2008年08月30日(土) 童話の第1位は
『らくだいにんじゃらんたろう にんタマ三人ぐみのこれぞにんじゃの大運動会だ!? (こどもおはなしランド)』!
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| らくだいにんじゃらんたろう にんタマ三人ぐみのこれぞにんじゃの大運動会だ!? (こどもおはなしランド)
¥ 1,050(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:1,235位
カスタマーレビュー数:3
【くちコミ情報】
楽しい1冊でした。
競技内容が笑えたり、上級生ももりだくさんで楽しい一冊でした。大満足です!
とにかく面白いです。
とにかく上級生がたくさん出ています。運動会の競技も、ユニークで面白いものばかり。読めば大爆笑間違いないと思います。
とにかくスゴイ!!
いつもの学園長の思いつき、けれど今回は一味違います。なにせ全学年対抗の大運動会なのですから。は組の運命はいかに・・・? でもコミックを見ている人にはわかってしまうかも???
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| 星の王子さま―オリジナル版
Antoine de Saint‐Exup´ery(原著)
内藤 濯(翻訳)
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カスタマーレビュー数:72
【Amazon.co.jp】
著者の生誕100年を記念し作られた復刻版。挿絵は著者自身が描いた米オリジナル版そのままの絵が載せられている。これまで親しんできた挿絵と比べると輪郭がはっきりしていて鮮明、そのほかにも「ささいな違い」を見つけながら読み進めていく楽しみもある。 本書は、ストーリーの展開を楽しむ意味においては子ども向けだが、むしろ大人向けのメッセージに満ちていて、本来人間には「心の目」が備わっているということを呼び起こされる。その、真実を見ることのできる「心の目」をもって、大切にしていかなければならないモノを感じ取り、それを生かしていくことで人は豊かになれるはずなのだが、さまざまなことに心を奪われ見えなくなっていき、やがて見ようともしなくなる(王子が訪れた星に住む大人たちは点灯夫以外その象徴のようでもある)。 キツネの言葉「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目には見えないんだよ」は著者からの、大人、そしてこれから大人になる子どもたちへの警鐘なのかもしれない。(加久田秀子)
【くちコミ情報】
いつか読めるときが来る・・・大人じゃないとわからない。
私はこの本をたぶん学生の頃(中学生か高校生のとき)に買ったんだと思います。先日実家に帰省したときにすることもなく暇で、実家の本棚に置きっぱなしになっていたこの本を「確かつまんなくって・・最後までよんでいなかったな・・」と手にとって時間つぶしに三十を超えた年齢で読みました。10代の感覚ではきっとわけがわからないと思います。大人になってやっと、この感じを理解することができました。こんな話だったんだ・・・とずっと放置していた本を10年以上の歳月を経て、読むことになろうとは不思議な気持ちで一杯でした。言いたいことはなんとなくわかる・・程度の理解です。でも、ピンクかブルーの淡い色のインクの染みのように私の心にじんわりと広がり残っています。当時は全然気がつきませんでしたが、対象は「小学六年生・中学生以上」とされています。でも、これは思うに本当に、年をとった大人じゃないと理解できないんじゃないんでしょうか・・・。王子さまという子供を受け止められないんじゃないんでしょうか・・。そして二十代より三十路超えした大人こそ、よんで「ふう〜ん」と思える作品だと思います。名作!とは思いません。でも、真髄はスピリチュアルで、「言いたいことは伝わった」と作者にあの世であったら私は答えると思います。訳者あとがきも重要で、それをよんでなお、作者の意図・思いを汲み取ることができました。 「言いたいことは伝わった」これが私の感想です。いや・・レビューなんだけど、いっつも感想文になってしまっています。
世界中の人に愛されている物語
星の王子さまを読むなら、作者自身が描いて目を通した本来の挿し絵と一緒にお話を読める、このオリジナル版をお薦めします。子供だったころの自分にこの本を送ってみてはいかがでしょうか?
