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   エネルギー の売れ筋最新ランキング   [2008年08月30日 16時49分]
2008年08月30日(土) エネルギーの第1位は 『朽ちていった命―被曝治療83日間の記録 (新潮文庫)』!
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放射能により細胞分裂ができず体は崩壊していく 放射能に対して無理解のまま勧められた工程上の「手抜き」 それによって失われた命 最初は少し腫れがあるだけだったのに・・・ 実は人間の体というのは不変のものではなく 常に更新されているものだという事実が突きつけられる
真実がここに
大内さんの体に起こったことは、私が教科書で学んだ通りのことでした。当時臨界事故のニュースをテレビで見て、助からないと思っていました。しかしこの本を読むことでそんな一言では片付けられない大変な戦いが行われていたことを知りました。延命のためでしかない医療というものについても考えさせられます。何より、突然こんな状況におかれてしまったにもかかわらず、すべてをこういった形で公表してくれた、大内さんの家族の方には頭がさがる思いです。この本を手放すことはないと思います。永久保存します。
重い
政治的主張も著者の自己主張もこの本にはない。 だからこそ起きた出来事の重さが感じられる。 一気に読めるが本当に重い。 「ジョニーは戦場に行った」よりも重い。 人の献身、努力すら無駄であり読者からみれば一切の行為が不快に思えるほどの徒労。 奇跡や恩寵すらない被曝死という現実。 関わった人々の無慈悲な結末は現実に起こった出来事だ。 亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
最良のドキュメンタリー
日本国内では初の臨界被曝事故における被害者である大内さんの治療記録を中心に、それに関わる人々の苦悩と延命治療のあり方を、関係者の証言を交えてまとめられている。 感傷的な表現は抑えられており、ひたすら事実だけが綴られているが、その迫力は圧倒的だ。 そして、そこで語られている内容は、あまりに深く、あまりに重い。 最高度の医療資源をもってしても、致死量を大幅に超える放射線を被曝した人は救えない。 生存の可能性がまったくの"0"である患者の延命を行うことの意味は? ただ苦痛を伴うだけの延命は一体誰のためなのか? 医師がもの言わぬ患者のいのちにどこまで関わることができるのか? 生きることの価値と、死ぬことの価値は、実は誰にも分からない。 でもその答えに少しでも近づくために、本書を読んで思索されることをお勧めします。
医学の限界
腕がもげた 治せる 頭撃たれた 治せる 下半身が吹っ飛んだ 治せる 放射能で染色体ごと持っていかれた 治せない


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水に関して世界で何が起きているのかを知る端緒に
この本の構成は、 前半で、世界でいかに水という資源に関して危機が起こっているか世界のいろいろな地域の事例を挙げている。無駄遣いしている国がある一方、危険な泥水を生活用水にしなければいけないほどの地域があり、水の商品化が進められているのだそうだ。 後半では、水というのは商品にして良いのか、基本的人権ではないのかという問いかけと問題提起をしている。 という感じです。 日本は幸い水が豊富な国ですから、私たちにはわからないほど水に関して危機感を持っている地域はあるかもしれません。私たちの水の供給源は主に台風によってもたらされる降水ですから、供給源が海です。一方、帯水層など地下水を供給源にしているところでは確かに水の量の限界があるかもしれません。 ただ、いささかこの筆者の書き方がヒステリックな印象を受けました。水の商品化に伴って、水の自然循環が変わるなど、環境に与える影響が大きいことから詰めるのはわかるのですが、水は基本的人権であるという観点から詰めるほうにウェイトをおいている印象があります。理念はわかるのですが、じゃあ、今のままでも良いのかという問いかけには答えていません。 本当に危機ならばもっと議論になっていると思いますが・・・ まあ、ぱらぱらっと水の偏在はこんなもんだよっていう程度で見るのがいいと思います。 作者の意見よりももっと現実的で有効な考えがあると思います。 私は水資源の偏在に対して何ができるのかあ。
ジャーナリストの告発本
水問題はたしかに深刻だ。 ただ、もう少し論理的、科学的な考察で無いと意味を成さない。 これでは、ただのジャーナリストの告発本だ。
理想的過ぎる主張?
