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   地理・地域研究 の売れ筋最新ランキング   [2008年05月17日 11時36分]
2008年05月17日(土) 地理・地域研究の第1位は 『世界一へんな地図帳』!
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のり・たまみ(著) ワンカップP(イラスト)  
¥ 530(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:2,426位  
カスタマーレビュー数:4

くちコミ情報
ああ、こういう本なのか…
タイトルはこの本を最初に開いた時の感想です 「地図帳」という言葉からイラストがたくさん載ってるというイメージ持ったのですがそうでもなかったです 内容も読んで3日も経てば半分以上が頭の中から抜けていきそうなものばかりです 本屋よりもコンビニに置いてありそう本ですね 表紙カバーもついてありませんし ここまで読むとつまらなそうな本と思われるかもしれませんが面白いページもあります フランス国歌の意外な内容、2008年2月に新しくできた国、島民みんなが血が繋がってる島、などなど 値段に合った内容だと思います 暇潰しにはいいのでは
気軽に読める一冊
一言で言えば「社会科に関するトリビア集」でしょうか。 目から鱗のものや、思わず笑ってしまうもの等、ついつい他人に教えたくなるような内容ばかりです。 さらに、歴史上の時代背景との意外な関連も知ることができて、ためになる内容のもあります。 文章も極力馴染みの深い単語が用いられているため読みやすいと思います。 それに、ワンカップP氏のイラストがまた良いですね。本の内容とマッチして、さらにマイルドな構成に感じられます。 合計購入金額を1500円以上にするために何気なく選んだ一冊でしたが、正直一番の大当り商品でした。 値段も手頃ですし、買って損はない一冊ですね。
あたまいいほん
この本最高です。 でも、エアリセはもっと好きです。 値段も手頃でお値段以上にとり。 さすがは酒で作られた敗北者、やることが違う。


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¥ 1,785(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:4,355位  
カスタマーレビュー数:42

くちコミ情報
他に無かった内容だけど、文章が読みにくい
アメリカ社会にについて書かれた本では、これまでに無いような各方面の視点からまとめてあり、統計などの数値ももとにされていて、まとまっています。 外側から見ると今もどこか日本人があこがれを持っている国ですが、あの不思議な格差社会の国を、なるほどと思えるような視点で分類し説得力のある内容。  その実態を読み冷静に知るにつれうんざりするところもありますが、他にないアメリカ社会解説の本といえます。 ただ、文章が非常に読みにくいと感じます。全体にこんな日本語の本を読んだのははじめてです!  なんと言うべきか、訳本調でもなく、非常に各項目の文章が長いけどダラダラしているとも感じないし、でも長くて、読んでいて非常に疲れます。それでいて内容は濃い。 女性の書いた政経解説の本は珍しくはじめて読みましたが、日本人が書く政経本で、中身が英語の日本語だと、女性の文章はこうなるのかもしれないと思いました。 内容については星5コ。
アメリカ赴任に当たって、上司に薦められたのがこの本