『星の王子さま』、あるいは世界一の絵本
「ヒツジの絵を描いて」 そんな王子様のリクエストにあなたならどう応えるだろう。 動物園や図鑑から抜き取ったヒツジの似姿なんてあまりに退屈。 ついに彼を満足させたのは一枚の箱の絵。 見える? 見えない? それがいい。 小説家でありながらにして同時にパイロット、空に消えたサン=テグジュペリの、あまりに はかないこのことば。 "C'est le temps que tu as pe du pou ta ose qui fait ta ose si impo tante." "Je suis esponsa le de ma ose." 著作権の失効に伴って、ここ数年、書店をめぐれば、百花繚乱の『星の王子さま』。翻訳を 読み比べてみるのも面白かろう。しかし、王子の孤独を表現するに、このフランス人の淡く はかない肉声に勝るものはない。 大人になると見えなくなってしまうもの、大人になってはじめて見えてくるもの。 分量で言えば薄くそして手軽、ただし、その中身たるや、あまりに重い。
大人でいることが嫌になった時に
そんな時に、よく効く物語です。 目に見えない、大切なもの それは 何か他の言葉で置き換えるべきものではありません。 そうしてしまうと意味を失ってしまう様な気がします。 それは 子供なら誰もがもっているもので 大人になるとほとんどの人が忘れてしまうものです。 道ばたの石ころや 海辺でみつけた貝がらすらも宝物になった 小さい頃を思い出します。 読み終えて 心がちょっとだけ豊かになりました。
何度も読み返したくなる本
何度この本を読んだでしょうか。 でも読む度に、心に響いてくることが違ってきます。 こどもの頃は、象を食べたうわばみを見てみたい、砂漠の星を見たいと 想像力をとてもかきたてられました。 そして、大人になった今は、人が大切にしなくてはならない心の深いところを 伝えてくれるとっても深い本になりました。 最近、人に失望し、自分がいる意味はなんだろうって思うことがあり、 そんな心が少し淋しい中、またこの本を読み返しました。 自分の星を飛び出した星の王子さまと同じ気持ちでしょうか? そして、一緒に旅をしてまた大切なことを思い出しました。 「たいせつなことはね、目には見えないんだよ……」 目の前の事象に目を向けるのではなく、 自分の心の深いところにもう一度目を向けてみようって、 そうすると、本当に大切なこと、ものが何かが必ず見えてくるって。 また原点に戻ることができました。 きっとこれからも、落ち込んだ時、人生に迷った時、そしてすごく嬉しいことがあった時にも この本を何度も読み返すと思います。 本当に素敵な本、大好きです。
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| 赤い蝋燭と人魚
¥ 1,470(税込)
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大正10年の発表以来、繰り返し読み継がれ、多くの画家の挿絵にも描かれてきた小川未明の名作童話。酒井駒子の情感豊かな、ざらざらした油絵タッチの絵をつけて、新感覚の絵物語に仕上った。 わが子だけは明るいにぎやかな人間の街で育ってほしいと、冷たく暗い北の海に住む人魚の母親は願い、子どもを神社に捨てた。その赤ん坊を拾ったのは蝋燭(ろうそく)つくりの老夫婦。神さまからの授かりものと大切に育てたが、よこしまな香具師についそそのかされ、美しく成長した人魚の娘を見世物に売り飛ばしてしまう。哀れな娘が最後に残した3本の赤い蝋燭を取り戻しにきた、人魚の母の復讐は…。 人間というものへのかなしみが漂うこのお話を、酒井の絵は浄化している。幼児の心をつかんだあの『よるくま』のイラストとは異なる、こんどは奥行きある絵画性で。人魚の皮膚や貝殻、蝋燭の炎や嵐の翌朝の空の色、みな暗い闇から差す光のように見えてくる。黒く塗りつぶされた背景に、赤、青、黄の三原色を基調にした抑制された色づかいが、色とは光でもあったのだ、とあらためて気づかせてくれる。(中村えつこ)
【くちコミ情報】
駒子さんしかいない
