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   歴史・地理 の売れ筋最新ランキング   [2008年05月17日 09時44分]
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たったひとつのたからもの
加藤 浩美(著)  
¥ 1,470(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:6,785位  
カスタマーレビュー数:63

くちコミ情報
おすすめです。
数年前CMで話題となり、ドラマ化もされたのでご存じのかたも多いかもしれません。 お母様が撮影された秋雪くんの写真は本当に表情豊かで、病気で辛いときももちろんあったのだと思いますが、それ以上に幸せだったんだろうなということが伝わってきます。 一日一日を大切に、好きな人と一緒にいられるだけで十分に幸せなんだ。ということを教えてもらえた気がします。 おすすめです。
死生観を知りました
秋雪君とご両親から、死生観を改めて知らされました。心から感謝致します。自分の子供達をはじめ、大切な人たちに配って回りたい「たからもの」です。
優しく見つめる親の視線
この本で描かれている秋雪くんは、結果的に短い人生で終わってしまうのですが、そこに至るまでの親の視線を丁寧につづった本です。与えられた命が短いと分かった時、我々はどう対応して良いのか、正直分からないのが普通だと思います。その分からないことに如何に対応しかが分かるだけでも価値があります。そして、対価を求めない愛情にこそ、共感を覚えるのだと思います。 自分の子が、まさに秋雪くんと同じ状況に置かれている今、私も惜しみない愛情を注ぎたいと思っています。
秋雪くんが残してくれたもの
この本は図書館で借りまくり、今日手にしました。 ドラマでは加藤さん夫妻を松田聖子さんと船越栄一郎さんが演じていました。 加藤さんが撮影した秋雪くんの写真が有名になるきっかけが日本テレビで巨人戦限定で流されていた小田和正さんの歌声が印象的な明治生命のCMでした。反響が大きかったため、インターネットで見た人も多いと思います。(私もそうでした) 別れた主人の弟が自閉症で、彼曰く「母親がいないと死んでしまう」という言葉を聞いて衝撃を受けたことがありました。 今はケータイやデジカメが主流ですが、フイルムという形の残るもので秋雪くんを取り続けた浩美さんには頭が下がります。 最後の「人の幸せは命の長さではない」に大同感。小学6年生のときに幼馴染が脳腫瘍で亡くなりました。わずか14歳でした。この言葉の重さを強く受け止めたいです。
CM見て涙した人居ませんか?
表紙の写真に見覚えがありませんか? 明治生命のCMで、何枚かの写真が小田和正さんの歌に合わせて画面に映ります。  あなたに会えて ほんとうに よかった  うれしくて うれしくて  言葉にできない 歌と写真に写っているお父さん、その写真を撮ったお母さんの気持ちが凄く伝わってきて、涙が溢れてきた覚えがあります。 その写真を撮った親御さんと、生まれて一歳の誕生日は迎えられないだろうと宣告された息子さんとの一緒に生きた証の本です。 明日を迎えることが出来ること自体、自分は当たり前の様に思ってしまってました。 でも、このご家族にとっては奇跡の連続でした。 ダウン症・重い心臓障害を持って生まれ、余命一年と宣告され・・・・でも6歳まで一生懸命生きて・・・・ 沢山の笑顔をくれた秋雪君。 沢山の写真が、秋雪君とご両親の気持ちを語ってくれます。 是非読んで欲しい一冊です。


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北方 謙三(著)  
¥ 680(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:4,197位  
カスタマーレビュー数:16

くちコミ情報
「男はこう生きねば!」と雄々しい気持ちにさせられる小説