元エコノミストらしい図表・統計数値を使ったわかり易いトップダウンアプローチにより、アメリカの全体像を見事に描き出していて大変勉強になる。日本とは異なる社会の価値基準とその形成過程を通して、税制のカラクリ、政治・外交戦略および教育問題と軽快に進む解説は読者を飽きさせない。なおかつ筆者が長く生活の基盤を置いていた(いる)と思われるサンフランシスコ・シリコンバレーを中心とした西海岸(IT産業)における人々の生活の具体例を多く引用し、ボトムアップ・アプローチによって更にそのイメージを膨らませられるように構成されている。テーマが大きい割には実感を持って読み進められるポイントだろう。 特に興味深かったのは、一見すると軍隊形式のアメリカ流組織がどこでクリエイティビティを育て自らの競争力として取り込んでいっているのかを解説している箇所(第7章)。「クリエイティビティの事業化とそれを育てるシステム」とは的を得た表現で、知的労働の分業体制がはっきりしており、クリエイティビティと(日本流?)改善とが根本的に異なる知的活動であることが指摘されている。そしてこのことが広く認知されているのがアメリカの強みなのだと、自分の実体験も振り返りながら痛感した。 「今この本に書いてあることを、筆者がアメリカに渡る前に知っていたら、対人関係や話し方、ビジネスにおける交渉に対する考え方や実際の交渉の進め方、キャリアの作り方、ビジネスそのものの組み立て方も含め全て違っていただろうということだ。」「若い人たちのジャンプ・スタートに役立てていただければ嬉しい。」 はじめの部分で書かれているこの言葉は筆者の本音なのだろう。この時期にこの本に出合えたことを感謝したい。 最後に、もちろん贅沢な注文ではあるものの、これがニューヨーク・ボストンを中心とした東海岸の金融ビジネス街に生きる人々を具体例に引いたアプローチであったらどうであったか。続編は、自分の胸のうちで紡いでいってみようかと思う。
格差の正体とはなにか
格差本は世に多いが、もっとも優れた論点をもつのは、皮肉にもアメリカについて論じた 本書だ。 本書の優れている点は、以下の2つ。 まず、格差の原因を必ずしも資本家にのみ押し付けてはいない。それはグローバル化の影響であり 世界中で起き得ることだと明確に述べている。マルクス主義的発想では、そもそも解決の糸口 すら見つかりはしないのだ。 そして、日本の現状に対しても、雇用の流動化を進めるしかないと断言している点。 正規と非正規の格差の原因を海の向こうから冷徹に見抜いている筆者の言葉は重い。
“お金儲け、いけませんか?”思想の源泉はここにー!?
村上ファンド社長の村上世界彰氏の名セリフ、“お金儲け、いけないことですか?”は、アメリカでは一応正しい考え方になるのでしょう。 この本の著者、小林由美氏は在米26年−経営戦略コンサルタントとして見てきたアメリカ経済界の推移を軸にして、現代アメリカの格差問題を浮き彫りにしています。 その実態は恐ろしいものがあります。 小林氏はまず、アメリカの富―繁栄はどこから来たのか、歴史的な考察から入り、特に80年代以降の経済の流れを豊富なデータを駆使しながら、さらにご自分の経験にもふれながら解き明かしていきます。 とてつもない富の偏在がおこっていながらも、自由と平等の理念がむしろそれを糾弾する足かせになる、さらに反教養主義の伝統が国民の無知に追い討ちをかける−どの国もみなそれぞれの歴史的宿命を背負っているものですが、アメリカの場合のそれもやはり人を暗澹とさせるものがあります。 歴史的・民族的背景から見ても、日本がアメリカ型社会になるとは思えないのですが、さりとて、どういう社会を作っていきたいのか、誰にもビジョンがない今、とりあえずこの本は私たち日本社会の現在を見る合わせ鏡として、重要な考察に満ちていると思います。
あなたに判断をせまるエコノミスト
アメリカがイラクを攻撃したのは、イラク解放のためなのか、それとも石油のためなのか。 著者は、結論を述べるかわりに、2004年の株価上昇率上位50社の一覧表を指し示す。 50社のうち、13社がエネルギー関連企業であり、そのうち8社がブッシュのお膝元 テキサス州を本拠地にしていることがわかる。 また、アメリカの教育に対する批判は、長年にわたり聞き及んだ、ヨーロッパからの 留学生の言葉により語られるが、これがまた辛口。 すでに日本語が怪しくなってしまったほどの在米体験と、適確な経済分析で、著者は アメリカの全体像をあぶりだし、私たちの目の前に無言で差し出す。 それは、けして心地よいものではないのだが、私たちは逃げることなく著者に対し 自分の判断を示すべきなのだ。 本著はすばらしい傑作だと思う。(帯を別にすれば)


