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   歴史・地理 の売れ筋最新ランキング   [2008年05月17日 11時31分]
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¥ 1,155(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:11,532位  
カスタマーレビュー数:5

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純粋な視線
著者ポンティングは、スコット隊の南極探検にも随行した人物。 写真家の目は随所に生かされ、彼の網膜とカメラを通じて捉えられた明治日本の風景が、 鮮やかな色彩と共に読者の眼前に甦るかのよう。 山水の佳景に恵まれた日本を、彼はこの世の楽園の如くに捉え、 また日本人の風俗文化についても殆ど無条件に肯定しているかの感さえあります。 外国人がしばしば問題とするのは日本女性の「不徳に見える行為」ですが、 彼はこれすらも誤解と無理解による不当な批判であると言い、日本人女性の高潔さについて熱弁しています。 その熱烈な好意に、日本人としてはかえって照れさえも感じてしまう程。 その旺盛な好奇心は、しばしば冒険的な旅行にも彼を駆り立てます。 それは富士樹海での藪漕ぎであり、浅間山噴火の最中の写真撮影でありました。 珍しい風景をモノにするためなら、人足に手をあげる事すら厭わないエゴイストぶりも垣間見せます。 外国人の目を通して捉えられた風景は、日本人の風景観にも多くの影響を与えました。 それまで歌枕や名所旧跡の「意味の風景」に拘泥していた日本人の風景観は、 西洋の視線を取り入れることによって、例えば志賀重昂の「日本風景論」などに昇華され、 科学的・分析的に変わって行きます。 しかしポンティングの風景観は写真家らしく、視覚を主とした直接的な情緒感と色彩感に溢れています。 自然の風景をその美しさのままに満喫する彼の無邪気なまでの視線は、 明治日本を見た数多くの外国人中においても、最もピュアなものの一つと言えるでしょう。
日本はほとんど変わっていない!
なにしろ写真が驚きます、それは当然写真家の本ですからね。この本を見る事による(文章を読むより写真に見入る時間の方が長い/写真がもっと大きかったらと真に思います)最大の知的刺激は、明治時代あるいはかなり残滓を残している江戸時代に対する自分の認識の誤りについてです。写真が鮮明なのも驚きですが、そこに写されている日本庭園や散策する人々、今でもたくさんの人が訪れる東本願寺や伏見稲荷などの神社仏閣が、現在とほとんど変わらない。石垣、鳥居、坊さん、建物、そして初老の占い師、そのへんで見かける頑固じじいそのもの。顔の表情が変わらない、顔の造りが変わらない、眼が変わらない。我々は、江戸時代や明治初期は、日本がまだ前近代の時代で、その頃の日本人は今の日本人とは全く異なった”人種”だったと考えている人が多いのではないでしょうか。しかしこの本に掲載されている多くの写真を見ると、何だ日本は明治時代とほとんど変わってないじゃないか、ということは江戸時代ともそうは変わっていない、と感嘆及び驚嘆するのです。日本は変わった環境も多いが、当時そのままの環境もそうとう多く残っていて、最も変わらないところが残されているのは、日本人の心の奥底ではないでしょうか。それは写っている人々の眼や表情から窺い知ることができます。また銅の象嵌や七宝、焼き物、様々の工芸品(その頃はまだ芸術品とは呼ばれていなかった)の当時の日本の職人の技術の高さについての記述も相当な刺激でした。写真をどうぞ、日本に対する認識が変わります。
100年前の日本の歩き方
100年前の日本ツアーガイドに相当する。著者の描く日本は、美化されてるところが多々あり読んでいてすこし恥ずかしくなる。 取り上げられる場所は、京都、阿蘇や浅間山、富士山や富士五湖など今でもポピュラーな観光地が多いから、 これらにいく前に読んでみると旅情が盛り上がっていい感じだ。 写真はさすがにプロフェッショナル、木の幹の質感や解像感もよく出ている。 鹿苑寺の陸舟の松については、今の現物を見るよりポンティングの写真のほうが良いと思った。 写真のいくつかが、構図や表情が微妙に「演出された」感じがする。 この微妙な演出は当時のイギリス人にはきっとわかりやすいのだろうが、 当時の日本人のありのままではないだろう。 イギリス人たちに戦略的パートナー日本に好意を持たせるプロパガンダの臭いが端々にある。 著者が「こんなことでロシアとの戦争に勝てるのか?」的な啖呵を、 日本人にぶった記述があるが、意外とこれが本音なのでは?
