末に至ってしまった。かと言って余韻とか、 行間の風情というものとも無縁。 石田禮助という人物を讚えたいというか、大いに共感を以て描いて いるはずであるのに、この白々しい読後感は何だろう。 城山三郎は本当に石田禮助を肯定的に評価しているのだろうか。本 当にほれているのだろうか。何かこう、褒めなきゃいけないハメに なって、しかたなく褒めてみたものを読まされたような気分なのだ。 世評の高い本なので期待して読んだのだが、☆は二つでご勘弁。
自分らしく生きるということ
石田 礼助さんの一本筋の通った生き方。今の時代にこのような生き方が出来る人はなかなかいないと思う。『祖にして野だが卑ではない』という意味をこの本より痛感することが出来た。とっても素晴らしい生き方であると思った。この世の中・・・何が大切かを考えさせられる一冊です。
心を鉄筋にすること
出張の機内で読み始めた。大変読みやすい本で あっという間に読み終えた。 読んでいて 最近人気の白川次郎を思い出した。白川ほどのエリート生まれではない分 石田の方が泥臭い。但し その泥くささは 実は「泥をかぶってきた」という面が見えて大変面白かった。白川の方が やはりお坊ちゃんであったのだと思う。 本当の石田が かように格好良い人であったかどうかは 僕にして知りようが無い。但し 読んでいて 石田が 本書に書かれていた通りの人であることを強く祈ったものである。それほど 明治生まれの気骨を強く感じた次第だ。 最近 「骨太」「鉄骨」等 骨という感じを使うものが増えた。それだけ僕らに骨がなくなってきたのだと思う。体の骨は時として脆くなるが 心の「骨」は 骨粗症になるべきではない。そんな城山のメッセージを強く感じた。
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テレビ番組『カノッサの屈辱』を連想させる丁寧な本作り
インターネットは実は2000年前から存在していたのをご存じですか。 最近、膨大な量のコンピュータ記録が発見され、さっそく修復委員会が組織されました。 修復委員会によると、今回発見された記録の中で最古のものは邪馬台国のオフィシャルページで、その他、清少納言の「枕草子」ブログ等、貴重なものがたくさん含まれている、とのこと。 本書は、その修復結果を現代語に変換した再現品です。 まず、表紙のアップで見てください。 源頼朝がノートパソコンに向かっています。 わくわくしてきますねえ。 本文は年代順。まず邪馬台国の「公式本家頁」からはじまりましたよ。 前方後円墳を請け負う土木会社も笑っちゃいますが、次のページを見ると…… 出ました! 2ちゃんねるテイストの掲示板が。 仏教伝来を話題にしたこの掲示板は、「こんど百済から来た仏教って、どう?」という問いかけからはじまります。 さっそくハンドルネーム「いなめ」さんが、 「魏とか大陸では流行ってるらしい。乗り遅れちゃいかんよね。なむー」 と返すと、横からハンドルネーム「おこし」さんが、 「またはじまった。大陸かぶれの厨房が」 と混ぜっ返す。 「厨房」というのは、「中坊」(中学生の坊や)を変換しようとして間違ったのが定着したネット用語です。(念のため注釈しときました) それにしても、発掘した古文書を、よく2ちゃんねる語やブログ調、ネット調の現代語に翻訳したものです。歴史教科書でしか知らなかった人々が、自分の言葉で書いたような息づかいが聞こえてくるようです。 しかも、単なるお遊びではなく、監修者が付いているほど細部に注意をはらった丁寧な本作りをしています。 帯に「構想2分制作2年」とあるのも納得できます。 この本気のお遊びに、フジテレビの深夜番組『カノッサの屈辱』を連想したのは、私だけではないでしょう。
今は昔のウェブサーファー
もし2000年前からインターネットが普及していたら? そんな斬新なもしもから作っちゃいました歴史の年表の新しい形(笑) 史実は変えず笑えるアレンジと視点 歴史を知っているから笑えるねたなのか 今のWebの現状を知っていれば笑いながら歴史を学べるのか? ともかく捻じ曲げられず正しい歴史を楽しく学べる新しい手法 このボリュームとまじめさでは安すぎる価格 買いですね
かなり、良いのですが細部が…
