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   社会・政治 の売れ筋最新ランキング   [2008年05月12日 21時49分]
2008年05月12日(月) 社会・政治の第1位は 『相棒シリーズ 鑑識・米沢の事件簿~幻の女房~ (宝島社文庫 610 「相棒」シリーズ) (宝島社文庫 610 「相棒」シリーズ)』!
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ハセベバクシンオー(著)  
¥ 480(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:46位  
カスタマーレビュー数:9

くちコミ情報
「相棒」にはまった人も、そうでない人も…
私は「相棒」にずっぽりはまってしまった人間である。 TV放映はシーズン3から観たのだが、DVDが発売されてプレシーズンから観て、 全体の流れが把握できると、DVDは「出ると買う」になってしまった。 そういう私のレビューだから、ややかたよっていることをご承知いただきたい。 「相棒」の面白さは右京と薫のコンビの絶妙さとストーリーの面白さだけでなく、 脇役の素晴らしさだと思っている。 トリオ・ザ・捜一にしても、「暇か?」の角田課長にしても、小野田にしても、 すべてキャラが立っている。 中でも、最初は「邪魔しないで下さい」などと右京たちに言っていた鑑識の米沢が、 回を追うごとに特命係にはなくなてはならない存在になっていくプロセスは たまに米沢が登場しないと「どうしたんだろう」と思わせるほどだ。 もはや脇役の域を超えている。 それでも、米沢(六角精児)がただの大根役者なら、ここまで面白くはならなかったと思う。 実にうまい! 味がある! いつの回だったか忘れたが、右京が米沢に何かの鑑識を依頼する。 当然非公式である。 「そんなことをすると上から叱られませんかねえ」 「ええ、当然、叱られるでしょうねえ」 「ということは、ばれなければいい、と」 ……とにやりと笑う米沢。同じくにやりと笑う右京。 この間合いが絶妙! この本は、映画化された「相棒」のサイドストーリーとして書かれる。 これまで謎だった部分も明らかにされるだけでなく、 思い切り米沢のキャラが反映されていて、私は笑いを噛み殺すのに必死だった。 いきなり米沢の「別れた女房」が出てきて、なぜかハードボイルドになって……たまらないぐらい面白い。 映画を観てからでもいいし、観る前でもいい。 読んでソンはない本だ。また、テレビシリーズもぐっと面白くなる。 私は手持ちのDVDを最初から観かえそうと思っているほどである。
意外に楽しめる作品
正直、これまでの相棒関係の作品とは異なる出版社および筆者である点にあまり期待していなかった。 しかし、完全にオリジナルである割に意外に楽しめる作品となっていた。 主人公が米沢であるがため、鑑識技術を最大限に生かした謎解きもあり、 右京からのさりげない差し入れもあり… 映像化されたものも見てみたいと思ってしまう作品である。
映像化希望。
スケールアップしつつ、「いつもの感じ」あり、『誘拐』(渡哲也主演の、隠れた傑作)を思わせる展開ありで個人的にはかなり楽しめた『相棒―劇場版―』の劇中とほぼ同時期に起こった出来事という設定で、『相棒』および特命係の捜査には欠かせない登場人物、鑑識の米沢(演・六角清児)を主人公に据え、その活躍を描く、という趣向の一冊。 右京さんと薫もちょっとだけ登場するほか、リ○ビタンDと『相棒―劇場版―』とのタイアップCMで、米沢と共に“ファイト一発!”をぶちかました伊丹(演・川原和久)、そして「ヒマか?」でおなじみの角田課長(演・山西惇)ら、主だった『相棒』ワールドの住人たちが総登場し、笑いと彩りを添えてくれています。 いや、そんなに期待してなかったけど、面白かったなぁー。 読みやすく、短い時間で一気に読める―軽快だけれど、決して軽くはない―のに加え、文の細部にわたるまで十分に吟味された跡がうかがえ、読んでいくこと自体が“快感”となり、好感が持てました。 このまま映像化しちゃっても、まったく問題ないでしょう。 というか、してくださいお願いします。 なお、前述の通り、この小説は『相棒―劇場版―』とうまいことリンクしてあるのですが、それはすなわち「微妙にネタバレあり」、ということですので、できるだけまっさらな状態で『相棒―劇場版―』をご覧になりたい方は、どうぞご注意ください。
おすすめです!
