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   青年コミック の売れ筋最新ランキング   [2009年01月08日 09時33分]
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¥ 980(税込)
通常24時間以内に発送
カスタマーレビュー数:8

くちコミ情報
愛は他者の命より重いと思えば泣けます。
佐原ミズさんの作品は好きですが、これは元々の小説がメッセージ性が強いためだと思いますが、人物に対して感情移入は出来ませんでした。 佐原さんの表現が上手いので、涙腺が緩くなる様な場面は分かりますが、大量殺人者の「幸せな時間」と言われても納得感は感じず、結局は刑が執行されて安堵しました。 最後に被害者の幸せな時間が来たな、というのが印象でした。 本を読んで、涙腺が緩みましたが、愛は他者の命より重いと感じた場合には泣けそうです。 これが完全な偶発的な事象で、一人だけを殺した殺人犯だったら、感情移入ができたと思います。 絵だけは、星5つです。
胸が痛くなる作品
祐の生い立ちが可哀想で、今自分がどんなに幸せな生活を送らせてもらっているかを改めて思い知った。 多少残酷な描写があるが、少しでも興味を持った方は是非!
涙なしでは読めません
以前映画の方を見て話の内容は大体分かってはいたんですが、 その原作をあの佐原ミズさんがコミック化すると知って、 これは絶対はずせない!と、雑誌の方でずっと読んでいました。 で、今回1冊の本にまとまったということで改めて通して読みました。 …途中から涙が止まらなくなりました。 人生そのものに希望を見出せない樹里と、生きることを放棄した死刑囚・佑。 ふたりの出会いは、決して偶然ではなかったと思います。 自分の思いに押し潰されそうになった樹里が、佑に心の内を打ち明ける場面は どうしようもなく胸が締めつけられました。 それをきっかけに少しずつ二人の距離が縮まっていきます。 不器用だからこそ純粋で、うまく生きることが出来なかったふたりが お互い嘘偽りない言葉を交わすことで「生きる」ことを取り戻していきます… その過程は、何ともじんわりと心に染みました。 木曜午前十時、かけがえのない二人の時間。 でも、その幸せは長くは続かないことを二人は十分すぎるくらい分かっていて それでも生きたい、生きて欲しい、と願うようになります。 終盤の 「人に生き方を教えておいて、自分だけいなくなるなんて、不公平だと思わない?」 …切なすぎて言葉になりませんでした。 そして無情にも最後の時は訪れます。 でも二人の時間は終わっても、二人で過ごした時間はなくなることはなく、 その思いと共に生き続ける…ラストは本当に秀逸です。 映画も良かったんですが、私はこの本の方がより泣けました。 哀しくも心温まるストーリーでした。 丁寧な、でもあからさまではない心理描写と、繊細な絵の雰囲気が また新しい「私たちの幸せな時間」を作り上げたように思います。 (佐原ミズさんは大好きな作家さんなんですが、またさらに好きになりました。) 2008年の締めくくりにふさわしい素晴らしい作品です。 是非、読んでみて下さい。
涙溢れるラスト
最初読んでいる時は、暗い話だなとしか思っていなかったのですが、主人公である二人の心境の変化と共にわずかながら光が見えてきます。 三人を殺害し死刑囚という身の祐と三度の自殺未遂を図った樹理。 二人は生きることに執着していませんでした。けれど、互いを知り、話すうちに面会のできる木曜日が二人の"生きる支え"になっていくのです。 佐原ミズ先生の描く人物の表情。一つ一つ素晴らしいです。またこれを機に原作を読んでみたくなりました。 ラストページは涙なしには読めません!今年一番オススメの作品です。
どんな風に伝えたらいいのかわかりませんが、
 「木曜日、午前十時。それは私たちが生きることのできる唯一の時間......。」といった感じの気になる言葉が各話の扉などに散りばめられ、最初は「どういう意味?」と戸惑いました。が、読み進めていくうちに繋がっていきます。読み出したら最後まで読んでください。導かれた結末を見届けた後は静かに、何かに祈りたくなる、そんな話です。  原作は韓国の人による同名の小説。ですがこの漫画の登場人物名は全部日本人名ですし、読んでいて文化などの違和感は特にありません。文化といえば、途中の洗礼に関するやりとりはぴんときませんでした。試験かなにかあるんでしょうか?  佐原ミズさんによる繊細な線と淡いトーンによる絵。人物の気持ちがにじみ出た表情や構図。それがこの話の雰囲気に見事マッチしています。