わたしたちはとても大切なものをなくしてしまったのかもしれない
江戸から明治の頃の日本に興味があって、 当時の日本を訪れた外国人が記したものを適当に漁っているなかで 手に取った1冊である。 著者のポンティングは、大英博物館にも作品が収められている イギリスの著名な写真家だそうだが、 本書はそのポンティングが1902年から1906年頃の日本を訪れ、 各地をまわって写真をとり、紀行文を書いたものである。 なにしろ写真が素晴らしい。 ほんとうに素晴らしい。 富士、宮島、日光、阿蘇といった代表的な景観から、 芸者、僧侶、飾り職人、海女などの市井の人物まで、 本書の魅力はこれにつきる、といってよい。 この百年の間に私たちは、取り返しのつかない大切なものを なくしてしまったのかもしれない、そんな感慨にとらわれた。 ちなみにp244の芸妓が観月ありさに似ている。 百年前にも現代的な美人がいたんだと感心した。
気持ちの良い本
久しぶりに気持ちの良い本を読んだ。明治の日露戦争前後に日本を旅した英国人写真家ポンティングの旅行記である。日本人と日本文化を極めて好意的に紹介しており、日本人に生まれたことを誇りに思え、また嬉しく感じた。日本の職人、京都や富士山、鎌倉などの有名観光地、はたまた日本女性など、いろいろな日本の”美点”が紹介されている。そして、当時の一般社会の風俗や習慣を肌に感じることができる。なかには知らないことも多くあって、目から鱗が落ちることもしばしば。たとえば、富士山の中腹にある「馬返し」。これは急坂で馬が登れないという意味と思っていたが、実はこれ以上は神聖な場所なので、馬を入れてはいけないという意味だという。 p また、長岡氏の訳の上手さ(日本語文法上の誤りは散見されるが)と日本語の美しさにも注目したい。上品に愛情込めて書かれた(に違いない)ポンティング氏の文章の雰囲気が訳文にも活き活きと写されている。


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通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:4,671位  
カスタマーレビュー数:4

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おもしろい、、、
 わたしもイラストレーターのはしくれだが、わたしはfai y専門 香川先生はロマンの世界。 わたしはとくに古代物,紀元物、宇宙物が大好きなので、とても興味深く たのしみました。アトランティスの謎もとけそうな予感すらしました。  とくに大型本なので、細部までわかりおまけに隠し絵までついていてよろこんで 探してみました。一冊で二度おいしいなんかのCMみたいですが、二度どころか 三度たのしめました。 淡い色ずかいとシャープな部分と流石だなと思いました。表紙からすでに 読み物として完成されていてとても良い構成です。  ぜひ一読推薦いたします。
面白いですねぇ
「時の迷路」も面白かったですが、こちらも面白いですね。文明というモチーフがはっきりしている分、「時の迷路」よりも絵が面白いと思いました。隠し絵が特に良いですねぇ。 小学1年の娘と一緒に、楽しんでしまいました。 お薦めです。
すごく楽しめます。
この人のもう一冊の本「時の迷路」を買って、その面白さに親子ではまって、謎解きも終わってしまったので、こちらを購入しました。 そしたら、こっちの迷路の方がずっと面白く、幼稚園の息子はいつもこの本ばかり見ています。 よく練られた緻密な構成で、イラストがとてもきれい。ページをめくるたびに、まるっきり違う雰囲気になっているので、まだ字が読めないような子供でも、世界旅行をしているような感覚になっているのでは。 いろいろなものを見つけては喜んでます。 時代考証もしっかりされているようなので、これで世界史の勉強が少しだけ出来たらいいな思います。 だからといって押し付けがましいところは何もなく、遊び心満載の内容です。 この本を購入された人は、他にも購入したいと思うと思います。 だからまず日本史の勉強のつもりで「時の迷宮」を楽しんでから、こちらを購入される事をお勧めします。 (イラストはとてもきれいですが、どうしても日本史という設定上、文明の迷路よりはページの雰囲気が似通ってしまうかも。) ただ、時の迷宮も、この本同様とてもイラストがきれいで緻密で、十分楽しめますよ。 とにかくお勧めです。