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杉本 智彦(著)  
¥ 2,415(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:12,050位  
カスタマーレビュー数:5

くちコミ情報
山と風景を楽しむ 、、、
地図で生きていけるわたくしなので このような魅力的なさくひんはまよわず買います。 はるかかなたのカシミールはしっていても CD=ROMにおさまったカシミールもみものだ。 こころおどる作品、君もたのしめるよ。
CD添付でお買い得
散歩中や旅行中に撮影した写真の撮影場所を記録しようと思い、ハンディGPSの購入にあたり事前の資料に購入した本です。 ハンディGPS購入後は添付の地図CD−ROMがあるので地図のみを購入する必要がなくハンディGPSの使用法と地図の使用法の勉強になりました。 私はこの金額で楽しめたのでお買い得な本だと思います。
中部地方の人は入門編も買うべし
 カシミールのすばらしさは他の人に任せて、CDーROMの地図データの情報です。5万分の1の情報は愛知以西の西日本を収録していることになっていますが、実際は愛知・岐阜は入門編に収録されている地域と入り組んでいて、両方買わないとおもしろくないです。入門編に載せている収録地域の方が正確です。 p  本の内容はGPSとカシミールの楽しい使い方が満載されていて、文句なしです。  
カシミール3DとGPSで遊びませんか
杉本さんのカシミール3D入門編に続きこのGPS応用編を購入しました。今は、カシミール3Dで週末登る山の登山道や絶景ポイントの確認、カシミール3Dで作成したウェイポイントをGPSに転送。 p いざGPSを片手に山に。登山終了後は、GPSに記録した軌跡をカシミールで地図上に描き出し自分の登った道を確認する。記録としても大変役にたちます。山登りの楽しみがまたひとつ増えました。
登山にハンディGPSを導入する人のバイブル
 登山用品店でもハンディGPSが売られるようになりました。しかし、ハンディGPSはカーナビと違ってスイッチを入れればすぐに使えるわけではありません。活用するためには、1/2.5万や1/5万の地形図から緯度経度を割り出して入力するなどの作業が必要でした。この著者の前作「カシミール3D入門―山と風景を楽しむ地図ナビゲータ」でもハンディGPSとの連動が書かれていて便利だったのですが本書はズバリ、ハンディGPSのために書かれているので非常にわかりやすい。 p  ハンディGPSの機種別の特徴とか使うときのちょっとした注意(どのように持ったら一番感度が良いかなど)は著者自身が登山で活用しているからこそ書ける実践的なもの。機器に頼って読図をおろそかにしてはいけないのですが、活用できるものは活用するという積極性もまた必要でしょう。その意味で、この本は登山者にお勧めの1冊です。ただ惜しいのはCDに収録されているサンプルの1/5万地形図が沖縄から西日本までということ(1/20万図は日本全体が入っていてこれだけでも、それなりに使えます)。前作に入っている関東と甲信越をプラスすれば良いのですがこちらも入れて欲しかった。それを差し引いても絶対にお勧めの1冊です。



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カスタマーレビュー数:6

くちコミ情報
先行きは暗い
書かれているのは、どうみてもイカサマしているとしか思えない大統領選の電子式投票機の話や、9・11以降、アフガン爆撃からイラク戦争へと突き進んだアメリカで、兵士を入隊させるため各地高校でどれほどうさんくさいリクルート活動が行われているか、など。 戦争に反対する活動をしている人がある日突然消えてしまったというような怖い話もチラホラ。 文章ひとつごとに改行されているのでアッちゅー間に読める。 数多くの人を取材して書かれているが、統計情報などは使われていないので、主観的な印象も受ける。 これが日本の行く末かと思うと非常にブルーな気分になり、どこに希望が残っているのか、よくわからなかった。