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カスタマーレビュー数:26

くちコミ情報
記憶のあいまいさ
 この作品は「記憶のあいまいさ」がキーワードで、なぜ曖昧なのかを辿っていくと、その時の自分や社会の生き方や考え方や時代性やいろいろなものが曖昧だったからで、それは時に残酷な記憶だったり、いとおしい記憶だったりするものです。過去の真実をそのままその通りに受け止めることは結構大変で、僕なんかは自分の都合のいいように解釈して、今現在や将来を組み立てているようなところがあります。  作者の浦沢直樹も、もしかしたら後半そうなってしまって、もともとの設定を微妙に変えざるを得なくなってしまって、ちょっと込み入って混乱してしまったのかなぁと思います。ラストの持っていき方はいろいろな意見があって、実はスッとふにおちないラストだったりするのですが、話の広がりやキャラクターへの思い入れやすさなどは、本当に力量のある漫画家だなぁと感心します。  この作品の最初のコンセプトが「記憶のあいまいさ」なのですから、ラストもいろいろあっていいのでは。ケンジの思うラスト、オッチョの思うラスト、カンナの願うラスト…などなど。
まだ終わりではないです。
ここまで来ても、まだ良くわかりません。最終巻までようやく辿りついたのですが、まだ話は続いています。少し凝り過ぎてしまったのかもしれません。この巻は、これまでに比べて、話の展開が速くなっています。納め切れなかったものが残ってしまったような印象です。面白いですけど。
あまりにセンシティブだったか?
無理やり終わらせてしまった感が強いが、作者の意図だったのだろうか? 終わらせざるを得なかった事情があったのではないだろうか? ことの発端を小学生の思い出に帰する点で荒唐無稽という逃げ道を確保しながら、 新興宗教や既成宗教を問わず宗教に対する批判的メッセージを暗に発しているように 感じるのは私だけだろうか? カトリックを含めて特定の宗教を登場させている点、タブーを冒していると指摘した人たちも いただろう。 仏教を除く世界宗教の原理主義的な言説が、国際政治に大きな負の影響をもたらしている現在に、 漫画という大衆メディアを通じ、宗教を正面から取り上げた勇気をたたえたい。
昭和40年代の子供たちを描いた初めての作品。
最近、よく、「2:6:2の法則」というものを耳にする。 「どんな優秀な人たちでも、どんな低俗な人たちでも、人間が集団を構成すると、『優秀者2割、普通人6割、落伍者2割』というものになる」というあれである。 これは、子供の世界にも、厳然として存在する。いや、少なくとも、この物語の原点である昭和40年代の子供社会には存在していたと言って良いだろうか。 (その意味では、子供社会とは、微妙な階級社会であり、我々、昭和40年代に子供時代を送った者たちは、何だかんだ言っても、今でも、それを引きずっているのかもしれない。「あいつは、昔から、出来るやつだったんだから・・・」とか、「あいつは、元々は、そんなに大したやつじゃなかったんだ」とか言うのがそれであろうか。) これを、この物語の登場人物に置き換えてみると、オッチョや山根は「上」、ドンキーやサダキヨは「下」の階級に属するのであろうが、その意味では、主人公・ケンヂは本来、この物語が始まった時点では、「中」に位置する人ではなかったか? それが、いつの間にか、ケンジがオッチョと並び称されるほどの「上」の人となっていることにだけは、大いに違和感を感じるところであるし、少なからず、興をそがれる気がする部分でもある。
ともだちの正体への私見
ここまで読んで思うのは、秘密基地メンバーの一人のエピソードが明らかに抜け落ちていることです。 物語の発端になった「彼」 ケンジのもとにともだちマークの封入された手紙が届いたことから話が動き始めたと思うのですが・・・ 彼とともだちグループとの関連はいまだ語られておりませんし、万博への思いが一番強かったのは、彼であるのは明らかです。 建物の屋上から落ちるという死因ですが、同じシチュエーションは後に「血のおおみそか」でフクベエによっても覆されています。 あの場所にいた13号は真相を知っていたはず、と考えると13号の超越的な言動にも繋がるのでは? あの時点からフクベエの影になれる人物は唯一人・・・ と、私的考察を述べた上で最終章上下巻を購入します。 予想を裏切られることを期待して。


