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| 論理トレーニング101題
野矢 茂樹
¥ 2,100(税込)
通常2~5週間以内に発送
ジャンル内ランキング:308位
カスタマーレビュー数:39
【Amazon.co.jp】
「解説書なんかいくら読んだって論理の力は鍛えられない」と言って論理の実践的な訓練を推奨する著者が、好評だった前著『論理トレーニング』を編み直して、練習問題を101題にまとめたのが本書である。 今回は練習問題のすべてに解答がつけられ、取り組みやすいよう体裁も整えられている。論理を構成する各概念の解説もとっつきやすい表現に直されていて、前作にあった教科書風の素っ気ない印象が薄まっている。 全体は、「議論を読む」と「論証する」に大別されている。前者では接続表現や議論の骨格について、後者では論証構造や演繹・推測、論証の批判について取り上げている。 本書で身につく論理の力にはさまざまな効用がある。たとえば、論証の段で強調している「異論」(相手の主張と対立するような主張を立論すること)と「批判」(相手の立論の論証部に対して反論すること、対立ではない)の使い分け。ここで双方の言葉の概念を正確にとらえ、練習問題によって使い分けが可能になれば、討論のときなどにきわめて有用だ。本書はこうした論理の奥深い世界に読者を案内してくれる。 教科書として作られた本書に、個人で取り組む人が多いというのもうなずける。ひとり本書に向かって言葉と格闘し、煩悶(はんもん)し、その筋道をたどる作業が論理の力を鍛えてくれるはずだからだ。「頭の回転が速い」とか「知性的」というのは、こうした地道なトレーニングの積み重ねに負うところが大きいのだろう。通勤、通学時の1冊としてもおすすめである。(棚上 勉)
【くちコミ情報】
「言葉」と戯れる
『論理トレーニング』という題から、難しい記号論理学を想像してしまう方もいると思われるが、本書は文章を論理的な構造で読み解いていくという演習本である。 私はどちらかといえば、大学入試で扱われる現代文の問題文に近い感覚で捉えた。その当時から特に、接続詞を意識して文章を論理的に読み解く癖がついていたからであろうか。そういった読解の訓練を受けたことのない方も本書は難しくはないので、肩の力を抜いて、しばし「言葉」と戯れるといった感覚で臨んでみてはいかがであろうか。きっと文章の構造の面白さに気付くはずであり、読書をする際に今まで意識していなかった言葉達のつながりもわかるようになると思う。
論理問題の楽しい旅でした
初めは取り付きにくそうなイメージでしたが、読んでみるととても楽しく読めました。 通勤中に本に書き込みしながらサクサク問題をこなせました。 適切な問題と、著者の気さくな文章が、とても面白いです。 オススメです。
これが本当の「頭の良さ」か。
本当に「頭が良い」とは、こういうのを理解できることをいうのだろう。 考えてみると、世の中の文章の大部分は「論理が通ってない」のではないか。 最初はスラスラ解けて余裕をかましていたが、真ん中らへんであえなく挫折。 アタマワルイ・・・。
101題の問題演習を通じてロジカルシンキングの基礎が体系的に学べる
良く「吉田ってロジカルだよね」とお褒めの言葉をいただくのですが、いまいち自分がロジカルであることに自信が持てなかったので手を出してみた本。 この本を読み終えて、ロジカルになったかは相変わらずわからないのだけど、少なくとも勉強になりました。 一言で言うと → ロジカルシンキングの基礎トレーニングができる本 この本のいいところ → 101題の問題演習を通じてロジカルシンキングの基礎が体系的に学べる この本の悪いところ → 高度な問題になってくると、筆者の解釈に納得できないところがでてくる 読むのを薦めるなら → ロジカルになりたい人
楽しめました。
高校を中退した私には、目から鱗の内容でした。大変面白くわかりやすかったです。 さて、以下は法科大学院の入学を考えている方向けへのレビューです。小論文対策、適性の読解対策としては、役不足です。読解がほんとに苦手な私のような者が入門用として使うには最適です。それに対して、高校受験を経験されている方などは、必要ないかもしれません。
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| 小泉元総理秘書官が明かす 人生「裏ワザ」手帖