ずっと心に残っていた物語です。 多分、一番はじめはNHKで見た映像なんだと思います。 暗い影絵のような映像で、幼稚園の頃に見た話なのにいつまでもその物語は頭に残っていました。 そして偶然、酒井駒子さんのこの絵本を知って……衝撃でした。 もうこの物語には、酒井駒子さんの絵以外にないだろうと感じました。 黒地を塗ってから描かれる駒子さんの絵はこの物語になんと相応しいことでしょう。 テレビではカットされていたのか、記憶にない最後の一行を読んだ時、鳥肌が立ちました。
美しく悲しい物語
小川未明さんの物語全体が、非常に美しい、また人間の業のようなものを鮮やかに書き出していますが、それに酒井駒子さんの絵が非常によくあっていると思います。だんだんとお金に目がくらんでいく育ての親に、この人魚は一人じっと耐えるわけですが、それでも恩返しをしようと必死になる姿には感動を覚えます。酒井駒子さんの絵も、非常に美しく、また悲しさも伴っています。大人の方にぜひおススメしたい一冊です。
人として失ってはならぬものとは
このお話を酒井駒子さんの素晴らしい挿絵と共に読むと、妙に良寛さんを思い出す。子供好きだった良寛さんは村の子供達を集めてよく一緒に遊んだが、昨日までいた女の子が一人また一人と消えていった。貧しさからやむなく親が娘を身売りさせたのだが、そんな時、良寛さんは己の無力さを嘆いたものらしい。 この人魚の娘も売られていくのだが、このお話の中には自分の無力を嘆く者は誰もいない。いるとすれば、作者の小川未明と読者だ。だが、このお話はそれだけでは終わらない。 人魚の母親、育ての親、周りの大人たちを読者は醒めた目で見るに違いない。そして、人として失ってはならないものを失った時にどんな世界が待っているのか?苦難の人生を送らざるをえない中でも前向きに生きた小川未明の恐るべき人間への洞察が込められた名作である。
心に残る本
とても、悲しい本であり、人の心理をよく、ついてある、奥深い本だと思います。私が、初めて、小川未明の本とであったのは、20年位前の学校の教科書でした。大人になった今でも、沢山読んできた本のなかから、この赤い蝋燭と人魚だけはずっと忘れられず、今回購入しました。 私の、バイブルです。寂しいときにふと、読むと、共感できます。
密やかな愉悦。
酒井駒子さんというひとの抗し難い魅力を語るのに、現在のところ、この本ほど相応しいものはないと思います。 この人魚に出会ったときには、ふるえてしまいました。 こんなに恥じらっていながら匂い立つような色香を放つ姿に、何度見ても身体の芯が疼くのを感じます。 どんな子どもたちを描いていても、そこにエロティシズムを感じずにはいられなかったので、 この絵本の登場にはため息さえ漏れました。 子どもの頃、わたしはこういう雰囲気の絵が苦手でした。 とても好きで、いつまでも眺めていたいのに、ひと前では直視してはいけないような気がして・・・。 今は大人になって、誰彼かまわず、人目を憚らずに(この)絵本の色情を愉しむ悦びに浸っています。 このひとの絵を見て、誰かの肌が恋しくなったとしても、許します。 あなたのその感覚は、すこぶる正しいと思います。 そして、かつてのわたしと同じように感じている子どもたちに教えてあげたい。 あなたの感受性は、すばらしいと。
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【くちコミ情報】
良い作品を読ませたい
本当に良い作品は、小さな子どもの心にも届きます。 ルビがふってありますので、小学1年生でも読むことができます。 挿絵もすばらしく、自分一人で読むことができない子でも 読み聞かせてあげれば、物語の世界に自然に入り込んでいきます。 多少難しい言葉も出てきますが、文章にリズムがありますので すんなり耳に入っていくところにも作品の力を感じます。 ぜひぜひおすすめの一冊です。
心に残る一冊を息子にも
小さい頃テレビで見た「蜘蛛の糸」。強烈な印象を受けて本を探しましたが当時は絵本はありませんでした。母となり子供に紹介したいと思い探すとこの本を発見。なまなましすぎない絵に思いやりを感じました。
こんな絵本があったなんて!