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カスタマーレビュー数:3

くちコミ情報
波瀾万丈シチュエーションコメディ?
ずーっと1巻から購読していますが、前の巻でそろそろ息切れしてきたか、と思いきや。 また盛り返してきました。 もともとタイトルに「サーガ」の文字があるのですから、こうなったら100巻目指して頑張って欲しいです。 惜しむらくはキャラクターのノリに付いていけない場合、ただの変なマンガになってしまうので読者を選ぶところです。 話の運びは冷静に考えればなんてことないんですけど、キャラクターの力でズンズン引っ張っていく筆力、大したものです。
ひさしぶりにエクセルが愚直に走る巻
 前巻、エクセルが帰ってきましたが、巻末の話だったのでこの巻でエクセルが今までのように愚直に行動し笑わせてくれます。    軽く差し障りないように内容をバラすと(知りたくない人はすぐに本屋へ)久し ぶりに帰ってきたエクセルがイルパラッツォ様お顔を拝見する為にホームレス生 活を快適にしつつエルガーラを無茶苦茶に振り前しながら突っ走り、  市街安全保障局が温泉へ慰安旅行へ行って、もちろん、 岩田が入浴中の松屋を覗こうとしたり、二式が(?)「オネーーサマー」と言って久しぶりに抱きついたり という内容で。  自分の感想ですが、シリアス漫画は嫌いじゃないんですが、エクセルサーガはエクセルや岩田のギャグ展開とシリアスな展開が個人的に8:2の割合ぐらいが好きなのでイチャモンの付け所のない巻です。
外堀がじわじわと埋められてゆく感覚
初期から提示され続けてきた構造の影に潜む舞台裏が明らかになりつつある今巻。岩田が元主人公の面目躍如かつ無自覚な大活躍です。ソラリアがいないので身もフタもない役回りが松屋や百道に押しつけられていますね。


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西原 理恵子  
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通常24時間以内に発送
カスタマーレビュー数:37

Amazon.co.jp
 「ぼくのすんでいるところは―/山と海しかない しずかな町で―/はしに行くとどんどん貧乏になる。/そのいちばん はしっこが/ぼくの家だ―」。腹違いの兄、一太。突然現れた、美しくてやさしい年の離れた姉、神子(かのこ)。そして「ぼく」、二太。クスリを売る。体を売る。金を貸す。とりたてる。この町の多くの大人たちは、そんなふうにして生きている。

   神子ねえちゃんは言う。「泣いたらハラがふくれるかあ。泣いてるヒマがあったら、笑ええ!!」。ヤク中の父を亡くしたばかりの少女は、うまく泣くことさえできずに、不思議そうにこう言う。「息するたびにな、ノドの奥に小石みたいのがたまるんよ。食い物の味わからへん」。むき出しの現実を見ながら、幼い心にいくつもの決意を刻んで「ぼく」は成長していく。

   映画化(2003年)にあわせて、オールカラー全3巻だったものを白黒の普及版として1冊にまとめたもの。見開き2ページのショートストーリー114話で構成。巻頭には、描きおろしのカラー漫画が4ページ収録されている。日々の出来事を2ページで描きつつ、一太が家を出るあたりからは全体を通して話に流れが出てくる。彼らはいつも、あきらめたような、悲しいような笑みを顔に貼り付けて、痛いほどにただただ求めている。自分の家で、家族そろって暮らすことを。ともに食卓を囲むことを。ラストシーンで二太が見せる笑顔は、痛ましさと同時に少しの希望を感じさせ、いつまでも胸に残る。(門倉紫麻)