マスコミで報道されないアメリカの真実
 世界の富の4分の1が集まりながら3100万人の国民が飢えている国、アメリカ その真実の姿とそれに立ち向かおうとする弱くて強い人々の姿。 「一握りの富める者が、それ以外の人間全部を下へ下へと押しつぶして苦しめてながら、海の向うで戦争を続け、 さらに金をもうけるようになっている」  そのことに気付こうともせづに、マスコミで流される情報しか信じようとしない人々とそれに気付いて声を上げ 始めた人々が著者の目を通して読みやすい文で描かれています。    マイノリティ-の高校生に対する軍のリクル-トの実態やリクル−トされた若者がなにも知らずに戦場に送られた末に PTSDに苦しみ見捨てられてホ-ムレスになるしかない現実  読んでいて辛い部分もありますが、その中で自分の未来を選ぶ権利を目指して希望を失わない人々に救われる部分もあります。  この流れが何処に向かっていくのか見届けていきたい。  アメリカに追従するだけに見える日本の未来にも注意する必要を強く感じました。
戦争中のアメリカ
あっという間に読めます。データ等も示してありますが、やはり生々しい所謂「弱者」の声が主体ですし、そこに価値があると思います。 始めは電子式投票機械の導入反対のためハンスト中の人との同行取材なんですが いきなり目を付けられてたみたいで警察が介入してきます。 自国に嫌気がさしてカナダに移住しようという16歳女の子3人組みや アメリカNo1と言いたがる老人も登場してアメリカらしい極端さが出てて面白いです。 でも一番の読み所はやはりその後のアメリカ軍の勧誘活動でしょう。 甘いこと言って後から話しが違うというパターンや 無料ダウンロードでアメリカ軍兵士体験ゲームを利用するとか JROTCという落ちこぼれ救済の名の元の軍事訓練等 もちろんターゲットは貧困層で、JROTCは学校が採用するのですが 採用しなければ補助金をもらえないそうです。 PTSDで戦場から帰ってきても治療を受けられない人も多数いて、退役ホームレスもいるとのこと。 これらをインタビューで明らかにするのですが、答える側がここに潜む弱者を搾取するシステムを見抜いているんですね、でも現実には無力、そこから哲学的な答えなども出てきます。 その部分以外は現状のアメリカの一面を知るという以上のものは無いですが やはり同じ先進国でありながら正に戦争中なんだというのを見せてくれます。 日本で戦争中というとひたすら悲惨なイメージですが、そんなイメージよりこの本に書かれてる戦争中の方が今からの日本にとってよっぽどリアルなものであると思います。
フロンティアスピリッツの結果
アメリカには「飢餓人口」が3100万人存在し、世界の富の4分の1も所有。 格差社会の現実は、アメリカ創設時のフロンティアスピリッツからであり、 弱者を弱者たらしめることで繁栄してきたアメリカそのものだ。 著者は9.11事件後、一旦日本に帰国していたが、 今回の執筆から再びアメリカに引き寄せられる。 人生の大半を過ごしてきた著者にとってアメリカは 切り離せない故郷になっていたのだろう。 そう思わせるほど、彼女の文章は奮闘していながら愛情に満ちている。 アメリカの自己破産申告は、医療費と離婚費用がトップだ。 つまり、日本と文化の土壌がそこからも異なるのが伺える。 そこを踏まえて、弱者をアメリカがどう扱うのか、知らない人は読むべきだと思う。
ジェットコースター的文章泣かされ読後はスカッ!
この著者の文章はとてもスピード感があり何かジェットコースターに乗ってる ように一気に読みきった!内容は私たちと同じ普通の人々の目線になっていて とても共感しやすい人間ドラマ、その背後にショッキングな数字が、、、でも 人間の強さと勇気にふれ、途中涙がとまらなくなった。だが読んだ後、タイトルの「弱者革命」というとおり、アメリカの弱者たちの底力を感じてすかっと する。やはり読後感は希望の一言に尽きる!こういうノンフィクションは初めてだ。一冊買って親友にプレゼントした。この著者の次作が楽しみだ!