お楽しみをかくして歴史も遊びで近づける。
時の迷路と同じコンセプト。 世界の歴史黎明編。 小学校一年の息子が寝る前に何度も繰り返し読んでます。 迷路を解いただけでは終わらない、 隠し持ってる謎を楽しめるようです。 小さい子から謎とき大好きな大人まで楽しめると思います。


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カスタマーレビュー数:43

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白洲次郎をいろんな側面から見ることができます
本書は白洲次郎の夫人である白洲正子さんの要望により書かれた本であるため、白洲正子さんのコメントが多く、他の本よりも素顔の白洲次郎に近いもののように感じました。 関係者に対してもよく取材されており、当時の様子というのが伝わってきます。 読んでいて、リアリティを感じるものでした。 特に第一章の辰巳栄一氏との関わりの部分は非常に興味深く読めました。 内容としては多少時系列でないところもあり、ある程度の歴史的背景を知った上で呼んだ方がいいと思います。
まさに風の男白洲次郎!!
マッカーサーを叱りつけた話や、国連加盟の演説を日本語に直させた というエピソードが有名だが、白洲次郎にとっては 数々のエピソードの末端に過ぎない。 それくらい白洲次郎の生き方は豪胆であり、ユーモラスである。 「プリミティブな正義感」「カントリージェントル」など 青年時代をイギリスで過ごした彼は、 日本人でありながら、日本人を超えている。 戦前は近衛文麿の政治グループとして避戦、終戦に活動し、 戦後は吉田茂と共にGHQとの折衝にわたるなど、 政治家でもない彼が、歴史に与えた影響は大きい。 軽井沢のゴルフ倶楽部の理事長として、時の総理といえども 勝手をゆるさなかった姿は、とても快活である。
本物のかっこよさ。
白洲正子への興味から、白洲次郎を知りました。 写真が多いタイプの本で、何となく人物を知ったのですが興味深く 本書を手に取りました。 政治に疎い私でも、彼が戦後復興に大きく貢献したことは読み取れました。 しかも自分が前に出るというよりは、サポート役として、 まさに日本経済成長の立役者と言えるのではないでしょうか。 OLやってる私にもっともわかりやすかったのは、東北電力会長時代のエピソード。 まだ昭和二十年代後半の時期に、 ・オフィスの禁煙→喫煙者は喫煙室へ ・女子のお茶くみ禁止→飲みたい者は自分で を徹底させたというのだから驚き!! こんな素敵な上司のもとで仕事できた人たちはさぞかし幸せだったと思います。 また白洲次郎、最期の京都でのエピソードも母性本能をくすぐるもので、 本当に男として理想だな〜とベタボレです。
本当のSTATEMAN
白州次郎のことは以前から気になっていたのだが、なかなかその関係の本を読むことがなく、やっと本書を読み、もっと早く読むべきだったと思う。日本の戦後の在り方に重要な形で かかわりながらも、いわゆる学校で習う歴史では出てこない。 昨今の日本の各界の指導者の質の問題を考えるにあたり、この様な本当の意味のSTATEMANが 日本人としていたことをもっとよく考えるべきであり、将来の指導者を育成する日本の教育の あり方の問題としても考えるべきだと思う。単なる裕福な少年ではない人格形成がどの様な形でなされたのか、白州次郎に対する興味はつきない。
爽快!