水をめぐって、多くの問題や争いがることが論じられており、事実そうなのだろうと思います。 ただ増える人口、限られた水資源について、ということは分配の問題になると思います。 また、持続できるようにしなければなりません。 貧しい人にもという主張はわかりますが、どうやってについては、理想的すぎないか疑問がのこりました。
環境問題は社会のひずみに直面すること
水にまつわる問題には様々な側面がある。 1.汚染の問題 2.工業、集約的農業畜産業による枯渇の問題 3.ダムなど水系の人為的破壊による、人権、生態系、気候への影響 4.水資源の商品化により、貧しい人にとって水が手に入らなくなりつつあること 5.水は「ニーズ」ではなく水の入手は「権利」であり、脱商品化されるべきものであること  この中で日本人にとって比較的なじみのないのは「水資源の商品化」だろう。欧州の巨大コングロマリットである「ビベンディ・ユニバーサル」や「スエズ」といった企業は上下水道事業を営んでおり、途上国にも積極的に進出している。そんな中IMFや世銀が貧しい債務国に対して、さらなる融資の条件として水道事業を含む公共セクターを民間に売却するよう強制する。  そしてアルゼンチンや南アフリカにおいては水道料金が民営化によって下がるどころか値上がりしたり、サービスの質も悪化したり、貧しい人々にとって水へのアクセスは逆に悪化している。  本書で述べられているIMF、世銀およびアメリカ財務省の間の「ワシントン・コンセンサス」、つまり極力民営化、自由化をすすめさせるという施策についてはスティグリッツの「世界を不幸にしたグローバリズムの正体」にさらに詳細に説明されているので参考にされることをおすすめする。  そして結びには「グローバルな水資源を商品化するのは間違いであり」世界の市民の共有財産=コモンズとして、商品化をやめ、「脱商品化」すべきだ、とある。環境の問題に真剣に対抗しようとする以上、「暖房の温度を低めに設定しよう」とか、「エコバッグを使おう」とかで済むことではなく、私たちを取り巻く世界の経済、社会の構造のひずみに直面させられざるをえない、それを感じさせられた本である。
網羅しつつ具体的でもあるすぐれた本
日本ではダムの水がなくなりそうというのが何年かおきにニュースになりますね。そして節水しろとかいわれるわけですが、原因はなんなんでしょうか?降雨量がすくないから? 節水しろという割りにコンビニには変わらぬ値段で水が売られている。多くは日本の水系やら地下水とかからくみ上げたもの。 p まあそんな疑問の前に自分は水を使いすぎかなとか思いますが。 p この本は、水の商品化に待ったをかけています。水という資源の現状、世界の水企業の歴史や具体的な事業、さらに水商品化にwtoと世界銀行が主要な役割を果たしていること、そうした流れに抵抗する運動とそれぞれに具体的な事例がありボリュームもあるので読み応えがありました。 p 翻訳ものですので日本の現状に関しては記述がないですが(あったような気もしますが)読んでおくべき本かなと思います。


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なぜだかおもしろいぞー
バリバリの体育会系の私が読んでも面白かった。 1回目読んだときには、何となくわかったような気になって興味がわいた。 2回目読んだら面白くなって、ちゃんと理解したくなって息子の担任に教えを乞う自分がいた。 いかついタイトルに興味本位で飛びついたが、内容は至極平和主義である。中学高校の授業でぜひ使っていただきたい。 20年前にこの本に出会っていたら「核」の平和利用について極めてみたくなっていただろう。 久しぶりにわが子に読ませたい本に出会った。 山田先生 ありがとう。
わかりやすい核兵器の本
今、北朝鮮関連で話題の核兵器。しかし、その細かいメカニズムなんてよくわからない。 この本は、そういう人にオススメです。 核分裂のメカニズム、ウラン型とプルトニウム型の違い、果ては太陽と水素爆弾まで、細かいことまでわかりやすく書かれています。 文型の方でもすいすい読めると思います。これを読めば、北朝鮮のニュースがもっとわかる!?
好書です。
高卒であろうが文系であろうが理系であろうが 学歴に関係なく核兵器や原子力のしくみを平易に理解できる一冊。
北朝鮮問題への理解のためにも必読
 広島・長崎における悲劇の結果、我々日本人にとって原子爆弾は、まことに不幸なことながら、ある意味で身近な存在と言えます。また、最近では北による核開発疑惑が国際的に取り沙汰されており、新聞には、毎日のように「ウランの濃縮」だの「核燃料棒の抽出」だの「黒鉛炉」だの「死の灰」だのという活字が躍っています。しかしながら、これらの言葉の意味を正確に把握し、核兵器のしくみや開発プロセスなどをきちんと理解している人はさほど多くはないのが現実です。  本書は、在米の物理学者が、核兵器のメカニズムや恐ろしさの秘密、開発に伴う困難、さらには原爆と原発の関係などを、平易な言葉で、一般向きに丁寧に解説したものです。理論的な面についても紹介されていますが、数式や化学式は殆ど使わず、不必要な深入りも避け、我々素人にとって正にちょうど良い塩梅で話をすすめていきます。  当面の東アジア国際政治にとって北の核開発は極めて大きな問題です。日本の安全保障を考えていく上でも、北の核開発が今どこまで進んでいるのか、何がハードルなのか、コストはどうか、などを念頭に置かねばなりません。イランの問題やNPT体制の動揺といった問題もあります。日本の発電量の実に約35パーセントが原発によって賄われているという現実もあります。そうしたことを踏まえれば、我々国民の一人ひとりが核に対する理解を深めることが求められています。そうした観点から、多くの方たちに本書をおすすめしたいと思います。