「蜘蛛の糸」・・・・童話として大正7年に書かれた芥川作品がこんなにすばらしい絵本になるなんて! 「純日本文学」というカチカチ、コチコチのいかにもとっつきにくそうなジャンルもこんな絵本になったらずいぶん親しみやすく、身近なものになることまちがいなしです。 p 遠山繁年氏の絵が奇術師のように、物語の中に引き込んでいってくれます。おどろおどろしい地獄の様子が、なぜかしら笑みながら通り過ぎ、極悪非道の=陀多も憎めぬ、あわれな主人公として目に入ってくる。 今、この絵本を小学1年の息子に手渡した。・・・・小学生の児童にも「純日本文学」にふれることのできるすばらしい絵本です。 p 今後、この絵本<偕成社の「日本の童話名作選シリーズ」>を少しずつ息子に手渡していこうと思っている。
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| 十五少年漂流記
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【くちコミ情報】
ワクワク、ハラハラするお話
児童文学とはなっていても大人でも十分楽しめる内容です。 頭がいいけど高慢ちきなドニファン、面倒見が良く年下を思いやるブリアン。 そして冷静で賢いゴードン。 終盤に仲間の絆は切れてしまうのですが、ある事件で再び一つになるところは 感動ものでした。 こんなにワクワクする本に出会ったのも久しぶりです。
十六人めの少年になりたい!!!
ブリアン、サービス、ゴードン、ドニファン、ウィルコックス・・・・ 十五人の皆は僕の大好きな友達です! 全てのページにハラハラワクワク!!!! あっという間に最後まで読みきっちゃいました。 どうぞこれを読んで十六人めの少年の気分になってね!!!
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【くちコミ情報】
かつて子供はみんなウーフだった。
幼い頃、誰でも「なぜ?」を素直に口にする。少し大きくなると、人の思惑が気になり、口に出すのを躊躇する。うんと大きくなると、「なぜ?」とも思わなくなる。混じり気ない心がとらえた世界を、子供の目線に戻って味わえるすばらしい作品。
ウーフはウーフで、できているんだよ。
ふと本棚からこの本を取ってみると、挿絵は井上洋介さんではありませんか! 月刊誌’こどものとも’では’イノウエ(ヰノウヱ)・ヨースケ’表記でおなじみの、 わりとシュールな世界が得意な方です。 しかし他の絵が浮かばないほど’ウーフ’の世界に溶け込んでいますね。 年長さんぐらいから楽しめる、9つのお話です。題名見ただけで内容が気になるでしょ? さかなには なぜ したがない ウーフは おしっこでできているか?? いざというときって どんなとき? きつつきのみつけた たから ちょうちょだけに なぜなくの? たからが ふえると いそがしい おっことさないもの なんだ? ? ? ? くま1ぴきぶんは ねずみ百ぴきぶんか
コドモの頃、大好きだった!