権力者に屈せず物事の筋を通し自説を曲げない...。 これだけだと、ただの煙ったい人なんでしょうが、これを補って余りある人間味が有ったのでしょうね。 裕福な家に生まれ何不自由なく暮らし、限られたものしか海外に行けなかった大正から昭和初期に掛け、イギリスに留学し、しかも留学先でも車を2台所有しており、恵まれているがゆえに、単なる傍若無人の「どら息子」で終わっても不思議ではありません。 留学中にロビン・ビングと出会い、交流を深めたことが、白洲次郎の独特の世界観、物事を見通す眼、人格形成に大きく影響したのではないかと思います。 白洲次郎が爽やかだったからなのでしょうが、読み終えた後の爽快感が何とも言えず心地よいです。 更に白洲次郎のことが知りたくなりました。


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カスタマーレビュー数:66

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小説で初めて号泣しました
小説を読んで号泣したのは初めてでした。幕末の、政治も人の心も明日はどこに向かうのか混乱を極める中、その只中にあってひたすら己の信じる義にのみ戦い、死んだ人の話です。あまりにも切なくて、美しい生き様にとにかく涙が止まりませんでした。当時、吉村と共にあった人が語り部となり、聞き手に語りかけてくるという進め方が、より吉村の人物像を立体的なものにしていくます。
幕末を皮膚感覚で感じたい人に
とんでもない名作です。次代に読みつがれるのではないでしょうか。貧しさに立ち向かい、家族を養うため、南部藩を脱藩してまで新撰組に加入し、給金をすべて送金し家族愛を貫いた文部両道の士、吉村貫一郎の生き様を柱とする幕末時代小説。かつて吉村にかかわった人(たとえば斉藤一)に大正期に語らせるスタイルにより、我々の生きている時代からさほど遠くないところに幕末をうかび上がらせることに成功しています。ひとつの時代や一人の人について多くの人に語らせることにより、当時の様子が重層的に浮かび上がってき、読者に忘れがたい印象を残します。作者が紡ぎだし連ねていく一つ一つの言葉は、叙情の中にも気迫がこもっており、読者の心をひきつける力があります。幕末に起きた途方もない出来事と、それを経験した人の思いが、実際にこのようであったのだと読者に心から確信させるだけの圧倒的なものをこの著作は持っています。幕末を皮膚感覚で感じたい人に、それに極めて近いものを提供してくれるのがこの作品です。多くの人にとって忘れがたい大切な作品になるのではないでしょうか。
浅田次郎、会心の一作(かな?)
「きんぴか」「プリズンホテル」「極道放浪記」「鉄道員」「地下鉄に乗って」ときて、次に手にしたのがこの「壬生義士伝」だった。 いろんな人間の手垢が付きまくった「新撰組」というテーマ。 浅田次郎は吉村貫一郎という、南部藩の貧しい家族を食わせるために脱藩し、新撰組となり、 人を切ることで見栄も外聞もなく銭をかき集め、故郷に送金する、 ものすごく格好悪いが、心優しいサムライを登場させることで、彼の「新撰組」を編み出した。 吉村の家族、親友にして藩の上役、そして壬生浪人(みぶろ)、尊皇攘夷派の面々・・、 幕末という吉村が生きる抜き差しならぬ武士の世の中で、 それらとは到底相容れない親子愛、家族愛、友人愛という矛盾、 言い換えればこの時代の武士が己に問いかけてはならない、 『裸の、一個の、身分など関係ない、人間としての正しい道』という矛盾を激突させる。 その激突は、必然的に溶鉱炉のように真っ赤に煮えたぎり、読者の感情を揺さぶる。 大阪南部藩屋敷で、親友であった大野次郎右衛門から切腹を申し渡され、 部屋一面血の海と化して、貫一郎が静かに死ぬ場面でピークに達し、息子の五稜郭での死でさらに涙を誘う。 この小説の最後の部分には大野次郎右衛門から、藩に一連の状況を報告する候文が書かれているが、 この時代にその概念としてさえ存在しない「人間正義」という矛盾した四文字に、 この小説が数多くの男たちを泣かせる秘密が凝縮されているのではないだろうか。 「男を泣かせる小説を書く男」---浅田次郎、会心の一作・・・かな?。 候文で終わるこのやり方は遠藤周作「沈黙」にそっくり。
流石です。
 新撰組を扱った作品は山のようにある。  本書のおもしろい点は主人公が新撰組隊士としてメジャーなキャラクターではないという事。 一見格好悪いその主人公が実に良い。 格好悪さ、悲しさを背負った人間を描かせたら浅田次郎、である。      流石に上手いのである。 「情」という日本人独特な感情をエンターテイメントとして 描き切れる希有な作家である。  そして、主人公である吉村貫一朗を時代が下ってから、 周囲に居た人物が思い出しながら語るという筋運びが面白い。 幕末に生まれた人でも、長生きなら昭和初期まで存命していた。 そんな人間が思い出として語る事で、遠い「幕末」が一段身近に感じられ、 物語のリアリティーも一段増すのであった。  時代物、幕末物、人情物、そして浅田次郎物として十二分にお勧め出来る作品です!