日本では全く知られていない「楊家将」だが、中国では「三国志」「水滸伝」と並び民衆から絶大な人気を博している物語。ただ原典(楊家将演義)の出来がイマイチなため、中国では文学というより京劇の人気演目と位置づけられている。 さてこの“北方版”楊家将。宋の軍人として戦いに散った楊業一族を主役に据えた以外はほぼ原典から逸脱、その点では張飛を妻帯させるなどした北方版「三国志」同様、掟破りの北方ワールドが炸裂している。という訳で、本作を読んだだけで中国人と「楊家将」を論じたりすると、話が噛み合わないから要注意。 絶対的に頼れる武将の父親と個性豊かな七人の息子、一族を取り巻く一癖も二癖もある武官・文官、さらには敵国の武将に至るまで全てのキャラがしっかりと立っており、「そうだ、男はこう生きねば」と雄々しい気持ちにさせられてしまう小説だ。
人間ドラマとしても楽しめます。
楊家の武将(楊業とその息子達)の戦いが描かれた物語。 読み始めるとすぐに夢中になり、あっという間に 読み終わってしまいました。 戦闘シーンの臨場感ももちろんですが、 楊業とその息子七人だけでなく登場人物それぞれに 個性があり、人間ドラマとしても楽しめます。 本書の途中から強力な敵将(ライバル)が登場し、 ますます面白くなってきます。 下巻ではどういう戦いになるのか?など、 上巻を読むと、急いで下巻を読みたくなるのは必至です。
報われない軍人だが、誇りに殉ずる姿に感動
「水滸伝」の時代から百年くらい昔。  再び中国が群雄割拠の時代になっていた時代の終わり頃、中国には、北の巨大国家・遼、中原を支配する宋、そしてその間に挟まれた北漢の三つの国がありました。この中で一番小さく、二大国に挟まれていたのが北漢で、その中で国の独立を守るために最強の軍隊を養っていたのが将軍の楊業ひきいる楊家軍でした。  楊家軍は父である楊業を筆頭に七人の息子たちがそれぞれ一軍を率いる武将となり、圧倒的な戦闘力を誇り、その強さは全土を見渡しても匹敵するものがないとまで言われていました。しかし、力のありすぎる事が北漢の宮廷の反発と猜疑心を生み、いつも戦闘では厳しいところにまわされ、平時の扱いもいいものではありませんでした。いつか力を帝に向けるのではないかという恐れからの扱いでした。しかし、それでも楊業は一武人として軍人は戦をするだけで政治に口を挟まないことをよしとして命じられた戦いだけをもくもくとこなしていました。  その彼らに転機をもたらしたのは、宋の帝の親征でした。国防のために、圧倒的に少ない陣容で彼らに正面からぶつかりながら補給が受けられず援軍もこない楊家軍。ここに目をつけた宋の帝がからめ手でせめてきます。これに乗ってしまった北漢の帝はついに自らの切り札である楊業の首を取ることを決意、罠で楊業を追い込みます。ことここにいたって、楊家軍は北漢に残ることを断念。宋に帰順します。これにより戦況は一転。北漢は宋に滅亡させられます。  しかし、これは宋と遼の激しい戦いの始まりに過ぎなかったのです。。  ということで、楊業とその息子達の激しい戦いを描いた楊家将。  これ、中国では三国志や水滸伝と並んで、「水戸黄門」くらい誰でも知っている英雄物語らしいのですが、自分にとっては初めて知る物語でした。一族全員が武将として達人の域で個人戦や用兵戦までやってしまうという無茶苦茶さ。でも、それがある程度史実だというからさすがに中国は広いというしかありません。その彼らが、外様としてついた宋の文官や武官の対立に巻き込まれながらも、今度は遼との戦闘で前面に立つのですから、さらに激しい戦いにならないわけはありません。あとは読んでのお楽しみですが、とにかく熱い物語です。
原作の「楊家将演義」と内容が違いますが・・・
おもしろいです。 原作の「楊家将演義」と本作「楊家将」と大きな違いは、 ・楊延順(八郎)が出ていない(原作では遼軍の味方)。 ・佘賽花(しゃさいか)が楊延昭(六郎)より先に死ぬ。 *原作では、楊延昭(六郎)亡き後、楊家を再興する人物。 そんな、こまかいことを抜きにして、楽しめる傑作と思います。
楊家将-(上・下)・・・長編歴史大作の序章