くちコミ情報
すき。
 生きているのがいやにならないのかってぐらいどん底の生活の中、必死に必死に生きてゆく。意図せずに。絶望的なほどの貧困街で、一太と二太は生きていた。そこに加わるかの子ねえちゃん、そして多くの人間たち。  リアリティがありすぎて、何処かゾッとし、それでいて胸の奥がぎゅうと締めつけられる。  かの子ねえちゃんは言った、「幸せになりたいだけなのに」。そう、みんな、幸せになりたいがために生きているだけなのに、どうしてこんなに傷ついてしまうのだろう。傍目からは不幸に見えても、幸福なときもある。傍目からは幸福に見えても、不幸なときもある。  彼等はどっちだったのだろう。  彼等は、幸せだったのだろうか。
あどけない画風とシニカルな視点の“絶妙”なミスマッチ!おすすめ!
児童図書と見間違うほどあどけなく“カワイイ”画風…しかして、その中身は、いわゆる“良識ある人々”が思わず目を背けるアングラで、いわゆる“イタイ”世界をシニカルかつニヒリスティックかつ攻撃的にサクッと描いた悲喜劇(ギャグ)の傑作!!しかも、涙脆い輩は何度かホロリとするだろう…。但し、惜しいのは、廉価版とはいえ、オールカラーにして欲しかった…。△この作品が文科省や教育委員会の推奨図書にでもなれば、この国の教育も希望が持てるのに…(極論だと自覚してますです、ハイ。でも、藤岡某氏の“教科書で教えない…”よりは百倍マシだろ?)△あとアニメ化しないかな?
オールカラー全3巻を買ったほうが良いです。
西原の金字塔。最高傑作。 人間はどんな状況に置かれても、自殺しないで笑って生きろ!というメッセージを西原風味で伝わった。 そして彼女は東京では想像できない環境で育ったことを知って、その生育期が作風に現れているんだなぁ。こりゃ、くらたまは追いつかないわ。笑 これを読んでから、オールカラー3巻を白黒で一冊にまとめたものと最後のページで知った。 これは元々のカラー3巻で読むべきだ。そして家族の愛蔵本としたい。
怒りなのだ
確信した。これは作者の「怒り」である。 「ぼくんち」「パーマネント野ばら」「朝日の当たる家」「うつくしいのはら」と読み次いで一連の作品の中にある「怒り」を感じる。 「そこ」に生まれたというだけで、貧困と差別と暴力の中で生きていかなければならない不条理を背負う人々。 小さな幸福とささやかな希望さえも簡単に「そこ」に踏みにじられてゆく宿命を背負う人々。 そして決して「そこ」から抜け出せないであろうと思わせる負の連鎖・・・ しかしこれだけで終わらせないのがサイバラ。 柔らかなタッチと鮮やかな色彩で描かれた優しい優しい表情の登場人物でありながら、 次々と繰り出される卑猥で刺激的なセリフと真っ黒な画用紙の上に真っ白なインクを一粒落とした様な言葉の数々。 状況が悲惨であればあるほど、卑猥なセリフが直接的であればあるほどより光り輝く美しい言葉・・・ これほど汚く美しい物語があっただろうか。 どうしようもない「社会」が存在するという現実をサイバラは知っているのだ。 そして、どうしようも出来ない「社会」が存在するという現実をサイバラは知っているのだ。そんなジレンマがサイバラの手にかかればこのような作品に仕上がって行く。 ありきたりな言葉だがやはり、サイバラは超一流の「表現者」なのだろう。
もったいない!
西原作品の中でも一、ニを争う名作。 ささやかな幸せと、それすらままならない残酷な世界を正面から描いています。 それでいて重い作品にならないのは、あくまで可愛らしいキャラクター群と、 一太、ニ太、神子達が自分の人生を受け入れて生きている姿が潔いからでしょうか。 ため息しか出ないような心持の時に読むと、じんわり沁みてくるものがあります。 ・・・ですが、白黒での出版はもったいなさ過ぎ。 美大時代に「空気」が描けず、「お芸術」に挫折した西原ですが、 今では現役漫画家で最も「空気」を描くのがうまい部類の作家だと思います。 しかし、それも一重に、ベストパートナー「アシスタントの愛ちゃん」の彩色あってこそ。 白黒でも名作であることに変わりは無いのですが、 やはり、オールカラーのオリジナル版で読んでほしい漫画です。 星3つなのは、あくまで、「オリジナルと比べたら」。 平均点と言う意味での星3つではありません。