文句なく薦める
久々に☆5つを付ける書物を手に取ることができました。 浅田次郎は、旨い作者だと言うことでかえって距離を置いてしまっていましたが、この話は、単純な旨い、と言う言葉で置くには申し訳ないような、奥の深い重厚なものでありました。 ついぞなかった、小説で涙を流す。 いやぁ、驚いたなぁ。こんな話があるとは。 詳しくは http: cat-c adle.ai -nifty.com cats_c adle 2006 04 post_81d3.html



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くちコミ情報
0から始める方に‥‥
1巻と2巻買ったんですが 2巻から読み始めると さっぱりわかりません サブノートの使い方も わかりにくいし… 他の参考書と ちゃんと比べて買った方が いいです(・ω・`*)
かなりの良書。
参考書として、主に流れるを掴む用途で使う部類の中ではすごくいいものだと思います。また面白く進めるという点もプラス。いい仕事してます。
日本史の参考書ではNo.1
本書は,解説形式の日本史Bの参考書です。受験にも学校でのテスト対策にも使用できます。日本史Bの参考書の中ではNo.1です。  原始〜古代については,どこまで問われるのか,曖昧になりがちなポイントなどをついて,分かりやすく説明されています。暗記ポイントも要点を突いており,受験生にとって注意が必要なポイントがしっかり押さえられています。  自分の生徒にこの本を薦める前に,本当に出題されているのかチェックしたのですが,驚いたことに,入試問題でも本書の内容が本当にそのまま出題されており,「超難問」,本番では「捨てても合格ラインに乗れる」,あるいは「類推するしかない」系統に属する問題以外はほぼ完璧でした。  シリーズで5冊もありますので時間はやはりかかりますが,本書を終えれば,ほぼ全ての大学には対応できます。一部,特殊な傾向の大学でも,これをしっかりやっておけば,あとはその大学専用の対策をすることで間に合うでしょう。2次で長文記述を課す難関国公立大では,一部記述の対策が必要になるかもしれませんが,その土台の部分は本書で固められます。  高1〜2年から受験生まで,あらゆる学習者に応えてくれる素晴らしい本です。
分かりやすい
日本史をやるならこの本を読めば、流れがスムースに分かりやすいです。日本史のバイブル
日本史の「流れ」はこれで決まり
河合塾の有名日本史講師、石川晶康氏の講義をそのままの形でまとめた参考書。 受験範囲での日本史の勉強で全体の流れを把握する分野においては 現在存在する日本史の参考書の中でも最も有効な一冊である。 この本は「実況中継」の名の通り、文体が全て話し言葉になっており、 歴史的な出来事を一つ解説するにも その背景や因果関係、全体を通しての一連の流れなどを 詳しく解説しているため非常に理解しやすい。 これを何度も通読し、自分流のまとめサブノートを作成すれば「流れ」は完璧。 後は一問一答などの参考書で「暗記」部分を固めれば 受験でも良い結果を残せるだろう。


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食わず嫌いせずに読むべし
いわずとしれた福沢諭吉翁の自伝。大学時代には何かこう敬遠して読めなかったが、社会人生活も長くなりふと手に取ったところ、ようやく完読を実現し、「宿題」を終えたような気分。それにしても、このからっとした爽やな読後感はどうだ。この一書から学ぶべき第一は、何物にも囚われない自主自立の精神の大切さであろう。私も幕末から明治時代に生まれて、彼のように自由に生きたかった。
一つの人生で二つの時代を生きた「良識の大家」
若い人には是非読んでもらいたい。一つの人生で二つの時代を生きた「良識の大家」福沢諭吉の精神の平衡力に脱帽。内容が痛快、読んでいて素直に楽しい本でもあります。一万円札になった理由は・・・本人が知ったら悲しみますよね。"