飯島 勲
¥ 1,575(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:350位
カスタマーレビュー数:6
【くちコミ情報】
段取りの達人
小泉元首相の秘書官が書いた裏ワザ及び裏話集。と言っても彼らにとってはこれは『裏』ワザでも何でもなく、普通の『表』ワザなのでしょう。 一例を挙げると、 ・免許書の番号で本人の行動が分かる? ・主導権を取る握手とは ・総理の日程表の作り方 ・会議、宴席、執務室の席次の決め方 ・社葬のノウハウ ・街は線路沿いに交互に発展する ・政府専用機(エアフォース)の概要 ・普天間の話し ・高速無料化の話し 等々 だがこの『表』ワザを知らない政治家秘書が多いのでぐちゃぐちゃになる。プロの技と言うのは見ていてほっとする。安心する。一方、段取りが悪いと見ている我々はいらいらしてくる。今の政治が正にそう。 この程度の裏ワザなどまだ序の口の序の口、もっと裏があるのでしょうがさすがにそれは公にはできないですかね。 一度酒でも飲みながらお聞きしたいものです。
裏技
政治とは、人間をよく知ることだと思う 小手先じゃない、人生の奥儀が書かれてる 人の「正体」を知ってる人、ならではの本(コワイ)
なかなかの一冊
筆者は、小泉純一郎元総理を長年裏から支えた敏腕秘書。 ビジネスパーソンに広く名前を知られているのも、国会議員の秘書としては珍しい。 総理大臣秘書官時代に、メディアコントロールや組閣時の身体検査の手法などが報道され、 田中真紀子元外務大臣の辞任騒動の折には自ら記者会見を開くなど注目を集めたという点が、 一般に広く知られるきっかけだった。 その飯島氏がプレジデントに連載しているコラムをまとめたのが本書。 外交交渉から結婚式のスピーチまで、幅広い話題を扱っており取っ付き易い。 政治家の秘書らしく、私たちの知らない法や統計、行政の仕組みを駆使する手法の数々は、 本当に関心させれる。 またコラムの中で、時節みられる筆者の国会議員秘書としての価値観への言及は、 人に仕える者としての哲学として広く業界を問わず訓になると感じた。 なかなかの一冊である。
「まさか」の時に読みたい
常人には考えつかないアイデアばかりだった 著者の底知れない人生経験を感じた
恐すぎる・・・
飯島勲さんの写真と目が合ったときに魔が差して買ってしまった(怯) ちょっと恐いのでカバーはすぐに捨てて読んだ(怯)×2 家に警察が来た時の闘い方から、悪徳業者の見抜き方など、盛りだくさんの内容。 トップのスキャンダルや、不祥事会見の開き方、裏動線、スケジュールの組み方など じつは、会社の役員秘書室が読んでおくべき内容もあった。 普天間問題では「普天間」交渉秘録と併せて読むと 日本側の当事者の考えや概略もつかめる。
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(翻訳)
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カスタマーレビュー数:91
【Amazon.co.jp】
企業の使命として株主への利益還元がさけばれて久しい。しかし、ジョンソン・エンド・ジョンソンのように企業が奉仕する優先順位として1に顧客、2に社員、3に地域社会、最後にようやく株主という基本理念を掲げる企業がアメリカの経営者から尊敬を集めているのも事実だ。 本書は、アメリカの主要企業のCEOから採ったアンケートによって選び出された18社の歴史に対する6年間の調査から生み出されたレポート。企業を組織する人間が企業内に活力を生み出すのは、カネでは計れない動機づけにあるというシンプルな「真理」が、ライバル企業と比較された各社の資料、エピソードから浮き彫りにされる。著者の1人であるコリンズはコンサルティングも手がける大学教授であるためか、随所に抽象化された概念と企業が取るべき方策が図を合わせて示される。しかし、経営指南よりも、世界を代表する大企業の決断の歴史が斜め読みできる魅力の方が大きいだろう。(青木 明)
【くちコミ情報】
Built to Last(継続するための会社設立)