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カスタマーレビュー数:14

くちコミ情報
読図のバイブルです。
著者の豊富な経験と、山と読図を愛する熱意の賜物です。 本体と地図帳の組み合わせによる読図演習が面白くて引き込まれます。 地図が段々立体に見えてくるほど。 方向音痴の私でもこれを読んで、地図と磁石で随分と症状が緩和されてきました。 ただのノウハウ本の域を超える、バイブルと呼んでもいい、完成度の高い本です。
地図を愛するすべての人へ
本書の優れているところは、なんといっても、豊富な演習問題がついていることだろう。これだけで、星五つ分の価値がある。この手の本は、解説一辺倒になりがちだが、ちゃんと読者に問題を解かせる形式にした意義は大きい。地図に興味を持つ人は、ぜひ本書の問題集に挑んでほしい。  本書にも、いろいろケチのつけどころはある。著者はあまりにも2万5千分の1地形図絶賛一辺倒であり、『エアリア』をはじめとする登山地図を軽視しすぎている。GPSについても、過小評価しすぎだろう。地図の読み方・コンパスワークの方法についても、ちょっと杓子定規にすぎるきらいがある。だが、本書に掲載された膨大な演習問題の価値は大きく、減点対象とするにあたらない。なお、本書の欠点をカバーするには、他の参考書も当たるほうがよい。   本書を手にする人は、すでに山歩きの経験があり、登山地図を使っている人がほとんどだろう。本書でしっかり机上訓練したあとは、実際に地図を持って山に繰り出したい。
想像してみよう。
本書は地図を見る上での注意する事や、コンパスの使い方などを解説しています。 しかもただ字だけで解説するのではなく、問いに対して実際の地図を見ながら考えるという小問題集のようになってるので解りやすく、地図を見て頭の中に山の形を組み立てていく作業は楽しいです。 唯一困ったのが、地図に触れた事がほとんどなかったため『沢があります』『登山道があります』という前提に対して慣れるまで戸惑った事でしょうか。 自分は仕事の休憩中などに少しずつ読んでるんですがボリュームがあるので読み応えもあります。 ただやはりこれ一つに偏る事なく登山地図なども読めるよう勉強したいです。
山を登る人なら是非とも買いましょう
 この本は 2 万 5000 分の 1 の地形図から地形などを読み取り、自分の現在位置、これから進むべき道を読み取るための本です。  この本のなかにも書かれていますが、登山用の地図では誤ったトレールを取ってしまうことがありますが、この本で机上トレーニングすれば 2 万 5000 分の 1 地形図を読むことで、そのような失敗が激減します。  実際の地形図の例と、実習用の地形図が別冊になっているので、机上トレーニングにも最適です。  後、やはりこの本にも書かれていますが、この本を読んだだけでは山の中で地形図を読むことができるようにはなりません。  実際にこの本に書かれている方法で、2 万 5000 分の 1 の地形図を持ち込み、頻繁に地図と実際の地形を見比べながら山の中を歩いてみてください。2 万 5000 分の 1 の地形図の情報量の多さが実感としてわかります。  でも実際の登山、ハイキングでは登山地図と 2 万 5000 分の 1 地形図を併用するのが現実的でしょう。2 万 5000 分の 1 地形図にはすべての登山道が載っているわけではありませんから。
道を外すなら
表紙カバーが地形図。個人的には、もうこれだけ良い本です。 道を外す登山者になりたいなら、読んでおいて損はありません。 どこまでも読める、という地形図の凄さを教えてくれた本です。


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とても内容の濃い本