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なにやら学園物を読んでいるようにも見える自伝であるが、古典・一次史料本としても貴重 な本。著者の適塾時代は、将に現代の学園物とも見えるし、漫画家手塚治虫のご先祖である 手塚良庵の間抜けなエピソードは、まず本書と同時に手塚治虫の「陽だまりの樹」も読んで 頂くとなおおもしろい! 只の青春期だけではなく、幕末の機危機の時代に幕臣達がどう対応したのか?福沢の冷めた 目で見た幕府キャリア達が右往左往する様と、それを横目で「我関知せず」を貫き、時代の 傍観者の目で眺めた福沢の門閥に対する皮肉な視点。そして当時の攘夷派に対する毒舌など 次の時代の主は俺たち洋学者という自負(ある意味ゴーマニズムに通じるが)が見れる。 自分が一番笑ったのが、咸臨丸で日本に帰還するときに、アメリカの娘さんとツーショット の写真を撮っておいてそれを仲間に秘密にしておいて、後に全員に自慢する茶目っ気たっぷり な話。本当にマンガのような世界である。是非読めれたし!
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福沢諭吉の自伝。幕末〜明治への時代の変革時に青春を送った彼の物語は一言でいって「痛快」である。時代の変革時には彼のような、いわば「異端児」が現れて時代を作っていくのであろう。その異端ぶりが現代にも通じる、いわば青春の勢いなのである。その青春を感じることができる時代、つまり中学生/高校生時代に読むことをお勧めする。きっと読者の人生に一つの指針を与えてくれる名著です。お札の顔になってすましてますがとんでもない、人生を濃く生きた一人の「男」の物語です。


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哲人皇帝の失敗
名前だけは世界史の授業で記憶していたマルクス・アウレリウスだがここまで病弱な体の持ち主だったとは初めて知った。明らかに戦争向きではない内向的な性格だったが皇帝の責任というものを全身で受け止め前線に立ち続け、ローマ皇帝としては初めて戦場で亡くなる皇帝となる。が、後継者選びがまずかった・・・ カエサルは当時18歳でしかなかったアウグストゥスを次期後継者に指名して更にローマ帝国を発展させたが、マルクスは実の息子コモドゥウスの平凡さを見抜けなかった。ローマへの険しい道のりを早馬で駆けてきた前線の軍団長への返書が常に「ごきげんよう」のみでは人心も離れて当然だ。暗殺の経緯が明らかになっていないのが残念だが暗殺されるべくして暗殺された皇帝であり、正統性を争っての内乱へと突入していく。
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 五賢帝の時代が終わり、ローマが衰退していく時代を描いた「終わりの始まり」の三巻組の真ん中の巻です。  本人自体は哲人皇帝として本当は戦争嫌いでいながらも、一生のうちの後半生はずっと戦陣の中で暮らさざるを得なかったマルクス・アウレリウス。ようやくと地の果てからやってくる新たなゲルマン民族との闘いに終止符を打とうとしたときには、彼にはもう残された時間がありませんでした。皇帝が死んだものと勘違いして勝手に即位した東方の司令官の反乱にも打ち勝ち、遠ゲルマン民族をも退け、息子のコモドゥスを皇帝にした後、彼は病によって死を迎えます。  まるで三国志の劉備が枕頭に孔明を読んで遺児となる劉禅を託したように、長きに渡るマルクスの治世の理解者である頼りになる将軍や・政策実行官僚に息子コモドゥスの事を託して逝ったマルクス(そしてそれに応えて息子に忠誠を誓い続けてくれた将軍)でしたが、まさか彼自身も息子がここまで出来が悪く後世に愚帝と呼ばれることになるとは思いもしなかったのではないでしょうか。  息子コモドゥスは、勝ち戦であったとはいえ、即位後すぐにダキア戦役での戦線を停止、ゲルマン部族たちと調停をなし戦争を集結させてしまいます。