この本を『ビジョナリー』という言葉から興味をもったが 『ビジョン』は『ビジョン』でも狭義のビジョンであった 僕は会社のビジョンというと 社会的存在意義(広義)と結びつけてしまったが 本書はそうではなく あくまでイチ会社の『ビジョン』の持ち方を記している だからその会社が行っている 行為の良し悪しは置いておいて トップランナーとして走り続けることができたことに主眼が置かれている。 そういう観点から言えば本書は星5だろう。 ポイントがとてもよく整理されている。 調査のアプローチが明確。(とくに比較対象企業の選定) 引き付けられたのは企業をカルトと対比していること。 (ついていけねぇ〜と思った) ただ僕の期待ベクトルが違っていたので星3 PS タイトル和訳の問題ですね。原書はBuilt to Last (直訳:継続するための設立)
主張は矛盾しているが働くことについておおいに考えさせられる。
ビジョナリーとはビジョンのある、理念を持った、と言う意味で カンパニーは会社と言う意味だ。 題名は理念のある会社と言う著者の造語。 企業理念追求と短期的収益追求の両方を猛烈に行う企業かどうかが No1企業とNo2企業の違いであると主張している。 50年以上続いており株価絶好調で他社の経営者からも一目置かれているNo1企業18社と 同じ業界のNo2企業を6年間に渡って調査結果を基に書かれている。 ウォルトディズニーとコロンビアピクチャーズ、 P&Gとコルゲート、など。 会社は利益と理念の両方を求めるべきであると言うのは耳障りの良い話だ。 働いていて会社の存在意義について悩んでいる人は読むと良いかもしれない。 労働者は株主と経営者のために現金を生むための道具にすぎないのかと 悲観的な気分になる時にこの本を読むと励まされるのではないか。 しかし、あえて批判的にこの本を振り返れば 企業理念履行と短期的収益計上の両方を猛烈に求める企業でも No1企業でない例はたくさんある。 三井物産は総合商社の中でこそNo2だけれど企業理念と短期的収益の両方を 猛烈に成立させようとしているという意味では三菱商事を越えておりNo1企業ではないか。 企業理念と短期的収益の両方を猛烈に求めていなくてもNo1企業の例はたくさんある。 シャープはLGよりも短期的収益よりは工夫して良い物を作ると言う企業理念を優先させている。 業績・株価の推移こそLGの後塵を拝しているが液晶ディスプレイ製造業としてではなく イノベーションを興そうとしている製造業の原点を追求しているという意味では LGを越えておりNo1企業ではないか。 このように矛盾する反例はいくつでもある。 だからこの本が主張するように 企業理念と短期的収益の両方を猛烈に求める企業かどうかが No1企業になるための必要条件とはいえない、と小生は考える。 ぜひ著者には企業理念と短期的収益の両方を猛烈に求めていなくともNo1の企業は本当にないか確認作業を行い、 さらには地域を拡大し日本企業編、新興国企業編、など米国以外でも同様の調査を行って主張を検証してみてほしい。
素晴らしい翻訳・・・
同じくらい重要な書である「バリュープロフィットチェーン」の訳の拙悪さに比べ雲泥の差。いちいち辞書片手に原書に当る暇のない実務家にとって有難い。出版社も訳者を選別するくらいの配慮は払えって・・・とてもビジョナリーカンパニーになれそうもない。(笑)
文学的経営本
この本はいわゆる経営本とはかなり趣を異なる。 同業種の2つの企業を比較しているのだが、 よい会社と悪い会社を例に出すのではなく、 「よい会社」と「もっとよい会社」を比べている。 ただここがよい、ここが悪いと比べるだけではなく、 徹底した調査をもとになるべく客観的に、 おおげさに言えば科学的に比べている。 これは売上げや利益をベースにROEや自己資本比率などの 経営分析とは全く違う。 「こうすれば儲かる」とか「こうすれば部下が育つ」など 具体的なアドバイスや経営手法が書いてあるわけではない。 しかし読み進むほどに経営の奥の深さが知識やテクニックではなく、 まるで古典文学でも読んでいるかのように染み入ってくる感じだ。 この本が出たのは10年以上前なので、ビジョナリーカンパニーとして 紹介されているが、リーマンショック以降苦戦している企業も含まれている。 しかしこれは株価を予測する本ではない。 この本の真価は何十年たっても変わることはないだろう。 経営者は一度は読んでみるべき名著だと思う。
時代を超え際立った存在であり続ける企業の永続の源泉とは?