ウーフのどうして?を集めた、童話集第1集。 p どうして?を考えていくうちに、ウーフはなんだか怖くなったり 不安でいっぱいになっていきます。 p でもそんなウーフを、最後にお母さんが優しく抱きしめてくれるのが 何とも言えず暖かいのです。
素直なウーフ
私が子供の頃読んで今でも心に残っていたので、今は子供に読んであげています。 いつもマイペースなウーフは読んでいても心が癒されます。草原をそよぐ風や、ウーフのもしゃもしゃの毛。お話の中に出てくる言葉がやさしくて心地いいです。 ちょっと意地悪なキツネのツネタはお友達ができたら絶対にいそうなタイプ。短いお話なので、絵は少ないけど3歳くらいの子なら大丈夫だと思います。家の子はウーフと一緒に、「何でかなぁ~。」なんて言って読んでますよ。
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【くちコミ情報】
中世の戦記ものを読んでいるようで楽しめます
ナルニア王国の周辺に位置するカロールメン国のラバダンがスーザン王女に振られたのを根に持って攻め入ろうとしたのに対して、出生が謎に包まれた少年シャスタと貴族の娘ながら継母に辛く当たられていたアラビスが2頭のしゃべる馬と共にナルニア王国とアーケン国に、その攻撃を伝える冒険が話の中心です。物語の端はしにライオンが現れ、ストリーを後押ししていく。そして戦いのシーン。ナルニア軍は猫族を先頭に巨人族までが参加、勝利を収める。 敵将のラバダンが今後の非戦を誓わないためにロバにされてしまうのも魔法の国ナル二アらしい落ちである。そしてシャスタの出生の秘密があきらかになり、めでたしめでたしとなり心安らかな気持ちになれます。
挿絵の雰囲気が変わりました。
今までは外の世界からナルニアに来た子供達が主人公でしたが、 今作の主人公は元々ナルニア(に近い所にある国)に住んでいる 少年です。 ペペンジー兄弟もピーター以外は登場しますが、 王や王女としてなので今までの作品で見られた子供っぽさはなく、 驚かされました。 作品としては前作までとは傾向が異なり、違った面白さがあります。 今作も主人公達が成長して行く様子がとてもよく書かれているので、 最後まで飽きずに読めるかと思います。 ただ、アスランが・・・都合のいい時にだけ出て来る事に 少々違和感を覚えました。 大事な役割や複線もあったりするんですが、どうも・・・。 結局は全てアスランの示した事が正しいのだ、という事になるので キリスト教の信者ではない私からすると、 少し反発したくなってしまいます。
他人を思いやる優しい心
「ナルニア国ものがたり」のシリーズ第5作と言うよりは、外伝と言った方が良いかも知れない。 物語は、「ライオンと魔女」から数年後、ピーター、エドマンド、スーザン、ルーシィの4人が、それぞれ王、女王になってナルニア国を治めていた時代である。友好国アーケン国を敵対国カロールメン国に侵略戦争を仕掛けるという事件が起き、エドモンド、ルーシィの二人が出撃し解決するというものである。ただ、物語の主役は、シャスタ、アラビスの二人と物言う馬ブレーとフインである。 内容的には、侵略であり、後継であるが、他人を思いやる優しい心と、他人の言うことを聞かず、すべてを自分の思いとおりにしようとする頑なな心の対決である。 だから、作者の狙い通り、この児童書を読んで、多くの優しい子供たちが生まれたらいいなあと思う。
前巻の「銀のいす」と同じくらい良い作品です。
我々が住んでいる世を「こちらの世」とするとナルニア物語では「あちらの世」があります。あちらの世は、日本語の「あの世」ではなく別の時空に存在する世界です。 この巻では、あちらの世に登場するのはカロールメン国、アーケン国そしてナルニア国です。カロールメン国は強国ですが粗野で暴力的で人種も白人ではありません。 そこにシャスタという白人の男の子がいます。他国からさらわれて養父の漁師と住んでいますが虐待をうけています。また、カロールメンの貴族の娘ながら継母に邪険にされて嫌な貴族に嫁がされそうなアラビスという女の子がいます。 二人にはそれぞれ言葉の話せるナルニア国生まれの馬がいます。そして、人と馬からなる二つの組は別個に希望のあるナルニア国に行くために砂漠を旅していたのですがその途中で二つの組は遭遇します。でも貧しい漁師の息子と貴族の娘ですのでアラビスはシャスタを見下しています。 それでも長い旅の試練とある出来事でアラビスはシャスタに好意を持つようになります。この物語はハッピーエンディングですから楽しく読めました。