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国際政治に対する見解の相違による石油戦略への取り組みの違いなど、マスコミが報じる範囲では把握し得ない部分にまで言及され、そしてその言及が説得力を持っていることが大変よかった。 「石油」戦略というタイトルではあるものの、後半の主張は「天然ガス」に対するものであり「?」とも思うきらいはあるものの、「石油一辺倒」のエネルギー戦略では危険だという筆者なりの主張を補完するためのものだと理解して読めば、また説得力に富んだ部分だと評価できる。 中国の動きに関する部分、特になぜアメリカは中東にこんなにも血眼になるのかという部分だけでも、ぜひ読んでおいて欲しい。
情報は豊富だが。。
東アジアでの経済統合の動きがますます深化している現在、日本は国内の無意味で排他的なネガティブ・ナショナリズムを解決できないまま、世界経済の流れに遅れを取りつつある(と、海外から離れて今の日本をみると、かなり悲観的になってしまう)。日本経済にとってのエネルギー源の確保と多様化という死活問題を直視し、それに対し経済合理性をベースとした対応を求める本書の主要な議論には同意せざるをえない。また多様な情報に学ばされるところも多い。しかし、全く参考文献も付されておらず、地図や表、グラフの出所も明らかではない。新書といえども、データを説得材料として使うのであれば、最低限の情報ソースを明らかにするのが文筆業界でのルール、読者に対する礼儀、また研究者としての誠実さではないのだろうか。また、中東に関する箇所は、むしろ初めからない方がいい。「地政学」を冒頭で批判する著者等は、実は自身等が「地政学」の論調に飲み込まれてしまっているようにすら思える。またハンティントン教授の「文明の衝突」論を安易に引用する等、全体的に「雑音」が気になる著書である。経済合理性を説くのであれば、一貫して議論を纏め上げて欲しかった。
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特に驚くようなことはかかれてませんが・・・・。
 石油をめぐる状況に日常的に触れている人にとっては、本書の内容で新たに得ることはあまりないように思われます。「分かってるよ」と感じられるのではないでしょうか?。 といいつつ、アナリストである本書の著者からの情報を日頃から受け取っているからそう感じるのかもしれませんが・・・・。  本書の優れている点は、非常に要領よく「石油の周り」を描き出しているところにあるように感じます。という意味で、興味を持っていらっしゃる一般の方は、読み進めるにつれ、頭の中がすっきりと整理されていくのを感じられるのではないでしょうか?。  エネルギーの取り合いだの地球温暖化だのといった問題が派手に喧伝されている中、何を信じたらいいのか戸惑いを感じている方に特にお勧めいたします。
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エネルギー史の「その時」は近い
石油探索の実務経験を持ち、現在はエネルギー業界一筋のアナリストである著者が、鯨油・石炭の時代から連なるエネルギー史を振り返り、石油時代の終焉(ブレークポイント)に何が起こるのか、それは何時やって来るのか、我々はどう対処するべきか、について20年以上に亘る研究・分析を纏めたものである。 米国・中国が石油を大量に消費し、石油に大きく依存する一方で、日本や欧州先進国はエネルギー政策を転換し、石油への依存度を下げ、対応力をつけて来ていることは意外な驚きでもある。 過去主たるエネルギーの切換え時にどのようなことが起こったのか、米国は何故石油或いは中東にここまでの拘りを持つのか、石油の埋蔵量はあと何年もつのか、石油の値段は元の水準に戻ることはあるのか、代替エネルギーの将来性はどうなのか。こうした疑問に本書は一定の回答を用意している。著者によれば、エネルギー史の「その時」は2007年頃と言う。地球温暖化と共に、この問題を冷静に考える為にも一読をお薦めする。
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原油価格が今年7月に1バレル=78ドル台を記録したときは 特に実感がなくて"ふ〜ん"ぐらいだったけど、そのあとガソリンが どんどんあがったときは"そのうち個人で車なんかもてなくなる かも"とまじめに思った。もうだいぶ落ち着いてきたようだが、 この本を読むとやっぱり石油依存の生活に、そろそろ限界が 近づいているらしい。 世界では、一秒間に1000バレルが消費されているそうだ。 1000バレルっていわれてもピンとこないが、 オリンピックのプール一杯分。たった一秒間で。 一方、生産量も一秒間に1000バレル。でもこれ以上期待できない。 つまり、新しい油田が発見されずにこれ以上使いつづければ、 そのうち貯蓄が尽きる。そのとき人類はどう解決するんだろう? 燃料電池の実用化とか企業にもっとがんばってほしいと思いつつ、 ぼくらもなんか動かないとなぁ。



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