北方謙三氏の「楊家将」「血涙-新楊家将」「水滸伝」は一連の流れでつながっていると言ってよい。 このうちの「楊家将」はその始まりを担う作品である。 舞台は10世紀末の中国は北漢と宋の時代。 北漢の軍閥の楊家を率いる楊業とその七人の息子達は、北漢の末路を見据えて敵国の 宋に帰順する。 大国の宋は楊家一族を得て、かつて宋の一部であった燕雲十六州を奪回しようとする。 一方その燕雲十六州を有する北の異民族の国である遼は、幼い帝を蕭太后が支えて 肥沃な土地である宋に南進しようと窺っていた。 宋の有する最強の騎馬軍団楊家軍と、遼の有する最強の騎馬軍団耶律休哥軍との 戦いを中心に取り上げた北方謙三の男臭い作品となっている。 中でも両軍の戦闘シーンは息をつかせぬ速いタッチで描かれており、馬さばき・武器さばき・ 敵との立会い等とても文章のみで書かれているとは思えぬ精度である。 この両軍の戦いは、続編の「血涙-新楊家将」へと続いてゆく。


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¥ 760(税込)
通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー数:9

くちコミ情報
面白い
確かに平易な文で書かれていますし、 基本的なことから説明していますが入門本ではありません。 なかなか深いところまで説明されています。 池上氏の書かれた本の中では、 相当深いところまで説明しているのではないでしょうか。 読み応えがあります。 学校で習ったこと。知識として知ってること。 聞いたことあるなぁってことが、リアルに描かれている本です。 是非一度読んでみてください。 ちなみに、本当の本当に基礎が知りたい方は、同氏の著書、 「これで世の中わかる!ニュースの基礎の基礎」がお勧めです。
現代史がわかりやすく網羅され、とにかく素晴らしい書。
池上彰氏は文章も話の内容もわかりやすくとても好感が持てるが、この現代史シリーズも素晴らしい。殆ど同時期に戦後の現代史を経験し知っていても、詳細については知らない、うやむやな知識、忘れた、こういう現代史の重要事項の総整理になった。ましてや世界史の授業で第二次世界大戦で時間切れ、そもそも授業でやらずに卒業してしまった今の大人、新聞も本も読まず、全く勉強しない学生、その他現代史についての知識・教養の無い人はとにかく一度読んでみるべきである。学校の教師もここまで学校で教えられなければ、本書とパート2を課題として与え、生徒に読ませるべきである。まずはここに書かれたことを整理し知っておくことで十分である。今後も是非いろいろな企画を期待する。
現代史入門に最適。
全く知識がないところから読みましたが、本当に丁寧に説明してくれ、時系列も解りやすくまとめられているため、非常に読みやすい本でした。 この本を読んでから新聞を読むと理解の度合いがかなり変わると思います。 アジア・ヨーロッパ・中東を中心にまとめられているのが特徴で、その地域の現代史入門には最適だと思いました。
「現代史教科書」
本書は、現代史を学ぶには、理想的な「教科書」だと思います。 イデオロギーに左右されない、静かな「口調」で書かれています。中高生にも分かるような、平易な文章で、読みやすい記述です。 現代史は、中高では、時間切れもあり、中途半端で終わってしまいます。また、歴史的評価が定まらず、学校では学びにくいものでもあるのでしょう。 本書を読みながら「そうだったのか!」とうなずくところがたくさんありました。 ニュースなどのメディアを通して知っている現代史が、いかに表面的であるか、一方的な見方であるのかが、よく分かります。 その中でも、中国について、東南アジアについては、大いに勉強になりました。
冷戦をふりかえる現代世界史よみやすい
良かった点 1◎各章はじめに風刺画、イメージ鷲づかみ 2◎基礎おさらいしながら読める、用語、重要人物のコラム 3◎中国に関する5・9・14章が特に興味ひいた 4◎資料が多彩、写真、演説文、地図などベル壁のイラストが良い! 5◎ニュースのルーツたどり方がわかる、なぜ台湾は親日か?等 イマイチな点 1▲教科書めざすなら巻末年表ほしかった 2▲日本人が全然登場しない(角栄の訪中、岡本公三、ロンやす等でない 3▲経済の章でプラザ合意→バブル解説がない、致命的論点もれ 4▲アジア情勢もう少し知りたかった(ASEAN、スハルトODA、核保有イン・パ、核流出パ→北 5▲復習材料が乏しい 例えば詳細な目次や年表一覧を眺めながら、比較して考えたりできない。 策引・目次が貧弱。もう一度あの箇所しらべたいという時ふべん。 PS●切手でふりかえる冷戦→『反米の世界史』講談 一次大戦まで遡るなら→『世界最新王室マップ』新潮の第二部