すごくいい! 実に膨大な企業調査により解明された事実のインパクト。 時代を超え社会より尊敬を受け続ける企業と 業種・業態・成り立ちが似ている企業との歴史の比較。 その結果、浮かび上がってくる永続の源泉。 それは「基本理念」。 基本理念とは、戦略とは違い、たとえ一時的な不利益を招いても 企業が守り続けていくべきものである。 本書に記されている企業の一部。 ディズニー、3M、アメリカン・エキスプレス、GE、ウォルマート・・・ 特に印象に残るもの ・良い基本理念、というものは無く、その企業が決めたものを守り続けるだけ。 (相反する基本理念を掲げた企業が永続している) ・永続企業にカリスマ指導者はいない。 普通の人達がビジョナリー・カンパニーを作り上げている。 ・”二兎追うものは一途も得ず”では無く、二兎を追求する。 ・社運を賭けた大胆な目標設定が劇的な進歩を促す ・カルトのような文化を徹底する。 (ディスニーの魔法。従業員が受け入れられなければ追い払われる仕組み。) ・大量のものを試して、うまくいったものを残す。 (15%ルール。仕事中15%の時間をやりたい事に費やす権利。) ・生え抜きの経営陣。 (他からCEOを招聘して上手く行くケースは極小。) とにかく一度読んでみて下さい。
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ケビン・メイニー(著)
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【くちコミ情報】
中途半端は失敗する事を教えてくれます
トレードオフ(背反事項)をどのように解決してブランドを育て上げて行くかを解説しています。 高級と手軽は両立しませんが、多くの企業はこれを両立させてしまい経営が失敗しています。 高級なマクドナルド、安価でカジュアルなスターバックスは決して人々に認められません。 ・マックはかしこまらず普段着で入る事が出来る店 ・スターバックスは高級コーヒーと高級な空間で作るサードプレース と背反事項がぶつからないような考えで店舗を設計しています。 帯にもあるように、戦略は何でも取り入れること出はなく、捨てる物が無いか? を徹底的に調べることから始まります。
日本復活の鍵は「上質」だ!
ヒット商品は「上質」か「手軽さ」に2極化され中途半端なものは生き残れない、ことを多くの事例で解説している。読んで飽きない。 トレードオフと言っても良いが、「ポジショニング」の考えと多くが重複する。 日本も同様な状況だが、日本政府・マスメディアは、衣料品のU社にスポットライトを当てるのでなく、日本の強みに当てて欲しい。 日本の「匠」の技は「上質」を極め、海外からの評価も高く、潜在需要は多くある。 今こそ政府・マスメディア・ユーザー・流通業者・生産者らがWin Winになれるコンセプト・仕組み・サポート体制を作るべきではないのでしょうか。日本国内で雇用を生み出さねば、長期的に国力が衰退し、魅力的な国にはなれません。 ただ単にマーケティング関連の書物でなく、「これこそが欲しい商品だ」を生み出すため、政官財+消費者をどうまとめればよいのか、再考させられた。
繰り返し問うことが重要
非常にシンプルでありながら、様々な商品・サービスの戦略的ポジションを見極めるうえで大変有用なフレームワークだと思います。 事例も豊富に織り込まれており、競合他社や特定の業界について分析する機会がある際にも参考になるものと思います。 特に重要なことは、何を上質もしくは手軽と考えているかという消費者(顧客)起点の視点、および、テクノロジーの進展などによる上質もしくは手軽の基準の変化をとらえながら自社商品・サービスの位置付けを(競合との比較も交えながら)繰り返し問うこと、・・・かなと理解しました。
シンプルがいちばん
内容に関しては他のレビュワーと重なりますので、そちらに譲ります。 やっぱりシンプルにものごとを整理することのが大切だと再認識しました。 シンプルなものは、力強いメッセージを持っているだけでなく、 その後のビジネスの指標やコンセプトの骨子になります。 併せて、 「スティーブ・ジョブズ 脅威のプレゼン(日経BP)」を 読まれる事をお勧めします。 表紙の著者よりも、序文のコリンズの名前の方が大きいのが笑えます(笑えない?)