ナルニアの第五巻。
本書は貧と富、人間と動物(人間ではないけれども、人間の言葉を話すことが出来る動物)、強と弱、力と権力、愛と友情と憎しみ・・・などなど社会にいて、人が体験しうる人との問題が全て埋め込まれているような印象の物語でした。街と街が砂漠で区切られている事によって、それぞれが別個の意識を持ったものである事が明確にされているようにも思えますし、シャスタとアラビスとそれぞれの馬の四人の人物像の設定は一見わざとらしいくらいによく考えられていると思います。 p 貧しい者でも富んでいる者と本質的には対等である様子、臆病な者でも勇気を出さなければいけない時がある事、自分の力を出し切っているつもりでもまだ出せる力があるという事など、ひとつの本の中で本当に多くの教訓が描かれています。このような意味では本書の対象として、子どもだけでなく、大人が読んでも大いに意味深いものとなるでしょう。結果的にそれをアスランが知らせる結果となっていますが、実際の世の中にアスランがいないのは明らかです。だからこそ信仰があるのであり、本書のような素晴らしい児童書が評価されているのではないでしょうか。 p またラバダシが最終的に殺されなかったのも印象的でした。ロバになる呪いをかけられ、自分の街の中だけ本来の姿に戻れる事をアスランに許可されたラバダシは、もう戦争を起こすことはなくなったのです。傷つける事だけが罰ではない事を教えてくれているのではないでしょうか。 p 児童書として気になった点をあげるとすれば、冒険の最中に日の出の場面が美しく描写されており、日の出を実際に眺めたことのない(最近の統計で半分以上という結果もある)現代っ子にとって大いに興味をそそられた事でしょう。また図書館をさりげなく物語とリンクさせて登場させているあたり、子どもの生きる力を伸ばそうとする作者の意図が窺えました。 p 本当に素晴らしい作品でした。
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【くちコミ情報】
原点。
ムーミン谷の彗星よりも前、ムーミンシリーズの始まりのお話。 ムーミン一家とスニフとが出逢い、ムーミン谷へと辿り着くまで。 絵は古く、ストーリーは短く、ヤンソン氏の書き始めの文章がちょっとぎこちなくもある1冊。 但し、後のストーリーを翻訳した上で溯って訳された為の、不要な気遣いが、ストーリー展開と若干の矛盾を生じてしまっているのが残念。 へぇー、ニョロニョロって、そういう存在になってたんだ!
これが原初のムーミントロールです。
アニメの後、単独映画も上映された「ムーミン谷の彗星」の元になった話がこの作品です。 ムーミンシリーズが刊行され人気を博すずっと前に、作者が世に出す事を考えずに書いた「ムーミンを主人公とした短編」であり、真の意味で原初のムーミン作品です。 p ムーミンを読んだことの無い方にはとっつきが悪いと思いますが、短編の中で、ムーミン世界ならではの描写で起承転結がシンプルに結ばれているので、他の同シリーズ作品が自分の肌に合うかどうか、お試し感覚で読んで見るのもいいかもしれません。 p 彗星が好きな方は「彗星の元になった話」として、シリーズ全巻を読破している方は「シリーズ以前の番外短編」として、それぞれ楽しめると思います。
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そんな時に、よく効く物語です。 目に見えない、大切なもの それは 何か他の言葉で置き換えるべきものではありません。 そうしてしまうと意味を失ってしまう様な気がします。 それは 子供なら誰もがもっているもので 大人になるとほとんどの人が忘れてしまうものです。 道ばたの石ころや 海辺でみつけた貝がらすらも宝物になった 小さい頃を思い出します。 読み終えて 心がちょっとだけ豊かになりました。
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