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カスタマーレビュー数:6

くちコミ情報
さて第二巻は…
清朝末期を題材に西太后、李鴻章など歴史上の人物と、 浅田次郎の創作である主人公・春児(チュンル)と文秀(ウェンシュウ)が 登場する歴史小説ですが、第二巻は舞台がいよいよ「紫禁城」へ移ります。 同郷の春児(チュンル)と文秀(ウェンシュウ)は歩む道は違えど、 舞台を同じくする者同士です。 小説自体は創作なのですが、歴史的事件や事実はそのままなので、 当時の時代背景などの勉強にもなります。 特に日清戦争が日本と清朝との戦争ではなく、 日本と李鴻章の私兵とのいざこざであったこと、さらには 戦争の舞台が中国本土ではなく朝鮮半島であったことなどは 面白いところだと思います。 第一巻の見所は科挙試験の様子と宦官の製造方法でありましたが、 登場人物も増える第二巻では、やはりそれぞれの登場人物の絡み、 繰り広げられる政治絵巻が見所だと言えるでしょう。 ちなみにこの小説の親切なところは、登場人物を見失わないように 各巻に付属の栞(しおり)に人物説明が載っているので、忘れたら いちいち確認しながら読めるところでしょう。
か弱い女性として描かれる西太后
 清朝末期時代を描いた歴史小説の第2巻。  この物語の主要人物である西太后が、まず権力の頂点で横暴にふるまう人物として登場しました。  公式の政治の世界で非情な最高権力者として振舞うことはもちろんですが、後宮でも、やれ饅頭に羽虫が入っていたといっては料理長の足を折って紫禁城から追放し、やれ芝居の演技が下手だといっては御前役者を棒叩きにします。そのためにこん棒を持った「散差」という役人が、いつも待機しているありさまです。  一方で西太后には偉大な清朝第六代皇帝の霊と対話する力があり、外国に蚕食される中国の舵取りを「おじいちゃん(乾隆帝)」に相談するという、か弱い女性としての側面も持っていました。  乾隆帝の霊は言います。   「天下に帝位なるものの続く限り、民は救われぬ。真の平和は民の力に    よって初めて実現するものだからの」  西太后は帝政にピリオドを打つ苦しみ耐えることを期待され、「ずるいよ、おじいちゃん」と泣き崩れます。  本書の主人公文秀と春児は、第1巻で占い師から将来の栄達を予言されました。第2巻で再び登場した占い師が、実は春児には昴の宿星など無かったことを明かしました。家族もろとも飢え死にする卦が出ていましたが、あまりに不憫になった占い師が、掟を破って偽りの卦を伝えたというのです。  その占いを信じた春児は、飢え死にすることなく、奇跡的なめぐり会いを経て西太后にお目通りできるまでに出世した宦官になりました。占い師は言います。   わしは信じたいのじゃよ。この世の中には本当に、日月星辰を動かす   ことのできる人間のいることを。自らの運命を自らの手で拓き、あら   ゆる艱難に打ち克ち、風雪によく耐え、天意なくして幸福を掴み取る   者のいることをな  崩れゆく清朝の政治の舞台で、主人公たちにどんな運命が待っているのか。  ……第3巻に続きます。
西太后と紫禁城
西太后とはどんな人だったのだろうか。そして中国皇帝の権力とは以下ほどのものであったか。西太后については、とかく化け物のような喧伝がなされておりすこぶるイメージは悪い。しかしどうも中国王朝文化の習慣が理解出来ない当時の列強諸国がプロパガンダとして用いたイメージのようである。中華思想とは宇宙の真ん中という意味でその最大権力者が中国皇帝である。西太后は、権力を私物化するために政敵の命を奪っていった非道の人なのか、それとも清朝末期、蹂躙される中国を支えるつわものであったのか。西太后の「人」に迫ってゆく第2巻であった。春児がついに西太后にお目通りする名場面もあり、一気に読み進められた。中国への思いが高まること請け合い。中国に関心のある方にはお勧め。