 反ユダヤ主義は、ヨーロッパにおいては他の人種差別とは違う流れを辿ってきた。  ユダヤ人とは、あえてユダヤ信者であることの不利を選択し、自分のアイデンティティを固持しようとする「かたくなさ」と、ユダヤ教がキリスト教の「尊属」であるという性質を持っている。それが、ヨーロッパ人にとっては、他の人種に感じる「異質」への意識とは、違ったインパクトをユダヤ人に対して感じさせたのである。  そして、ユダヤ人の連帯感・アイデンティティの立て方は、現在でも国民国家の枠組みに収まらない。  アイデンティティの立て方としては、「この風土の中に、自分達の存在は、当然に生得的な権利を有していると、考える」人間と違って、ユダヤ人は、「私は遅れてここにやって来たので、 この場所に受け容れられるもの であることをその行動を通じて証明して見せねばならない」と考える。  そして、「自分が判断する時に依拠している判断の枠組みそのものを懐疑すること、自分がつねに自己同一的に自分であるという自同律に不快を感知すること」を自らに課す思考形態を持つ集団がユダヤ人であり、それは「知性的」な考えなのだけれど、集団としてそういう考えを持っているというのは、やはり「異質」であろう、と著者は言う。  私は個人的に、ユダヤ人に対してはあまり考えた事は無いので、今のところは著者の考えるユダヤ人の定義に賛成も反対も無いのだが、“そういう考え方が出来るのか…”と、新鮮な記述が多く、非常に興味深かった。  あと、面白かったのが、第三章 反ユダヤ主義の生理と病理。  モレス侯爵やドリュモンという人を、私はこの本で初めて知った。ファシズムやプロパガンタ的論証の手法の雛形は、この人達が作ったのか!(或いは、この頃から存在したのか!)と、正直言って驚いた。根拠の無いものや、一見馬鹿げて見える考えも、時期が上手く当てはまれば、大衆に敷衍することが有る。そして、その人が、歴史的に大きな足跡を残す行動を取らなくても(取れなくても)、その人個人に対する記憶が消えても、その言説がどこか人の琴線にふれる「物語」であれば、後の歴史に姿形を変えながら、影響を残してしまう事も有る。(逆に言えば、論理的でなく、筋もロクに通っていないアジテーションの方が、インパクトが強いのかもしれないが…)そんな歴史の不思議を感じさせてくれた。
神との対峙
我々日本人は「逝きし世の面影」(平凡社ライブラリー:渡辺 京二 著) にも有るように、江戸末期から明治にかけては、とても無邪気で人懐っこく、好奇心旺盛で幸せそうな人々だったと外国人の観察者は言っています。この部分は近代化を遂げ、個人間の対立と競争を発見したはずの今の日本人でもあまり変わっていないのではないかと思います。 でも、この「ユダヤ人文化論」に書かれているような、神との絶対的で徹底的に突き詰められた「個」の追求とは何とかけ離れているのか。なぜにここまで孤独に個だけが永続的に神と対峙しなければならないのか。我々日本人はこの点に関してはそうとう異なる民族です。 日本人はどちらかと言うと大衆の中の一人である事の方が心地良いようです。日本人は常に大衆あるいは集団として天あるいは宇宙に対峙して来たのでしょうね。日本人もあくまで個を磨くべきか、集団のぬくさの中に埋もれている方がいいのかは、はっきり言って解りません。良い悪いの問題ではないような気がします。 「夜と霧―ドイツ強制収容所の体験記録」(単行本 V.E.フランクル 著 霜山 徳爾 訳)を読むと、アウシュビッツで生き残った人達は最後には、「この辛苦は神から特別に我々ユダヤ人に与えられた試練、誇りを持って自信を持ってこの経験に耐えよう」と考えたそうです。これもユダヤ人ならではの考え方です。アウシュビッツにユダヤ人ではなく、万が一日本人が収容されたとしたら、その日本人はどのような行動をとったのか、どのようにその体験を考えたのかとても興味がありますが、そんなことが無くて良かったと思う方がまともかもしれません。
既存のユダヤ文化論とは一線を画すもの
これを読めばフロイトやカールマルクスの言葉の引用などもあり、幅広い知識も得られます。 ユダヤ人が背負った宿命・なぜ迫害されてきたのか。 また頭がいいことでも知られるユダヤ人の謎にも迫った一冊。 値段相応の読み応えがあります。ハイレベルです。しかし低年齢の読者には難解かも知れません。大学のレポート用として買いましたが、じゅうぶん使えました。
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読後、ユダヤの問題が頭にひっかかる
 第6回小林秀雄賞受賞作品です。  まず本書「はじめに」冒頭で書かれているように、ユダヤについての入門書ではない。本書では、なぜユダヤ人は迫害されるか、またノーベル賞受賞者が多かったり、著名な映画、音楽関係者が多いのか論考されている。  もちろん本書の中に結論があるわけではない。ただ、著者の狙い通り、決して読みやすい文章で書かれていないため、それぞれの本書での問題が読後頭にひっかかる。