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終わっちゃったの!?
あとがきにもあるように、新名先生闘病中の作品でもあります。 第一巻に引き続き、新たなる主人公菊ノ助を中心に「グレンダイザー」のパロディで物語は進んでいきます。Zの良いところは、無印のようにパロディ過剰で物語が置いてけぼりにならないところでしょう。第二巻でもそれは守られていて、ストーリーでぐいぐいとひきつけてくれます。 しかし残念なことに、このシリーズも第二巻でひとまず完結です。本当は第三巻の予定もあったようですが・・・やはり「マガジンZ」の休刊が関係しているのでしょうか?
一応シリーズ完結・・・かな?
2008年のクリスマスに、マジンガーファンに届いた素敵なプレゼント。それがこの「マジンガーエンジェルZ」第2巻です。 永井豪先生やダイナミックプロの様々な作品へのリスペクトをちりばめながら、ストーリーは急展開を見せ、一気に大団円へと収斂していきます。そして、余韻を感じさせるエンディングへ。CDドラマやOVAでもいいので、ぜひ第3部が見てみたいです。 マリアと菊ノ助の擬似恋愛や、さやかさんのアダルティなお色気が、アジアンフードのスパイスのようにピリッと効いています。必読の一冊です。 *今回の限定販売・超合金魂は「ミネルバX・シャイニングシャドー」です。


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作者はなにも変わってない
「それ町」の作者の短編集。 最初からこういう路線のはっきりしない路線だったのか。 ロボットと少女の話は外国SF短編のような余韻の在る作品。 それ以外は………うん、ごめん。
ああだから「Present for me」なのか
漫画を読んだあ!という感じにさせてくれます。 表題作も、SF小説では王道だが漫画では少ないパターンのお話だなあと読ませておいて、石黒さん特有の少し斜めにずらしたユーモアで落ちを付けます。 他の短編の質も高く、とくにデビュー作「ヒーロー」は、失職したヒーローと悪の組織の幹部の掛け合いが愉快で、初持ち込み作でこれか!と感心するばかりです。 才能がある人は、初手っぱちからなにか違うし、やがてブレイクするものなんですね。
漫画家
漫画家ですね。石黒さんは。 正になるべくしてなったという感じ。じゃないとあのヒーローは描けない。 このヒーロー大好きです。 漫画を読んでいる感じではなく作者の感情をひしひしと感じるという感覚がある。 カウントダウンも自分がどの世界にいるのかあやふやになる感覚がいい。 とにもかくにもすごい才能。 この方は発想の時点からネジが外れててとてもいい。 どう読まれるかという冷静さと抑えきれない反骨精神、熱さ。 これがどれにも同居しているもんだからたまらない。大好きだ。 なげなわチャージは石黒さんしか描けません。惚れちゃう。
漫画は、文学に追いついたか?
作者らしい短編集の集大成。いずれも作者らしい「味」が出ている。本編には出てこないけど第1話の表紙に出てる二人は死んだ2人か(笑)。第7話はいい意味で反則。
いろんな顔
7つの短編が入ってます。基本線はギャグだけど,なんとなくいい話もあったりといろんな顔があります。 表題作の「P esent fo me」は,まんがには珍しい技法を使ったすごーく不思議な構成のお話です。一読の価値はあるかなと。 「バーバラ」は魔女っ子同居ドタバタ話・・・まあ確かに,魔女っ子が皆かわいいと誰が決めたんだろうね。 「泰造のヘルメット」・・・このヘルメット欲しいかも。安ければ。 その他4編はまあ,読んでみてください。 ものすごーくベタな笑いもあるので,笑いたい人にもちょっといい話を読みたい人にもいいかなと思います。