若き力が世を動かす
 西太后を中心に回る清の末期  その権力の前に、誰もが沈黙する。  しかし、西太后は決して悪ではない。 p  善かもしれなかった。  西太后側につく春児。  その対極につく親友梁文秀 p  清で一番の近代的な軍隊である北洋軍の李鴻章。 p  勢力が割拠しつつ、世の中を変えようとする若き力  が活躍を始める。 p  王逸と梁文秀と順桂のそれぞれの動きと春児の活躍  3巻が楽しみになる展開です。
宿星が人を導くのか、人は宿星をもゆり動かすのか…
シリーズ2巻目。主人公たちが中央に出て行くに伴い、西太后や李鴻章、袁世凱など有名どころが登場、役者が揃ってきました。大清帝国の末期、それぞれがそれぞれの天命と思惑でこの国を動かしていますが…西太后をこんな風に解釈するとは!!  今までの中国史のイメージからはなかなか想像のつかないことですが、己の天命に対する苦悩が、彼女の底知れぬ恐ろしさを際立たせることになっていきます。 p 歴史的人物である脇役たちに囲まれ、主人公たちの未来はどうなるのか、そして龍玉の行方は…ということで、第三巻も読み続けます。


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バスの旅の始まり
この巻から本格的なバスの旅が始まります。 今までの滞在型の旅から移動を中心とした旅に変わったように感じました。 パキスタン、アフガニスタン、イランと移動して行きますが、特に今は行くことすら難しいアフガニスタンの部分は興味深く読めました。 また、それぞれの国の雰囲気の違いが伝わってきました。
ちょっと違ったシルクロード
シルクロードというと司馬遼太郎などが描いた草原の風景が 目に浮かんだが、内容は違っていた。もっと埃っぽい風景が 描かれている。現在ではこの様な旅ができない危険な場所だが 人間性にあふれていた時代もあったのだと改めて現在の悲惨な 状況にこころ苦しくなる。
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冒頭インドに戻ってくるところから始まる。 3巻から読むとこの冒頭は凄くホットした気にさせられる。 それは、いろんな喪失感や体調の不具合から自分自身が 開放させられてたような気にさせられる。 この巻では、パキスタンやアフガニスタン、イランを巡るが 自分だったらまずここは避けて通るだろう。 一難去ってまた一難という体験をしたくないからだ。 沢木にとって旅は生き様なんだと考えさせられる一巻。
表紙の絵が素晴らしい
 深夜特急の内容はもちろん素晴らしいのですが、この本の表紙の絵が素晴らしいです。  1〜6の表紙絵の中でこの4がイチバン好きです。この絵を見ると、パキスタン北部のポプラ並木や中国奥地の柳(シルクロード特有の種類)の並木を思い出します。  この本を読んで旅に出たくなった方は、ぜひ思い切って旅に出ると良いと思います。この本を読んでというわけではないのですが、私も世界一周したクチです。欧米は高くつきますが、アジアならかなり安く済むはずです。
でも一般的な初心者は下調べしような!(笑)
私はこのような旅はできない(というかそこまでしたくない)へなちょこなんですが、読んでいるとやはり面白いです。 夜、窓のバスから見る風景に、テヘランの街が現れる場面は美しいし、そんな光景を見てみたいとも思いました。 p 女のバックパッカーもいるしバックパッカーやらない男もいるので単純に男女分けはできませんが、どちらかというとこういうのは、青年(男)の旅心なんだろうなと思います。 p でも、つまらない真面目で穏当な意見を言いますと、当時とは世界情勢も旅行事情も違うし、これから実際に海外一人旅デビューしたい人は、フツーにガイドブック等で下調べしたほうがいいと思います。 ほんとに旅券とお金と地図だけ持って出られたらかっこいいけどね。 どのくらい「深夜特急」シリーズを手本にして大丈夫かは、ご自分の度胸と技量と相談してください。。。