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努力が人生の面白みを深める
並々ならぬ努力を重ね教養を高めて語学を磨きさえすれば、一般人でも外交の最前線でスパイ小説のような活躍をすることも夢ではないことを示した点で非常に価値が高い書に思われた。 体面を偽る必要がある高い政治レベルの旧ソ連人に深く入り込んで相互信頼を築き人間性に触れる様子は、現実の旧ソ連の崩壊過程と合わせて彼らも結局は同じ人間であり、主義主張や思想の多くも生活の糧に過ぎないという捉え方ができることを示している。 構成上、何人かの人物に絞って最後まできちんと追って書ききったほうが読後感が良いと思われる。 しかしずいぶん派手に飲み食いしているが、一体どこからそういう資金は湧いてくるのだろうか、と疑問を呈するのは野暮というものであろうか(笑)。人間関係を築くには私のように貧しく下戸では難しいようである。
日本国家が生き残るには
 外交官の見たソビエトの崩壊を、佐藤優という「人間というフィルター」から見たのが本書「自壊する帝国」であり、研究的、理論的に描かれたのが「国家の崩壊」で、「国家の罠」はその後の日本でのストーリであり、読む順番としては、書かれた順番に読む(国家の罠→国家の崩壊→自壊する帝国)のが判りやすいし、私にとっての面白さもこの順番である。  この本で言いたいことは序章にある。”おそらく日本人の大部分は、日本が崩壊するはずは無いと思っているだろうが、国家というのはある日突然に崩壊することもあるのだ。 国家の崩壊はその領域に生きる人々に多くの痛みと禍をもたらす現実を私はこの目で見た。「真の改革のためには大川周明が言うように「国民的生命のうちに潜む偉大なる者・高貴なもの。堅実なる者を認識しこれを復興せしむること」”とあるが、国策逮捕された経緯も考えるとここに尽きるのだろう。  外務省や大使館のシステムの中で、こんなに仕事をする専門調査員や三等書記官を見たことが無い。真に異能の人で尊敬に値する。  次々に現れる人々が皆魅力的で生き生きしている。サーシャ、イリイン、フルシチョフ、ポローシン、マストニーク、、こういうときに人間の本当の価値が良くわかるものだと思う。  エストニアについてかなり割かれるのだがは、たまたま大戦末期のエストニアで戦ったドイツタイガー戦車隊のオットーカリウスについて宮崎駿が描いた「泥まみれの虎」をたまたま並行して読んでいたので、エストニアのロシア問題は大変面白かった。
外交官「佐藤優」誕生の記
大学を卒業した同氏が外務省に入省し、英国陸軍語学学校やモスクワ大学の学生たちと共同生活を送り、キリスト教神学という学問的出自をテコにして彼らと切り結びながら外交官の卵として成長していく前半部分は、一種の青春記又はビルドゥングスロマーンとしても一気に読ませお勧め。一方、ソ連の崩壊を描いた後半は(意外なことに)ややダレ気味で詠むのに骨が折れた。(ロシアの小説を読む際にありがちだが、カタカナばかりの人名に若干辟易したせいもある。)それにしても、「危機になると男の本性が見えてくる」(356頁)とは云ったもので、人間としての生き様という点では尊敬すべき者から唾棄すべき者までロシア人も日本人と変わらないなとの感が大。また、クリュチナ・ソ連共産党中央委員会総務部長の暗殺シーン(389頁)には、何だか背筋の寒くなる思いがした。
ノンフィクションの読み方の多彩さを味わう好素材
本書は、主にゴルバチョフ政権下のソ連を舞台にして繰り広げられたノンキャリア外交官である著者自身によるノンフィクションである。しかし、そうした要約文に収まりきれないほど本書の彩りは豊かで多彩なのである。以下に本書の楽しみ方をおおまかに類型化してみよう。 ちなみに著者佐藤優氏が、拘置所に送られたのち、「外務省のラスプーチン」と呼ばれ、さまざまな執筆活動で一躍名を馳せ、現在も控訴中でありながら、精力的に著述・講演活動していることはご存知だろう。 1 通常、決してうかがいしれない外交の裏舞台の生々しさを感じるスリル 2 自壊しつつある帝国ソ連を内側から俯瞰した資料的価値の高さと、それを書物で味わえることによる知的興奮 3 自壊する帝国内で繰り広げられるさまざまな人間模様を観察し、批評・分析することによる知的好奇心の充足。また、人間観察の妙を追うことの楽しさ。 4 ロシアでのウォッカの浸透とその文化的・社会的意味合いを、エピソードを交えて実感的に知る類書なき書物としての価値への魅惑。 