相棒ファンなら納得の一冊。レギュラーキャラクターの言動には違和感がないし、文章も平易で読みやすい。 この作者からは、「相棒」ワールドに対する理解度と愛情の深さが伝わってきます。
おすすめしません
『相棒』関連の本はノベライズものしか読んだことがありませんが、この作品は著者の文体のアクが強すぎました。 相棒関連だからと勢いで買ったことを後悔しています。 一文が長すぎること、また、使用している専門用語の説明などがつらつらと長すぎること、余計な説明文が多いことが読み難さに拍車をかけているように思います。 登場人物の、ドラマを見ていた限りではありえない心理描写や言動にも違和感を覚えました。 『相棒』に絡んでいるなら何でも好き、というおおらかな方は楽しめるかも知れません(他にレビューをなさっている方を悪く言うつもりはありません。気分を悪くされたらすみません)。 ドラマが、その登場人物の性格設定が好きな方は読まないか、心して読まれるとよいかと思います。


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カスタマーレビュー数:54

くちコミ情報
アングロサクソンの価値観ー投資利回り最大化
欧米と簡単にいう人が多いが、もともと英語圏とヨーロッパ大陸では価値観が異なっていた。英語圏では、企業は投資家(株主)の利益を最大化するために活動すると考えてきた。これを一言で表現すると、「投資利回り最大化」になる。投資利回りを最大化する方法は昔から決まっていて、それは発展途上国の中で一番優秀な国に投資することである。有能な人間を安い賃金で雇えて、効率よく物を生産できる国に投資することである。 ヨーロッパ大陸では、企業は地域社会に貢献するために活動すると考えてきた。雇用を維持し、地域の経済・文化に貢献することが使命であると考えてきた。これが後になって、国家に貢献するために発展していくのだが、ともかく日本の考え方はヨーロッパ大陸のほうに近かったといえよう。 19世紀のイギリス資本は根こそぎアメリカに移ってしまった。当時は、投資利回り最大化を実現できる国がアメリカだったからである。そして今、アメリカ企業は国内の工場を閉鎖して、中国・ブラジル等に移している。これは投資利回り最大化という価値観からは、正しい行動である。 しかしその結果、中流階級が就ける安定した仕事が激減し、安い時給のパートしか見つからなくなってしまった。それでも統計上は失業者には入らない。その一方で、投資に回すまとまった資産を持つ人はますます儲かるようになり、ガードマンに守られ美観が保たれた高級住宅地に住むようになる。こうして貧富の二極分化が加速度をつけて拡大していく。これがアングロサクソンの価値観の行き着く先である。 もうひとつの行き着く先は、地方文化の破壊である。詳しい説明は省くが、チェーン店というのは投資利回りを最大化するために、アメリカで考え出されたシステムである。これが広まれば、地域の個性ある店は廃業に追い込まれていく。そしてどこに行っても同じチェーン店が同じ商品を提供するようになるのである。アメリカはすでにそうなっているが、これが投資利回り最大化を達成した国の姿である。
岩波新書よ、お前もか
久々に岩波新書を読みました。昨今の新書ブームの影響を受けてか、岩波新書としては軽い印象を受けました。 アメリカの貧困層実態、法外な治療費、イラク戦争での派遣ビジネスと受益者の紹介を日本に行い、「小さい政府」「民営化」を考えさせる趣旨はよいとは思います。 しかし、米国が行政の民営化を推進したことによる、コスト削減を通じた財政の収支バランス改善や存在するはずのサービスの向上等のメリットについては何もふれられていないことから、単なる暴露本で終わっているような印象です。日本の国・地方財政や健保の莫大な赤字を考えれば、米国の制度にも全てではないにせよ、参考にすべき点があると思います。 岩波新書ともあれば、他の軽薄な新書と同様に終わることなく、その点のバランスを持った書き方や深さを期待したいところです。その方が、官僚や政治家、企業の経営層にも説得力を持って受け止められる本になったのではないかと思います。
あなたはお金のために戦争に行きますか。