少し、単純化し過ぎのような。
「トレードオフ−上質をとるか、手軽をとるか」 中身を読まなくても分かるくらい、まさにこのタイトル通りの内容。 「上質か手軽か、どっちかに専念しなさい」と、数々の実際の会社のケースを示して言っていた。 確かに、この視点は使えることも多いと思う。 しかし幾つも示されていくうちに、 「このケースの成否は、上質・手軽、の要素だけで決まったわけではないのでは?」 「上質・手軽、この要素だけでビジネスの成否が見通せる、と言うのは、少し強引過ぎないか?」とも思い始めた。 「差別化ポイントを探ること」「ポジショニングを決めること」はマーケティングで重要な要素。 しかし、「それはすなわち、上質か、手軽か、どちらかにすること」という単純化された理論は、私には消化できなかった。
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クリス・アンダーソン
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【くちコミ情報】
経済の世界でいま何が起こっているのか
フリー、つまり貨幣のない経済は可能なのか、そうではなく、不可避なものなのか。それが実際に進行している様子をありありと記している。もっとも、この本で示されている著者の考えについては疑問や違和感を持つ人も多いかもしれない。それでも、いま、経済の何が変わろうとしているのか、何が起きてしまっているのか、それを自分なりに考えるには十分な本。
知らないと損する本
非常にわかりやすく身の回りにあるFREE(無料サービス)について書かれている。 日本人の商人だったら、そんなもんわかりきってる経験的なこと、 損して得とれ的なことが書かれているけれども、 本書はあらゆるジャンルの無料について客観的に書かれているので、 創造力をくすぐってくれる。 普段、周りに溢れまくっていて、 感謝すらしないことを再認識することって、 かなり重要だと思う。
FREE(無料)と向き合わなければいけない現代社会
現在ネットの世界では頻繁に目にするようになった無料サービスの収益構造につき、 過去の無料戦略と何が異なるのか どのような類型があるのか 今後はどうなるのか といったことにつきわかりやく解説をしてくれ、参考になる一冊であった。 無料戦略自体は決して新しいものではないようだ。20世紀初頭のジェロ(フルーツゼリーの元)や剃刀のジレット、最近では携帯電話(携帯電話をタダであげて通信費で回収する)など様々な事例があることを解説してくれる。 但し、著者は過去の無料戦略(これをアトムと呼んでいる)と、現代のネット上で展開される無料戦略(これをビットと呼んでいる)は大きく異なると主張する。それはアトムにおいては人件費・材料費・輸送費などコストがかかるため無料戦略ではこれを回収する必要があるのに対して、ビットの世界ではコストが限りなく低くなっていく点だ。従ってビットの世界では無料は例外ではなく一般的に見られる戦略となる。 このような前提に立ってどのように収益を上げていくのか、あるいは既に収益を上げている会社はそれを守っていくのか。FREEに向き合ってビジネスを展開していく必要がある世界に我々は生きているという著者の主張は説得力がある。
フリーの経済学
フリー(無料)と聞くと、誰でも心惹かれるものです。 そんな人間心理を絡めたフリー経済について、一冊の本としてまとめた本書は非常にユニークです。 フリービジネスの事例も豊富で勉強になります。 ただ、筆者の意見には全面的に賛同できないところもありますので、本書の内容をしっかり消化するために、何度も読み返して自分の考えを整理する必要あり、とも感じました。
それはすでにはじまっている
本書は錬金術の本ではない。正真正銘<無料>からお金を生み出す方法、 人呼んで「フリー」の解説書だ。といってもそれは、妄想猛々し人間による 「遂行的記述」(これからは社会主義が到来する!等々…)に彩られたもの ではない。Amazonの商法を『ロングテール』として定式化した張本人である 彼の才能は、まだ言語化されていないが、すでに社会に影響を与えて始め ている「新しいなにか」を命名し、その可能性を探求することにこそあるのだ ろう。本書は「確定的記述」、つまり世界はもはや「フリー」になり始めている ということを、具体例を挙げながらひとつひとつ確かめていく著作なのだ。 話は100年以上前に遡る。実はそのときすでに、「フリー」のビジネスは始まっ ていたのだ。バリエーションは複数あるが、要はビジネスの構造のどこかに 「無料」の仕組みを噛ませることで、もともとは存在しなかったお金を払いうる 「価値」を創造したり、拡大した規模の経済性を利用する第三者から収益を 得たりする方法だ。本文中でもエピソードが挿入されているが、ラジオやテ レビというマスメディアの広告収益というのは、実は「フリー」に当てはまるわ けだ。 なぜに今さらそれを取り沙汰されているかというと、デジタルのテクノロジー (情報処理能力、記憶容量、通信帯域幅)にかかる限界費用が限りなくゼロ に近づき、物理的限界(つまりアトムの世界)から自由になったそれが、「フ リー」を未だかつてない規模において徹底したというわけだ。 著者がいうように、「デジタルのものは、遅かれ早かれ無料になる」だろう。 Googleが今その最先端を行くが、それはフリーという形態のone of themに すぎない。この本を読んだ後、フリーに対して希望を抱くか、絶望にかられる か、はたまた怒りに震えるかは人それぞれだろうが少なくとも僕は、何かと てつもなく面白いことが起こりそうな(できそうな)予感がしてる。