といった具合であろうか。 まず、1と2の代表的例を挙げよう。 情報収集のために、著者が情報提供人に小銭を渡す場面がある。盗聴を恐れるため、公衆電話(小銭しか使えない)から電話をかけざるを得なかった。しかし、当時のソ連では高度なインフレのため、小銭が不足していた。そこで、情報のプロである著者は情報提供人に小銭を渡すのである。著者の策により、情報収集は成功。ほかの国に比べても情報収集を素早く行うことができた。情報収集とその迅速性が求められる外交で、著者は面目をいかんなく発揮した。こうした裏舞台をうかがいしるのはとてもスリリングだ。ゴルゴ13の世界のようではないか。 また、 91年8月のクーデター未遂事件ではKGBに集まったエリツィンを支持する聴衆の暴走を防ぐため、エリツィン派の重鎮ブルブリスが自作自演で KGBの抑圧の象徴であるジェルジンスキー〔初代チェ・カー(のちのKGB)長官〕の銅像を倒し、熱狂を沈静化させることで、ガス抜きを行ない軍が動き出す危険性を回避したエピソードが掲載されている。これもわれわれが知らない政治の裏舞台であり、非常に興味深い。 3では、 人間が紡ぎ出す物語の数々は例外なく普遍的なものであることを思い知らさせてくれる。ソ連体制派・ゴルバチョフ派・エリツィン派の差なく、人間はあるときは正義に燃え、ある時は保身に動く。そんな生身の人間像が映し出される。一点だけ、本書から抜粋しよう。 「危機になると男の本性が見えてくるわ。シラーエフ首相は怖くなって逃げちゃったの。ブルブリスは命を賭けて徹底抗戦。サムライ精神があるわ。ビチャスラフ(ポローシン)は最低だったわね。初めはエリツィンやルツコイの前で威勢がよかったのに、戦車の姿を見たら怯えて逃げ出しちゃったわ」 先述のクーデター未遂事件のエリツィン派の様子が赤裸々につづられている。そこには表には出てこない上の人間達の生身の人間像が描かれている。なんともない日常であれ、逼迫した政治の舞台であれ、人間本性は変わらない。 4では、ソ連に招待されたものの、冷遇された仕返しにアントニオ猪木と著者が、ウォッカをしこたまロシア人に飲ませる場面が痛痒。ロシア人にとって、ウォッカは単なるお酒以上のものであることがよくわかる。彼にはウォッカを断ることはできないのである。ウォッカなしにロシアでの社交は難しいことも思い知らされた。ウォッカに関しては、本書のあちらこちらに言及されており、ロシアでのウォッカの浸透ぶりがうかがえる。 さて、ここまでお読みいただいた皆さまは、ぜひとも、本書をお読みになり、さまざまな楽しみ方をウォッカ片手に満喫するとよいだろう。久しぶりの傑作なので、無駄な時間を過ごすこともない。 ちなみに私は新潮社の回し者ではないことも付加しておく。
佐藤優の世界への誘い
純粋に、娯楽小説として読める。 佐藤氏の視点から人間を中心に旧ソ連崩壊を描き出しています。 ソ連中核に位置する人間の考え方、インテリの考え方、一般の人間の意識。 時代の流れに乗る人間、抗う人間、破れ倒れる人間。 特に、時代の流れにより表舞台から去っていった人間の 物の考え方や態度を生き生きと描き出しています。 ソ連崩壊を人間臭さを感じながら、一気に最後まで読み進めることができました。 個人的には、食事内容を細々と描写されていることも好感度大。 勝者には勝者の敗者には敗者の努力なり心情なりを意識できる 非常に興味深い本です。 多くの方に、お気に入り作家を増やすきっかけになる本だと思います。 なんといっても佐藤氏は、本の刊行ペースも早いし様々な雑誌への執筆も多い。 ファンになると追っかけるのが大変という贅沢な悩みを持てる作家です。


おすすめ度

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¥ 630(税込)
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ジャンル内ランキング:15,558位  
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くちコミ情報
微笑みの国 タイ
 タイ人の気質が書かれた本です。タイ人がいつも笑顔なのにはウラがあったり、他人を干渉しなかったり、この先タイに行く機会があったらとても参考になりそうな記述が満載でした。  タイに行こうと思っている人はこの本を読ん