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ヨーロッパをを創る人
 天才の行動は当代の人には理解できないのが特徴である。しかし、後世の人から見れば、その行動の正しさが明白であることも特徴だ。その意味で言えば、カエサルは天才だったと言える。  ローマ人がイタリア半島周辺に留まっていた時期には有効に機能していた共和制も、支配地域が拡大してしまうと機能不全に陥ってしまう。なぜなら、ローマで開催される市民集会に参加できない市民が増えすぎ、多数の声が反映されなくなった結果、地方に火種が燻る状態となってしまったからだ。この火種を消そうと軍を差し向けても、その指揮官以下中核は1年交代の任期制。敵地で戦争をしなければならないのに、戦争の才を持たない指揮官が任命されるかもしれないのだ。  カエサルは、ローマ共和制の欠点を明確に認識していた。そして、どういう支配制度を敷けば、広がったローマ世界を平和のうちに治めることが出来るかを考えて行動していた。この制度が有効であることは、カエサルの後継者オクタヴィアヌスの手により生まれ変わったローマ帝国が存続した事からも明らかだろう。しかし、カエサルにとっては自明なローマの欠陥も、当時の元老院議員には理解できなかった。彼らにとって、カエサルの行動は王を目指すための利己的な行動にしか見えなかったのだ。  現代の政治家は理想を持って政治を行っているのか。こういう話を読むと疑問を感じてしまう。確かに、自分なりの理想を持って政策を立てている人もいるかもしれない。でも、その政策とは、例えれば、いまある道を右に曲がるか左に曲がるかを決めるという程度のものではないのか。新しい道を切り開くように、滑走路を敷設して空を飛ぶというように、抜本的に何かを変えるということまで考えて政治をしている人はいないように思う。  現代の政治制度は、ローマ共和制が抱えたような問題を孕んでいる気がする。これを劇的な変化によって乗り越えるのか、緩慢な衰退を迎えるのか、静かに選択の時は迫っている。
平時のカエサル改革断行す
ガリア征討からポンペイウスとの覇権争いまで長い長い年月を戦いに費やしてきたカエサルが、ようやく最終的な目的であるローマ政体の改革に乗り出します。 それは、共和政の打倒と君主政(帝政)への移行。 本書では、カエサルが行った政治・文化などの改革を具体的に列挙し解説します。 専門家にあたらせて暦を変えたり(2000年前に制定したのに現代の暦との誤差が極めて少ない!)とか、現代の本の原型(冊子方式)を考え出したりとか、小ネタも交えています。 本書の最終節は、カエサル暗殺を引き起こす要因となった不満分子の考えに触れていますが、「帝政」への強いアレルギーが引き起こした不幸な事件といえましょう。歴史にイフはないのですが、カエサル暗殺がなかったら…と思わずにいられないくだりです。
もし、
 カエサルが小アジアでポントス王ファルナケスを破ったのが紀元前47年6月(「来た、見た、勝った」)、カエサルが暗殺されたのが紀元前44年の3月(「ブルータス、お前もか」)。その間の3年強がこの本の扱う内容である。  古代ローマは急激に膨張し、かつての元老院中心の寡頭政治ではもはや政治が立ち行かなくなってしまった。社会のあちこちに矛盾が表面化し、急速な改革を必要としていた。そして、カエサルという人物がこの時代にはいた。  カエサルは、ローマ人にとって中興の祖と位置づけられているという。もし、この時代にカエサルがいなかったら、古代ローマはどのように社会の矛盾に向かい合っていたのだろうか。ずっと早く滅び去っていたのだろうか。  歴史に「もし」は禁物だけれども、「もし、カエサルがいなかったら」と、「もし、カエサルが殺されていなかったら」の二つの「もし」は、考えずにはいられなかった。
キケロが面白い