 アメリカでは貧富の差が激しく二極化が一層深刻化していると頭で理解したつもりでいても、例えば2005年に全人口のうちの12%が飢餓状態を経験したとか、また医療費が異常に高く家族の誰かが盲腸の手術を受けただけで途端に貧困層に転落しかねない、という厳しく歪んだ現実までは知らなかった。  この本の醍醐味は、深刻な二極化の問題を「民営化」という切り口で捉えた点にあると思います。民営化された様々な事業によって私欲を肥やす一部富裕層と、その餌食になってさらに貧しさに拍車をかける大勢の人々。極めつけは、貧困にあえぐ若年層(米国内の不法滞在移民すら標的)を甘い言葉で釣り上げて戦場に送り込む恐るべき民間企業の存在であり、二極化というテーマをこの不気味な「死の商人」の話で完結させた著者の視点は、出色だと思います。  数年前に英人の同僚から聞いた話を思い出します。その同僚はイスラエルからイギリスへ帰る機中で、見るからに屈強な40代前半とおぼしき英人男性と隣り合わせました。雑談を交わして打ち解けた後に聞いてみると、彼はイスラエルに従軍するプロの傭兵であり、4ヶ月ぶりの休暇で妻子のもとへ帰るところだと。「なぜそんな仕事を?」と同僚が聞くと、彼の答えは「高給であり止められない」だったそうです。  金のためにそういう人生を選ぶ現実があることを、我々日本人はほとんど知りません。  この著者の本を読んだのはこれが初めてでしたが、衝撃的とまでは言わないまでも、かなりインパクトのある本でしたね。超大国アメリカの病んだ一面について自ら現場に足を運んで当事者達の生の声を集め、ここまで完成度の高いルポに仕上げたことは、評価に値するのではないでしょうか。
ヒラリーが支持される理由
アメリカの貧困層、中流階層が、激しい競争社会の中で、まるで渦にまきこまれるように なす術もなく、さらに下の階層に落ち込んでいく姿が生々しく描かれている。 個人を追うドキュメンタリータッチであるため、あたかも映像を見せつけられたような衝撃が 読後に残る。 アメリカの格差社会を描いたものは多かったが、このように社会の仕組みとして、貧困層が 生まれていく「負のダイナミズム」を捉えた作品は、他にはないように思う。 ヒラリーが医療制度等の福祉制度改革を掲げ、大統領予備選出馬したとき、ヒスパニック系 の人々が、熱狂的に支持した気持ちもよく理解できる気がする。 しかし、この内容を持って日本の民営化政策を批判するのはおかしい。 アメリカの民営化は、建国時からの自由競争を国是としてきた結果であり、 日本の民営化は、政治家や官僚組織によりブラックボックス化した公的機関(郵政・道路公団) の赤字解消が主な目的であり、ルーツは全く別だからだ。 本書の内容と、導かれている結論は厳しく峻別し読み進むべきだと思う。
決して対岸の火事ではない
米国の貧困問題について、驚くべき数々の実例を紹介しながら、 その実態を焙り出した話題の書。 米国の医療制度の悲惨さにも驚いたが、 さらに深刻なのは貧困層の人々が戦争ビジネスの食いものにされているという現実。 そして、OECD加盟国の中で相対的貧困率が米国に次いで二番目に高い我が国の事を思うと、 決して対岸の火事と言える状況ではない。 格差問題、貧困問題について考える上で必読の一冊。


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¥ 756(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:86位  
カスタマーレビュー数:43

くちコミ情報
想像以上に良かったです。
以前からずっと気になってた本です。 想像以上に良かったです。 現実問題として、表題のような職場が増えつつあるなか、真正面から問題に向き合って綴られています。また、こういった問題におけるミスコミュニケーション対策を導入している企業を3社実例として取り上げてます。 当たり前のコトを当たり前にできない大人が増えつつある現在、大切ななにかを真意に受け止めて行動に移すコトが大事なんだと思います。
まさにうちの職場の描写
 まさにうちの職場の状況を描写している。身につまされる。  個人同士は決して険悪なわけではない。でも仕事になると、途端に非協力的になる。無関心になる。そんな状況。  いくつかの企業では、うまくその状況を打破している、ということで事例があるがとてもユニークで面白いが、古い体質の伝統的な企業ではとても取れない策だろう。でもこれをしかるべき立場の人が読むことで、一つの契機になるのではないかとは思う。
実は間違ってなかった、日本的職場(20年前)
サラリーマン生活も20年を経過した。 当時は、会社の運動会も年に2回あり、職場の社員旅行も当然あり、それ以外でもプライベートで会社の保養所(その後死語になったが(笑))に若手中心で泊まりに行くなど、レジャーの中心も職場だった。 実は、成功している会社、、、、、グーグルでさえそのような「職場の潤滑油」のようなものを、活用して組織を活性化しているというのだ。 個人の実力主義を進めてきた結果、そのようなものが薄れた日本の企業社会が組織的に破綻の淵にまで追い詰められてしまったというのは皮肉な話だ。
「構造=集合+相互関係」という話は人間組織でも同じ
