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【くちコミ情報】
史学科学生には特におすすめ
本書との出会いは、西洋史学専攻1年の時に遡ります。 ゼミの先生に最近角川から良い辞典が出たから、今後の学習のために揃えておくとよいですよとすすめられ購入しました。史学科(特に西洋・東洋史)学生が使用する辞典として、山川や旺文社があると思いますが、質・量ともに個人的にもの足りませんでした。 この辞典をおすすめする理由は他の辞典より、出版年が新しいことや近年の話題に上る内容にも網羅している点にあります。在学中周りの友人にも口コミでこの辞典が広がり、持っている人が多かったです。 史学科の学生におすすめと書きましたが、もちろん歴史に興味のある人には手元において損のない良い辞典だと思います。
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【くちコミ情報】
共産主義を知るために
日本は社会主義的、または共産主義的な国家である、という人もいるが、とんでもない誤解である。真の共産主義というものがどんなものか理解していないからである。 わが国がアメリカなどに比べて社会主義的である、などという見解は競争が少ない、公平を重んじる、などの理由によるものであろう。その当否は措くとしても、このような見解を抱く人は、社会主義ないし共産主義について、あたかもそれが利他主義ないし人道主義の一種であるかのように、全く見当はずれの誤解をしているのである。 その意味で、共産主義国家の実像を描き出した本書の存在意義はきわめて高い。本書を読まずして、共産主義を知ったとは言えない。アジア篇ということで、中国以外の実態にももう少し分量を割いて欲しかったが、現代日本人必読の書である。
待望の本が出た
アジア編がついに出ました。チャイナ、北朝鮮、カンボジアという虐殺の悲劇は いまだに日本の知識人に本気で検討されてはいません。 イデオロギーによるジェノサイドはなぜインテリなどの共感を呼ぶのか。 正義の名による虐殺はもうたくさんだと思う人にお勧め。 『共産主義黒書(ソ連篇)』ヴェルト著もあわせて読むと理解が深まります。
魏京生の重い言葉
本文中の小見出し「魏京生はいかにして毛沢東主義と決別したか」の部分を一人でも多くの人に、特に若い人たちに読んでもらいたい。ここに共産主義政権下の人民の苦しみが凝縮されている。 毎日新聞 私の本棚(2006年8月13日) で鹿島茂氏が「共産主義黒書 コミンテルン・アジア篇」について「抹殺を無限増殖させる「正義」の独善」と題して評論している。本文では「正義と道徳と科学性は自分の側にあり、向こう側にある者はすべて虫ケラであり、踏み潰(つぶ)す権利があると信じる独善こそが共産主義者の本質である。」とも書かれている。
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【くちコミ情報】
壁画に隠されたシンボルとしてのヒエログリフ
古代エジプトのシンボル事典(和書)は、もう一冊ありますが、 この二つは、切り口が全く違います。 他方が、古代エジプトのシンボルを取り上げ解説した物であるのに対して、 この本は、古代エジプトで「シンボリックに」扱われたモチーフを、ヒエログリフという観点で書き出しています。 つまり、古代エジプト文字であるヒエログリフで表現されているもの……アンクなどの明確なシンボルに留まらず、動物や人の動きや道具など……をいくつか取り上げ、その図の意味するところと重要性を解説しています。 面白いのは、ひとつの文字であるヒエログリフが、壁画や日用品などの中で、「絵柄」として描かれ、それでいて、文字としてその絵の意味するところを語る、という見方です。 使用の具体例を、資料などで見せてくれるので、分かりやすく、 また、本書の序文にあるとおり、それらを知ることで、エジプト美術のそれぞれが、また新しい表情をもって見えてくる、という、すばらしい発見が出来ます。 ヒエログリフに、古代エジプトの文化に興味がある方はもちろん、 これからエジプトへ遺跡めぐりされる方も、これを読んで行かれれば、 「神秘的」という漠然とした感覚を超えて、よりはっきりと、古代の人々の思いを、感じることができると思います。 この本のおかげで、博物館を巡る時も、今までの二倍はかけて、じっくり…シンボルを探して、楽しんでしまうかもしれません。
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| 新編 西洋史辞典
京大西洋史辞典編纂会(編集)
¥ 10,500(税込)
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【くちコミ情報】
西洋史を凝縮した稀覯本
西洋史というのは、幾つもの国が密接に絡み合いながらも独自の文化を形成していくという複雑な発展を遂げています。それを日本人が学ぶとなると、なかなか大変です。 西洋史を専攻している大学生であっても、基礎的知識を有しているのは英、仏、などの主要な大国に関してのみ、ということがままあります。スウェーデンは?ハンガリーは?ルーマニアは?いざ知りたいと思っても、専門書を探すのは困難を伴いますし、専門書をひもといたとしても、今度は出てくる用語の意味がまず理解できない、なんてことになりかねません。 南北アメリカ大陸も含めて広い意味での西洋の歴史用語を一元的に纏めた画期的な辞書、『新編 西洋史辞典』です。 p 例えばフランスのカペー朝について研究するとしても、単にカペー朝だけ調べれば良いというものではありません。比較として、同じフランスでも別時代のフランク王国時代やヴァロワ朝、ブルボン朝などはどうだったのか。あるいは同じ時代でも別の地域、イギリスのノルマン朝やドイツの神聖ローマ帝国はどうだったのか。これらを個々に史料を集めるとなると能率の悪い苦労がつきまとうものですが、本書があれば初歩的な知識はとりあえず得ることができます。 p 扱われている用語の数も豊富で、また個々の用語についての解説も、客観的事実の記述として充分に信頼するに足るものです。歴史学研究者にとっては、姉妹編の『新編東洋史辞典』と併せて座右に置き、韋編三絶に値する良書であります。
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