カエサルによる内乱戦後処理と、ローマでの政治改革からカエサル暗殺までの流れが記してある一冊。 カエサルの才能があまりに突出しているために他の主要人物が見劣りして映ってしまい可哀相にすら感じることもあるが、その中でもカエサルや親友との手紙のやり取りを頻繁に取り上げられる雄弁家キケロの情感こもったやり取りが面白い。 「逆境に弱い男」と称されるキケロだがおそらく並の神経の男なら戦争や政治の荒波に飲まれて平然とはしていられないでしょう。逆に感情の起伏や心配事を常に友達に聞いて廻る手紙の文面から、当たり前の神経の持ち主がどのような胸のわだかまりを抱えてこの時代を必死で生きていたのかが手に取るようにわかる。
困難な自己改革
外を固めたカエサルがいよいよ内を固める時に直面した人生初の苦難と苦行。それは軍隊を動かすよりもはるかに難しい仕事だった。 人間の業と力量、そこに見え隠れする外圧にカエサルはどう耐え忍び、どうのようにして遂行してゆくのか。凡人であれば簡単に倒れてしまう苦難にどのように立ち向かい、結果、内と外をまとめるに至ったのかがよく分かります。   ゼロから立ち上げるよりもはるかに難しい、それまでにも見事に機能していた組織を、『将来のためにあえて改革する』難事業とその成功物語。 日本の政治家に聞かせてやりたい。


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動けば雷電の如く発すれば風雨の如し、衆目駭然、敢て正視する者なし
高杉を含めた長州藩士の行動の数々に眉をひそめたくなるようなことは数あれど、やはり司馬遼太郎が描く高杉晋作には惚れてしまう。 ・御成橋事件 ・白昼堂々、箱根の関所破りを行う ・将軍の行列にむかって「いよう、征夷大将軍」と掛け声をかける ・奇兵隊の創設 ・下関戦争講和交渉での宍戸刑馬 ・長州男児の肝っ玉を見せますという言葉通りに起こしたクーデター ・第二次長州征伐での活躍 等々・・・
勝負所を逃さない天才
高杉晋作は、人民平等を尊び厳粛な身分制度への疑問から革命思想まで発展させた師(吉田松陰)の跡を継ぎ、時代に必要とされた先導的行動者であり、藩の危機的状況を打開する天才だった。 僅か28年間の生涯最後の句「おもしろきこともなき世をおもしろく(棲みなりけるは 心なりけり)」は有名だが、本作を読んで下の句は晋作の作ではないと知り、疾風迅雷の如く飛び回り世の中を変動させ続けた主人公には、確かに上の句だけの方が相応しいと感じました。 幕末を描いた作品では、「竜馬がゆく」、「翔ぶが如く」、「燃えよ剣」、「最後の将軍」、「峠」を先に読んでいたので、長州藩に抱くイメージが悪かったですが、今回読み終わって印象が大分変わり、この懐の深さこそが、司馬作品の魅力だと再認識しました。
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「長州を世界列強の仲間に入れる」
 長州藩内の革命(勤皇派の勝利)を導いて後、今度は、幕府対長州の戦いに突入していきます。  元々攘夷の意思はもっていない高杉は、 長州藩のなかで攘夷思想が沈静化するまでヨーロッパに逃亡しようと企てますが、 失敗し国内を潜伏して歩きます。  そして、こっそりと馬関にもどっていたところを、長州藩に請われて対幕戦の要職に。  活躍を見せますが、途中で不治の病を患い、たった28歳でこの世を去っていきます。 p 諸隊を使った、藩内の革命。 英国との会盟のために長州代表として臨み外交の布石をうつ  海軍総督として対幕戦の海上での奇襲 p といったことを 次々と駆け足のようにやり遂げていく晋作の様が、 著者の簡潔な文章で描かれていて 小気味良く読ませます。


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沢木 耕太郎(著)  
¥ 460(税込)
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ジャンル内ランキング:11,565位  
カスタマーレビュー数:8

くちコミ情報
ヨーロッパへの旅
アジアからヨーロッパへと移動して行きます。 トルコとギリシャの旅ですが、アジアからヨーロッパへと街のようすが変わっていくのが分かります。 長旅で慣れてきたのか、現地の人たちとの触れ合いが多くなってきているように感じました。 この巻では特にトルコからギリシャへの国境を越える部分が面白かったです。
ヤース!
