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買う必要なし
星ひとつの理由は、本書の内容が悪いというわけではない。あえてこの本を買う理由が見付からないのだ。 溶接をやる人は、安全衛生に関する特別教育を受けることが義務付けられている。その講習を受ける際に購入するテキストは、本書と同等の内容となっている。 つまり法律に則って会社で受講させてもらった人、自分で受講した人は、必ずテキストを持っているはず。それとは別に、この本を読む必要は無い。同じような内容なんだから。 自分自身は溶接をやらないけどアーク溶接に関する安全衛生について勉強したい人、する必要がある人がいるとしたら、本書を買う意味がある。
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【くちコミ情報】
めっきを学ぶ基礎の基礎
本書は確かにタイトルからすると微小めっきに絞ったテーマを扱っているのですが、 中盤にある「微小めっきの基礎はどうなっているのだろうか」の章で、やや説明が 簡潔すぎるながらも微小めっき以外の他のめっきについても適応可能な理論構築が されています。 めっきは金属工学、化学工学、電気化学などの多くの学問分野を統合して考えなければ ならない技術領域ですが、著者の専門分野でもある化学工学的な視点から電気化学を 眺めているような感覚であり、本書では微細な理論に拘りすぎずにめっき反応を俯瞰する 視点を養うことができ、また最新技術も豊富な事例とともに解説されており、 特許などを含めて参考文献の紹介もされていることから、手元において十分に 活用できる概説書であると考えられ、お勧めできる一冊だと思います。
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【くちコミ情報】
現代は鉄器時代
現代は、未だに鉄器時代だと思います。 鉄は国家なりという言葉があります。 自動車にしても、鉄道にしても、まだまだ鉄が主流です。 そんな現代の技術の基本を理解するのによい1冊です。
面白く楽しい話題が満載 「鉄」の不思議な魅力をじっくりと知ることができました
近年、中国での鉄の生産と消費によって、世界の鉄鉱石の需要が急増しているとニュースに接したこともあり、そもそも「鉄」とは何か、というレベルから関心を持って本書にたどりつきました。 『トコトンやさしい鉄の本』というタイトル通り、実に平易に魅力的に知らなかった世界、もしくは知っているつもりだった知識の整理に役立ちました。文系人間にとってはこのような初心者向けの本はありがたいと思いましたね。 章立ては、「鉄はどこから来たのだろう」「鉄はどうやって作られるのだろう」「世界の最先端をいく日本の製鉄メーカー」「鉄の特徴といろいろな加工法」「鉄の天敵・サビとの関係」「いろいろな鉄とその応用」と括られています。 各項目は、見開きの2頁で完結しており、右の頁にページに解説、左の頁に図表やイラストが掲載されています。基本的な鉄の性質やその組成、性能、など中学校の理科の知識があれば楽しく読める内容でしたが、歴史好きの者にとっても興味深い記述が並んでいました。 項目だけを取り出して列挙しますと、最強の鉄文化の国ヒッタイト、中国の発展を止めた鉄の力、鉄をめぐるヨーロッパと中国の違い、近代の日本史をつくった鉄、鉄は日本近代化の象徴となった、一代限りの「たたら吹き」で和鋼を作る、鉄と弁慶の泣きどころ、戦争が鋼の溶接技術を進歩させた、ブリキが日本を救った?!、鉄船はコンパスを狂わせた?、鉄骨構造に多大な貢献をしたエッフェル搭、鉄銭の悪評が世界最初の紙幣発行につながった、鉄を鍛えた日本刀は神秘の力をもつ、鍔(つば)もまた鉄の芸術、などです。 初心者を対象に難しい内容を分かりやすく具体的に書く能力と言うのは実に大変な作業だったと思いますが、このような良書があれば、理系離れも少なくなるのではと思いました。
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