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くちコミ情報
素晴らしい
 大奥の第二巻です。  一巻から時代がちょっと遡って、三代将軍家光の頃。この世界ではこの頃に15歳から20歳くらいの男性だけが流行病で次々と死ぬということが始まったとされており、その余波で徳川家光も死去。跡取りも残さないうちに将軍が死亡してしまったのでは戦国時代にさかのぼってしまうということで、急遽、家光を溺愛して実験も握っていた春日局が家光死亡を伏せ、誰もその存在を知らなかった家光の庶子の娘を影の将軍としてたてたという設定。当然、この将軍は本当は存在していてはいけない将軍なので、その存在も秘し、しかし家光の血統を残すために大奥に種馬として男子を入れていったというような設定。  まぁ、設定そのものが上手いのはあるんだけれど、そういう将軍の元に顔見せにきた京都の公家の息子が、彼女に気に入られ無理矢理大奥に入れられるところから始まるラブストーリーがこれが切なくてよかったです。秘密を知ってしまった男子は一生飼い殺し。さりとて、将軍である姫はどの男も嫌い。しかし、この公家の血を引く美男子には徐々に心を惹かれていく。どちらも望まぬ運命の中にありながら、より苦しんでいた将軍(姫)をいつしか愛するようになっていく公家の有功。  男女が逆転した不思議な世界で生まれた愛。  いいですねぇ。前回の「大奥」も良かったけれど、今回のそれは、設定はSFであり時代物であるけれど、基本的には少女漫画の王道的な感じがしてどっぷりと入りこんで楽しみました。案外、ベタベタな恋愛ものとか、自分好きかも知れません。  また主人公の二人の造詣がともに見事。男のほうも、最初はバリバリの典型的な本物の世俗を捨てた僧侶だったのが、だんだんと男っぽくなっていくとともに清濁併せ持つ懐の深さも出て来て、かっこよくなっていく。女の方も、最初はただの子供だったのが、自分の中の苦しいところ満たされないところを表現できるようになり、自分を受け入れられることで想いが全開になり、、、本当にいい感じでした。  綺麗に過不足なく一冊の本にまとまっています。お勧めです。
生きるために押し隠された屈辱と痛みの暴露
よくぞここまで描いてくれましたという感じ。 その胆力とすさまじい賢さに脱帽します。 男女のパワーバランスが逆転したことで、男も個人でなく 種馬として他者に選ばれて格付けされ、 人生や存在価値を他人が決める存在となる。 しかし女将軍とて同じ。 権力を持ち、国のため、家のために女だけでなく男の人生も消費されてゆく。 1巻より2巻では、家光の母をレイプした父、 家光をレイプする男、その男に孕まされ、嫌でも産まされてしまう家光、 しかし産まれたら子をかわいいと思ってしまう家光、 選ばれる立場になれば、男同士でもやはり 家柄・容姿・性の商品としての出来不出来の上からもけ落とし合い、 性はやはり他者を貶める手段に使うこと、 同性にも欲情して性欲のため、また貶めるためにレイプしあう男、 と男の性の救いようのない卑しさと、 女の性のもつ哀しさがあますところなく描き尽くされる。 それゆえ、女にとっては世紀の傑作、 男にとっては、いたすぎるか、 見て見ぬふりをして心を閉ざしスルーで、 つまらないと言う自己欺瞞に陥るかだと思います。 これが平成日本に描かれなくては いけなかった理由と、描かれた僥倖に 痛みと感謝を。
圧倒される!!大奥の中では本当の愛すらも修羅の道
一巻をしのぐ、おもしろさです。この表紙のお坊様が、殿(女性)に召されるわけですが、その過程・・そして召された後・・・この人に・・・この人の恋と愛情に、大奥の非業さを感じつつ話の世界に没頭しました。殿と真の恋仲になるのに・・・。せつなくて・・。でも、彼の心は深くてあったかい・・。好きな男以外のお子を産む・・・ってどんな気持ちでしょうね・・。家来が隣で控えている寝所でセックスするってどんな屈辱でしょうか・・・。女のみである殿もつらいだろうな・・と思いました。
大奥だけに奥が深い
まだ序盤なんで話がつながってませんがこれからおもしろくなるよ
純愛でした
男女逆転の世の中、江戸時代、 面白いキーワードが盛り沢山で、 絵も素敵ですし、楽しく読めました。 全巻まとめ買いしたのですが、 一気に読みました。


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