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心に変化の「スイッチ」を入れるには
どうやって変化を起こすかがテーマであるが、いわゆる企業変革論よりは、より「人」にフォーカスした内容になっている。 前作の「アイデアのちから(Made to stick)」では、人の記憶に焼き付けるための六つの原則をSUCCESという覚えやすい語呂にあてはめていたが、ここでは、人の心に変化の「スイッチ」を入れる手段を、象(感情)と象使い(理性)という喩えを使って説明しており、相変わらず非常にイメージしやすく分かりやすい。 ここで紹介されている人の心に変化を起こすための手段のなかには前作の内容もいくつか踏襲され(具体的であること、シンプルであることなど)ているが、特に以下の3点が印象に残った。 ・人は環境によって大きく変わる、また変えることができる ・少しでもうまくいっている部分(ブライト・スポット)を探し出し、それを手本にする ・人の心の中に新しいアイデンティティーを育てることができる、また、それにより大きく変わることができる 「変わりたい」、何かを「変えたい」という気持ちは誰しもが持っていると思う。そういう意味でどなたが手にとっても参考になる要素が多くある本ではないだろうか。
変わるためのしくみを考える
前作の「アイデアのちから(Made to stick)」が面白かったので読んでみたが正解だった。この本のテーマは変化のしくみ。どうやって変化を起こすかということを掘り下げている。「理性」「感情」「環境」をコントロールすることで、望ましい変化を起こすことができると説いている。特に環境によって変えるとこが参考になった。
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世界中のエコノミストの中身の濃い論文集
この本は大前研一先生をはじめ28人の世界有数の学者と エコノミストによるレビュー集です。 2009年度のものですが、鮮度はまだまだ大丈夫です。 特にアメリカのノンコースリースに関する行は目から鱗が落ちました。 現在の経済状況を理解するにはちょうどいい本です。 しかし、やや硬い内容なのが玉に瑕か。
新たな視点を提供してくれる本です
この本はアメリカのハーバートビジネスレヴュー誌で2009年から今年の初めにかけて掲載された経済、企業、技術に関する28の論文の和訳です。 この本はこうすべきという回答では無く、新たな視点を提供してくれるものです。 人によっては知っている内容や同意できない内容も含まれていると思いますがその考え方や定義の仕方など非常に刺激を受ける本だと思います。 個人的にはGEのリバースイノベーション戦略(最初から新興国をターゲットにした製品開発を行うという考え方)の話が好きです。 私はGEというと雲の上の様な高度な人間の集団というイメージを持っていたのですが、自らの固定観念を打ち破り試行錯誤を重ねて数年掛かりで新興国に新たな市場を築き上げた流れが書かれています。 何よりも視野の広さと試行錯誤を繰り返す意欲が大事なのだと思いました。 私は海外に打って出るのは力のある企業と個人の役目だと考え、縮こまった考えばかりしていたように思います。 規模と実績が無ければならないという固定観念に縛られていたのかも知れません。 現在の様に海外のマスコミに日本全体に諦めムードが漂っている等と言われるような状況は恐怖を覚えます。 しかし、キャノンの会長のここ数年の顔つきの変化を見ていると仕方がない事だろうと納得できます。 日本は個人が意識を変えていくしか生き残りの道はないのだと感じるこの頃です。 40年前の日本の様な熱気を持つ国が群雄割拠している今の世界、それに関わる事は厳しさがあるかも知れないが楽しい事は間違いないと思いました。 また、これらの論文を昨年読んでいたらと思うと英語を習得するという重要さを痛感させられました。
大前研一の選んだ世界のエコノミストの視点