行き過ぎた『成果主義』ゆえにギスギスしてしまった職場。"数字で見えるモノ"(個人業績)にしか集中できなくなってしまった為に、"数字で見えないモノ"(組織内外の協力関係)が疎かになり組織全体としてウマく回らなくなってしまう笑えない悲劇(→「内側から見た富士通『成果主義』の崩壊」(城 繁幸)に詳しいですね)。数学(複雑ネットワーク)における「構造=集合+相互関係」という話は人間組織においても当てはまる訳で、いくら優秀な個を集めても各個人の間のナチュラルな協力関係(ケミストリー)が働かないとチームとして機能しないのは明らかです。そこで如何にこのケミストリーを取り戻し、働き甲斐のあるワクワクする職場を作るかということに主眼を置いた本です。 「役割構造」「評判情報」「インセンティブ」という3つのf amewo kによる協力関係の解析(第2章)、社会心理学的な視点(第3章)は「そういう風に言語化ができるのか!」という意味で参考になりました。他の内容は既に他書で読んだ内容とかぶっていたので、特に新規性はありませんでしたが。(→例えば「私たちはどうつながっているのか」(増田直紀),「ピープルウエア」「ゆとりの法則」(デマルコ), 「部下を動かす人事戦略」(金井寿宏,高橋俊介),「リーダーこれだけ心得帖」(阪本啓一)) 結論としては「感謝と認知のフィードバック」が重要とのことで、確かにそうなのですが、そんな綺麗事だけでは済まないというのが実際ではないでしょうか。具体例にあるような会社(Google)は、応募する人間のレベル・人選の部分で既に他の一般企業とは違うのです。本当に実力もなく高潔な意図もなく「自分さえ良ければ他はどうでも良い」という輩は時折存在しえます(→ 一種の"パレートの法則"?)。このような性善説だけでは通用しないケースにどう対峙するかの解答は本書にはありませんので、個々のケースにおいては工夫(o "再配置"の決断)が必要だと思います。
良書だと思います。
前半は学術的なアプローチで理論を解説する内容が主となっており、少々飽きそうになったが、中盤以降で具体的な事例紹介がなされており、バランスが良い印象を受けた。 また、単に優良事例を紹介するだけでなく、前半で示した理論やフレームワークに准えた紹介になっており、その事例のどこにベストプラクティスがあるのかが分かり易い。 章立ても優れており、要所で前述のポイントを再掲してくれているため、細切れ時間で読んでも頭に入ってくる。


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選挙の前に読んでみては
現在の日本の政治の根幹にあるものを解りやすく解説していてとても良かったです。官僚という職業の特殊さ、政治家の派閥、メディアに対する不信感、正しいことができない人々。国民が正しい情報を手に入れることの困難さにとまどうものでありました。著者が官僚を辞されたことは残念ですが、これからのご活躍に大変期待しいと思います。 次は、与謝野馨の本を読んでみます。
文句無く本年ベストの経済書、全国民必読!
この方は、大学で数学を専攻されていたそうだ。 このため財務省に入られても、極めて科学的統計的論理的な思考に基づき、業務を進めてこられたのであろう。 本書を読んでの感想だが、経済や金融のセクターは官民問わず、もはや理系の方で無いと務まらないのではないか?自分が文系だから言うわけではないが(笑)、そんな気がする。 ここで、本書の内容について立ち入るのは避けたい。 わたしのような浅学非才のものが、申し上げるのは恥ずかしい。 本書は、現代に生きる日本国民必読の書であろう。 年金や国債(財政破綻は有りや無しや?)の問題等々、われわれ知りたい多くの謎が解き明かされている。
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20年以上も前から失敗が予言されていた
旧日本軍の6つの大規模戦闘についての考察を通じて、敗戦へと向かった「失敗の本質」を探ろうとする大作。 ミッドウエイ海戦時点ではむしろ日本海軍の戦力は、米国より優勢だったのだ(実際ミッドウエイの際も、米軍機に大きな損害がでている。)。戦場での目的意識の不徹底が、ミッドウエイでの不覚の敗戦の事由となったと、本書は説く。 問題は著者達は20年以上も前に、「日本軍と同じ過ちを、日本企業が犯しつつある」ことから本書を書いたにも関わらず、われわれはいともたやすく「二度目の敗戦」を喫してしまったということだ。 今から読んでも、遅くはない。いまいちど、今度敗戦しないため、個々人はどうあるべきか考えねばなるまい。
反省させられます。