細かく作り込んであって、子供から大人まで読んでて楽しめますし、時たま笑ってしまうぐらい面白いです。 何より読んでると、あたかも実際に、各時代の人達がHPを作ったように思うぐらいです。 さりげなく、読んでいるのに気付いたら歴史上の事件を覚えていたって事もある一冊です でも細かいとこを見てると足利尊氏や源頼朝の肖像が、最近では本人か疑わしい肖像が使われているのが残念です。 源頼朝にいたっては最近の教科書では伝とついてるぐらいです。 自分としては、彼等は、最近教科書とかによく載ってる彫像の方が良かったと思います。 ですから、自分としては、このような評価を付けました。 是非とも、近世も作ってほしいです。
一見の価値あり
実際にあった歴史を古くは卑弥呼の時代から 果ては江戸末期までホームページが当時あったらという設定のもと作られた一冊。 歴史が苦手な人にはいつもより抵抗感なく読めて、 歴史好きはより楽しめる作品です。 卑弥呼さまを見た!投稿コーナーとか(信憑性で五つ星別に評価されたり) リンク先が見つかりません「遷都しました」シリーズとか 関ヶ原の実況2chとか・・(2chネタはかなり古い時代からあった) いやホント一見の価値ありです。 部数が少ないのか本屋いっぱい探した甲斐があった! Amasonだとなんだか高いしびっくり〜〜 古代とか平安とか江戸とか格別シリーズ発行とかにははしないで この一冊でまとめたのは良かったのかもしれません。 後半は結構パターンが読めちゃう感じでちょっと残念でした。 一人の人が作ってるわけだから仕方ないんでしょうが・・・ 投稿式とかで一般から案を集めたらもっと面白いものがバラバラ集まりそう。 もうちょっとちゃんとホームページっぽく作ってほしかったなぁ We っぽいデザインにはなってたけどやっぱり印刷物のデザインだったので。 でも2ch系のはぽかったかな。アスキーアートも入っていたし。
笑えるし雑学も身に付く。
・歴史好き ・お笑い好き 上記2点をクリアされている方は楽しめると思います。 関西弁の楠木正成や関が原の実況スレ 坂之上の田村麻呂のひげのこと 最澄と空海のスレ などなど非常に楽しめると同時に教科書のように 一方的な知識ではなく反対の観点からのコメントもあるので勉強にもなります。 しかも時代が進むごとにHPも進化していって芸が細かいのもウケます。 このまま近代日本だ! なんて楽しみにしてたら なんて思っていたら江戸時代で終わってしまいました・・・残念! まぁこのまんまのノリで昭和をやってしまうとボリュームがたりない以前に 問題起きそうですが(笑)
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おすすめ度
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ジャンル内ランキング:20,525位
カスタマーレビュー数:2
【くちコミ情報】
フィンランドとスエーデンへ行きました。
1 デンマークは飛行機の乗り換えでアムステルダム空港を利用しました。 ヨーロッパのハブ空港の重要性を知りました。 ヨーロッパ中のあちこちに飛んでいます。 ひとまずここに来れば、ヨーロッパのどこでも行けます。 2 フィンランドは、サウナの入り方を知りました。 実際に、サウナと海の往復を経験しました。 やっぱり、聞くと見るとでは大違いで、現地へ行くと、 そんなにびっくりすることではないような経験でした。 日本では、露天風呂に入る習慣があるので、そんな感じです。 3 スエーデンでは、会議の主催者が沈んだ船の博物館を案内してくれたので、 スエーデンという国がどういう国かを掴むことができました。 また、スウェーデン語と英語との類似点を地球の歩き方から知ることが出来ました。 北欧は、北欧神話、バイキングと、イギリスへ北欧を経由して行った人たちがいることなど、現代史にも大きな影響を与えていることを知りました。 4. アイスランドに行ったときには、ブルーラグーンの温泉に行きました。 アイスランドは、図書館がしっかりしていて、国の文化を守るために、 飜訳や所蔵などしっかりしているように感じました。 このシリーズにアイスランドがついていないのは残念です。
充実した内容
数年前の同書より北欧デザインを重視した内容になっています。ショップやレストランも、古めかしいところより現代的で明るい雰囲気の店がより多く紹介されているように思えました。ホテルも昨今のデザイン系のホテルがより多く紹介されています。写真も明るい感じになって全体の雰囲気も○。
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