日本企業の将来を見通す上で、世界の現状を知るためにということで、大前研一が編纂した外国のエコノミスト、コンサルタントたちが書いたさまざまなテーマの短い論文を集めた本。 こういった論文の類は、ビジネスマンの基本的な素養として読んでおくべきとは思いつつも、難解そうだから避けて通ってきた。大前研一の編集というので、意を決して購入。歯が立たないのではと心配しながら読み始めると、それが杞憂に過ぎなかったことが分かった。 とくに第1部の「経済と金融」は、示唆に富んだ内容のものが多かったと思う。例えば、ハーバード・ロースクールのウォーレン教授の論文では、アメリカでは2009年現在、6件に1件の住宅ローンが焦げつき、クレジットカードは5000万世帯で遅延滞が生じているが、その背景には、金融商品において、消費者が一方的に不利、つまり貸し手にとっては非常に有利なさまざま仕組み(しかも、それがじつに巧妙につくられている)があるという。よって、アメリカン・ドリームを支えてきた中産階級を保護するための規制が今こそ必要だと訴える。 ところで、このほど日本で導入された消費者金融規制は、利用者を守ることにつながるのだろうか。 資源生産性というマッキンゼーの出した論文の中の言葉は、キーワードになりそうな気がする。 いろいろ考えさせられた。
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私は数学どころか、算数レベルから苦手(というか嫌い)です。「数学なんて仕事にいらないよ」と思っており、勉強に後ろ向きでしたが、各単元の最初に「SPIのこの科目が実際の仕事にどう活用できるのか」ということが書かれてあるので、それを読んで数学の必要性というのが何となくわかってきて、勉強する気が出てきました。 肝心の問題の解答説明は、講義形式のように語り口調になっているので、途中で挫折せずに最後まで読めました。
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【くちコミ情報】
ニューヨーク出張直前に買いました
アメリカのニューヨークで、英語でプレゼンテーションを行わなければならない時に見つけた本です。日本の美意識が、アメリカ人によって書かれている。シンプルさと日本の美意識で、プレゼンテーションがうまくできるようなヒントに満ちた本です。これを読んで、米国に行ってよかったです。
デザインを考えないと
パワーポイントでプレゼンを行う方にお勧めです。 日本の庭、禅を例に上げて、空間を大切にすることが学べます。 プレゼント言えばパワーポイントに箇条書きに文字を並べるだけの方にお勧めです。 たった一枚の写真で物語を語るのがプレゼント改めて感じさせられる一冊です。
デザインの重要性を知りたい人におすすめ
前作はプレゼン全体に対するアプローチについて、今回は秀逸なスライドデザインを作成するのに知っておくべき知識が詰まっている。前作と同様、日本の禅や文化、習慣などを通じて得られる教えとプレゼンを関連させながら話が進んで行くので、日本人として共感しやすい。前作を読んでビジュアルが大事なことは頭では理解できたけれど、実践するとなるとどうもうまくいかなかった人におすすめ。フォントや色、写真、レイアウトなどのデザイン要素をどう上手く使って行くか、デザイナーでない人たちにもわかりやすく説明してくれている。 正直なところ、単なるプレゼンにここまで哲学的なアプローチが必要なのかと思う部分もあったが、それくらいの考えを持って臨まないと印象に残るプレゼンは出来ないということだろう。最近はビジネスにおけるデザインの重要性があちこちで語られているので、「デザインは命である」と言う著者もやはりその波を先導していると言える。なぜデザインを学ぶ必要があるのか疑問に思う人にぜひ読んでほしい。
良くも悪くも前作の補完
前作が「あなたのクソプレゼンを劇的に変える」という本だったのにくらべ、 本作は「あなたのプレゼンスライドをきれいにする」という意味での、詳細編。 僕自身は前作があまりにすばらしく、もっと読みたいと思っていたので、デザイン素人でも楽しく読めた。 でも、フォントの選択とか、「僕はそれはスルーで」と言いたくなる章も結構あり。 前作がとても良かった、と言う人にはお勧めです。 ちなみに、僕自身は前作を読んでプレゼンスタイルが劇的に変わりました。
複雑なプレゼンこそ、シンプルに!
前作では「幕の内弁当」がいかに美しさと機能をバランスしているかというプレゼンのお手本として紹介されていました。 そして今回は「和傘」。見かけはシンプル。でもその構造は複雑。この複雑さとシンプルさのバランスがプレゼンに求めるべきものとあります。 日本文化をうまくプレゼンの求める要素として解説されており、理解をより深めさせてくれます。 ビジネスで求められるプレゼンの内容は技術的に難しいものがほとんど。自制心をもって資料作成に取り組まないと、気づけばぐちゃぐちゃした余白のない資料になってしまいます。 「複雑な内容ほど、シンプルに表現し、伝えること。」 プレゼンは自らの考えを伝えることではありません。相手に伝わった結果、相手が行動してくれること。 これがプレゼンの求める成果のはず。 シンプルを具現化することって実は高い技術が必要です。それをデザイン、色彩、タイポグラフィなど、細かい要素に入り込んで解説していることによって、その具現化を助けてくれます。
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