一時は栄華を極めた国家、企業等の様々な組織体であっても、いずれは衰退・没落していく運命にある。それが緩やか下り坂であるのか、唐突な墜落であるかの違いはあるものの。 本書は、自己変革に失敗し敗戦へ転がり落ちていく旧日本軍の事例をもとに、失敗していく組織体の冷静な分析を徹底している。 誰しも、「成功体験」を積み重ね、その中で成長していくものであるが、本書は「成功体験」に囚われることこそ、失敗への道であると説く。 まさしく失敗の本質を突いていて、だからこそ、ここまでのロングセラーになっているわけである。だが、わが身を振り返り、数少ない成功体験を自分の存在意義・精神的な拠り所としていることは否定できず、優良な書籍を読むことはできても、それを糧にすることがいかに困難であるのかを思い知らされる。 よい本過ぎるので、星1つ減。
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くちコミ情報
自分を取り巻く環境が変わる
「箱」とは何か。どうしたら「箱」から出られるか。 「箱」の外にい続けるには、どうしたら良いか。 本書を何度も、何度も、深く掘り下げて読んでいけば、 「箱」に関する明確なイメージが焼きつくことでしょう。 物語形式ですが、各事例をご自分の類似した経験と照らし合わせて、 じっくり読む込む方法をオススメします。 流し読みで、一読し、本棚に眠らせるような本ではありません。 自分が変わるだけで、こんなにも周りは変わるのだと、実感できます。
即効薬
読み終わってスーパーに買い物に行った時、 たまたま特売日で8つあるレジすべてに行列が出来ていた。 いつものようにすいていると思っていたので、イライラしていた。 行列の人数と、買い物かごの中身を比較して一番早そうな列に並んで待っていると、 予想に反して隣の列がスイスイ進み、私より遅れて隣の列に並んだ人のほうが早そうだ。 その人に腹が立ち、並んでいる人すべてに腹が立ち、予想が外れた自分に腹が立ち、 自分の列のレジ係に腹が立ち、完全に「箱」に入っていた。 そこで、ふと、この本のことを思い出し「箱」の存在に気づいた。 と同時に「箱」が消えてなくなった。 ここにいる人すべてが自分と同じであることに気づき、 イライラや憎しみが、暖かい気持に変わった。 自分でも驚いた。 ただし、この本の初めのほうの監修者の記述はいらないような気がする。
まわりが敵に見える方には是非!!
いつを周りが敵に見える方、人を責めている自分に気づいたとき・・・ そういう方には是非お薦めの本です。 人を責めているときは、やはり箱に入っている自分がいるときです。 その箱の存在を気づいたとき、箱からでられるはずです。 そのことが書かれている素敵な本です。
ベストセラーに納得
本書の内容を一言でまとめると 「箱」という名の自己欺瞞の世界に入ってしまうと、自分を取り巻く全てのものが連鎖的に悪い方向へと進みだし、にっちもさっちもいかなくなるよ ということ。つまり、心の平和を乱す原因は全て自らが選択した “自己欺瞞” の結果に他ならないということです。そしていったん自分が「箱」に入ってしまうと、周りの人もそれぞれの「箱」に入りだし、正のフィードバック的にどこまでも状況が悪化してしまうのです。 この負の連鎖を止めること、すなわち自分の小さな「箱」から脱出することが、心の平和、ひいては世界の平和を守る唯一の手段である、というのが本書のメインテーマとなります。 考えてみると当たり前のことなんですけどね、その当たり前のことをいかに「意識的に」実行できるかが重要なんですよね。そして、そのことに気づかせてくれる本書は、やはり正当なベストセラーになるだけの価値のある一冊だと言えると思います。 人間関係に悩んでいる人、いつも愚痴ばかりこぼしている人、自分の周りにはロクなやつがいないとイライラしている人、そして苦しいばかりでちっとも幸せな気持ちになれない人、その原因は全てあなたが「箱」に入ってしまったことにあります。本書を読んで、早くその「箱」から抜け出しましょう。
シチュエーションに共感できれば、すばらしい本
今までに読んだ、人間関係に関する本の中で最良の一冊だったかも知れません。 自分の問題と重なっている部分が多く書かれていて、仕事で読むのを中断して いる間も「早く続きを読みたい」と思うほどでした。 この本を読んで、もっとも得るものが多いのは、「自分は、仕事でも家庭でも、 人間関係に注意を払い、努力している。しかし、相手の側に問題があるから仕 方がない」と思っている人だと思います。そういう考えが間違いかも知れない ことに気づかせてくれる本です。 タイトルから、分かりやすいハウツー本かと思って読んだのですが、良い意味 で期待を裏切られました。自己欺瞞という「箱」に入っていることに気づいて いない主人公が、自分の問題に気づかされていく、物語仕立ての内容になって います。短絡的な分かりやすさはありませんが、それだけに考えさせられ、じ わじわと心にしみてくるようでした。 監修者の金森さんが書いている「まえがき」も、さりげなく良い話です。


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