確かに彼にはテレビも新刊本も不必要だったろう。しかし、彼もまた人だけは必要としていたのではなかったか。 その時私は、自分が胸のうちで、彼もまた、と呟いていたことに気がついた。そう、彼もまた、と・・・。スパルタの町はずれで出会った老人を思い出して沢木さんはこう書いている。凄く、物凄く心に響く一文でした。   潔い滅び!とか、李賀の言葉とか終盤に差し掛かり、哲学的な哀愁漂う旅の中でTとCのチャイの違いに「なるほど!!」と納得してしまった私でした。
東洋と西洋の境目
この巻になると、旅の終わりを意識した著述が多くなり、 旅の向こう側に何があるのかを知りたくなってくる。 又この巻は東洋的な旅から西洋社会に入った事での 心境の変化も克明に描かれていて非常に興味がもてた。 ヨーロッパとアジアそれぞれ訪れたことがあり、その 違いは体感としてしっているつもりだったが、この 本を読むともっと泥臭いものを感じた。
巡りあわせの意外性。
これまでの巻とは違い、 人は助けられまた助けるという 人の巡りあわせというものを感じさせられる。 旅にでると、その土地の人に助けられるというのはよくあるが、 使者という役割をするということはめったにないことだろう。 5巻は「使者」という役目を中心に描いているが、 どうやってその役目を果たすことができるのか、 気にならずにはいられなかった。
思わず旅に出たくなる・・
著者が、バスを利用してのユーラシア大陸横断を行った際の旅行記です。ただ旅行記といっても有名な観光地に行くといった旅行ではなくその町に行って人とのふれあい、また街の雰囲気から行く場所、滞在期間を決めるというきわめて自由な旅行です。 読めば何かを感じさせてくれる数少ないほんのひとつです。


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新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 台湾論
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蔡 焜燦(著)  
¥ 650(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:5,368位  
カスタマーレビュー数:41

くちコミ情報
そんなに崇高だった日本人は、今いずこ...。
最近仕事の関係で知り合ったTさんという台湾人の若者がいます。30代前半の彼は大変な日本ファンで、中でも日本のTVドラマに対しては自ら認める「中毒」ぶりです。これまで見た日本製ドラマは数知れず、主演俳優の名前やあらすじなど、私の半端な知識など到底及びもつきません。そして、驚く私を前に微笑みながら彼曰く、「自分のまわりはそんな台湾人だらけです」と。 なぜなんだろう。日本は戦争中に台湾に対しても酷いことをしたのではなかったか!?それがこの本を手にしたきっかけでした。そして自分の考えが根本的に改められました。そうなのか、かつては日本はそうだったのか、と。 Tさんは日本による統治時代を直接知る世代ではありません。むしろ、中国による反日教育に晒された世代のはずです。しかし、かつての統治時代を知る台湾人たちの日本への想いは、そうたやすく中国の偏狭な政策で捻じ曲げられるものではなく、後の世代へ脈々と受け継がれていったのでしょう。 台湾が戦後、中国によって変わっていったように、日本も米国との関わり合いの中で多くのものを失っていったと思います。この本は、他国からの干渉に翻弄される前の純粋な日本と台湾が、戦争という大混乱期にあっても互いに敬い慈しみ合った貴重で驚くべき記録です。また、かつて存在したそのような崇高な日本人は一体どこに行ってしまったのか、大いに考えさせられる本です。
私達は自信を持ってもいいのかも知れない。
私も小林よしのり著「台湾論」とともに読むことをお勧めする。 この二つの本は兄弟である。 内容に関して言えば、非常に簡潔でわかりやすく衝撃的である。 そして圧倒的に面白い。 (面白いという言葉は適切ではないかもしれないが) 映像として映画にでもならないかと期待している。
本書出版への流れ
小林よしのり著「台湾論」とともに読むことをお勧めする。 《本書出版への流れ》 「台湾人と日本精神」(単行本)出版 ↓ 小林氏「台湾論」執筆中に読み、感動する ↓ 「台湾論」日本で出版(売上は30万部以上) ↓ 「台湾論」台湾で出版するも大騒動となり、小林氏ブラックリストに載り、台湾入国禁止となる ↓ その余波を受け「台湾人と日本精神」販売中止となる ↓ この騒動についても大幅に加筆して文庫化し、小学館から再出版 (これが本書)
日本人元来の「公」美徳精神の再評価
 日本統治時代(一八九五−一九四五)に生まれて、日本人教師たちから愛され「公」の観念を学んだ結果、素朴に日本国家という「公」を愛するようになって一人の個を形成した著者・蔡焜燦氏。中国人に見出せぬ一方台湾人にある「公」の道徳観こそは、当時の日本による教育に根ざすもので、この倫理基準こそは台湾が“他の近代国家