当時の情勢からいえば、この時に徹底的にルーマニア辺りまでを属州にしていればその後のローマの崩壊を遅らせたのではないかと考えられますが、その戦争を手打ちにしてローマの都に戻ります。そして、、、政務にあまり関心は示さないながらも一応皇帝としての職務につきますが、2年後、姉のルチッラによる暗殺未遂を受けてからは完全に政治に対して投げやりになってしまいます。自分の部屋付きの解放奴隷に政治を丸投げし てしまったり、自身が剣闘士として闘技場に出たりと皇帝にあるまじき事をしつくします。そして、最後の最後には愛妾とこれまた部屋づきの召使いに暗殺されてしまいます。  始まりから終わりまで、皇帝にふさわしくないことづくしの僅か12年の在位で彼はその生涯を終えました。  死後も、彼は元老院から記録抹殺刑という大変不名誉な刑を受けました。これによって、彼は肖像のすべてを打ち壊され、碑文等から名前を抹消されました。まさに、ローマ凋落の幕開けを予想させる皇帝でした。ローマ通史の「ローマ人の物語」も終盤に向かっています。
こういう物を待っていた。
昔、私が学生時代には、日本人向けにわかりやすく、ローマ史の一部として系統立てて著した著作を探したのだが、書店では皆無だった。 カエサルやアウグストゥスの名前は知っていても、彼らをモデルに描かれた小説すら見つけ出すことは困難だった。 その後、そのことを忘れかけた頃、この作品が世に出た。 手に取ってみると、わかりやすく、大変楽しめた。 これら、ギリシャ・ローマという、西洋世界ほどには日本人になじみがなかったものを、よくぞ、ここまでわかりやすく書いてくれたと思う。 こういう物を待っていたんだと。


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内乱期ではあるが人材の宝庫を感じさせる
皇帝コモドゥスが暗殺された後、帝国は内乱へと突入していくが、それでもなをバラエティ豊かな人材による群雄割拠ぶりは読んでいてわくわくしてくる。 しかもエリートと軍人たたき上げが混ざり合っていることで、余計ローマ帝国の人材登用と実力主義によるチャンスがあった国かがわかって面白い。 結局皇帝となったセヴェルスが死に際に「私はすべてやってきた。ただそれもいまとなっては何の意味も無い」といったのが興味深い。早くも自分の作り上げた皇統の終焉を見ていたのかもしれない。 弟を殺し全ての肖像の顔を削り取らせた兄カラカラの怨念すら感じる。
日本人必読の書。
明治以降、日本人は、脱亜入欧というスローガンを掲げてきたわけだが、その是非は置くとして、それを掲げる以上は、最低、「ギリシャ・ローマ」と「聖書」くらいは(入信しないまでも)理解しておくべきではなかったか・・・というのが、常々の私の考えであった。 ただ、聖書はともかく、ヨーロッパ文明の基礎となった「ギリシャ・ローマ文明」については、これを、きちんと、系統立てて、しかも、基礎知識がない日本人にもわかるように詳述した良書は皆無であったのである。 そこへ、この本が出た。 読んでみると、読みやすいし、わかりやすい。 日本人は、必ずしも、欧米に同化する必要はないが、この書は必読の書であると思われる。


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くちコミ情報
偏った歴史本。印象操作。
非常に良く書けていて素晴らしいです。 図解を使って、大学生の自分にも非常によく理解できます。 しかし、日本と中国朝鮮の関係する歴史になると、明らかに「嘘、偏り」が混ざっています。 なぜ「嘘、偏り」が混ざっているのか、それは皆様のご想像でお任せします。 1:フビライ(元)は日本に「修好を求める国書を送った。鎌倉幕府がそれを断った」とありますが、これは嘘。→日本に「中国(元)の属国になり、朝貢しろ!と脅迫した」が正解。もちろん鎌倉幕府は拒否。 中国(元)の人質である高麗の王子が、フビライをそそのかして「文永、弘安の役」が始まったのです。この戦争の主力は元軍ではなく高麗軍です。 2:国際的な非難を浴びた「南京事件」?これ中国共産党の捏造事件